説明

洗剤容器付き摺洗具及びその摺洗具用洗剤補充システム

【課題】 洗剤の残量に関わらず逆さでもどの角度でも常に噴射でき、洗剤の揺れによる手への負荷が無く使用感が良好で、必要に応じて摺洗具から洗剤容器を取り外しそれぞれ単体で使用可能、またミクロ単位のクリーム状泡洗剤を吐出でき使用効率と経済性に優れた洗剤容器付き摺洗具と、前記摺洗具への簡単な洗剤補充システムを提供する。
【解決手段】 ハンドル11と摺洗部12を有した摺洗具10にミクロ単位のクリーム状泡発生装置18と洗剤吐出操作部15を有した洗剤容器13を着脱可能に形成し、両者一体時は洗剤容器付き摺洗具として、分離するとそれぞれ単体で使用できるよう構成する。洗剤容器13に真空容器を用い、洗剤貯蔵部分22は洗剤を常に気密状態で保存し、吸入口19が常に洗剤に浸されるよう構成する。使用済みペットボトルに取り付け可能な注ぎ口付きキャップ31を付属し簡易の専用洗剤貯蔵容器とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は摺洗具、例えば浴室や衣類等の洗浄に好適な洗剤容器付き摺洗具に関する。
【背景技術】
【0002】
一般家庭では、浴室の掃除や衣類などの洗浄をする際、主にブラシやスポンジといった摺洗具が用いられているが、このような場合、始めに洗剤の入った摺洗具を手にし、洗剤を噴射し、次にブラシやスポンジなどに持ち替えて作業しなければならない。作業中に洗剤が足りなくなってきた場合も、一旦容器に持ち替えて噴射しなければならず、一貫して面倒であるし作業効率も悪く、特に気付いたときに素早く手軽に作業したい時には好都合とは言えない。また洗剤容器と摺洗具が別々であると、物が増え、保管という観点でもあまり好ましくない。
【0003】
そこで最近では、摺洗具と洗剤容器とが一体になった洗剤容器付き摺洗具が種々提案されている。(例えば特許文献1)。
【0004】
【特許文献1】特開2005−6701号公報
【0005】
前記特許文献1に記載されている洗剤容器付き摺洗具は、摺洗体と、該摺洗体に取り付けられ洗剤容器を有する把持部と、前記洗剤容器から洗剤を吐出させるディスペンサーとを備えているので、摺洗作業中にディスペンサーを操作することにより、摺洗具外部に洗剤を吐出することができ、摺洗作業が中断されることがないため作業効率が向上する。
【0006】
しかも、この洗剤容器付き摺洗具は、摺洗体と洗剤容器とが着脱自在に連結されているので、摺洗体のブラシ毛やスポンジが磨耗した場合には、交換できるという利点を有している。
【0007】
しかしながらこの洗剤容器付き摺洗具は、洗剤容器内の洗剤が満タンでない際は、容器内に空気を含むことになるため、摺洗具を動かすと洗剤の揺れが生じ、その結果手に負荷がかかるため使い辛い。さらに洗剤の残量が少なくなると摺洗具の角度を調節しなければ洗剤を吸い上げにくくなる。また洗剤の吐出口が洗浄面から離れた本体の外部に設けられているので噴射時は摺洗具の角度を変えなければならない。状況に応じて洗剤容器を取り外し摺洗具を軽くして使用したい場合も、洗剤容器を取り外すことによって摺洗部は持ち手を失うことになるので対応できない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は上述の事情にて鑑みてなされたもので、洗剤の揺れによって起こる不必要な手への負荷が一切無く、洗剤の残量に関わらず常にどの角度でも噴射可能で、また洗浄面への噴射が楽な他、洗浄時の状況に応じて洗剤容器と摺洗具を分離して使うことができ、さらに洗浄効率の良い泡状洗剤を吐出できる使用性に優れた洗剤容器付き摺洗具を提供することを目的とする。又、本発明の他の目的は、その摺洗具の洗剤容器へ簡単に洗剤の補充を行える洗剤補充システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成する為に、本発明に関わる洗剤容器付き摺洗具は、ハンドルと摺洗部を有した摺洗具に、洗剤噴出装置と洗剤吐出操作部を有した洗剤容器が着脱可能に形成され、摺洗具と洗剤容器が両者一体の時は洗剤容器付き摺洗具として、分離するとそれぞれ摺洗具と洗剤容器として双方を単体で使用できるよう設計、構成されている。
