説明

決済端末

【課題】磁気クレジットカードに磁気的に記録されているクレジットカード番号から、レシートにクレジット決済内容を印字する言語を決定する決済端末の提供。
【解決手段】磁気クレジットカードによるクレジット決済を行い、クレジット決済金額を含むクレジット決済内容が印字されたレシートを発行する決済端末10であって、前記磁気クレジットカードに磁気的に記録されているクレジットカード番号から、前記レシートに前記クレジット決済内容を印字する言語を決定する制御部3と、該制御部3にて決定された言語にて前記クレジット決済内容が印字されたレシートを発行するプリンタ部1とを有することを特徴とする決済端末。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、磁気クレジット(Credit)カードによる決済を行うクレジット決済端末、磁気クレジットカードによる決済及び磁気デビット(Debit)カードによる決済を行うクレジット及びデビット決済端末、及び磁気デビットカードによる決済を行うデビット決済端末に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、海外の方が多く来られるようになり、案内板などに関しては、日本語、英語、中国語、及びハングル語などの対応がされつつある。
【0003】
しかし、決済端末のレシートの内容は日本語及び英語表記のみであり、対応が遅れている。IC(Integrated Circuit)チップを内蔵する接触ICクレジットカードなどには、国別コードが記憶されているため、多国語対応が容易である。
【0004】
しかしながら、磁気クレジットカード及び磁気デビットカードには、国別コードが用意されていないため、多国語対応が難しい。
【0005】
詳細には、磁気クレジットカード或いは磁気デビットカードによる決済を行う決済端末のレシートは、決済内容或いは済処理内容(加盟店名、カード会社名、伝票番号、端末番号、ご利用日、会員番号、有効期限、処理通番、取引内容、支払区分、取り扱い区分、承認番号、金額、合計金額(決済金額)など)を、商品購入者及び店舗の人が確認する為に印刷している。
【0006】
この際、日本語及び英語での表記を併記し印刷を行っているが、日本語及び英語が分からない方には理解が難しい。
【0007】
日本語及び英語以外の言語での表記も日本語及び英語での表記と同時にレシートに印刷することにより、日本語及び英語が分からない商品購入者でも理解できる様になるかもしれない。しかしながら、レシートに印刷可能な文字数は限られており、印刷可能な言語種類数が限られる。
【0008】
必要な言語を選択することが出来ればレシートに印刷が可能であるが、関連技術として考えられる下記の方法(1)〜(3)ではそれぞれ課題がある。
【0009】
(1)専用カード(磁気カード、接触カード、非接触カード、バーコードが印刷されたカード等)を用いて言語を選択する方法は、別途専用カードを用意する必要があり、運用を商品購入者・店員共に理解してもらう必要がある。
【0010】
(2)商品購入者がタッチパネル及びキーなどにより言語を選択する方法は、商品購入者が操作可能なタッチパネル及びキーをクレジット及びデビット決済端末側に別途備える必要がある。また、運用を商品購入者に理解してもらう必要がある。
【0011】
(3)接触ICクレジットカード及び接触ICデビットカードには国名コードが含まれているため、本コードを使用して言語選択が可能であるが、磁気クレジットカード及び磁気デビットカードには国名コードが含まれていないため、国名コードを使用することが出来ない。
【0012】
特許文献1(特開昭62−259197号公報)は、第4頁左下欄第20行〜第4頁右下欄第6行に、顧客の所有するカードから顧客の使用する言語を示す言語識別情報を読み取り、該読み取った言語識別情報に基づいて、文字パターン記憶装置手段のいずれかの言語による文字パターンを選択して、該選択した文字パターンによりレシート印字手段に印字を行わせることを開示している。
【0013】
特許文献2(特開2004−30073号公報)は、要約及び図4に、タッチパネル付きディスプレイ上で顧客に対してレシート印刷用の言語を選択させる言語選択部58を備えたPOS端末10を開示している。
【0014】
この特許文献2では、上記方法(2)と同様に、タッチパネルなどにより言語選択を行う為に、商品購入者の操作が必要となる。
【0015】
