治療用、農業用及び食品添加用化合物のポリマー複合体の調製
本発明は、農業用、治療用、及び食品添加用化合物の式(I)のポリマー複合体の改良された合成法を提供する。特に、「光延」又は関連反応条件を用いてポリマー求核試薬で活性化合物の第1級又は第2級アルコール置換基を処理することによる複合体の調製のための方法が記載される。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
(a)「光延」又は関連条件下で少なくとも1種の活性化合物の第1級又は第2級アルコール置換基を処理するステップ;及び
(b)「光延」又は関連条件下で活性な求核置換基を含有するポリマーで(a)の生成物を処理するステップ
を含む、活性化合物の複合体の調製方法。
【請求項2】
前記反応条件が少なくとも1種の溶媒中に3価ホスフィン、アゾジカルボニル化合物、及び任意選択の第3級アミン添加剤を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
式(I)の複合体の調製方法であって、
【化1】
[式中、
qは1から100であり;
Aは、出現ごとに、独立に式(II)の活性化合物、
【化2】
又は薬学的に許容されるその塩であり、式中、
Ar1はアリール又はヘテロアリールであり、ここで、
該アリール又はヘテロアリールは、それぞれ独立に−NO2、−CN、−ハロ、−(Z1)aMb((Z2)cRZ)、又はDdEeF−である1個又は複数の基で場合によっては置換されており、ここで、
Mは−C(O)−、−C(S)−、−S(O)−、又は−S(O)2−であり、但し、Mが−S(O)又は−S(O)2である場合、a又はcのいずれかはゼロであり;
Z1は−O−、−S−、又は−N(RN)−であり、ここで、
RNは−H、−(C1〜C6)アルキル、−(C1〜C6)アルケニル、−(C1〜C6)アルキニル、−(C1〜C6)ハロアルキル、−(C1〜C6)アルカノイル、−(C3〜C8)シクロアルキル、−ヘテロシクリル、−アリール、−ヘテロアリール、−(C3〜C8)シクロアルカノイル、−ヘテロシクロイル、−アロイル、−ヘテロアロイル、−(C1〜C6)アルコキシカルボニル、又はアリール(C1〜C6)アルコキシカルボニルであり、ここで、
該アリール又はヘテロアリールは、独立に−ハロ、−NO2、−CN、−(C1〜C6)アルキル、−(C1〜C6)ハロアルキル、−(C1〜C6)アルカノイル、又は−アロイルである1個又は複数の基で場合によっては置換されており;
Z2は−O−、−S−、又は−N(RN)−であり;
a、b及びcは独立に0又は1であり、但し、bがゼロである場合、aはゼロであり、bが1である場合、aは0又は1であり;
RZは−H、−(C1〜C6)アルキル、−(C1〜C6)アルケニル、−(C1〜C6)アルキニル、−(C1〜C6)ハロアルキル、−(C3〜C8)シクロアルキル、−(C1〜C6)アルキルアリール、−ヘテロシクリル、−アリール、又は−ヘテロアリールであり;
Dは−CH2−、−OCH2−、−CH2O−、−C(O)−、−C(O)2−、−C(O)(NRN)−、−S(O)2−、−C(S)−、又は−C(S)2−であり;
Eは−CH(Re)−、−CH(Re)CH2−、−(C3〜C16)アルキル−、−(C1〜C6)アルコキシ−、−(C1〜C6)アルケニル−、−(C1〜C6)アルキニル−、−(C1〜C6)ハロアルキル−、−(C3〜C8)シクロアルキル−、−ヘテロシクリル−、−アリール−、又は−ヘテロアリール−であり、ここで、
Reは−H又は−N(R”)(RN)であり;
R”は−Hであり、又はRfと一緒になってヘテロシクロアルキルを形成し;
Fは結合、−CH(Rf)−、又は−CH2CH(Rf)−であり、但し、FはBに共有結合しており、ここで、
Rfは−H、−(C1〜C6)アルキル−、−(C1〜C6)ハロアルキル、−アリール、−(C1〜C6)アルキルアリール、−(C3〜C8)シクロアルキル、−ヘテロシクロアルキル、−ヘテロアリールであり、又はR”と一緒になってヘテロシクロアルキルを形成し、ここで、
それぞれのアリール又はヘテロアリールは、それぞれ独立に−NO2、−CN、−ハロ、又は−(Z1)aMb((Z2)cRZ)である1個又は複数の基で場合によっては置換されており;
dは0又は1であり;
eは0又は1であり、但し、Eが−(C1〜C6)アルコキシ−である場合、eは1から250であり;
Jは、
a)式(a)の基
【化3】
(式中、
RAは−(Z1)aMb((Z2)cRZ)であり;
RBは−H、−NO2、−(C1〜C6)アルキル、−(C3〜C8)シクロアルキル、−アリール、−ヘテロアリール、−(C1〜C6)ハロアルキル、又は−(N(RA1))Mb((Z2)cRZ)であり、但し、bがゼロである場合、cもゼロであり、ここで、
それぞれのアリール又はヘテロアリールは、それぞれ独立に−CN、−NO2、−ハロ、又は−(Z1)aMb((Z2)cRZ)である1個又は複数の基で場合によっては置換されている);
又は
b)式(b)の基であり
【化4】
(式中、
Ar2はAr1であり;
mは0、1、又は2であり;
nは0、1、又は2であり;
それぞれのRは独立に−(Z1)aMb((Z2)cRZ)又は−DdEeF−であり;
Xは−N(RN)−、−O−、−S−、−S(O)−、−S(O)2−、又は−C(R)2−である);
Tは、
a)式(c)の基
【化5】
(式中、
Yは−O−又は−N(RN)−であり;
Wは−L1−L2−であり、ここで、
L1はNR2R3であり、ここで、
R2及びR3は独立に−H若しくは−(C1〜C6)アルキルであり、又はそれらに結合している窒素原子と一緒になって−O−、−S−、及び−N(RN)から独立に選択される0から4個のさらなるヘテロ原子を含有する複素環を形成し;
L2は存在しないか、RN又は−DdEeF−である);
又は
b)式(d)の基であり
【化6】
(式中、
