説明

油・空気混合物の電気接触を備える継手

【解決手段】
この発明は、油・空気・潤滑に使用された油・空気・混合物用の継手並びに使用する方法に関し、油・空気・継手が追加的電気接点(3、13)を有するので、継手が油・空気・混合物の伝達の他に電気接続部(3、13)を介して電流を案内できる。そのような配列によってとにかく自動的連結と離脱が圧延路におけるロール交換中に容易とされる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、継手が追加的電気接触を有するので、継手が油・空気・混合物の伝達の他に電気接続部を介して電流を案内できる油・空気・潤滑剤の範囲内の油・空気・混合物用継手と方法における使用とに関する。特にそのような継手が圧延スタンドの板構造に使用され得る。
【背景技術】
【0002】
今まで先行技術から油・空気・潤滑剤の伝達のみを許容する油・空気・潤滑剤或いは油・空気・混合物用の継手のみが知られている。
【0003】
特に圧延工場技術の範囲では、例えばロールの軸受がいつも頻繁に油潤滑剤の代わりに油・空気・潤滑剤により稼働される。これは、特に僅かに必要とされた油量のために生じて、その上、油・空気・潤滑剤の際に還流を省略する。油潤滑剤の場合には、油の還流温度の測定によって軸受の状態とその潤滑が監視され得る。油・空気・潤滑剤の場合には、無論、還流の温度監視がもはや不可能である、というのは、そのような温度監視が存在しないので、温度検出器が直接にロールの据付け部材に販売されなけばならないけれども、固有の電流或いは信号伝達出力を必要とする。ロールの軸受に温度或いは振動検出器が据付けられるならば、これらがプラグを介して最初にロール交換前に手によって離脱されなけばならない。それにより生じる多数の作業を除いて、プラグの新たな結合が実施されなく、それによりもしかすると、ロール軸受に関する酷い損傷を生じ、その損傷はロール軸受の振動或いは温度の少なくとも一方の監視によって回避され得る。油・空気・継手の接続部は、今まで板構造の継手によって行われる。無論、電気導線用の他の継手も板構造で設けられるならば、これは、同様に規則的に実施するロール交換の際に連結と離脱を困難にする。その上、自動的連結と離脱が阻止される。
【0004】
ドイツ実用新案第8532752号明細書(特許文献1)は、圧延スタンドにおいて油・空気・潤滑剤を備える圧力手段導管用の継手装置を記載する。けれども、この継手装置は、潤滑手段継手によって同時に電流を伝達することを可能とする。むしろ、この書類は、ロールの状況の視覚的監視のみを企図する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】ドイツ実用新案第8532752号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
それ故に、技術的課題は、上記欠点を回避することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題は、以下の事項を包含する次に記載された発明によって解決される:
【0008】
継手が一つの第一ハウジングと一つの第一ホース結合部を備える一つの第一継手半部並びに一つの第二ハウジングと一つの第二ホース結合部を備える一つの第二継手半部を有し、両継手半部が互いに連結され得るので、第一ホース結合部を通して流れる油・空気・混合物が連結された継手半部によって第二継手半部に流入して、油・空気・潤滑剤用の継手において、追加的に第一電気接続部が第一継手半部に配置されていて、第二電気接続部が第二継手半部に配置されていて、これらが第一と第二継手半部の結合の際に連結されるので、電流が連結された電気接続部を通して流れ得ることを特徴とする。
【0009】
例えば温度検出器或いは他のセンサーの電流が油・空気・継手によって伝達され得る。選択的に自動的ロール交換の範囲内に使用され得る継手が必要とされる。
【0010】
他の好ましい実施態様では、各電気接続部が同心円に各継手半部のハウジングの内部に配置されている。
【0011】
他の好ましい実施態様では、継手半部の一方のハウジングの内部には、継手方向に移動する要素が存在し、その要素が各電気接続部と接続されていて、そしてこの可動要素が離脱した継手の場合に継手半部のハウジングを密封するので、油・空気・混合物が継手半部から流出できない。
【0012】
他の好ましい実施態様では、電気接続部は、電気接続部が両継手半部の結合の際にまず最初に連結され、その後に初めて可動で各電気接続部と接続された要素が油・空気・混合物用の通路を開放するように、継手方向に配置されている。
