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水道連結型のスプリンクラー装置
説明

水道連結型のスプリンクラー装置

【課題】建物の天井を外さずに設置作業を行うことが可能であるとともに、スプリンクラー配管内の水道水が滞留することを防止することができる水道連結型のスプリンクラー装置を提供する。
【解決手段】水道水を噴射するスプリンクラー本体を天井の上側に設置する水道連結型のスプリンクラー装置30において、複数のスプリンクラー配管のうち長いスプリンクラー配管に発生する滞留水を防止するために当該スプリンクラー配管に水道水を優先的に流すようにした滞留水防止手段を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、水道連結型のスプリンクラー装置に関し、特に、既設の建物に設置される水道連結型のスプリンクラー装置にする。
【背景技術】
【0002】
火災を自動的に検出して天井等から散水することにより火災を抑制するスプリンクラー装置が知られている。従来のスプリンクラー装置は、水を噴射するスプリンクラーヘッドと、スプリンクラーヘッドに水を供給するために天井裏に配置されるスプリンクラー配管と、を有している。
【0003】
近年、防災に対する関心の高まりにより既設の建物に従来のスプリンクラー装置を追加する工事が増加している。スプリンクラー装置を新築に際して設置する場合には問題ないものの、スプリンクラー装置を既設の建物に設置する場合には、建物に入居している入居者に配慮して、設置作業を最小限にとどめて行わなければならないが、建物の天井を一度外して設置作業を行う必要があった。
【0004】
そこで、従来は、この問題を解決するため、例えば、特許文献1に記載されているように、水道連結型のスプリンクラー装置が提案されている。特許文献1の水道直結型のスプリンクラー装置は、複数のスプリンクラー配管7の末端を全てヘッド同士接続管8で接続し、ヘッド同士接続管8と給水栓11とを接続することによって、天井裏の設置作業を簡略し、建物の天井を外さずに設置作業を行うようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2010−046370号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1の水道直結型のスプリンクラー装置は、天井裏の設置作業を簡略するように工夫されるものの、スプリンクラー配管内の圧力損失について考慮されていないため、例えば、複数のスプリンクラー配管7の長さが異なる場合には、夫々のスプリンクラー配管内の圧力損失に差が生じてしまい、圧力損失が大きいスプリンクラー配管内の水道水はほとんど流れずに滞留することが考えられるので、衛生上好ましくない。
【0007】
本発明が解決しようとする課題は、建物の天井を外さずに設置作業を行うことが可能であるとともに、スプリンクラー配管内の水道水が滞留することを防止することができる水道連結型のスプリンクラー装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために本発明に係る水道連結型のスプリンクラー装置は、水道水を噴射するスプリンクラー本体を天井の上側に設置する水道連結型のスプリンクラー装置において、前記スプリンクラー本体が途上に設けられ、少なくとも1つの長さが他の長さよりも長く形成された複数のスプリンクラー配管と、水道管に流れる水道水を前記複数のスプリンクラー配管に分配する分配ヘッダーと、前記複数のスプリンクラー配管に流れる水道水を再び集約する集約ヘッダーと、前記集約ヘッダーにて集約された水道水を吐水する吐水部に供給する供給配管と、を備え、前記複数のスプリンクラー配管のうち長いスプリンクラー配管に発生する滞留水を防止するために当該スプリンクラー配管に水道水を優先的に流すようにした滞留水防止手段を備えることを特徴とする。
【0009】
本発明によれば、複数のスプリンクラー配管に流れる水道水を再び集約する集約ヘッダーを備えたので、建物の天井を外さずに設置作業を行うことが可能であるとともに、スプリンクラー配管に発生する滞留水を防止する滞留水防止手段を備えたので、スプリンクラー配管内の水道水が滞留することを防止することができる。
【0010】
また、本発明に係る水道連結型のスプリンクラー装置では、前記複数のスプリンクラー配管は、スプリンクラー配管の半径が同一半径であって、前記滞留水防止手段は、前記長いスプリンクラー配管以外のスプリンクラー配管に設けられ、当該スプリンクラー配管の流量を減少させる流量減少手段を備えることによって、前記長いスプリンクラー配管に水道水を優先的に流すように構成したことも好ましい。