Gはアリール又は1から3個の窒素を含有する単環式ヘテロアリールであり;
R6はRN又は−DdEeF−である);
R55は−M(Z2RZ)であり;
Bは式(Ia)の基であり、この基は求核性活性部分で官能化されたポリマーであり、
【化7】
式中、
Pはポリマーであり;
q’は式(I)において定義されたq以上であり;
L4は−DdEeF’f’−であり、ここで、
F’はF又は−C(O)−であり;
f’は0又は1であり;
Nuは−N(SO2R4)−、−[S(O)2]N(RN)−、−アリール−O−、−アリール−S−、−N(C(O)CF3)−、−(NC)C(H)C(O)−、−(NC)C(H)S(O)2−、−[R4S(O)2]C(H)[S(O)2]−、−[R4S(O)2]C(H)C(O)−、又は−C(O)O−であり、ここで、
該アリールはそれぞれ独立に−NO2、−CN、−S(O)2R5、−C(O)OR5、又は−C(O)R5である1個又は複数の基で場合によっては置換されており、ここで、
R5はそれぞれ独立に−H、−(C1〜C6)アルキル、−(C1〜C6)アルケニル、−(C1〜C6)アルキニル、−(C1〜C6)ハロアルキル、−(C3〜C8)シクロアルキル、−ヘテロシクリル、−アリール、−ヘテロアリールであり、ここで、該アリール又はヘテロアリールは−(Z1)aMb((Z2)cRZ)で場合によっては置換されており;
R4は−(C1〜C6)アルキル、−(C1〜C6)アルケニル、−(C1〜C6)アルキニル、−(C1〜C6)ハロアルキル、−(C3〜C8)シクロアルキル、−ヘテロシクリル、−ヘテロアリール、又は−アリールであり、ここで、
該アリール又はヘテロアリールは、独立に−NO2、−CN、−ハロ、又は−(Z1)aMb((Z2)cRZ)である1から4個の基で場合によっては置換されており;
但し、Xが−O−又は−N(RN)−である場合、mは2であり;但し、RがBに共有結合している場合、nは1でありXは−O−、−S−、−S(O)−、又は−S(O)2−ではない]
a)少なくとも1種の溶媒中で3価ホスフィン、アゾジカルボニル化合物、及び任意選択の第3級アミン添加剤で、少なくとも1種の式(Ib)の活性化合物を処理するステップ
【化8】
(式中、
Aは式(I)で定義されたとおりであり;
−OHはFに共有結合している);及び
b)式(Ic)のポリマー求核試薬を添加するステップ
【化9】
を含む、上記方法。
【請求項4】
Nuが−N(SO2R4)−、−フェニル−O−、−N(C(O)CF3)−、−(NC)C(H)C(O)−、又は−C(O)O−であり、ここで、
R4が−(C1〜C6)アルキル、−(C1〜C6)ハロアルキル、又は−アリールであり、ここで、
該アリールが独立に−NO2、−CN、−ハロ、又は−(Z1)aMb((Z2)cRZ)である1から4個の基で場合によっては置換されている、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
L4が−D’d’E’e’F”f”−であり、ここで、
D’が−CH2−又は−C(O)−であり;
E’が−CH(Re’)−、−(C3〜C16)アルキル−、又は−アリール−であり、ここで、
Re’が−H又は−NH(RN)であり;
F”が結合又は−CH(Rf’)−であり、但し、F”がBに共有結合しており、ここで、
Rf’が−H、−(C1〜C6)アルキル、−(C1〜C6)ハロアルキル、アリール、又は−ヘテロアリールであり、
ここで、それぞれのアリール又はヘテロアリールがそれぞれ独立に−NO2、−CN、−ハロ、又は−(Z1)aMb((Z2)cRZ)である1個又は複数の基で場合によっては置換されており;
d’が0又は1であり;
e’が0又は1であり;
f”が0又は1である、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
Aが、出現ごとに、独立に式(III)、(IV)、(V)、又は(VI)の化合物である、請求項5に記載の方法。
【化10】
【請求項7】
Ar1がフェニルである、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
Xが−S−又は−CH2−であり;mが1である、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
Aが、出現ごとに、式(VII)の化合物であり;
【化11】
式中、
Yが−O−であり;
Wが−L1−L2−であり、ここで、
L1がNR2R3であり、ここで、
R2及びR3がそれらに結合している窒素原子と一緒になって−O−、−S−、及び−N(RN)から独立に選択される0から4個のさらなるヘテロ原子を含有する複素環を形成し;
L2が−DdEeF−である、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
Aが、出現ごとに、式(VIII)の化合物であり;
【化12】
式中、
L2が−DdEeF−であり、ここで、
Dが−CH2−又は−C(O)−であり;
Eが−CH(Re)−、−(C3〜C16)アルキル−、−(C1〜C6)アルコキシ−、−(C1〜C6)ハロアルキル−、−(C3〜C8)シクロアルキル−、又は−アリール−であり、ここで、
Reが−H又は−NH(RN)であり;
Fが結合、−CH(Rf)−、又は−CH2CH(Rf)−であり、但し、FがBに共有結合しており、ここで、
Rfが−H、−(C1〜C6)アルキル、−(C1〜C6)ハロアルキル、−アリール、−(C1〜C6)アルキルアリール、−(C3〜C8)シクロアルキル、−ヘテロシクロアルキル、又は−ヘテロアリールであり;
dが0又は1であり;
eが0又は1である、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
Aが、出現ごとに、式(IX)の化合物である、請求項10に記載の方法。
【化13】
【請求項12】
