説明

水性コンディショニングゲルを含むコンディショニングシャンプー組成物

クレンジング相および水性コンディショニング・ゲル・ネットワークを含むコンディショニングシャンプー組成物であって、このゲルネットワークが:
(a)脂肪物質;(b)16から30個の炭素を有するアルキル基を含むゲルネットワークアニオン性界面活性剤;(c)カチオン性界面活性剤を含み;コンディショニング・ゲル・ネットワークが、全体として電荷を有していないか、またはアニオン性であり、クレンジング相がクレンジングアニオン性界面活性剤を含み、このクレンジングアニオン性界面活性剤が8から14個の炭素を有するアルキル基を含む、組成物。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ゲルネットワークを含む組成物に関する。
【背景技術】
【0002】
ヘアクレンジング組成物は、通常、毛髪をクレンジングするためにアニオン性界面活性剤を含む。しかし、コンディショニング組成物は、脂肪族カチオン性活性物質を含む傾向がある。従って、理想的なクレンジングおよびコンディショニング・ヘア・ケア組成物は、アニオン性クレンジング相およびカチオン性コンディショニング相の両方を含むべきである。こうしたコンディショニングシャンプーの調製は、アニオン性界面活性剤および良好なコンディショニング剤である脂肪族カチオン性化合物との間の固有の不相溶性問題のために困難である。アニオン性界面活性剤とカチオン性界面活性剤との間の接触により沈殿物が即座に形成されるかまたはアニオン性化合物とカチオン性化合物との間の相互作用を生じて、それぞれのクレンジングおよびコンディショニング特性を著しく低減する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従って、主にアニオン性クレンジング組成物において配合可能な代替コンディショニングシステムが必要とされている。
【課題を解決するための手段】
【0004】
従って、本発明は、クレンジング相および水性コンディショニング・ゲル・ネットワークを含むコンディショニングシャンプー組成物を提供し、このゲルネットワークは:
(a)脂肪物質;
(b)16から30個の炭素を有するアルキル基を含むゲルネットワークアニオン性界面活性剤;
(c)カチオン性界面活性剤;
を含み、コンディショニング・ゲル・ネットワークが、全体として電荷を有していないか、またはアニオン性であり、クレンジング相がクレンジングアニオン性界面活性剤を含み、このクレンジングアニオン性界面活性剤が、塩であり、10から14個の炭素を有するアルキル基を含む。
【0005】
カチオン性界面活性剤は、脂肪物質/アニオン性界面活性剤ゲルネットワークのロバスト性を改善し、非カチオン性クレンジング相をも含む組成物からのコンディショニング利益を改善する。クレンジング相中のアニオン性界面活性剤およびコンディショニングゲル中のアニオン性界面活性剤との間の炭素鎖長の差が、コンディショニング・ゲル・ネットワークの安定性を顕著に改善し、シャンプー組成物におけるこの一体性を維持する。
【0006】
好ましくは、ゲルネットワーク中のアニオン性界面活性剤およびカチオン性界面活性剤は、4個、好ましくは2個の以内の炭素、および最も好ましくは同じ数の炭素を含有する。より好ましくは、これらは、4個以内、より好ましくは2個以内の単一アルキル基を含み、および最も好ましくは同じ長さである。これが、ゲルネットワークの安定性を維持するのに役立つ。
【0007】
好ましくは、ゲルネットワークカチオン性界面活性剤中の炭素が、単一アルキル基中に存在する。より好ましくは、ゲルネットワークカチオン性界面活性剤が、16から30個の炭素を有する。
【発明を実施するための形態】
【0008】
好ましくは、カチオン性界面活性剤が、式N(R)(R)(R)(R)を有し、式中、R、R、RおよびRは、独立に(C16−C30)アルキルまたはベンジルである。
【0009】
好ましくは、R、R、RおよびRのうち1、2または3つが、独立に(C16−C30)アルキルであり、残りのR、R、RおよびR基がC−Cアルキルまたはベンジルである。
【0010】
任意に、アルキル基は、アルキル鎖内に1つ以上のエステル(−OCO−または−COO−)および/またはエーテル(−O−)結合を含んでいてもよい。アルキル基は、任意に、1つ以上のヒドロキシル基で置換されていてもよい。アルキル基は、直鎖または分枝鎖であってもよく、3個以上の炭素原子を有するアルキル基に関しては環状であってもよい。アルキル基は、飽和であってもよく、または1つ以上の炭素−炭素二重結合を含有してもよい(例えば、オレイル)。アルキル基は、任意に、1つ以上のエチレンオキシ基によりアルキル鎖状でエトキシル化される。
【0011】
