説明

水分乾燥、乾式発酵、湿式発酵、及び水中分解の各有機物処理用の二酸化チタン添加分解媒体基材と、光合成菌類添加の、その処理装置。

【課題】 家庭用から業務用迄、如何なる処理法の有機物発酵分解処理機でも、発酵分解臭気を出さずに無臭で、媒体基材の都度交換廃棄を要せずにリサイクルで半永久的継続使用と省メンテナンスの製品。
【解決手段】 各種素材の、各種形状の分解媒体基材に、酸化チタン配合成型、或は含浸塗布する事によって、又時には光合成菌類の添加投入によって、処理槽内に設置された光源によって光線照射、発酵臭気ガス分解、樹脂特有の攪拌摩耗対応、半永久使用、光合成菌類による無臭化、分解促進、処理方式を問わずに装填使用が可能な、交換不要の分解媒体基材とその処理装置。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、地球環境保全の目的で、家庭用の据置機種から流し台シンク下設置機種迄の各種、業務用、船舶用、等のあらゆる分野で、可能な限り省エネルギ−をもっとうに、自然の法則に基づくバイオテクノロジ−によって、産業、食生活等から発生する有機廃棄物を、生活環境下で、無臭発酵分解処理する分解媒体基材である。
【背景技術】
【0002】
従来の生ごみ処理機と称する機器は、田畑庭等に設置の生ごみ等の単なる有機物蓄積容器、生ごみ等の有機物の水分のみを加熱蒸散させる乾燥方式、処理槽内に樹木分・コ−ヒ−殻・もみ殻等を装填して有機物を水分調整材で利用し発酵させる乾式発酵方式、処理槽下部に排水出口を設けて加水加熱し生ごみ等の有機廃棄物を処理する湿式発酵方式、最新方法では処理槽内に分解バイオ剤を添加した清水又は海水中に生ごみ等の有機物を投入して水中攪拌し分解消滅処理する水中分解処理方式等が存在するが、その何れも、臭気飛散度、それによる害虫飛散度で、人間社会の生活環境には適合しない物ばかりで、一定期間毎に可燃性廃棄物として廃棄処分せざるを得ず、大きな臭気公害問題を提起している。
【0003】
又、有機物処理機の販売上では、臭気ガスが可燃爆発性ガスである事を承知しながら、又これらの臭気は複合臭気で、生魚類分解臭や各種腐散発酵臭気ガスが単なる消臭装置では消臭困難な事や、臭気ガスの殆どが、比重と爆発温度や爆発限界混合値が異なっているものの、火災爆発の危険度が非常に高い危険な高温触媒消臭装置付きで無臭と称してて販売し、発酵過程技術環境は無知の高温触媒消臭器製造販売社が、化学的高温触媒技術にまったく無知の有機物処理装置製造販売は藁をも掴む心境で無造作に購入設置し、メ−カ−を信じて購入するユ−ザ−をミスリ−ドして販売し、公表されるかされないかの差で、複数の火災爆発事故を起こし、けが人迄出しているのが現状である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
生ごみ等の有機物の発酵分解処理で臭気の発生は、自然界の法則で当然の現象であるが、熱帯雨林では動植物の発酵臭気を数キロ風下からかぎつけて集まり生態維持の食料とするが、人間社会では臭気公害として排除せざるを得ない事情がある事は周知の事実である。
【0005】
この様な人間社会の生活環境下で、如何なる処理法であろうとも、生ごみ等の有機物を無臭で処理する事は現状では非常に困難であるにも係らず、消臭装置付きで無臭と称して販売している生ごみ等の有機物処理機が殆どであり、メ−カ−ブランドを信頼して購入したユ−ザ−を困惑させている現状を打破しなければ、人間社会の環境保全意志の低下につながりかねな。
【0006】
そのためには、生ごみ等の有機物処理における分解媒体基材自体の機能性を再考すべきで、昨今の杉間伐材の樹木粉を使用した場合、生ごみ等の有機物発酵臭気以外に、杉間伐材の持つ特有の何とも言いようが無い特臭による臭気公害まで出ており、生ごみ等の有機物発酵臭気と共に臭気ガス種類の巾が増大している。
【0007】
これらを改善するには、人類誕生以前から地球上に棲息の種々の臭気ガス分解菌類だけでは対応不能であり、昨今、その為に槽内臭気ガス排気経路に250℃から350℃加熱の高温触媒を設置して通過消臭を狙ったものであるが、残念ながら触媒開口経路通過時点のリ−クや触媒通過微細開口経路の詰まりを含めて、多くの欠点により、火災爆発危険度の増大のみで、まったく消臭効果が期待出来ない。
【0008】
つまり、従来の加熱による水分蒸散乾燥方式から、加熱による強制発酵処理機迄、湿度と発酵に対する加熱を必須条件としての処理方式である限り、処理槽内部は一時的にも雑菌の繁殖槽とも言える状態になり、生魚等区有の臭気を含めて臭気発生の要因は避けられないので、これらの臭気対応が大きな課題である。
【0009】
