説明

水蒸気発生装置

【課題】熱分析装置内に供給する水蒸気含有ガスを熱分析装置内の温度に追従させかつ水蒸気量の微小な制御を行なうことができる水蒸気発生装置を提供する。
【解決手段】主流路2の上流端にドライエアーを供給するためのボンベが調圧器3を介して接続される。主流路2上に上流側から順に、MFC4、気液混合部15、噴霧部16及び熱交換部18が設けられ、気液混合部15に主流路2中に水を供給する水供給制御部5が接続される。水供給制御部5は熱分析装置20内の湿度、又は温度及び湿度に基づいて気液混合部15への水供給量を制御するコントロールバルブ12を備える。噴霧部16では気液混合部15で混合された気液混合流体中の水分が霧状に噴霧され、熱交換部18では噴霧部16で噴霧された気液混合流体が熱分析装置20内の温度に加熱される。熱交換部18で加熱されて水分が気化された流体は水蒸気含有ガスとして熱分析装置20内に供給される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば熱重量分析装置(以下、TGA)や熱機械分析装置(以下、TMA)などの熱分析装置の測定室に水蒸気を含むガスを供給して湿度を調節する水蒸気発生装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
熱分析装置は温度変化に対する試料の物理的又は化学的な性質の変化を測定するものであるが、そのような熱分析装置において測定される試料の性質はその周囲の雰囲気、特に湿度の影響を大きく受ける。そのため、試料の周囲の温度とともにその湿度も制御する必要がある。
【0003】
そこで、水蒸気を発生させる水蒸気発生装置を熱分析装置に取り付けて熱分析装置内に水蒸気を供給し、試料の周囲の湿度を目的の湿度に制御することが提案されている(例えば、特許文献1,2を参照。)。水蒸気発生装置としては、水の入ったタンクを加熱して水蒸気を発生させ、発生した水蒸気をその蒸気圧を利用して又はキャリアガスを用いて熱分析装置内に供給するものや、水の入ったタンクを加熱しながらバブリングを行なって水蒸気を発生させ、発生した水蒸気をその蒸気圧を利用して又はキャリアガスを用いて熱分析装置内に供給するものが一般的である。このような水蒸気発生装置を用い、熱分析装置内の湿度に応じてタンク加熱温度、バブリング量又はキャリアガス流量を制御する。
【特許文献1】特開平8−145918号公報
【特許文献2】特開2002−148230号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、TGAやTMAは試料の周囲温度を変化させながら測定するものである。これに対し、装置内に供給される水蒸気含有ガスの温度が一定であると装置内の温度が水蒸気含有ガスの影響を受けてしまい、正確な測定の妨げとなる。ところが、上記の水蒸気発生装置では蒸気含有ガスの温度を熱分析装置の測定時の温度変化に追従させることができるようにはなっていない。
【0005】
また、図5(A),(B)のグラフに示されているように、気体の飽和水蒸気量はその温度によって変化し、目的の相対湿度の水蒸気含有ガスを得るのに必要な水蒸気量はその水蒸気含有ガスの温度によって変化する。なお、図5(A)は温度と単位体積あたりの水蒸気量との関係を相対湿度ごとに示すグラフであり、(B)はキャリアガスを50mL/minで流したときの水蒸気含有ガスの温度とそのときに必要な水蒸気量との関係を相対湿度ごとに示すグラフである。
【0006】
上記の理由により、水蒸気含有ガスの温度を変化させながら水蒸気含有ガスの相対湿度も制御するには、水蒸気量を温度変化に合わせて調節しなければならない。さらに、試料の膨張変化、重量変化又は機械強度変化は水蒸気発生装置から供給される水蒸気含有ガスの風圧によっても影響を受ける虞があることから、熱分析装置内に供給する水蒸気含有ガスの流量制御をごく微小な流量範囲で行なう必要があり、水蒸気量も微小な制御が必要となる。
【0007】
例えば、キャリアガスの流量を50mL/minとした場合、20℃、10%RHから100℃、80%RHまでの範囲の条件の水蒸気含有ガスを供給するためには、理論上、0.1〜25mg/minの水蒸気流量が必要であり、0.1mg/min単位の微小な水蒸気量の制御が必要となる。従来の水蒸気発生装置では、そのような水蒸気の微小な制御は不可能であった。
【0008】
