説明

油性化粧料

【課題】植物抽出エキスを安定に分散することができる油性化粧料を提供する。
【解決手段】シリル化シリカで処理した、キイチゴ、スイカズラ、ヨモギ、アオサの1種又は2種以上から選択される植物抽出エキスを含有する油性化粧料で、植物抽出エキスの溶媒は1,3−ブタンジオール及び/又はエタノールを10〜40質量%含有する水溶液であることが好ましく、植物抽出エキスとシリル化シリカの質量比は2:3〜3:2であることが好ましい。本発明によれば、植物抽出エキスを凝集、沈降させることなく安定に分散させた、口紅、リップクリームなどの口唇化粧料を提供することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、シリル化シリカで処理した植物抽出エキスを含有する油性化粧料に関するものである。
【背景技術】
【0002】
植物抽出エキスは、肌への保湿、美白、シワ防止効果などがあるものが多いので、スキンケア品には必須成分といっていいほどに配合されている。一方、口唇化粧料などの油性化粧料においても、口唇の肌荒れに悩む消費者は多く、そのような植物抽出エキスを配合したものが望まれている。
【0003】
これまで、種々の植物抽出エキスを配合した口紅が知られている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3を参照)。しかしながら、このような植物抽出エキスは、水やエタノールなどの極性溶媒を用いて抽出されたものが多いため、油性化粧料においては、このような植物抽出エキスを安定に分散した状態で配合することは非常に困難であった。
【0004】
一方で、顔全体に対する同様のスキンケア効果を追求する目的で、ファンデーションなどに用いるための、植物抽出エキスを添加した粉体も知られている(例えば、特許文献4、特許文献5、特許文献6を参照)。しかしながら、このような粉体を、さらに口唇化粧料のような油性化粧料に配合する場合、油性成分を加熱して流動状態にしてから該粉体を投入して容器に充填し、冷却して製造する方法がよく用いられるが、その場合該粉体を投入すると植物抽出エキスが凝集、沈降してしまうという欠点があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平10−77221号公報
【特許文献2】特開2003−261435号公報
【特許文献3】特開平2−117688号公報
【特許文献4】特開2001−261457号公報
【特許文献5】特開2000−44828号公報
【特許文献6】特表2001−505954号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、植物抽出エキスを安定に分散することができる油性化粧料を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
このような状況に鑑みて、本発明者らは鋭意研究した結果、油性化粧料において、あらかじめ植物抽出エキスをシリル化シリカで処理することにより、植物抽出エキスを安定に分散させることを見出し、本発明を完成させた。すなわち本発明の油性化粧料は、以下に示すとおりである。
(1)シリル化シリカで処理した植物抽出エキスを含有する油性化粧料。
(2)前記植物抽出エキスがキイチゴ、スイカズラ、ヨモギ、アオサの1種又は2種以上から選択されることを特徴とする、(1)に記載の油性化粧料。
(3)前記植物抽出エキスの溶媒が、1,3−ブタンジオール及び/又はエタノールを含有する水溶液であることを特徴とする、(1)又は(2)に記載の油性化粧料。
(4)前記1,3−ブタンジオール及び/又はエタノールの含有量が、溶媒全量に対して10〜40質量%であることを特徴とする、(1)〜(3)の何れかに記載の油性化粧料。
(5)前記植物抽出エキスとシリル化シリカとの質量比が2:3〜3:2であることを特徴とする、(1)〜(4)の何れかに記載の油性化粧料。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、植物抽出エキスを安定に分散することができる油性化粧料を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(1)本発明のシリル化シリカ
本発明の油性化粧料は、必須成分としてシリル化シリカを含有することを特徴とする。該シリル化シリカは、その表面が1乃至2つ以上の炭素数1〜5のアルキルオキシ基を有するシリル基で修飾された構造を有することを特徴とする。炭素数1〜5のアルキルオキシ基としては、メチルオキシ基、エチルオキシ基、プロピルオキシ基、イソプロピルオキシ基、ブチル基等が例示でき、好ましくはメチルオキシ基である。また、該シリル化シリカはシリカ表面を1〜3個のアルキルオキシ基を有するシリル基で修飾することが可能であるが、3個のアルキルオキシ基を有するシリル基で修飾することが好ましく、特にトリアルキルオキシ基修飾シリル基での修飾が好適に例示できる。かかるシリル化剤における、アルキル基としては炭素数6〜30のアルキル基が好ましい。このようなシリル化シリカは、本発明の油性化粧料において、後記植物抽出エキスを安定に分散させる効果を有する。