【0011】
この好ましい態様では、長いスプリンクラー配管以外のスプリンクラー配管の流量を減少させ、長いスプリンクラー配管に水道水を優先的に流すように構成したので、圧力損失が異なる複数のスプリンクラー配管の流量をそれぞれ適正な流量に近づくようになり、スプリンクラー配管内の水道水が滞留することを防止することができる。
【0012】
また、本発明に係る水道連結型のスプリンクラー装置では、前前記流量減少手段は、前記長いスプリンクラー配管以外のスプリンクラー配管内を開度調整して前記スプリンクラー配管の流量を下げる開度調整弁であることも好ましい。
【0013】
この好ましい態様では、流量減少手段がスプリンクラー配管の流量を開度調整して下げる開度調整弁であるので、スプリンクラー装置が設置された現場でスプリンクラー配管の流量を現場に適した流量に開度調整させ、スプリンクラー配管内の水道水が滞留することをより防止することができる。
【0014】
また、本発明に係る水道連結型のスプリンクラー装置では、前記流量減少手段は、前記長いスプリンクラー配管以外のスプリンクラー配管の流量を一定流量にする定流量弁であることも好ましい。
【0015】
この好ましい態様では、流量減少手段がスプリンクラー配管の流量を一定流量に下げる定流量弁であるので、圧力損失が異なる複数のスプリンクラー配管の流量を簡易な構成でそれぞれ適正な流量に近づくようになり、スプリンクラー配管の水道水が滞留することをより防止することができる。また、定流量弁は、スプリンクラー配管の外側に設けられずにスプリンクラー配管内に設けられるので、天井パネルの上側の限られたスペースに設置する際に、定流量弁が邪魔にならずスプリンクラー配管をそのまま設置できるようになるため、天井パネルの上側の設置作業をより簡略することができる。
【0016】
また、本発明に係る水道連結型のスプリンクラー装置では、前記流量減少手段は、前記長いスプリンクラー配管以外のスプリンクラー配管内の流路抵抗を高めることで前記スプリンクラー配管の流量を下げる流路抵抗部であることも好ましい。
【0017】
この好ましい態様では、流量減少手段がスプリンクラー配管内の流路抵抗を高める流路抵抗部であるので、簡易な構成で長いスプリンクラー配管以外のスプリンクラー配管の流量を減少させることができる。
【0018】
また、本発明に係る水道連結型のスプリンクラー装置では、前前記滞留水防止手段は、前記長いスプリンクラー配管以外のスプリンクラー配管に設けられ、当該スプリンクラー配管の流量を定期的に止める流量停止手段であることによって、前記長いスプリンクラー配管に水道水を優先的に流すように構成したことも好ましい。
【0019】
この好ましい態様では、滞留水防止手段がスプリンクラー配管の流量を定期的に止める流量停止手段であるので、長いスプリンクラー配管以外のスプリンクラー配管の流量を定期的に止め、圧力損失が大きいスプリンクラー配管に水道水がより確実に流れるようになり、スプリンクラー配管内の水道水が滞留することをより防止することができる。
【0020】
また、本発明に係る水道連結型のスプリンクラー装置では、前記滞留水防止手段は、前記長いスプリンクラー配管に設けられ、当該スプリンクラー配管の流量を強制的に増加させる流量増加手段であることによって、前記長いスプリンクラー配管に水道水を優先的に流すように構成したことも好ましい。
【0021】
この好ましい態様では、滞留水防止手段がスプリンクラー配管の流量を強制的に増加させる流量増加手段であるので、長いスプリンクラー配管に水道水がより確実に流れるようになり、スプリンクラー配管内の水道水が滞留することをより防止することができる。
【発明の効果】
【0022】
本発明の水道連結型のスプリンクラー装置によれば、建物の天井を外さずに設置作業を行うことが可能であるとともに、スプリンクラー配管内の水道水が滞留することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】スプリンクラー本体の固定構造を示す正面図である。
【図2】図1に示す固定構造の平面図である。
【図3】本発明の実施形態である水道直結型のスプリンクラー装置を示す概略構成図である。
【図4】変形例である水道直結型のスプリンクラー装置を示す概略構成図である。
【図5】変形例である水道直結型のスプリンクラー装置を示す概略構成図である。