【0013】
他の好ましい実施態様では、電気接続部がその連結後に密封されていて、可動要素がその後に初めて油・空気・混合物用の通路を開放する。
【0014】
そのような好ましい実施態様は、電気接続部が油・空気・混合物から保護されていてこの油・空気・混合物と接触できない利点を有する。
【0015】
他の好ましい実施態様では、第二継手半部には第二可動要素が設けられていて、離脱された継手の場合に第二継手半部のハウジングを継手方向に密封するので、油・空気・混合物が継手半部から流出され得ない。
【0016】
他の好ましい実施態様では、第一継手半部のハウジングが第一と第二継手半部の連結の際に第二継手半部のハウジングを継手方向に移動するので、油・空気・混合物用の通路が開放する。
【0017】
他の好ましい実施態様では、連結された継手がその縦軸線を中心に回転できる。この特徴事項は、連結或いは離脱過程を簡略化する、というのは、際立った半径方向突出し方向が継手機構に関して存在しないからである。
【0018】
他の好ましい実施態様では、電気接続部と継手半部のハウジングの内壁との間に油・空気・混合物用の通路が存在する。
【0019】
他の好ましい実施態様では、少なくとも一つの電気接続部が縦方向に移動できる。
【0020】
他の好ましい実施態様では、電気接続部の少なくとも一つがばねによって継手方向に固定されていて、ばねが実質的にハウジング内壁に垂直に延びているウエブによって保持される。
【0021】
他の好ましい実施態様では、ウエブが油・空気・混合物用の少なくとも一つの開口を有する。
【0022】
他の好ましい実施態様では、電気接続部が少なくとも一つの継手半部を継手半部のハウジングより短く形成されているので、電気接続部が連結する前に継手半部のハウジングが互いに連結する。
【0023】
電気接続部のそのような好ましい配列は、電気接触が継手方向から容易にそれる連結過程によって曲げられ、折られるか、或いは他に損傷されることがない利点を有する。
【0024】
他の好ましい実施態様では、第一電気接続部がプラグより第一継手半部の内部に形成されていて、第二電気接続部がブッシュより第二継手半部の内部に形成されている。
【0025】
他の好ましい実施態様では、電気導管が実質的にホース結合部に対して平行に継手半部の裏側から外へ案内される。
【0026】
そのような好ましい特徴事項は、電気ケーブルが継手方向にのみ場所を必要とするので、継手の連結と離脱が更に簡略化されることを奏する。
【0027】
他の好ましい実施態様では、電気導管がケーブル留めを介してハウジングによって案内されるか、或いはハウジングと鋳造される。
【0028】
この発明は、追加的にロールから圧力路への潤滑剤の潤滑と伝達を同時監視する方法を包含し、据付け部材内に配置されている軸受内のロールのロールジャーナルが支承されていて、この方法は、据付け部材内に孔が設けられて且つこの孔には一つの振動或いは温度センサーの少なくとも一方が配置されていて、センサーがケーブルを介してこの発明の継手と接続されているので、油・空気・混合物と電流のそれぞれに連結、伝達と離脱が継手によって行われることを特徴とする。
【0029】
この方法は、同様に請求された継手により電流或いは信号と潤滑剤の同時伝達を可能とする。据付け部材内の検出器の配列によって、継手が連結された状態に存在するときに、ロール軸受の監視がいつも可能である。すべての導管の連結と離脱が一つの過程で手により或いは特に自動的に行われる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
次に、実施例の図が簡単に記載されている。
【図1】据付け部材にはセンサーの据付け箇所が示されている圧延路のロールの断面図を示す。
【図2】この発明による第一実施例の連結された継手の断面図を示す。
【図3】この発明による他の実施例の連結されていない継手の断面図を示す。
【図4】図3から連結された継手の断面図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0031】
一般に、まず最初に、表現「第一」と「第二」は次の明細書で明白にするために使用され、それにより名称の可能な表現或いは順序が考慮されていることが示唆されている。
【0032】