本発明に記載のコンディショナー組成物に使用するための好適なカチオン性界面活性剤としては、セチルトリメチルアンモニウムクロリド、ベヘニルトリメチルアンモニウムクロリド、セチルピリジニウムクロリド、テトラメチルアンモニウムクロリド、テトラエチルアンモニウムクロリド、ステアリルジメチルベンジルアンモニウムクロリド、ココトリメチルアンモニウムクロリド、PEG−2−オレアンモニウムクロリドおよびこれらの対応する水酸化物が挙げられる。さらに好適なカチオン性界面活性剤としては、CTFA名称クアテルニウム−5、クアテルニウム−31およびクアテルニウム−18を有する物質が挙げられる。前述の物質のいずれかの混合物も好適な場合がある。本発明に記載のコンディショナーに使用するのに特に有用なカチオン性界面活性剤は、例えばGENAMIN CTACとしてHoechst Celaneseから市販されているセチルトリメチルアンモニウムクロリドである。本発明に記載のコンディショナー中に使用するのに特に有用な別のカチオン性界面活性剤は、例えばGENAMIN KDMPとしてClariantから市販されているベヘニルトリメチルアンモニウムクロリドである。
【0012】
本発明に使用するのに好適なカチオン性界面活性剤の部類の別の例は、単独で、または1つ以上の他のカチオン性コンディショニング界面活性剤と混和させて、以下の(i)および(ii)の組み合わせである:
(i)一般式(I)に対応するアミドアミン:
【0013】
【化1】

式中、Rは、10個以上の炭素原子を有するヒドロカルビル鎖であり、
およびRは、独立に、1から10個の炭素原子のヒドロカルビル鎖から選択され、および
mは1から約10の整数である;
(ii)酸。
【0014】
本明細書で使用される場合、ヒドロカルビル鎖という用語は、アルキルまたはアルケニル鎖を意味する。
【0015】
好ましいアミドアミン化合物は、式(I)に対応するものであって、Rが、約11から約24個の炭素原子を有するヒドロカルビル残基であり、RおよびRがそれぞれ独立にヒドロカルビル残基であり、好ましくは1から約4個の炭素原子を有するアルキル基であり、mが1から約4の整数である。
【0016】
好ましくは、RおよびRがメチルまたはエチル基である。
【0017】
好ましくは、mが2または3であり、即ち、エチレンまたはプロピレン基である。
【0018】
本明細書で有用な好ましいアミドアミンとしては、ステアラミド−プロピルジメチルアミン、ステアラミドプロピルジエチルアミン、ステアラミドエチルジエチルアミン、ステアラミドエチルジメチルアミン、パルミトアミドプロピルジメチルアミン、パルミトアミドプロピルジエチルアミン、パルミトアミドエチルジエチルアミン、パルミトアミドエチルジメチルアミン、ベヘンアミドプロピルジメチルアミン、ベヘンアミドプロピルジエチルミン、ベヘンアミドエチルジエチルアミン、ベヘンアミドエチルジメチルアミン、アラキドアミドプロピルジメチルアミン、アラキドアミドプロピルジエチルアミン、アラキドアミドエチルジエチルアミン、アラキドアミドエチルジメチルアミンおよびこれらの混合物が挙げられる。
【0019】
本明細書で有用な特に好ましいアミドアミンは、ステアラミドプロピルジメチルアミン、ステアラミドエチルジエチルアミン、およびこれらの混合物である。
【0020】
本明細書で有用な市販のアミドアミンとしては:Inolex(Philadelphia Pennsylvania,USA)から入手可能な商標名LEXAMINE S−13およびNikko(Tokyo,Japan)から入手可能な商標名AMIDOAMINE MSPのステアラミドプロピルジメチルアミン、Nikkoから入手可能な商標名AMIDEAMINE Sのステアラミドエチルジエチルアミン、Croda(North Humberside,England)から入手可能な商標名INCROMINE BBのベヘンアミドプロピルジメチルアミン、およびScher(Clifton New Jersey,USA)から入手可能な商標名SCHERCODINEシリーズの種々のアミドアミンが挙げられる。
【0021】
酸(ii)は、ヘアトリートメント組成物におけるアミドアミンをプロトン化することができるいずれかの有機酸または鉱酸であってもよい。本明細書で有用な好適な酸としては、塩酸、酢酸、酒石酸、フマル酸、乳酸、リンゴ酸、コハク酸、およびこれらの混合物が挙げられる。好ましくは、酸が、酢酸、酒石酸、塩酸、フマル酸、およびこれらの混合物から成る群から選択される。
【0022】
酸の主要な役割は、ヘアトリートメント組成物中のアミドアミンをプロトン化することであり、そうしてヘアトリートメント組成物中にてこの場で三級アミン塩(TAS)を形成する。実際にTASは、非永久的な四級アンモニウムまたは疑似四級アンモニウムカチオン性界面活性剤である。
【0023】
好適には、酸は、存在するすべてのアミドアミンをプロトン化するのに十分な量、即ち組成物中に存在するアミドアミンの量に対して少なくとも等モルのレベルで含まれる。