【0010】
前記シリル化シリカの粒径は、3μm〜30μmであればよく、特に13μm〜20μmであることが好ましい。これは小さすぎると、シリル化の効果が充分ではない場合が存し、大きすぎると使用感が損なわれる場合が存するためである。
【0011】
本発明の油性化粧料において、後記植物抽出液エキスを安定に分散させるための、前記シリル化シリカの含有量は、油性化粧料全量に対して0.005〜0.5質量%が好ましく、0.01〜0.1質量%がより好ましい。配合量が0.005質量%未満では前記植物抽出エキスが凝集してしまい、一方、0.5質量%を超えると使用感が悪くなる場合が存し好ましくない。
【0012】
前記シリル化シリカは、シリカ表面を相当するアルキルオキシ基を有するシリル化剤により常法に従って表面処理することにより調製可能であるが、市販品も存在するので、そのような市販品を用いることも可能である。市販品としては「DOW CORNING(登録商標) VM−2270 AEROGEL FINE PARTICLES」(東レ・ダウコーニング社製)、「アエロジルRY300」(日本アエロジル株社製)などが例示できる。
【0013】
(2)本発明の植物抽出エキス
本発明の油性化粧料は、必須成分として植物抽出エキスを含有することを特徴とする。これら植物抽出エキスは、化粧品においては保湿効果、美白効果、鎮静効果といった働きをもつことから、肌のさまざまな代謝を活性化させる目的に汎用される成分である。ここでいう抽出エキスとは、具体的には、抽出物自体、抽出物の画分、精製した画分、抽出物乃至は画分の総称を意味する。
【0014】
本発明における植物抽出エキスとしては、バラ科に属するキイチゴ、スイカズラ科に属するスイカズラ、キク科に属するヨモギ、アオサ科に属するアオサの1種又は2種以上から選択されることが好ましい。抽出エキスの作製に用いる植物部位には、特段の限定がなされず、全草を用いることができるが、もちろん、植物体、地上部、根茎部、木幹部、葉部、茎部、花穂、花蕾、果実等の部位のみを使用することも可能である。該植物抽出エキスとしては、圧搾流出物、水蒸気蒸留物、蒸留物、溶媒抽出物何れも使用可能であるが、圧搾流出物又は溶媒抽出物が、有用成分を選択的に得ることができるので特に好ましい。溶媒抽出に用いる溶媒としては、極性溶媒が好ましく、例えば、水、1,3−ブタンジオール、エタノ−ル、イソプロパノ−ルなどのアルコ−ル類、酢酸エチル、蟻酸メチルなどのエステル類、アセトン、メチルエチルケトンなどのケトン類、ジエチルエ−テルやテトラヒドロフランなどのエ−テル類などが好ましく例示でき、中でも1,3−ブタンジオール及び/又はエタノ−ルを含有する水溶液が好ましく例示できる。このときの1,3−ブタンジオール及び/又はエタノールの含有量は、溶媒全量に対して10〜40質量%が好ましく、15〜35質量%がさらに好ましい。抽出は、植物体乃至はその乾燥物1質量部に対して、1〜10質量部の溶媒を加え、室温であれば数日間、沸点付近の温度であれば数時間浸漬すればよい。必要に応じて不溶物を濾過して取り除いてもよい。濃縮する場合には、減圧留去すればよい。また圧搾流出物の場合には、例えば、得られた果汁の不溶物を濾過して取り除いたものに1,3−ブタンジオール及び/又はエタノールを果汁全量に対して最終濃度が10〜40質量%、好ましくは15〜35質量%になるように添加する。この範囲を超えるところでは、本発明の油性化粧料へ安定に分散することが困難となる。かかる植物抽出エキスは、上記のように調整して用いることもできるし、既に市販されているものを購入して用いることもできる。
【0015】
本発明の油性化粧料において、前記植物抽出液エキスの含有量は、油性化粧料全量に対して0.005〜0.5質量%が好ましく、0.01〜0.1質量%がより好ましい。配合量が0.005質量%未満では前記植物抽出エキスのスキンケア効果を発揮することができず、一方、0.5質量%を超えると凝集してしまうため好ましくない。
【0016】
本発明の油性化粧料においては、前記植物抽出エキスと前記シリル化シリカとの質量比が2:3〜3:2であることが好ましい。この範囲を超えるところでは、本発明の油性化粧料へ安定に分散することが困難となる。
【0017】
本発明の油性化粧料における、前記シリル化シリカによる前記植物抽出エキスの処理方法としては、これら二つの成分を常法に従って混合する工程を取ることが好ましい。この混合物を油性成分に添加、撹拌することにより、前記植物抽出エキスを本発明の油性化粧料へ安定に分散させることができる。本発明の化粧料においては、前記必須成分以外に、化粧品で通常使用されている任意成分を本発明の効果を損なわない範囲において、含有することができる。
【0018】