そこで本発明は、熱分析装置内に供給する水蒸気含有ガスを熱分析装置内の温度に追従させかつその水蒸気含有ガスに含まれる水蒸気量の微小な制御を行なうことができる水蒸気発生装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、下流端が熱分析装置内に接続され、熱分析装置内にキャリアガスによって水蒸気を供給するための主流路と、主流路上に設けられ、主流路中に水を導入してキャリアガスと水とを混合する気液混合部と、主流路上の気液混合部よりも下流側に設けられ、気液混合部で混合された気液混合流体を霧状に噴霧する噴霧部と、主流路上の噴霧部よりも下流側に設けられ、噴霧部を経た気液混合流体を熱分析装置内の温度に加熱する熱交換部と、ピエゾアクチュエータ及びピエゾアクチュエータによってその開度を制御される弁機構からなるコントロールバルブを備え、気液混合部に接続されて水を供給するとともに、コントロールバルブにより気液混合部へ供給する水量を制御する水供給制御部と、を備えた水蒸気発生装置である。
【0010】
ピエゾアクチュエータは電圧印加によって微小な変位を正確に制御することができる。そのピエゾアクチュエータと弁機構からなるコントロールバルブによって水供給制御部から気液混合部への供給水量を制御すれば、熱分析装置内に供給する水蒸気含有ガスに含まれる水蒸気量の微小な調節を行なうことができる。
【0011】
水供給制御部は、コントロールバルブの出口から出力される水量を一定割合で分流してその一方のみを気液混合部へ供給する分流機構をさらに備えていてもよい。そうすれば、水供給制御部から気液混合部への供給水量をさらに微小な量にすることができ、より微小な流量範囲での制御が可能になる。
【0012】
水供給制御部における気液混合部への供給水量の制御方法として、熱分析装置内の湿度センサからの出力を取り込み、その出力が目的の湿度になるようにコントロールバルブを制御する方法を挙げることができる。
【発明の効果】
【0013】
本発明の水蒸気発生装置は、熱分析装置へと繋がる主流路の気液混合部において、微小な流量範囲の制御が可能なコントロールバルブによって熱分析装置内の温度及び湿度に応じた量に制御された水を噴霧部で噴霧してキャリアガスとともに熱分析装置内に供給するようになっているので、微小な範囲で高精度に制御された量の水蒸気を熱分析装置内に供給することができる。さらに、噴霧部を経た気液混合流体を熱交換部で熱分析装置内の温度に加熱するように構成されているので、温度を熱分析装置内の測定温度に追従させることができ、熱分析装置内の温度が供給される水蒸気含有ガスによって影響を受けることを防止できる。
【0014】
また、熱分析の分野では、高温多湿域での湿度変動に対する材料の膨張変化、重量変化、機械強度変化などの材料特性を解析したいという要求もある。その場合、100℃以上の高温領域での試料の物理的変化又は化学的変化の湿度依存性の評価が必要になることもありうる。従来の水蒸気発生装置では、そのような高温の水蒸気含有ガスを装置内に供給できなかった。それに対し、本発明の水蒸気発生装置は熱分析装置内に供給する水蒸気含有ガスを熱交換部で所望の温度に加熱することができるので、100℃以上の高温領域での湿度依存性評価も正確に行なうことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
図1〜図4を参照しながら本発明の水蒸気発生装置の一実施例を説明する。図1は一実施例の水蒸気発生装置の構成を概略的に示す流路構成図であり、図2はコントロールバルブの構造の一例を示す断面図であり、図3は気液混合部及び噴霧部の構造の一例を示す断面図であり、図4は熱分析装置に供給する水蒸気含有ガスの温度及び湿度の制御を行なうシステムを説明するためのブロック図である。
【0016】
図1において、水蒸気発生装置1は、キャリアガスによって水蒸気を熱分析装置20内に供給するための主流路2を備えている。主流路2は下流端が熱分析装置20に接続されており、上流端にキャリアガスとしてのドライエアーを供給するためのボンベが調圧器3を介して接続されている。主流路2上には、上流側から順に、MFC(マスフローコントローラ)4、気液混合部15、噴霧部16及び熱交換部18が設けられている。
【0017】
MFC4は主流路2を流れるドライエアーの流量を一定量に調節するものである。気液混合部15には水供給流路13aが接続されており、水供給流路13aを介して後述の水供給制御部5から供給される水とキャリアガスとが混合されるようになっている。噴霧部16については後で詳述するが、噴霧部16では気液混合部15で混合された気液混合流体中の水分が霧状に噴霧されるようになっており、熱交換部18では噴霧部16で噴霧された気液混合流体が熱分析装置20内の温度に加熱されるようになっている。熱交換部18を経た水蒸気含有ガスが熱分析装置20内に供給される。
【0018】
水供給制御部5は、水の入った密閉容器6と、一端が容器6の下部に接続された水供給管10と、水供給管10の他端が入口側に接続されたコントロールバルブ12と、一端がコントロールバルブ12の出口側に並列に接続された水供給流路13a及び水排出流路13bとを備えている。水供給流路13aの他端は主流路2の気液混合部15に接続されており、水排出流路13bの他端はドレインに接続されている。容器6の上部にエアー(ドライエアー)を供給することができる管が調圧器8を介して接続されており、容器6にエアーが供給されることによって水の液面が押されてコントロールバルブ12に水が供給される。