図1には、圧延路の一つのロール100の断面が示されている。ロール100は、固定据付け部材200に存在するロール軸受内で回転できるロールジャーナル400を有する。図には、単に概略的にロールの半部が示されている。据付け部材200には孔300が配置されていて、孔にはセンサー(示されていない)が据付けられ得る。そのようなセンサーの電気接続部が例えば圧延スタンドの板構造の継手と接続されている。ロール100では、例えば作業ロール、支持ロール或いは中間ロールが取り扱われている。それ故に、据付け部材200には、センサー、特に振動或いは温度センサー用の孔300が設けられている。これら孔300にはセンサーが挿入されて、そのセンサーは電気接続部を備えている油・空気・潤滑或いは潤滑或いは供給用の自動的或いは手動連結された継手と接続される。上記センサー用の孔300がロール軸線に平行に設けられるが、しかしロール軸線に対してある角度を有する。これら孔に据付けられたセンサーが特にケーブルによってこの発明による継手と接続され得るので、潤滑剤と検出器の電流の同時伝達が可能である。その上、継手半部が直接に据付け部材200に据付けられるので、他の自由位置するケーブルが継手と検出器の間に必要とされないことが可能である。この場合には、配列は一つのセンサーと均等に行われ得る。
【0033】
図2は、この発明による連結された継手の実施例を示す。継手は、それぞれに油・空気・混合物用の接続部2、2’を包含する第一継手半部1と第二継手半部1’とを有する。継手の内部には、それぞれの継手半部1、 1’に共軸方向電気接続部が存在し、それと継手方向に一つの電気接続部3、3’が存在する。この接続部がこの例ではプラグ3’として且つブッシュ3として形成されている。これら電気接続部3、3’とは、それぞれの一つの可動要素4、4’が接続されていて、とりわけ、離脱された継手を密封するのに用いられる。これらの可動要素4、4’は継手方向においてそれぞれの継手半部1、 1’のハウジングの内部の電気接続部3、3’と共に移動する。これらの可動要素4、4’は実質的に継手ハウジングの内部に適合された外部形状を有する。さらに、可動要素4、4’は油・空気・混合物の水路或いは開口又は通路を備えている。特にそれぞれの可動要素4、4’とそれぞれの電気接続部3、3’は、継手方向において共軸方向に配置されている一つのばね6、6’によって固定されているか、或いは弾力される。この場合には、ばね6、6’はそれぞれに一つのウエブ7、7’に支持され、それぞれの継手半部1、 1’のハウジングに垂直に延びている。ウエブ7、7’は継手方向において一つの或いは複数の開口或いは通路8、8’を有するので、これによって一つの油・空気・混合物が通過できる。パッキング5”は、連結された状態でハウジングの両半部を密封するために用いられる。パッキング5、5’は、離脱された状態でそれぞれの可動要素4、4’とそれぞれの継手半部1、 1’のハウジングの間の空間を密封するために用いられる。パッキング5”は連結された状態で電気接続部3、3’を密封するのに用いられる。電気導線或いはケーブルがそれぞれの電気接続部3、3’から軸方向に油・空気・混合物用のそれぞれの接続部2、2’の方向に案内され、継手方向に垂直にケーブル螺子留め9、9’によってハウジングを密封できる継手ハウジングから連れ出される。選択的に、ケーブルをハウジングにより鋳造することが可能である。さらに、それぞれのケーブルを開口を介して実質的に継手方向に平行に位置するか、或いは少なくとも一つのそのような方向成分を有するそれぞれのハウジングから連れ出される。ケーブルは一般に柔軟であるか、或いは移動できる、それ故に、ケーブルは電気接続部3、3’と連結或いは離脱過程の際に移動できる。偶発的電気漏れ電流を回避するために非伝導媒体或いは油が挿入され得る。
【0034】
離脱された状態では、可動要素4、4’はばね6、6’によってハウジング半部の開口に押圧されるか、或いは固定されている。パッキング5、5’によって継手半部1、 1’が密封されているので、継手から油が取り出され得ない。電気接続部3、3’は継手方向において後ろへ移動されて配置されているので、電気接続部が継手半部1、 1’のハウジングから突き出ていない。
【0035】
