説明

流体移送アッセンブリ及び流体移送方法

流体分配アッセンブリは、バルブ、ハウジング、ユーザーインターフェース、及び流体源に結合された継手を含む。バルブは、流体容器の底部に配置された磁気材料に基づいて流体容器の適当な配置を検知する第1センサーと、プランジャーに結合されたプランジャーシャフトを有するプランジャーであって、流体容器と流体連通するようにバルブを選択的に配置するプランジャーと、プランジャーシャフトに結合されたソレノイドであって、開位置と閉位置との間でプランジャーを移動するためにプランジャーシャフトを移動するソレノイドと、を有する。ユーザーインターフェースは、バルブに結合されて、 少なくとも流体容器の大きさ及び分配モードの選択を可能にする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(優先権)
本出願は、2010年1月10日付で提出された米国仮特許出願番号61/296305及び2011年1月18日付で提出された米国仮特許出願番号13/008786の優先権を主張し、それは、2008年5月20日付で提出された米国仮特許出願番号61/054686及び2009年2月23日付で提出された米国仮特許出願番号61/154726の優先権を主張する2009年5月19日付で提出された国際出願番号第PCT/US2009/044534の合衆国法典35巻371条に基づく米国国際段階出願として提出された米国特許出願12/992881の一部継続であり、上述の出願の各々は、参照よってその全体が本願に組み込まれる。
【背景技術】
【0002】
様々なタイプの容器が、缶及びボトルから段ボール箱及び木製の樽まで飲料を保持するために設計される。液体は、大きな容器に蓄えられ、注ぎ口、ホース、ファセット、タップ、または液体貯蔵容器を介して消費のために比較的小さな容器に移送される。そのような移送方法は、供給容器の上部から又は供給容器の充填された液体の表面を通じて供給容器を満たす。しかしながら、上部から供給容器を満たすことは、炭酸飲料の泡を増加させる。その泡を減少させるために、ユーザーは、一般的に、供給容器から余分を吐き出し、それによって、液体を無駄にする。さらに、ユーザーは、落ち着かせるために泡を待たなければならず、それは、余分な供給時間及び注意を必要とする。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従って、上部から満たす方法は、一般的に、サーバーが、供給容器を正確に配置すること、液体の流れを開始すること、液体の流れを停止すること及び供給容器を取り除くことを含む多くの動作を実行することを必要とし、各動作は、調整を必要とし、サーバーは、通常、充填プロセス中に供給容器と物理的に接触する。さらに、上部から満たす方法のための移動デバイスは、多くの場合、カウンターやサービスエリアに大量のスペースを取り、操作及び制御するために注意を必要とする。
【0004】
以下の参考文献:Charlesの国際公開WO2007/102139及びHantsooなどの米国特許出願公開US2008/0223478は、ボトムアップ充填のための容器及びデバイスに関し、その各々は、参照よってその全体が本願に組み込まれる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書中に記載された分配システムは、給仕容器がその底部を通じて充填されるのを許容する。分配システムは、容器の底部に結合された容器結合デバイスを含む。容器結合デバイスは、充填中その底部を流体が流れるのを許容するバルブを含み、それは、分配結合デバイスから外された後に液密シールを提供する。分配結合デバイスは、容器を満たす流体を提供する流体源に結合される。分配結合デバイス及び容器結合デバイスは、充填源と容器と間の流体流路と接合かつその流体流路を提供するように構成される。分配システムは、例えば、たらい、ドレイン、広告スペース、照明などの付加的な特徴を含むことができる。
【0006】
一実施形態では、分配システムは、洗浄システムを含む。洗浄システムは、容器が取り除かれた後に分配結合デバイスから液体を取り除く。液体を取り除くことは、充填の間分配結合デバイスに蓄積する古い液体の可能性を減らす。洗浄システムは、使用間に分配結合デバイスから液体を取り除くための洗浄流体、例えば、水、アルコール、又は空気で分配結合デバイスを洗浄する。
【0007】
一実施形態では、除去システムは、その底部を通じた容器の急速な排水を許容する。除去システムは、分配結合デバイスに結合され、容器の前に充填された流体の急速な除去を許容する。除去システムは、分配結合デバイスのバルブを開いて容器から除去システムの端部への流体の流路を形成する。
【0008】
一実施形態では、流体移送アッセンブリは、その底部の開口を有する流体容器と、開口で流体容器に取り付けられた結合デバイスとを有し、結合デバイスは、対向する第1及び第2の構成要素の磁気吸引力によって閉じた液密位置に結合デバイスを付勢するバルブを含み、対向する第1及び第2の構成要素の各々は、磁気材料を含み、充填デバイスは、流体容器の開口の周囲よりも小さい周囲を有する剛性部材を含み、剛性部材は、長手軸線に沿った通路と、その通路と流体連通した側壁を通じた一つ以上の開口とを含み、結合デバイスは、対向する第1及び第2の構成要素の一つに抗して剛性部材を押圧することによって閉じた液密位置から開いた位置まで移動され、流体容器の内部と流体連通する開口を配置する。
【0009】
他の実施形態では、分配結合デバイスは、長手軸線に沿った通路と、その通路と流体連通した側壁を通じた一つ以上の開口とを含むノズルと、ノズルの周囲よりも大きい開口を含む、ノズルを取り囲むプラットフォームとを含み、ノズルは開口に配置され、プラットフォームは、開口を少なくとも部分的に取り囲む磁気材料と、閉じた位置の間で分配結合デバイスを変えるプラットフォームに取り付けられた可撓性カラー部材とを含み、可撓性カラー部材及び/又はプラットフォームは、ノズルの一つ以上の開口を覆い、開状態で一つ以上の開口の少なくとも一部分は覆われていない。
【0010】
さらに別の実施形態では、飲料分配システムは、閉じた状態の容器の底部の開口を付勢するバルブを有する容器を含み、バルブは、磁気キャップを含み、ノズルは、その上面上の又はその上面に隣接した磁気材料を含み、ノズル磁気材料は、バルブの磁気キャップを保持するのに十分な強度を有して、ノズルとキャップとの間の動きがノズルの上面の磁気キャップとの接触で防止され、プラットフォームは、ノズルの一部分を円周方向に取り囲み、プラットフォームは、ノズルの長手軸線に沿って移動する。
【0011】
別の実施形態では、流体容器は、その底部の開口と、開口の周りの容器の底面に結合された結合デバイスとを含み、結合デバイスは、開口の周りの流体容器の底面と接する第1構成要素を含み、第1構成要素は、磁気材料と、液密封鎖構成の第1構成要素と接触する第2構成要素とを含み、第2構成要素は、磁気材料を含み、流体容器の上部から可視可能な第2構成要素の上面は、個人的または商業的メッセージを含み、結合デバイスは、第1構成要素及び第2構成要素の磁気吸引力によって液密封鎖構成に付勢される。
【0012】
さらに別の実施形態では、取り付けられた容器から飲料を取り除く除去システムは、取り付けられた容器の底部と接合するように構成された基部と、排出システムが取り付けられた容器に結合されるときに取り付けられた容器の底部上のバルブを開くために基部から突出する指部と、取り付けられた容器から所望の位置まで飲料を導くために指よりも反対側から基部に結合された導管とを含む。
【0013】
一実施形態では、流体移送方法は、ノズル及びノズルを囲むプラットフォームを含む充填デバイスを提供することを含み、ノズルは、長手軸線に沿った通路と、通路と流体連通する側壁を通じた一つ以上の開口とを有し、プラットフォームは、ノズルの長手軸線に沿って移動して、充填デバイス上に流体容器を配置し、流体容器は、その底部に開口を含み、結合デバイスは、対向する分離可能な第1及び第2構成要素の磁気吸引力によって閉じた液密位置に開口を付勢し、対向する分離可能な第1及び第2構成要素の各々は、流体容器結合デバイスを充填デバイスプラットフォームと整合すると共に、プラットフォームを結合デバイスの外面と接触させてノズルの長手軸線に沿ってプラットフォームを移動する磁気材料を含み、ノズルは、第1構成要素を第2構成要素から分離して、開口を流体容器の内部と連通するように配置する。
【0014】
一実施形態では、分配システムは、流体をその基部を通じて結合された流体容器の中に分配することが提供される。分配システムは、容器センサーと、流体センサーと、流体の分配を制御するアクチュエーターアッセンブリとを有するバルブを含む。分配システムは、使用者が充填モード及び充填サイズを選択することができるユーザーインターフェースを含む。また、分配システムは、容器センサー及び流体センサーからの信号を受信し、アクチュエーターアッセンブリに信号を送信するように構成されたプロセッサーを含む。アクチュエーターアッセンブリは、プランジャーに結合され、アクチュエーターアッセンブリのソレノイドの動きは、プランジャーを開いて流体の流れを可能にし、又は流体の流れを閉じて停止する。また、バルブは、流体の流量を決定するために流体センサーに結合されたタービンを含み、分配システムは、結合された流体容器を充填するために自動的に実行される。
【0015】
多数の図面が本発明の実施形態を参照する。本明細書中に記載された発明の実施形態は、様々な修正及び代替的形態に従属されるが、その特定の実施形態は、図面に例として示され本明細書中に詳細に説明される。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】図1は、その底部を通じて容器を満たすための設計の実施形態による飲料ディスペンサーに接続される代表的な容器を示す。
【図2A】図2Aは、容器が飲料ディスペンサーに接続されるときに閉じた液体保持状態から開いた液体充填状態までの容器の代表的な工程を示す。
【図2B】図2Bは、容器が飲料ディスペンサーに接続されるときに閉じた液体保持状態から開いた液体充填状態までの容器の代表的な工程を示す。
【図2C】図2Cは、容器が飲料ディスペンサーに接続されるときに閉じた液体保持状態から開いた液体充填状態までの容器の代表的な工程を示す。
【図3】図3は、容器接続デバイスの実施形態による上面図からの容器底部の代表的な実施形態を示す。
【図4A】図4Aは、容器の底部に接続できる多数の部分の容器接続デバイスの代表的な実施形態を示す。
【図4B】図4Bは、容器の底部に接続できる多数の部分の容器接続デバイスの代表的な実施形態を示す。
【図5A】図5Aは、容器の底部に接続できる容器接続デバイスの代表的な実施形態を示す。
【図5B】図5Bは、容器の底部に接続できる容器接続デバイスの代表的な実施形態を示す。
【図6】図6は、図4に示された容器接続デバイスなどの容器接続デバイスに接続されることができる本発明の実施形態による代表的なディスペンサー接続デバイスを示す。
【図7A】図7Aは、図4に示された容器接続デバイスなどの容器接続デバイスに接続されることができる本発明の実施形態による代表的なディスペンサー接続デバイスを示す。
【図7B】図7Bは、図4に示された容器接続デバイスなどの容器接続デバイスに接続されることができる本発明の実施形態による代表的なディスペンサー接続デバイスを示す。
【図8】図8は、図4に示された容器接続デバイスなどの容器接続デバイスに接続されることができる本発明の実施形態による代表的なディスペンサー接続デバイスを示す。
【図9A】図9Aは、容器接続デバイスに接続されることができる本発明の実施形態による代表的なディスペンサー接続デバイスを示す。
【図9B】図9Bは、容器接続デバイスに接続されることができる本発明の実施形態による代表的なディスペンサー接続デバイスを示す。
【図10】図10は、流体源と容器との間の流体の流れのための開位置状態の図6のディスペンサー接続デバイスに接続された図4の容器接続デバイスを示す。
【図11】図11は、流体源と容器との間の流体の流れのための開位置状態のディスペンサー接続デバイスに接続された図5の容器接続デバイスを示す。
【図12】図12は、容器接続デバイスを有する容器と、本明細書中に記載された様々な特徴をもつディスペンサー接続デバイスを有するディスペンサーとを含む、本発明の実施形態による代表的な分配システムの分解図を示す。
【図13】図13は、本発明の実施形態による代表的な洗浄デバイスを示す。
【図14A】図14Aは、使用後に分配システムから液体を取り除くための洗浄デバイスの一実施形態を示す。
【図14B】図14Bは、使用後に分配システムから液体を取り除くための洗浄デバイスの一実施形態を示す。
【図15】図15は、洗浄デバイスを含む本明細書中に記載された様々な実施形態を含む例示的な分配システムを示す。
【図16A】図16Aは、本明細書中に記載された容器接続デバイスで使用される除去システムの代表的な実施形態を示す。
【図16B】図16Bは、本明細書中に記載された容器接続デバイスで使用される除去システムの代表的な実施形態を示す。
【図17】図17は、いくつかの実施形態による、分配システムのバルブの代表的な前方上右斜視上図を示す。
【図18】図18は、いくつかの実施形態による、分配システムのバルブの代表的な上面図を示す。
【図19】図19は、いくつかの実施形態による、分配システムのバルブの代表的な後正面図を示す。
【図20】図20は、いくつかの実施形態による、分配システムのバルブの代表的な左側正面図を示す。
【図21】図21は、いくつかの実施形態による、分配システムのバルブの代表的な後方左上面図を示す。
【図22】図22は、いくつかの実施形態による、分配システムのバルブの代表的な後方左下面図を示す。
【図23】図23は、いくつかの実施形態による、分配システムのバルブの代表的な後方左上分解図を示す。
【図24】図24は、バルブブロック、及び、いくつかの実施形態による、バルブのいくつかの内部要素を図示するために破線で示された下ブロックを有するバルブの代表的な後方右上面図を示す。
【図25】図25は、いくつかの実施形態による、バルブが閉じたときの位置にあるソレノイドを示すバルブの代表的な断面図を示す。
【図26】図26は、いくつかの実施形態による、バルブが閉じたときの位置にあるソレノイドを示すバルブの代表的な断面図を示す。
【図27A】図27Aは、いくつかの実施形態による、多数のバルブを有する分配システムのハウジングの代表的な前方上右側図面を示す。
【図27B】図27Bは、いくつかの実施形態による、ユーザーインターフェースの代表的な詳細図を示す。
【図28】図28は、いくつかの実施形態による、多数のバルブを有する分配システムの代表的な下方前右側図面を示す。
【図29】図29は、いくつかの実施形態による、バルブに接続された源チューブを示す分配システムの代表的な底面図を示す。
【図30】図30は、いくつかの実施形態による、絶縁体の第1層を有する源チューブを示す分配システムの代表的な底面図を示す。
【図31】図31は、いくつかの実施形態による、絶縁体の第2層を有する源チューブを示す分配システムの代表的な底面図を示す。
【図32】図32は、いくつかの実施形態による、移送中に制御されることができる源流体の温度がどの程度かを示す代表的な冷却システムを示す。
【図33】図33は、いくつかの実施形態による、代表的な分配論理図を示す。
【図34】図34は、いくつかの実施形態による、代表的な分配フロー図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0017】