【0010】
洗剤容器は、洗剤噴出装置と洗剤吐出操作部を有し、洗剤貯蔵部分が洗剤の吸い上げに応じて容積が縮小することで常に内部が気密状態に保たれるよう構成された容器が用いられている。この構成によると、洗剤貯蔵部分に空気が浸入することが無く、洗剤の残量と洗剤貯蔵部分の容積が常に同じである為、摺洗具を動かしても洗剤の揺れが起きず負荷が生じない。また洗剤の残量に関わらず洗剤の吸入口が常に洗剤に浸され続ける為、摺洗具がどの角度でも噴射が可能である。
【0011】
上記摺洗具は、洗剤容器を摺洗具に装着した際に、摺洗具のハンドルを握った状態でいずれかの指が洗剤吐出操作部に届くように、また洗剤噴出口が摺洗部の構成要素間に位置するよう設計されている。
【0012】
上記摺洗具の洗剤容器には、洗剤をミクロ単位のふっくらしたクリーム状の泡で吐出が可能なミクロ単位泡発生装置が用いられている。
【0013】
上記摺洗具は、ハンドルや摺洗部の強度や外形が、洗剤容器の着脱によって大きく変わることのないように設計されることが望ましい。
【0014】
また上記摺洗具には使用済みペットボトルの口に取り付け可能で且つ洗剤注ぎ口を備えた注ぎ口付きキャップが別に設けられている。上記キャップを使用済みペットボトルに装着し、ペットボトルを簡易の洗剤貯蔵容器にできるほか、前記注ぎ口より前記洗剤容器へ洗剤を安定して容易に補充できる。
【発明の効果】
【0015】
本発明に関わる洗剤容器付き摺洗具は、洗剤容器に上記真空容器を用いることで、摺洗具を動かしても洗剤貯蔵部分内で洗剤が揺れることがない為、手に余分な負荷がかからず使用感が良好である。
【0016】
洗剤貯蔵部分内に空気の浸入がない為、洗剤噴出装置の吸入口は常に洗剤に浸され続け、洗剤の残量が少なくても、摺洗具がどの角度であっても、常に噴射することが可能である。逆さでも噴射可能なので特に浴槽などの洗浄に便利である。
【0017】
本洗剤容器付き摺洗具は、摺洗具に洗剤容器を装着した際に、摺洗具のハンドルを握った状態でいずれかの指が洗剤容器の洗剤吐出操作部に届くように、又洗剤噴出口が摺洗部の構成要素間に位置するよう設計されており、両者を一体にしている場合には、片手でハンドルを握って洗剤を噴射でき洗剤はブラシ毛等の間から噴出されるという作業効率の良い洗剤容器付き摺洗具として使用できる。
【0018】
上記摺洗具は洗剤容器を取り外した場合も、ハンドルと摺洗部を有した摺洗具であり、取り外した洗剤容器も洗剤噴射装置として独立することになるので、両者を分離してそれぞれ単体で使用することも可能である。状況に応じて摺洗具を軽くして使用したい時に便利である。
【0019】
本摺洗具を使用しない時は、摺洗具に洗剤容器を装着した状態で保管すれば良く、摺洗具と洗剤容器が一つにまとまり、見た目にもスッキリと効果的に保管できる。
【0020】
洗剤容器にミクロ単位の泡発生装置を用いることにより、洗剤をふっくらしたクリーム状の泡で吐出することができる為、優れた洗浄効果を得られる他、洗剤の使い過ぎなど無駄な使用を抑えることができ経済的にも良い。
【0021】