継手が連結されるならば、まず最初に継手半部1、 1’のそれぞれのハウジングが互いに生じるので、これらハウジングがパッキング5”によって密封されている。その後初めて電気接続部3、3’が連結し、いつも油・空気・混合物が継手を通してながれない、というのは、この油・空気・混合物がそれぞれの可動要素4、4’とパッキング5、5’によって阻止されるからである。電気接続部と可動要素の間には、特にパッキングが設けられていて、電気接続部を包囲する媒体或いは油から保護する。電気接続部3、3’が連結され、継手半部1、 1’のハウジングが更に継手方向において互いに移動されているならば、それぞれの可動要素4、4’がそれぞれのウエブ8、8’の方向にそれぞれのばね6、6’のばね力に逆らって移動するので、それぞれの可動要素4、4’とそれぞれのハウジング半部の間には、油・空気・混合物用の通路或いは狭い通路が生じる。特にそれぞれのハウジング開口の形状が軽く先細にされているので、可動要素とそれぞれのハウジング半部の内壁の間のそれぞれのウエブの方向に可動要素の運動後に、油・空気・混合物用の狭い通路が生じる。選択的に、継手方向においてそれぞれの可動要素の孔或いは隙間が要素のウエブに向いた側面に設けられて、大きな還流を保証させる。離脱の場合には、上記過程が逆順序で進行する。
【0036】
図3は、この発明による継手の他の実施例を示す。継手は二つの継手半部11、11’から成り、各個々の継手半部11、11’の端部には接続部12、12’が存在し、接続部には適合した管或いはホースが接続されている。各継手半部11、11’の内部には、共軸方向に配置された電気接続部13、13’並びにそれぞれの一つの可動要素14、14’が存在する。要素14が電気接続部13と接続されている。この場合には、接続部13が要素14としっかりと連結されるか、或いは移動可能に連結されている。電気接続部13はこの例では、ブッシュ或いは電気継手として形成されている。電気接続部13’はプラグである。しかし、プラグとブッシュが取り替えて配置されている。パッキング15が継手の離脱された状態で継手半部11を密封する。継手半部11の継手ハウジングと可動要素14との間では、この場合に油が継手から生じない。パッキング15’と15”は離脱された状態で継手半部11’を密封する。可動要素14’と電気接続部13’の間には、油が継手半部から生じない。
【0037】
継手半部11、11’が互いに連結するように移動されるならば、まず最初に両継手半部が接触する。継手半部11、11’が更に継手方向に或いは軸方向互いに移動されるならば、次に、電気接続部13、13’が連結する。継手半部11、11’が更に継手方向に互いに移動されるならば、可動要素14が継手方向と反対に継手半部11のハウジングに対して移動するので、可動要素14と継手半部11の継手ハウジングの間には、狭い通路或いは通路が生じる。この場合に、可動要素14がばね或いは弾性手段によって軸方向に固定されている。これは、特に一つのウエブ17によって支持されるか、或いは固定され得る。ウエブ17は、実質的に継手方向に垂直に配置されていて、特に油・空気・混合物用の複数の狭い通路開口を有する。ウエブは特に正方形或いはシリンダの形状、しかし、他の形状を有し得て、可動要素14の一部が軸方向にウエブ17の開口によって案内され得て、ウエブ17が可動要素14の一部より大きい半径方向直径を有し、可動要素がウエブ17の開口を通して移動され得る。さらに、連結過程中に、電気接触が連結された後に継手半部11’に可動要素14’が継手半部11のハウジングを通して可動部材18’を介して接続部12’の方向に移動し、それにより油・空気・混合物用の水路或いは狭い通路が開放する。可動部材18’はとにかく、継手半部11のハウジングから可動要素14’へ力をより良く伝達するように用いられる。それぞれの電気接続部13、13’と接続されているそれぞれのケーブルは、図3と4に示されていないが、しかし、実質的に一方では継手半部11内で継手方向において電気接続部13からウエブ17の開口を通して孔19によって案内され、他方では、継手半部11’内で電気接続部13’から実質的に継手方向において孔19’に対して案内される。孔19、19’は、飛び出しているケーブルが半径方向における僅かな場所を必要とするように、配置されている。無論、孔19、19’を実質的に継手方向において、即ち軸方向に継手半部11、11’のハウジングから案内することが可能である。この場合には、ケーブルが例えば孔19、19’内に鋳造され得て、継手の密度を保証させる。しかし、これが、図2に示されるように、例えばケーブル螺子留めを介して或いは側面に対しての少なくとも一方で望まれる場合に、それぞれのケーブルが他の種類と仕方でハウジングから案内され得る。
【0038】