代表的な実施形態の以下の説明では、本発明が実施されることができる特定の実施形態の図によって示される、その一部分を形成する添付の図面が参照される。他の実施形態が使用されることができ、構造の変形は、本発明の実施形態の範囲から逸脱しないで行われることを理解されるべきである。本明細書中に使用されるように、用語“結合する”、“接続する”及び“取り付ける”は、交換可能であり、直接的または間接的に部品を他の部品に接続する様々な形態を含む。また、一実施形態に記載れた一つ以上の構造的特徴は、その特徴であるように具体的に説明されていない場合でも異なる実施形態で実施することができることを理解すべきである。
【0018】
以下の説明では、本発明の完全な理解を提供するために、具体的なコンテの予備液体の例などの多数の具体的な詳細が記載される。しかしながら、本発明はこれらの具体的な詳細なしに実施されることができることを当業者に明らかになるであろう。例えば、説明は、ベールをグラス又はピッチャーの中に分配するための樽で使用されるデバイスに関して概ね議論されるが、デバイスは、炭酸飲料などの他の飲料で使用されることができ、グラスやマグなどの他の飲料水容器及び樽以外の貯蔵容器で使用されることができる。また、使い捨てカップは、公園、コンサート又はガラスが許可されていない他の会場で飲料に使用されることができ代替的な容器として想定される。代替的に、デバイスは、貯蔵され及び移送される液体のタイプに限定されない。例えば、デバイスの実施形態は、例えば、オイルなどの以下の説明による二つの容器間で様々な流体を移送するのに使用されることができる。また、ガス状物質は、アッセンブリの実施形態を使用して移送されることができる。特定の詳細部は、変更されることができ、本発明の精神及び範囲内にある。
【0019】
本明細書中に記載された流体移送アッセンブリ及び流体移送方法は、ターゲット市場に到達するための新規な手段(例えば、本明細書中に記載された新規な連結デバイスを含むマグカップやピッチャーの表示可能でおそらく取り外し可能な部分上のロゴ/スローガンなどのメッセージの使用)を提供するなどの、より有効で好悪率的にビールなどの炭酸飲料の販売/供給を含む、商業上のアプリケーションで利点を提供すると考えられる。本明細書中に記載された流体移送アッセンブリ及び流体移送の方法は、また、炭酸飲料で容器の充填及びアッセンブリの部分のカスタマイズを含むローカル設定に利用されることができる消費者向け製品としての利点を提供すると考えられる。例えば、家族又はグループは、本明細書中に記載された流体移送アッセンブリ及び流体移送の方法を使用してパーティーや特別なイベントを開催でき、パーティーのテーマ(例えば、“50歳の誕生日”、“”家族の年次BBQ“など)を表示するピクチャー及び/又はテキストを含むメッセージを含むように容器の可視可能な部分をカスタマイズすることがここに考えられる。さらなる例では、スポーツチームの表現、結婚式の日、グラフィックス、面白い写真、ジョークなどを含む。容器又はアッセンブリのそのような可視可能な部分は、パーティー又は特別なイベントに出席する各当事者に家に持ち帰る記念品を提供するために、以下に説明されるように取り外し可能である(例えば、磁気キャップ)。
【0020】
一実施形態では、その底部を通じて容器を満たす方法が提供される。本明細書中に記載されたデバイス及び方法の使用を介して底部を通じて容器を満たすことは、例えば、上来の方法に比べて、ソーダーやビールなどの炭酸飲料の生じた泡の量を制御し、その炭酸飲料の“頭部”を著しく減少させる利点がある。さらに、容器の底部を通じて満たすことにより、泡は、容器の縁上に押し上げられ、それによって、無駄な飲料の量を減らすことができる。また、サーバーは、泡を取り除くために注ぎながらグラスやピッチャーを保持しかつ傾ける必要がないことによる利益を受ける。さらに、つぐ数が、同じシステムから注がれる飲料のタイプよりも減少される。代替的な実施形態は、底部を通じて容器を満たすための分配システムアッセンブリ及びデバイスを含む。そのシステムの他の実施形態は、使用間で洗浄するために液体の排出、及び、容器を満たした後に飲料を取り除くために迅速な排水アタッチメントを含む。
【0021】
一実施形態では、分配システムは、例えば、ビール、ソフトドリンク、炭酸飲料などの飲料を含む様々な流体を分配するのに使用される。流体は、分配システムと関連したノズルを介して分配されることができる。ノズルは、流体容器の底部で流体容器に連結される。分配システムは、使用者が分配モード、分配量などを特定することができるオプションを含むユーザーインターフェースを含む。ユーザーインターフェースは、プロフェッサーと関連される。分配システムは、自動モード、半自動モード、又は手動モードで流体を分配することができる。センサーは、流体容器が分配プラットフォームに正確に配置されるときに検知するために使用されることができる。また、センサーは、流体容器が分配プラットフォームに正確に配置される場合を除くあらゆるモードで流体がなれるのを防止する安全デバイスとして使用されることができる。さらに、センサーは、分配システムが次の充填のためにリセットされるあるいはクリーニングのために洗浄を実行するように流体容器が取り除かれたときに分配システムに示すために使用されることができる。
【0022】
図1は、底部を通って容器を充填するための設計の実施形態に係る飲料ディスペンサーに接続されている代表的な容器を示す。図1を参照すると、ディスペンサー100は、接続され充填される準備がされた容器102を含んで示される。ディスペンサー100は、ソーサ、ビールなどの炭酸飲料を含む飲料を分配するために使用される。容器102は、例えば、パイントガラス、マグカップ、使い捨てグラス、又はピッチャーを含む、液体を受け入れるためのあらゆる容器にすることができる。容器102は、容器102の底部104で又は近くでディスペンサー100に接続される。従って、容器102は、分配処理中に充填する飲料の表面より下方で充填される。
【0023】
一実施形態では、容器102は、ディスペンサー接続デバイス108に接続するように設計された容器接続デバイス106を含む。ディスペンサー100は、樽又は炭酸及びソーダーラインなどの流体源に接続される。容器接続デバイス106は、ディスペンサー接続デバイス108に接続されたときに開き、そこを通る流体の流れを許容するバルブを含む。容器接続デバイス106は、容器102がディスペンサー100から取り除かれたときに閉じ、それによって、容器102からの漏れを防止する。ディスペンサー100は、容器接続デバイス106をディスペンサー接続デバイス108と正確に整合するように形状付けられたハウジング110を含む。また、ディスペンサー100は、潜在的なこぼれる液体を捕まえるためにたらい112を含む。たらい112は、ボウル、立ち上がったリップ又は凹部領域などの様々な形状を含む。たらい112は、捕まえた液体を容易に処理するためのドレイン114を含む。
【0024】
本発明の一態様によれば、使用中、容器102は、ディスペンサー100に接続される。取り付けが行われると、容器接続デバイス106及びディスペンサー接続デバイス108は、容器と流体源との間に流体通路を形成するように係合し、容器102は、その底部から充填される。使用者は、充填処理中に容器の上部で形成された余分な泡を除去するために容器をこぼすことができる。代替的に、流体は、除去処理中又は充填処理中にこぼれることができる。たらい112は、こぼれる液体を捕まえるために設計され、こぼれる液体は、洗浄を容易にするためにドレイン114を通して取り除かれる。容器102がディスペンサー100から取り除かれると、容器接続デバイス106は、ディスペンサー接続デバイス108から取り外され、容器102を漏れから密封する。
【0025】
一実施形態では、ディスペンサー100は、液体源から取り外されるが、ホース又はチューブ又は他の液体移送デバイスによって接続される別個のデバイスにすることができる。ディスペンサー100は、カウンターなどの不動の表面に組み込まれあるいは連結されることができ、または、使用者の都合に合わせて配置された独立的に移動可能なプラットフォームにすることができる。また、ディスペンサー100は、様々な形状にすることができ、ハウジング110、たらい112又はドレイン114などの付加的な特徴を含む。ディスペンサー100は、代替的にオーディオ又はビジュアル機器を含むことができる。例えば、特定のディスペンサーと関連したコンテンツを識別する情報、ロゴ又はデザインを含むことができる。一実施形態では、ディスペンサー100は、容器102がディスペンサーに接続されたときにつく、着色された光又はフラッシュ又はスピーカーを含むことができる。
【0026】
図2は、容器202がディスペンサー接続デバイス204に接続されたときに閉じた液体保持状態から開いた液体充填状態までの容器202の例示的な実施形態の代表的な工程を示す。一実施形態では、容器接続デバイスは、例えば、通常閉じているキャップ206などのバルブを含む。キャップ206は、容器202の底部に接続され、流体が容器の底部の外に流れるのを防止するために液密シールを提供する。
【0027】
一実施形態では、キャップ206は、消費者が彼らの飲料を消費している間に消費者に認識できる広告スペースとして使用されることができる。例えば、そのような実施形態では、キャップ206は、ロゴ、イメージなどを含み、消費者に営利事業を促進するあるいは消費者に他の情報を中継する。一実施形態では、キャップ206は、それ自体あるいはその取り外し可能な部分が磁気材料及び商業情報を含み、それによって、会社又は製品を促進することを提供する。例えば、磁気材料は、会社名及び/又はロゴを有することができ、会社名及び/又はロゴが顕著に示されるように冷蔵庫又は他の金属構造物で使用するためのお土産として消費者によって持ち帰られることができる。
【0028】
容器202に接続される間、ディスペンサー接続デバイス204は、キャップ206を開き、ディスペンサー接続デバイス204と容器202との間に流体の流れを許容するデバイスを含む。ディスペンサー接続デバイス204は、樽、筒、又は他の容器などの液体貯蔵容器に接続される。ディスペンサー接続デバイス204は、液体を貯蔵容器(図示せず)から供給する又は他の容器202に移送する導管を含む。導管は、流体流路をよじれたり妨げたりしないで貯蔵位置から分配位置まで内容を案内するために一般的に柔軟である。
【0029】
図2Aは、流体を保持することができる閉じた構成の容器202を示す。容器202は、キャップ、ピッチャー、パイント、マグカップなどあるいはあらゆる中身が詰まっていない容器を含む、飲料保持容器にすることができる。容器202は、容器202を支持するために使用される底部208と、流体を保持する側壁とを含む。また、容器202は、注ぐ又は飲むためなどの収容された流体を分配するための上部開口を含む。底部208は、上部開口から隔離され、充填中流体の流れを許容する底部開口を有する。底部開口は、容器が満たされていないときに液密シールを生じるバルブによって覆われる。一実施形態では、バルブは、液密シールを形成するために通常、付勢によって閉じるキャップ206を含む。キャップ206は、容器202の底部208のリング210の相補的磁気材料に引きつけられる磁気材料を含む。リング210は、穴の外縁を概ね取り囲み、キャップ206は、その穴を覆う形状及び直径を有すると共にそのリングの少なくとも一部分と重なる。
【0030】
図2Bは、容器のバルブが開く前にディスペンサー接続デバイス204と接する容器202を示す。ディスペンサー接続デバイス204は、容器202の底部開口と整合される。容器202のキャップ206は、例えば、リング210に対する磁気吸引力によって付勢的に閉じられる。ディスペンサー接続デバイス204は、充填中に流体の流れを許容する穴214を有するノズル212を含む。ノズル212は、容器202の底部開口の内側に嵌合するように寸法づけられる。ノズル212は、キャップ206に対して押して、充填のための流体の流れを許容するために容器202のバルブを開く。
【0031】
図2Cは、容器のバルブが充填のために開いているときにディスペンサー接続デバイス204に接続された容器202を示す。ノズル212は、ノズルが容器202に入り開口214をさらすようにキャップ206に抗して押す。一実施形態では、ひとたび容器202とディスペンサー接続デバイス204とが接続されると、流体は、ディスペンサー接続デバイス204のバルブを開くことによって流れることを許容される。代替的な実施形態では、開口がさらされると流体は自動的に流れる。例えば、ディスペンサー接続デバイス204の中の液体は、圧力によって保持される。使用されないときには、開口214は、プラットフォーム216によって覆われる。容器202が飲料ディスペンサーに接続されると、ノズル212は、キャップ206を押し、容器のバルブを開き、同時に、容器の底部208は、プラットフォーム216に抗して押し、開口214をさらす。ひとたび開口214がさらされると、液体は、ディスペンサー接続デバイス204から開口214を通じて容器202の中に流れる。
【0032】
ノズル212が容器202の底部から取り除かれると、容器のバルブは、液体が容器の中に保持されるように容器を閉じて密閉する。バルブが密閉されると、容器202は、新たに追加された液体を保持するために使用される。一実施形態では、キャップ206は、リング210に継続的に引っ張られる。ノズル212の影響が除去されると、キャップ206は、リング210に対して閉じた位置に配置し、容器202を密閉する。ディスペンサー接続デバイス204からの流体は、飲料ディスペンサー上のバルブを閉じることによって収容される。一実施形態では、キャップ206が容器202を密閉すると、プラットフォーム216は開口214を密閉する。従って、流体は、容器202が取り付けられていないときにディスペンサー接続デバイス204の外に自由に流れるのを防止される。
【0033】
図3乃至図5は、容器の底部に接続された容器接続デバイスの代表的な実施形態を示す。上述のように、容器接続デバイスは、ディスペンサー接続デバイスに接続するように設計される。容器接続デバイスは、そこを通って流れる流体を許容するディスペンサー接続デバイスに接続されるときに開くバルブを含む。容器接続デバイスは、容器がディスペンサーから取り除かれたときに閉じて、容器からの漏れを防止する。
【0034】
図3は、穴302、キャップ304及びリング306を含む、上部からの容器底部300の代表的な実施形態を示す。穴302は、容器の底部から充填する間流体の流れを許容する。リング306は、穴302の周縁を囲む。キャップ304は、穴302及びリング306の少なくとも一部分を覆い、リング306上に張り出す。キャップ304及びリング306は、鉄金属などの磁気材料を含む。磁気特性は、キャップ304をリング306に引き付け、穴302を密閉する。キャップ304は、容器の底部300に接続され、キャップは、リング306への磁気吸引力などによって容易に取り除かれる。リング306は、接着剤、ねじ締め、又は、容器底部への一体的な成型などによって、容器底部300により恒久的に接合される。キャップ304及び/又はリング306は、O−リング又はガスケットなどの密閉デバイスを含み、穴302の周りの液密シールをより確実にする。代替的に、容器の底部300は、液密シールを形成するためにキャップ304とリング306との間にゴムなどの密閉材料を含む。
【0035】