注ぎ口を設けたペットボトル取り付け可能なキャップを設けることで、使用済みペットボトルを簡易の洗剤貯蔵容器にでき、詰め替え袋から一度で補充しきれない分を貯蔵できるほか、注ぎ口があることで洗剤容器に補充する際口が安定し補充が容易に行える。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
以下、本発明の実施例を図面を参照して具体的に説明する。図1は本発明の洗剤容器付き摺洗具の側面図、図2は平面図、図3は底面図、図4は摺洗具から洗剤容器を取り外した状態の側面図、図5は洗剤容器を分解した状態の断面図、図6は注ぎ口付きキャップの正面図である。
【0023】
本洗剤容器付き摺洗具は、上部に操作用のハンドル11と底面に摺洗部12を備えた摺洗具本体10と、洗剤吐出ノズル14と洗剤吐出操作レバー15を備えた洗剤容器13とから成り、上記摺洗具本体10に洗剤容器13が着脱可能に取り付けできるよう構成されている。
【0024】
摺洗具本体10は平面状をした台座27の上部に前後にかけて略円筒状のハンドル11が一体形成されており、ハンドル11内に洗剤容器13が挿入できるよう中空部16が設けられている。ハンドル11と摺洗具本体10の前方には上記ハンドル中空部16に洗剤容器13を挿入する際に洗剤容器13と吐出ノズル14が通るよう開口部26が設けられている。
【0025】
洗剤容器13は全体が略円筒形に形成された中空体であり、前方の上ブタ17が洗剤容器本体13に開閉可能に装着されている。上ブタ17には前方に逆L字状に延出した洗剤吐出ノズル14、その上部に洗剤吐出操作レバー15、上ブタ17を貫通して反対側には洗剤噴出装置本体18とその後方に洗剤吸入口19が設けられている。
【0026】
洗剤容器本体13は真空容器であり、内部に円盤状の中ブタ21の側面が容器の内側周壁に密着するように組み込まれ、この中ブタ21が容器内の洗剤貯蔵部分22とその後部の空間23を隔離している。洗剤容器本体13の最後尾にはエンドキャップ24とこのエンドキャップ24に空気孔25が設けられている。
【0027】
洗剤噴出装置本体18は周知の泡発生装置であって(例えば非特許文献1参照)、洗剤吐出操作レバー15を操作することにより洗剤容器13内の洗剤が吸入口19から吸い込まれ、吸い込まれた洗剤は空気と混合されミクロ単位のふっくらしたクリーム状の泡にして吐出される。
【0028】
【非特許文献1】http://www.buyer-s.com/awa/index.html
【0029】
洗剤容器本体13の洗剤貯蔵部分22は、洗剤が吸い上げられたことに応じて中ブタ21が容器内で前方へ移動し容積が縮小して真空が保たれる。同時にエンドキャップ24の空気孔25から空間23に空気が取り込まれる。洗剤の噴射操作が終わると、操作レバー15は図示されないスプリングにより元の位置に自動復帰する。
【0030】
洗剤吐出ノズル14は、洗剤容器13を摺洗具10に装着した際、先端の噴出口20が摺洗部12台座27のノズル用溝29からブラシ毛方面に臨むよう配置されている。
【0031】
摺洗具本体10は底面に板状をした台座27を有し、ブラシ毛からなる摺洗部12を備えている。摺洗具10の摺洗部12は多数のブラシ毛が所定群ごとに台座27に植毛されて形成された多数の毛束28a、28a…から成っている。
【0032】
摺洗部12の台座27には、洗剤吐出ノズル14の噴出口20が配置されるノズル用溝29が設けられている。このノズル用溝29は洗剤の噴出口20が台座の前方からスライドして所定位置に固定できるよう台座27の前方から設けられた切り込みであり、洗剤容器13がハンドル11の中空部16に挿入されると、噴出口20がこのノズル用溝29の所定位置に配置され、ブラシ毛方面に臨む位置に設置されることになる。
【0033】