家庭を含めた全ての産業分野では、食生活が伴うかぎり残飯、調理屑の発生は避けられず、又、産業における有機廃棄物の焼却で発生するダイオキシンの問題からも、地球環境保全にマッチした、埋立処理はわが国では禁止されており、焼却以外の無臭で継続使用が可能な、しかもグロ−バルな地球環境から視ても香辛料が異なる諸外国対応も含めて、新しい有機物処理の分解媒体基材の開発が望まれていた。
【課題を解決するための手段】
【0010】
より簡単に、より使いやすく、省メンテナンスで、年単位で分解媒体基材の交換を要せず、無臭で生ごみ等の処理が可能な手段として、消臭装置機器を装着せずに、生ごみ等の有機物処理機の槽内に装填する分解媒体基材の機能性付加向上で、樹脂発泡成型各種形状に光触媒の二酸化チタンを主配合で混入し、副配合で生ごみ等の有機物の種類によって各種素材を併合添加して発泡成型した、交換廃棄不要の、有機物分解媒体基材として次の通り構成した。
【0011】
生ごみ処理機における乾式す発酵分解処理槽の容積は、発酵処理させる為の条件としての水分率維持と処理能力における継続性で分解媒体基材投入量容積で処理機能と能力が決まるといっても過言ではなく、処理機能を分解媒体基材の減量極限の処理槽容積でも発臭しない為には、アンモニア、硫化水素、メチル・カプタンその他多くの発酵臭気を分解媒体基材で臭気ガス分解をする事か現実的である事は言うまでも無い。
【0012】
生ごみ等有機物の分解処理で処理槽を小型化する為には、過小容積の処理槽では生ごみ等の有機物と分解媒体基材ではすぐに水分過多となり発酵不全状態になる事から、水分蒸散目的で加熱させて臭気が発散し使用に値せず、致し方なく一定期間毎の分解媒体材の交換をせざるを得ない現状を打破するためには、発生する臭気ガスを火災、爆発の危険性ある高温触媒消臭処理は絶対的に避けて、生ごみ等の有機物と直接接触している分解媒体基材自体に、及び処理槽自体にも間接的直接的消臭能力を付加する事が最善である。
【0013】
何故ならば、生ごみ等の有機物処理方式でも、有機処理機から一旦発生した臭気ガスは複合臭気であり、この複合臭気を一種類の消臭器で解消できるわけもなく、危険な高温燃焼に近い方法、又はコストを無視して高温触媒等の何種類かの消臭装置設置ならいざ知らず、社会正義的環境機器では、省資源、省労力、省コストで継続的に臭気発散を防止する。
【0014】
光触媒の酸化チタンは、当然ながら生ごみ等の有機物処理機の槽内に光触媒に必要な光源を装置して処理槽内を照射し、酸化チタンを含む各種物質を分解媒体材に混合又は塗布含浸添加し、時には、金属製造の処理槽には酸化チタンを塗布、樹脂性処理槽の場合は内壁に酸化チタン塗布、又は処理槽成型の段階に酸化チタン添加配合して成型する事もある。
【0015】
光触媒である酸化チタンに必要な処理槽内光源により光線照射と同時に、消臭菌の多くが光合成菌であるので、光合成臭気分解バイオの処理槽内への配合添加で、最大の消臭効果を図った。
【0016】
処理槽内での乾式発酵処理では、処理槽内充填の分解媒体基材の上部表面積が広ければ広い程、同時に処理槽の深さが浅ければい程、酸化チタン添加の分解媒体基材全量に占める受光面積%や光合成消臭菌配合の場合の全量に占める割合が大きく有利である。
【0017】
酸化チタンと光合成消臭菌の相乗効果は、生魚、ニンニク程度の臭気ガスは、十分に無臭継続が可能である検証をした。
【0018】
分解媒体基材の材質決定にあたり、経時変化によって初期基本形状が大きく崩壊して自然微生物着床度が低下し、粘着性、攪拌トルクの増大、酸素欠乏、臭気発生等々の問題がないように、基材は年単位で摩擦衰耗迄使用可能な、樹脂成型から各種素材で検証した。
【0019】
分解媒体基材の素材が樹脂製の場合、内部混入添加した酸化チタン、又は酸化チタンと他の併合混入で樹脂成型の各種形状の分解媒体基材は、攪拌摩擦衰耗しても、混入された物質が顔を出すので、なんら機能劣化がない。
【0020】
生ごみ等の有機物水分蒸散乾燥処理方式の場合、発酵前の新鮮な段階とは言え、又夏期の数時間経過した時はなおさら、水蒸気を処理槽外に排出せざるを得ず、周囲に多大の臭気ガス発散が起きるので、乾燥能率向上の為にも、処理槽は浅く、表面積を広く、酸化チタン添加量は多少多く、処理槽内壁にも光線と酸化チタンが接触する事が望ましい。
【0021】
この場合、処理槽内に生ごみ等の有機物のみを投入して攪拌乾燥処理するのでなく、本発明の分解媒体基材が装填されている乾燥処理槽に生ごみ等の有機物を投入攪拌乾燥処理する事によって、臭気発散は大きく減少する。
【0022】