RZが−H又は−(C1〜C6)アルキルである、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
RZが−Hである、請求項11に記載の方法。
【請求項14】
Xが−CH2−であり;nが0である、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
Aが、出現ごとに、式(X)の化合物である、請求項13に記載の方法。
【化14】
【請求項16】
Aが、出現ごとに、式(XI)の化合物であり;
【化15】
式中、
R6が−DdEeF−であり、ここで、
Dが−CH2−又は−C(O)−であり;
Eが−CH(Re)−、−(C3〜C16)アルキル−、−(C1〜C6)アルコキシ−、−(C1〜C6)ハロアルキル−、−(C3〜C8)シクロアルキル−、又は−アリール−であり、ここで、
Reが−H又は−NH(RN)であり;
Fが結合、−CH(Rf)−、又は−CH2CH(Rf)−であり、但し、FがBに共有結合しており、ここで、
Rfが−H、−(C1〜C6)アルキル、−(C1〜C6)ハロアルキル、−アリール、−(C1〜C6)アルキルアリール、−(C3〜C8)シクロアルキル、−ヘテロシクロアルキル、又は−ヘテロアリールであり;
dが0又は1であり;
eが0又は1である、請求項8に記載の方法。
【請求項17】
Aが、出現ごとに、式(XII)の化合物である、請求項16に記載の方法。
【化16】
【請求項18】
Aが、出現ごとに、式(XIII)の化合物である、請求項17に記載の方法。
【化17】
【請求項19】
RZが−H又は−(C1〜C6)アルキルである、請求項18に記載の方法。
【請求項20】
RZが−Hである、請求項18に記載の方法。
【請求項21】
Xが−CH2−であり;nが0である、請求項20に記載の方法。
【請求項22】
Aが、出現ごとに、式(XIV)の化合物である、請求項20に記載の方法。
【化18】
【請求項23】
Aが、出現ごとに、式(XV)の化合物であり;
【化19】
式中、
R6が−DdEeF−であり、ここで、
Dが−CH2−又は−C(O)−であり;
Eが−CH(Re)−、−(C3〜C16)アルキル−、−(C1〜C6)アルコキシ−、−(C1〜C6)ハロアルキル−、−(C3〜C8)シクロアルキル−、又は−アリール−であり、ここで、
Reが−H又は−NH(RN)であり;
Fが結合、−CH(Rf)−、又は−CH2CH(Rf)−であり、但し、FがBに共有結合しており、ここで、
Rfが−H、−(C1〜C6)アルキル、−(C1〜C6)ハロアルキル、−アリール、−(C1〜C6)アルキルアリール、−(C3〜C8)シクロアルキル、−ヘテロシクロアルキル、又は−ヘテロアリールであり;
dが0又は1であり;
eが0又は1である、請求項7に記載の方法。
【請求項24】
Aが、出現ごとに、式(XVI)の化合物である、請求項23に記載の方法。
【化20】
【請求項25】
Aが、出現ごとに、式(XVII)の化合物である、請求項24に記載の方法。
【化21】
【請求項26】
RZが−H又は−(C1〜C6)アルキルである、請求項25に記載の方法。
【請求項27】
RZが−Hである、請求項25に記載の方法。
【請求項28】
Aが、出現ごとに、式(XVIII)の化合物であり;
【化22】
式中、
Yが−O−であり;
Wが−L1−L2−であり、ここで、
L1がNR2R3であり、ここで、
R2及びR3がそれらに結合している窒素原子と一緒になって−O−、−S−、及び−N(RN)から独立に選択される0から4個のさらなるヘテロ原子を含有する複素環を形成し;
L2が−DdEeF−である、請求項7に記載の方法。
【請求項29】
Aが、出現ごとに、式(XIX)の化合物であり;
【化23】
式中、
L2が−DdEeF−であり、ここで、
Dが−CH2−又は−C(O)−であり;
Eが−CH(Re)−、−(C3〜C16)アルキル−、−(C1〜C6)アルコキシ−、−(C1〜C6)ハロアルキル−、−(C3〜C8)シクロアルキル−、又は−アリール−であり、ここで、
Reが−H又は−NH(RN)であり;
Fが結合、−CH(Rf)−、又は−CH2CH(Rf)−であり、但し、FがBに共有結合しており、ここで、
Rfが−H、−(C1〜C6)アルキル、−(C1〜C6)ハロアルキル、−アリール、−(C1〜C6)アルキルアリール、−(C3〜C8)シクロアルキル、−ヘテロシクロアルキル、又は−ヘテロアリールであり;
dは0又は1であり;
eは0又は1である、請求項28に記載の方法。
【請求項30】
Aが、出現ごとに、式(XX)の化合物である、請求項29に記載の方法。
【化24】
【請求項31】
RZが−H又は−(C1〜C6)アルキルである、請求項30に記載の方法。
【請求項32】
RZが−Hである、請求項30に記載の方法。
【請求項33】
アゾジカルボニル化合物が、ジメチルアゾジカルボキシレート、ジエチルアゾカルボキシレート、ジイソプロピルアゾジカルボキシレート、ジ−tert−ブチルアゾジカルボキシレート、ジベンジルアゾジカルボキシレート、ビス(2,2,2−トリクロロエチル)アゾジカルボキシレート、ジフェニルアゾジカルボキシレート、4−メチル−3H−1,2,4−トリアゾール−3,5(4H)−ジオン、N,N,N’,N’−テトラメチルアゾジカルボキサミド、4,7−ジメチル−3,5,7−ヘキサヒドロ−1,2,4,7−テトラゾシン−3,8−ジオン、1,1’−(アゾジカルボニル)ビス(ピペリジン)、1,1’−(アゾジカルボニル)ビス(4−メチルピペラジン)、4,4’−(アゾジカルボニル)ビス(モルホリン)、N,N’−ビス(2−(t−ブトキシ)−2−オキソエチル)アゾジカルボキサミド、ビス(5−ノルボルネン−2−イルメチル)アゾジカルボキシレート、ビス(1H,1H,2H,2H−ペルフルオロデシル)アゾジカルボキシレート、ビス(1H,1H,2H,2H−ペルフルオロオクチル)アゾジカルボキシレート、ビス(1H,1H,2H,2H,3H,3H−ペルフルオロノニル)アゾジカルボキシレート、又はポリマー担持アゾジカルボニル化合物である、請求項3に記載の方法。