【0024】
カチオン性界面活性剤のレベルは、一般に、組成物の総重量に基づいて0.01から10重量%、より好ましくは0.02から7.5重量%、最も好ましくは0.05から5重量%のカチオン性界面活性剤総重量の範囲である。
【0025】
アニオン性界面活性剤は、16から30個の炭素、好ましくは16から22個の炭素を有するアルキル鎖を含む。
【0026】
好ましくは、ゲルネットワークアニオン性界面活性剤中の炭素は、単一アルキル基中に存在する。
【0027】
ゲルネットワークは、ゲルネットワークに対して全体としてアニオン性の電荷を与える、またはゲルネットワークに対して全体として電荷を有していないようにするためにアニオン性界面活性剤を含む。
【0028】
ゲルネットワークアニオン性界面活性剤は、組成物の0.1から5重量%、およびより好ましくは0.5から2.0重量%で存在する。
【0029】
ゲルネットワークは脂肪物質を含む。
【0030】
好ましくは、脂肪物質が、脂肪酸アミド、脂肪族アルコール、脂肪酸エステルおよびこれらの混合物から選択される。好ましくは、脂肪物質が脂肪族アルコールである。
【0031】
好ましくは、脂肪物質は、14から30個の炭素原子、より好ましくは16から22個の炭素原子を有する脂肪族基を含む。好適な脂肪族アルコールの例としては、セチルアルコール、ステアリルアルコールおよびこれらの混合物が挙げられる。好適な脂肪酸エステルの例はグリセリルモノステアラートである。
【0032】
本発明の組成物中の脂肪物質のレベルは、好都合なことには、組成物の0.01から10重量%、好ましくは0.1から5重量%である。
【0033】
好ましくは、(a)と(b)との比が0.1:1から100:1、好ましくは1.2:1から50:1、より好ましくは1.5:1から10:1および最も好ましくは約2:1である。
【0034】
好ましくは、ゲルネットワークのアニオン性脂肪物質は、4個以内、好ましくは2個以内の炭素を有するアルキル基を含有し、および最も好ましくは同じ数の炭素を含有する。より好ましくは、これらは、4個以内、より好ましくは2個以内の単一アルキル基を含み、および最も好ましくは同じ長さである。これが、ゲルネットワークの安定性の維持に役立つ。
【0035】
クレンジング相は、クレンジング界面活性剤を含む。クレンジング相のアニオン性界面活性剤は、塩であり、8から14個の炭素、より好ましくは10から12個、および最も好ましくは12個の炭素を有する。より好ましくはこれらの炭素は、単一のアルキル基に存在する。
【0036】
好ましくは、塩が、サルフェート、スルホネート、サルコシネートまたはイセチオネートである。
【0037】
好ましくは、クレンジングアニオン性界面活性剤が、アンモニウムラウリルサルフェート、アンモニウムラウレスサルフェート、トリメチルアミンラウリルサルフェート、トリメチルアミンラウレスサルフェート、トリエタノールアミンラウリルサルフェート、トリメチルエタノールアミンラウレスサルフェート、モノエタノールアミンラウリルサルフェート、モノエタノールアミンラウレスサルフェート、ジエタノールアミンラウリルサルフェート、ジエタノールアミンラウレスサルフェート、ラウリン酸モノグリセリドナトリウムサルフェート、ナトリウムラウリルサルフェート、ナトリウムラウレスサルフェート、カリウムラウリルサルフェート、カリウムラウレスサルフェート、ナトリウムラウリルサルコシネート、ナトリウムラウロイルサルコシネート、ラウリルサルコシン、アンモニウムココイルサルフェート、アンモニウムラウロイルサルフェート、ナトリウムココイルサルフェート、ナトリウムラウリルサルフェート、カリウムココイルサルフェート、カリウムラウリルサルフェート、モノエタノールアミンココイルサルフェート、モノエタノールアミンラウリルサルフェート、ナトリウムトリデシルベンゼンスルホネート、ナトリウムドデシルベンゼンスルホネート、ナトリウムココイルイセチオネートおよびこれらの混合物から選択される。
【0038】
好ましいアニオン性クレンジング界面活性剤としては、アルカリ金属アルキルサルフェート、より好ましくはアルキルエーテルサルフェートが挙げられる。特に好ましいアニオン性クレンジング界面活性剤としては、ナトリウムラウリルエーテルサルフェートが挙げられる。
【0039】
クレンジング相は、組成物の0.5から70重量%のクレンジング界面活性剤、好ましくは5から60重量%、およびより好ましくは7から56重量%のクレンジング界面活性剤を含む。
【0040】
好ましいクレンジングアニオン性界面活性剤は、これらがpH感応性ではないので、組成物のpHに拘わらず、界面活性剤の利益を与える。
【0041】
本発明は、典型的なレベルのクレンジング界面活性剤を含む標準のシャンプー組成物と濃縮シャンプーとの両方を包含する。標準のシャンプーにおいて、クレンジング界面活性剤のレベルは、組成物の5から26重量%であるのに対して、濃縮シャンプーでは、クレンジング界面活性剤のレベルは27から70重量%である。