【図6】変形例である水道直結型のスプリンクラー装置を示す概略構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
【0025】
図1、2に示すように、水道水を噴射するスプリンクラー本体2のための固定構造1は、天井パネル4と、天井パネル4を上側から保持する野縁6、7と、スプリンクラー本体2からの散水及びその取付けのために天井パネル4に形成される開口8と、スプリンクラー本体2を固定する固定装置10と、を有しており、スプリンクラー本体2を、天井パネル4の下側からの作業によって、前記天井パネル4の上側に設置する構成となっている。尚、天井パネル4は、例えば、石膏ボード、コンパネ等で作られた厚さが約9〜25mmの板材である。天井パネル4は、野縁6、7にビス等によって固定されている。
【0026】
野縁6、7は、互いに平行に天井パネル4に沿って延びる複数の棒状の部材である。野縁6、7は、引掛け部を有する鋼材で作られていることが好ましい。また、開口8の形状及び寸法は、スプリンクラー本体2による散水が可能であれば、任意である。例えば、開口8は、円形であり、その直径は、40〜60mmである。
【0027】
スプリンクラー本体2は、取付け部材12の下側に配置されるスプリンクラーヘッド14に向かって取付け部材12の上側から下側に延び且つ取付け部材12に固定されるスプリンクラー配管16と、を有している。詳細には、スプリンクラー配管16は、大部分が取付け部材12の上側に位置した状態で固定された配管接続部18と、天井パネルに沿って延びる樹脂製のホース20を有している。
【0028】
配管接続部18は、好ましくは、停滞水防止継手である。停滞水防止継手18は、概略的には、T字形をなし、下方に延びる下方管状部分18aと、側方に延びる2つの側方管状部分18bとを有している。下方管状部分18aは、取付け部材12の貫通孔22の中を下方に延びる延長部18dを有している。スプリンクラーヘッド14は、延長部分18dに当接して位置決めされることが好ましい。
【0029】
樹脂製のホース20は、さや管24に入れられていることが好ましく、接続ポート26a、26bに接続されている。また、停滞水防止継手18及びそれとホース20との接続部の周りに、保温カバー28が設けられていることが好ましい。保温カバー28は、2つ割りになっており、停滞水防止継手18を挟むように覆うことが可能である。保温カバー28は、例えば、発泡ポリスチレンで作られている。
【0030】
スプリンクラー配管16は、取付け部材12よりも上側に位置するいくつかの箇所に、配管作業を行う配管作業箇所29を有している。本実施形態では、配管作業箇所29は、停滞水防止継手18を取付け部材12に取付ける箇所、樹脂製のホースを接続ポート26a、26bに接続する箇所、保温カバー28を取付ける箇所等である。
【0031】
本発明の実施形態であるスプリンクラー装置30は、水道管32に流れる水道水を複数のスプリンクラー配管16に分配する分配ヘッダー34と、複数のスプリンクラー配管16に流れる水道水を再び集約する集約ヘッダー36と、集約ヘッダー36にて集約された水道水を吐水する吐水部38に供給する供給配管40と、を備えている。
【0032】
また、複数のスプリンクラー配管16には、スプリンクラー本体2が途上に設けられ、少なくとも1つのスプリンクラー配管16の長さが他のスプリンクラー配管16の長さよりも長く、複数のスプリンクラー配管16のうち長いスプリンクラー配管16に水道水を優先的に流すことによって、当該スプリンクラー配管16に発生する滞留水を防止する滞留水防止手段42を備えている。
【0033】
また、本発明の実施形態である水道連結型のスプリンクラー装置30は、滞留水防止手段30が、長いスプリンクラー配管16以外のスプリンクラー配管16に設けられ、当該スプリンクラー配管16の流量を減少させる流量減少手段44を備えることによって、圧力損失が大きいスプリンクラー配管16に水道水を優先的に流すように構成している。
【0034】
図3に示すように、流量減少手段44が、長いスプリンクラー配管16以外のスプリンクラー配管16に設けられ、当該スプリンクラー配管16の流量を開度調整して下げる開度調整弁46であることが好ましい。この構成によって、スプリンクラー装置30が設置された現場でスプリンクラー配管16の流量を現場に適した流量に開度調整させ、スプリンクラー配管16内の水道水が滞留することをより防止することができるようになる。尚、開度調整弁46は、圧力損失が大きいスプリンクラー配管16に水道水を優先的に流すものであれば、圧力損失が大きいスプリンクラー配管16以外のスプリンクラー配管16に少なくとも1つ以上設けられるものでもよい。また、開度調整弁46は、複数のスプリンクラー配管16のすべてに設けられるものであっても、圧力損失が大きいスプリンクラー配管16以外の流量を開度調整して下げ、圧力損失が大きいスプリンクラー配管16に水道水を優先的に流せればよい。