上記の場合、本発明の分解媒体基材が高温にさらされる事から、分解媒体基材の大きさは20mmで大きく、素材は樹脂では高温耐熱樹脂、その他では200℃加温限界ではどれでも良いが、乾燥処理槽に装填されている分解媒体基材と生ごみ等の有機物が投入攪拌乾燥処理される事によって、乾燥した生ごみ等の有機物は攪拌によって破砕粉末化するので、処理槽下部に簡単な粉末格子付きの乾燥粉排出口を設けて、一定時期毎に攪拌自動選別で粉末を排し、臭気発散は大きく減少する。
【0023】
乾式発酵処理方式の場合も、処理方法は同様であるが、加熱温度で多少の再があるが、そのほかは同様の処理機の機構である。
【0024】
湿式発酵処理方式は、乾式発酵処理方式と異なる部位は、分解処理に際して水を添加し、場合によっては処理倉内を加熱し、排水は処理槽底部位から処理機外に排水する方式で、この排水に臭気問題が発生し、排水臭気を提言するには相当量の水道水を使用せざるを得ない現状であった。
【0025】
この湿式発酵処理方式にも本発明を装填して処理するが、この方式での処理槽は、完全密閉処理槽が可能で処理機自体からの臭気発散も臭気ガスの質量がPPBの大きさの為に処理機からも臭気漏洩し、生ごみ等の有機物が分解されて変換される分解水と同時に発生する微量な二酸化炭素溶存の分解水も、排水される状態での過程で酸化チタンによるガス分解で排水の消臭に効果がある。
【0026】
最後の水中分解方式では、明らかに、処理槽にいって医療充填の水中に生ごみ等の有機物を投入し、種々ある分解バイオを添加してバイオ水とし、種々方法によって処理槽内バイオ水を流動攪拌、その処理槽内に充填する分解媒体基材が、処理槽内で攪拌されて水中流動し、比重が重い分解媒体基材は処理槽底部位で水中流動し、軽い分解媒体基材は処理槽上部位で水中流動し、比重によっては処理槽内船体を流動する事によって、添加した分解バイオや、自然発生した分解菌類の移動着床基材となる。
【発明の効果】
【0027】
有機物の発酵処理方式には、分解菌等の着床材である分解媒体基材によって分解処理が行われるのが通常であるが、この分解媒体基材で水分吸着から、乾式発酵処理では吸着水分発散迄行う必要があり、その場合の樹脂製分解媒体基材は、連立発泡成型形状であるが、木粉及び木塊の場合は既に樹木水管があり、活性炭の場合も多孔性ポ−ラス状態で、貝殻も同様である。
【0028】
本発明は、水分蒸散乾燥処理、乾式発酵分解処理、湿式発酵処理、及び水中分解処理の4種の処理方法のそれぞれに使用が可能な分解媒体基材で、処理方法の差によっては高温対応素材を選択で、家庭用や業務用の水分乾燥処理機、乾式発酵処理機、湿式発酵処理機機、及び水中分解処理機の何れの型式にも、全く同様の発泡樹脂成型の分解媒体基材として、摩耗時点には洗浄リサイクル再成型で使用し、廃棄する必要がなく環境保全にも大きく役立った。
【0029】
本発明は素材が樹脂の場合は、10mm角の立方体形状、10mm直径円筒で長さも10mmの円筒形状、球状、或は不定型形状,これらは分解菌類の着床と水分吸水、同時に発散の必要から、出来るだけ多くの延べ面積をもたす連立気泡発泡成型で、樹脂分子は強固な樹脂架橋成型として摩耗はしても形状破砕崩壊にはならず、攪拌摩耗迄は年単位で継続使用が可能な、ユ−ザ−のランニングコストの削減とメンテナンス費用の低減につながった。
【0030】
生ごみ等の有機物の分解処理上で一番大きな問題は、常識的発酵処理では発酵臭気がつきまとうのは必然であるが、当然ながら各種の臭気分解菌類はそれぞれの特性により配合するが、如何なる臭気も分解する菌類はなく、その上処理槽内は排気ファン通気孔があっても暗やみ状態であり、自然界の有機物分解が太陽光線の届かない所は深海しかなく、自然界での有機物分解には本来光源と光線があるべきで、その光線から有機物分解菌類の働きも大きく変わる。
【0031】
消臭菌類の機能が弱い、或は弛緩性機能というのが正論かも知れないが、この種の消臭菌類で高機能に優れた菌類は光合成菌といっても過言ではない事から、光触媒の酸化チタン効果と相乗機能発揮させるためには酸化チタン添加配合と共に、光合成消臭菌類の処理槽内への添加により、本発明の一つの特徴として、この両者のために処理槽内に照明灯を設置して処理槽内を照射し、機能発揮を行った。
【0032】
つまり、投入される生ごみ等有機物の種類は千差万別であり、生ごみ種で言えば、野菜類から残飯、煮物までの臭気は分解菌類でいかようにもなるが、生魚の臓物、動物の生臓物等の臭気は給食やス−パ−発生の生ごみでは必ず発生し、これを効率よく、低コストで、継続的に消臭するには酸化チタン配合の分解媒体基材しかない。
【0033】
酸化チタンは、光源からの光線を受けて初めて機能が出るものであるが、処理槽の上部位表面にのみにしか照射光線は当たらないが、臭気分子も処理槽内の上部表面から発散するため、処理槽深部の種々分解菌類には何等影響はなく、消臭不能とされていた生魚臭気も全く無臭分解消滅が継続された。