本摺洗具の洗剤容器13には、真空を保つための部品である中ブタ21を容器の外部から引っ張ることができるフック30が設けられている。通常この手の真空容器は、中身を補充する際に、一旦上ブタを開け、この中ブタ21を押し下げて液体を注がなければならないが、このフック30を設けることにより、棒状の道具などを用いなくても、容器の外から中ブタ21を引き下げることが可能である。
【0034】
フック30は中ブタ21より後方に延出し折りたたみ可能に連結された柄の最後尾に釣り針状に設けられたもので、通常は関節を全て折り曲げることで中ブタ21の動きを阻害しないように収納することができる。補充をする際にエンドキャップ24を開け、フック30を引くことで中ブタ21を容器の下部へ移動させることができる。
【0035】
本洗剤容器付き摺洗具には使用済みペットボトルの口に取り付け可能で、且つ前記洗剤容器13への専用注ぎ口を備えた注ぎ口付きキャップ31が別に設けられている。この注ぎ口付きキャップ31の内側にはペットボトルの口へ開閉可能に装着できる寸法に形成されたネジ溝があり、上部には注水管32とその先端に注ぎ口33、その注ぎ口33にはフタ34が設けられている。ここでは注水管32が棒状部位を兼ねている。
【0036】
前記注水管32は、二重の管で伸縮可能に構成され、外側の管をスライドすることで注水管32が伸び、前記摺洗具の真空容器13に挿入した際中ブタ21を容器最下部まで押し下げられる長さを有している。この注水管32を使用し真空容器13内の中ブタ21を押し下げ、洗剤貯蔵部分22を広げることで洗剤を注入することができる。又注水管32は強度を持たせるためネジ部など固定用の部位を設けた形状にしても良い。
【0037】
なお、上記実施形態の摺洗具においては、摺洗部にブラシ毛が用いられているが、摺洗部にスポンジが用いられたり、たわしのようなものが用いられてもよく、被摺洗部を摺洗できる素材であれば特にその材質が問われるものではない。
【0038】
摺洗具や洗剤容器の形状も上記実施形態のものにこだわるものではない。摺洗具への洗剤容器の装着方法も実施形態のようなものに限定されるものではない。
【0039】
洗剤容器の構成や洗剤噴射装置もこの実施形態の方式に限定されるものではない。
【0040】
洗剤吸入ノズルや洗剤吐出ノズルの方式や組み込み方も種々のものが採用される。
【0041】
上記実施形態では、洗剤吐出操作部としてレバー方式が採用されているが、その方式も限定されるものではない。
【0042】
洗剤容器の中ブタに設けられるフックの形状や組み込み方も種々のものが採用される。
【0043】
ハンドル内の中空部には、使用中に洗剤容器が飛び出さないように突起や溝等洗剤容器を固定する部分を設けるなどしても良い。
【0044】
上記実施形態における洗剤容器と、摺洗具本体の洗剤容器保持部分は、洗剤の残量が見えるように透明素材であることが望ましい。
【0045】
上記注ぎ口付きキャップや注水管の形状も任意のものが採用される。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【図1】本発明の洗剤容器付き摺洗具の側面図である。
【図2】同摺洗具の平面図である。
【図3】同摺洗具の底面図である。
【図4】同摺洗具から洗剤容器を取り外した状態の側面図である。
【図5】洗剤容器を分解した状態の断面図である。
【図6】注ぎ口付きキャップの正面図である。
【符号の説明】
【0047】
10 摺洗具本体
11 ハンドル
12 摺洗部
13 洗剤容器本体
14 洗剤吐出ノズル
15 洗剤吐出操作レバー
16 中空部
17 上ブタ
18 洗剤噴出装置本体
19 洗剤吸入口
20 噴出口
21 中ブタ
22 洗剤貯蔵部分
23 空間
24 エンドキャップ
25 空気孔
26 開口部
27 台座
28 毛束