【請求項34】
アゾジカルボニル化合物が、ジエチルアゾカルボキシレート、ジイソプロピルアゾジカルボキシレート、ジ−tert−ブチルアゾジカルボキシレート、4−メチル−3H−1,2,4−トリアゾール−3,5(4H)−ジオン、N,N,N’,N’−テトラメチルアゾジカルボキサミド、又は1,1’−(アゾジカルボニル)ビス(ピペラジン)である、請求項3に記載の方法。
【請求項35】
関連条件が、シアノメチレントリメチルホスホラン、シアノメチレントリブチルホスホラン、ビス(トリフェニルホスホニオ)オキシドビス(トリフルオロメタンスルホネート)、3,3−ジメチル−5−(トリフェニルホスホニオ)−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イド1,1−ジオキシド、ジメチルトリブチルホスホラニリデンマロネート、又はポリマー担体について先に記載されたもののいずれかである、請求項1に記載の方法。
【請求項36】
任意選択の第3級アミン添加剤が、トリメチルアミン、トリエチルアミン、トリ(n−プロピル)アミン、トリイソプロピルアミン、N−エチルジイソプロピルアミン、トリフェニルアミン、トリ(p−トリル)アミン、テトラメチルエチレンジアミン、N−メチルモルホリン、N−メチルピペリジン、N,N−ジメチルピペラジン、4−ジメチルアミノピリジン、N,N−ジメチルアニリン、N,N−ジエチルアニリン、N,N−ジイソプロピルアニリン、N−メチルピロリジン、ピリジン、ピラジン、ピリミジン、1−メチルイミダゾール、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナ−5−エン、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン、又は6−(ジブチルアミノ)−1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エンである、請求項3に記載の方法。
【請求項37】
3価ホスフィンが、トリフェニルホスフィン、トリメチルホスフィン、トリエチルホスフィン、トリ(n−プロピル)ホスフィン、トリイソプロピルホスフィン、トリ(n−ブチル)ホスフィン、メチル(ジフェニル)ホスフィン、ジメチル(フェニル)ホスフィン、1,2−ビス−(ジフェニルホスフィノ)エタン、1,3−ビス−(ジフェニルホスフィノ)プロパン、1,4−ビス−(ジフェニルホスフィノ)ブタン、1,5−ビス−(ジフェニルホスフィノ)ペンタン、1,6−ビス−(ジフェニルホスフィノ)ヘキサン、(p−ジメチルアミノフェニル)ジフェニルホスフィン、ジフェニル(2−ピリジル)ホスフィン、トリス(p−ジメチルアミノフェニル)ホスフィン、t−ブチル3−(ジフェニルホスフィノ)プロパノエート、2−(トリメチルシリル)エチル4−(ジフェニルホスフィノ)ベンゾエート、1−(ジフェニルホスフィノ)−4−(1H,1H,2H,2H−ペルフルオロデシル)ベンゼン、ジ(4−(1H,1H,2H,2H−ペルフルオロオクチル)フェニル)ホスフィノベンゼン、又はポリマー担体について先に記載されたもののいずれかである、請求項3に記載の方法。
【請求項38】
溶媒が芳香族溶媒、塩素化溶媒、又はエーテル溶媒である、請求項3に記載の方法。
【請求項39】
溶媒がジクロロメタン又はテトラヒドロフランである、請求項38に記載の方法。
【請求項40】
アゾジカルボニル化合物が、ジメチルアゾジカルボキシレート、ジエチルアゾカルボキシレート、ジイソプロピルアゾジカルボキシレート、ジ−tert−ブチルアゾジカルボキシレート、ジベンジルアゾジカルボキシレート、ビス(2,2,2−トリクロロエチル)アゾジカルボキシレート、ジフェニルアゾジカルボキシレート、4−メチル−3H−1,2,4−トリアゾール−3,5(4H)−ジオン、N,N,N’,N’−テトラメチルアゾジカルボキサミド、4,7−ジメチル−3,5,7−ヘキサヒドロ−1,2,4,7−テトラゾシン−3,8−ジオン、1,1’−(アゾジカルボニル)ビス(ピペリジン)、1,1’−(アゾジカルボニル)ビス(4−メチルピペラジン)、4,4’−(アゾジカルボニル)ビス(モルホリン)、又はN,N’−ビス(2−(t−ブトキシ)−2−オキソエチル)アゾジカルボキサミドである、請求項3に記載の方法。
【請求項41】
アゾジカルボニル化合物が、ジエチルアゾカルボキシレート、ジイソプロピルアゾジカルボキシレート、ジ−tert−ブチルアゾジカルボキシレート、1,1’−(アゾジカルボニル)ビス(ピペリジン)、4−メチル−3H−1,2,4−トリアゾール−3,5(4H)−ジオン、又はN,N,N’,N’−テトラメチルアゾジカルボキサミドである、請求項40に記載の方法。
【請求項42】
任意選択の第3級アミン添加剤が、トリエチルアミン、N−エチルジイソプロピルアミン、又は4−ジメチルアミノピリジンである、請求項36に記載の方法。
【請求項43】
3価ホスフィンが、トリフェニルホスフィン又はトリ(n−ブチル)ホスフィンである、請求項37に記載の方法。
【請求項44】
qが1から64である、請求項3に記載の方法。
【請求項45】
qが1から32である、請求項3に記載の方法。
【請求項46】
qが1から16である、請求項3に記載の方法。
【請求項47】
qが1から8である、請求項3に記載の方法。
【請求項1】
(a)「光延」又は関連条件下で少なくとも1種の活性化合物の第1級又は第2級アルコール置換基を処理するステップ;及び
(b)「光延」又は関連条件下で活性な求核置換基を含有するポリマーで(a)の生成物を処理するステップ
を含む、活性化合物の複合体の調製方法。
【請求項2】
