説明

注文処理装置、注文処理方法、およびプログラム

【課題】数量に応じた商品の画像を適切に表示することができる注文処理装置を提供する。
【解決手段】商品の識別情報である商品識別情報と、商品の数量を示す情報である数量情報とを受け付ける商品数量受付部101と、商品識別情報と、数量情報とに対応する画像情報であって、数量情報が示す数量分の、商品識別情報が示す商品の画像情報である商品画像情報が格納される画像情報格納部102と、商品数量受付部101が受け付けた商品識別情報と数量情報とに対応付けられた商品画像情報を、画像情報格納部102から取得する画像情報取得部104と、画像情報取得部104が取得した商品画像情報が配置された、注文の受付に用いられる画面である注文画面を表示する表示部105とを備えた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、商品の注文に利用される装置等に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の注文処理装置において、一覧表とメニュー品目欄とを含むメニュー割付画面を液晶ディスプレイに表示し、一覧表に表示したメニュー品目がドラッグアンドドロップされると、メニュー品目欄にメニューボタンを表示するメニュー品目および当該メニュー品目のメニューボタンの割付位置を選択し、メニュー品目および割付位置の選択に基づいて、PLU(Price Look Up)ファイルを更新することにより、オーダー入力画面に表示されるメニュー品目欄を見ながら、PLUファイルの更新処理を実行することができるものが知られていた(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2010−244418号公報(第1頁、第1図等)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の注文処理装置においては、ユーザが注文しようと考える商品の数量を、適切に注文画面に表示できないという課題があった。例えば、ユーザが、同じ商品を複数注文しようとした場合でも、従来の注文画面には単にユーザが指定した数量が数字として表示されるだけで、注文画面に表示される商品を示す画像としては、数量に関係なく同じ画像が使用されていた。このため、ユーザは、注文しようとする商品の数量がイメージとして的確に把握できず、どのくらいの数量の商品を注文すれば、どのくらいの量の商品が届くのかが把握しにくい、という問題があった。特に、飲食店等においては、料理は、大、中、小といった、具体的な量がわかりにくい単位で示されたり、実際の重さ(例えばグラム)等で料理の量が示されていても、食材や料理の違いによって、実際にどれくらいの量の料理が出てくるかがイメージとして分からないため、注文する数量を見ただけでは、どのくらいの量の料理が提供されるかが把握しにくく、注文しづらいという問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の注文処理装置は、商品の識別情報である商品識別情報と、商品の数量を示す情報である数量情報とを受け付ける商品数量受付部と、商品識別情報と、数量情報と、当該数量情報が示す数量分の、当該商品識別情報が示す商品の画像情報である商品画像情報とが格納される画像情報格納部と、商品数量受付部が受け付けた商品識別情報と数量情報とに対応付けられた商品画像情報を、画像情報格納部から取得する画像情報取得部と、画像情報取得部が取得した商品画像情報が配置された、注文の受付に用いられる画面である注文画面を表示する表示部とを備えた注文処理装置である。
【0006】
かかる構成により、数量情報が示す数量に応じた商品の画像を表示することができる。これにより、例えば、ユーザは、注文する商品の量を視覚的に認識することができる。
【0007】
また、本発明の注文処理装置は、前記注文処理装置において、画像情報格納部には、商品識別情報と、数量情報と、人数を示す情報である人数情報と、当該数量情報が示す数量分の、当該商品識別情報が示す商品を、当該人数情報が示す数で分配した商品の画像情報である商品画像情報とが格納されており、商品数量受付部は、人数情報を更に受け付け、画像情報取得部は、商品数量受付部が受け付けた商品識別情報と数量情報と人数情報に対応付けられた商品画像情報を、画像情報格納部から取得する注文処理装置である。
【0008】
かかる構成により、数量情報が示す数量に応じた商品を、人数分に分配した画像を表示することができる。これにより、例えば、ユーザは,商品が人数分に分配された場合の状況を、予め把握することが可能となる。
【0009】
また、本発明の注文処理装置は、前記注文処理装置において、商品識別情報と、数量を指定する情報である数量指定情報と、商品識別情報が示す商品とは分量のみが異なる変換対象となる商品の画像情報である変換商品画像情報とを有する変換商品対応情報が格納される変換商品対応情報格納部を更に備え、画像情報取得部は、商品数量受付部が受け付けた数量情報が示す数量のうちの、商品数量受付部が受け付けた商品識別情報に対応する数量指定情報が示す数量分について、数量指定情報に対応する変換商品画像情報を取得する注文処理装置である。
【0010】
かかる構成により、数量情報が示す複数の商品のうちの数量指定情報が指定する数量分の商品を、分量のみが異なる1以上の商品に変換した場合の商品の画像を提示することができる。これにより、例えば、ユーザに、実質的に同じ内容のお得な商品等を勧めることが可能となる。
【0011】
また、本発明の注文処理装置は、前記注文処理装置において、商品数量受付部を複数備えており、画像情報取得部は、複数の商品数量受付部が商品識別情報とともに受け付けた数量情報が示す数量を、商品識別情報別に集計し、集計された数量を示す数量情報と、数量情報に対応する商品識別情報とに対応付けられた商品画像情報を、画像情報格納部から取得する注文処理装置である。
【0012】
かかる構成により、集計した数量に応じた商品の画像を表示することができる。これにより、例えば、複数のユーザ等で商品を注文する際に、注文する商品の合計数量を示すことが可能となる。
【発明の効果】
【0013】
本発明による注文処理装置等によれば、数量に応じた商品の画像を適切に表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の実施の形態1における注文処理装置のブロック図
【図2】同動作を説明するためのフローチャート
【図3】本発明の実施の形態1の注文処理装置を備えた注文処理システムの概念図
【図4】本発明の実施の形態1における注文処理装置のメニュー画面の一例を示す図
【図5】同変換商品対応情報管理表を示す図
【図6】同画像情報管理情報を示す図
【図7】同注文画面の一例を示す図
【図8】同注文画面の一例を示す図
【図9】同注文画面の一例を示す図
【図10】本発明の実施の形態2における注文処理装置のブロック図
【図11】同動作を説明するためのフローチャート
【図12】本発明の実施の形態2の注文処理装置を備えた注文処理システムの概念図
【図13】本発明の実施の形態2の注文処理装置のメニュー画面の一例を示す図
【図14】同注文画面の一例を示す図
【図15】同注文画面の一例を示す図
【図16】本発明の各実施の形態におけるコンピュータシステムの外観の一例を示す図
【図17】同コンピュータシステムの構成の一例を示す図
【図18】同注文画面の変形例を示す図
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、注文処理装置等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
【0016】
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態における注文処理装置1のブロック図である。
注文処理装置1は、商品数量受付部101、画像情報格納部102、画像情報取得部104、変換商品対応情報格納部103、表示部105、注文受付部106、注文送信部107を備える。
【0017】
商品数量受付部101は、商品の識別情報である商品識別情報と、商品の数量を示す情報である数量情報とを受け付ける。商品は、どのようなものでもよい。また、ここでの述べる商品とは、サービス等も含む概念であると考えても良い。商品識別情報は商品を識別可能な情報であればよく、例えば商品名や、商品コード等である。数量とは、商品の数または量である。数量情報は、例えば、商品の数や、商品の量を示す値である。商品の数を示す値は、例えば、1個、2個や、1杯、2杯や、1人前、2人前等の値である。また、商品の量を示す値や、大、中、小等の量を示す値や、100g、200gや、200ml等の値である。数量情報の単位等は問わない。数量情報は、単位の情報を含んでもよいし、含まなくても良い。
【0018】
また、商品数量受付部101は、人数情報を更に受け付けてもよい。人数情報は、人数の情報である。人数情報は、例えば、注文した商品を利用する、あるいは消費する人数の情報である。
【0019】
商品数量受付部101は、通常、ユーザが入力する商品識別情報と数量情報とを受け付ける。商品識別情報と数量情報との入力手段等は問わない。例えば、ユーザによるメニュー等の操作に応じて、メニュー項目に対応付けられた商品識別情報や、数量情報を受け付けても良いし、ユーザが入力フィールド等に入力した商品識別情報や、数量情報を受け付けてもよい。ここでの受け付けとは、キーボードやマウス、タッチパネルなどの入力デバイスから入力された情報の受け付け、有線もしくは無線の通信回線を介して送信された情報の受信などを含む概念である。商品識別情報と数量情報との入力手段は、テンキーやキーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。商品数量受付部101は、テンキーやキーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
【0020】