29 ノズル用溝
30 フック
31 注ぎ口付きキャップ本体
32 注水管
33 注ぎ口
34 キャップ用フタ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
加圧により洗剤が吐出される方式で、洗剤噴出口が摺洗部の構成要素間に設けられた洗剤容器付き摺洗具において、
洗剤容器は、洗剤貯蔵部分が洗剤吐出時に外部の空気を取り込まない構造で、洗剤の吸い上げに応じてこの洗剤貯蔵部分の容積が縮小することで内部を真空状態に保つように構成された容器である洗剤容器付き摺洗具。
【請求項2】
加圧により洗剤が吐出される方式で、洗剤噴出口が摺洗部の構成要素間に設けられた洗剤容器付き摺洗具において、
ミクロ単位のクリーム状泡発生装置を有しており、且つ前記洗剤容器は、洗剤貯蔵部分が洗剤吐出時に外部の空気を取り込まない構造で、洗剤の吸い上げに応じてこの洗剤貯蔵部分の容積が縮小することで内部を真空状態に保つように構成された容器である洗剤容器付き摺洗具。
【請求項3】
加圧により洗剤が吐出される方式で、洗剤噴出口が摺洗部の構成要素間に設けられた洗剤容器付き摺洗具において、
洗剤容器が摺洗具に着脱可能に形成され、摺洗具と洗剤容器が一体時は洗剤容器付き摺洗具として使用可能で、且つ摺洗具と洗剤容器双方を単体で使用可能となるよう分離することも可能な洗剤容器付き摺洗具。
【請求項4】
加圧により洗剤が吐出される方式で、洗剤噴出口が摺洗部の構成要素間に設けられた洗剤容器付き摺洗具において、
ミクロ単位のクリーム状泡発生装置を有しており、且つ前記洗剤容器は摺洗具に着脱可能に形成され、摺洗具と洗剤容器が一体時は洗剤容器付き摺洗具として使用可能で、摺洗具と洗剤容器双方を単体で使用可能となるよう分離することも可能な洗剤容器付き摺洗具。
【請求項5】
洗剤容器が摺洗具に着脱可能に形成され、摺洗具と洗剤容器が一体時は洗剤容器付き摺洗具として使用可能で、且つ摺洗具と洗剤容器双方を単体で使用可能となるよう分離することも可能な請求項1又は2に記載の洗剤容器付き摺洗具。
【請求項6】
請求項1〜5のいずれかに記載の洗剤容器付き摺洗具と、ペットボトルの口に開閉可能に取り付けできるネジ溝と洗剤注ぎ口を備えたキャップを設け、前記キャップを使用済みペットボトルに取り付けることでこれを前記摺洗具専用の洗剤貯蔵容器とし、この洗剤貯蔵容器に取り付けられたキャップの注ぎ口より前記摺洗具の洗剤容器へ洗剤を安定して容易に注入することができる洗剤容器付き摺洗具用洗剤補充システム。
【請求項7】
請求項1又は2又は5のいずれかに記載の洗剤容器付き摺洗具と、ペットボトルの口に開閉可能に取り付けできるネジ溝と洗剤注ぎ口さらに前記摺洗具の真空容器に挿入した場合に前記真空容器内の洗剤貯蔵部分と空間部を仕切っている中ブタ部を容器の最下部まで到達させることが可能な長さの棒状の部位を備えた或いは脱着可能に備えたキャップを設け、前記キャップを使用済みペットボトルに取り付けることで、棒状の部位を使用して前記真空容器の中ブタ部を下部へ押し下げる機能を備えた前記摺洗具専用の洗剤貯蔵容器とし、前記キャップの注ぎ口を通じて洗剤を真空容器へ安定して容易に注入することができる洗剤容器付き摺洗具用洗剤補充システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2010−179084(P2010−179084A)
【公開日】平成22年8月19日(2010.8.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−98505(P2009−98505)
【出願日】平成21年4月15日(2009.4.15)
【出願人】(507237141)
【Fターム(参考)】