【0034】
仮に分解媒体基材が摩耗しても、発泡成形時点で混入成形している酸化チタンは摩耗度によって内部の酸化チタンが顔を出し、何等機能低下はなく、むしろ、摩耗によって新鮮な酸化チタンが顔をだして初期機能同様の効果の持続が確認された。
【0035】
家庭用の1日1kg処理能力でキッチン室内設置の乾式発酵処理方式で高温触媒等の消臭装置を設置しない処理機の場合、最も過極な条件である生魚臓物を毎日総投入量の20%未満で混合投入して分解処理を2か月間継続試験した例では、生ごみ等の有機物分解処理機の投入口蓋を開けて、顔を挿入しても魚特有の臭気は全く感知できない程であった。
【0036】
同様の乾燥発酵方式の処理機で、生にんにくの一株の半分、つまりにんにく数個をみじん切りして混合投入し、翌日から数日後においても、投入口蓋を開けて、顔を挿入してもニンニク特有の臭気は全く感知できない程であった。
【0037】
一番大きな利点は、投入する生ごみ種類を気にすることなく、安心して使用ができる事であろう。
【0038】
同時に、少々の過剰投入でも無臭で分解可能である事から、処理槽容積が小さくて済み、家庭用の場合の1日最大処理能力1.5kgの能力処理機の場合には本発明の分解媒体基材装填量は5lから6l程度の充填量で十分であり、従って処理機全体も小さくてすみ、従来機種の種々欠点が解消されてイメ−ジを大きく刷新する事となった。
【発明の実施するための最良の形態】
【0039】
生ごみ等の有機物の各種目的物に応じた生ごみ等の有機物分解媒体基材を選定製作するが、素材が樹脂の場合には発泡剤と共に二酸化チタンを混入して各種形状を製作し、時には光合成の無臭化菌類や分解菌類の添加によって、水分蒸散乾燥方式、乾燥発酵処理方式、湿式発酵処理方式、それに水中分解処理方式迄、全ての方式で使用が可能である。
【0040】
この樹脂素材で水中分解処理の場合には、成型時点で酸化チタンの他に水中沈殿流動攪拌や中間遊泳流動攪拌の場合には比重が重いバリュウムの混入調整で製作し、流動浮上攪拌の場合は酸化チタンのみで成型し、当然ながらこれは、何れの処理方式の処理機でも使用可能である。
【0041】
又塩分固定化の場合には変移石膏を混入して非水溶性塩化ナトリュウムに変換する事も可能である。
【0042】
同時に、種々の処理槽共に、処理槽内壁にも、酸化チタン混合塗料をコ−ティングする事によって、処理槽装填の生ごみ等の有機物から分解媒体基材空間をリ−クして処理槽内上部に上がった臭気ガス濃度も軽減幇助も行った。
【0043】
本発明に欠かせない最も重要な事は、光触媒とも言われる酸化チタンにおける必須条件は、必ず光源併設で、生ごみ等の有機物処理の分解媒体基材、及び処理槽内の壁を含む全空間の光照射が条件となる。
【0044】
従って、生ごみ等の有機物発酵分解目的の種々分解方法が異なっても、処理槽内には、究極ではLED光源の様な無熱光源設置で、処理槽内の分解媒体基材を絶えず照射する事によって、危険な高温触媒消臭装置設置による火災止爆発の危険性が回避出来る。
【0045】
この光源の種類は、白熱球、蛍光灯、ハロゲン、LED、その他種々存在するが、目的に応じて、冬期寒冷地では熱源をも持っているハロゲン球による加温効果光源を、逆に温暖地方では無熱灯火としてLEDをと言う様に使い分けも出来る。
【0046】
前述の有機物の4方式で、家庭用処理機の設置場所においては、室内、ベランダ、屋外の各設置の各処理方法機器、業務用処理機の設置場所では、屋内設置から屋外設置迄の各処理方式機器、船舶用では調理室設置から暴露デッキ設置等の各種機器、レジャ−関連ではヨット船内設置からキャンピングカ−車内設置迄の各種機器、その何れの機種でも、本発明の生ごみ等の有機物分解媒体基材を処理槽内に装填することにより、同時に光源設置光線照射で継続的無臭状態で、あらゆる分野の有機廃棄物の処理において、臭気公害無く適用されると確信する。
【実施例】
【0047】
実施した有機物分解処理方式は、水分蒸散乾燥処理方式、乾式発酵処理方式、湿式発酵処理方式、水中分解処理方式では螺旋攪水中攪拌処理方式及びポンプ循環水流攪拌方式の、4方式5機種でそれぞれに於て実施検証したが、この各種有機物分解処理機は、自社製造販売の各処理機を使用実施した。
【0048】
これら各処理機の処理槽内の上部位壁面には、処理槽内装填の水平面積の大小により、光源60Wから数百Wに至る蛍光灯を装着して常時点灯照射した。
【0049】
又光源が太陽光を採光する事によって電力削減を図る目的で、ある機種は処理機上部天板を透明ポリカ−ポネ−ト板にして、採光可能な天候では電力を節減し、雨天、梅雨、冬期曇天時には、電力光源照射を行った。
【0050】