キャップ304は、様々な形状にすることができる。例えば、一実施形態では、キャップは、容器の底部300の内側に嵌合する平らで概ね円形なディスクにすることができる。代替的に、キャップ304は、穴302と接する輪郭面を含み、キャップ304を穴302に正確に整合するあるいは穴に対してより密閉を形成する。一実施形態では、キャップ304は、ディスペンサー接続デバイスと接合するように輪郭づけられる。例えば、キャップ304は、ディスペンサー接続デバイスの一部分を収容するために下側に凹部輪郭を含み、充填処理中に所望の位置にキャップ304を保持する。
【0036】
図4A−Bは、容器の底部に互いに接続可能な上区分及び下区分を含む容器接続デバイス400の代表的な実施形態を示す。図4Aは、組み立てられていない状態の上区分及び下区分の代表的な実施形態の断面図を示し、図4Bは、上区分及び下区分が互いに底部解雇王の周りで容器に取り付けられた状態の組み立てられた上他の代表的な実施形態の断面図を示す。容器接続デバイス400の取り付け可能な区分は、クリーニングのためあるいは他の容器での使用のために容器接続デバイスの取り外しを許容する。上区分及び下区分402、404は、ねじ込められて容器406の底部の開口408を通じて互いに係合する。上区分及び下区分は、代替的に、接着または結合のような他の手段によって接合される。容器接続デバイスは、代替的に、容器の底部に直接的に一体にされることができる。
【0037】
一実施形態では、上区分402は、下区分に接続されて容器接続デバイス400を形成する。下区分404は、容器406の底部の開口408よりも小さい直径を有する概ね円筒形のシャフト410を含む。開口408及びシャフト410の直径は、概ね同じ大きさであり、ぴったりとした嵌合を形成し、容器接続デバイス400と容器406との間の漏れの減少及び正確な整合を支援する。シャフト410は、代替的に、容器406の開口407よりも比較的に小さく、代替的に寸法づけられた容器接続デバイスが容器の底部に接続されるのを許容する。シャフト410の内径は、以下に説明されるようにディスペンサー接続デバイスを収容するように寸法づけられ形状づけられる。シャフト410の外側は、ねじ山412を含み、上区分402と係合する。上区分402は、下区分404のねじ山412と係合するためのねじ山416を含む内側開口414を有する概ね円筒形状にすることができる。
【0038】
また、下区分404は、シャフト410の基部にあるフランジ418を含む。フランジ418は、開口408よりも大きい外径を有し、容器408の底部と係合する表面を提供する。フランジ418は、O−リング又はガスケットなどの密閉部材420を含む。シール420は、上区分402が液密シールを形成するために下区分404と係合するときに容器406の底側面を押す。また、上区分402は、そこ側面上のシール部材422を含み、容器406の上面に対して押す。従って、容器406の一部分は、容器接続デバイスの上区分402及び下区分404のシール部材で挟まれる。
【0039】
容器接続デバイス400は、磁気材料及び上区分402と接合するように構成された形状を含むキャップ430を含む。一実施形態では、上区分402は、キャップ430の外面と接合する内面を有するリム428を含む。もちろん、代替的な実施形態では、リムは、キャップの内面と接合する外面を有することができる。リム428は、キャップ430を上区分402の内側開口414上の中央位置に導くために傾斜した内側縁部を有する概ね円筒形のリムにすることができる。傾斜した縁部は、ディスペンサー接続デバイスがキャップを上区分から離れる方向に押す時に上区分402とキャップ430との間に空間を形成することを可能にする。一実施形態では、上区分402は、磁石424を含み、閉じた位置にキャップを付勢するためにキャップ430の磁石432に引き付ける。二つの磁石424及び432は、リング又はそれぞれの区分に接合された別個の磁石片にすることができる。磁石は、付着され、結合され、一体成形され、成型され、又はキャップを上区分に引き付けるためにそれぞれの区分に取り付けられることができる。代替的に、上区分及び/又はキャップに使用される材料は、磁性体にすることができる。一実施形態では、キャップ430は、ディスペンサー接続デバイス(図示せず)と接合する凹部434を含む。凹部434は、キャップ430を上方に押すことによりバルブを開くディスペンサー接続デバイスの一部分を収容し、キャップ430と上区分402との間に空間を提供する。ディスペンサー接続デバイスが取り除かれるとき、キャップと上区分との間の磁気吸引力は、バルブを閉じ、上区分のリムは正確な整合を確実にする。上区分及び/又はキャップは、O−リング又はガスケットなどのシールを含み、バルブが閉じられたときに漏れをさらに防止する。
【0040】
一実施形態では、容器接続デバイス400は、一つ以上の磁石を含む。上述のように、上区分402は、磁石を含み、容器接続デバイス400用のバルブとして作用するためにキャップ430を引き付ける。一実施形態では、下区分404は、容器接続デバイス400をディスペンサー接続デバイス(図示せず)に接続するために磁石426を含む。磁石426は、接着され、付着され、結合され、一体成形され、あるいは、下区分404、例えばフランジ418に取り付けされる。磁石426は、ディスペンサー接続デバイスの基部又は区分に含まれた別の磁石又は磁性体を引き付け、充填中容器を安定にする。容器接続デバイス400は、一つ以上のシールを含み、容器接続デバイスとディスペンサー接続デバイスとの間に液密接続を提供する。例えば、下区分404は、ディスペンサー接続デバイスに接続するためにシール436を含む。上区分402がシール438を含み及び/又はキャップ430がシール440を含んで、容器接続デバイス400が閉じた状態にあるときにキャップ430と上区分402との間に液密接続を提供する。シールは、O−リング又はガスケットなどの当業者に知られたあらゆるシールデバイスにすることができる。
【0041】
図5A−Bは、デザインの態様による容器の底部に接続することができる容器接続デバイスの代表的な実施形態を示す。図5Aは、閉じた液密状態の容器接続デバイスであり、図5Bは、開状態に示された同じ容器接続デバイスである。バルブが閉じられると、液体は、別の源から容器に移送される。上区分502は、下区分504と接合されて、容器接続デバイス500が容器から容易に接合/非結合するのを許容する。上区分502は、キャップ530が図4Bに示され上述したように、上区分502から自由に非関連しないように変更されることができる。
【0042】
一実施形態では、上区分502は、キャップ530を円周方向に取り囲む概ね円筒形のリム528を含む。キャップ530は、リムの縦軸線を上下に移動することを許容されるが、上区分502から自由に非接合されるのを防止される。例えば、キャップ530は、中央部分の周りの円周のフランジを有する概ね円筒形ボタンにすることができる。フランジは、上区分502の内面内の空間内に配置する。空間の高さは、フランジの高さよりも大きく、キャップは、フランジが空間の二つの下付き表面と接する点の間で画定された距離内で移動することができる。一実施形態では、上区分502は、キャップ530が開状態にあるときに流体の流れ通路を形成する開口536をさらに含む。例えば、キャップ530が上又は開状態にあるとき、通路は、下区分504のシャフトと上区分502の開口536との間に形成される。キャップ530が下又は閉位置にあるとき、通路は閉じられる。キャップ530、上区分502及び/又は下区分504は、シールを含み、キャップが閉じた状態にあるときに流体の漏れを防止する。キャップ530、上区分502及び/又は下区分504は、キャップ530を閉じた状態に付勢する磁石を含む。
【0043】
図6乃至9は、ディスペンサー接続デバイスの代表的な実施形態を示す。上述のように、ディスペンサー接続デバイスは、容器接続デバイスに接続されるように設計される。ディスペンサー接続デバイスは、樽又はソーダー噴水シロップ炭酸容器などの流体源と接続する。ディスペンサー接続デバイスは、ベース、たらい、ドレイン、広告エリア、照明、音などの図1に示され上述された付加的な特徴を含むことができる。容器接続デバイス及びディスペンサー接続デバイスの様々な実施形態は、様々な実施形態の特徴を含むように変更されることができる。ディスペンサー接続デバイスの代表的な実施形態は、代表的な容器接続デバイスに対応するという点で後述されているが、これらのデバイスは、当業者に明白なように混合され又は変更されることができる。
【0044】
図6は、図4A−Bに示されたものなどの容器接続デバイスに接続される本発明の実施形態による代表的なディスペンサー接続デバイス600を示す。ディスペンサー接続デバイス600は、長手方向軸線に沿った通路及び剛性部材又はノズル602の側壁を通る一つ以上の開口604を含む剛性部材又はノズル602を含む。剛性部材又はノズルの通路は、流体源と流体連通する。ノズル602は、キャップ430などのそのバルブ部材に抗して押すことにより容器接続デバイス400を開くように設計される。ノズル602の上部は、キャップがノズルによって保持されるようにキャップ430の凹部434と接合するように輪郭づけられ又は形状づけられる。ディスペンサー接続デバイス600は、磁石又は磁性材料を含み、容器接続デバイス400を固定する。例えば、ディスペンサー接続デバイス600は、容器接続デバイス400の下区分404の磁石426に接合する磁性リング608を含むプラットフォーム606を含む。また、ディスペンサー接続デバイス600は、ディスペンサー接続デバイス600と容器接続デバイス400との間に液密接続を形成するためにシール610を含む。カラー612は、プラットフォーム606とノズル602との間に接合されて、プラットフォームがノズル602の縦軸線に沿って移動するのを許容する。
【0045】
図7A−Bは、図4A−Bに示されたものなどの容器接続デバイスに接続される本発明の実施形態による代表的なディスペンサー接続デバイス700を示す。図7Aは、閉じた状態のディスペンサー接続デバイス700を示し、図7Bは、開いた状態のディスペンサー接続デバイス700を示す。図6と同様に、ディスペンサー接続デバイス700は、流体源とディスペンサーデバイスとの間に流体通路を容器に形成するために開口704を有するノズル702を含む。また、ディスペンサー接続デバイスは、シール708を含むプラットフォーム706を含み、ディスペンサー接続デバイス700と容器接続デバイスとの間の流体の漏れを防止する。
【0046】
一実施形態では、ディスペンサー接続デバイスは、カラー710を含む。カラー710は、プラットフォーム706をディスペンサー接続デバイス700に保持するために使用される。付加的に、カラー710は、ディスペンサーが使用されないときにノズル702を覆うように使用され、それによって、潜在的に、漏れを減少する、又はディスペンサーに入る汚れやごみを減少する。また、プラットフォーム706は、ディスペンサーが使用されないときにノズル702を密閉するのに使用されるリム712を含む。リム712は、上縁部が下縁部よりも小径になるように傾斜した外側周壁を含む。減少した上部直径は、ディスペンサー接続デバイスを容器接続デバイスと正確に接合するのを助ける。
【0047】
図8は、図3に示されたものなどの容器接続デバイスに接続される本発明の実施形態による代表的なディスペンサー接続デバイス850を示す。ディスペンサー接続デバイス850は、容器の底部300と接合し、流体ディスペンサーと容器との間の接合を充填中密閉する。ディスペンサー接続デバイス850は、カウンター又は他の給仕プラットフォーム(図示せず)に接続される。ディスペンサー接続デバイス850は、液体貯蔵容器、液体貯蔵容器に対する導管などに接続される。
【0048】
一実施形態では、ディスペンサー接続デバイス850は、ノズル852を含む。ノズル852は、穴302内に嵌合するように寸法づけられた概ね円筒形状の注ぎ口にすることができる。ノズル852は、リング306でその密閉を壊すためにキャップ304に抗して押すのに使用される。ノズル852は、液体が通って流れて容器(図示せず)の中に分配するのを許容する一つ以上の開口854を含む。飲料ディスペンサーは、ひとたび容器がディスペンサー接続デバイスに接合されると流体が流れるのを許容するスイッチを含む。ノズル852は、その上縁部に沿ったディスク862を含む。ディスク862は、広告スペースを提供するために使用され、あるいは、飲料ディスペンサーに結合された飲料を識別するために使用される。例えば、ディスク862は、飲料の種類を示すために今日の多くの施設で使用されている既存のビールのタップに交換することができ、ブランドが廃止されたときに出血サービスなどの他のノスタルジックな可能性を有することができる。
【0049】
一実施形態では、ディスペンサー接続デバイス850は、プラットフォーム856を含み、容器をディスペンサーと正確に整合するのを助ける。プラットフォーム856は、容器をノズル852に調節して接合するように形状づけられる。例として、プラットフォーム856の外縁は、容器の底部リムの内面に適合する概ね円筒形状にすることができる。プラットフォーム856の外縁は、容器の底部リムを所定の位置に案内し、容器をノズル852と正確に整合するようにわずかに先細りにすることができる。代替的に、プラットフォームは、容器の外縁が嵌合する上リム(図示せず)を含む。上リムは、様々な大きさの容器をノズル852と正確に整合するために段階状にされる。
【0050】
一実施形態では、容器に接合されるときに流体ディスペンサーからの漏れを防止するために、開口854は、プラットフォーム856によって閉じられる。プラットフォーム856は、使用されないときに開口854を密閉するのに使用される。一実施形態では、プラットフォーム856は、閉じた状態のときに開口854を円周方向に取り囲む。プラットフォーム856は、ノズル852上で軸方向に摺動でき、プラットフォーム856が充填中に開口854をさらすのを許容する。使用中、容器の底部300は、ノズル852が穴302に入るのを許容しながらプラットフォーム856を押し、従って、開口854をさらす。プラットフォーム856は、充填後に閉じた状態に戻すことができる。プラットフォーム856は、スプリングなどの付勢力で動くことができる。代替的に、プラットフォーム856は、容器がノズルから取り除かれるために立ち上げられたときに、プラットフォームと容器との間の磁気吸引力の作用で閉じた状態に戻すことができる。プラットフォーム856及び/又はノズル852は、ノズルに対してプラットフォームを閉じた状態に固定するために戻り止め及びフランジを含む摩擦接合を含む。この接合は、打ち勝ち、それによって、プラットフォーム上の容器の下方力によってノズルの流路を開く。一実施形態では、記載された密閉プラットフォームは、飲料ディスペンサーと容器との間の流れを開始するためのバルブとして使用され、それによって、ノズル852の開口854がさらされるとすぐに流体の流れを許容する。
【0051】
ディスペンサー接続デバイスは、磁石又は磁性材料を含み、容器接続デバイス内に対応する磁石又は磁性材料を引き付ける。例えば、プラットフォーム856は、充填中にプラットフォーム856に容器を固定するために使用される磁性材料を含むリング864を含む。プラットフォーム856のリング864は、容器300の底部上のリング306を引き付けるのに使用される。一実施形態では、ディスク862は、容器がノズル852上に配置され開状態にあるときに容器接続デバイスのキャップ304を保持するための磁性材料を含む。
【0052】