画像情報格納部102には、商品識別情報と、数量情報と、この数量情報が示す数量分の、この商品識別情報が示す商品の画像情報である商品画像情報とが1組以上格納される。商品画像情報は、数量情報が示す数量分の商品の画像情報とは、例えば、数量情報が示す数量分だけ、商品を配置、あるいは揃えた状態の画像の情報である。例えば、数量情報が示す数量分だけの商品を配置して、カメラ等で撮影して得られた画像情報である。一例を挙げると、個数単位で商品として扱われる商品Aを示す商品識別情報と、3個の数量を示す数量情報とに対応する商品画像情報は、3個の商品Aを配置した画像情報である。また、例えば、1人前、2人前等の人数分を商品の数量の単位とする飲食物Bを示す商品識別情報と、3人前の数量を示す数量情報とに対応する商品画像情報は、3人分の量の飲食物Bを、皿等に盛りつけた飲食物Bの画像情報であってもよい。なお、商品画像情報が示す画像は、数量情報が示す数量分の商品が揃っていることが把握可能な画像であれば、必ずしも、数量情報が示す数量分の商品が画像上に表示されているものでなくても良い。例えば、6本の缶入り飲料を示す画像の代わりに、同じ缶入り飲料の6缶パックの画像を示す画像情報が商品画像情報として格納されていても良い。
【0021】
画像情報格納部102には、商品識別情報と、数量情報と、人数を示す情報である人数情報と、この数量情報が示す数量分の、この商品識別情報が示す商品を、この人数情報が示す数で分配した商品の画像情報である商品画像情報とが一組以上格納されているようにしてもよい。一例を挙げると、個数単位で商品として扱われる商品Aを示す商品識別情報と、8個の数量を示す数量情報と、4人の人数を示す人数情報と対応付けて格納されている商品画像情報は、8個の商品Aを、4つ(4人)に分配した状態の商品の画像情報であり、具体的には、2個ずつの商品Aの組を、4組配置した商品画像である。また、個数単位ではなく重量単位で商品として扱われる商品Bを示す商品識別情報と、200個の数量を示す数量情報と、5人の人数を示す人数情報とに対応付けて格納されている商品画像情報は、200gの商品Bを、5つ(5人)に分配した状態の商品の画像情報であり、具体的には、40gずつの商品Bを、5つ用意した商品画像である。なお、この場合、商品画像情報は、例えば、商品識別情報と、数量情報と、人数情報とに対応付けられて、画像情報格納部102に格納される。
【0022】
商品画像情報は、実際に商品を撮影して得られた画像情報であっても良いし、CG(コンピュータグラフィックス)等で生成された画像情報であっても良いし、商品のイラストレーションの画像情報であっても良い。また、商品画像情報は、動画像の情報であっても、静止画像の情報であっても良い。また、商品画像情報のデータタイプや、ファイル形式等は問わない。また、商品画像情報には、商品の価格等の商品情報が、文字列を示す画像として配置されていても良い。
【0023】
画像情報格納部102に、商品画像情報が格納されるタイミングやトリガー等は問わない。例えば、画像情報格納部102には、予め、1以上の商品画像情報が格納されているようにしても良い。また、ここでの格納は、一時記憶も含む概念としても良い。例えば、商品数量受付部101が受け付けた商品識別情報と数量情報とに応じて、後述する画像情報取得部104等がCG等や画像の合成等で生成された、この商品識別情報が示す商品を、この数量情報が示す数量分だけ用意した画像情報が、画像情報格納部102に、一時記憶されても良い。
【0024】
また、画像情報格納部102には、商品価格等の、商品に関する他の情報が更に、商品識別情報等と対応付けられて格納されていても良い。画像情報格納部102は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
【0025】
変換商品対応情報格納部103には、商品識別情報と、数量を指定する情報である数量指定情報と、商品識別情報が示す商品とは分量のみが異なる変換対象となる商品の画像情報である変換商品画像情報とを有する変換商品対応情報が格納される。分量とは、例えば、商品の重さや体積である。商品が容器に入ったものである場合、分量は、内容量と考えても良い。分量のみが異なる商品とは、例えば、同じ銘柄のワインにおけるグラスワインとボトルワインや、グラスビールとピッチャーのビールや、通常サイズの料理とパーティーサイズの料理である。変換対象となる商品とは、具体的には、後述する画像情報取得部104が変換対象とする商品である。変換対象となる商品は、例えば、対応する商品識別情報が示す商品を、数量指定情報分だけ用意した場合の合計の分量よりも、分量が多く、かつ対応する商品識別情報が示す商品を、数量指定情報分だけ用意した場合の合計価格に対して、価格が同じまたは安価である商品である。あるいは、例えば、対応する商品識別情報が示す商品を、数量指定情報分だけ用意した場合の合計の分量と分量が同じで、かつ対応する商品識別情報が示す商品を、数量指定情報分だけ用意した場合の合計価格に対して価格が安価である商品である。変換については後述する。数量指定情報は、例えば、変換元の商品の数量を指定する情報である。
【0026】
変換商品対応情報格納部103に上記の変換商品対応情報が格納されるタイミング等は問わない。例えば、変換商品対応情報格納部103には、上記の変換商品対応情報が予め格納されているようにしてもよい。変換商品対応情報格納部103は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
【0027】
画像情報取得部104は、商品数量受付部101が受け付けた商品識別情報と数量情報とに対応付けられた商品画像情報を、画像情報格納部102から取得する。例えば、商品数量受付部101が受け付けた商品識別情報と数量情報とにそれぞれ一致する商品識別情報と数量情報とが対応付けられた商品画像情報を検索し、画像情報格納部102から取得する。また、予め図示しない記憶媒体等に、1以上の商品識別情報が示す商品の、数量の最小単位分(例えば一個分や一皿分や指定重量分等)を示す画像情報を用意しておくようにし、この中から、商品数量受付部101が受け付けた商品識別情報に対応する画像情報を取り出し、これを受け付けた数量情報が示す分だけ複製して合成することで得られた合成画像の画像情報である商品画像情報を、上述した画像情報格納部102に一時記憶し、これを画像情報格納部102から読み出すようにしても良い。なお、合成する際には、各画像の少なくとも一部が重ならないような位置に、複製した各画像を配置する必要がある。例えば、商品以外の部分をいわゆるクリッピングパスやマスク等で隠した数量の最小単位分(例えば一つ分)の商品の画像情報を用意して、予め指定された背景画像上に、予め示した距離だけ横方向または縦方向にずらしながら数量情報が示す数量分の各画像情報を配置(必要であれば、重ねて配置)して合成(例えば結合)することで、商品画像情報を生成する。また、さらに、商品の画像情報の縦横の長さを取得し、上記のように予め指定された距離だけずらしながら横方向に配置した複数の画像情報の横方向の長さの合計値が、予め指定された商品画像情報の横の長さを超える場合は、この超えると判断される画像情報からは、高さ方向に予め指定された距離だけずらした位置を起点として、再度同様に横方向に最小単位分の数量の画像情報を配置して合成することで、商品画像情報を取得しても良い。なお、ずらす距離は、最小単位分の商品の画像情報の横の長さ以上や、縦の長さ以上としても良い。また、予め用意されたグリッドに沿って最小単位の商品の画像情報を配置しても良い。また、画像情報取得部104は、図示しない記憶媒体等に予め用意した1以上の商品識別情報が示す商品の、数量の最小単位分の立体オブジェクトのモデリングデータと、この商品のテクスチャデータ等の中から、商品数量受付部101が受け付けた商品識別情報に対応するモデリングデータとテクスチャデータとを読み出し、数量情報が示す数量分だけモデリングデータを複製して、予め指定された位置や予め指定されたルール等が示す位置に配置し、このモデリングデータに、読み出したテクスチャデータをマッピングしてレンダリングすることで数量分の商品を示す商品画像情報を生成し、画像情報格納部102に一時記憶し、この商品画像情報を画像情報格納部102から読み出すようにしても良い。複数のモデリングデータの配置は、例えば、上記の最小単位分の商品の画像情報を配置する場合の配置のルールと同様のルールにより行っても良い。
【0028】
また、画像情報格納部102に格納されている商品画像情報が人数情報に対応付けられており、商品数量受付部101が人数情報を受け付ける場合、画像情報取得部104は、商品数量受付部101が受け付けた商品識別情報と数量情報と人数情報に対応付けられた商品画像情報を、画像情報格納部102から取得するようにしてもよい。具体的には、例えば、商品数量受付部101が受け付けた商品識別情報と数量情報と人数情報にそれぞれ一致する商品識別情報と数量情報と人数情報とが対応付けられた商品画像情報を検索し、画像情報格納部102から取得する。また、画像情報取得部104が、上記のように、商品数量受付部101が受け付けた商品識別情報、数量情報、及び人数情報と、この商品識別情報が示す商品の数量の最小単位分の画像情報や、モデリングデータ等を用いて、人数情報が示す人数で商品を分配した状態の商品画像情報を生成し、生成した商品画像情報を画像情報格納部102に一時記憶するようにして、この商品画像情報を、画像情報格納部102から読み出すようにしても良い。
【0029】