又、水中分解処理方式では、処理槽内の上部位に照明設置と共に、側壁部位に透明窓を設置して処理槽外部に照明を装着して槽内部への照射も行った。
【0051】
この様な処理槽環境で、数ある実施例の中から請求項に従って説明するが、水分蒸散乾燥方式、乾式発酵処理方式、湿式発酵処理方式の場合は分解媒体基材が軽い程攪拌駆動トルクが少なくて済み、水中分解処理の場合は水流攪拌で水中対流する為に沈殿対流は比重変更が必要である事から、酸化チタンのほかに樹脂製の場合はバリュウムの様な比重が大きい炭化物を混入して製作して、浮上対流の場合は樹木塊を装填し、そのほか、分解バイオの機能性を加味して混入添加物性を選定実施した。
【0052】
生ごみ等有機物の処理方式で前述の4方式の処理機の場合、水分蒸散乾燥方式、乾式発酵処理方式、湿式発酵処理方式では、処理装置の槽内に充填した本発明の分解媒体基材は、投入された有機物と共に分解媒体基材は攪拌翼によって強制攪拌される事から、分解媒体基材が中空の場合は攪拌摩擦に耐えかねて形状破壊を来すので中空形状は回避するが、水中分解処理方式の場合は水流攪拌である事から形状破壊はなく、本発明の微生物着床面積拡大の為にも中空形状がより良いが、円筒形状、中空円筒形状で、その他各種形状で実施したが好結果を得、長期形状保持の為には、硬質の場合は一定の硬度保持を、又軟質の場合は樹脂成形分子架橋面で破壊防止製法も行った。
【0053】
同時に本発明は、あらゆる樹脂性状と、各種形状と大小さまざまな大きさで実施も行い、その目的物に適した形状と大きさがあることも判明した。
【0054】
水中分解処理の場合には弊社製品には2主あるが、攪拌方法が螺旋翼の正転、逆転の交互攪拌による水中攪拌か、及び、ポンプによる処理槽内分解水の水流攪拌が行われるが、螺旋翼による攪拌は水流を起こすために攪拌回転数が実施実験では150/rpm前後で、その他の攪拌速度よりも相当早く、そのために硬質の分解媒体基材は螺旋翼と衝突して騒音を出し、又ポンプによる水流発生の場合も、ポンプブレ−ドとは直接接触はしない汚物対応ポンプでも、ポンプブレ−ド先端での表面接触により摩擦異音を発生する事は避けられず、水中分解方式の場合には軟質樹脂発泡成型で分解媒体基材を製作、分解菌着床目的の分解媒体基材とし、柔軟性の無騒音分解媒体基材とした。
【0055】
以下、各請求項によって実施例を説明する。
【0056】
「請求項1」は、樹脂原料に酸化チタン(1)を、酸化チタンの種類では、二酸化チタンを混入して各種成型加工したものであるが、同時に樹脂原料に発泡剤を混入しての連立発泡成形で、酸化チタン(1)の同時混入によって成形した実施例も行い、これによって説明すれは、分解媒体基材本体(2)の形状は、一定の長さと厚みの形状で、中空部(3)を持つったものと、中空部(3)を持たない物、多孔に製造されたもの、それぞれ攪拌によって形状崩壊を来さない硬度を有するものと、水中分解に無騒音で使用可能な軟質樹脂発泡成型も実施した。
【0057】
水中分解に使用する場合で水面下に沈殿させて使用する場合は比重の増大を図る為の添加物を、例えは無機類のバリュウムを混入して製造したが、実施例によっては、形状保持硬度付与、並びに水中分解に使用するに便利な沈殿目的で、ある程度の比重付与の為に、無機物質の各種添加も行った。
【0058】
形状と硬度の変化は、処理する有機物の種類によって種々変化させたが、特許請求の範囲に示す各形状は何れも大きな効果を発揮し、発酵処理において大きな臭気を発散する生ごみ等の有機物は酸素供給の為に空気流通を最大限保持できる形状を、又多大の表面積を要し攪拌速度が早い水中分解に於ては騒音防止で軟質発泡樹脂で大きな効果を発揮した。
【0059】
中空形状でない本発明の分解媒体基材の形状は、硬度を与えて、有機物の摩擦破砕機能も付与して分解を助ける事も目的で、その効果も大きなものがあった。
【0060】
樹脂発泡添加剤は市場に各種出回っているのでそれを使用し、時にはゼオライトで発泡も行い、高度保持、比重増加の為には特許請求の範囲各項記載の各種の安価な無機添加材を利用したが、その効果も充分であった。
【0061】
「請求項1」は、樹脂に酸化チタンを混入して発泡成型し、目的応じた樹脂素材を使用した。各種樹脂硬度は同様で、添加素材の変化を実施したものである。
【0062】
例えば、生ごみ等に有機物と混合で処理槽内で攪拌する水分蒸散乾燥処理方式、乾式発酵処理方式、湿式乾燥処理方式の場合は攪拌による大きな摩擦力に耐え得るような硬度と強度を有するPP樹脂、PE樹脂で、同時に水分蒸散乾燥処理方式の場合は温度が200℃前後担っても良いフッ素樹脂を使用し、水中分解処理方式の場合には、攪拌速度による騒音防止で軟質発泡樹脂成型を行った。
【0063】