【0042】
好ましくは、組成物が脂肪酸を含まない。好ましくは、組成物がアルキル鎖中に10から20個の炭素原子を有する脂肪酸を含まない。脂肪酸は、毛髪に低品質のコンディショニングの利益を与えるので、望ましくない。
【0043】
好ましい実施形態において、本発明に記載の組成物は、カチオン性の付着ポリマーを含む。
【0044】
好適なカチオン性付着補助ポリマーは、カチオン性に置換されたホモポリマーであってもよく、または2種以上のモノマーから形成されてもよい。ポリマーの重量平均(M)分子量は、一般に100000から2百万ダルトンである。ポリマーは、カチオン性窒素含有基、例えば四級アンモニウムまたはプロトン化アミノ基またはこれらの混合物を有する。ポリマーの分子量が低過ぎると、コンディショニング効果が劣る。高過ぎると、伸長粘度が高いという問題が生じる場合があり、組成物を注いだときに組成物の曳糸性を導く。
【0045】
カチオン性窒素含有基は、一般に、カチオン性ポリマーの総モノマーユニットの画分において置換基として存在する。従って、ポリマーがホモポリマーでない場合、これは、スペーサーの非カチオン性モノマーユニットを含有できる。こうしたポリマーは、CTFA Cosmetic Ingredient Directory,3rd editionに記載されている。カチオン性と非カチオン性のモノマーユニットの比は、一般に0.2から3.0meq/gmである必要とされる範囲においてカチオン性の電荷密度を有するポリマーを与えるように選択される。ポリマーのカチオン性電荷密度は、窒素決定に関する化学試験の下でUS Pharmacopoeiaに記載されるようなケルダール法によって好適に決定される。
【0046】
好適なカチオン性ポリマーとしては、例えば、カチオン性アミンまたは四級アンモニウム機能性を有するビニルモノマーと水溶性スペーサーモノマー、例えば、(メタ)アクリルアミド、アルキルおよびジアルキル(メタ)アクリルアミド、アルキル(メタ)アクリレート、ビニルカプロラクトンおよびビニルピロリジンとのコポリマーが挙げられる。アルキルおよびジアルキル置換されたモノマーは、好ましくはC1−C7アルキル基、より好ましくはC1−3アルキル基を有する。他の好適なスペーサーとしては、ビニルエステル、ビニルアルコール、無水マレイン酸、プロピレングリコールおよびエチレングリコールが挙げられる。
【0047】
カチオン性アミンは、特定の種類および組成物のpHに依存して、一級、二級または三級アミンであることができる。一般に、二級および三級アミン、特に三級が好ましい。
【0048】
アミン置換されたビニルモノマーおよびアミンは、アミン形態で重合でき、次いで四級化によりアンモニウムに転化できる。
【0049】
カチオン性ポリマーは、アミンおよび/または四級アンモニウム置換されたモノマーおよび/または相溶性スペーサーモノマーから誘導されるモノマーユニットの混合物を含むことができる。
【0050】
好適なカチオン性ポリマーとしては、例えば:
−例えば、産業界(CTFA)ではそれぞれポリクアテルニウム6およびポリクアテルニウム7と呼ばれるジメチルジアリルアンモニウムクロリドホモポリマーおよびアクリルアミドおよびジメチルジアリルアンモニウムクロリドのコポリマーを含むカチオン性ジアリル四級アンモニウム含有ポリマー;
−3から5個の炭素原子を有する不飽和カルボン酸のホモおよびコポリマーのアミノアルキルエステルの鉱酸塩(U.S.Patent4,009,256に記載されるもの);
−カチオン性ポリアクリルアミド(WO95/22311に記載されるもの)
が挙げられる。
【0051】
使用できる他のカチオン性ポリマーとしては、カチオン性ポリサッカリドポリマー、例えばカチオン性セルロース誘導体、カチオン性デンプン誘導体、およびカチオン性グアーガム誘導体が挙げられる。
【0052】
本発明の組成物に使用するのに好適なカチオン性ポリサッカリドポリマーとしては、次式のモノマーが挙げられる:
A−O−[R−N(R)(R)(R)X]、
式中:Aは、無水グルコース残基、例えばデンプンまたはセルロース無水グルコース残基である。Rは、アルキレン、オキシアルキレン、ポリオキシアルキレン、またはヒドロキシアルキレン基、またはこれらの組み合わせである。R、RおよびRは独立に、アルキル、アリール、アルキルアリール、アリールアルキル、アルコキシアルキル、またはアルコキシアリール基を表し、それぞれの基は、約18個までの炭素原子を含有する。それぞれのカチオン性部分の炭素原子の総数(即ち、R、RおよびR中の炭素原子の合計)は、好ましくは約20以下であり、Xはアニオンの対イオンである。
【0053】
