説明

水を燃料源とし、水素ガス、酸素ガスを循環再生燃料にして全結合エエルギ−を利用した、温水貯蔵、蓄電機能を持つた発電機装置付の機機械回転動力機装置

【課題】新しい方法でエネルギ−を製造する事を目的とした技術を提供する。
【解決手段】従来あるエネルギ−の製造方法では世界がゆきずまっているのが現状である。例えば化石燃料によるCOの増加で地球温暖化現象が起き、水力発電は社会資本の莫大な割りには発電量が少なく、原発は発電量は多いが、莫大な資本の問題を通り越して一旦事故が起きれば人間の手に追えない放射能を放散し、しかも放射能の半減周期が数十年と言われ、発癌の基となる可能性があり、本来人間の取り扱うべきものでは無いと思う。この点が本技術の原点で、人体の基本である水を原料にした水の結合エネルギ−を徹底的に利用し、人体に何の危険も無い、機械の修理、取り替え、破棄等に原発のような危険性も無く、場所、時間、気候、原料に何の不安んもない点を考慮し、原発に対抗し得るかもしれないと考えた究極の安全なクリ−ンエネルギ−製造機械装置である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般に地球上に何処にでもある淡水を動力源にした水素、酸素の結合エネルギ−を最後まで利用した温水、電気エネルギ−、機械動力エネルギ−を製造するに関する。
【背景技術】
【0002】
今必要な発電エネルギ−、火力エネルギ−、機械動力エネルギ−を水力発電、火力発電、ガスエネルギ−で製造するには相当な資本と社会的環境立地条件が難しい。
【0003】
本発明は、規模の大きさによっては家庭から、大企業あるいはエネルギ−メ−カ−に至まで随意にエネルギ−を製造出来る。
【0004】
太陽光発電は確かに一番安全だが出力エネルギ−が少しすくなぎるし、夜は製造出来無い欠点がある。
【0005】
原発によるエネルギ−製造は原料が高価な上後処理も高価で、それどこか放射能が漏れれば今わ人間の力でどうにもならないし人類の破滅にもなる。
【0006】
本発明は製造機の修理や処理は安全であり、究極のエネルギ−製造装置と考える。
【0007】
【特許文献1】 特許番号 4441751号 水素酸素系自動車エンジン装置 澤田 昌治
【特許文献2】 特許番号 4604274号 温水装置付き水素酸素系発電装置 澤田 昌治
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
従来のエネルギ−製造の為の原料費、設備費が高価であり、社会的環境条件も厳しく、原発にいたっては人間にとって原子爆弾のような危険性すらある。
【0009】
本発明の原料は普通の国なら無尽蔵にあり、取り替え修理に何の危険も無い。
【課題を解決する為の手段】
【0010】
燃焼爆発室(1)に弁を通じて液体水素及び液体酸素を気化した水素ガス、酸素ガスを連続で送り、プラグ(4)で点火し、爆発燃焼室(1)内で連続爆発を起こさせ、高温高圧水蒸気ガス流(O)を3階建の環状円管(5、5、5)のうちの1階の環状円管(5)に流し、前記記載3階建の環状円管内の各部分はお互いに接触する事のない回転中心軸(A,B,C)を持つ回転円盤(7、7、7)が有り各回転円盤の周囲に羽根(17、17、17)が付いていて、羽根(17)と環状円管(5)との間にガス漏れの無い構造で、羽根(17)は高温高圧水蒸気ガス流(O)の圧力を受けて回転し、回転円盤(7)の回転中心軸(A)の回転で回転中心軸(A)の末端ギヤ(A)に噛み合ったギヤ(A)より機械回転動力を得る。高温高圧水蒸気ガス流(O)は高温高圧の為1階の高圧部から上部2階の低圧部へ、2階の高圧部から3階の低圧部へ誘導管(6、6)を通って流れ、2階、3階環状円管内部は1階部分と同じ構造で回転中心軸(B,C)の回転で末端ギヤ(B,C)に噛み合った(B,C)より機械回転動力をうる。
【0011】