また、画像情報取得部104は、商品数量受付部101が受け付けた数量情報が示す数量のうちの、商品数量受付部101が受け付けた商品識別情報に対応する数量指定情報が示す数量分について、数量指定情報に対応する変換商品画像情報を取得するようにしてもよい。取得した変換商品画像情報は、実質的に商品画像情報として扱うようにしても良い。なお、数量指定情報が示す数量分に満たない数量に関しては、画像情報取得部104は、例えば、上記と同様に、数量に応じた商品画像情報を取得する。なお、この商品画像情報と、変換商品画像情報とを合成して、商品画像情報と変換商品画像情報とを有する一の商品画像情報を取得しても良い。例えば、商品画像情報と変換商品画像情報とを、それぞれが示す商品同士が重ならないように、画像同士を予め指定された距離だけずらして重ね合わせて合成(結合)しても良い。合成の際は、背面側の画像の背景色以外の部分が表面に表示されるような画像合成モード(例えば乗算モードや、オーバーレイモード等)で画像同士を合成することが好ましい。また、商品画像情報と変換商品画像情報のうちの商品の部分を背景色等を選択することでクリッピングパスや、マスク等で切り抜いた画像情報を生成し、これらの画像情報を、上述したような商品画像情報を合成する際の処理と同様に少なくとも一部が重ならないように背景画像上等に配置して結合することで、合成した画像情報を取得しても良い。画像情報取得部104は、例えば、商品数量受付部101が受け付けた商品識別情報と一致する商品識別情報を有する変換商品対応情報を検出し、この変換商品対象情報から数量指定情報を取得し、商品数量受付部101が受け付けた数量情報が示す数量から、数量指定情報が示す数量分を減算する。なお、数量情報が示す数量に、数量指定情報が示す数量が複数含まれている場合は、数量指定情報が示す数量の複数分を減算する。そして、数量情報から減算した数量指定情報が示す数量分の回数分だけ、上記で検出した変換商品対応情報から変換商品画像情報を取得する。また、減算の結果得られた数量については、上記と同様に、数量に応じた商品画像情報を取得する。なお、画像情報取得部104は、数量指定情報が示す数量で、数量情報が示す数量を除算して、整数の解と、余りを取得し、整数の解の数だけ、変換商品画像情報を取得し、余りについては、上記と同様に、数量に応じた商品画像情報を取得しても良い。
【0030】
以下に、減算を行う場合の一例を説明する。例えば、商品数量受付部101が受け付けた商品識別情報が、グラスビールの識別情報であり、数量情報が、数量「5」を示す情報であったとする。そして、変換商品対応情報格納部103に、このグラスビールの識別情報と同じ商品識別情報を有する変換商品対応情報が格納されており、この変換商品対応情報の数量指定情報が示す数量が「4」であり、変換商品画像情報が、商品識別情報が示すグラスビールと同じビールのピッチャー(大容器)の写真であったとする。また、このビールピッチャーは、グラスビール四杯分と容量が同じで、価格が安い商品であるとする。画像情報取得部104は、数量情報が示す値「5」から、数量指定情報が示す値「4」を減算して、ビールピッチャーの変換商品画像情報を一つ取得する。また、残りの「1」については、上記と同様にグラスビール一杯分の商品画像情報を画像情報格納部102から取得する。これにより、グラスビール四杯分の代わりに、料金がお得なビールピッチャーの変換商品画像情報が取得されることとなる。
【0031】
なお、上記のように、変換商品画像情報を取得する場合、画像情報取得部104は、ユーザ等から商品数量受付部101が受け付けた商品識別情報と、数量情報との少なくとも一部を、画像情報取得部104が取得した変換商品画像情報が示す商品の商品識別情報と、数量情報に変換するようにすればよい。この場合、上述した変換商品対応情報は、更に、変換商品画像情報が示す商品についての商品識別情報を有しているようにすることが好ましい。例えば、上記のように、グラスビール5杯分のうちの4杯を、ビールピッチャーに変換した場合、商品数量受付部101が受け付けたグラスビールについての数量情報を、ビールピッチャーに変更した余りである数量「1」に変更し、新たに、ビールピッチャーについての商品識別情報と、数量情報「1」を取得する。
【0032】
画像情報取得部104は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。画像情報取得部104の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
【0033】
表示部105は、画像情報取得部104が取得した商品画像情報が配置された、注文の受け付けに用いられる画面である注文画面を表示する。表示部105は、例えば、注文画面を表示するための画像情報を生成し、この画像情報を表示することで、注文画面を表示する。ここでの、商品画像情報の1以上は、上述した画像情報取得部104が取得した変換商品画像情報であっても良い。例えば、表示部105は、注文画面を表示するための画像を生成して注文画面を表示する。
【0034】
注文画面は、例えば、表示部105が表示する商品についての注文を受け付けるためのインターフェース画面である。例えば、ユーザが注文する商品の商品識別情報と数量情報等を受け付ける画面である。注文画面は、例えば、画像情報取得部104が取得した商品画像情報と、この商品画像情報が示す商品についての商品識別情報と、注文を受け付けるボタン等の画像等が配置された画面である。また、上記のボタン等の画像には、商品識別情報や数量情報等を送信するためのプログラム等が対応付けられていても良い。ただし、注文画面は、結果的に注文を受け付けるために利用される画面であれば、注文を受け付けるためのインターフェース画面等として機能する画面でなくても良い。例えば、注文画面は、店員等が口頭や電話等を介して注文を受け付けるための、商品のメニュー画面やカタログ画面等の、商品の画像や商品識別情報や数量情報等を表示するための注文に利用される画面であっても良い。この場合、上述したような注文を受け付けるボタン等は省略して良い。例えば、注文画面は、画像情報取得部104が取得した商品画像情報を表示した画面であっても良い。また、注文画面は、注文の受け付けに用いられる画面を含む複数の画面で構成されても良い。例えば、注文画面は、上述した商品画像情報を表示する画面と、この商品画像情報が示す商品に対する注文を受け付けるためのボタン等が配置された画面等で構成されていても良い。また、注文画面は、店舗等についての情報や広告の情報等を更に有していてもよい。また、注文画面には、画像情報格納部102等から読み出した、商品識別情報に対応する商品価格等の商品の情報を更に配置するようにしてもよい。
【0035】
表示部105は、例えば、画像情報取得部104が取得した商品画像情報や、商品数量受付部101が受け付けた商品識別情報や、数量情報を、予め指定されたルールに従って、予め用意された注文画面を定義する領域内に配置したり、予め指定されたテンプレート等に配置することで、注文画面を表示するための画像情報を生成して、注文画面を表示する。なお、ここでは、注文画面を介して商品の注文が受付可能である場合を例に挙げて説明する。テンプレートの情報は、例えば、図示しない記憶媒体等で構成されるテンプレート情報格納部等に予め蓄積されているようにすればよい。また、表示部105は生成した注文画面の画像情報を、図示しない記憶媒体等に一時記憶し、この画像情報を読み出して注文画面を表示しても良い。
【0036】
表示部105は、ディスプレイデバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。表示部105は、ディスプレイデバイスのドライバーソフトまたは、ディスプレイデバイスのドライバーソフトとディスプレイデバイス等で実現され得る。
【0037】
注文受付部106は、表示部105が表示した注文画面に表示された商品画像情報が示す商品についての注文を受け付ける。例えば、注文受付部106は、注文画面に表示された商品画像情報が示す商品についての商品識別情報と、数量情報とを受け付ける。例えば、ユーザが、注文画面に表示された商品画像情報に対応付けられた注文ボタン等を、マウスやタッチパネル等を操作してクリックあるいはタップしたとすると、注文受付部106は、この商品画像情報に対応付けられた商品識別情報と、数量情報とを受け付ける。なお、変換商品画像情報について注文ボタン等を押したとすると、注文受付部106は、この変換商品画像情報が示す商品識別情報と、この変換商品画像情報を得るために数量指定情報を用いて変更された数量情報とを受け付ける。なお、注文受付部106は、上記の情報に加えて、更に、ユーザの識別情報や、商品の提供先を示す情報等の、商品の提供に必要な情報等も受け付けてよい。なお、ここでは、上述したような注文受付部106が受け付ける情報、例えば、商品識別情報と、数量情報とを含む情報を、注文情報と呼ぶ。
【0038】
注文を受け付けるための入力手段は、テンキーやキーボードやマウスやタッチパネルやメニュー画面によるもの等、何でも良い。注文受付部106は、テンキーやキーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
【0039】
注文送信部107は、注文受付部106が受け付けた注文情報を、予め指定された送信先にネットワークや通信回線等を介して送信する。予め指定された送信先とは、例えば、注文情報の通知先となるサーバ装置(図示せず)等である。注文情報の通知先とは、例えば、注文情報が示す注文内容に応じた商品の提供を行うものが注文情報を受け取るためのサーバ装置等である。
【0040】
注文送信部107は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送手段で実現されても良い。注文送信部107は、通信デバイスを含むと考えても、含まないと考えても良い。
【0041】
図2は、本発明の注文処理装置1の動作を説明するためのフローチャートである。以下、注文処理装置1の動作について説明する。
【0042】
(ステップS201)商品数量受付部101は、商品識別情報と数量情報とを受け付けたか否かを判断する。受け付けた場合は、ステップS202に進み、
【0043】
(ステップS202)画像情報取得部104は、変換商品対応情報格納部103に格納されている変換商品対応情報において、ステップS201で受け付けた商品識別情報に対応する数量指定情報を検索する。例えば、ステップS201で受け付けた商品識別情報と一致する商品識別情報を有する変換商品対応情報を検索し、検出できた場合、この変換商品対応情報が有する数量指定情報を、検索された数量指定情報として取得する。
【0044】
(ステップS203)画像情報取得部104は、ステップS202において、数量指定情報が検出されたか否かを判断する。検出された場合、ステップS204に進み、検出できなかった場合、ステップS208に進む。
【0045】
(ステップS204)画像情報取得部104は、ステップS201で受け付けた数量情報が示す数量を、ステップS202で取得した数量指定情報が示す数量で、除算する。但しここでは、除算結果が、整数となり、余りが発生し得る除算を行う。