別のタイプのカチオン性セルロースとしては、産業界(CTFA)ではポリクアテルニウム24と呼ばれる、ラウリルジメチルアンモニウム−置換エポキシドと反応したヒドロキシエチルセルロースのポリマー四級アンモニウム塩が挙げられる。これらの物質は、例えば商標名ポリマーLM−200としてAmerchol Corporationから市販されている。
【0054】
他の好適なカチオン性ポリサッカリドポリマーとしては、四級窒素含有セルロースエーテル(例えば、U.S.Patent3,962,418に記載されるように)、およびエーテル化されたセルロースとデンプンとのコポリマー(例えば、U.S.Patent3,958,581に記載されるもの)が挙げられる。
【0055】
使用できる特に好適な種類のカチオン性ポリサッカリドポリマーは、カチオン性グアーガム誘導体、例えばグアーヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリド(RhodiaからJAGUAR商標シリーズとして市販されている。)である。こうした物質の例は、JAGUAR C13S、JAGUAR C14、JAGUAR C15およびJAGUAR C17である。
【0056】
上記カチオン性ポリマーのいずれかの混合物が使用できる。
【0057】
カチオン性ポリマーは、一般に、本発明のシャンプー組成物において、組成物の総重量に基づいて、0.01から5重量%、好ましくは0.05から2重量%、より好ましくは0.07から1.2重量%のレベルのカチオン性ポリマー総重量で存在する。
【0058】
好ましくは、本発明のヘアケア組成物は水性であり、即ちこれらは、主要成分として水または水溶液またはリオトロピック液晶相を有する。
【0059】
好適には、組成物は、組成物の総重量に基づいて10から98重量%、好ましくは30から95重量%の水を含む。
【0060】
本発明に記載の組成物は、好ましくはシリコーンを含む。
【0061】
特に好ましいシリコーンコンディショニング剤は、シリコーンエマルション、例えば、CTFA名称ジメチコノールを有するポリジオルガノシロキサン、特にポリジメチルシロキサンのようにシリコーンから形成されるもの、CTFA名称ジメチコノールを有するヒドロキシル末端基を有するポリジメチルシロキサンおよびCTFA名称アモジメチコンを有するアミノ機能ポリジメチルシロキサンである。
【0062】
エマルションの液滴は、通常、0.01から20マイクロメートル、より好ましくは0.2から10マイクロメートルの範囲の、本発明の組成物におけるSauter平均液滴粒子径(D3,2)を有していてもよい。
【0063】
Sauter平均液滴粒子径(D3,2)を測定するための好適な方法は、Malvern Mastersizerのような機器を用いるレーザー光散乱による。
【0064】
本発明の組成物に使用するための好適なシリコーンエマルションは、Dow CorningおよびGE Siliconesのようなシリコーン供給元から入手可能である。こうした予め形成されたシリコーンエマルションの使用は、処理の容易さおよびシリコーン粒径の制御のために好ましい。こうした予め形成されたシリコーンエマルションは、通常、さらに好適な乳化剤、例えばアニオン性または非イオン性乳化剤、またはこれらの混合物を含み、化学的な乳化方法、例えば乳化重合、または高剪断ミキサを用いる機械的乳化により調製されてもよい。0.15マイクロメートル未満のSauter平均液滴粒子径(D3,2)を有する予め形成されたシリコーンエマルションは、一般にマイクロエマルションと呼ばれる。
【0065】
好適な予め形成されたシリコーンエマルションの例としては、すべてDow Corningから入手可能なエマルションDC2−1766、DC2−1784、DC−1785、DC−1786、DC−1788およびマイクロエマルションDC2−1865およびDC2−1870が挙げられる。DC7051は好ましいシリコーンである。これらすべては、ジメチコノールのエマルション/マイクロエマルションである。また、DC2−8177およびDC939(Dow Corningから)およびSME253(GE Siliconesから)のようなアモジメチコンエマルションも好適である。
【0066】
例えばWO03/094874に記載されているように、特定の種類の高分子量を有する界面活性ブロックコポリマーがシリコーンエマルション液滴とブレンドされているシリコーンエマルションも好適である。こうした物質において、シリコーンエマルション液滴は、好ましくはポリジオルガノシロキサン、例えば、上述されたようなものから形成される。表面活性ブロックコポリマーの好ましい形態の1つは、次の化学式の通りである:
HO(CHCHO)(CH(CH)CHO)(CHCHO)
式中、xの平均値は4以上であり、yの平均値は25以上である。
【0067】
別の好ましい形態の表面活性ブロックコポリマーは、次の化学式の通りである:
(HO(CHCHO)(CH(CH)CHO)−N−CH−CH−N((OCHCH(CH))(OCHCHOH)
式中、aの平均値は2以上であり、bの平均値は6以上である。
【0068】
上述のシリコーンエマルションのいずれかの混合物が使用されてもよい。
【0069】
上述のシリコーンエマルションは、一般に、組成物の総重量に基づいて、0.05から15重量%、好ましくは0.5から12重量%のシリコーンのレベルにて本発明の組成物中に存在する。
【0070】
シリコーンは、好ましくは0.5から15重量%、より好ましくは1から12重量%で存在する。
【0071】
任意に、本発明の組成物は、性能および/または消費者の受容性を向上させるために、以下に記載されるようなさらなる成分を含有してもよい。
【0072】
組成物は、審美性、物理的またはクレンジング特性を組成物に付与するのを助けるために、共界面活性剤を含むことができる。
【0073】
共界面活性剤の例は、非イオン性界面活性剤であり、これは組成物の総重量に基づいて、0.5から10重量、好ましくは0.7から6重量%の範囲の量で含まれることができる。
【0074】
例えば、本発明のシャンプー組成物に含まれることができる代表的な非イオン性界面活性剤としては、脂肪族(C−C18)一級または二級直鎖または分枝鎖アルコールまたはフェノールと、アルキレンオキシド、一般に6から30個のエチレンオキシド基を有するエチレンオキシドとの縮合生成物を含む。
【0075】
他の代表的な非イオン性界面活性剤としては、モノまたはジアルキルアルカノールアミドが挙げられる。例としては、ココモノまたはジエタノールアミドおよびココモノイソプロパノールアミドが挙げられる。特に好ましい非イオン性界面活性剤は、ココモノエタノールアミドである。
【0076】
本発明のシャンプー組成物に含まれることができるさらなる非イオン性界面活性剤は、アルキルポリグリコシド(APG)である。通常、APGは、1つ以上のグリコシル基のブロックに連結された(場合により架橋基を介する)アルキル基を含むものである。好ましいAPGは、次式によって定義される:
RO−(G)
式中、Rは、飽和または不飽和であってもよい分枝鎖または直鎖アルキル基であり、Gはサッカリド基である。
【0077】
Rは、約Cから約C20の平均アルキル鎖長を表すことができる。好ましくは、Rが約Cから約C12の平均アルキル鎖長を表す。最も好ましくは、Rの値は、約9.5から約10.5の間にある。Gは、CまたはCモノサッカリド残基から選択され得、好ましくはグルコシドである。Gは、グルコース、キシロース、ラクトース、フルクトース、マンノースおよびこれらの誘導体を含む群から選択されてもよい。好ましくは、Gがグルコースである。
【0078】
重合度nは、約1から約10以上の値を有していてもよい。好ましくは、nの値が約1.1から約2の間にある。最も好ましくはnの値が約1.3から約1.5の間にある。
【0079】
本発明に使用するための好適なアルキルポリグリコシドは、市販されており、例えば、SeppicからのOramix NS10;HenkelからのPlantaren1200およびPlantaren2000として同定されるものである。
【0080】
本発明の組成物に含まれることができる他の糖由来の非イオン性界面活性剤としては、例えば、WO92 06154およびUS5 194 639に記載されるように、C10−C18N−アルキル(C−C)ポリヒドロキシ脂肪酸アミド、例えば、C12−C18N−メチルグルカミド、およびN−アルコキシポリヒドロキシ脂肪酸アミド、例えば、C10−C18N−(3−メトキシプロピル)グルカミドが挙げられる。
【0081】
共界面活性剤の好ましい例は、両性または双極性界面活性剤であり、これは組成物の総重量に基づいて、0.5から約10重量%、好ましくは1から6重量%の範囲の量で含まれることができる。
【0082】
両性または双極性界面活性剤の例としては、アルキルアミンオキシド、アルキルベタイン、アルキルアミドプロピルベタイン、アルキルスルホベタイン(スルタイン)、アルキルグリシナート、アルキルカルボキシグリシナート、アルキルアンホアセテート、アルキルアンホプロピオナート、アルキルアンホグリシナート、アルキルアミドプロピルヒドロキシスルタイン、アシルタウレートおよびアシルグルタメートが挙げられ、ここでアルキルおよびアシル基は、8から19個の炭素原子を有する。本発明のシャンプーに使用するための典型的な両性および双極性界面活性剤としては、ラウリルアミンオキシド、ココジメチルスルホプロピルベタイン、ラウリルベタイン、コカミドプロピルベタインおよびナトリウムココアンホアセテートが挙げられる。
【0083】
特に好ましい両性または双極性界面活性剤はコカミドプロピルベタインである。
【0084】