各回転中心軸(A,B,C)上で各回転軸ホルダ−から外み出ている部分の回転中心軸(A)末端ギヤ(A)と回転中心軸(B)末端ギヤ(B)の中間部の位置、回転中心軸(B)末端ギヤ(B)と回転中心軸(C)末端ギヤ(C)の中間部の位置、回転中心軸(C)末端ギヤ(C)と回転軸ホルダ−末端の中間部の位置の各位置に、回転中心軸(A,B,C)上のギヤ(X,Y,Z)を設け、3個の発電機の回転子が繋がったギヤ(X,Y,Z)をギヤ(X,Y,Z)に噛み合わせて回転させ、3基の発電機より電気を起こし、機械回転動力が不要の時はギヤ(A,B,C)よりギヤ(A,B,C)を外し、キヤ(A)と発電機用ギヤ(U2a),ギヤ(B)と発電機用ギヤ(B2a),ギヤ(C)と発電機用ギヤ(U2c)を噛み合わせ、それぞれ別個の発電機の回転子にギヤ(U2a,U2a,U2c)を繋いで回転子を回転させて電気を起こし、環状円管内(5)の1階部分の圧力は燃焼爆発室(1)へ供給する水素ガス量と酸素ガス量で調整出来、1基の燃焼爆発室(1)で3軸の機械回転動力と3基の発電機の回転子を回転させ、機械回転動力が不要の時は6基の発電機の回転子を回転させてオ−ル発電機となる。供給する水素ガス量、酸素ガス量及び供給時間はコンピュ−タ制御出来、余った電気は蓄電器に蓄電する。ガス圧力を機械回転運動エネルギ−と同時に電気エネルギ−に変換出来る構造を持っている。
【0012】
3階部分の前記記載環状円管(5)の先に直線状ラバルノズル管(9)が接続し、直線状ラバルノズル管(9)の内径は3階部分環状円管(5)の内径より小さくし、ノズル効果で高温高速度水蒸気ガス(O)を得、直線状ラバルノズル管(9)内に3基の花形プロペラ(20、21、22)を設け、花形プロペラ(20、21、22)の回転中心軸(D,E,F)を中心に花形プロペラ(20、21、22)が高温高速度水蒸気ガス流(O)を受けて高速度回転しても直線状ラバルノズル管(9)の内壁と花形プロペラが接触しないように設け、花形プロペラ(20、21、22)が高温高速度水蒸気ガス流(O)を受けて回転中心軸(D,E,F)が高速度回転し、回転中心軸(D,E,F)先端のギヤ(D1a,E1a,F1a)に噛み合わせたより高速度回転運動をするギヤ(D,E,F)に接続した3基の発電機の回転子が高速度で発電機の磁力線を切って電気を得、その電気を蓄電出来る機能を持っている。
【0013】
燃焼爆発室(1)、圧力機械回転動力機の入った室(30)、直線状ラバルノズル管(9)はいずれも高温の為冷却目的でこの3部門とも第一水槽(31)水内に漬けて冷却する。液化水素、液化酸素を気化した両ガスが通るスパイラル状パイプ(50、51)があり、これによっても第一水槽(31)水が冷却され、第一水槽(31)は常に満水で第一水槽(31)上水面より下方位にある第二水槽(32)の水面は常に一定の深さを保つ。
第二水槽(32)の水面が下がればその水量分だけ前記記載の発電機で起こした電気の一部を利用して冷却した冷却水をパイプ(52)を通して第一水槽(31)内に送り、パイプ(40)を通して第一水槽(31)内にも淡水を送り、第一水槽(31)より溢れた温水は弁が開いたパイプ(41)を通して第二水槽(32)に流れこむ。第一水槽(31)内の温水が予定温度を越えると冷水がパイプ(52)より注入され、パイプ(41)の弁が開いて第三温水貯水槽(96)へ溢れた温水が流れ込み、第三温水貯水槽(96)は単なる温水利用目的である。
【0014】
