説明

洗浄機用ヘッドボックス

【課題】紙の品質を向上させることができ、洗浄機の耐久性を向上させることができる洗浄機用ヘッドボックスを提供する。
【解決手段】洗浄機用ヘッドボックス1は、ポンプから圧送される紙原料を貯留する貯留室2を備え、貯留室2は隔壁6によって導入室4と静圧室5の2つの室に分割されている。隔壁6には導入室4と静圧室5との間を連通する連通孔8が複数設けられている。導入室4は、導入室4内に導入された紙原料の流速が導入室4内で一定となるように、隔壁6に対向する平板状の整流壁部41が、導入室4においてテーパ状に形成されており、整流壁部41は、隔壁6側に傾斜角αで傾斜して形成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、洗浄機において、紙原料をワイヤに広げて噴射する洗浄機用ヘッドボックスに関する。
【背景技術】
【0002】
従来の洗浄機においては、一般に、対向して配設された2つのロール間に巻掛けられたワイヤ上に、ヘッドボックスからパルプ懸濁液(紙原料)を噴射して、ワイヤ上に紙原料を層状に広げ、ロールを駆動させることによりワイヤを走行させて、ワイヤ上の紙原料を脱水することにより紙原料から水分と共にごみ等の不純物を除去し、パルプの洗浄を行うようになっている。
【0003】
従来のヘッドボックスは、ポンプ等の原料供給源から圧送された紙原料を貯留する貯留室と、貯留室から紙原料をワイヤ上に層状に噴射するノズルとを有している。このノズルとしては、スライスやパイプ型ノズル等がある(例えば、特許文献1,2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平2−14090号公報
【特許文献2】特開平2−160985号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来のヘッドボックスでは、貯留室内における紙原料の圧力を均一にすることができず、つまり貯留室において紙原料が圧力分布を有しており、夫々のノズルの噴射圧にばらつきが生じてしまい、紙原料をワイヤ上に層状に一様に噴射することができなかった。このため、一様な厚さの紙を製造することができず、品質の高い紙を製造することができなかった。また、ワイヤ上において、紙原料の重量に偏りが生じ、局所的に強い力が加わってワイヤが破損してしまう場合や、ワイヤの重量バランスが不均一となり、ワイヤが脱落してしまう場合があった。このように、従来のヘッドボックスは、不均一な洗浄を引き起こし紙の品質を低下させており、また、洗浄機の耐久性を低下させていた。
【0006】
本発明の目的は、均一にパルプの洗浄を行うことができ、紙の品質を向上させることができ、加えて、洗浄機の耐久性を向上させることができる洗浄機用ヘッドボックスを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明に係る洗浄機用ヘッドボックスは、原料供給源から供給される紙原料を洗浄機のワイヤ上に噴射する洗浄機用ヘッドボックスであって、前記供給される紙原料を貯留する貯留室と、該貯留室内に貯留される紙原料を前記ワイヤ上に噴射するための噴射手段とを備え、前記貯留室は、第1室と第2室とを備え、前記貯留室において前記第1室と前記第2室とは連通部を介して互いに連通されており、前記第1室は前記原料供給源に接続されており、前記第2室は前記噴射手段に接続されていることを特徴とする。
【0008】
好ましくは、前記第1室は、内部を流れる前記紙原料の流速が一定となるような形状を有している。
【0009】
より好ましくは、前記第1室において、前記連通部に対向する面がテーパ状に形成されている。
【0010】
さらに好ましくは、前記対向する面は、前記紙原料の流れ方向に向かって前記連通部との間隔が減少するように形成されている。
【0011】
好ましくは、前記連通部は、前記第1室及び前記第2室を連通する少なくとも1つの連通孔を有する。
【0012】
より好ましくは、前記連通部は、等間隔に配設された複数の前記連通孔を有する。
【0013】