前記反応条件が少なくとも1種の溶媒中に3価ホスフィン、アゾジカルボニル化合物、及び任意選択の第3級アミン添加剤を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
式(I)の複合体の調製方法であって、
【化1】
[式中、
qは1から100であり;
Aは、出現ごとに、独立に式(II)の活性化合物、
【化2】
又は薬学的に許容されるその塩であり、式中、
Ar1はアリール又はヘテロアリールであり、ここで、
該アリール又はヘテロアリールは、それぞれ独立に−NO2、−CN、−ハロ、−(Z1)aMb((Z2)cRZ)、又はDdEeF−である1個又は複数の基で場合によっては置換されており、ここで、
Mは−C(O)−、−C(S)−、−S(O)−、又は−S(O)2−であり、但し、Mが−S(O)又は−S(O)2である場合、a又はcのいずれかはゼロであり;
Z1は−O−、−S−、又は−N(RN)−であり、ここで、
RNは−H、−(C1〜C6)アルキル、−(C1〜C6)アルケニル、−(C1〜C6)アルキニル、−(C1〜C6)ハロアルキル、−(C1〜C6)アルカノイル、−(C3〜C8)シクロアルキル、−ヘテロシクリル、−アリール、−ヘテロアリール、−(C3〜C8)シクロアルカノイル、−ヘテロシクロイル、−アロイル、−ヘテロアロイル、−(C1〜C6)アルコキシカルボニル、又はアリール(C1〜C6)アルコキシカルボニルであり、ここで、
該アリール又はヘテロアリールは、独立に−ハロ、−NO2、−CN、−(C1〜C6)アルキル、−(C1〜C6)ハロアルキル、−(C1〜C6)アルカノイル、又は−アロイルである1個又は複数の基で場合によっては置換されており;
Z2は−O−、−S−、又は−N(RN)−であり;
a、b及びcは独立に0又は1であり、但し、bがゼロである場合、aはゼロであり、bが1である場合、aは0又は1であり;
RZは−H、−(C1〜C6)アルキル、−(C1〜C6)アルケニル、−(C1〜C6)アルキニル、−(C1〜C6)ハロアルキル、−(C3〜C8)シクロアルキル、−(C1〜C6)アルキルアリール、−ヘテロシクリル、−アリール、又は−ヘテロアリールであり;
Dは−CH2−、−OCH2−、−CH2O−、−C(O)−、−C(O)2−、−C(O)(NRN)−、−S(O)2−、−C(S)−、又は−C(S)2−であり;
Eは−CH(Re)−、−CH(Re)CH2−、−(C3〜C16)アルキル−、−(C1〜C6)アルコキシ−、−(C1〜C6)アルケニル−、−(C1〜C6)アルキニル−、−(C1〜C6)ハロアルキル−、−(C3〜C8)シクロアルキル−、−ヘテロシクリル−、−アリール−、又は−ヘテロアリール−であり、ここで、
Reは−H又は−N(R”)(RN)であり;
R”は−Hであり、又はRfと一緒になってヘテロシクロアルキルを形成し;
Fは結合、−CH(Rf)−、又は−CH2CH(Rf)−であり、但し、FはBに共有結合しており、ここで、
Rfは−H、−(C1〜C6)アルキル−、−(C1〜C6)ハロアルキル、−アリール、−(C1〜C6)アルキルアリール、−(C3〜C8)シクロアルキル、−ヘテロシクロアルキル、−ヘテロアリールであり、又はR”と一緒になってヘテロシクロアルキルを形成し、ここで、
それぞれのアリール又はヘテロアリールは、それぞれ独立に−NO2、−CN、−ハロ、又は−(Z1)aMb((Z2)cRZ)である1個又は複数の基で場合によっては置換されており;
dは0又は1であり;
eは0又は1であり、但し、Eが−(C1〜C6)アルコキシ−である場合、eは1から250であり;
Jは、
a)式(a)の基
【化3】
(式中、
RAは−(Z1)aMb((Z2)cRZ)であり;
RBは−H、−NO2、−(C1〜C6)アルキル、−(C3〜C8)シクロアルキル、−アリール、−ヘテロアリール、−(C1〜C6)ハロアルキル、又は−(N(RA1))Mb((Z2)cRZ)であり、但し、bがゼロである場合、cもゼロであり、ここで、
それぞれのアリール又はヘテロアリールは、それぞれ独立に−CN、−NO2、−ハロ、又は−(Z1)aMb((Z2)cRZ)である1個又は複数の基で場合によっては置換されている);
又は
b)式(b)の基であり
【化4】
(式中、
Ar2はAr1であり;
mは0、1、又は2であり;
nは0、1、又は2であり;
それぞれのRは独立に−(Z1)aMb((Z2)cRZ)又は−DdEeF−であり;
Xは−N(RN)−、−O−、−S−、−S(O)−、−S(O)2−、又は−C(R)2−である);
Tは、
a)式(c)の基
【化5】
(式中、
Yは−O−又は−N(RN)−であり;
Wは−L1−L2−であり、ここで、
L1はNR2R3であり、ここで、
R2及びR3は独立に−H若しくは−(C1〜C6)アルキルであり、又はそれらに結合している窒素原子と一緒になって−O−、−S−、及び−N(RN)から独立に選択される0から4個のさらなるヘテロ原子を含有する複素環を形成し;
L2は存在しないか、RN又は−DdEeF−である);
又は
b)式(d)の基であり
【化6】
(式中、
Gはアリール又は1から3個の窒素を含有する単環式ヘテロアリールであり;
R6はRN又は−DdEeF−である);
R55は−M(Z2RZ)であり;
Bは式(Ia)の基であり、この基は求核性活性部分で官能化されたポリマーであり、
【化7】
式中、
Pはポリマーであり;
q’は式(I)において定義されたq以上であり;
L4は−DdEeF’f’−であり、ここで、
F’はF又は−C(O)−であり;
f’は0又は1であり;
Nuは−N(SO2R4)−、−[S(O)2]N(RN)−、−アリール−O−、−アリール−S−、−N(C(O)CF3)−、−(NC)C(H)C(O)−、−(NC)C(H)S(O)2−、−[R4S(O)2]C(H)[S(O)2]−、−[R4S(O)2]C(H)C(O)−、又は−C(O)O−であり、ここで、
該アリールはそれぞれ独立に−NO2、−CN、−S(O)2R5、−C(O)OR5、又は−C(O)R5である1個又は複数の基で場合によっては置換されており、ここで、