【0035】
例えば、複数のスプリンクラー配管16に開度調整弁46としてのグローブバルブを設置した場合、まずすべてのグローブバルブを開とし、次に最も流量の多いスプリンクラー配管16のグローブバルブを少しずつ閉とし、最も流量の少ないスプリンクラー配管16が滞留しない開度に流量の多いスプリンクラー配管16を調整する。その際に最も流量の大きなスプリンクラー配管16のグローブバルブだけでなく、その他の流量の大きなスプリンクラー配管16のグローブバルブも絞っていってもよい。グローブバルブは、スプリンクラー配管16からの取り外しが容易であり、簡易な構成にすることができるという良さもある。
【0036】
特に、図4に示すように、流量減少手段44が、長いスプリンクラー配管16以外のスプリンクラー配管16内に設けられ、当該スプリンクラー配管16の流量を一定流量に下げる定流量弁48であることが好ましい。この構成によって、圧力損失が異なる複数のスプリンクラー配管16の流量を簡易な構成でそれぞれ適正な流量に近づくようになり、スプリンクラー配管16の水道水が滞留することをより防止することができる。定流量弁48が、長いスプリンクラー配管16以外のスプリンクラー配管16内に設けられることによって、流量の大きなスプリンクラー配管16の流量は減り、流量の少ないスプリンクラー配管16の流量は増え、各スプリンクラー配管16の流量がほぼ均一となり滞留を防ぐことができる。尚、定流量弁48は、長いスプリンクラー配管16に水道水を優先的に流すものであれば、長いスプリンクラー配管16以外のスプリンクラー配管16に少なくとも1つ以上設けられるものでもよい。また、定流量弁48は、複数のスプリンクラー配管16のすべてに設けられるものであっても、長いスプリンクラー配管16以外を一定流量に下げ、長いスプリンクラー配管16に水道水を優先的に流せればよい。
【0037】
また、定流量弁48がスプリンクラー配管16内に設けられるので、スプリンクラー配管16を天井パネル4の上側の限られたスペースに設置しやすくなり、天井パネル4の上側の設置作業をより簡略することができるという良さもある。さらに、スプリンクラー配管16内の定流量弁48を簡単に取り替えることができるので、スプリンクラー配管16の流量範囲を設定しやすいという良さもある。尚、定流量弁48の代わりにスプリンクラー配管16内の流路抵抗を高めることでスプリンクラー配管16の流量を下げる流路抵抗部(例えば、絞り部等)であっても良く、簡易な構成で長いスプリンクラー配管16以外のスプリンクラー配管16の流量を減少させることができる。
【0038】
また、図5に示すように、本発明の変形例である水道連結型のスプリンクラー装置30は、滞留水防止手段42が、長いスプリンクラー配管16以外のスプリンクラー配管16に設けられ、当該スプリンクラー配管16の流量を定期的に止める流量停止手段50であることによって、長いスプリンクラー配管16に水道水を優先的に流すように構成している。この構成によって、スプリンクラー配管16以外のスプリンクラー配管16の流量を定期的に止め、長いスプリンクラー配管16に水道水がより確実に流れるようになり、スプリンクラー配管16内の水道水が滞留することをより防止することができるようになる。尚、流量停止手段50は、長いスプリンクラー配管16に水道水を優先的に流すものであれば、長いスプリンクラー配管16以外のスプリンクラー配管16に少なくとも1つ以上設けられるものでもよい。また、流量停止手段50は、複数のスプリンクラー配管16のすべてに設けられるものであっても、長いスプリンクラー配管16以外の流量を定期的に止め、長いスプリンクラー配管16に水道水を優先的に流せればよい。
【0039】
例えば、複数のスプリンクラー配管16に流量停止手段50としての電磁弁を設け、供給配管40の途上に圧力センサー52または流量センサー54を設け、制御部56にて電磁弁の制御を行う場合、便器等の給水装置58を使用した際に、圧力センサー52または流量センサー54が感知して、この感知した信号に基づいて定期的に、長いスプリンクラー配管16の電磁弁のみを開とし、それ以外のスプリンクラー配管16の電磁弁は閉とする。