プラットフォーム856及び/又はノズル852は、ノズルとプラットフォームと容器との間の液密接続のための一つ以上のシールを含む。例えば、ノズルは、開口854の上縁を密閉するためのシール858を含み、プラットフォーム856が閉じた状態の間開口854の下縁を密閉するシール860を含む。プラットフォーム856は、上面にシール866を含み、開いた状態のときに容器とプラットフォームとの間にシールを形成する。シールは、液密シールを維持するためにゴムのO−リング又は他のガスケットを含む。
【0053】
プラットフォーム856及び/又はノズル852は、プラットフォーム856がノズル852の端部から外れて摺動するのを防止するように形状づけられる。例えば、プラットフォーム856の上縁は、例えばシール858でノズル852の上部に抗して配置する大きな内径を有する。ノズル852の上部は、大きな大径を有し、プラットフォーム856の大きな内径と一致する。ノズル852の大きな外径は、プラットフォーム856がノズルの上縁から外れて摺動するのを防止する。シール858は、ノズル852にプラットフォーム856を保持するためのノズル852の大きな外径として使用され、ノズル及びプラットフォームが閉じた状態にあるときにシールを形成する。この実施形態は、シール858が付加される前にプラットフォーム856が取り付けのためにノズル852の上部上を摺動するので、容易な取り付けを可能とする。
【0054】
図9は、容器接続デバイスに接続される本発明の実施形態による代表的なディスペンサー接続デバイス900を示す。図9Aは、閉じた状態のディスペンサー接続デバイス900を示し、図9Bは、開いた状態のディスペンサー接続デバイス900を示す。ディスペンサー接続デバイス900は、その底部を通じて容器を充填するためのノズル902を含む。ノズル902は、開口908を含み、飲料ディスペンサーと容器との間に流体流路を形成する。ディスペンサー接続デバイス900は、ノズル902及びノズルを囲むプラットフォーム904を含み、プラットフォームは、そこを通ってノズルが移動することを許容される開口912を含む。プラットフォームは、可撓性部材として図9A−Bに示されたカラー906に直接的に取り付けられ、カラー906は、ディスペンサー接続デバイスの閉じた位置でノズルの開口908を覆い、ディスペンサー接続デバイスの開いた位置で開口908を覆わない。
【0055】
カラー906は、ノズル902に関してプラットフォーム904の移動を許容するために可撓性材料で作られるに加えて、ノズル902からの漏れを防止するためにゴム又はプラスチックなどの液密材料で形成される。ディスペンサー接続デバイスの閉じた位置では、プラットフォーム904の開口は、ノズルの端面と概ね一致して配置される。ディスペンサー接続デバイスの開いた位置では、カラーは、ノズル902の縦軸線に沿って、ノズル902に対してプラットフォーム904を移動するために外側に撓む。
【0056】
カラー906は、図6に示されるようにシールの代わりに又はシールに加えて使用される。代替的に、カラー906は、開口908の少なくとも一部分を覆い、使用されないときに流体の流れを防止する。カラー906は、様々な手段によってディスペンサー接続デバイス900とプラットフォーム904との間で接続される。一実施形態では、ディスペンサー接続デバイス900及びプラットフォーム904は、リップの周りに空間を含む。そのような実施形態では、カラー906は、空間内でかつ対応するディスペンサー接続デバイス900のリップ及びプラットフォーム904上で嵌合するように寸法づけられた突起部を対応的に含む。リップ及び空間は、プラットフォーム904及びディスペンサー接続デバイス900に対して固定されたカラー906を摩擦的に保持するように使用され、液密シールを形成する。代替的に又は加えて、接着剤がカラー906をプラットフォーム904に接続するのに使用される。
【0057】
プラットフォーム904は、ノズル902に対して容器を正確に配置するリム910を含む。リム910は、一つ以上の突起を含むフォークスタイルの連結器にすることができ、あるいは堅いリムにすることができ、様々な大きさ位の容器又はそれらの組み合わせに対応するために段階状底部を含む。本明細書中に記載された又は当業者に知られた他の実施形態は、代替的に、容器を配置する又は保持するのに使用される。シール914は、プラットフォーム904の基部の上面に含まれ、シールを容器に形成する。シール914は、開口部912を円周方向に囲む。
【0058】
ディスペンサー接続デバイス900は、容器接続デバイスに結合するために磁石又は磁気材料を含む。例えば、プラットフォーム904は、充填中に容器接続デバイスをプラットフォームに固定するために磁気又は鉄の材料を含む又はそれから形成されたリング916を含む。一実施形態では、ノズル902の上部は、充填中に容器接続デバイスのキャップ(図示せず)を保持するために使用されるディスク918を含む。ディスク918は、キャップを引き付けるための磁石又は磁気材料を含み、及び/又は、キャップの対応する輪郭と接合するように輪郭づけられる。一実施形態では、ディスク918は、例えば、ディスペンサーから給仕される飲料の種類又はブランド、宣伝材料などの情報を含むことができる。
【0059】
図10−11は、ディスペンサー接続デバイスに接合される容器接続デバイスの代表的な実施形態を示す。取り付けが行われるとき、容器接続デバイス及びディスペンサー接続デバイスは、係合して容器と流体源との間に流路を形成する。次に、容器は、その底部分から充填される。容器がディスペンサーから取り除かれると、容器接続デバイスは、ディスペンサー接続デバイスから取り外されて、容器を洩れないように密閉する。
【0060】
図10は、流体源と容器との間の流体の流れのために開状態にある図6のディスペンサー接続デバイス900に接続された図4A−Bの容器接続デバイスを示す。接続されると、ノズル602は、上区分磁石424とキャップ磁石432との間の磁気吸引力に勝ってキャップ430を押し、容器406の内部に開口604をさらす。また、容器406は、容器接続デバイスの下区分404の磁石426を引き付けるので、プラットフォーム606の磁石608によってこのプロセス中安定化される。図示のように、ノズル602のヘッドは、充填処理中にキャップを正確な整合に維持するためにキャップ430の凹部434と敬意するように形状づけられる。
【0061】
図11は、流体源と容器との間の流体の流れのための開状態にあるディスペンサー接続デバイス1100に接続された図5A−Bの容器接続デバイス500を示す。接続されると、ノズル1102は、上区分502とキャップ530との間の閉じた付勢力に勝ってキャップ530を押し、それによって、リム528の開口536を覆わない。この実施形態では、キャップは、磁気吸引力、スプリング又はデバイスに適当な付勢力によって付勢力によって閉じられる。
【0062】
図12は、容器接続デバイスを有する容器と、ディスペンサー接続デバイスを有するディスペンサーとを含み、それぞれが本明細書中に記載された様々な特徴を含む、本発明の実施形態による代表的な分配システムの分解図である。当業者は、本明細書中に記載されたこれらの特徴及び他の特徴を様々な実施形態で組み合わせることができ、その全てが本発明の範囲内にある。システム1200は、容器接続デバイス1202を有する容器と、ディスペンサー接続デバイス1204を有するディスペンサーとを含む。
【0063】
一実施形態では、容器1206は、容器接続デバイス1202を含む。容器接続デバイス1202は、キャップ1208、キャップハウジング磁石1210、シール1212、リム1214、リムハウジング磁石1216、シール1218、底区分1222及び底ハウジング磁石1220を含む。磁石1210、1216、1220は、容器接続デバイスの様々な空間内に嵌合する一つ以上の磁気片、固体磁石リング、又は容器接続デバイスのそれぞれの構成要素に組み入れられた材料にすることができる。シール1212、1218は、O−リング又はゴムガスケットなどのあらゆるシールデバイスにすることができる。
【0064】
一実施形態では、伽プロセスガスハウジング磁石1210は、キャップ1208の周囲の周りに等しく離間された5つのネオジム磁石1210からなり、シール1212によって適所に保持される。シール1212は、概ねディスク形状のゴムガスケットを含み、閉じた状態のキャップでシールを形成する。リム1214は、キャップが開いた状態にあるときに流体の流れを許容する開口を含み、閉じた状態のキャップ1208を付勢するために互いに動作する、5つのキャップハウジング磁石に対応する5つのネオジム磁石からなるリムハウジング磁石1216を含む。シール1218は、リム1214を容器1206に対して密閉する。底区分1222は、リム1214に接合し、ディスペンサー1204を引き付けるためのネオジム磁石1220を含む。
【0065】
図12の実施形態では、ディスペンサーは、フィラーバルブのための第1シール1224、フィラーバルブ磁石1228、ノズル1230、フィラーバルブ1226とノズル1230との間のカラー1232、及び、第2シール1231を含む、ディスペンサー接続デバイス1204を含む。第1及び第2シール1224及び1231は、ディスペンサー接続デバイス1204と容器接続デバイス1202との間に液密シールを形成するためのO−リング、ガスケット、又は他のデバイスにすることができる。
【0066】
一実施形態では、ノズル1230は、キャップ1208を押してディスペンサーと容器との間に流路を形成するために容器接続デバイス1202を通って入るシャフトにすることができる。ノズルは、そこを通る流体の流れを許容するための一つ以上の開口を含む。フィラーバルブ1226は、ノズル1230の縦軸線に沿って動き、ノズルを通る流体の流路を開閉する。フィラーバルブ1226は、容器接続デバイス1202の底区分1222と接合するリムを含むように輪郭づけられる。この接続は、ディスペンサー接続デバイス1204及び容器接続デバイス1202が接合/非接合中に共に動くのを許容し、漏れを低減する。磁石1228は、フィラーバルブ1226に接続されたネオジム磁石リングにすることができ、容器接続デバイス1202の底区分1222の磁石1220を引き付けるように設計され、容器接続デバイス1202が使用中にディスペンサー接続デバイス1204と共に動くのを確実にする。磁気吸引力は、充填処理中に容器1206を安定させる。カラー1232は、容易に圧縮するように形状づけられるがフィラーバルブ1226のための付勢力を提供してノズル1230を閉じるためにその予め圧縮された形状に戻って拡張する可撓性ゴム材料から形成される。カラー1232は、使用中漏れに対する保護を提供する。
【0067】
一実施形態では、ディスペンサーは、たらい、ドレイン、照明等の他の特徴を更に含む。例えば、ディスペンサーは、スイッチ、照明又は他の特徴のためのハウジング1234を含む。ハウジングは、ディスペンサーに接合された飲料の種類又はブランドを識別するように広告又は識別スペースとして使用されることができる。ハウジング1234は、充填処理中に液体を照明するLED照明を含むことができる。圧力スイッチは、LED照明を引き起こすためにハウジングに組み込まれ、あるいは、容器がハウジングで検知されるときに充填プロセスを作動するのに使用される。LED照明は、代替的に又はその上に、ディスペンサー接続デバイスのたらい又は他の部分の周りに収容される。また、ディスペンサーは、たらい1236を含み、充填処理中にあらゆるオーバーフローを捕まえる。たらい1236は、その上部から超過した泡を取り除くために発泡飲料を意図的にあふれだすのに使用される。たらい1236は、使用後に容易に浄化するのを許容するドレイン1238を含む。ディスペンサーは、流体源にディスペンサーを接続するための導管1240を含む。導管は、多数の流体源への取り付けを許容するマニホルドにすることができ、それによって、ディスペンサーが多数の飲料のために使用されるのを可能にする。そのような実施形態では、所望の飲料は、マニホルド選択部材のスイッチ又は回転によって使用者によって選択されることができる。分配システムの上述のいくつかの実施形態及びその組み合わせは、使用の間で分配システムから液体を取り除くための洗浄デバイスをさらに含む。図13−14は、本発明の実施形態による代表的な洗浄デバイスを示す。流体導管は、マニホルドを介してなど直接的又は間接的にディスペンサーに接続される。バルブは、流体導管とノズルとの間に接続される。また、水又は洗浄ラインは、別個のノズルを介してディスペンサーに接続される。洗浄ラインは、流体源の一つがディスペンサーに接続されるようにマニホルドに代替的に接続される。ひとたびビールなどの選択の液体が注がれると、ビールラインを接続するバルブと容器は閉じられる。ディスペンサーを接続するバルブと洗浄ラインは、ディスペンサー及び接続を洗浄するために開かれる。ドレインは、接続から洗浄流体(例えば、水)を排出するために含まれる。次に、新しい容器は、前の液体の選択と混合しないで接続され充填される。好ましくは、水は、ディスペンサー及び接続デバイスを洗浄するのに使用される。しかしながら、洗浄媒体、溶液、アルコール、又は強制空気などの他の物質が接続デバイスから前の内容物を取り除くために使用されることができる。
【0068】
図13は、本発明の実施形態による代表的な洗浄デバイス1300を示す。ディスペンサーは、前述のようにノズル1302を含み、ビールラインなどの液体導管1304に接続される。また、ディスペンサーは、液体導管1304とノズル1302との間にバルブ1305を含み、所望の液体の流れを開始及び停止する。また、フローメーター1308が液体導管1304に接続される。ひとたび容器がディスペンサーに接続されると、バルブ1306は開かれて、所望の液体が液体導管1304からノズル1302を通って容器の中に流れるのを許容する。バルブ1306は、容器が満たされると、流体の流れを停止するために閉じられる。また、洗浄ライン1308は、水などの洗浄源にノズルを接続するディスペンサーに接続される。洗浄バルブ1310は、洗浄ライン1308とノズルとの間に含まれて、充填プロ制御アッセンブリ後に洗浄流体がノズル1302を洗浄するのを許容する。バルブ1306及び洗浄バルブ1310は、手動的に又は自動的に作動される。一実施形態では、バルブ1306及び洗浄バルブ1310は、バルブが電磁石によって作動されるときに流体流路外に保持された剛球を含む電磁石バルブである。剛球は、バルブが閉じられたときに流路を遮断するのを許容される。
【0069】
ドレインバルブ1312は、ディスペンサーから洗浄流体を排出するために洗浄バルブと関連して使用される。一実施形態では、洗浄流体がディスペンサーを通して流れるのを許容する洗浄バルブを作動することは、ドレインバルブ1312を作動する。従って、ドレインバルブ1312は、ノズル1302をすすいだ後に洗浄流体のための代替流路を提供し、洗浄流体は、ディスペンサーから出ない。代替的に、洗浄流体は、選択された液体が適所に容器にあるときにノズルをとおしてディスペンサーを出るのを許容されることができる。この実施形態では、ディスペンサーは、注いだ後の洗浄流体を捕まえて処理するためのたらい及びドレインを含む。
【0070】
一実施形態では、使用後のディスペンサーを洗浄するための方法は、(1)容器をディスペンサーに接続すること;(2)流体が液体導管と容器との間で流れるのを許容するようにバルブを開くこと;(3)液体導管と容器との間の流体の流れを停止するためにバルブを閉じること;(4)ディスペンサーから容器を取り除くこと;(5)洗浄ラインに対して第2のバルブを開くこと;(6)ディスペンサーを洗浄すること;及び(7)洗浄ラインに対して第2のバルブを閉じることを含む。
【0071】