前述の両性または双極性界面活性剤のいずれかの混合物も好適な場合もある。好ましい混合物は、コカミドプロピルベタインと、上述のようなさらなる両性または双極性界面活性剤との混合物が挙げられる。好ましいさらなる両性または双極性界面活性剤はナトリウムココアンホアセテートである。
【0085】
本発明のシャンプー組成物中の界面活性剤の総量(いずれかの共界面活性剤および/またはいずれかの乳化剤を含む。)は、組成物の総重量に基づいて、一般に1から70重量%、好ましくは2から65重量%、より好ましくは8から60重量%の界面活性剤総重量である。
【0086】
好ましくは、本発明の水性シャンプー組成物がさらに、懸濁化剤を含む。好適な懸濁化剤は、ポリアクリル酸、アクリル酸の架橋ポリマー、アクリル酸と疎水性モノマーとのコポリマー、カルボン酸含有モノマーとアクリル酸エステルのコポリマー、アクリル酸とアクリレートエステルの架橋されたコポリマー、ヘテロポリサッカリドガムおよび結晶性長鎖アシル誘導体が挙げられる。長鎖アシル誘導体は、望ましくは、16から22個の炭素原子を有する脂肪酸のエチレングリコールステアレート、アルカノールアミドおよびこれらの混合物から選択される。エチレングリコールジステアレートおよびポリエチレングリコール3ジステアレートは、組成物に真珠光沢を与えるので、好ましい長鎖アシル誘導体である。ポリアクリル酸は、カルボポール420、カルボポール488またはカルボポール493として市販されている。多官能性剤で架橋されたアクリル酸ポリマーも使用できる;これらは、カルボポール910、カルボポール934、カルボポール941およびカルボポール980として市販されている。カルボン酸含有モノマーとアクリル酸エステルの好適なコポリマーの例は、カルボポール1342である。すべてのカルボポール(商標)物質は、Goodrichから入手可能である。
【0087】
アクリル酸およびアクリレートエステルの好適な架橋ポリマーは、ペミュレン TR1またはペミュレン TR2である。好適なヘテロポリサッカリドガムは、キサンタンガムであり、例えば、Kelzan muとして入手可能である。
【0088】
上述の懸濁化剤のいずれかの混合物を使用してもよい。アクリル酸と結晶長鎖アシル誘導体の架橋ポリマーの混合物が好ましい。
【0089】
懸濁化剤、一般に本発明のシャンプー組成物には、組成物の総重量に基づいて0.1から10重量%、好ましくは0.5から6重量%、より好ましくは0.9から4重量%の懸濁化剤総重量のレベルで存在する。
【0090】
本発明の組成物に使用できるさらなる成分は、炭化水素油またはエステル油である。シリコーン油と同様に、これらの物質は、本発明の組成物に関して見出されるコンディショニングの利益を向上させることができる。
【0091】
好適な炭化水素油は、少なくとも12個の炭素原子を有し、これらとしてはパラフィン油、ポリオレフィン油、鉱油、飽和および不飽和ドデカン、飽和および不飽和トリデカン、飽和および不飽和テトラデカン、飽和および不飽和ペンタデカン、飽和および不飽和ヘキサデカン、およびこれらの混合物が挙げられる。これらの化合物の分枝鎖異性体、ならびに長鎖炭化水素異性体も使用できる。C2−6アルケニルモノマー、例えば、ポリイソブチレンのポリマーの炭化水素も好適である。
【0092】
好適なエステル油は、少なくとも10個の炭素原子を有し、これらとしては脂肪酸またはアルコールから由来されるヒドロカルビル鎖のエステルが挙げられる。典型的なエステル油は、式R’COORであり、式中、R’およびRは、独立に、アルキルまたはアルケニルラジカルを示し、R’およびR中の炭素原子の合計は少なくとも10、好ましくは少なくとも20である。カルボン酸のジおよびトリアルキルおよびアルケニルエステルも使用できる。
【0093】
好ましい脂肪族油は、モノ、ジおよびトリグリセリド、より詳細にはC1−22カルボン酸のような長鎖カルボン酸とグリセロールのモノ、ジ、およびトリエステルである。こうした物質の例としては、ココアバター、パームステアリン、ヒマワリ油、大豆油およびココナッツ油が挙げられる。
【0094】
上述の炭化水素/エステル油のいずれかの混合物も使用できる。
【0095】
本発明の組成物中の炭化水素油およびエステル油の合わせた総量は、組成物の重量の、好適には0.05から10重量%、特に0.2から5重量%、および特に0.5から3重量%の範囲であってもよい。
【0096】
本発明の組成物は、性能および/または消費者受容性を向上させるために他の成分を含有してもよい。こうした成分としては、芳香剤、染料および顔料、pH調整剤、真珠光沢剤または乳白剤、粘度調整剤、ならびに防腐剤または抗菌剤が挙げられる。これらの成分のそれぞれは、この目的を達成するのに有効な量で存在する。一般に、これらの任意成分は、総組成物の5重量%までのレベルで個々に含まれる。
【0097】
本発明はさらに、次の実施例には限定されないで例示されるが、実施例において引用されるすべてのパーセンテージは、特に記載のない限り、総重量に基づく。