「請求項2」は、ゴムに酸化チタンを混入して成型したもので、用途による硬度はゴム自体が軟質素材てある事から、樹脂素材程のさほどの使用区分制限はなかった。
【0064】
「請求項3」は、活性炭に酸化チタンを混入成型したもので、活性炭自体のガス吸着特性がある事から、酸化チタンを混入成型する事により、活性炭が一旦吸着して保持している種々ガスを、酸化チタン光源から受光した段階に吸着ガスの分解を行い、有機物の分解処理の場合に、特に動物性蛋白質を多く含む場合に、吸着と分解の効果は顕著であり、分解時の臭気も極限まで減少した。
【0065】
「請求項4」は、既に成型加工された樹脂の成型形状が既存である場合、この樹脂成型形状の外面に酸化チタンを塗布した。
【0066】
「請求項5」は、既に成型加工されたゴムの成型形状が既存である場合、この樹脂成型形状の外面に酸化チタンを塗布した。
【0067】
「請求項6」は、樹木粉や樹木チップ、或はいってい大きさの樹木塊に、酸化チタンを塗布含浸させた物で、水中分解処理の場合は水面に浮上して攪拌水流で倉内水面を流動する事によれ、絶えず受光して臭気分解の効果と共に、塩分が多い分解時の塩化ナトリュウム吸着効果もあり、臭気も極限まで減少した。
【0068】
「請求項7」は、もみ殻、そばかす、植物種子破砕殻、その他植物性殻は、分解しにくい事から分解媒体基材によく使われるが、それ自体には分解媒体基材としても効果は乏しく、これらに酸化チタンを含浸させる事によって、非常に有効性が現れた。
【0069】
「請求項8」は、牡蛎殻ゐ初め、多くの養殖を含む貝殻がその処分に困惑しているが、これらの貝殻は、カルシュウム弁素等で分解しにくい事から、分解媒体基材として使用したが、活性炭同様に種々ガスの吸着効果はあるが、すぐに負うわ状態になり、この状況改善に、酸化チタンを塗布含浸させる事によって、非常に有効性が現れた。
【0070】
「請求項9」は、バリュウム、ゼオライト、炭酸カルシュウム、重炭酸ナトリュウム、消石灰、石膏、硫酸第一鉄、銅クロロフィリンナトリュウム、カ−ボンブラックの単種、又は混合種を、酸化チタンと併合して混入成型、又は塗布含浸させたものである。
【0071】
分解媒体基材の比重を大きくして水中分解処理方式で処理槽底部位に沈殿させて、水中攪拌流動着床基材とするために、無機類で最も比重が大きいバリュウムを混入成型した。
【0072】
ゼオライト、炭酸カルシュウム、重炭酸ナトリュウム、消石灰は、生ごみ等の発酵分解は酸化分解であり、酸化度が大き過ぎれば種々の酸性臭気が多く発生するために、酸化度調整基材として混入成型、又は塗布含浸させた。
【0073】
石膏は、各発酵処理過程で、生ごみ等有機物内に溶融している塩化ナトリュウムを吸着し、非水溶性に変換させるために使用した。
【0074】
硫酸第一鉄は、二価の鉄として配合成型、又は塗布含浸させたが、生ごみ等有機物が含有しているあらゆる成分と融合し、特に酸化チタンとの相乗作用で、魚肉類の臭気を含めて殆どの臭気消滅に寄与した。
【0075】
銅クロロフィリンナトリュウムは、銅イオンとしての機能性から、腐敗臭気の除去に貢献した。
【0076】
カ−ボンブラックを添加配合は、発酵処理に必要な炭素と窒素の関係で、窒素は生ごみ等の有機物から採れるが、炭素不足が生じた場合の安全策で添加したものである。
【0077】
「請求項15」は、本発明の発泡成型形状が、板状で、処理槽内壁に装着する事もあり、又、適いの大きさに、例えば厚さ10mm前後の板状を10mm前後の不特定大きさに切断して使用する事も行った。
【0078】
「請求項10」は、本発明の成型形状が、板状で、発泡成型もよければ、非発泡板状でもよく、生ごみ等有機物発酵処理槽内壁に装着、又水中分解処理方式の場合は、処理槽内の水中に掛け壁的に装填し、号源からの照射が可能な位置に設置した。
【0079】
「請求項11」は、本発明の成型形状が、円筒状で、直径長さ共に10mm前後として、処理槽内に装填して使用した。
【0080】
「請求項12」は、円筒状で中空状に成形し、全方式機種に使用出来るが、主として水中分解方式に使用し、表面積を増大して、直径、長さ共に10mm前後で、中空の直径は5mmとした。後の長さで切断して、処理槽内に装填して使用した。
【0081】
「請求項13」は、本発明の成型形状が、多角形状に成形し、例えば四角形、五角形、六角形等々、長さは対角線上寸法で10mm前後の長さで切断して、処理槽内に装填して使用した。
【0082】
「請求項14」は、本発明の成型形状が、多角形状で中空成形し、例えば四角形、五角形、六角形等々、長さは対角線上10mm前後の長さで切断して、中空は多角傾中空でも円形中空でも良いが、本実施例では多角形中空として、処理槽内に装填して使用した。