【0019】
水供給流路13aと水排出流路13bはそれぞれ流路抵抗14aと14bを備えており、コントロールバルブ12を経た水が流路抵抗14aと14bの抵抗の大きさの比率に応じて水供給流路13a側と水排出流路13b側に分流されるように構成されている。すなわち流路抵抗14a,14bは、コントロールバルブ12による気液混合部15へ供給する水の制御流量をより微小なものにするためのスプリッタ(分流機構)として機能する。例えば流路抵抗14a,14bの抵抗値を9:1にすれば、コントロールバルブ12による気液混合部15へ供給する水の制御流量を1/10にすることができる。
【0020】
コントロールバルブ12は、図2に示されるように、管封入型ピエゾアクチュエータを利用したものである。図2の構造例では、外筒24がベース30にネジ32によって固定され、その外筒24にピエゾアクチュエータ22が固定具26によって上方から吊り下げられた状態で支持されている。ピエゾアクチュエータ22は下端部22aが変位部位となっており、印加電圧に応じて下端部22aの高さが変位するように構成されている。
【0021】
ピエゾアクチュエータ22の下方に、リフト伝達部品28を介してピエゾアクチュエータ22によって上下方向に駆動されるダイヤフラム弁34が設けられている。ダイヤフラム弁34はベース30と外筒24の間にシール部材42を介して挟まれることによって固定されている。
【0022】
ベース30の上面に流路出口をもつ入口流路36とベース30の上面に流路入口をもつ出口流路38が貫通穴としてベース30に形成されている。入口流路36は水供給管10と接続された流路であり、出口流路38は水供給流路13a及び水排出流路13bに繋がる流路である。また、ベース30上面のダイヤフラム弁34と対向する位置に、入口流路36の流路出口と出口流路38の流路入口とを接続するとともにダイヤフラム弁34によってその流路幅が調節される流量調節流路40が凹部として形成されている。
【0023】
このコントロールバルブ12は、ピエゾアクチュエータ22への印加電圧が最大で下端部22aの変位が最大であるときに、ピエゾアクチュエータ22がリフト伝達部品28aを介してダイヤフラム弁34を撓ませて入口流路36の流路出口を完全に塞いだ状態となるように調節されている。なお、ピエゾアクチュエータ22への印加電圧をゼロにしてダイヤフラム弁34の撓みを開放し、流量調節流路40の流路幅を最大にしたときの流量調節流路40を流れる最大流量、すなわち出口流路38から出力される流量の最大値は調圧器8(図1)によって調節することができる。
【0024】
ピエゾアクチュエータ22の下端部22aの変位は微小であり、その微小な変位で流量調節流路40の流路幅を調節することにより、微小な流量制御が可能である。このような微小な流量制御が可能なコントロールバルブ12の出口側に流路抵抗14a,14bからなるスプリッタを設けることにより、さらに微小な流量範囲における制御が可能となる。
【0025】
次に、気液混合部15及び噴霧部16について説明する。図3はその構造の一例を示したものであるが、この例に示されているように、気液混合部15は、主流路2の気液混合部15までの区間2aと水供給流路13aとを接続するジョイント44内の空間によって実現することができる。噴霧部16の構造は種々考えられるが、主流路2の気液混合部15よりも下流側の区間2bの内径を小さく(例えば0.1mm)し、その流路2bの下流側の区間2cを流路2bの内径よりも極端に大きく(例えば1mm)することによって実現することができる。この構造により、区間2bを経た気液混合流体に含まれる水分が区間2c側へ流れる際に、急激に流路面積が大きくなる区間2bと区間2cとのジョイント部46において霧状に噴霧される。
【0026】
図1に戻って、噴霧部16を経た気液混合流体は熱交換部18に導入される。図示は省略されているが、熱交換部18にはヒータとその温度を測定する温度センサが設けられており、熱交換部18において主流路2を流れる気液混合流体は熱分析装置20内の温度に加熱されて熱分析装置20内に供給される。
【0027】
水蒸気発生装置1はまた、コントロールバルブ12と熱交換部18を制御する制御部も備えている。図4はその制御部によるコントロールバルブ12及び熱交換部18の制御系統を概略的に示したものである。
【0028】
制御部48は熱分析装置20内に設けられた温度センサ50と湿度センサ52に接続されている。
制御部48によるコントロールバルブ12の制御は、熱分析装置20内の湿度センサ52からの信号に基づいて行なわれる。すなわち、制御部48は、熱分析装置20内の湿度が目的の湿度になるように湿度センサ52からの信号に基づいてコントロールバルブ12をフィードバック制御する。