R5はそれぞれ独立に−H、−(C1〜C6)アルキル、−(C1〜C6)アルケニル、−(C1〜C6)アルキニル、−(C1〜C6)ハロアルキル、−(C3〜C8)シクロアルキル、−ヘテロシクリル、−アリール、−ヘテロアリールであり、ここで、該アリール又はヘテロアリールは−(Z1)aMb((Z2)cRZ)で場合によっては置換されており;
R4は−(C1〜C6)アルキル、−(C1〜C6)アルケニル、−(C1〜C6)アルキニル、−(C1〜C6)ハロアルキル、−(C3〜C8)シクロアルキル、−ヘテロシクリル、−ヘテロアリール、又は−アリールであり、ここで、
該アリール又はヘテロアリールは、独立に−NO2、−CN、−ハロ、又は−(Z1)aMb((Z2)cRZ)である1から4個の基で場合によっては置換されており;
但し、Xが−O−又は−N(RN)−である場合、mは2であり;但し、RがBに共有結合している場合、nは1でありXは−O−、−S−、−S(O)−、又は−S(O)2−ではない]
a)少なくとも1種の溶媒中で3価ホスフィン、アゾジカルボニル化合物、及び任意選択の第3級アミン添加剤で、少なくとも1種の式(Ib)の活性化合物を処理するステップ
【化8】
(式中、
Aは式(I)で定義されたとおりであり;
−OHはFに共有結合している);及び
b)式(Ic)のポリマー求核試薬を添加するステップ
【化9】
を含む、上記方法。
【請求項4】
Nuが−N(SO2R4)−、−フェニル−O−、−N(C(O)CF3)−、−(NC)C(H)C(O)−、又は−C(O)O−であり、ここで、
R4が−(C1〜C6)アルキル、−(C1〜C6)ハロアルキル、又は−アリールであり、ここで、
該アリールが独立に−NO2、−CN、−ハロ、又は−(Z1)aMb((Z2)cRZ)である1から4個の基で場合によっては置換されている、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
L4が−D’d’E’e’F”f”−であり、ここで、
D’が−CH2−又は−C(O)−であり;
E’が−CH(Re’)−、−(C3〜C16)アルキル−、又は−アリール−であり、ここで、
Re’が−H又は−NH(RN)であり;
F”が結合又は−CH(Rf’)−であり、但し、F”がBに共有結合しており、ここで、
Rf’が−H、−(C1〜C6)アルキル、−(C1〜C6)ハロアルキル、アリール、又は−ヘテロアリールであり、
ここで、それぞれのアリール又はヘテロアリールがそれぞれ独立に−NO2、−CN、−ハロ、又は−(Z1)aMb((Z2)cRZ)である1個又は複数の基で場合によっては置換されており;
d’が0又は1であり;
e’が0又は1であり;
f”が0又は1である、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
Aが、出現ごとに、独立に式(III)、(IV)、(V)、又は(VI)の化合物である、請求項5に記載の方法。
【化10】
【請求項7】
Ar1がフェニルである、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
Xが−S−又は−CH2−であり;mが1である、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
Aが、出現ごとに、式(VII)の化合物であり;
【化11】
式中、
Yが−O−であり;
Wが−L1−L2−であり、ここで、
L1がNR2R3であり、ここで、
R2及びR3がそれらに結合している窒素原子と一緒になって−O−、−S−、及び−N(RN)から独立に選択される0から4個のさらなるヘテロ原子を含有する複素環を形成し;
L2が−DdEeF−である、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
Aが、出現ごとに、式(VIII)の化合物であり;
【化12】
式中、
L2が−DdEeF−であり、ここで、
Dが−CH2−又は−C(O)−であり;
Eが−CH(Re)−、−(C3〜C16)アルキル−、−(C1〜C6)アルコキシ−、−(C1〜C6)ハロアルキル−、−(C3〜C8)シクロアルキル−、又は−アリール−であり、ここで、
Reが−H又は−NH(RN)であり;
Fが結合、−CH(Rf)−、又は−CH2CH(Rf)−であり、但し、FがBに共有結合しており、ここで、
Rfが−H、−(C1〜C6)アルキル、−(C1〜C6)ハロアルキル、−アリール、−(C1〜C6)アルキルアリール、−(C3〜C8)シクロアルキル、−ヘテロシクロアルキル、又は−ヘテロアリールであり;
dが0又は1であり;
eが0又は1である、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
Aが、出現ごとに、式(IX)の化合物である、請求項10に記載の方法。
【化13】
【請求項12】
RZが−H又は−(C1〜C6)アルキルである、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
RZが−Hである、請求項11に記載の方法。
【請求項14】
Xが−CH2−であり;nが0である、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
Aが、出現ごとに、式(X)の化合物である、請求項13に記載の方法。
【化14】
【請求項16】
Aが、出現ごとに、式(XI)の化合物であり;
【化15】
式中、
R6が−DdEeF−であり、ここで、
Dが−CH2−又は−C(O)−であり;
Eが−CH(Re)−、−(C3〜C16)アルキル−、−(C1〜C6)アルコキシ−、−(C1〜C6)ハロアルキル−、−(C3〜C8)シクロアルキル−、又は−アリール−であり、ここで、
Reが−H又は−NH(RN)であり;