図4は、図3による実施例に基づく継手を示すけれども、連結された状態である。平らに記載されるように生じるならば、この状態に到達する。その上、油が継手半部から到達できる前に、パッキング15”が電気接点13、13’を包囲する媒体或いは油から保護することを見るべきである。パッキング15、15”’は継手ハウジングを外方に密封し、油・空気・混合物の通過前に有効に継手半部11、11’を通して開放される。さらに、可動要素14の一部がウエブの開口によって移動されていることが視覚できる。この構成では、油・空気・混合物が連結された継手半部11、11’を通して流れ得る。
【0039】
実施例の記載された継手は、特に圧延路に使用され得るが、しかし、他の技術分野用の記載された油・空気・継手を使用することを可能とする。記載された継手の半径方向直径が通常には100mm以下で、特に50mmと80mmの間に位置する。ある用途のために、この直径をより大きく設けることを可能とする。継手ハウジングが仕上げられている材料が特に貴金属であるが、しかし、潤滑剤の生じる圧力に耐えて、連結と離脱過程による僅かな摩耗を有する各他の材料が使用され得る。その上、継手半部を直接に据付け部材に設ける、例えば適切な孔に設けることを可能とする。
【符号の説明】
【0040】
1.....第一継手半部
1’....第二継手半部
2.....第一油・空気・接続部
2’....第二油・空気・接続部
3.....第一電気接続部
3’....第二電気接続部
4.....第一可動要素
4’....第二可動要素
5,5’,5”...パッキング
6,6’...ばね
7,7’...ウエブ
8,8’...開口
9,9’...ケーブルねじ止
11....第一継手半部
11’...第二継手半部
12....第一油・空気・接続部
12’...第二油・空気・接続部
13....第一電気接続部
13’...第二電気接続部
14....第一可動要素
14’...第二可動要素
15,15’...パッキング
15”,15”’...パッキング
17....ウエブ
18’...可動部材
19,19’...孔
100...ロール
200...据付け部材
300...センサーの据付け位置
400...ロール軸

【特許請求の範囲】
【請求項1】
継手が一つの第一ハウジングと一つの第一ホース接続部(2,12)を備える一つの第一継手半部(1,11)と、一つの第二ハウジングと一つの第二ホース接続部(2’,12’)を備える一つの第二継手半部(1’,11’)とを有し、両継手半部(1,1’,11,11’)が互いに連結され得るので、第一ホース接続部(2,12)を通して流れる油・空気・混合物が連結された継手半部(1,1’,11,11’)を通して第二ホース接続部(2’,12’)に流入する、油・空気・潤滑用の継手において、追加的に一つの第一電気接続部(3,13)が第一継手半部(1,11)に配置されていて、一つの第二電気接続部(3’,13’)が第二継手半部(1’,11’)に配置されていて、それら電気接続部は第一と第二継手半部(1,1’,11,11’)の連結の際に同様に連結されるので、電流が連結された電気接続部(3,3’,13,13’)を通して流れ得ることを特徴とする継手。
【請求項2】
各電気接続部(3,3’,13,13’)が同心円にそれぞれの継手半部(1,1’,11,11’)のハウジング内部に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の継手。
【請求項3】
継手半部(1,1’,11,11’)の一つのハウジングの内部には、継手方向に可動な要素(4,4’,14,14’)が存在し、それぞれの電気接続部(3,3’,13,13’)と接続されていて、可動要素(4,4’,14,14’)が離脱された継手の場合に継手半部(1,1’,11,11’)のハウジングを継手方向に密封するので、油・空気・混合物が継手半部(1,1’,11,11’)から連れ出され得ないことを特徴とする請求項1或いは2に記載の継手。
【請求項4】
電気接続部(3,3’,13,13’)は継手方向において、電気接続部(3,3’,13,13’)が両継手半部(1,1’,11,11’)の連結の際にまず最初に連結されて、その後初めて可動且つそれぞれの電気接続部(3,3’,13,13’)と接続する要素(4,4’,14,14’)が油・空気・混合物用の通路を開放するように、配置されていることを特徴とする請求項3に記載の継手。
【請求項5】
電気接続部(3,3’,13,13’)がその連結後に密封されていて、可動要素(4,4’,14,14’)がその後初めて油・空気・混合物用の通路を開放することを特徴とする請求項4に記載の継手。
【請求項6】
第二継手半部(1’,11’)には、一つの第二可動要素(4’,14’)が設けられていて、離脱された状態の場合には、第二継手半部(1’,11’)のハウジングを継手方向に密封するので、油・空気・混合物が継手半部から流出され得ないことを特徴とする請求項3乃至5のいずれか一項に記載の継手。
【請求項7】
第一継手半部(11)のハウジングは、第一と第二継手半部(11,11’)の連結の際に第二継手半部(11’)の第二可動要素(14’)を継手方向に移動するので、油・空気・混合物用の通路が開放することを特徴とする請求項6に記載の継手。
【請求項8】
連結された継手がその縦軸線を中心に回転できることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の継手。
【請求項9】
電気接続部(3,3’,13,13’)と継手半部(1,1’,11,11’)のハウジングの内壁との間に油・空気・混合物用の通路が存在することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の継手。
【請求項10】
少なくとも一つの電気接続部(3,3’,13,13’)が縦方向に移動できることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の継手。
【請求項11】
電気接続部(3,3’,13,13’)の少なくとも一つが一つのばね(6,6’)によって継手方向に固定されていて、そのばねがハウジング内壁に垂直に延びているウエブ(7,7’,17)によって保持されることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載の継手。
【請求項12】
ウエブ(7,7’,17)が油・空気・混合物用の少なくとも一つの開口を有することを特徴とする請求項6に記載の継手。
【請求項13】
電気接続部(3,3’,13,13’)が少なくとも一つの継手半部(1,1’,11,11’)を継手方向において継手半部(1,1’,11,11’)のハウジングより短く形成されているので、電気接続部(3,3’,13,13’)が連結する前に継手半部(1,1’,11,11’)のハウジングが互いに連結することを特徴とする請求項1乃至12のいずれか一項に記載の継手。
【請求項14】
第一電気接続部(3,13)が第一継手半部(1,11)の内部にプラグとして形成されていて、第二電気接続部(3’,13’)が第二継手半部(1’,11’)の内部に一つのブッシュとして形成されていることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか一項に記載の継手。
【請求項15】
電気導線がホース結合部(2,2’,12,12’)に平行に継手ハウジングの裏側から外へ案内されることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか一項に記載の継手。
【請求項16】
電気導線がケーブル螺子止めを介してハウジングによって案内されるか、或いはハウジングにより鋳造されていることを特徴とする請求項15に記載の継手。
【請求項17】
ロール(100)のロールジャーナル(400)が一つの据付け部材(200)に配置されている軸受に支承されていて、圧延路におけるロール(100)を潤滑して潤滑剤を伝達することを同時に監視する方法において、据付け部材(200)には一つの孔(300)が設けられ、この孔(300)には振動センサー或いは温度センサーの少なくとも一方が配置され、このセンサーがケーブルを介して請求項1乃至16のいずれか一項に基づく一つの継手と接続されるので、油・空気・混合物と電流のそれぞれに連通、引渡しと遮断が継手によって行われることを特徴とする方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公表番号】特表2011−529557(P2011−529557A)
【公表日】平成23年12月8日(2011.12.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−520379(P2011−520379)
【出願日】平成21年7月30日(2009.7.30)
【国際出願番号】PCT/EP2009/005527
【国際公開番号】WO2010/012467
【国際公開日】平成22年2月4日(2010.2.4)
【出願人】(390035426)エス・エム・エス・ジーマーク・アクチエンゲゼルシャフト (320)
【Fターム(参考)】