制御部48による熱交換部18の制御は熱分析装置20内の温度センサ50からの信号に基づいて行なわれる。制御部48は熱分析装置20内に供給される水蒸気含有ガスの温度が熱分析装置20内と同じ温度になるように熱交換部18での加熱温度を制御する。これにより、熱分析装置20内の温度が供給される水蒸気含有ガスによって影響を受けないようにすることができる。
【0029】
水蒸気発生装置1の動作について説明する。
分析者は例えばドライエアーを供給できるボンベを調圧器3,8を介して主流路2と水の入った容器6に接続し、調圧器3,8を適当な圧力(例えば0.5MPa)に調整して主流路2と容器6にドライエアーを供給する。このとき、MFC4は一定流量(例えば50mL/min)に設定しておく。
【0030】
容器6にドライエアーが供給されることにより、容器6内の水の液面が押されて水が水供給管10を通ってコントロールバルブ12に供給される。コントロールバルブ12を経た水は流路抵抗14a,14bの抵抗の大きさの比率に応じて水供給流路13a側と水排出流路13b側に分流する。水供給流路13aを流れる水は主流路2の気液混合部15に供給されてドライエアーと混合される。
【0031】
一方、水排出流路13bを流れる水はドレインへ排出される。コントロールバルブ12を介して気液混合部15に供給される水量は熱分析装置20内の湿度、又は温度及び湿度に基づいて制御されている。気液混合部15でドライエアーと混合された水はドライエアーとともに噴霧部16に導かれ、霧状に噴霧されて気化しやすい状態となる。その後、熱交換部18に導かれて熱分析装置20内の温度に加熱されて気化し、熱分析装置20内に供給される。
【0032】
なお、上記の実施例では、コントロールバルブ12の流量制御分解能を微小にするために流路抵抗14a,14bによるスプリッタを備えているが、コントロールバルブ12自体の流量制御分解能が微小である場合にはスプリッタを設けなくてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】一実施例の水蒸気発生装置の構成を概略的に示す流路構成図である。
【図2】コントロールバルブの構造の一例を示す断面図である。
【図3】気液混合部及び噴霧部の構造の一例を示す流路断面図である。
【図4】コントロールバルブ及び熱交換部の制御系統を説明するためのブロック図である。
【図5】(A)は温度と単位体積あたりの水蒸気量との関係を相対湿度ごとに示すグラフであり、(B)はキャリアガスを50mL/minで流したときの水蒸気含有ガスの温度とそのときに必要な水蒸気量との関係を相対湿度ごとに示すグラフである。
【符号の説明】
【0034】
1 水蒸気発生装置
2 主流路
3,8 調圧器
4 マスフローコントローラ
5 水供給制御部
6 容器
10 水供給管
12 コントロールバルブ
13a 水供給流路
13b 水排出流路
14a,14b 流路抵抗
15 気液混合部
16 噴霧部
18 熱交換部
20 熱分析装置
22 ピエゾアクチュエータ
24 外筒
26 固定部材
28 リフト伝達部品
30 ベース
32 ネジ
34 ダイヤフラム弁
36 入口流路
38 出口流路
40 水量調節流路
42 シール部材
44,46 ジョイント
48 制御部
50 温度センサ
52 湿度センサ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
下流端が熱分析装置内に接続され、キャリアガスによって前記熱分析装置内に水蒸気を供給するための主流路と、
前記主流路上に設けられ、前記主流路中に水を導入してキャリアガスと水とを混合する気液混合部と、
前記主流路上の前記気液混合部よりも下流側に設けられ、前記気液混合部で混合された気液混合流体を霧状に噴霧する噴霧部と、
前記主流路上の前記噴霧部よりも下流側に設けられ、前記噴霧部を経た気液混合流体を前記熱分析装置内の温度に加熱する熱交換部と、
ピエゾアクチュエータ及び前記ピエゾアクチュエータによってその開度を制御される弁機構からなるコントロールバルブを備え、前記気液混合部に接続されて水を供給するとともに、前記熱分析装置内の湿度が目的の温度となるように前記コントロールバルブにより前記気液混合部へ供給する水量を制御する水供給制御部と、を備えた水蒸気発生装置。
【請求項2】
前記水供給制御部は、前記コントロールバルブの出口から出力される水量を一定割合で分流してその一方のみを前記気液混合部へ供給する分流機構をさらに備えている請求項1に記載の水蒸気発生装置。
【請求項3】
前記水供給制御部は前記熱分析装置内の湿度センサからの出力を取り込み、その出力が目的の湿度になるように前記コントロールバルブを制御するものである請求項1又は2に記載の水蒸気発生装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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