Fが結合、−CH(Rf)−、又は−CH2CH(Rf)−であり、但し、FがBに共有結合しており、ここで、
Rfが−H、−(C1〜C6)アルキル、−(C1〜C6)ハロアルキル、−アリール、−(C1〜C6)アルキルアリール、−(C3〜C8)シクロアルキル、−ヘテロシクロアルキル、又は−ヘテロアリールであり;
dが0又は1であり;
eが0又は1である、請求項8に記載の方法。
【請求項17】
Aが、出現ごとに、式(XII)の化合物である、請求項16に記載の方法。
【化16】
【請求項18】
Aが、出現ごとに、式(XIII)の化合物である、請求項17に記載の方法。
【化17】
【請求項19】
RZが−H又は−(C1〜C6)アルキルである、請求項18に記載の方法。
【請求項20】
RZが−Hである、請求項18に記載の方法。
【請求項21】
Xが−CH2−であり;nが0である、請求項20に記載の方法。
【請求項22】
Aが、出現ごとに、式(XIV)の化合物である、請求項20に記載の方法。
【化18】
【請求項23】
Aが、出現ごとに、式(XV)の化合物であり;
【化19】
式中、
R6が−DdEeF−であり、ここで、
Dが−CH2−又は−C(O)−であり;
Eが−CH(Re)−、−(C3〜C16)アルキル−、−(C1〜C6)アルコキシ−、−(C1〜C6)ハロアルキル−、−(C3〜C8)シクロアルキル−、又は−アリール−であり、ここで、
Reが−H又は−NH(RN)であり;
Fが結合、−CH(Rf)−、又は−CH2CH(Rf)−であり、但し、FがBに共有結合しており、ここで、
Rfが−H、−(C1〜C6)アルキル、−(C1〜C6)ハロアルキル、−アリール、−(C1〜C6)アルキルアリール、−(C3〜C8)シクロアルキル、−ヘテロシクロアルキル、又は−ヘテロアリールであり;
dが0又は1であり;
eが0又は1である、請求項7に記載の方法。
【請求項24】
Aが、出現ごとに、式(XVI)の化合物である、請求項23に記載の方法。
【化20】
【請求項25】
Aが、出現ごとに、式(XVII)の化合物である、請求項24に記載の方法。
【化21】
【請求項26】
RZが−H又は−(C1〜C6)アルキルである、請求項25に記載の方法。
【請求項27】
RZが−Hである、請求項25に記載の方法。
【請求項28】
Aが、出現ごとに、式(XVIII)の化合物であり;
【化22】
式中、
Yが−O−であり;
Wが−L1−L2−であり、ここで、
L1がNR2R3であり、ここで、
R2及びR3がそれらに結合している窒素原子と一緒になって−O−、−S−、及び−N(RN)から独立に選択される0から4個のさらなるヘテロ原子を含有する複素環を形成し;
L2が−DdEeF−である、請求項7に記載の方法。
【請求項29】
Aが、出現ごとに、式(XIX)の化合物であり;
【化23】
式中、
L2が−DdEeF−であり、ここで、
Dが−CH2−又は−C(O)−であり;
Eが−CH(Re)−、−(C3〜C16)アルキル−、−(C1〜C6)アルコキシ−、−(C1〜C6)ハロアルキル−、−(C3〜C8)シクロアルキル−、又は−アリール−であり、ここで、
Reが−H又は−NH(RN)であり;
Fが結合、−CH(Rf)−、又は−CH2CH(Rf)−であり、但し、FがBに共有結合しており、ここで、
Rfが−H、−(C1〜C6)アルキル、−(C1〜C6)ハロアルキル、−アリール、−(C1〜C6)アルキルアリール、−(C3〜C8)シクロアルキル、−ヘテロシクロアルキル、又は−ヘテロアリールであり;
dは0又は1であり;
eは0又は1である、請求項28に記載の方法。
【請求項30】
Aが、出現ごとに、式(XX)の化合物である、請求項29に記載の方法。
【化24】
【請求項31】
RZが−H又は−(C1〜C6)アルキルである、請求項30に記載の方法。
【請求項32】
RZが−Hである、請求項30に記載の方法。
【請求項33】
アゾジカルボニル化合物が、ジメチルアゾジカルボキシレート、ジエチルアゾカルボキシレート、ジイソプロピルアゾジカルボキシレート、ジ−tert−ブチルアゾジカルボキシレート、ジベンジルアゾジカルボキシレート、ビス(2,2,2−トリクロロエチル)アゾジカルボキシレート、ジフェニルアゾジカルボキシレート、4−メチル−3H−1,2,4−トリアゾール−3,5(4H)−ジオン、N,N,N’,N’−テトラメチルアゾジカルボキサミド、4,7−ジメチル−3,5,7−ヘキサヒドロ−1,2,4,7−テトラゾシン−3,8−ジオン、1,1’−(アゾジカルボニル)ビス(ピペリジン)、1,1’−(アゾジカルボニル)ビス(4−メチルピペラジン)、4,4’−(アゾジカルボニル)ビス(モルホリン)、N,N’−ビス(2−(t−ブトキシ)−2−オキソエチル)アゾジカルボキサミド、ビス(5−ノルボルネン−2−イルメチル)アゾジカルボキシレート、ビス(1H,1H,2H,2H−ペルフルオロデシル)アゾジカルボキシレート、ビス(1H,1H,2H,2H−ペルフルオロオクチル)アゾジカルボキシレート、ビス(1H,1H,2H,2H,3H,3H−ペルフルオロノニル)アゾジカルボキシレート、又はポリマー担持アゾジカルボニル化合物である、請求項3に記載の方法。
【請求項34】
アゾジカルボニル化合物が、ジエチルアゾカルボキシレート、ジイソプロピルアゾジカルボキシレート、ジ−tert−ブチルアゾジカルボキシレート、4−メチル−3H−1,2,4−トリアゾール−3,5(4H)−ジオン、N,N,N’,N’−テトラメチルアゾジカルボキサミド、又は1,1’−(アゾジカルボニル)ビス(ピペラジン)である、請求項3に記載の方法。
【請求項35】
関連条件が、シアノメチレントリメチルホスホラン、シアノメチレントリブチルホスホラン、ビス(トリフェニルホスホニオ)オキシドビス(トリフルオロメタンスルホネート)、3,3−ジメチル−5−(トリフェニルホスホニオ)−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イド1,1−ジオキシド、ジメチルトリブチルホスホラニリデンマロネート、又はポリマー担体について先に記載されたもののいずれかである、請求項1に記載の方法。