【0046】
(ステップS205)画像情報取得部104は、除算結果が0であるか否かを判断する。0である場合、ステップS207に進み、0でない場合、ステップS207に進む。
【0047】
(ステップS206)画像情報取得部104は、ステップS202で検出した数量指定情報に対応する変換商品画像情報、即ち数量指定情報と同じ変換商品対応情報に含まれる変換商品画像情報を、変換商品対応情報格納部103から除算結果の数だけ取得する。取得した変換商品画像情報は、図示しない記憶媒体等に一時記憶する。
【0048】
(ステップS207)画像情報取得部104は、除算した余りがあるか否かを判断する。余りがある場合、ステップS208に進み、余りがない場合、ステップS210に進む。
【0049】
(ステップS208)商品数量受付部101は、人数情報を受け付けたか否かを判断する。受け付けている場合、ステップS209に進み、受け付けていない場合、ステップS210に進む。
【0050】
(ステップS209)画像情報取得部104は、商品数量受付部101が受け付けた商品識別情報と、数量情報(もしくはステップS204で行われた除算の余りを示す数量情報)と、人数情報とに対応する商品画像情報を、画像情報格納部102から検索により取得する。そして、ステップS211に進む。なお、対応する商品画像情報がない場合、ステップS211に進む代わりに、次のステップS210に進むようにしても良い。
【0051】
(ステップS210)画像情報取得部104は、商品数量受付部101が受け付けた商品識別情報と、数量情報(もしくはステップS204で行われた除算の余りを示す数量情報)とに対応する商品画像情報を、画像情報格納部102から検索により取得する。そして、ステップS211に進む。
【0052】
(ステップS211)表示部105は、ステップS206で取得した変換商品画像情報や、ステップS209またはステップS210で取得した商品画像情報を配置した注文画面を生成し、表示する。
【0053】
(ステップS212)注文受付部106は、ステップS211で注文画面に表示した商品画像情報または変化商品画像情報が示す商品についての、注文情報を受け付けたか否かを判断する。受け付けた場合、ステップS213に進み、受け付けていない場合、ステップS212に戻る。なお、ステップS212に戻る前に、注文画面の表示をキャンセルするためのステップ等を加えるようにしても良い。
【0054】
(ステップS213)注文送信部107は、ステップS212で受け付けた注文情報を予め指定されているサーバ装置等の装置に送信する。そして、注文画面の表示を終了して、ステップS201に戻る。
【0055】
なお、図2のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
【0056】
以下、本実施の形態における注文処理装置1の具体的な動作について説明する。注文処理装置1を備えた注文処理システムの概念図は図3である。ここでは、一例として、注文処理システムは、ユーザからの飲食物の注文を受け付けるための端末である注文処理装置1と、注文に応じた受注処理を行う受注処理サーバ装置20とを備えているものとする。注文処理装置1と受注処理サーバ装置20とは、同じ飲食店内に設置されているものとする。注文処理装置1は、例えば飲食店内の各テーブルに設置されているものとする。また、注文処理装置1は、タッチパネルがモニタ上に配置され、タッチパネル操作が可能なものであるとする。
【0057】
まず、複数のユーザが、飲食店の一のテーブルについて、注文処理装置1を起動させたとすると、注文処理装置1は、表示部105に、予め用意された料理のメニュー画面を表示する。このメニュー画面は、例えば、表示部105が、予め図示しない記憶媒体等に格納されているメニュー画面のテンプレートに、後述するような画像情報格納部102に格納されている情報のうちの、予め指定されている商品識別情報に対応する情報を読み出して配置して作成し、表示した画面であるとする。
【0058】
図4は、起動直後に表示されるデフォルトの注文画面の一例を示す図である。注文画面には、デフォルトで指定された一以上の商品識別情報に対応する商品画像情報や、商品名や価格の情報が配置されている。各商品画像情報の横には、数量入力フィールド42と注文ボタン44が設けられている。また、画面上方には、人数入力フィールド43が設けられている。
【0059】
数量入力フィールド42は、ドロップダウン型のリストメニューを構成しており、数量入力フィールド42の横のボタンを押すと、複数の数量を示すリストが表示され、このリストの一の数量の項目上にマウスを配置したり、タッチパッドのこのリストの一の項目上を触れることによって、リストの数量の値のいずれかにフォーカスすることで、フォーカスされた数量を示す数量情報と、この数量入力フィールド42の横に表示されている商品の商品識別情報とを、商品数量受付部101が受け付けるようにするプログラム等が、数量入力フィールド42に予め設定されているものとする。なお、このようなリストメニューの構成等については、公知技術であるので,ここでは説明は省略する。なお、数量入力フィールド42のデフォルトの値は「1」であり、デフォルトで表示される各商品画像情報が示す画像は、商品が1つ(あるいは一人前や一皿)等の場合の画像であるとする。
【0060】
人数入力フィールド43は、人数情報を入力するための入力フィールドであり、デフォルトでは「(指定無し)」となっている。この人数入力フィールド43も、上記と同様に人数を示すリストメニューを構成しており、ここでは、フォーカスされた人数についてのクリックやタップ等が行われた場合に、商品数量受付部101は、人数情報を受け付けるものとする。
【0061】
注文ボタン44は、この商品画像情報に対応する商品を注文するために用いられるボタンである。このボタン40が押されると、このボタン40の横の商品画像情報に対応する商品識別情報と、フィールド43に入力された人数情報とを、注文受付部106が受け付けるよう、ボタン40にはプログラム等が対応付けられている。
【0062】
まず、一のユーザが、タッチパネルを操作して、商品識別情報である商品コードが「F001」である商品名が「エビフライ」という商品の横に位置する数量入力フィールド42に数量のリストメニューを表示させ、「4」という数字を示す項目上に指をおいて、「4」という数字の項目をフォーカスしたとする。
【0063】
リストメニューの「4」という数字の項目がフォーカスされると、商品数量受付部101は、注文ボタン44に対応した商品識別情報「F001」と、フォーカスされた項目に対応する数量である「4」を示す数量情報とを受け付ける。また、ここでは、このテーブルについたユーザの人数を示す情報を、ユーザが人数入力フィールド43等から入力しなかったとし、商品数量受付部101は、人数情報を受け付けていないものとする。
【0064】
図5は、変換商品対応情報格納部103に予め格納されている変換商品対応情報を管理する変換商品対応情報管理表である。変換商品対応情報管理表は、「ID」、「商品識別情報」、「数量指定情報」、「変換商品画像情報」、「変換商品識別情報」、「変換商品価格」及び「変換商品名」等の項目を有している。「ID」は、変換商品対応情報を管理するための識別情報である。「変換商品画像情報」は、変換商品画像情報のファイル名である。「変換商品識別情報」は、変換商品画像情報が示す商品の識別情報である。「変換商品価格」は、変換商品識別情報が示す商品の価格である。「変換商品名」は、変換商品識別情報が示す商品の商品名である。
【0065】
画像情報取得部104は、図5に示した変換商品対応情報管理表において、「商品識別情報」の値が、商品数量受付部101が受け付けた商品識別情報と一致するレコード、即ち変換商品対応情報を検索する。ここでは、一致するレコードが検出されなかったとする。このため、商品数量受付部101が受け付けた商品識別情報が示す商品を、分量のみが異なる商品に変換する処理は行われない。
【0066】
図6は、画像情報格納部102に格納されている画像情報を管理する画像情報管理情報を示す図である。画像情報管理情報は、「ID」、「商品識別情報」、「数量情報」、「商品画像情報」、「価格」等の項目を有している。「ID」が画像情報管理情報のレコードを管理する識別情報である。「商品画像情報」は、ここでは、商品画像情報のファイル名を示している。「価格」は、商品識別情報が示す商品の価格である。「商品名」は、商品識別情報が示す商品の商品名である。
【0067】
次に、画像情報取得部104は、図6に示す画像情報管理情報において、商品画像情報の検索を行う。ここでは、商品数量受付部101が人数情報を受け付けていないため、商品数量受付部101が受け付けた商品識別情報と、数量情報とを用いて、商品画像情報の検索を行う。具体的には、図6に示す画像情報管理情報において、「商品画像情報」が「F001」で、「数量情報」が「4」で、「人数情報」が「1」であるレコードを検出する。そして検出したレコードの商品画像情報を読み出す。なお、商品数量受付部101が人数情報を受け付けていない場合は、商品を人数分に分配した商品画像情報を検索できないことから、ここでは、人数情報を「1」に設定して、実質的に商品が分配されてない状態の商品画像情報を検索している。
【0068】
ここでは、画像情報取得部104は、検索の結果、「ID」が「01004」であるレコードの「商品画像情報」である「F001_4.jpg」という画像ファイルを取得する。また、画像情報取得部104は、この商品画像情報に対応する価格の情報等も、画像情報管理情報から読み出す。
【0069】
表示部105は、取得した画像ファイル「F001_4.jpg」を配置した注文画面を表示する。例えば、図4に示したデフォルトの注文画面のうちの、数量情報の受け付けに用いられた数量入力フィールド42に対応する商品画像情報を、表示部105が取得した画像ファイル「F001_4.jpg」が示す画像に変更し、価格の値も変更することで、注文画面を表示するための画像情報を生成し、注文画面を表示する。
【0070】