図14A−Bは、使用後に分配システムから液体を取り除くための洗浄デバイス1400の一実施形態を示す。この実施形態では、ディスペンサーに対する液体は、洗浄流体なしでディスペンサー接続デバイスから取り除かれ、液体が温かくなり分配位置で新鮮でなくなる可能性を減少する。ディスペンサーから液体を取り除くことによって、導管に沿って又は分配位置以下に冷却される。洗浄デバイス1400の動作は、以下に説明される。
【0072】
最初に、容器(図示せず)がディスペンサー1402上に配置され、圧力スイッチを作動する。圧力スイッチは、第1バルブ1404を開く。次に、第2バルブ1412が開かれて、液体導管1418から容器への流体の流路を形成する。第2バルブ1412は、スイッチを使用することによってバルブを手動的に作動するオペレーターによって開かれる。充填中、第1カラー1406及び第2カラー1408は閉じたままである。ゴムバンドなどのスプリング1410は、カラーを閉じた位置に付勢するために使用される。そして、第2バルブ1412は、手動的又は自動的に閉じられて、容器への流体の流れを遮断する。それから、容器は、ディスペンサー1402から取り除かれて、圧力スイッチを非動作する。次に、圧力スイッチがバルブ1404をオフにし、同時に第2バルブ1412をオンにし、液体ラインは、ディスペンサーにまだ閉じられている。しかしながら、液体は、第2カラー1408に達し、流体ライン1418からの液体と共に充填し、第2カラー1408を拡張させる。拡張する第2カラー1408は、第1カラー1406に、シール1414を閉じている間ディスペンサーからの液体を第1カラー1406の中に引き込ませる。シール1414は、容器が充填されない間、汚染物質が分配システムに入るのを防止する。ガイドロッド1416は、第1及び第2カラーが適切に拡張した状態と折りたたまれた状態との間で移動するのを許容するために使用される。
【0073】
図15は、洗浄デバイスを含む、本明細書中に記載された様々な実施形態を含む例示的な分配システムを図示する。図15は、記載され図4A−B及び図6に図示された特徴を含む代表的な分配システムを示す。同じ符号を有する特徴は、上述のように同じ構成要素を表す。容器接続デバイスは、容器406を通じて互いにねじ込まれた上区分402及び下区分404を含む。O−リングなどのシール422及び420は、容器406と容器接続デバイスとの間の液密シールを形成するのに使用される。キャップ430は、容器接続デバイスのためのバルブを形成する。ゴムガスケットなどのシール436、438、440は、キャップ430と上区分402との間及び下区分404とディスペンサープラットフォーム606との間の液密接続を形成するのに使用される。磁気リング432および424は、キャップ430を閉じるように付勢し、磁気リング426及び608は、容器接続デバイスをディスペンサー接続デバイスに結合する。ノズル602は、磁気吸引力に勝るようにキャップ430を押して、容器接続デバイスのバルブを開く。ノズル602がキャップ430を押して開いている間も磁石432及び424は互いに引き付け合い、その吸引力は、充填中にノズル602の先端上にキャップ430を保持する。キャップ430及びノズル602の輪郭は、充填処理中に容器接続デバイスに対してキャップを正確に保持するのを助ける。
【0074】
一実施形態では、つなぎ綱、コイル、スプリング又は他のデバイスが、キャップが容器の底部と整合されたままにし、ノズルが取り除かれた後に正確に閉じるのを確実にするために使用される。キャップは、磁気材料を組み込む概ね磁気材料で作られ、又は、下方の力を形成するための別個の磁気リング又は磁気片を含む。対応する磁石は、キャップを閉じるように引っ張る限り、ピッチャーの内側又は外側に配置される。他の実施形態は、重力又は押し付けなどのキャップを閉じるための他の力を使用する。
【0075】
一実施形態では、磁石の他の組は、容器とディスペンサーとの間に使用される。容器は、ディスペンサーを引き付けるための別個の磁石を使用し、又は、キャップを引き付けるために使用される同じ磁石を使用する。これらの磁石は、充填されている間、容器を安定にするのに使用される。他の実施形態は、ピッチャーと基部との間の締め付け又は接合嵌合などのピッチャーを安定にする他の力を使用する。
【0076】
一実施形態では、分配システムは、装飾的なデバイスを含む。例えば、LED照明1502は、ハウジング1504に含まれ、何の液体が選択されているか、何の容器406が接続されているか(例えば、ピッチャー又はグラス)、容器が正確に接続されているかなどに応じて様々なパターンに点滅又は点灯する。また、照明するために充填飲料の下で照明を使用すると、その飲料をより魅力的な、またはおいしそうに見せることができる。例えば、暗いビールの下の琥珀色の光は、より広い消費者層にアピールするために、その外観を変更することができる。様々なビール又は特定の飲料に対して完全にその光又はその色の色合いを変更することを達成できる。ピッチャーが充填されるときに光又は照明がオンになり、ピッチャーが様々な電気的、機械的又は磁気的手段によってディスペンサーから取り除かれるときにオフになる。代替的に、照明は、容器上にイメージ、メッセージ又は広告を投影するように変更することができる。また、容器406は、満たされるときに回転又は移動することによって顧客の関心を高めることができる。また、ハウジング1504は、ディスペンサー又は照明を制御するためのスイッチ1506を含むことができる。
【0077】
一実施形態では、ディスペンサーは、流体源に接続される。ディスペンサーは、多数の液体を同じディスペンサーに接合するためにマニホルド1508を通じて一つ以上の流体源に接続される。スイッチは、所望の液体を選択するために使用される。
【0078】
一実施形態では、洗浄デバイスはディスペンサーに接続される。例えば、洗浄ライン1510は、使用の間の接続を洗うのに使用される。これは、様々な飲料が同じディスペンサーに接続されるのを許容し、故意でない汚染物質又は飲料の混合を減少又は防止する。これは、飲料が接続ラインで着座して上述したように温かくなるか新鮮でなくなるのを防止する。ドレインバルブ1512は、注いだ後に洗浄流体のための代替通路を提供することを含む。ドレインライン1514は、ドレインバルブ1514及びたらい1516に接続されて充填中のあふれ出る流体又は洗浄後の洗浄流体を取り除く。
【0079】
一実施形態では、ビールタップハンドルの外観のレバーは、分配システムからの容器の充填の開始及び停止をするためのスイッチとして使用されることができる。代替的な実施形態は、注ぎを開始するタップハンドルに加えて他のデバイスを含む、バルブを開くためにボタンを押すこと、ノブを回すこと、または圧力がかかった液体の流れを開始するための他のデバイスを含む。また、流体の流れの開始は、圧力スイッチの使用によって、又はディスペンサー接続デバイスとの容器接続デバイスの接続を通じた流体流路を開放することによって自動的にすることができる。タイマーは、パイント又はピッチャーなどの計画された容器の大きさに依存して容器を満たすために代替的に作動されることができる。圧力スイッチなどの他の自動デバイスもまた、容器が満たされたときに流体の流れを自動的に止めるのに使用されることができる。デバイス及びアッセンブリの実施形態を利用することで純粋に美的処理をすることができる。流れは、電気スイッチ又は他のデバイスによって制御されることができる。従って、タップハンドルは、美学、有用性、又は個人的な好みに基づいて任意の方法を配置することができる。
【0080】
本システムの実施形態は、重ねられたアルコールの注ぎを形成するために使用されることができる。グラスの底部を通して分配することによって、人がやらなければならない全ては、上になる部分を有する底部から最初のショットグラスをそれらに充填するオーダーでパーツを配置することである。アッセンブリは、アプリケーションに依存して充填デバイスを通じた流れを減少するように調整されることができる。従って、じょうごが合うコールのショットのために使用される場合、その流れは、アルコール飲料をショットグラスに滴下するのを可能にするために減少される。しかしながら、デバイスがビール、ソーダー、又は他の飲料に使用される場合、その流れは増加される。また、ノズルは、同時に多数の液体によって充填するのを許容するために様々な高さで専用の導管と関連した一つ以上の開口で設計される。例えば、この実施形態は、黒色と黄褐色などの層状ビールに使用されることができ、あるいは、チェリーコークなどの風味のある炭酸飲料で使用されることができる。
【0081】
また、本明細書中に記載された容器接続デバイスは、ディスペンサーによって充填された後に容器の内容物を排出するために除去システムで使用されることができる。除去システムは、容器からの内容物を急速に排出するために、例えば“ビールパイプ”として使用される。除去システムは、容器接続デバイスに接続され、容器の底部を通じて内容物を急速に除去する。例えば、図16A−Bは、本明細書中に記載された容器接続デバイスで使用された除去システムの代表的な実施形態を図示する。
【0082】
図16A−Bは、容器の底部1604を通じて容器1602からの飲料を分配するのに使用される代表的な除去システム1600を示す。一般的に、急速なドレインアタッチメント1616は、その底部1604を通じて内容物を排出するために容器1602に接続される。導管1606は、急速なドレインアタッチメント1616に連結され、所望の場所に容器1602からの液体を移送するために使用される。急速なドレインアタッチメント1616の結合端部は、容器1602の底部のバルブと整合かつ相互作用するプラットフォーム1608を含む。プラットフォーム1608とバルブとの間の相互作用は、除去中流体の流れを許容し、接続されたときに急速なドレインアタッチメント1616と容器1602との間にシールを提供する。バルブは、容器1602の底部の穴又は開口を覆うキャップ1610にすることができる。キャップ1610は、通常、付勢されて閉じてあり、液体が容器1602を出るのを防止する。急速なドレインアタッチメント1616及びキャップ1610は、連結されたときに相互作用し、容器1602と導管1606との間に液体が流れるのを許容する。
【0083】
一実施形態では、キャップ1610は、磁気材料又は鉄金属を含む。キャップを通常閉じた状態に付勢するために、容器1602の底部1604は、キャップ1610の磁気材料を引き付ける磁気材料又は鉄金属を含むリング1612を含む。ガスケットなどのシール特徴部(図示せず)は、キャップ1610がリング1612の作用下で適所に設置されるときに液密シールを確実にするために使用される。
【0084】
急速なドレインアタッチメント1616は、キャップ1610と相互作用して容器1602から飲料を分配する。急速なドレインアタッチメント1616は、容器1602からの液体を所望の場所に移送するために導管1616を含む。導管1606は、可撓性部分1614を含み、所望の場所に対する流体流路の容易な構成を可能にする。導管1606は、容器1602を充填するために除去システム1600のプラットフォーム16088と相互作用する。急速なドレインアタッチメント1616が容器1602に接続されたときに、指部1618は、容器のキャップ1610を上げるために使用され、容器1602と導管1606との間に液体が流れるのを許容する。一実施形態では、急速なドレインアタッチメント1616は、プラットフォーム1608を含んで急速なドレインアタッチメント1616と容器1602との間の接続を密閉する。プラットフォーム1608は、容器1602のリング1612を固定するための磁気材料又は鉄金属を含むリング1620を含み、それによって、内容物の除去中に容器1602への急速なドレインアタッチメント1616の接続を固定する。プラットフォーム1608は、ガスケットなどのシールを付加的に含み、急速なドレインアタッチメント1616と容器1602との間の漏れを減少する。
【0085】
急速なドレインアタッチメント1616は、以下に説明されるように、容器1602を充填した後に使用される。容器は、飲料ディスペンサーから外されて急速なドレインアタッチメント1616に接続される。使用では、急速なドレインアタッチメント1616が容器1602に接続されるときに、指部1618は、容器のキャップ1610を押しあける。次に、急速なドレインアタッチメント1616は、可撓性部分1614を更に含むことができる導管1606を潜在的に通じて、容器1602の底部1604から容器1602の内容物を急速に取り除くために使用される。例として、急速なドレインアタッチメントは、“ビールパイプ”を形成するためにピッチャーなどの飲料容器で使用される。急速なドレインアタッチメント1616は、指部1618を引き起こすための開口メカニズムを含み、容器1602のバルブを開いて、容器1602の底部1604の外への流体の流れを許容する。急速なドレインアタッチメント1616は、代替的に又は付加的に、導管1606の流出を止めるために出口にバルブを含むことができる。
【0086】
図17は、いくつかの実施形態による分配システムのバルブの代表的な前方上右斜視上図を示す。バルブ1700は、ハウジング本体1701、バルブブロック1709及び下ブロック1711を含む。スライドロッド1702は、下ブロック1711に接続され、下ブロック1701の凹部領域内に配置される。凹部領域は、スライドロッド1702を収容するように形状づけられる。また、バルブ1700は、バルブ1700を流体容器(図示せず)に接続するためのノズル1705と、閉じた状態から開いた状態にバルブ1700を移動するためのバルブアクチュエーターアッセンブリ1710と、バルブ1700を流体源(図示せず)に接続するための継手1721とを含む。バルブ1700の一つ以上の開口1751は、背圧リリーフ穴/ベント穴として作用する。これらのベント穴は、キャップがノズルから除去された場合にフィラーから背圧が解放されるのを許容し、結合器が閉じた状態にある間残りの流体が排出するのを許容する。図25において説明されるように、流体は、バルブ1700から開口2550の第2の組を介して流体容器に流れる。参照の目的のために、軸線1750は、図示され、バルブ1700と、ハウジング1701とバルブブロック1709と下ブロック1711とにノズル1705を縦方向に接続するノズル1705の中心とを通って配置される。
【0087】
図18は、いくつかの実施形態による分配システムのバルブの代表的な上面図を示す。この図では、継手1721は、軸線1750の右側にずれている。バルブ1700は、例えば、バルブ1700を流れる流体の跡を保持するために流体容器と流体センサー1808の存在を検出する容器センサー1714などの一つ以上のセンサーを含む。一実施形態では、バルブ1700は、流体を流体容器の中に分配することに関連した電気的及び/又は機械的分配ロジックを制御するためのプロセッサー(図示せず)と共に使用することができる。一実施形態では、バルブ1700は、流体源からの流入流体を回転するために構成される。次に、流体センサー1808は、流体容器の中に分配する流体の量を決定するためにプロセッサーによって使用される、流体の回転速度を検知する。図19は、いくつかの実施形態による、分配システムのバルブの代表的な後正面図を示す。この図では、継手1721は、軸線1750の右側に見られることができる。図20は、いくつかの実施形態による、分配システムのバルブの代表的な左側正面図を示す。この図では、バルブアクチュエーターアッセンブリ1710の右側に見られることができる。流体は、流体源から継手1721を通ってバルブ1700の中に流れる。一実施形態では、継手1721は、軸線1750からオフセットされる。これは、流体をバルブブロック1709内で回転させる。回転する流体は、バルブ1700が流体センサー1808を使用して流体の流れをたどることを許容する。時間内での回転数(流体の角速度)に基づいて、プロセッサーは、バルブ1700によって分配された流体量を計算する。分配された流体量に基づいて、プロセッサーは、接続された容器が所望のレベルまで満たされるときにバルブ1700を閉じる。