【請求項36】
任意選択の第3級アミン添加剤が、トリメチルアミン、トリエチルアミン、トリ(n−プロピル)アミン、トリイソプロピルアミン、N−エチルジイソプロピルアミン、トリフェニルアミン、トリ(p−トリル)アミン、テトラメチルエチレンジアミン、N−メチルモルホリン、N−メチルピペリジン、N,N−ジメチルピペラジン、4−ジメチルアミノピリジン、N,N−ジメチルアニリン、N,N−ジエチルアニリン、N,N−ジイソプロピルアニリン、N−メチルピロリジン、ピリジン、ピラジン、ピリミジン、1−メチルイミダゾール、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナ−5−エン、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン、又は6−(ジブチルアミノ)−1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エンである、請求項3に記載の方法。
【請求項37】
3価ホスフィンが、トリフェニルホスフィン、トリメチルホスフィン、トリエチルホスフィン、トリ(n−プロピル)ホスフィン、トリイソプロピルホスフィン、トリ(n−ブチル)ホスフィン、メチル(ジフェニル)ホスフィン、ジメチル(フェニル)ホスフィン、1,2−ビス−(ジフェニルホスフィノ)エタン、1,3−ビス−(ジフェニルホスフィノ)プロパン、1,4−ビス−(ジフェニルホスフィノ)ブタン、1,5−ビス−(ジフェニルホスフィノ)ペンタン、1,6−ビス−(ジフェニルホスフィノ)ヘキサン、(p−ジメチルアミノフェニル)ジフェニルホスフィン、ジフェニル(2−ピリジル)ホスフィン、トリス(p−ジメチルアミノフェニル)ホスフィン、t−ブチル3−(ジフェニルホスフィノ)プロパノエート、2−(トリメチルシリル)エチル4−(ジフェニルホスフィノ)ベンゾエート、1−(ジフェニルホスフィノ)−4−(1H,1H,2H,2H−ペルフルオロデシル)ベンゼン、ジ(4−(1H,1H,2H,2H−ペルフルオロオクチル)フェニル)ホスフィノベンゼン、又はポリマー担体について先に記載されたもののいずれかである、請求項3に記載の方法。
【請求項38】
溶媒が芳香族溶媒、塩素化溶媒、又はエーテル溶媒である、請求項3に記載の方法。
【請求項39】
溶媒がジクロロメタン又はテトラヒドロフランである、請求項38に記載の方法。
【請求項40】
アゾジカルボニル化合物が、ジメチルアゾジカルボキシレート、ジエチルアゾカルボキシレート、ジイソプロピルアゾジカルボキシレート、ジ−tert−ブチルアゾジカルボキシレート、ジベンジルアゾジカルボキシレート、ビス(2,2,2−トリクロロエチル)アゾジカルボキシレート、ジフェニルアゾジカルボキシレート、4−メチル−3H−1,2,4−トリアゾール−3,5(4H)−ジオン、N,N,N’,N’−テトラメチルアゾジカルボキサミド、4,7−ジメチル−3,5,7−ヘキサヒドロ−1,2,4,7−テトラゾシン−3,8−ジオン、1,1’−(アゾジカルボニル)ビス(ピペリジン)、1,1’−(アゾジカルボニル)ビス(4−メチルピペラジン)、4,4’−(アゾジカルボニル)ビス(モルホリン)、又はN,N’−ビス(2−(t−ブトキシ)−2−オキソエチル)アゾジカルボキサミドである、請求項3に記載の方法。
【請求項41】
アゾジカルボニル化合物が、ジエチルアゾカルボキシレート、ジイソプロピルアゾジカルボキシレート、ジ−tert−ブチルアゾジカルボキシレート、1,1’−(アゾジカルボニル)ビス(ピペリジン)、4−メチル−3H−1,2,4−トリアゾール−3,5(4H)−ジオン、又はN,N,N’,N’−テトラメチルアゾジカルボキサミドである、請求項40に記載の方法。
【請求項42】
任意選択の第3級アミン添加剤が、トリエチルアミン、N−エチルジイソプロピルアミン、又は4−ジメチルアミノピリジンである、請求項36に記載の方法。
【請求項43】
3価ホスフィンが、トリフェニルホスフィン又はトリ(n−ブチル)ホスフィンである、請求項37に記載の方法。
【請求項44】
qが1から64である、請求項3に記載の方法。
【請求項45】
qが1から32である、請求項3に記載の方法。
【請求項46】
qが1から16である、請求項3に記載の方法。
【請求項47】
qが1から8である、請求項3に記載の方法。
【公表番号】特表2009−538338(P2009−538338A)
【公表日】平成21年11月5日(2009.11.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−512263(P2009−512263)
【出願日】平成19年5月22日(2007.5.22)
【国際出願番号】PCT/US2007/069464
【国際公開番号】WO2007/137260
【国際公開日】平成19年11月29日(2007.11.29)
【出願人】(503007313)イーラン ファーマスーティカルズ、インコーポレイテッド (22)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成21年11月5日(2009.11.5)
【国際特許分類】
【出願日】平成19年5月22日(2007.5.22)
【国際出願番号】PCT/US2007/069464
【国際公開番号】WO2007/137260
【国際公開日】平成19年11月29日(2007.11.29)
【出願人】(503007313)イーラン ファーマスーティカルズ、インコーポレイテッド (22)
【Fターム(参考)】
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