花形プロペラ(20、21、22)を回転させた後の高温高速度水蒸気ガス(O)は第二水槽(32)水内にパイプ(42)で放出し、第二水槽(32)水の水温を高め、温水分子を活性化させ、第二水槽(32)水面上に複数の電気分解装置(33)を設け、第二水槽(32)内温水液は電気分解を容易にする為微弱アルカリ性とし、前記記載の発電機で起こした電気の一部を利用して第二水槽(32)水溶液を電気分解し、電気分解電極には水素、酸素と化合物を造らない金属の電導性物質を施し、陽極(34)、陰極(35)に生成する再生酸素ガス(60)、再生水素ガス(61)は共に水上補集し、再生水素ガス専用パイプ(37)、再生酸素ガス専用パイプ(36)を通ってガス別複数個の同形寸法で直円筒状片側にピストンp(45)付き再生水素ガス用貯蔵器(43)、再生酸素ガス用貯蔵器(71)が2:1の割合で水素ガス、酸素ガス別に複数個有り、再生水素ガス(61)は常温で1気圧になるまで入れ、一つが満たされれば次々に再生水素ガス用貯蔵器2n個(43、44、45、46、47、48)に順順に一気圧まで入れ、再生酸素ガス(60)も再生水素ガス(61)と同じに一気圧に成るまで次々に再生酸素ガス用貯蔵器n個(71、72、73)に入れて貯蔵し、再生水素ガス(61)と再生酸素ガス(60)の使用時には再生水素ガス(61)と再生酸素ガス(60)がモル量比で2:1に成る様に燃焼爆発室(1)の燃焼爆発圧より少し高い圧力で貯蔵器のピストンp(45)で圧縮して送りだし、再生水素ガス(61)、再生酸素ガス(60)は各専用誘導管、再生水素ガス用管(80)、再生酸素ガス用管(81)を通って燃焼爆発室(1)の気化水素ガス、気化酸素ガスと共有の噴射口水素用(2)、酸素用(3)より噴射し、その時は気化水素ガス、気化酸素ガスの噴射は止め、再生ガスの噴射モル量比で水素:酸素が2:1と成る様うに再度制御し、爆発燃焼室(1)に入った再生水素ガス、再生酸素ガスを再び燃焼爆発室(1)で爆発を起こさせ、この繰り返し連続サイクルによって機械回転動力エネルギ−と同時に発電機による電気ネルギ−を造り、電気が余れば蓄電器に蓄電出来、同時に温水貯水も出来る機能を持つ事を特徴としている。
【0015】
n個のコンデンサ−を並列に並べて一列とし、その列をm列の並列に並べたコンデンサ−をユニットとし、同じ配線構造の1ユニットA,B型が有り、A型コンデンサ−は発電機に固定されたコンデンサ−、B型コンデンサ−は台車に載ったレ−ル上を移動可能なコンデンサ−で、発電機で起こされた電流の一部を変換直流に直しコンデンサ−蓄電用に利用し、A型コンデンサ−の正、負極に発電機電流の変換直流の正、負を接続し、A型コンデンサ−が充分充電出来た時A型コンデンサ−に接続されていた発電機電流の変換直流の正、負共切ると同時にA型コンデンサ−のそばに移動して来たB型コンデンサ−の正極とA型コンデンサ−の正極とを繋ぎ、A型コンデンサ−負極に発電機電流の変換直流正電流を繋ぎ、B型コンデンサ−の負極に発電機電流の変換直流負電流を繋ぎ、B型コンデンサ−に充分な電気量が蓄積された時点でA,B型コンデンサ−間の正極電流、A,B型コンデンサ−への発電機電流の変換直流正、負電流を切ると同時にA型コンデンサ−には一回目行った同じ操作をした後に、B型コンデンサ−にも1回目に行った同じ操作し、3回、4回とA,B型コンデンサ−で同じ操作を繰り返し行い、1回目に充電された電気量より多い電気量がB型コンダンサ−に蓄積され、電気量が予定量に達し蓄電済B型コンデンサ−は移動し、次に移動して来た空容量のB型コンデンサ−と固定A型コンデンサ−間で前記と同様の操作を行い、多数のB型コンデンサ−に多量の蓄電が出来、この電気量の一部を電気分解用電原とし、残りの発電機直流、交流の電気は動力用電原として利用出来る事を特徴とする温水貯蔵、蓄電機能を持った発電機装置付き機械回転動力機械装置。
【発明の効果】
【0016】
本発明の原料水は普通の国なら何処にでもあって、非常に安く、規模は自由自在で昼夜を問わず、何処の場所でもエネルギ−製造が出来る究極の安全なクリ−ンエネルギ−製造機械である。
【0017】
機械の修理、取り替え、廃棄等には安全であり、安価である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
本発明は図に基ずくて説明する。図は1例である。
【0019】