【0083】
「請求項15」は、本発明の成形形状が、不定多角形状で、不等辺多角形、例えば概四角形、概五角形、概六角形等々、長さは対角線上15mm前後の長さとして、処理槽内に装填して使用した。
【0084】
「請求項16」は、本発明の成型形状が、不定多角形状で中空の、例えば概四角形、概五角形、概六角形等々、長さは対角線上15mm前後の長さとし、中空形状も不定中空として、処理槽内に装填して使用した。
【0085】
「請求項17」は、本発明の成型形状が、球状で、大きさは直径15mm前後で、処理槽内に装填して使用した。
【0086】
「請求項18」は、本発明の成型形状が、不定球状で、真円球状もあれば楕円球状もあるもので、大きさは直径15mm前後で、処理槽内に装填して使用した。
【0087】
「請求項19」は、本発明の成型形状が、全く不定形状で、球状もあれば多角形もある様なもので、大きさは直径15mm前後で、処理槽内に装填して使用した。
【0088】
「請求項20」は、本発明の発泡成型形状が、全く不定形状で中空で、球状もあれば多角形もある様なもので、大きさは直径10mm前後で、処理槽内に装填して使用した。
【0089】
「請求項21」は、これらの全ての生ごみ等の有機物分解媒体基材に混入又は塗布含浸、或は酸化チタン自体を添加させ、時には光合成菌類の添加で、酸化チタンや光合成菌類の機能性発揮に不可欠な光源設置と光照射の為に、処理槽内照明光源を設置した物で、実施例では白熱球、蛍光灯、ハロゲン電球、LEDをそれぞれ設置して実施したが、技術刷新の今日、将来における斬新な光源が開発されれば使用する事は言う迄もない。
【図面の簡単な説明】
【0090】
【図1】 本発明の形状が、「請求項10」による板状の斜視図。
【図2】 同形状が、「請求項11」による円筒状の斜視図。
【図3】 同形状が、「請求項12」による円筒状で中空の斜視図。
【図4】 同形状が、「請求項13」による多角形状の斜視図。
【図5】 同形状が、「請求項14」による多角形状で中空の斜視図。
【図6】 同形状が、「請求項15」による不定多角形状の斜視図。
【図7】 同形状が、「請求項16」による不定多角形状で中空の斜視図。
【図8】 同形状が、「請求項17」による球状の斜視図。
【図9】 同形状が、「請求項18」による不定型球状の斜視図。
【図10】 同形状が、「請求項19」による不定形状の斜視図。
【図11】 同形状が、「請求項20」による不定形状中空の斜視図。
【図12】 「請求項21」の、処理槽内照射光源が装着された処理装置。
【図13】 「請求項22」の、処理槽内壁が、酸化チタンによってコ−ティングされて、処理槽内照射光源も装着された処理装置。
【図14】 処理槽内照射光源設置と共に、処理槽壁の一部が透明で、透明壁部位の処理槽外にも照射光源が装着された処理装置。
【図15】 小型家庭用の、処理槽内照射光源が装着され、処理槽内壁に酸化チタンもコ−ティングされた処理装置。
【符号の説明】
【0091】
1 酸化チタン
2 酸化チタン分解媒体基材
3 中空部
4 各種処理法の処理装置
5 照明光源
6 生ごみ等の有機物
7 水中分解処理装置
8 分解水
9 透明処理槽壁
10 光合成菌類

【特許請求の範囲】
【請求項1】
酸化チタン(1)を、樹脂に混入して成型し、種々の菌類発酵方式、或は種々の分解方式用の酸化チタン添加分解媒体基材を装填し、処理槽内に装着した光熱と光線の光源を持った処理装置。
【請求項2】
酸化チタン(1)を、ゴムに混入して成型し、種々の菌類発酵方式、或は種々の分解方式用の酸化チタン添加分解媒体基材を装填と、処理槽内に装着した光熱と光線の光源を持った処理装置。
【請求項3】
酸化チタン(1)を、無機類に混入して成型し、種々の菌類発酵方式、或は種々の分解方式用の酸化チタン添加分解媒体基材を装填と、処理槽内に装着した光熱と光線の光源を持った処理装置。
【請求項4】
酸化チタン(1)を、樹脂に塗布した、種々の菌類発酵方式、或は種々の分解方式用の酸化チタン添加分解媒体基材を装填と、処理槽内に装着した光熱と光線の光源を持った処理装置。
【請求項5】
酸化チタン(1)を、ゴムに塗布した、種々の菌類発酵方式、或は種々の分解方式用の酸化チタン添加分解媒体基材を装填と、処理槽内に装着した光熱と光線の光源を持った処理装置。
【請求項6】
酸化チタン(1)を、木粉及び木塊に塗布含浸した、種々の菌類発酵方式、或は種々の分解方式用の酸化チタン添加分解媒体基材を装填と、処理槽内に装着した光熱と光線の光源を持った処理装置。
【請求項7】
酸化チタン(1)を、植物殻に塗布含浸した、種々の菌類発酵方式、或は種々の分解方式用の酸化チタン添加分解媒体基材を装填と、処理槽内に装着した光熱と光線の光源を持った処理装置。