図7は、表示部105が表示する注文画面の一例を示す図である。注文画面には、画像ファイル「F001_4.jpg」が示す画像70と、この画像70が示す商品の商品識別情報と、商品名と、変更された価格を含む情報71が表示されている。画像70は、4つのエビフライが一皿に配置された画像であるとする。また、商品名や、数量情報が示す数量の商品の合計価格等の情報も表示されている。
【0071】
そして、ユーザが、タッチパネル等を操作して、この画像ファイル「F001_4.jpg」が示す画像70の横に位置する注文ボタン44を押す(タップする)と、注文受付部106は、注文画面に表示されている商品について、商品識別情報「F001」と、注文情報「4」とを有する注文情報を受け付ける。なお、予め注文処理装置1の図示しない記憶媒体等に、注文処理装置1が配置されるテーブル等の識別情報を格納しておくようにし、注文受付部106は、このテーブル等の識別情報を、料理の提供先の情報として含む注文情報を受け付けることが好ましい。
【0072】
注文受付部106が注文情報を受け付けると、注文送信部107は、受け付けた注文情報を、受注処理サーバ装置20に無線ネットワーク経由で送信する。
【0073】
受注処理サーバ装置20は、注文処理装置1aから送信される注文内容についての情報を受信すると、この情報が図示しない記憶媒体等に蓄積するとともに、この情報をモニタ等に表示する。これにより、注文内容が飲食店の厨房等に連絡され、「4」つの「エビフライ」の調理が開始され、注文処理装置1を利用するユーザのテーブルに、注文された商品である4つの「エビフライ」が提供される。
【0074】
ここで、例えば、図4に示したデフォルトの注文画面等を表示した際に、ユーザが、同じテーブルについているユーザ数を示す人数情報である「4」を、タッチパネル等を操作して入力したとする。例えば、図4の人数入力用のフィールド43に「4」を入力したとする。商品数量受付部101は、フィールド43に入力された人数情報を受け付ける。そして、上記と同様にエビフライについての数量情報を入力したとする。
【0075】
この場合、画像情報取得部104は、上記のように、図6に示す画像情報管理情報において、商品画像情報の検索を行う際に、商品数量受付部101が受け付けた商品識別情報と、数量情報と、人数情報とを用いて、商品画像情報の検索を行う。具体的には、図6に示す画像情報管理情報において、「商品画像情報」が「F001」で、「数量情報」が「4」で、「人数情報」が「4」であるレコードを検出する。そして検出した「ID」が「01012」であるレコードの「商品画像情報」である「F001_4_4.jpg」という画像ファイルと価格の値を取得する。そして、表示部105は、デフォルトの注文画面の、入力された数量情報に対応する商品画像情報が示す画像が配置されていた位置に、画像情報取得部104が取得した「F001_4_4.jpg」という画像ファイルが示す画像を配置するとともに、価格の値を変更した注文画面を生成して表示する。
【0076】
図8は、表示部105が表示する注文画面を示す図である。画像80は、画像ファイル「F001_4_4.jpg」が示す画像であり、4つのエビフライを人数情報が示す人数である4人分に分配した状態の画像であるとする。このように人数情報が示す人数で、注文しようとする商品を分配した画像を表示することで、一人当たりどの程度の商品(ここでは料理)が割り当てられるかを視覚的に示すことができる。その後の注文等の処理は上記と同様である。
【0077】
また、例えば、ユーザが図4に示したような注文画面を操作した結果、商品数量受付部101が受け付けた商品識別情報がグラスワインを示す「D001」であり、数量入力フィールド42の操作で入力された数量情報が「4」であったとする。
【0078】
この場合、画像情報取得部104が、図5に示した変換商品対応情報管理表において、「商品識別情報」の値が、商品数量受付部101が受け付けた商品識別情報「D001」と一致するレコードである変換商品対応情報を検索したとすると、「ID」が「01」であるレコードが商品識別情報が一致するレコードとして検出される。そして、画像情報取得部104は、この「ID」が「01」であるレコードの「数量指定情報」である「4」を取得する。そして、商品数量受付部101が受け付けた数量情報「4」をこの数量指定情報の値「4」で除算する。なお、除算の代わりに、残りの値が負の値になる直前まで数量指定情報が示す値を、数量情報が示す値から減算し、減算回数と、減算による余りを取得するようにしても良い。
【0079】
ここでは、除算の結果得られる値が「1」となる。このため、画像情報取得部104は、図5に示した変換商品対応情報管理表の「ID」が「01」であるレコードから、「変換商品画像情報」である「r_wine01.jpg」というファイル名の画像情報一つと、「変換商品識別情報」である「DL001」と、「変換商品価格」である「1500」や、商品名「ボトルワイン(赤)」等の情報を読み出す。また、ここでは余りがないため、画像情報格納部102から、商品識別情報に対応した商品画像情報を取得する処理は行わない。そして、表示部105は、取得した変換商品画像情報と、その商品識別情報と、変換商品価格と、商品名等を配置した注文画面を表示する。
【0080】
図9は、表示部105が表示する注文画面を示す図である。画像90は、画像ファイル「r_wine01.jpg」が示す画像であり、商品識別情報「D001」が示すグラスワインと同じワインのボトルの画像であるとする。例えば、グラスワイン4杯分の価格が、ボトルワイン1本の価格より高く、グラスワイン4杯分のワインの量が、ボトルワイン1本のワインの量以下であれば、このように、4つのグラスワインを指定した場合に、4つのグラスワインを示す画像を表示する代わりに、内容物が同じであるボトルワインを表示することで、ユーザに無駄のないお得な商品提案を行うことができ、ユーザに取って有利な提案を自動で行うことができ、顧客の満足度を高めることができる。その後の注文等の処理は上記と同様である。
【0081】
なお、上記の除算の結果、1以上の余りがあった場合には、この余りを示す数量情報を用いて、上記と同様に、画像情報取得部104が図6に示す画像情報管理情報から商品画像情報を更に取得し、この商品画像情報と、変換商品画像情報とを重ねて合成した商品画像情報を生成し、表示部105が、この合成した商品画像情報を、上記で取得した変換商品識別情報や変換商品価格等の情報と、一以上の余りについて取得した商品識別情報やその価格の情報等とともに注文画面に表示するようにしても良い。
【0082】
以上、本実施の形態によれば、数量情報が示す数量分の商品の画像が配置された注文画面を表示することができ、ユーザが、注文する商品の数量を視覚的に容易に把握できるようにすることが可能となる。
【0083】
(実施の形態2)
本実施の形態の注文処理装置は、上記実施の形態1において示した注文処理装置において、複数の商品数量受付部を備えているようにして、これらが受け付けた商品識別情報と、数量情報とを集計した情報により注文画面を表示するようにしたものである。
【0084】
図10は、本実施の形態における注文処理装置2のブロック図である。
注文処理装置2は、複数の商品数量受付部201、画像情報格納部102、変換商品対応情報格納部103、画像情報取得部204、表示部105、注文受付部106、注文送信部107、集計情報格納部208を備える。
【0085】
商品数量受付部201のそれぞれは、上述した商品数量受付部201と同様であるので、ここでの詳細な説明等は省略する。
【0086】
画像情報取得部204は、複数の商品数量受付部201が受け付けた商品識別情報と数量情報とに対応付けられた商品画像情報を、画像情報格納部102から取得する。ここでは特に、画像情報取得部204は、複数の商品数量受付部201が商品識別情報とともに受け付けた数量情報が示す数量を、商品識別情報別に集計し、集計された数量を示す数量情報と、数量情報に対応する商品識別情報とに対応付けられた商品画像情報を、画像情報格納部102から取得する。例えば、複数の商品数量受付部201が、同じ商品識別情報を受け付けた場合、この商品識別情報とともに受け付けた数量情報が示す数量を加算する。そして、この加算した値を用いて、この商品識別情報についての商品画像情報を取得して表示する。例えば、画像情報取得部204は、商品についての商品識別情報と、数量情報とを、一の商品数量受付部201が受け付ける毎に、商品識別情報別に、数量情報が示す数量を、図示しない記憶媒体等に累積して蓄積する。ここでは、一例として、後述する集計情報格納部208に蓄積する。そして、表示部105は、この蓄積された商品識別情報と数量情報とを用いて、注文画面を表示する。なお、注文が済んだ商品識別情報と数量情報や、ユーザが削除等を行った商品識別情報と数量情報とについては、図示しない記憶媒体等から削除して良い。
【0087】
なお、画像情報取得部204は、商品識別情報別に集計された数量情報を用いて、商品画像情報を取得したり、更に人数情報を用いて商品画像情報を取得したり、変換商品画像情報を取得したりする処理については、数量情報が集計されたものであるか否かが異なるのみであるため、上記実施の形態1の画像情報取得部104と同様であるので、ここでは詳細な説明は省略する。
【0088】
画像情報取得部204は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。画像情報取得部204の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
【0089】
集計情報格納部208には、商品数量受付部201が受け付けた数量情報が、商品識別情報と、数量情報とが対応付けて格納される。ここでは、一例として、集計情報格納部208には、複数の商品数量受付部201が商品識別情報とともに受け付けた数量情報が、画像情報取得部204により、商品識別情報別に加算されて蓄積される。ただし、集計情報格納部208には、商品識別情報と、数量情報とが加算されずに、単に対応付けて順次蓄積されるようにし、画像情報取得部204が、画像情報を取得する際に、この集計情報格納部208に格納されている数量情報を、商品識別情報別に読み出して加算するようにしてもよい。集計情報格納部208は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