特許文献3(特開平8−194873号公報)は、要約及び図1に、第1言語から第2言語への清算内訳等の翻訳要求をバーコードで示す翻訳要求カード10をバーコードスキャナ9bで読み取り、対応する商品情報を第1言語の商品マスタファイル12から検索し、この第1言語の商品情報を翻訳部5で第2言語の商品情報に翻訳して、商品情報を第1言語及び第2言語で印字するPOS装置が開示されている。
【0016】
この特許文献3では、上記方法(1)と同様に、翻訳要求カードが別途必要となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0017】
【特許文献1】特開昭62−259197号公報
【特許文献2】特開2004−30073号公報
【特許文献3】特開平8−194873号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0018】
本発明の第1の目的は、商品購入者が理解できる言語を店員に伝えることなく、商品購入者が理解できる言語にて決済内容を印字したレシートを発行することができる、磁気クレジットカードによる決済を行う決済端末を提供することにある。
【0019】
本発明の第2の目的は、商品購入者が理解できる言語を店員に伝えることなく、商品購入者が理解できる言語にて決済内容を印字したレシートを発行することができる、磁気デビットカードによる決済を行う決済端末を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0020】
本発明の第1の態様によれば、
磁気クレジットカードによるクレジット決済を行い、クレジット決済金額を含むクレジット決済内容が印字されたレシートを発行する決済端末であって、
前記磁気クレジットカードに磁気的に記録されているクレジットカード番号から、前記レシートに前記クレジット決済内容を印字する言語を決定する制御部と、
該制御部にて決定された言語にて前記クレジット決済内容が印字されたレシートを発行するプリンタ部とを有することを特徴とする決済端末が得られる。
【0021】
本発明の第2の態様によれば、
磁気デビットカードによるデビット決済を行い、デビット決済金額を含むデビット決済内容が印字されたレシートを発行する決済端末であって、
前記磁気デビットカードに磁気的に記録されているデビットカード番号から、前記レシートに前記デビット決済内容を印字する言語を決定する制御部と、
該制御部にて決定された言語にて前記デビット決済内容が印字されたレシートを発行するプリンタ部とを有することを特徴とする決済端末が得られる。
【発明の効果】
【0022】
本発明の第1の態様に従えば、磁気クレジットカードに磁気的に記録されているクレジットカード番号から、レシートにクレジット決済内容を印字する言語を決定することができる、磁気デビットカードによる決済を行う決済端末を得ることができる。これにより、商品購入者が理解できる言語を店員に伝えることなく、商品購入者が理解できる言語にて決済内容を印字したレシートを発行することができる。
【0023】
本発明の第2の態様に従えば、磁気デビットカードに磁気的に記録されているデビットカード番号から、レシートにデビット決済内容を印字する言語を決定することができる、磁気デビットカードによる決済を行う決済端末を得ることができる。これにより、商品購入者が理解できる言語を店員に伝えることなく、商品購入者が理解できる言語にて決済内容を印字したレシートを発行することができる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】本発明の第1の実施形態による決済端末のブロック図である。
【図2】図1に示された決済端末での決済に用いられる磁気クレジットカードを示す図である。
【図3】図1に示された決済端末における国名コードマスタを説明するための図である。
【図4】図1に示された決済端末におけるメッセージマスタを説明するための図である。
【図5】図1に示された決済端末にて発行されるレシートを説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
次に本発明の実施形態について詳細に説明する。
【0026】
以下に述べる本発明の実施形態では、磁気クレジットカード或いは磁気デビットカードによる決済を行う際に、商品購入者が理解する言語を磁気クレジットカードのクレジットカード番号或いは磁気デビットカードのデビットカード番号より判別する。