【0088】
図21は、いくつかの実施形態による、分配システムのバルブの代表的な後方左上面図を示す。バルブ1700は、ハウジング本体1701、バルブブロック1709及び下ブロック1711を含む。また、バルブ1700は、バルブアクチュエーター1710と、流体源に対する継手1721と、流体容器(図示せず)に結合する結合器2105とを含む。一実施形態では、バルブアクチュエーター1710は、ソレノイド1706と、ソレノイドばね、ソレノイドプランジャー2207を含む(図22)。作動されるとき、ソレノイド1706は、ランプ2110をソレノイド1706の方に動かす。一実施形態では、ランプ2110は、大きな幅の端部2311と狭い幅の端部2312とを含む(図23)。ランプ2110の上面は、概ね平らであり、ランプ2110の底面は、くさび形状を有する、あるいは、大きな幅の端部2311から狭い幅の端部2312に概ね先細りになっている。ランプ2110がソレノイド1706の方に移動されると、ランプ2110の大きな幅の端部2311は、バルブ1700の軸線1750の方に引っ張られる。このランプ2110の動き及びその先細りの底面は、スライドロッド1702をバルブ1700から離れる方向にハウジング本体1701に対して下方に摺動させる。スライドロッド1702は、ハウジング本体1701に対して下方に摺動するとき、プランジャーシャフト2322及びプランジャー2326は、下方に引っ張られ、バルブ1700を開かせる。ソレノイドスプリング2117は、ソレノイド1706に接続され、プランジャーシャフト2322を、ソレノイド1706が作動された後にその元の位置に戻すように構成され、バルブ1700が閉じられるのを許容する(図23)。
【0089】
図22は、いくつかの実施形態による、分配システムのバルブの代表的な後方左下面図を示す。4つのねじ2218は、下ブロック1711をバルブブロック1709に接続するために使用される。二つのねじ2219は、ランプ2110を下ブロック1711に接続するために使用される。一実施形態では、ソレノイドスプリング2117は、ソレノイドスプリング2117の一端部が反対の端部での直径よりも大きな直径を有するように均一的に拡張した直径を有する。一実施形態では、スプリング2117の大きな直径の端部は、ハウジング本体1701に接続され、小さな直径の端部は、下ブロック1711に接続される。ソレノイドプランジャー2207は、ソレノイドスプリング2115内に配置され、ソレノイド1706及びランプ2110に接続される。
【0090】
図23は、いくつかの実施形態による、分配システムのバルブの代表的な後方左上分解図を示す。図23の上部から説明すると、バルブ1700は、ノズル1705、結合器2105、第1O−リング2316、バルブケース2310、第2O−リング2315、及びハウジング本体1701を含む。結合器2105は、バルブ1700を流体容器(図示せず)に接合するように構成される。流体容器が適当に配置されると、結合器2105は、流体容器の底部を開け、バルブ1700からの流体を受け入れるようにそれを可能にする。ノズル1705は、流体容器に接合されるように構成される。ノズル1705は、流体容器の底部上の対応する接合プレートと接続する接合プレートを含む。流体容器の底部がノズル1705上に押圧されると、ノズル1705の接合プレートは、ノズル1705が流体容器の内側に入り流体容器の底部を開けるように流体容器の接合プレートと接合される。典型的な分配システムのための接合プレート及び接合デバイス及び流体容器が本明細書中に記載される。結合器2105は、バルブケース2310とノズル1705との間の第1O−リング2316又は他のシールでバルブケース2310でバルブ1700に接合される。第2O−リング2315又は他のシールは、バルブケース2310とハウジング本体1701との間で使用される。
【0091】
ハウジング本体1701は、容器センサー1714及び流体センサー1708を含む。一対のねじ2350は、容器センサー1714をハウジング本体1701に接合するために使用される。一対のねじ2320は、流体センサー1708をハウジング本体1701に接合するために使用される。容器センサー1714は、流体コンテナの存在及び/又は正確な配置を検知するために構成され、流体センサー1708は、流体容器の中に分配された流体量を検知するために構成される。例えば、容器センサー1714は、流体容器の基部内の磁石を検知するために使用されるホール効果センサーにすることができる。あらゆる磁気材料が使用されることができる。また、圧力センサーあるいは接合された流体容器によって接触されたプレート又はボタンを押すなどの機械的なデバイスなど、他のセンサーが使用されることができる。また、ハウジング本体1701は、バルブ1700を開閉するために使用される、ソレノイドプランジャー2207、ソレノイドスプリング2117及びソレノイド1706に接合される。
【0092】
第3O−リング2304がハウジング本体1701とバルブブロック1709との間に配置される。継手1721が開口2350を介してバルブブロック1709に接続される。継手1721は、流体源導管又はチューブを嵌合するために鋭い端部を含む。また、他の接続が考えられ、ねじ接合部材を含む。バルブ1700は、バルブ構成要素を囲み、アクチュエーターアッセンブリ1710に接続するためにハウジング本体1701に沿ったバルブブロック1709及び下ブロック1711を含む。一実施形態では、プランジャー2326が流体の流れを制御するために使用される。プランジャー2326は、一方の位置にあるときに流体流路を閉じる又は密閉し、他の位置に対して縦方向に移動されるときに流体流路を開く。例えば、プランジャー2326は、アクチュエーターアッセンブリ1710に接続されたプランジャーシャフト2322に接続される。閉じた状態では、プランジャー2326は、バルブ1700を密閉するためにバルブケース2310に抗して載置し、バルブ1700から流体容器への流体の流れを防止する。アクチュエーターアッセンブリ1710は、ソレノイド1706、ソレノイドスプリング2117、及びソレノイドプランジャー2207を含む。ソレノイドプランジャー2207は、直接的又は(リンク装置を介して)間接的にバルブプランジャー2326を制御する。
【0093】
図23に示されるように、ソレノイドプランジャー2207は、ランプ2110に接続される。ランプ2110は、ソレノイド1706から離れて配置された大きな幅の端部2311を有する、概ねくさび形状の底面を有する。プランジャーシャフト2322に接続されたスライドロッド1702は、ランプ2110に抗して載置する。作動されると、ソレノイド1706は、ソレノイドプランジャー2207をハウジング本体1701から離れる方向にソレノイド1706の方に引っ張る。ソレノイドプランジャー2207が引っ張られると、接続されたランプ2110も同じ方向に引っ張られ、ランプ2110のくさび状の底面にスライドロッド1702を下方かつハウジング本体1701から離れる方向に(軸線1750に沿って)漸進的に押す。また、ソレノイドプランジャー2207の引っ張りは、ソレノイドスプリング2117を巻き付けさせる。スライドロッド1702が下方に押されると、プランジャーシャフト2322を軸線1750に沿って引っ張る。これは、プランジャー2326を開位置に動かしバルブ1700を開き、プランジャー2326の上部の周りに流体流路を許容する。ソレノイド1706が作動された後、ソレノイドスプリング2117は、ほどかれてソレノイドプランジャー2207及びランプ2110をそれらの元の位置に戻す。これは、プランジャーシャフト2322及びプランジャー2326をそれらの前の位置に戻し、バルブ1700及び流体流路を閉じる。ランプ2110及びスライドロッド1702を含むリンク装置は、ソレノイドプランジャー2207の移動がプランジャーシャフト2322の移動から垂直方向に動作するのを許容する。従って、バルブ1700及びアクチュエーターアッセンブリ1710は、よりコンパクトな領域に格納される。
【0094】
一実施形態では、プランジャーシャフト2322は、二つ以上のフィンを有するタービン2327を含む。流体が継手1721を介してバルブブロック1709に入ると、流体は、軸線から外れ、従って、バルブ軸線1750を中心にして回転する。回転する流体は、タービン2327を回転する。タービンフィンは、流体センサー1708によって検知された磁石2329を含む。流体センサー1708は、磁石2329の存在を検知するためのホール効果センサーにすることができる。タービン2327が回転すると、磁石は検知される。回転数は、流体の流量を計算するためにプロセッサーによって使用されることができる。流体量から、流体が必要とされる時間の量に対して流れるのを許容することにより所望の量が分配される。様々なセンサー及び検知システムが流体の分配を検知するのに利用される。また、バルブ1700は、流体の流れを検知し流れの回転を減少するために、プランジャー2326の近くに流れガイド2323を含む。また、流れガイド2323は、プランジャーシャフト2322を案内するのに使用され、第4のO−リング2330(例えば、プランジャーシール)がバルブケース2310内に正確に配置されてバルブ1700を閉じる。
【0095】
一実施形態では、バルブ1700は、バルブ1700の内部の圧力を均等化するために、その下に圧力プレート(図示せず)を有するダイヤフラム2325を使用する。流体の圧力は、圧力場所がプランジャー2326上で上方に押し上げるのと同じ力でダイヤフラム2325及び圧力プレート(図示せず)で押し下げる。従って、バルブ1700を少ない力で開くことが可能であり、必要とされるよりもはるかに小さいソレノイド1706を許容し、高価で設計の複雑さを提供するワイパーシールの必要性を排除する。また、バルブ1700は、分配中に流体の温度を制御する温度制御システムを含む。導管2830(図28参照)は、バルブブロック1709のくぼみ2360の中に留まる。導管2830は、銅製チューブである。流体導管は、バルブ1700に入るように導管2830に沿って通る。例えば、冷却流体は、導管2830を通り、流体が分配される間冷たいままにすることができる。
【0096】
O−リング又は他のシールは、バルブ1700の様々な構成要素を連結するのに使用される。例えば、第1O−リング2316は、バルブケース2310とノズル1705との間にシールを形成し、第2O−リング2315は、ドレインパン(図示せず)とバルブケース2310との間にシールを形成し、第3O−リング2304は、バルブケース2310とバルブブロック1709との間にシールを形成する。ねじ、接着剤、結合などの様々な機械的なデバイスが構成要素を互いに連結するのに使用される。例えば、ねじ2318は、下ブロック1711をバルブブロック1709に保持するのに使用され、ねじ2319は、スロープ2110をソレノイドプランジャー2207に保持するのに使用される。保持リング2390は、スライドロッド1702をプランジャーシャフト2322に保持するためにE状クリップにすることができる。保持リング2328は、適所にタービン2327を保持するために使用される。一方の保持リング2328がタービン2327上にあり、他方の保持リング2328がタービン2327の下にある。
【0097】
図24は、バルブブロック、及び、いくつかの実施形態による、バルブのいくつかの内部要素を図示するために破線で示された下ブロックを有するバルブの代表的な後方右上面図を示す。ダイヤフラム2400は、ハウジング本体1701及びバルブ1700のいくつかの構成要素を含む。これは、スライドロッド1702、スロープ2110、ソレノイドスプリング2117、ソレノイドプランジャー2207及びソレノイド1706を含む。また、ダイヤフラム2400は、プランジャーシャフト2322、ダイヤフラム2325、タービン2327を含む。スロープ2110は、大きな幅の端部2311及び小さな幅の端部2312を有する概ね楔形状の底面を有し、大きな幅の端部2311は、ソレノイド1706から離れて配置される。スロープ2110は、小さな幅の端部2312でソレノイドプランジャー2207に連結される。作動されるとき、ソレノイド1706は、両方向矢印2415の一方向に沿ってハウジング本体1701から離れてソレノイド1706の方にソレノイドプランジャー2207を引っ張る。スロープ2110のくさび状底面は、両方向矢印2420の一方向に沿ってハウジング本体1701から離れる方向にスライドロッド1702を下方に押す。スライドロッド1702が下方に押されると、プランジャーシャフト2322を下方に押し、バルブ1700を開いて流体流路を形成する。ソレノイドプランジャー2207がソレノイド1706によって引っ張られると、ソレノイドスプリング2117が巻かれる。そして、ソレノイド1706が作動された後、ソレノイドスプリング2117がほどかれ、両方向矢印2415の他方の方向に沿ってソレノイドプランジャー2207をその元の位置に戻す。ソレノイドプランジャー2207をその元の位置に戻すことは、スライドロッド1702に、両方向矢印2420の他方の方向に沿ってプランジャーシャフト2322を上方に押させ、バルブ1700を閉じる。バルブ1700の開閉は、例えば、源ホース2410を介した飲料供給源2405などの流体源からの流体の流れに作用する。
【0098】
図25は、いくつかの実施形態による、バルブが閉じたときの位置にあるソレノイドを示すバルブの代表的な断面図を示す。ソレノイド1706が図25に示す位置にあるとき、バルブ1700から連結された流体容器(図示せず)へ流体は流れない。プランジャー2326がバルブケース2310に抗して上方に押されると、ノズル1705への流路を閉じる。バルブ1700が閉じられると、ソレノイドプランジャー2207の一部分がハウジング本体1701内にある。これは、ソレノイドプランジャー2207の元の位置とみなすことができる。また、流体がバルブ1700から流体容器の中に流れる流体開口2550が図25に示される。
【0099】
図26は、いくつかの実施形態による、バルブが閉じたときの位置にあるソレノイドを示すバルブの代表的な断面図を示す。ソレノイド1706がハウジング本体1701から離れる方向で矢印2505の方向にソレノイドプランジャー2207を引っ張ると(図25参照)、スロープ2110は、矢印2505と同じ方向に引っ張られる。くさび状底面を有するスロープ2110に基づいて、スライドロッド1702が矢印2605の方向に下方に押され、スロープ2110は、矢印2505の方向に動く。スライドロッド1702が下方に押されると、プランジャーシャフト2322も矢印2605の方向に下方に動く。これは、プランジャー2326を下方に動かし、開流路を形成し、流体が飲料供給源2405から継手1721及びハウジング本体1701を通って開口2550を介してバルブ1700の外へ流れ、流体容器(図示せず)の中に流れる。
【0100】