液体水素、液体酸素を気化したガスをスパイラル管51、50を通して燃焼爆発室1に爆発圧より少し高い圧を掛けて噴射口2、1より噴射する。プラグ4で点火すれば燃焼爆発室内は高温高圧の水蒸気圧で、燃焼爆発室1のプラグ側の反対側にスパイラル状の太い環状円管5が3階建に造られ、各階は誘導管6で気体が1階から上へ、2階、3階へと圧力で押し上げられる。
【0020】
各階には円盤7があり、円盤の円周には圧力を受ける羽根17が付いていて、この羽根は環状円管内で高圧を受け、、円盤の中心には回転中心軸A1、1、があり、これを中心に円盤7が回転し、円盤の中心軸A1、1、の末端に動力伝達用の平歯車A2,2,があり、これに噛み合っている平歯車A3,3,直径比で動力のモ−メントを考えればよい。歯車A,B,C、X,Y,Zに噛み合う歯車A,B,C,X,Y,Zの歯車両者の1例として図に「平歯車」と「傘歯車」を図示しているが、施設場所スペイスの都合上「斜交傘歯車」、「まがり傘歯車」、「はすば傘歯車」、「ゼロ−ルベベルギヤ」、「すくば傘歯車」、「ウォ−ムギヤ」、「ハイポイド歯車」、「内歯車」、「ねじ歯車」の利用が出来、大きい機械動力伝達には「平歯車」が「力」の効率ロスが少なくて良く、抵抗の殆ど無い回転用にはどの歯車を利用して良い。
【0021】
各回転中心軸ホルダ−から外に出ている部分で、回転中心軸A上の末端平歯車Aと平歯車Bの中間部の位置、回転中心軸B上の平歯車Bと回転中心軸C上の末端平歯車Cの中間部の位置、回転中心軸C上に平歯車Cとホルダ−の中間部の位置、各回転軸上の各位置に傘歯車X,Y,Zを設け、これに噛み合う傘歯車X,Y,Zは各発電機の回転子に繋がって発電する。1例として図示しているX,Y,Z,X,Y,Zは分かりやすいように歯車の種類を変えたが、発電機用の歯車は抵抗があまり無いのでX,Y,Zに前記記載のどの歯車を利用しても良い。
【0022】
1例ちとして機械回転動力が不要の時は動力用平歯車A,B,Cを回転中心軸の末端平歯車A、B,Cから外し、発電用平歯車U2a,U2b,U2cと平歯車A,B,Cと噛み合わせ、発電用平歯車は前記記載の発電機とは別の発電機の回転子に繋がり、オ−ル発電機として働く。動力伝達用に平歯車を利用しているから、発電用歯車Uは平歯車で、発電用歯車Uは高速度回転用の為に径を出来るだけ小さくする。
【0023】
環状円管5を出た高温高速度水蒸気ガス流Oは環状円管5の径より少し小さい直線状ラバルノスル管9に入り、ラバルノズル管9の内部には花形プロペラ20、21、22が設けられ、各花形プロペラ20、21、22は各回転中心軸を持ち、花形プロペラ 20、21、22はいずれもラバルノズル管9と触れる事も無く、各軸どうしも触れる事無く回転し、各軸の末端に大歯車を付け、これに小歯車を噛み合わせ前記記載と別の発電機の回転子に繋ぎ発電を行う。1例の図示では花形プロペラ軸の先端に発電の大型平歯車を持っているが、この歯車の種類はどの種類でも良い。
【0024】
燃焼爆発室1、圧力機械回転動力機の入った部屋30、直線状ラバルノズル管9はいずれも高温のため冷却目的で第一水槽31に漬け、液体水素、液体酸素を気化したガス管を第一水槽31内を通して水を冷し、発電機で起こした電気の一部を利用して冷却した冷却水をパイプ52を通して第一水槽31に送り、パイプ40を通して淡水も第一水槽31に送り水量を調整する。この場合パイプ41の弁は閉じている。
【0025】
第二水槽32は電気分解を行うセクシヨンで分解が進につれ分解液が減少し、減少を補う為第一水槽31にパイプ40より補水し同時に冷却水もパイプ52より補水し、第一水槽31は常に満水で、補水した量だけ溢れてパイプ41を通って第二水槽32に流れ込み、第一水槽31の水温が所定温度以上になればパイプ40より淡水を注入し、パイプ41の弁が閉じて溢れた温水はパイプ41の弁が開いて第三水槽96に流れ込む。この温水は単なる温水として利用する。
【0026】