【0027】
図1を参照すると、本発明の第1の実施形態による決済端末10が示されている。
【0028】
図2を参照すると、図1に示された決済端末10での決済に用いられる磁気クレジットカード9が示されている。磁気クレジットカード9の磁気ストライプ(黒塗りされたストライプ部分)には、クレジットカード番号及び他のクレジット決済に必要な情報が磁気的に記録されている。しかしながら、磁気クレジットカード9の磁気ストライプには、国名コードは記録されていない。
【0029】
図1において、決済端末10は、クレジットカード番号などが磁気的に記録されている磁気クレジットカード9(図2)によるクレジット決済を行い、クレジット決済金額を含むクレジット決済内容が印字されたレシートを発行するクレジット決済端末として機能するものである。
【0030】
決済端末10は、プリンタ部1、磁気カードリーダー部2、制御部3、メモリ7とを有する。メモリ7は、メッセージマスタ4と、国名コードマスタ5と、プログラム6とを有する。国名コードマスタ5は、メモリ7内に、図3に示されるように、クレジットカード番号に対応する国名コードがテーブルとして記憶されているものである。即ち、メモリ7は、磁気クレジットカードのクレジットカード番号と、該クレジットカード番号を有する磁気クレジットカードを発行した会社が属する国名とを対応させて記憶した国名コードマスタ5を有する。メッセージマスタ4は、メモリ7内に、図4に示されるように、データNo. 1-5の各々に対応する3ヶ国語の印字メッセージ(日本語JPでのメッセージ、米語USでのメッセージ、及び中国語CNでのメッセージ)がテーブルとして記憶されているものである。
【0031】
図1において、制御部3は、メモリ7内に格納されているプログラム6に従って、磁気クレジットカード9(図2)によるクレジット決済を行う。
【0032】
この際、制御部3は、磁気カードリーダー部2にて読み取った磁気クレジットカード9のクレジットカード番号から、レシートにクレジット決済内容を印字する言語を決定する。
【0033】
詳細には、制御部3は、磁気カードリーダー部2にて読み取ったクレジットカード番号に対応する国名を、メモリ7の国名コードマスタ5を参照して特定し、特定した国名から、レシートにクレジット決済内容を印字する言語を決定する。
【0034】
プリンタ部1は、制御部3の制御の基に、制御部3にて決定された言語にて前記クレジット決済内容が印字されたレシート8(図5)を発行する。
【0035】
ここで、図1に示された決済端末10の動作を説明する。
【0036】
店員は、商品購入者から磁気クレジットカード9(図2)を受け取り、決済端末10の磁気カードリーダー部2で磁気クレジットカード9の磁気ストライプからの読み取りを行う。
【0037】
制御部3は、読み取った磁気クレジットカード番号と国名コードマスタ5(図3)を照らし合わせ、国名コードを判別し、判別した国名コードから、レシートにクレジット決済内容を印字する言語を決定する。
【0038】
制御部3は、メッセージマスタ4(図4)を用い、決定した言語(商品購入者が理解できると想定される言語である)にて前記クレジット決済内容を印字したレシート8(図5)をプリンタ部1より出力する。
【0039】
図5に示されたレシート8は、磁気カードリーダー部2にて読み取った磁気クレジットカード9(図2)のクレジットカード番号が、”6221 2600 0000 0000 01”の場合である。即ち、この場合、制御部3は、国名コードマスタ5(図3)を参照して、クレジットカード番号”6221 2600 0000 0000 01”から国名コードを中国(CN)と判定し、レシート8にクレジット決済内容を印字する言語を中国語と決定している。そして、制御部3は、メッセージマスタ4(図4)を用い、決定した言語(中国語)にて前記クレジット決済内容を印字したレシート8をプリンタ部1より出力している。
【0040】
この際、制御部3は、図5に示されたレシート8のように、本決済端末10が設置され使用される国の言葉(図示の例では日本語)での前記クレジット決済内容が併記されたレシート8をプリンタ部1より出力させている。
【0041】
なお、制御部3は、磁気カードリーダー部2にて読み取ったクレジットカード番号に対応する国名を、メモリ7の国名コードマスタ5により特定できない場合(即ち、磁気クレジットカード9に磁気的に記録されているクレジットカード番号から、レシート8にクレジット決済内容を印字する言語を決定できない場合)は、本決済端末10が設置され使用される国の言葉(例えば、日本語)での前記クレジット決済内容が記載されたレシートをプリンタ部1より出力させる。