好ましくは、前記噴射手段は、少なくとも1つの噴射ノズルを有する。
【0014】
より好ましくは、前記噴射手段は、等間隔に配設された複数の前記噴射ノズルを有する。
【0015】
好ましくは、前記第1の室は、平面壁から形成されている。
【0016】
好ましくは、前記第2室は、直方体状に形成されている。
【発明の効果】
【0017】
本発明に係る洗浄機用ヘッドボックスによれば、原料供給源から供給される紙原料を貯留する貯留室が、原料供給源に接続する第1室と噴射手段に接続する第2室とを備え、第1室と第2室とが互いに連通しているので、第1室において紙原料の流速を均一にすることができ、第2室内の圧力を均一にすることができる。このため、噴射手段から噴射される紙原料の噴射圧を均一にすることができ、紙原料をワイヤ上に層状に一様に噴射することができる。これにより、脱水が不完全なパルプが生じることを防止でき、均一に所望の洗浄状態にパルプを洗浄することができ、紙の品質を向上させることができる。加えて、ワイヤの破損やワイヤの脱落を防止することができ、洗浄機の耐久性を向上させることができる。
【0018】
また、本発明に係る洗浄機用ヘッドボックスによれば、第1室が、内部を流れる紙原料の流速が一定となるような形状を有しているので、連通部を介して負荷される第1室内の紙原料の静圧を一定にすることができ、第2室内の圧力を均一にすることができる。
【0019】
また、本発明に係る洗浄機用ヘッドボックスによれば、第1室の連通部に対向する面がテーパ状に形成されているので、第1室内部を流れる紙原料の流速を一定にすることができる。
【0020】
また、本発明に係る洗浄機用ヘッドボックスによれば、第1室の連通部に対向する面が、紙原料の流れ方向に向かって連通部との間隔が減少するように形成されているので、第1室内部を流れる紙原料の流速を確実に一定にすることができる。
【0021】
また、本発明に係る洗浄機用ヘッドボックスによれば、連通部が、第1室及び第2室を連通する少なくとも1つの連通孔を有するので、第2室内の圧力を均一にすることができる。
【0022】
また、本発明に係る洗浄機用ヘッドボックスによれば、連通部が、等間隔に配設された複数の連通孔を有するので、第2室内の圧力を効率良く均一にすることができる。
【0023】
また、本発明に係る洗浄機用ヘッドボックスによれば、噴射手段が、少なくとも1つの噴射ノズルを有するので、紙原料をワイヤ上に層状に一様に噴射することができる。
【0024】
また、本発明に係る洗浄機用ヘッドボックスによれば、噴射手段が、等間隔に配設された複数の噴射ノズルを有するので、紙原料をワイヤ上に確実に層状に一様に噴射することができる。
【0025】
また、本発明に係る洗浄機用ヘッドボックスによれば、第1の室が、平面壁から形成されているので、第1室内部を流れる紙原料の流速をより確実に一定にすることができる。
【0026】
また、本発明に係る洗浄機用ヘッドボックスによれば、第2室が、直方体状に形成されているので、第2室内の圧力をより確実に均一にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本発明の実施の形態に係る洗浄機用ヘッドボックスの概略構成を示す斜視図である。
【図2】図1の洗浄機用ヘッドボックスの平面図である。
【図3】図1の洗浄機用ヘッドボックスの正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0028】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0029】
図1〜3は、本発明の実施の形態に係る洗浄機用ヘッドボックス1の概略構成を示す図であり、図1は斜視図、図2は平面図、図3は正面図である。尚、以下の説明においては、図2において、上側及び下側を夫々後側及び前側と、右側及び左側を夫々右側及び左側と、紙面上方及び下方を夫々上側及び下側とする。
【0030】