第二水槽32の液は電気分解を行う為、少しイオ化しておき、微弱アルカリ性とし、電極には水素や酸素と化合物を作らない電導性金属を極として利用する。白金は一番良いが高価のため電導性ステンレスが代替出来る。
【0027】
分解電極は水上補集で電極を覆う補集管33、再生水素誘導管37、再生酸素誘導管36、両ガスの貯蔵器、全ては水素ガス、酸素ガスと化合物を造らない金属、ステンレスに管の内部をホウロウで覆う。これも1例に過ぎない。
【0028】
再生ガスの貯蔵器は縦長円筒状で一方はピストンPで反対側はろと状で弁の閉開が出来水素用は酸素用の倍の個数の貯蔵器がある。再生ガスを利用する場合、ピストンpに燃焼爆発室1の爆発圧より少し高めの圧力を加えて押し出し、押し出し量が水素;酸素=2:1に調整し、液体気化の水素ガス、酸素ガスを噴射した噴射口2、1より再度制御して噴射し爆発を行はせる。ここでもって再生ガスの再利用の1サイクルが出来た。水が無くなるまで循環して全結合エネルギ−を利用し、熱効率の損失分は新た水の補給で補う事になる。
【0029】
液体水素、液体酸素を利用しない場合は、水の電気分解から始めれば良い。いずれにしても水の結合エネルギ−を全部利用し、高エネルギ−を機械動力、電気エネルギ−、温水として利用する事が目的で、人間にとって最も安全な究極のエネルギ−と考える事が出来る。
【0030】
コンデンサ−を並列に繋いで、その並列を並列に繋ぐと大変電気量の多い電気が保存出来る。通り一変の電気量の保存なら一度充電すればそれで良いが、出来るだけ多くの電気量をコンデンサ−に保存しようした。
【0031】
A,B型コンデンサ−の構造は同じで、A型は発電機に固定し、B型はレ−ルの上を台車に載って移動して来て、A型、とB型が並び、発電機で起こされた交流電流を一部直流電流に変換し、まずA型コンデンサ−を充分に充電する。次に発電機からの直流変換電流をA型コンデンサ−から切ると同時にA型コンデンサ−の正極とB型コンデンサ−の正極を繋ぎ、B型コンデンサ−の負極と発電機からの直流変換電流の負極を繋ぎ、発電機からの直流変換電流の正極とA型コンデンサ−の負極を繋ぎ充分B型コンデンサ−を充電した後、B型コンデンサ−の両極を切り放すと同時にA型コンデンサ−、B型コンデンサ−に2回目以降1回目と同じ操作をし、計4回行えばB型コンデンサ−には1回目よりは1.x倍の電気量が蓄電出来る。xの範囲は0<x<0・5。 充電済のB型コンデンサ−は台車に載って移動し、新たに空容量の台車に載ったB型コンデンサ−が来て、前記同様の操作をし、沢山の充電済のB型コンデンサ−が出来、多くの電気量が保存出来る。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】 機械動力の発生源の熱を除去する為の水槽断面図
【図2】 機械動力の発生源のピストン斜視図
【図3】 機械動力源軸と機械動力と発電用のギヤの組み立て横断面図
【図4】 機械動力源軸と機械動力と発電用のギヤの組み立て一部の拡大図
【図5】 機械動力源軸と機械動力と発電用のギヤの組み立て全体図
【図6】 ラバルノズル管内の発電用花形プロペラの斜視図
【図7】 ラバルノズル管内の発電用花形プロペラと回転中心軸と発電用ギヤの組み合わせ横断面図
【図8】 電気分解水槽の横断面図
【図9】 補集タンクの縦断面図
【図10】 補集タンクの組み合わせ縦断面図
【図11】 並列コンデンサ−A型、B型の配線図
【図12】 回転円盤の羽根の斜視図
【符号の説明】
【0033】
1――燃焼爆発室、 2――水素ガス噴射口、 3――酸素ガス噴射口、
4――点火用プラグ、 5――高温高圧水蒸気ガスが流れる環状円管部、
6――高温高圧水蒸気ガス流を上部階へ誘導する誘導管、
7――羽根が圧力を受けて回転する円盤、 8――回転軸カバ−、
9――直線状ラバルノズル管、 17――高温高圧水蒸気ガス流を受ける円盤円周に付く羽根、 20、21、22――ラバルノズル管内の花形プロペラ、