このような任意成分としては、例えば、マカデミアナッツ油、アボカド油、トウモロコシ油、オリーブ油、ナタネ油、ゴマ油、ヒマシ油、サフラワー油、綿実油、ホホバ油、ヤシ油、パーム油、液状ラノリン、硬化ヤシ油、硬化油、モクロウ、硬化ヒマシ油、ミツロウ、キャンデリラロウ、カルナウバロウ、イボタロウ、ラノリン、還元ラノリン、硬質ラノリン、ホホバロウ等のオイル、ワックス類、流動パラフィン、スクワラン、プリスタン、オゾケライト、パラフィン、セレシン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス等の炭化水素類、オレイン酸、イソステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、ウンデシレン酸等の高級脂肪酸類、セチルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、オクチルドデカノール、ミリスチルアルコール、セトステアリルアルコール等の高級アルコール等、イソオクタン酸セチル、ミリスチン酸イソプロピル、イソステアリン酸ヘキシルデシル、アジピン酸ジイソプロピル、セバチン酸ジ−2−エチルヘキシル、乳酸セチル、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタンエリトリット等の合成エステル油類、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ジフェニルポリシロキサン等の鎖状ポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサンシロキサン等の環状ポリシロキサン、アミノ変性ポリシロキサン、ポリエーテル変性ポリシロキサン、アルキル変性ポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン等の変性ポリシロキサン等のシリコーン油等の油剤類、脂肪酸セッケン(ラウリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム等)、ラウリル硫酸カリウム、アルキル硫酸トリエタノールアミンエーテル等のアニオン界面活性剤類、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベンザルコニウム、ラウリルアミンオキサイド等のカチオン界面活性剤類、イミダゾリン系両性界面活性剤(2−ココイル−2−イミダゾリニウムヒドロキサイド−1−カルボキシエチロキシ2ナトリウム塩等)、ベタイン系界面活性剤(アルキルベタイン、アミドベタイン、スルホベタイン等)、アシルメチルタウリン等の両性界面活性剤類、ソルビタン脂肪酸エステル類(ソルビタンモノステアレート、セスキオレイン酸ソルビタン等)、グリセリン脂肪酸類(モノステアリン酸グリセリン等)、プロピレングリコール脂肪酸エステル類(モノステアリン酸プロピレングリコール等)、硬化ヒマシ油誘導体、グリセリンアルキルエーテル、POEソルビタン脂肪酸エステル類(POEソルビタンモノオレエート、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン等)、POEソルビット脂肪酸エステル類(POE−ソルビットモノラウレート等)、POEグリセリン脂肪酸エステル類(POE−グリセリンモノイソステアレート等)、POE脂肪酸エステル類(ポリエチレングリコールモノオレート、POEジステアレート等)、POEアルキルエーテル類(POE2−オクチルドデシルエーテル等)、POEアルキルフェニルエーテル類(POEノニルフェニルエーテル等)、プルロニック型類、POE・POPアルキルエーテル類(POE・POP2−デシルテトラデシルエーテル等)、テトロニック類、POEヒマシ油・硬化ヒマシ油誘導体(POEヒマシ油、POE硬化ヒマシ油等)、ショ糖脂肪酸エステル、アルキルグルコシド等の非イオン界面活性剤類、ポリエチレングリコール、グリセリン、1,3−ブタンジオール、エリスリトール、ソルビトール、キシリトール、マルチトール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ジグリセリン、イソプレングリコール、1,2−ペンタンジオール、2,4−ヘキシレングリコール、1,2−ヘキサンジオール、1,2−オクタンジオール等の多価アルコール類、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、乳酸、乳酸ナトリウム等の保湿成分類、グアガム、クインスシード、カラギーナン、ガラクタン、アラビアガム、ペクチン、マンナン、デンプン、キサンタンガム、カードラン、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、コンドロイチン硫酸、デルマタン硫酸、グリコーゲン、ヘパラン硫酸、ヒアルロン酸、ヒアルロン酸ナトリウム、トラガントガム、ケラタン硫酸、コンドロイチン、ムコイチン硫酸、ヒドロキシエチルグアガム、カルボキシメチルグアガム、デキストラン、ケラト硫酸,ローカストビーンガム,サクシノグルカン、カロニン酸、キチン、キトサン、カルボキシメチルキチン、寒天、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチレングリコール等の増粘剤、表面を処理されていても良い、マイカ、シリカ、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、酸化アルミニウム、硫酸バリウム等の粉体類、表面を処理されていても良い、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、酸化コバルト、群青、紺青、酸化チタン、酸化亜鉛の無機顔料類、表面を処理されていても良い、雲母チタン、魚燐箔、オキシ塩化ビスマス等のパール剤類、レーキ化されていても良い赤色202号、赤色228号、赤色226号、黄色4号、青色404号、黄色5号、赤色505号、赤色230号、赤色223号、橙色201号、赤色213号、黄色204号、黄色203号、青色1号、緑色201号、紫色201号、赤色204号等の有機色素類、ポリエチレン末、ポリメタクリル酸メチル、ナイロン粉末、オルガノポリシロキサンエラストマー等の有機粉体類、パラアミノ安息香酸系紫外線吸収剤、アントラニル酸系紫外線吸収剤、サリチル酸系紫外線吸収剤、桂皮酸系紫外線吸収剤、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤、糖系紫外線吸収剤、2−(2'−ヒドロキシ−5'−t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール、4−メトキシ−4'−t−ブチルジベンゾイルメタン等の紫外線吸収剤類、エタノール、イソプロパノール等の低級アルコール類などが好ましく例示できる。
【0019】
以下に実施例を示して本発明について更に詳細に説明を加えるが、本発明は、これらの実施例にのみ限定を受けないことはいうまでもない。
【実施例】
【0020】
<実施例1〜4>
下記に示す表1の処方に従って、本発明の油性化粧料である、口唇化粧料を作製した。即ち、(A)を混合し80℃に加温、これに、あらかじめヘンシェルミキサーで混合した(B)を添加・撹拌した。撹拌しながら冷却し、本発明の実施例1〜4の口唇化粧料を得た。同様に操作して、比較例1〜10も作製した。実施例1〜4は凝集も沈降も全く認められなかったが、比較例1〜10では凝集、沈降が認められた。
【0021】
【表1】

【0022】
<実施例5>
下記に示す表2の処方に従って、実施例1〜4と同様に操作して、本発明の油性化粧料である、実施例5の口唇化粧料及び比較例11〜13を作製した。実施例5は凝集も沈降も全く認められなかったが、比較例11〜13では凝集、沈降が認められた。即ち、本発明の油性化粧料においては、シリル化シリカが必須であることが判る。
【0023】
【表2】

【0024】
<実施例6>
下記に示す表3の処方に従って、実施例1〜4と同様に操作して、本発明の油性化粧料である、実施例6の口唇化粧料及び比較例14〜16を作製した。比較例16については、処方成分全て混合し、80℃に加温後、撹拌しながら冷却して作製した。実施例6は凝集も沈降も全く認められなかったが、比較例14〜16では凝集、沈降が認められた。即ち、本発明の油性化粧料においては、植物抽出エキスはあらかじめシリル化シリカで処理しておくことが必須であることが判る。
【0025】
【表3】


【特許請求の範囲】
【請求項1】
シリル化シリカで処理した植物抽出エキスを含有する油性化粧料。
【請求項2】
前記植物抽出エキスがキイチゴ、スイカズラ、ヨモギ、アオサの1種又は2種以上から選択されることを特徴とする、請求項1に記載の油性化粧料。
【請求項3】
前記植物抽出エキスの溶媒が、1,3−ブタンジオール及び/又はエタノールを含有する水溶液であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の油性化粧料。
【請求項4】
前記1,3−ブタンジオール及び/又はエタノールの含有量が、溶媒全量に対して10〜40質量%であることを特徴とする、請求項1〜3の何れか1項に記載の油性化粧料。
【請求項5】
前記植物抽出エキスとシリル化シリカとの質量比が2:3〜3:2であることを特徴とする、請求項1〜4の何れか1項に記載の油性化粧料。

【公開番号】特開2013−43884(P2013−43884A)
【公開日】平成25年3月4日(2013.3.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−185042(P2011−185042)
【出願日】平成23年8月26日(2011.8.26)
【出願人】(000113470)ポーラ化成工業株式会社 (717)
【Fターム(参考)】