図1〜3に示すように、洗浄機用ヘッドボックス1は、図示しない洗浄機に設けられた紙原料供給源、例えば、ポンプから圧送される紙原料を貯留する貯留室2と、貯留室2内に加圧して貯留される紙原料を、図示しない洗浄機のワイヤ上に層状に噴射するための噴射手段としてのノズル3とを備える。本発明の実施の形態においては、ノズル3はパイプ型ジェットノズルであり、複数のノズル3が設けられている。尚、ノズル3は、パイプ型ジェットノズルに限るものではなく、例えば、貯留室3の左右方向に亘って延びるスリットを有するスライスであってもよい。また、ノズル3の数は複数に限るものではなく、1つのノズル3が設けられていてもよい。
【0031】
図1,2に示すように、貯留室2は、第1室としての導入室4と第2室としての静圧室5とを備えている。貯留室2は平板上の隔壁6を備え、貯留室2において、隔壁6によって導入室4と静圧室5の2つの室に分割されている。また、貯留室2において、導入室4の右側端部には、図示しない紙原料供給源としてのポンプと接続される供給源接続部7が形成されている。
【0032】
図2,3に示すように、隔壁6には導入室4と静圧室5との間を連通する連通部としての連通孔8が複数設けられている。尚、連通孔の数は複数に限るものではなく、1つであってもよい。
【0033】
ノズル3は、図1〜3に示すように、静圧室5において、隔壁6に対向する壁部51に設けられている。静圧室5の壁部51には、ノズル3に対応してノズル開口孔52が形成されており、ノズル3は、ノズル開口孔52を介して静圧室5の内部に連通している。
【0034】
図3に示すように、ノズル開口孔52は横方向に等間隔に設けられており、また、連通孔8は横方向に等間隔に設けられている。また、ノズル開口孔52と連通孔8とは互いに対応して配設されており、本実施の形態においては、正面視(図3)で横方向において、互いに隣り合うノズル開口孔52の中間に連通孔8が夫々配設されている。また、正面視で上下方向において、ノズル開口孔52と連通孔8とは互いにずれた位置に配設されており、本実施の形態においては、ノズル開口孔52は静圧室5の壁部51において上方に、また、連通孔8は隔壁6において下方に形成されている。尚、ノズル開口孔52及び連通孔8の配設位置は上述の位置関係に限るものではなく、他の位置関係であってもよい。また、ノズル開口孔52及び連通孔8の配設位置は、静圧室5内において紙原料の圧力が均一になり、また、各ノズル3の噴射圧が一定となるような位置関係とするのが好ましい。
【0035】
静圧室5は、平板状の壁部から形成された直方体状の角管状の形状を有している。静圧室5の形状は、この形状に限るものではなく、他の形状であってもよい。また、静圧室5の形状は、静圧室5内において紙原料の圧力が均一となるような形状が好ましい。
【0036】
導入室4は、図1,2に示すように、平板状の壁部から形成された角管状の形状を有している。導入室4は、直方体状の形状を有しておらず、導入室4内に導入された紙原料の流速が導入室4内で一定となるように、隔壁6に対向する平板状の整流壁部41が、導入室4においてテーパ状に形成されている。具体的には、図2に示すように、整流壁部41は、隔壁6側から傾斜角α(図2)で傾斜して、隔壁6と同様に導入室4の上壁部42及び下壁部43に対して垂直に形成されている。より具体的には、壁部41は、供給源接続部7側から横方向に向かって、つまり右側から左側に向かって、隔壁6との前後方向の間隔が減少するように形成されている。導入室4において、整流壁部41の左側端部と隔壁6の左側端部とは左壁部44によって接続されており、各壁部41,42,43の右側端部は、供給源接続部7に接続されている。供給源接続部7は、ポンプから共有される紙原料が滑らかに導入室4内に圧送されるような形状に形成されている。整流壁部41の隔壁6に対する傾斜角αは、紙原料供給源としてのポンプの圧送性能や隔壁6の連通孔8の位置、大きさ、及び数等に応じて、導入室4内に供給された紙原料の流速が導入室4内において一定となるような値に設定されている。また、左壁部44の前後方向長さは、同様に、紙原料の流速が導入室4内において一定となるような値に設定されている。
【0037】