26――ラバルノズル管内の花形プロペラの支え、
30――高温の環状円管と回転軸が入った室、 31――第一水槽
32――第二水槽、 33――電気分解時のガス水上補集器、 34――陽電極
35――陰電極、 36――再生酸素ガス誘導管、 37――再生水素ガス誘導管
40――第一水槽への淡水注入管、
41――第一水槽の温水を第二水槽に誘導する誘導管、 41――第一水槽より余分の温水を第三温水槽に誘導する管、 42――花形プロペラを回転させた後の高温高速度水蒸気ガス流を第二水槽内に誘導する誘導管、 43、44、45,46,47,48――再生水素ガス用貯蔵器、 71、72、73――再生酸素ガス用貯蔵器、 50――気化酸素ガス誘導管、 51――気化水素ガス誘導管、 52――冷水を第一水槽に注入する管
53――符号30の室に冷却気を導入する管、 54――符号30の室を冷却した後の温熱気を第一水槽内に放出するまがりパイプ、 55――第一水槽の溢れる温水を流し出す放出口、 56――第一水槽の水温を管理するセンサ−、
60――再生酸素ガス、 61――再生水素ガス、 80、81――再生ガスを送り出す管、 90――再生ガス誘導管の弁、 91――再生ガス貯蔵器出口弁、 92――弁91を閉じる時の磁石、 O――高温高圧水蒸気ガス流、
――高温高速度水蒸気ガス流、 A,B,C――回転円盤の回転中心軸
―――Aの末端平ギヤ、 A―――Aの噛み合せ平ギヤ、 B−Bの末端平ギヤ、 B―――Bの噛み合わせ平ギヤ、 C――Cの末端平ギヤ、
――Cの噛み合わせ平ギヤ、 X,Y,Z―――A,B,Cの中間部にある発電機専用傘ギヤ、 X,Y,Z――各発電機の回転子軸の末端に付いている高速度回転用でX,Y,Zに噛み合うギヤ、 U1a,U2b,U3c――機械動力が不要の時発電用の発電機回転子末端のギヤでA,B,Cと噛み合
,E,F――花形プロペラ20、21、22の回転中心軸、
1a,E1a,F1a――D,E,Fの末端大型平歯車、 D,E,F――――D,E,Fより小さい平歯車で高速回転し、各発電機の回転軸に繋がる、 P,P,P―――再生ガスを貯蔵器から送り出す為のピストンp,
80、81、82―――再生ガス噴出用誘導管、 95――第一水槽排水用ドレン、 96――第二水槽排水用ドレン、 α、β――発電機で起こされた交流電流を変換した直流電流の正、負電流、 A,B――A型、B型の並列組み合せコンデンサ−、 C,D―――A型コンデンサ−の正、負極、 E,F―――移動式

ンデンサ−の移動方向、 17―――回転円盤の円周に付いている羽根

【特許請求の範囲】
【請求項1】
燃焼爆発室(1)に弁を通じて液体水素及び液体酸素を気化した水素ガス及び酸素ガスを連続で送り、プラグ(4)で点火し、爆発燃焼室(1)内で連続爆発を起こさせ、高温高圧水蒸気ガス流(O)を3階建の環状円管(5、5、5)のうちの1階の環状円管(5)に流し、前記3階建の環状円管内の各部分にお互に接触する事のない回転中心軸(A,B,C)を持つ回転円盤(7、7、7)が有り、回転円盤の周囲に羽根(17、17、17)が付いていて、羽根(17)と環状円管(5)との間にガス漏れの無い構造で、羽根(17)は高温高圧水蒸気ガス流(O)の圧力を受けて回転し、回転円盤(7)の回転中心軸(A)の回転で回転中心軸(A)の末端ギヤ(A)に噛み合ったギヤ(A)より機械回転動力を得、高温高圧水蒸気ガス流(O)は高温高圧の為1階の高圧部から上部2階の低圧部へ、2階の高圧部から上部3階の低圧部へ誘導管(6、6)を通って流れ、2階、3階環状円管内部は1階部分と同じ構造で、1回部分と同じ作用を受けた2、3、階の各回転中心軸(B,C)の回転で末端ギヤ(B,C)に噛み合わせたギヤ(B,C)より機械回転動力を得、各回転中心軸(A,B,C)上で,回転軸ホルダ−から外に出ている部分の回転中心軸(A)末端ギヤ(A)と回転中心軸(B)末端ギヤ(B)の中間部の位置、回転中心軸