図27Aは、いくつかの実施形態による、多数のバルブを有する分配システムのハウジングの代表的な前方上右側図面を示す。分配システムハウジング2700は、第2前壁2706に結合された第1前壁2705を含む。第2前壁2706は、後壁2808に結合される上壁2807に結合される。第2前壁2706は、第1前壁2705及び上壁2807に結合され、第1前壁2705と上壁2807との間に傾斜して配置される。一実施形態では、第2前壁2706は、ユーザーインターフェースを表示するように構成され、使用者がオプションを選択し、ステータスを表示できることなどを可能にする。また、ハウジング2700は、第1側壁2710及び第2側壁2810を含む。第1側壁2710及び第2側壁2810の各々は、5つの縁部を有する。第1縁部は、第1前壁2707の幅と同じである長さ寸法2715を有する。第2縁部は、第2前壁2706の幅と同じである長さ寸法2720を有する。第3縁部は、上壁2807の幅と同じである長さ寸法2725を有する。第4縁部は、後壁2808の幅と同じである長さ寸法2730を有する。第5縁部は、第1前壁2705の底部から後壁2808の底部までの距離と同じである長さ寸法2735を有する。一実施形態では、分配システムハウジング2700は、一つ以上のバルブ1700を受け入れるための一つ以上の開口を含む。一つ以上の開口は、上壁2807にある。例えば、上壁2807は、4つのバルブ2755、2760、2765及び2770を受け入れるために4つの開口(図示せず)を含む。4つのノズル及びバルブ2755−2770のカプラーが図27Aに示される。4つのバルブ2755−2770の残りの部分は、上壁2807によって図から隠れている。上壁2807の外面は、充填領域とみなされることができる。
【0101】
一実施形態では、プラットフォーム2750は、上壁2807で使用される。例えば、プラットフォーム2750は、上壁2807上に配置され、プラットフォーム2750の表面と上壁2807の表面との間にクリアランスがあり高いプラットフォームを提供するように構成される。プラットフォーム2750の表面に複数の開口がある。これらの開口が流体の流出がプラットフォーム2750(分配プラットフォーム)の表面から上壁2807(充填領域)の表面まで行われるのを可能にする。一実施形態では、分配システムは、充填領域の周りに排出システムを含む。排出システムは、分配プラットフォームからこぼれた流体を取り除き、ドレイン又はシンクなどの処分システムに流体を移送するための導管又はチューブを使用する。排出システムは、分配システム又は分配プラットフォームを取り囲み、常備の液体から供給領域を比較的自由に維持する。また、プラットフォーム2750は、バルブ2755−2770に対応する開口と、対応する流体容器の底部とを含む。流体源への接続と共に分配システムハウジング2700とバルブ2755−2770との組み合わせは、存在する調理台に配置され又は調理台又は配膳面に組み込まれる一体の分配システムを提供する。
【0102】
一実施形態では、分配システムは、取り付けられた流体容器のための充填オプションを提供するユーザーインターフェースを含む。ユーザーインターフェースの例は、第2前壁2706に示される。例えば、第2前壁2706は、第1ユーザーインターフェース区分2772及び第2ユーザーインターフェース区分2774を含む。第1ユーザーインターフェース区分2772は、バルブ2755と関連したオプション及びバルブ2760と関連した同様のオプションを含む。第2ユーザーインターフェース区分2774は、バルブ2765と関連したオプション及びバルブ2770と関連した同様のオプションを含む。
【0103】
図27Bは、いくつかの実施形態による、ユーザーインターフェースの代表的な詳細図を示す。ユーザーインターフェースは、自動のための、半自動のための、又は手動制御のためのオプションを含む。図27Bに示された図は、第1ユーザーインターフェース区分2772に対応する。自動充填に対し、容器のサイズ及び/又は充填レベルが選択される。例えば、自動モードを設定するために、自動オプション2780Aが選択され、そして、容器サイズのオプション2781A、2782A及び2783Aの一つが選択される。このモードでは、流体容器が充填プラットフォームの中に正確に配置されると、流体は、流体容器の中に自動的に分配され、流体の予め決められた量が分配された後に流体の流れが自動的に停止される。分配される流体の量は、選択された容器サイズのオプションに基づいて決定される。ユーザーインターフェースは、開始オプション2790Aと、手動モード又は半自動モードで使用される停止オプション2792Aを含む。例えば、完全な手動モードでは、使用者は、開始オプション2790Aを選択することによって流体を流体の容器の中に分配するのを開始することができる。そして、使用者は、適当な時間で停止オプション2792Aを選択することができ、流体容器への流体の流れを停止することができる。
【0104】
半自動モードでは、使用者は、自動オプション2780Aを選択することができ、容器サイズのオプション2781A−2783Aの一つを選択することができ、充填プラットフォーム上に流体容器を正確に配置することによって流体を流体容器の中に自動的に流すことができる。この例では、流体の流れを自動的に停止するのを待つ代わりに、使用者は、流体の予め決められた量が流体容器の中に分配される前に停止オプション2792Aを選択することができる。半自動モードの使用の他の例として、使用者は、容器サイズのオプション2781A−2783Aの一つを選択し、充填プラットフォーム上に流体容器を配置し、それから、開始オプション2790Aを手動的に選択することができる。次に、分配システムは、流体を流体容器の中に分配し、流体の適当な量が分配された後に分配を停止する。分配される量は、選択された容器の大きさに基づかれる。
【0105】
ノズル1705は、概ね閉じた位置にあり、立ち上がった接合プレートを含む。接合プレートが立ち上がった状態で、ノズル本体内の開口2550が、閉じられる。流体容器がノズル1705に接合されると、接合プレートはノズル1705及び軸線1750に沿って下方に押され、開口2550が開いて、分配システムと接合された流体容器との間に流体流路を形成する。
【0106】
また、使用者は、クリーニングオプション2785A及び装填オプション2786Aを含む。また、状況情報がユーザーインターフェースに表示される。状況情報は、分配システムが分配する準備ができているか否かを使用者に示すことができる。一実施形態では、状況情報は、光などの可視インジケーターを使用して実装される。例えば、ユーザーインターフェースは、照明2794Aを設定して、分配システムが分配する準備ができていることを示す緑色を表示することができ、あるいは、照明2794Aを設定して分配システムが分配する準備ができていないことを示す赤色を表示することができる。別の例として、開始オプション2790A及び停止オプション2792Aの周りに配置された一組の緑色の照明が対応するバルブのノズルが開くのを示すために点灯される。一組の赤色の照明が同様に配置され、対応するバルブのノズルが閉じられたときに点灯される。上述のように、容器センサー1714は、分配プラットフォーム上への流体容器の存在及び/又は適当な配置を検知するために使用され、流体センサー1708は、分配される流体の量を決定するために使用される。
【0107】
一実施形態では、また、ユーザーインターフェースは、流体量オプション2794Aを含み、流体容器の中に自動的に分配される流体量(又は満杯量)を制御する。例えば、使用者は、減少オプション2796A(例えば、マイナス記号を有するボタン)を使用して、量を減らし、増加オプション2798A(例えば、プラス記号を有するボタン)を使用して量を増やす。図示していないが、ユーザーインターフェースは、他の制御、使用者情報、又はインジケーターを含むことができる。
【0108】
第1ユーザーインターフェース区分2772が第2バルブのための他のユーザーインターフェースを含むように図示され、同様の組のオプションを有するように構成される。これは、自動オプション2780B、容器サイズオプション2781B、2782B、2783B、開始オプション2790B、停止オプション2792B、満杯レベル減少オプション2796B及び増加オプション2798Bなどを含む。一実施形態に対し、バルブ及び対応するユーザーインターフェースの各々は、同じタイプの飲料又は異なるタイプの飲料と関連される。
【0109】
ユーザーインターフェースのオプションは、例えば、タッチスクリーン、ボタン、トグル、スイッチ、ダイヤル、ノブ、ライト、サウンドなどの電気的又は機械的なオプションを含む。一実施形態では、ユーザーインターフェースは、プロセッサーを含む電気要素と関連される。ユーザーインターフェース及び電子機器は、分割プレート2825によってバルブ及び流体源から分離される(図28参照)。また、分割プレート2825は、空気の流れを提供すると共に電気要素の過熱を減少させるための開口を含む。ロック機構2835が分割プレート2825を適所に維持するために使用される。
【0110】
図28は、いくつかの実施形態による、多数のバルブを有する分配システムの代表的な下方前右側図面を示す。図28に示された4つのバルブは、図27に示された4つのバルブ2755−2770に対応し、図27に示されていないバルブ2755−2770の部分を反映する。図示のように、バルブ2755−2770は、流体源に接続されていない。一実施形態では、上壁2807は、充填領域にこぼれた流体を排出するためにドレイン継手2815を受け入れる開口を含む。現在の例では、ドレイン継手2815は、後壁2808の近くに配置される。ドレイン継手2815は、ドレイン管(図示せず)に接続される。ドレイン管は、分配システムの充填領域からの排出領域を例えばフロアドレイン又はシンクなどの排出場所に接続する。ドレイン管は、排出領域を排出場所に接続するチューブにすることができる。導管2830は、バルブ2755−2770に留めて温度調整された流体を供給する。流体導管は、導管2830に沿って配置され、流体は、輸送中所望の温度で残存する。温度調整された流体は、流体導管に概ね平行に輸送される、あるいは、流体導管の周りを概ね巻くか包むことができる。流体源からの温度調整された流体及び流体は、同心円状の導管などの協働する導管を通じて流れる。ポンプは、源からの調整された流体を分配システムのバルブに移送するのに使用される。温度調整器は、調整された流体の温度、従って、流体源からの流体の温度を維持するために加熱されたあるいは冷却された調整流体、液体又はガスを使用する。
【0111】
図29は、いくつかの実施形態による、バルブに接続された源チューブを示す分配システムの代表的な底面図を示す。源導管2905は、継手(例えば、継手1721)に接続され、あるいは、バルブ(例えば、バルブ2755)に直接的に接続される。継手は、とげがつけられあるいはねじ山が形成されて、源導管2905に直接的に又は間接的に接続する。源導管2095は、チューブにすることができる。各バルブに対して一つの源導管2905がある。現在の例では、4つのバルブに対して4つの源が図示される。ねじ付き部材がバルブに接続されて源導管2905から対応するねじ付き部材に接続する。
【0112】
図30は、いくつかの実施形態による、絶縁体の第1層を有する源チューブを示す分配システムの代表的な底面図を示す。図示のように、第1絶縁層3005は、バルブ2755−2770間にある源導管2095の部分の周りに巻かれる。源導管は、所望のレベルで流体の温度を保持するために絶縁される。上述のように、導管2830は、流体を所望の温度で継続的に冷却又は加熱する熱伝達システムを提供することが含まれる。導管2830は、源導管2095に接続され、移送される流体のための冷却源を提供する冷却水を通過する。一実施形態に対し、第1絶縁層3005は、アルミニウム材料の層及び発泡材料の層を含む。
【0113】
図31は、いくつかの実施形態による、絶縁体の第2層を有する源チューブを示す分配システムの代表的な底面図を示す。図示のように、第2絶縁層3105は、分配システムハウジング内にある源導管2095の部分および分配システムハウジングの部分的外側に延びる源導管2095の部分の回りを包む。一実施形態に対し、第2絶縁層3105は、発泡材料の層を含む。絶縁テープは、第1絶縁層3005及び第2絶縁層3105を源導管2095と共に保持するのに使用される。他の絶縁材料及び慣習の組み合わせも使用されることができる。
【0114】
図32は、いくつかの実施形態による、移送中に制御されることができる源流体の温度がどの程度かを示す代表的な冷却システムを示す。冷却システムは、冷却された又は冷たい液体を含む。液体3240は、例えば、冷やされた又は凍らされたグリコール、水又は食塩水、あるいは他の冷たい液体にすることができる。液体3240(例えば、グリコール)は、分配ポイントまで源流体(例えば、ビール)がずっと冷却し続けるのに役立つ。液体3240は、タンク又は容器3205に保持される。タンク3205は、冷却液体で充填されあるいは部分的に充填される。タンク3205は、インレット3204及びアウトレット3207を含む。また、タンク3205は、流入流体導管3225と接続する第1カプラと、流出流体導管3208と接続する別のカプラとを含む。また、タンク3205は、例えば、タンク3205内の液体3240のレベル、液体3240の温度などを含む目的を監視するための監視デバイス3209を含む。一実施形態に対し、冷却システムは、移動でき、タンク3205及び液体3240を水中に(完全に又は部分的に)沈めて冷やす。
【0115】
ポンプ3210は、タンク3205から液体3240をくみ上げるのに使用される。ポンプ3210は、分配システムに電力を供給するのに使用される同じ電源を使用して電力を供給される、あるいは、別個の電源を使用する。電力は、電力ライン3212を介してポンプ3210に供給される。ポンプ3210は、図28に示された導管2830を含む冷却システムを通じて液体3240を循環するために使用される。例えば、流入導管3208は、タンク3205からポンプ3210まで液体3240を移送するために使用される。導管3215は、タンク3205から分配システムまで液体3240を移送するために使用される。導管2830は、バルブ2755、2760、2765及び2770に接続されることによって分配システムを通じて液体3240を移送するのに使用される。導管3220は、ファン及び/又はラジエーター3250によって冷却される分配システムから離れる方向に液体3240を移送するのに使用される。導管3220は、ラジエーター3250の流入カプラを介してラジエーター3250に接続される。流入導管3225は、ラジエーター3250の流出カプラを介してラジエーター3250に接続される。上述の導管の各々に沿った液体3240の方向を示す方向矢印が図32に示される。
【0116】
導管3215は、移送中所望の温度に流体を維持するために源導管2095に沿って延びる。導管3215は、源導管2095に平行に延び、源導管2095(例えば、コイル)又はその組み合わせ(例えば、螺旋形ライン)を円周方向に囲む。
【0117】
一実施形態では、導管3215、3220及び3225は、ステンレス鋼又は銅又は高い熱伝導率の他の材料で作られることができる。一実施形態では、温度調整された空気は、導管3215及び源導管2095を所望の温度に維持するために使用される。例えば、流体源2405は、冷却ユニット内に収容され、流体を所望の温度に維持する。冷却空気ラインは、導管3215で使用され、移送中流体源2405から分配システムまでの流体の温度を維持する。
【0118】