【請求項8】
酸化チタン(1)を、貝殻に塗布含浸した、種々の菌類発酵方式、或は種々の分解方式用の酸化チタン添加分解媒体基材を装填と、処理槽内に装着した光熱と光線の光源を持った処理装置。
【請求項9】
バリュウム、ゼオライト、炭酸カルシウム、消石灰、石膏、重炭酸ソ−ダ、硫酸第一鉄、銅クロロフィリンナトリュウム、カ−ボンフラックが単独種で、又は混合種併合添加された、請求項1乃至8記載の、種々の菌類発酵方式、或は種々の分解方式用の酸化チタン添加分解媒体基材を装填と、処理槽内に装着した光熱と光線の光源を持った処理装置。
【請求項10】
酸化チタン分解媒体基材の形状が板状の、請求項1乃至9記載の、種々の菌類発酵方式、或は種々の分解方式用の酸化チタン添加分解媒体基材を装填と、処理槽内に装着した光熱と光線の光源を持った処理装置。
【請求項11】
酸化チタン分解媒体基材の形状が円筒状の、請求項1乃至9記載の、種々の菌類発酵方式、或は種々の分解方式用の酸化チタン添加分解媒体基材を装填と、処理槽内に装着した光熱と光線の光源を持った処理装置。
【請求項12】
酸化チタン分解媒体基材の形状が円筒中空形状の、請求項1乃至9記載の、種々の菌類発酵方式、或は種々の分解方式用の酸化チタン添加分解媒体基材を装填と、処理槽内に装着した光熱と光線の光源を持った処理装置。
【請求項13】
酸化チタン分解媒体基材の形状が多角形状の、請求項1乃至9記載の、種々の菌類発酵方式、或は種々の分解方式用の酸化チタン添加分解媒体基材を装填と、処理槽内に装着した光熱と光線の光源を持った処理装置。
【請求項14】
酸化チタン分解媒体基材の形状が多角中空形状の、請求項1乃至9記載の、種々の菌類発酵方式、或は種々の分解方式用の酸化チタン添加分解媒体基材を装填と、処理槽内に装着した光熱と光線の光源を持った処理装置。
【請求項15】
酸化チタン分解媒体基材の形状が不定多角形状の、請求項1乃至9記載の、種々の菌類発酵方式、或は種々の分解方式用の酸化チタン添加分解媒体基材を装填と、処理槽内に装着した光熱と光線の光源を持った処理装置。
【請求項16】
酸化チタン分解媒体基材の形状が不定多角中空形状の、請求項1乃至9記載の、種々の菌類発酵方式、或は種々の分解方式用の酸化チタン添加分解媒体基材を装填と、処理槽内に装着した光熱と光線の光源を持った処理装置。
【請求項17】
酸化チタン分解媒体基材の形状が球状の、請求項1乃至9記載の、種々の菌類発酵方式、或は種々の分解方式用の酸化チタン添加分解媒体基材を装填と、処理槽内に装着した光熱と光線の光源を持った処理装置。
【請求項18】
酸化チタン分解媒体基材の形状が不定形球状の、請求項1乃至9記載の、種々の菌類発酵方式、或は種々の分解方式用の酸化チタン添加分解媒体基材を装填と、処理槽内に装着した光熱と光線の光源を持った処理装置。
【請求項19】
酸化チタン分解媒体基材の形状が不定形状の、請求項1乃至9記載の、種々の菌類発酵方式、或は種々の分解方式用の酸化チタン添加分解媒体基材を装填と、処理槽内に装着した光熱と光線の光源を持った処理装置。
【請求項20】
酸化チタン分解媒体基材の形状が不定形状で中空形状の、請求項1乃至9記載の、種々の菌類発酵方式、或は種々の分解方式用の酸化チタン添加分解媒体基材を装填と、処理槽内に装着した光熱と光線の光源を持った処理装置。
【請求項21】
種々の菌類発酵方式、或は種々の分解方式用の処理装置の処理槽内壁が、酸化チタン(1)によってコ−ティングされた、請求項1乃至20の、処理槽内を光線照射する槽内照射光源装着の処理装置。
【請求項22】
種々の菌類発酵方式、或は種々の分解方式用の処理装置の処理槽内壁が、酸化チタン(1)によってコ−ティングされた、処理装置の上部位点板に日光光線採光透明部位を持った、請求項1乃至20の、処理槽内を光線照射する槽内照射光源装着の処理装置。
【請求項23】
種々の菌類発酵方式、或は種々の分解方式用の処理装置の処理槽内壁が、酸化チタン(1)によってコ−ティングされた、処理装置の上部位、及び側壁に、日光光線採光透明部位を持った、請求項1乃至20の、処理槽内を光線照射する槽内照射光源装着の処理装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【公開番号】特開2006−312158(P2006−312158A)
【公開日】平成18年11月16日(2006.11.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−164707(P2005−164707)
【出願日】平成17年5月9日(2005.5.9)
【出願人】(591220148)伸洋産業株式会社 (69)
【Fターム(参考)】