【0042】
本実施形態によれば、磁気クレジットカードに磁気的に記録されているクレジットカード番号から、レシートにクレジット決済内容を印字する言語を決定することができる、磁気デビットカードによる決済を行う決済端末を得ることができる。これにより、商品購入者が理解できる言語を店員に伝えることなく、商品購入者が理解できる言語にてレシートを印刷することができる。
【0043】
図1において、決済端末10は、磁気デビットカードによるデビット決済をも行い、デビット決済金額を含むデビット決済内容が印字されたレシートを発行するデビット決済端末としても機能させることができるものである。以下、磁気クレジットカードによるクレジット決済及び磁気デビットカードによるデビット決済を行うクレジット及びデビット決済端末を構成する場合を説明する。
【0044】
決済端末10は、前述のように、プリンタ部1、磁気カードリーダー部2、制御部3、メモリ7とを有する。メモリ7は、メッセージマスタ4と、国名コードマスタ5と、プログラム6とを有する。国名コードマスタ5は、メモリ7内に、クレジットカード番号に対応する国名コードのみならず、デビットカード番号に対応する国名コードがテーブルとして記憶されているものである。即ち、メモリ7は、磁気クレジットカードのクレジットカード番号と、該クレジットカード番号を有する磁気クレジットカードを発行した会社が属する国名とを対応させて記憶すると共に、磁気デビットカードのデビットカード番号と、該デビットカード番号を有する磁気デビットカードを発行した会社が属する国名とを対応させて記憶した国名コードマスタ5を有する。メッセージマスタ4は、前述のように、メモリ7内に、図4に示されるように、データNo. 1-5の各々に対応する3ヶ国語の印字メッセージ(日本語JPでのメッセージ、米語USでのメッセージ、及び中国語CNでのメッセージ)がテーブルとして記憶されているものである。
【0045】
図1において、制御部3は、メモリ7内に格納されているプログラム6に従って、磁気クレジットカード(図2)によるクレジット決済を行うと共に、磁気クデビットカードによるデビット決済をも行う。
【0046】
この際、制御部3は、磁気カードリーダー部2にて読み取った磁気クレジットカードのクレジットカード番号或いは磁気デビットカードのデビットカード番号から、レシートにクレジット決済内容或いはデビット決済内容を印字する言語を決定する。
【0047】
詳細には、制御部3は、磁気カードリーダー部2にて読み取ったクレジットカード番号或いはデビットカード番号に対応する国名を、メモリ7の国名コードマスタ5を参照して特定し、特定した国名から、レシートにクレジット決済内容或いはデビット決済内容を印字する言語を決定する。
【0048】
プリンタ部1は、制御部3の制御の基に、制御部3にて決定された言語にてクレジット決済内容或いはデビット決済内容が印字されたレシートを発行する。
【0049】
このように構成したクレジット及びデビット決済端末によれば、磁気クレジットカード或いは磁気デビットカードに磁気的に記録されているクレジットカード番号或いはデビットカード番号から、レシートにクレジット決済内容或いはデビット決済内容を印字する言語を決定することができる。これにより、商品購入者が理解できる言語を店員に伝えることなく、商品購入者が理解できる言語にてレシートを印刷することができる。
【0050】
以上に、図1の決済端末10を、磁気クレジットカードによるクレジット決済及び磁気デビットカードによるデビット決済を行うクレジット及びデビット決済端末として構成する場合を説明したが、図1の決済端末10を、磁気デビットカードによるデビット決済を行うデビット決済端末のみとして構成し機能させても良いことは明らかである。
【0051】
以上、実施形態を参照して本願発明を詳細に説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解できる様々な変更をすることができる。
【符号の説明】
【0052】
1 プリンタ部
2 磁気カードリーダー部
3 制御部
4 メッセージマスタ
5 国名コードマスタ
6 プログラム
7 メモリ
8 レシート
9 磁気クレジットカード