【0040】
図6に示すように、本発明の変形例である水道連結型のスプリンクラー装置30は、滞留水防止手段42が、長いスプリンクラー配管16に設けられ、当該スプリンクラー配管16の流量を強制的に増加させる増圧ポンプ等の流量増加手段であることによって、長いスプリンクラー配管16に水道水を優先的に流すように構成している。この構成によって、長いスプリンクラー配管16に水道水がより確実に流れるようになり、スプリンクラー配管16内の水道水が滞留することをより防止することができるようになる。
【符号の説明】
【0041】
1 固定構造
2 スプリンクラー本体
4 天井パネル
6、7 野縁
8 開口
10 固定装置
12 取付け部材
14 スプリンクラーヘッド
16 スプリンクラー配管
18 配管接続部(停滞水防止継手)
20 ホース
22 貫通孔
24 さや管
26 接続ポート
28 保温カバー
29 配管作業箇所
30 スプリンクラー装置
32 水道管
34 分配ヘッダー
36 集約ヘッダー
38 吐水部
40 供給配管
42 滞留水防止手段
44 流量減少手段
46 開度調整弁
48 定流量弁
50 流量停止手段
52 圧力センサー
54 流量センサー
56 制御部
58 給水装置
60 流量増加手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】
水道水を噴射するスプリンクラー本体を天井の上側に設置する水道連結型のスプリンクラー装置において、
前記スプリンクラー本体が途上に設けられ、少なくとも1つの長さが他の長さよりも長く形成された複数のスプリンクラー配管と、
水道管に流れる水道水を前記複数のスプリンクラー配管に分配する分配ヘッダーと、
前記複数のスプリンクラー配管に流れる水道水を再び集約する集約ヘッダーと、
前記集約ヘッダーにて集約された水道水を吐水する吐水部に供給する供給配管と、を備え、
前記複数のスプリンクラー配管のうち長いスプリンクラー配管に発生する滞留水を防止するために当該スプリンクラー配管に水道水を優先的に流すようにした滞留水防止手段を備えることを特徴とする水道連結型のスプリンクラー装置。
【請求項2】
前記複数のスプリンクラー配管は、スプリンクラー配管の半径が同一半径であって、前記滞留水防止手段は、前記長いスプリンクラー配管以外のスプリンクラー配管に設けられ、当該スプリンクラー配管の流量を減少させる流量減少手段を備えることによって、前記長いスプリンクラー配管に水道水を優先的に流すように構成したことを特徴とする請求項1に記載の水道連結型のスプリンクラー装置。
【請求項3】
前記流量減少手段は、前記長いスプリンクラー配管以外のスプリンクラー配管内を開度調整して前記スプリンクラー配管の流量を下げる開度調整弁であることを特徴とする請求項2に記載の水道連結型のスプリンクラー装置。
【請求項4】
前記流量減少手段は、前記長いスプリンクラー配管以外のスプリンクラー配管の流量を一定流量にする定流量弁であることを特徴とする請求項2に記載の水道連結型のスプリンクラー装置。
【請求項5】
前記流量減少手段は、前記長いスプリンクラー配管以外のスプリンクラー配管内の流路抵抗を高めることで前記スプリンクラー配管の流量を下げる流路抵抗部であることを特徴とする請求項2に記載の水道連結型のスプリンクラー装置。
【請求項6】
前記滞留水防止手段は、前記長いスプリンクラー配管以外のスプリンクラー配管に設けられ、当該スプリンクラー配管の流量を定期的に止める流量停止手段であることによって、前記長いスプリンクラー配管に水道水を優先的に流すように構成したことを特徴とする請求項1に記載の水道連結型のスプリンクラー装置。
【請求項7】
前記滞留水防止手段は、前記長いスプリンクラー配管に設けられ、当該スプリンクラー配管の流量を強制的に増加させる流量増加手段であることによって、前記長いスプリンクラー配管に水道水を優先的に流すように構成したことを特徴とする請求項1に記載の水道直結型のスプリンクラー装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2013−75122(P2013−75122A)
【公開日】平成25年4月25日(2013.4.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−218314(P2011−218314)
【出願日】平成23年9月30日(2011.9.30)
【出願人】(000010087)TOTO株式会社 (3,889)
【Fターム(参考)】