【0090】
図11は、注文処理装置2の動作を説明するためのフローチャートである。以下、注文処理装置2の動作について説明する。なお、図11において、図2と同一符号は同一または相当するステップを示している。
【0091】
(ステップS1101)複数の商品数量受付部201のうちの一の商品数量受付部201が、商品識別情報と、数量情報とを受け付けたか否かを判断する。商品数量受付部201は、例えば、起動時やユーザの指示等に応じて、商品識別情報と、数量情報との入力を受け付ける受付画面等を表示して、これらの入力を受け付ける。例えば、表示部105が、注文画面を表示している際には、注文画面から商品識別情報と、数量情報との入力を受け付ける受付画面等に切り替えて、これらの情報の入力を受け付ける。受け付けた場合、ステップS1101に進み、受け付けていない場合、ステップS1112に進む。
【0092】
(ステップS1102)画像情報取得部204は、同じ商品識別情報が、集計情報格納部208に蓄積されているか否かを判断する。蓄積されている場合、ステップS1103に進み、蓄積されていない場合、ステップS1104に進む。
【0093】
(ステップS1103)画像情報取得部204は、集計情報格納部208に格納されている数量情報のうちの、ステップS1101で受け付けた商品識別情報と一致する商品識別情報と対応付けられた数量情報を、ステップS1101で受け付けた数量情報が示す数量を加算した値を示す数量情報で更新する。そして、ステップS1105に進む。
【0094】
(ステップS1104)画像情報取得部204は、ステップS1101で受け付けた商品識別情報と数量情報とを、集計情報格納部208に新たなレコードとして蓄積する。そして、ステップS1105に進む。
【0095】
(ステップS1105)画像情報取得部204は、カウンターnに1を代入する。
【0096】
(ステップS1106)画像情報取得部204は、集計情報格納部208に格納されている数量情報のうちのn番目の商品識別情報と対応付けられている数量指定情報を、変換商品対応情報格納部103に格納されている変換商品対応情報において検索する。そして、ステップS203に進む。
【0097】
(ステップS1107)画像情報取得部204は、変換商品対応情報格納部103に格納されているn番目の数量情報が示す数量を、ステップS1106で検索した数量指定情報が示す数量で除算する。そして、ステップS205に進む。
【0098】
(ステップS1108)画像情報取得部204は、ステップS209で取得した商品画像情報を一時記憶する。そして、ステップS1109に進む。
【0099】
(ステップS1109)画像情報取得部204は、カウンターnの値を1インクリメントする。
【0100】
(ステップS1110)画像情報取得部204は、集計情報格納部208に、n番目の商品識別情報があるか否かを判断する。ある場合、ステップS1106に戻り、ない場合、ステップS1111に進む。
【0101】
(ステップS1111)表示部105は、画像情報取得部204が取得して一時記憶している商品画像情報と変換商品画像情報とを配置した注文画面を表示する。そして、ステップS1101に戻る。
【0102】
(ステップS1112)注文受付部106は、注文画面が表示されているか否かを判断する。表示されている場合、ステップS1113に進み、受け付けていない場合、ステップS1101に戻る。
【0103】
(ステップS1113)注文受付部106は、注文画面に表示されている商品画像情報または変化商品画像情報が示す商品についての注文情報を受け付けたか否かを判断する。受け付けた場合、ステップS1114に進み、受け付けていない場合、ステップS1101に戻る。
【0104】
(ステップS1114)注文送信部107は、ステップS1113で受け付けた注文情報を予め指定されているサーバ装置等の装置に送信する。そして、注文画面の表示を終了して、ステップS1101に戻る。なお、送信終了後に、集計情報格納部208に格納されている商品識別情報や数量情報は削除して良い。
【0105】
なお、図11のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
【0106】
以下、本実施の形態における注文処理装置2の具体的な動作について説明する。注文処理装置2を備えた注文処理システムの概念図を図12に示す。ここでは、上記実施の形態1の具体例と同様に、注文処理システムは、ユーザからの飲食物の注文を受け付けるための端末である注文処理装置2と、注文に応じた受注処理を行う受注処理サーバ装置20とを備えており、注文処理装置2と受注処理サーバ装置20とは、同じ飲食店内に設置されているものとする。ここでは一例として、注文処理装置2は、表示部105が表示するメニュー画面や注文画面等を表示するモニタ等の表示デバイスや、注文処理装置2に対するユーザの入力を受け付けるためのタッチパネル等の入力デバイス等を備えた情報の送受信が可能な複数の入出力装置2a〜2dとネットワークや無線情報通信等を介して接続されているものとする。この入出力装置2a〜2dのモニタには、受注処理サーバ装置20の表示部105により、注文画面やメニュー画面等が表示される。これによって、各入出力装置2a〜2dが、それぞれ、注文処理装置2の複数の商品数量受付部201の入力インターフェースとして動作するものとする。なお、入出力装置2a〜2dのうちの一つが、注文処理装置2を兼用していてもよい。また、入出力装置2a〜2dは、注文処理装置2の一部と考えてもよい。
【0107】
まず、複数のユーザが、飲食店の一のテーブルについて、注文処理装置2を起動させたとすると、注文処理装置2の表示部105は、入出力装置2a〜2dのそれぞれのモニタに、予め用意された料理の注文画面を表示する。なお、各入出力装置2a〜2dは、各ユーザの前に1台ずつ配置されているものとする。各入出力装置2a〜2dのモニタにそれぞれ表示される注文画面は、図4の注文画面と同様のものであるとする。ただし、ここでは、上記実施の形態1とは異なり、注文ボタン44が押された場合には、同じテーブルの複数の入出力装置2a〜2dによって注文しようとしている商品の集計結果を示して注文内容を確定し、確定した内容で注文を行うための注文画面を表示することを指示するプログラム等が対応付けられているものとする。また、ここでは、数量入力フィールド42がリストメニューで表示する数量の一項目をフォーカスし、マウスクリックやタップ等が行われた時点で、数量入力フィールド42に数量が入力され、注文ボタン44が押された時点で、商品数量受付部101が、この入力された数量を示す数量情報と、商品識別情報とを受け付けるようなプログラム等が注文画面に設定されているものとする。
【0108】
次に、一のユーザAが、入出力装置2aのタッチパネルを操作して、商品識別情報である商品コードが「F001」である商品名が「エビフライ」という商品に対応した数量入力フィールド42を操作して「2」という数字を入力し、この商品の横の注文ボタン44を押したとする。
【0109】
注文ボタン44が押されると、入出力装置2aに対応した一の商品数量受付部201は、注文ボタン44に対応した商品識別情報「F001」と、ユーザにより指定された数量「2」を示す数量情報とを受け付ける。そして、受け付けた情報を、画像情報取得部204に出力する。なお、ここでは、入出力装置2a〜2dや、注文処理装置2等の通信手段等の説明は省略している。また、ここでは、このテーブルについたユーザの人数を示す情報を、ユーザがメニュー画面等から入力しなかったとし、商品数量受付部201は、人数情報を受け付けていないものとする。
【0110】
画像情報取得部204は、一の入出力装置2aに対応した商品数量受付部201が出力する商品識別情報「F001」と数量情報との入力を受け付けると、集計情報格納部208に格納されている商品識別情報において、この受信した商品識別情報「F001」と一致するものがあるか否かを判断する。
【0111】
ここでは、一致するものがないため、受信した商品識別情報「F001」と、数量「2」を示す数量情報とを対応付けて、集計情報格納部208に蓄積したとする。
【0112】
次に、画像情報取得部204は、この集計情報格納部208に蓄積された商品識別情報と数量情報とを用いて、上記実施の形態1の具体例と同様に、商品画像情報等を取得する。そして、表示部105は、同じテーブルについているユーザによる注文内容を確定して注文を行うための注文画面を表示する処理を行う。例えば、図示しないテンプレート情報格納部等に格納されている注文内容確認のための注文画面のテンプレート情報に、画像情報取得部204が取得した商品画像情報や、数量情報や、価格等の商品の情報を配置することで、表示部105は注文画面を表示するための画像情報を生成する。そして、生成した画像情報を表示することで注文画面を表示する。このテンプレート情報に、例えば、予め、注文を受け付けるためのボタン画像を配置し、このボタン画像が押された場合に出力されるスクリプト等のプログラムを対応付けておくことで、注文受付のインターフェースとしても機能する注文画面を表示することができる。
【0113】
例えば、ここでは、図13に示すように、表示部105は、画像ファイル「F001_2.jpg」が示す画像130と、この画像130が示す商品の商品識別情報、商品名、数量情報、および価格等の情報131と、注文画面に表示された注文内容を確定して、注文を受け付けるための注文確定ボタン133と、注文する料理を追加するためのボタンである注文追加ボタン134とが表示された注文画面を、各入出力装置2a〜2dのモニタにそれぞれ表示する。画像130は、2つのエビフライが一皿に配置された画像であるとする。
【0114】
次に、一のユーザBが、入出力装置2bを操作して、注文追加ボタン134を押したとすると、表示部105は、再度、図4と同様の注文画面を表示する。そして、このユーザBが入出力装置2bを操作した結果として入出力装置2bに対応する商品数量受付部101が受け付けた商品識別情報が、グラスワインを示す「D001」であり、数量情報が、「2」であったとする。この商品識別情報と数量情報は画像情報取得部204に出力される。
【0115】