【実施例1】
【0098】
この実施例は、通常のコンディショニングシャンプー組成物である。
【0099】
【表1】

【0100】
製法
サイドポット中にて少なくとも15%の水を約74℃まで加熱した。これに、脂肪族アルコール、二級アニオン性(ナトリウムセチルステリルサルフェート)およびカチオン性(ベヘニルトリメチルアンモニウムクロリド)界面活性剤を、高速に撹拌しながら添加した。均一分散液が得られたとき、この混合物を同一速度で撹拌しながら約45℃まで冷却した。次いでこの混合物を希釈された主要界面活性剤溶液(ナトリウムラウレスサルフェート)に添加し、中程度の速度で撹拌しながら残りの成分を添加した。
【実施例2】
【0101】
これらの配合物は、濃縮コンディショニングシャンプー組成物である。
【0102】
【表2】

【0103】
製法
サイドポット中にて少なくとも7%の水を約80℃まで加熱した。これに、脂肪族アルコール、二級アニオン性(ナトリウムセチルステリルサルフェート)およびカチオン性(ベヘニルトリメチルアンモニウムクロリド)界面活性剤を、高速に撹拌しながら添加した。均一分散液が得られたとき、この混合物を同一速度で撹拌しながら約45℃まで冷却した。次いでこの混合物を、二重ホモジナイザーディスクおよびスクラッパーを備えた高速分散ミキサ中の濃縮された主要界面活性剤(ナトリウムラウレスサルフェート)に添加した。高剪断で減圧下にて成分を混合した。残りの成分は、同じ条件で添加した。
【実施例3】
【0104】
次の配合物は通常のコンディショニングシャンプー組成物である。
【0105】
【表3】

【0106】
製法
サイドポット中にて少なくとも7%の水を約80℃まで加熱した。これに、脂肪族アルコール、二級アニオン性(ナトリウムセチルステリルサルフェート)およびカチオン性(ベヘニルトリメチルアンモニウムクロリド)界面活性剤を、高速に撹拌しながら添加した。均一分散液が得られたとき、この混合物を同一速度で撹拌しながら約45℃まで冷却した。次いでこの混合物を希釈された主要界面活性剤溶液(ナトリウムラウレスサルフェート)に添加し、中程度の速度で撹拌しながら残りの成分を添加した。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
クレンジング相および水性コンディショニング・ゲル・ネットワークを含むコンディショニングシャンプー組成物であって、このゲルネットワークが:
(a)脂肪物質;
(b)16から30個の炭素を有するアルキル基を含むゲルネットワークアニオン性界面活性剤;
(c)カチオン性界面活性剤;
を含み、コンディショニング・ゲル・ネットワークが、全体として電荷を有していないか、またはアニオン性であり、クレンジング相がクレンジングアニオン性界面活性剤を含み、このクレンジングアニオン性界面活性剤が塩であり、8から14個の炭素を有するアルキル基を含む、組成物。
【請求項2】
脂肪物質が、脂肪族アルコール、脂肪酸エステル、脂肪酸および脂肪酸アミドから選択される、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
脂肪物質が、直鎖または分枝鎖であり、14から30個の炭素を有する、請求項1または2に記載の組成物。
【請求項4】
ゲルネットワークアニオン性界面活性剤が16から22個の炭素を有する、請求項1から3のいずれかに記載の組成物。
【請求項5】
ゲルネットワークカチオン性界面活性剤が16から30個の炭素を有する、請求項1から4のいずれかに記載の組成物。
【請求項6】
(a)と(b)との比が0.1:1から100:1、好ましくは1.2:1から50:1、より好ましくは1.5:1から10:1、および最も好ましくは約2:1である、請求項1から5のいずれかに記載の組成物。
【請求項7】
カチオン性ポリマーを含む、請求項1から6のいずれかに記載の組成物。
【請求項8】
シリコーンを含む、請求項1から7のいずれかに記載の組成物。
【請求項9】
クレンジングアニオン性界面活性剤が、サルフェート、スルホネート、サルコシネートまたはイセチオネートである、請求項1から8のいずれかに記載の組成物。

【公表番号】特表2012−508208(P2012−508208A)
【公表日】平成24年4月5日(2012.4.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−535063(P2011−535063)
【出願日】平成21年10月9日(2009.10.9)
【国際出願番号】PCT/EP2009/063170
【国際公開番号】WO2010/052092
【国際公開日】平成22年5月14日(2010.5.14)
【出願人】(590003065)ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ (494)
【Fターム(参考)】