上述の構成を有する洗浄機用ヘッドボックス1の洗浄機における機能を以下に説明する。
【0038】
洗浄機の図示しないポンプから圧送された紙原料は、供給源接続部7を介して洗浄機用ヘッドボックス1内に圧送される。洗浄機用ヘッドボックス1において、先ず、紙原料は、供給源接続部7を介して貯留室2の導入室4内に導入されて導入室4内が紙原料によって満たされる。導入室4内において、紙原料は、整流壁部41の作用により、その流速が一定となるように整流される。これにより、導入室4内において流動する紙原料の静圧が均一となり、各連通孔8における紙原料の静圧が均一となる。
【0039】
導入室4内に供給された紙原料は、隔壁6の連通孔8を介して静圧室5内に供給され、静圧室5内は紙原料によって満たされる。そして、静圧室5内に満たされた紙原料は、所定の噴射圧で、ノズル開口孔52を介してノズル3から洗浄機のワイヤ上へ噴射される。
【0040】
ここで、上述のように、整流壁部41の作用により、導入室4において連通孔8における紙原料の静圧は均一となるので、連通孔8を介して静圧部5内に供給される紙原料は、連通孔8から夫々同一の圧力で圧送される。つまり、静圧部5内に充満する紙原料は、夫々の連通孔8において同一の圧力で加圧される。これにより、静圧部5内において紙原料の圧力は均一となり、夫々のノズル7の噴射圧が均一となり、夫々のノズル7から同一の噴射圧で紙原料が噴射される。このため、洗浄機用ヘッドボックス1から洗浄機のワイヤ上に、層状に一様に紙原料が噴射されるので、ワイヤ上に紙原料を均一の厚さで広げることができる。
【0041】
上述のように、本発明の実施の形態に係る洗浄機用ヘッドボックス1によれば、貯留室2が、隔壁6によって分割された紙原料供給源に接続された導入室4とノズル3に接続された静圧室5とを備え、導入室4と静圧室5とが互いに少なくとも1つの連通孔8を介して連通しているので、導入室4において供給される紙原料の流速を均一にすることができ、静圧室5内の圧力を均一にすることができる。
【0042】
具体的には、導入室4が、隔壁6に対向する壁部として、隔壁6に対して傾斜角αを有するテーパ状の整流壁部41を有しており、導入室4内における紙原料の流路断面積が紙原料の流れ方向に沿って減少しており、導入室4の内部を流れる紙原料の流速が一定となるような形状を有している。このため、導入室4において紙原料の流速を均一にすることができ、導入室4内において夫々の連通孔8における紙原料の静圧を均一にすることがでる。これにより、連通孔8を介して導入室4から静圧室5に供給される紙原料によって、静圧室5内に充満する紙原料に夫々の連通孔8を介して負荷される圧力が均一になり、静圧室5内の紙原料の圧力を均一にすることができる。このため、夫々のノズル7から噴射される紙原料の噴射圧を均一にすることができ、紙原料をワイヤ上に層状に一様に噴射することができる。これにより、均一にパルプの洗浄を行うことができ、紙の品質を向上させることができ、加えて、ワイヤの破損やワイヤの脱落を防止することができ、洗浄機の耐久性を向上させることができる。
【0043】
また、複数の連通孔8が、等間隔に配設されているので、これらの連通孔8を介して同一の大きさの圧力を、静圧室5内の紙原料に対して均一に負荷することができ、静圧室5内の紙原料の圧力を効率良く均一にすることができる。
【0044】
また、少なくとも1つのノズル7が設けられているので、紙原料をワイヤ上に層状に一様に噴射することができ、特に、複数のノズル7が等間隔に配設されているので、紙原料をワイヤ上に確実に層状に一様に噴射することができる。
【0045】
また、複数のノズル開口孔52と複数の連通孔8とは、互いに対応した位置に配設されているので、洗浄機用ヘッドボックス1において、紙原料の流れを滑らかにすることができ、より一層静圧室5内の紙原料の圧力を均一にすることができる。
【0046】
また、導入室4が、平面壁から形成されているので、導入室4内部を流れる紙原料の流速をより確実に一定にすることができる。また、静圧室5が、直方体状に形成されているので、静圧室5内の圧力をより確実に均一にすることができる。