画像情報取得部204は、一の入出力装置2bに対応した商品数量受付部201が送信する商品識別情報「D001」と数量情報とを受信すると、集計情報格納部208に格納されている商品識別情報において、この受信した商品識別情報「D001」と一致するものがあるか否かを判断する。
【0116】
ここでは、一致するものがないため、受信した商品識別情報「D001」と、数量「2」を示す数量情報とを対応付けて、集計情報格納部208に蓄積したとする。これにより、集計情報格納部208には、商品識別情報「F001」と「D001」とに対応付けられた数量情報が格納されることとなる。
【0117】
以下に示す表は、集計情報格納部208に格納された商品識別情報と数量情報とを管理する集計情報管理表である。
【0118】
【表1】

【0119】
上記の集計情報管理表において「数量情報」は、同じ商品識別情報に対応付けられた数量情報が示す数量を加算した値を示す。
【0120】
その後、画像情報取得部204は、集計情報格納部208に蓄積された商品識別情報と数量情報との2つの組をそれぞれ用いて、上記実施の形態1の具体例と同様の処理を行うことで、2つの商品画像情報を取得する。そして、表示部105は、この2つの商品画像情報が配置された、複数のユーザの注文内容を確定して注文を行うための注文画面を、入出力装置2a〜2dのモニタにそれぞれ表示する。
【0121】
図14は、表示部105が表示する注文画面を示す図である。ここでは、上述した画像130が配置された注文画面に対して、更に、商品識別情報「D001」と数量「2」を示す数量情報とに対応付けられた2杯のグラスワインの画像140が配置された注文画面が表示される。
【0122】
ここで、更に、一のユーザCが、注文追加ボタン134を押したとすると、表示部105は、再度、図4と同様の注文画面を表示する。そして、このユーザCが、この入出力装置2bを操作した結果、入出力装置2bに対応する商品数量受付部101が、エビフライを示す商品識別情報「F001」と、数量情報「2」とを受け付けたとする。この商品識別情報と数量情報は画像情報取得部204に出力される。
【0123】
画像情報取得部204は、一の入出力装置2cに対応した商品数量受付部201が出力する商品識別情報「F001」と数量「2」を示す数量情報とを受信すると、上述した表に示すような集計情報管理表を用いて管理されている、集計情報格納部208に格納されている商品識別情報において、この受信した商品識別情報「F001」と一致するものがあるか否かを判断する。
【0124】
ここでは、一致するものがあるため、「商品識別情報」の値が、受信した商品識別情報「F001」と一致するレコードの数量情報が示す数量「2」を、集計情報管理表から読み出し、新たに画像情報取得部204が受信した数量情報が示す数量「2」を加算し、加算した値「4」で、集計情報管理表の「商品識別情報」が「F001」であるレコードの「数量情報」の値を更新する。これにより、集計情報格納部208の集計情報管理表は、以下に示すような集計情報管理表となる。
【0125】
【表2】

【0126】
次に、画像情報取得部204は、この集計情報格納部208に蓄積された商品識別情報と数量情報とを用いて、上記実施の形態1の具体例と同様に、商品画像情報や数量情報や商品名や価格の情報を取得する。そして、表示部105は、注文画面を表示する処理を行う。
【0127】
ここでは、集計情報管理表の商品識別情報「F001」に対応する「数量情報」が「2」から「4」に変更されているため、画像情報取得部204は、図6に示した画像情報管理情報から、画像ファイル「F001_2.jpg」の代わりに、数量情報「4」に対応した画像ファイル「F001_4.jpg」が読み出す。また、商品識別情報「D001」に対応した画像150を上記と同様に読み出す。表示部105は、これらを配置した注文画面の画像情報を生成し、この画像情報を用いて注文画面を入出力装置2a〜2dのモニタに表示する。
【0128】
図15は、表示部105による注文画面の表示例を示す図である。図において、画像150は、画像ファイル「F001_4.jpg」が示す画像である。
【0129】
そして、ユーザが注文確定ボタン133を、タッチパネル等を操作して押す(タップする)と、商品識別情報「F001」と数量「4」を示す数量情報との組合せと、商品識別情報「D001」と数量「2」を示す数量情報との組合せとを有する注文情報を注文受付部106が受け付け、受け付けた注文情報を、注文送信部107が受注処理サーバ装置20に送信する。
【0130】
なお、画像情報取得部204が、集計情報管理表に商品識別情報と数量情報とを蓄積する際等に、上記実施の形態1の具体例と同様に、変換商品対応情報を用いて、数量指定情報が指定する数量分の商品識別情報を、一の変換商品識別情報に変換するようにしても良い。この場合、変換後の変換商品識別情報と数量情報との組を、集計情報管理表に新たな商品識別情報と数量情報との組として、商品識別情報別に蓄積するようにすればよい。
【0131】
また、上記実施の形態1の具体例と同様に、画像情報取得部204が集計情報管理表で管理されている商品識別情報と数量情報とを用いて画像情報を取得する際には、人数情報に応じた商品画像情報を取得するようにしても良い。
【0132】
以上、本実施の形態によれば、数量情報の商品識別情報別の集計結果が示す数量分の商品の画像が配置された注文画面を表示することができる。これにより、例えば、複数のユーザが入力した数量の合計に相当する数量分の商品画像を注文画面に表示することができ、複数のユーザで注文する商品の合計の数量を視覚的に容易に把握できるようにすることが可能となる。
【0133】
なお、注文処理装置2が、複数の商品数量受付部201と対応づけられており、表示部105による表示がそれぞれ行われる複数の表示デバイス(例えばモニタ)を有するようにし、表示部105が各表示デバイスに表示する商品識別情報別の数量情報の集計結果に対応した商品画像情報においては、各表示デバイスに対応する商品数量受付部201が受け付けた数量分の商品の画像と、それ以外の商品の画像との表示態様が異なるものとするようにしてもよい。それ以外の商品の画像とは、具体的には、他の商品数量受付部201が受け付けた数量分の商品の画像である。表示態様が異なるとは、例えば、透明度を変更したり、画像の色調や彩度や輝度等を変更したり、画像上に、通常と異なる画像を重ねて配置したりすることである。例えば、各表示デバイスに対応する商品数量受付部が受け付けた数量分の商品以外の商品については、いわゆるグレイアウト(画像を薄いグレーまたは白の濃淡で表したり、画像の彩度を下げて表示すること)した商品画像情報を生成してもよい。
【0134】
具体例を挙げると、ユーザAが一の表示デバイスである表示デバイスAに表示されている図14に示すようなエビフライが表示されている画像を見ている場合において、ユーザBが、この表示デバイスA以外の表示デバイスに対応する商品数量受付部201からエビフライについての数量情報「2」を入力した場合、表示部105は、表示デバイスAに、上記のように図15に示すような画像を表示せずに、図18に示すように、2本分のエビフライをグレイアウト表示させた画像を表示するようにしてもよい。
【0135】
このようにすることで、ユーザが、自分の注文した商品の種類と量を視覚的に把握することが可能となる。また、他人が注文した商品が異なる表示態様で(例えばグレーアウトで)表示されるため、他人が注文した商品と同じ商品を追加注文する誘因にもなり、売上増加の効果も期待することができる。
【0136】
なお、一の商品数量受付部201と、これに対応する表示デバイスとは、一の入出力装置を構成しても良い。例えば、表示デバイスは、図12に示した入出力装置2a〜2dの、画像を表示するモニタである。
【0137】
なお、このような動作を実現するためには、例えば、注文処理装置2が、複数の商品数量受付部201と対応づけられており、表示部105による表示が行われる複数の表示デバイスとを有するようにし、各商品数量受付部201は、それぞれが受け付けた数量情報及び商品識別情報と、当該商品数量受付部の識別情報である受付部識別情報とを対応づけて有する受付部別情報を図示しない記憶媒体に蓄積するようにし、画像情報取得部204は、複数の商品数量受付部201が商品識別情報とともに受け付けた数量情報が示す数量を当該商品識別情報別に集計し、この集計された数量を示す数量情報と、この数量情報に対応する商品識別情報とに対応づけられた商品画像情報を、商品数量受付部201別に取得するようにする。ここで、画像情報取得部204は、各商品数量受付部201別に商品画像情報を取得する際に、各商品数量受付部201の受付部識別情報と、取得する商品画像情報が示す商品の商品識別情報とに対応する上述した受付部別情報に含まれる数量情報を取得し、上記で集計された数量分の商品を示す商品画像情報であって、上記の受付部別情報から取得した数量情報が示す数量分の商品を、それ以外の商品に対して異なる表示態様とした商品画像情報を取得する。そしてこのように各商品数量受付部201別に取得した商品画像情報を、表示部105が、各商品数量受付部201に対応する表示デバイスで表示するようにすればよい。
【0138】
なお、このような表示態様が異なる商品画像情報は、例えば、予め用意された、注文の最小単位分の商品の画像と、この商品の画像の表示態様を変更した画像とを用意しておき、これを、適宜複製して合成することで生成可能である。あるいは予め通常の商品の画像と、表示態様を変更した商品の画像とを組み合わせた商品画像情報を、様々な組み合わせで用意しておき、これを、適宜選択するようにしても良い。
【0139】
なお、上記各実施の形態において、各処理(各機能)は、単一の装置(システム)によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
【0140】
また、上記各実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段は、物理的に一の媒体で実現されても良いことは言うまでもない。
【0141】
また、上記各実施の形態では、注文処理装置がスタンドアロンである場合について説明したが、注文処理装置は、スタンドアロンの装置であってもよく、サーバ・クライアントシステムにおけるサーバ装置であってもよい。後者の場合には、出力部や受付部は、通信回線を介して入力を受け付けたり、画面を出力したりすることになる。
【0142】
また、上記各実施の形態において、各構成要素は専用のハードウェアにより構成されてもよく、あるいは、ソフトウェアにより実現可能な構成要素については、プログラムを実行することによって実現されてもよい。例えば、ハードディスクや半導体メモリ等の記録媒体に記録されたソフトウェア・プログラムをCPU等のプログラム実行部が読み出して実行することによって、各構成要素が実現され得る。
【0143】
なお、上記各実施の形態における注文処理装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、商品の識別情報である商品識別情報と、当該商品の数量を示す情報である数量情報と、当該数量情報が示す数量分の、当該商品識別情報が示す商品の画像情報である商品画像情報とが格納される画像情報格納部にアクセス可能なコンピュータを、商品識別情報と、商品の数量を示す情報である数量情報とを受け付ける商品数量受付部と、商品識別情報と、数量情報とに対応する画像情報であって、数量情報が示す数量分の、商品識別情報が示す商品の画像情報である商品画像情報が格納される画像情報格納部と、商品数量受付部が受け付けた商品識別情報と数量情報とに対応付けられた商品画像情報を、画像情報格納部から取得する画像情報取得部と、画像情報取得部が取得した商品画像情報が配置された、注文の受付に用いられる画面である注文画面を表示する表示部として機能させるためのプログラムである。
【0144】
なお、上記プログラムにおいて、上記プログラムが実現する機能には、ハードウェアでしか実現できない機能は含まれない。例えば、情報を取得する取得部や、情報を出力する出力部などにおけるモデムやインターフェースカードなどのハードウェアでしか実現できない機能は、上記プログラムが実現する機能には含まれない。
【0145】
また、このプログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
【0146】
図16は、上記プログラムを実行して、上記実施の形態による注文処理装置を実現するコンピュータの外観の一例を示す模式図である。上記実施の形態は、コンピュータハードウェア及びその上で実行されるコンピュータプログラムによって実現されうる。
【0147】
図16において、コンピュータシステム900は、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)ドライブ905、FD(Floppy(登録商標) Disk)ドライブ906を含むコンピュータ901と、キーボード902と、マウス903と、モニタ904とを備える。
【0148】
図17は、コンピュータシステム900の内部構成を示す図である。図17において、コンピュータ901は、CD−ROMドライブ905、FDドライブ906に加えて、MPU(Micro Processing Unit)911と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM912と、MPU911に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶すると共に、一時記憶空間を提供するRAM(Random Access Memory)913と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、及びデータを記憶するハードディスク914と、MPU911、ROM912等を相互に接続するバス915とを備える。なお、コンピュータ901は、LANへの接続を提供する図示しないネットワークカードを含んでいてもよい。
【0149】
コンピュータシステム900に、上記実施の形態による注文処理装置等の機能を実行させるプログラムは、CD−ROM921、またはFD922に記憶されて、CD−ROMドライブ905、またはFDドライブ906に挿入され、ハードディスク914に転送されてもよい。これに代えて、そのプログラムは、図示しないネットワークを介してコンピュータ901に送信され、ハードディスク914に記憶されてもよい。プログラムは実行の際にRAM913にロードされる。なお、プログラムは、CD−ROM921やFD922、またはネットワークから直接、ロードされてもよい。
【0150】
プログラムは、コンピュータ901に、上記実施の形態による注文処理装置の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティプログラム等を必ずしも含んでいなくてもよい。プログラムは、制御された態様で適切な機能(モジュール)を呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいてもよい。コンピュータシステム900がどのように動作するのかについては周知であり、詳細な説明は省略する。
【0151】
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
【産業上の利用可能性】
【0152】
以上のように、本発明にかかる注文処理装置等は、商品の注文に利用する装置等として適しており、特に、数量を指定して商品を注文可能な装置等として有用である。
【符号の説明】
【0153】
1、2 注文処理装置
2a〜2d 入出力装置
101、201 商品数量受付部
20 受注処理サーバ装置
102 画像情報格納部
103 変換商品対応情報格納部
104、204 画像情報取得部
105 表示部
106 注文受付部
107 注文送信部
208 集計情報格納部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
商品の識別情報である商品識別情報と、当該商品の数量を示す情報である数量情報とを受け付ける商品数量受付部と、
前記商品識別情報と、前記数量情報と、当該数量情報が示す数量分の、当該商品識別情報が示す商品の画像情報である商品画像情報とが格納される画像情報格納部と、
前記商品数量受付部が受け付けた商品識別情報と数量情報とに対応付けられた商品画像情報を、前記画像情報格納部から取得する画像情報取得部と、
前記画像情報取得部が取得した商品画像情報が配置された、注文の受付に用いられる画面である注文画面を表示する表示部とを備えた注文処理装置。
【請求項2】
前記画像情報格納部には、前記商品識別情報と、前記数量情報と、人数を示す情報である人数情報と、当該数量情報が示す数量分の、当該商品識別情報が示す商品を、当該人数情報が示す数で分配した商品の画像情報である前記商品画像情報とが格納されており、
前記商品数量受付部は、前記人数情報を更に受け付け、
前記画像情報取得部は、前記商品数量受付部が受け付けた商品識別情報と数量情報と人数情報に対応付けられた商品画像情報を、前記画像情報格納部から取得する請求項1記載の注文処理装置。
【請求項3】
前記商品識別情報と、前記数量を指定する情報である数量指定情報と、当該商品識別情報が示す商品とは分量のみが異なる変換対象となる商品の画像情報である変換商品画像情報とを有する変換商品対応情報が格納される変換商品対応情報格納部を更に備え、
前記画像情報取得部は、前記商品数量受付部が受け付けた数量情報が示す数量のうちの、前記商品数量受付部が受け付けた商品識別情報に対応する数量指定情報が示す数量分について、当該数量指定情報に対応する前記変換商品画像情報を取得する請求項1または請求項2記載の注文処理装置。
【請求項4】
前記商品数量受付部を複数備えており、
前記画像情報取得部は、
前記複数の商品数量受付部が商品識別情報とともに受け付けた数量情報が示す数量を、当該商品識別情報別に集計し、当該集計された数量を示す数量情報と、当該数量情報に対応する商品識別情報とに対応付けられた商品画像情報を、前記画像情報格納部から取得する請求項1から請求項3いずれか記載の注文処理装置。
【請求項5】
商品の識別情報である商品識別情報と、当該商品の数量を示す情報である数量情報と、当該数量情報が示す数量分の、当該商品識別情報が示す商品の画像情報である商品画像情報とが格納される画像情報格納部と、商品数量受付部と、画像情報取得部と、表示部とを用いて行われる注文処理方法であって、
前記商品数量受付部が、前記商品識別情報と、当該商品の数量を示す情報である数量情報とを受け付ける商品数量受付ステップと、
前記画像情報取得部が、前記商品数量受付ステップで受け付けた商品識別情報と数量情報とに対応付けられた商品画像情報を、前記画像情報格納部から取得する画像情報取得ステップと、
前記表示部が、画像情報取得ステップで取得した商品画像情報が配置された、注文の受付に用いられる画面である注文画面を表示する表示ステップとを備えた注文処理方法。
【請求項6】
商品の識別情報である商品識別情報と、当該商品の数量を示す情報である数量情報と、当該数量情報が示す数量分の、当該商品識別情報が示す商品の画像情報である商品画像情報とが格納される画像情報格納部にアクセス可能なコンピュータを、
前記商品識別情報と、当該商品の数量を示す情報である数量情報とを受け付ける商品数量受付部と、
前記商品識別情報と、数量情報とに対応する画像情報であって、当該数量情報が示す数量分の、前記商品識別情報が示す商品の画像情報である商品画像情報が格納される画像情報格納部と、
前記商品数量受付部が受け付けた商品識別情報と数量情報とに対応付けられた商品画像情報を、前記画像情報格納部から取得する画像情報取得部と、
前記画像情報取得部が取得した商品画像情報が配置された、注文の受付に用いられる画面である注文画面を表示する表示部として機能させるためのプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【公開番号】特開2012−221010(P2012−221010A)
【公開日】平成24年11月12日(2012.11.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−83236(P2011−83236)
【出願日】平成23年4月5日(2011.4.5)
【出願人】(302064762)株式会社日本総合研究所 (367)
【Fターム(参考)】