10 決済端末

【特許請求の範囲】
【請求項1】
磁気クレジットカードによるクレジット決済を行い、クレジット決済金額を含むクレジット決済内容が印字されたレシートを発行する決済端末であって、
前記磁気クレジットカードに磁気的に記録されているクレジットカード番号から、前記レシートに前記クレジット決済内容を印字する言語を決定する制御部と、
該制御部にて決定された言語にて前記クレジット決済内容が印字されたレシートを発行するプリンタ部とを有することを特徴とする決済端末。
【請求項2】
請求項1に記載の決済端末において、
前記磁気クレジットカードの前記クレジットカード番号と、前記クレジットカード番号を有する前記磁気クレジットカードを発行した会社が属する国名とを対応させて記憶したメモリと、
前記磁気クレジットカードから前記クレジットカード番号を読み取る磁気カードリーダー部とを、更に有し、
前記制御部は、前記磁気カードリーダー部に接続され、前記磁気カードリーダー部にて読み取った前記クレジットカード番号に対応する前記国名を、前記メモリを参照して特定し、特定した国名から前記レシートに前記クレジット決済内容を印字する言語を決定することを特徴とする決済端末。
【請求項3】
請求項1に記載の決済端末において、
前記決済端末は、磁気デビットカードによるデビット決済をも行い、デビット決済金額を含むデビット決済内容が印字されたレシートを発行する機能をも有するものであり、
前記制御部は、前記磁気デビットカードに磁気的に記録されているデビットカード番号から、前記レシートに前記デビット決済内容を印字する言語を決定する機能をも有するものであり、
前記プリンタ部は、前記制御部にて決定された言語にて前記デビット決済内容が印字されたレシートを発行する機能をも有するものであることを特徴とする決済端末。
【請求項4】
請求項3に記載の決済端末において、
前記磁気クレジットカードの前記クレジットカード番号と、前記クレジットカード番号を有する前記磁気クレジットカードを発行した会社が属する国名とを対応させて記憶すると共に、前記磁気デビットカードの前記デビットカード番号と、前記デビットカード番号を有する前記磁気デビットカードを発行した会社が属する国名とを対応させて記憶したメモリと、
前記磁気クレジットカード或いは前記磁気デビットカードから前記クレジットカード番号或いは前記デビットカード番号を読み取る磁気カードリーダー部とを、更に有し、
前記制御部は、前記磁気カードリーダー部に接続され、前記磁気カードリーダー部にて読み取った前記クレジットカード番号或いは前記デビットカード番号に対応する前記国名を、前記メモリを参照して特定し、特定した国名から前記レシートに前記クレジット決済内容を印字する言語を決定することを特徴とする決済端末。
【請求項5】
磁気デビットカードによるデビット決済を行い、デビット決済金額を含むデビット決済内容が印字されたレシートを発行する決済端末であって、
前記磁気デビットカードに磁気的に記録されているデビットカード番号から、前記レシートに前記デビット決済内容を印字する言語を決定する制御部と、
該制御部にて決定された言語にて前記デビット決済内容が印字されたレシートを発行するプリンタ部とを有することを特徴とする決済端末。
【請求項6】
請求項5に記載の決済端末において、
前記磁気デビットカードの前記デビットカード番号と、前記デビットカード番号を有する前記磁気デビットカードを発行した会社が属する国名とを対応させて記憶したメモリと、
前記磁気デビットカードから前記デビットカード番号を読み取る磁気カードリーダー部とを、更に有し、
前記制御部は、前記磁気カードリーダー部に接続され、前記磁気カードリーダー部にて読み取った前記デビットカード番号に対応する前記国名を、前記メモリを参照して特定し、特定した国名から前記レシートに前記クレジット決済内容を印字する言語を決定することを特徴とする決済端末。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−118893(P2012−118893A)
【公開日】平成24年6月21日(2012.6.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−269934(P2010−269934)
【出願日】平成22年12月3日(2010.12.3)
【出願人】(000227205)NECインフロンティア株式会社 (1,047)
【Fターム(参考)】