(B)末端ギヤ(B)と回転中心軸(C)末端ギヤ(C)の中間部の位置、回転中心軸(C)末端ギヤ(C)と回転軸ホルダ−末端の中間部の位置の各位置に、各回転中心軸(A,B)上のギヤ(X,Y,Z)を設け、3個の発電機の回転子に繋がったギヤ(X,Y,Z)をギヤ(X,Y,Z)に噛み合わせて回転させ、3基の発電機より電気を起こし、機械回転動力が不要の時は各回転中心軸(A,B,C)末端ギヤ(A、B,C)より動力回転用ギヤ(A,B,C)を外し、ギヤ(A)と発電機用ギヤ(U2a),ギヤ(B)と発電機用ギヤ(U2b),ギヤ(C)と発電機用ギヤ(U2c)を噛み合わせ、それぞれ別個の発電機の回転子にギヤ(U2a,U2b,U2c)を繋いで回転子を回転させて電気を起こし、環状円管内(5)の1階部分の圧力は燃焼爆発室(1)へ供給する水素ガス量と酸素ガス量で調整出来、1基の燃焼爆発室(1)で3軸の機械回転動力と3基の発電機の回転子を回転させ、機械回転動力不要の時は6基の発電機の回転子を回転させてオ−ル発電機となり、供給する水素ガス量、酸素ガス量及び供給時間はコンピュ−タ制御出来、余った電気は蓄電器に蓄電し、ガス圧力を機械回転運動エネルギ−と同時に電気エネルギ−に変換出来る構造を持ち、3階部分の前記記載環状円管(5)の先に直線状ラバルノズル管(9)を接続し、直線状ラバルノズル管(9)の内径は3階部分環状円管(5)の内径より小さくし、ノズル効果で高温高速度水蒸気ガス流(O)を得、直線状ラバルノズル管(9)内に3基の花形プロペラ(20、21、22、)を設け、花形プロペラ(20、21、22)の回転中心軸(D,E、F)を中心に花形プロペラ(20、21、22)が高温高速度水蒸気ガス流(O)を受けて高速度回転しても直線状ラバルノズル管の内壁と接触しないように設け、花形プロペラ(20、21、22)が高温高速度水蒸気ガス流(O)を受けて回転中心軸(D1,1,)を高速度回転させ、回転中心軸(D,E,F)先端のギヤ(D1a,E1a,F1a)に噛み合わせてより高速度回転運動をするギヤ(D,E,F)に接続した3基の発電機の回転子が高速度で発電機の磁力線を切って電気を得、電気を蓄電される 構造を持ち、燃焼爆発室(1)、圧力機械回転動力機の入った室(30)、直線状ラバルノズル管(9)はいずれも高温の為冷却目的でこの3部門とも第一水槽(31)水内に漬けて冷却し、第一水槽(31)水内に液体水素、液体酸素を気化した両ガスが通るスパイラル状パイプ(50、51)があり、これによっても第一水槽(31)水が冷却され、第一水槽(31)は常に満水で第一水槽(31)上水面より下方位にある第二水槽(32)の水面は常に一定の深さを保ち、第二水槽(32)の水面が下ればその水量分だけ前記記載の発電機で起こした電気の一部を利用して冷却した冷却水をパイプ(52)を通して第一水槽(31)内に送り、パイプ(40)を通して第一水槽(31)内にも淡水を送り第一水槽(31)より溢れた温水は弁が開いたパイプ(41)を通して第二水槽(32)に流れ込み、第一水槽(31)内の温水が予定温度を越えると冷水がパイプ(52)より注入され、パイプ(41)の弁が開いて第三温水貯水槽(96)へ溢れた温水が流れ込み、第三温水貯水槽(96)は単なる温水利用目的の温水あり、花型プロペラ(20、21、22)を回転させた後の高温高速度水蒸気ガス流(O)は第二水槽(32)水内にパイプ(42)で放出し、第二水槽(32)水の水温を高め、温水分子を活性化させ、第二水槽(32)水面上に複数の電気分解装置(33)を設け、第二水槽(32)内温水液は電気分解を容易にする為微弱アルカリ性とし、前記記載の発電機で起こした電気の一部を利用して第二水槽(32)水溶液を電気分解し、電気分解電極には水素、酸素と化合物を造らない金属の電導性物質を施し、陽極(34)、陰極(35)に生成する再生酸素ガス(60)、再生水素ガス(61)は共に水上補集し、再生水素ガス専用パイプ(37)、再生酸素ガス専用パイプ(36)を通ってガス別複数個の同形寸法で直円筒状片側にピストンp(45)付き再生水素ガス用貯蔵器(43)、再生酸素ガス用貯蔵器(71)が2:1の割合で水素ガス、酸素ガス別に複数個有り、再生水素ガス(61)は常温で1気圧になるまで入れ、一つが満たされれば次々に再生水素ガス用貯蔵器2n個(43,44,45,46,47,48)に順順に一気圧まで入れ、再生酸素ガス(60)も再生水素ガス(61)と同じに1気圧になるまで次々に再生酸素ガス用貯蔵器n個(71、72、73)に入れて貯蔵し、再生水素ガス(61)、再生酸素ガス(60)の使用時には再生水素ガス(61)と再生酸素ガス(60)がモル量比で2:1に成る様に燃焼爆発室(1)の燃焼爆発圧より少し高い圧力で貯蔵器のピストンp(45)で圧縮して送り出し、再生水素ガス(61)、再生酸素ガス(60)は各専用誘導管、再生水素ガス用管(80)、再生酸素ガス用管(81)を通って燃焼爆発室(1)の気化水素ガス、気化酸素ガスと共有の噴射口水素用(2)、酸素用(3)より噴射し、その時は気化水素ガス、気化酸素ガスの噴射は止め、再生ガスの噴射モル量比で水素:酸素が2:1と成るように再度制御し、燃焼爆発室(1)に入った再生水素ガス、再生酸素ガスを再び燃焼爆発室(1)で爆発を起こさせ、この繰り返し連続サイクルによって機械回転動力エネルギ−、と同時に発電機による電気エネルギ−を造り、電気が余れば蓄電器に貯電出来ると同時に温水貯水も出来る事を特徴とする温水貯蔵、蓄電機能を持つ発電機装置付き機械回転動力機械装置。
【請求項2】
n個のコンデンサ−を並列に並べて一列とし、その列をm列の並列に並べたコンデサ−を1ユニットとし、同じ配線構造の1ユニットA,B型が有り、A型コンデンサ−は発電機に固定されたコンデンサ−、B型コンデンサ−は台車に載ったレ−ル上を移動可能なコンデンサ−で、発電機で起された電流の一部を変換直流に直しコンデンサ−蓄電用に利用し、A型コンデンサ−の正、負極に、発電機電流の変換直流の正、負を接続し、A型コンデン−が充分充電出来た時A型コンデンサ−に接続されていた発電機電流の変換直流を、正、負共切ると同時にA型コンデンサ−のそばに移動して来たB型コンデンデンサ−の正極とA型コンデンサ−の正極を繋ぎ、A型コンデンサ−の負極に発電機電流の変換直流正電流を繋ぎB型コンデンサ−の負極に発電機電流の変換直流負電流を繋ぎ、B型コンデンサ−に充分な電気量が蓄積された時点でA,B型コンデンサ−間の正極電流、A,B型コンデンサ−への発電機電流の変換直流正、負電流を切ると同時にA型コンデンサ−には1回目に行ったの同じ操作をした後に、B型コンデンサ−にも1回目に行った同じ操作をし、3回、4回とA,B型コンデンサ−で繰り返し行い、1回目に充電された電気量より多い電気量がB型コンデンサ−に蓄積され、電気量が予定量に達し蓄電済B型コンデンサ−は移動し、次に移動して来た空容量のB型コンデンサ−と固定A型コンデンサ−間で前記と同様の操作を行い、多数のB型コンデンサ−に多量の蓄電が出来、この電気量の一部を電気分解用電源とし、残りの発電機直流、交流の電気は動力用電源とせて利用出来る事を特徴とする温水貯蔵、蓄電機能を持った発電機装置付き機械回転動力機械装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公開番号】特開2013−40604(P2013−40604A)
【公開日】平成25年2月28日(2013.2.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−189857(P2011−189857)
【出願日】平成23年8月15日(2011.8.15)
【特許番号】特許第5110335号(P5110335)
【特許公報発行日】平成24年12月26日(2012.12.26)
【出願人】(501167965)
【Fターム(参考)】