【0047】
本発明の実施の形態に係る洗浄機用ヘッドボックスにおいて、整流壁部41は、平板上としたが、整流壁部41の形状はこれに限るものではなく、導入室4内における紙原料の流速が均一となるような形状であればよく、例えば、左右方向や上下方向において湾曲していてもよい。
【0048】
また、導入室4の形状は上述の角管状の形状に限るものではなく、導入室4内における紙原料の流速が均一となるような形状であればよく、例えば、円管状の形状であってもよい。
【0049】
また、静圧室5の形状は上述の角管状の形状に限るものではなく、静圧室5内における紙原料の圧力が均一となるような形状であればよく、例えば、円管状の形状であってもよい。
【符号の説明】
【0050】
1 洗浄機用ヘッドボックス
2 貯留室
3 ノズル
4 導入室
5 静圧室
6 隔壁
7 供給源接続部
8 連通孔
41 整流壁部
51 壁部
52 ノズル開口孔

【特許請求の範囲】
【請求項1】
原料供給源から供給される紙原料を洗浄機のワイヤ上に噴射する洗浄機用ヘッドボックスであって、
前記供給される紙原料を貯留する貯留室と、該貯留室内に貯留される紙原料を前記ワイヤ上に噴射するための噴射手段とを備え、
前記貯留室は、第1室と第2室とを備え、前記貯留室において前記第1室と前記第2室とは連通部を介して互いに連通されており、前記第1室は前記原料供給源に接続されており、前記第2室は前記噴射手段に接続されていることを特徴とする洗浄機用ヘッドボックス。
【請求項2】
前記第1室は、内部を流れる前記紙原料の流速が一定となるような形状を有していることを特徴とする請求項1記載の洗浄機用ヘッドボックス。
【請求項3】
前記第1室において、前記連通部に対向する面がテーパ状に形成されていることを特徴とする請求項2記載の洗浄機用ヘッドボックス。
【請求項4】
前記対向する面は、前記紙原料の流れ方向に向かって前記連通部との間隔が減少するように形成されていることを特徴とする請求項3記載の洗浄機用ヘッドボックス。
【請求項5】
前記連通部は、前記第1室及び前記第2室を連通する少なくとも1つの連通孔を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の洗浄機用ヘッドボックス。
【請求項6】
前記連通部は、等間隔に配設された複数の前記連通孔を有することを特徴とする請求項5記載の洗浄機用ヘッドボックス。
【請求項7】
前記噴射手段は、少なくとも1つの噴射ノズルを有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項記載の洗浄機用ヘッドボックス。
【請求項8】
前記噴射手段は、等間隔に配設された複数の前記噴射ノズルを有することを特徴とする請求項7記載の洗浄機用ヘッドボックス。
【請求項9】
前記第1の室は、平面壁から形成されていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項記載の洗浄機用ヘッドボックス。
【請求項10】
前記第2室は、直方体状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項記載の洗浄機用ヘッドボックス。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2011−1668(P2011−1668A)
【公開日】平成23年1月6日(2011.1.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−147780(P2009−147780)
【出願日】平成21年6月22日(2009.6.22)
【出願人】(506408818)フォイト パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング (52)
【氏名又は名称原語表記】VOITH PATENT GmbH
【住所又は居所原語表記】St. Poeltener Str. 43, D−89522 Heidenheim, Germany
【Fターム(参考)】