分配システムは、既存のカウンターの上部に配置されるかカウンター又は給仕面3230に組み込まれる。代替的に、分配システムは、場所によって必要とされる給仕領域に組み込まれることができる構成要素として提供される。一実施形態では、分配システムは、情報が表示されて可視できる領域を含むことができる。例えば、イメージ、グラフィックス、製品ロゴ、顧客のアイコンなどは、第1前壁2705の領域に表示されることができる。情報は、例えば、オン/オフ又は開始/停止のメカニズムを含むバルブの機能に統合されることができる。情報は、純粋に審美的な目的のために表示される。例えば、顧客のアイコンは、分配システムによって分配されたビールと関連した一般的なビールのタップにすることができる。
【0119】
図33は、いくつかの実施形態による、分配システムによって使用される代表的な分配論理図を示す。分配システムは、電気的及び機械的構成要素を制御するための分配ロジックを含む。分配ロジックは、ハードウェア(回路、専用ロジック、ステートマシンなど)及び(汎用コンピュータシステムまたは専用マシン上で実行されるような)ソフトウェア、又はその双方の組み合わせによって実行される。分配ロジックは、組み合わせロジック及び有限ステートマシンで実装される。分配ロジックは、特定用途集積チップ(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、又はプロセッサー、あるいはそれらの組み合わせを含む。ソフトウェアが使用され、機械指令を含む。情報は、周辺のデバイスから受信される。情報は、周辺のデバイス上に表示される。
【0120】
図33を参照すると、分配ロジックは、プロセッサー3305及び情報及び指令を格納するように構成されたメモリー3310を含む。分配ロジックは、情報がプロセッサー3305によって送られる及びプロセッサー3305に送られることを可能にするバス3350を含む電気回路を含む。情報は、流体容器の適当な配置を示すために容器センサー1714によってプロセッサー3305に送られる。また、情報は、タービン2327の回転に基づいた流体の流れ量を示すために流体センサー1708によってプロセッサー3305に送られる。タイマー3355は、流れ時間及び流れ率を決定するために使用される。プロセッサー3305は、アクチュエーターアッセンブリ1710に情報を送り、アクチュエーターアッセンブリ1710のソレノイド1706を動かし、流体を流す。メモリー3310は、プロセッサー3305が流体容器に分配される流体量を計算及び決定するのを許容する指令及び/又は情報を格納する。
【0121】
プロセッサー3305は、ユーザーインターフェース3350からの情報を受け取り、ユーザーインターフェース3350上の情報を表示する。ユーザーインターフェース3350の実行は、使用者が自動充填モードを設定することができる自動モードモジュール3352と、使用者が手動充填モードを設定することができる手動モードモジュール3255を含む。また、ユーザーインターフェース3350は、使用者が流体を受け取る流体容器の大きさ又は容積を特定することができる容器サイズモジュール3357と、使用者が流体容器に分配される量を調整することができる充填制御モジュール3360を含む。電力モジュール3362は、分配システムを電源のオンオフするために使用される。ステータスモジュール3358は、使用者への状況情報を表示するために使用される。これは、分配の準備がされた又は分配の準備がされていない分配システムに関しての情報を含む。記載されていないが、分配ロジックは、本明細書中に記載された実施形態に従って分配システムが流体を流体容器に分配するのを可能にする他のモジュールを含む。
【0122】
図34は、いくつかの実施形態による、代表的な分配フロー図を示す。フロー図は、分配システムが自動モードで実行するよう設定されているときに適用できる。フローは、自動モード情報及び容器サイズ情報が受信されるブロック3405で開始する。適用できるとき、充填レベル情報も受信される。一実施形態では、自動モード情報及び容器サイズ情報は、流体がまだ分配されていないときにあらゆるオーダーで受信される。
【0123】
ブロック3410では、適当な流体容器配置情報は、流体容器が分配プラットフォーム上のバルブと接触して配置された後に受信される。容器の適当な配置は、流体容器の底部に配置された接合プレートがノズル1705上に配置された接合プレートと接合することを必要とする。上述のように、流体容器の底部に配置された接合プレートは、磁石を含む。ブロック3415では、信号は、バルブを開かせ、バルブから流体容器への流体の流路を開き、流体が流体容器の底部から流体容器の中に分配されるのを許容するために送信される。信号は、バルブアッセンブリ1710のソレノイド1706を動かしてプランジャー2326を開く。ブロック3420では、回転情報が受信される。回転情報は、タービン2327の回転を検知することに関する情報にすることができる。検知は、流体センサー1708によって実行される。磁石は、タービン2327のフィンに配置され、流体センサー1708は、ホール効果センサーにすることができる。回転情報及びタイマーからの情報に基づいて、分配量が決定される。
【0124】
ブロック3425では、決定された分配量は、容器の大きさ情報(及び適用可能な時の充填レベル情報)と比較される。決定された分配量が容器の大きさ情報よりも少ない時、流体容器への流体の流れは継続することが許容され、そして、比較動作が繰り返される。所望の流体量を正確に分配するのは困難である。一実施形態に対し、閾値は、流体の流れを停止するときを決定するために使用される。ブロック3430では、容器の大きさ情報(又は閾値内)に等しいあるいはほぼ等しい分配量に基づいて、流体容器への流体の流れが停止される。これは、バルブに他の信号を受信することを含み、プランジャー2326を閉じる。ひとたび充填された流体容器が分配プラットフォームから取り除かれると、情報が受信されて、別の流体容器を充填するため又は使用間の洗浄/清掃のために分配システムがリセットされて準備状態にすることを許容する。一実施形態では、上述のフロー図は、流体容器が満たされる前に流体の流れを停止するために、ブロック3425の動作中に停止オプション2792を選択することによって半自動分配モードに対応するために調整される。
【0125】
いくつかの特定の実施形態が本明細書中に記載されているが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。本発明は、本明細書に記載した特定の実施形態によって限定されるものではなく添付の特許請求の範囲によって画定されるものと理解されるべきである。記載された実施形態は、新規であると考えられかつ本発明の範囲内にある様々な特徴の単なる例であるので、一つ以上の記載した実施形態の機能および詳細は、本発明の範囲内にある他の実施形態を形成するために組み合わせることができ、付加されることができ、あるいは取り除かれることができる。本発明の実施形態は、容器と非固体(例えば流体又は液体)の材料の源との間の一定のシールが維持される必要がある場合に使用されることができる。本発明の実施形態は、容器が繰り返し的に源に(容器のシールの破損なしに)接続されると共に源から取り除かれることを可能にする。
【0126】
本発明の実施形態は、液体、飲料またはビールディスペンサーの観点から記載され本明細書中に示されているが、本発明の実施形態は、これに限定されず、他の液体及び物質にさらに適用可能であることを理解されるべきである。磁性材料を実装する実施形態では、ディスペンサーは、一つ以上の構成要素(例えば、非鉄物質)の磁気的相互作用に干渉しない物質で使用されるのが好ましい。さらに、本発明の実施形態は、その底部から容器を充填する観点で記載され本明細書中に示されているが、本発明の実施形態は、容器の底部分からの充填に適用可能であることを理解されるべきである。用語“底部”は、概ね、充填する液体の進入が概ね充填プロセスの少なくとも後半に対して容器の液体の表面の下からであるように容器のあらゆる下部分を含むことを理解されるべきである。例えば、“底部”は、容器が容量いっぱいに満たされている場合に最初に充填プロセスが容器の液体表面の上にある容器の側面を含み、その充填プロセスは充填プロセスの後半に対して容器の液体の表面の下になる。また、本発明の実施形態は、その上部分から閉じた容器を充填するために使用されることができる。
【0127】
本発明の実施形態は、添付図面を参照して完全に説明されているが、様々な変更および修正は当業者に明らかになることに留意すべきである。そのような変更および修正は添付の特許請求の範囲によって定義される本発明の実施形態の範囲内に含まれるものとして理解されるべきである。例えば、特定の例は、形状や材質のために提供されるが、実施形態は、このような形状を変更したり、一緒に材料を組み合わせたりすることなど当業者に明らかなバリエーションを含む。例えば、特定の実施形態は、容器又は飲料ディスペンサーのいずれかのリングに含まれた実施形態税材料又は鉄金属を含むが、実施形態は、それに限定されず、ブロック、ペレット又は他のバリエーションを使用することなど、容器又はディスペンサーに組み合わされた磁性材料を含むことができる。さらに、本明細書中に記載された実施形態は、概ね、流体流を形成するための飲料ディスペンサー及び流路を形成する別個のバルブを記載するが、これらの特徴は、単一のデバイスに組み合わされることができる。用語“結合された”は、結合部品間の直接的又は間接的なアタッチメントを含むことが意図される。さらに、本明細書中の実施形態は、例示的なバルブシステムに対して電気的及び機械的構成要素を記載する。実施形態は、同じ結果を達成するために電気的および機械的構成要素を変更するなど当業者に明らかなバリエーションを含む。また、特定の実施形態は、ハウジング、ユーザー入力デバイス及び顧客のアイコンを含む分配システムに対して記載され、それは、当業者に明らかであるように変更され、排除され、あるいは組み合わされることができる。本明細書に記載される特徴は、任意の組み合わせで使用されることができ、それらが記載されている実施形態に限定されるものではない。従って、実施形態は、追加機能を含めることができ、あるいは、特定のアプリケーションによって必要に応じて機能を排除することができる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
流体分配アッセンブリであって、
流体容器の底部でバルブに結合された流体容器に流体を分配するためのバルブを備え、
バルブは、
流体容器の底部に配置された磁気材料に基づいて流体容器の適当な配置を検知する第1センサーと、
プランジャーに結合されたプランジャーシャフトを有するプランジャーであって、流体容器と流体連通するようにバルブを選択的に配置するプランジャーと、
プランジャーシャフトに結合されたソレノイドであって、開位置と閉位置との間でプランジャーを移動するためにプランジャーシャフトを移動するソレノイドと、
少なくとも流体容器の大きさ及び分配モードの選択を可能にする、バルブに結合されたユーザーインターフェースと、を有する、流体分配アッセンブリ。
【請求項2】
請求項1記載の流体分配アッセンブリにおいて、
バルブは、タービンのフィンに配置された磁気材料に基づいたバルブのタービンの回転を検知するための第2センサーを更に備え、
時間内のタービンの回転数は、流体容器に分配される流体量を決定するために使用される、流体分配アッセンブリ。
【請求項3】
請求項2記載の流体分配アッセンブリにおいて、
タービンの回転は、バルブを通じた流体源からの流体の流れによって生じる、流体分配アッセンブリ。
【請求項4】
請求項1記載の流体分配アッセンブリにおいて、
バルブは、流体容器が適当に配置されたときに流体容器の底部に配置された、磁気材料を含む第2接合プレートと接合する第1接合プレートを含むノズルを更に備える、流体分配アッセンブリ。
【請求項5】
請求項1記載の流体分配アッセンブリにおいて、
バルブは、バルブを通じて流体容器に分配される流体を含む流体源に結合された継手を更に備える、流体分配アッセンブリ。
【請求項6】
請求項1記載の流体分配アッセンブリにおいて、
分配モードは、手動分配モード及び自動分配モードを含む、流体分配アッセンブリ。
【請求項7】
請求項1記載の流体分配アッセンブリにおいて、
ユーザーインターフェースは、充填量を調整するオプションと、電源をオンまたはオフにするオプションと、洗浄及び装填のためのオプションとを含む、流体分配アッセンブリ。
【請求項8】
請求項1記載の流体分配アッセンブリにおいて、
バルブ及びユーザーインターフェースに結合されたハウジングを更に備え、
ハウジングは、充填領域と、排出開口と、少なくとも一つのバルブ開口と、ユーザーインターフェースに対応するためのユーザーインターフェース領域とを含む、流体分配アッセンブリ。
【請求項9】
請求項8記載の流体分配アッセンブリにおいて、
ハウジングは、ユーザーインターフェース及びバルブと関連した電気構成要素に対応するための構成要素を含む、流体分配アッセンブリ。
【請求項10】
請求項8記載の流体分配アッセンブリにおいて、
ハウジングは、充填領域上に上げられた分配プラットフォームに結合され、流体のこぼれが分配プラットフォームから充填領域に移送するのを許容する開口を含む、流体分配アッセンブリ。
【請求項11】
請求項10記載の流体分配アッセンブリにおいて、
ハウジングは、販売促進情報を表示する表示領域を含む、流体分配アッセンブリ。
【請求項12】
流体を分配するバルブであって、
第1磁気接合プレート及び一つ以上の開口を含み、第1シールを介してバルブケースに密閉されたノズルと、
バルブケースに結合されたハウジング本体であって、ノズル上の流体容器の適当な配置を検知する第1センサーと、タービンの回転を検知する第2センサーとを含み、バルブケースが第2シールを介してハウジング本体に密閉された、ハウジング本体と、
ハウジング本体に結合されたアクチュエーターアッセンブリであって、ソレノイドと、ソレノイドスプリングと、ソレノイドプランジャーとを含むアクチュエーターアッセンブリと、
ハウジング本体に結合されたバルブブロックであって、流体源からの流体を受け入れるための継手に対応する開口を含み、バルブブロックは第3シールを介してハウジング本体に密閉された、バルブブロックと、
プランジャーシャフトに結合されたプランジャーと、を備え、
プランジャーシャフトの動きは、開位置と閉位置との間でバルブを移動させ、プランジャーシャフトの動きは、ソレノイドプランジャーの動きに間接的に関連される、バルブ。
【請求項13】
請求項12記載のバルブにおいて、
プランジャーシャフトに結合されたタービンを更に備え、タービンは、タービンのフィンに取り付けられた磁気材料を有し、タービンの回転は、バルブを流れる流体によって生じる、バルブ。
【請求項14】
請求項13記載のバルブにおいて、
タービンのフィンに取り付けられた磁気材料は、タービンの回転を決定するための第2センサーに使用される、バルブ。
【請求項15】
請求項14記載のバルブにおいて、
プランジャーシャフトは、長手軸線に沿ってタービンの下に配置されたダイヤフラムに結合される、バルブ。
【請求項16】
請求項15記載のバルブにおいて、
プランジャーシャフトは、スロープ及び長手軸線に沿ってダイヤフラムの下に配置されたスライドロッドに結合され、スロープはソレノイドプランジャーに結合され、
バルブの長手方向軸線に垂直な方向へのソレノイドプランジャーの動きは、スロープの動きに変えられ、それによって、バルブの長手軸線に沿ったプランジャーシャフトの動きを生じる、バルブ。
【請求項17】
請求項16記載のバルブにおいて、
バルブブロック及びスロープに結合されると共にバルブブロックとスロープとの間に配置された下ブロックを更に備える、バルブ。
【請求項18】
請求項12記載のバルブにおいて、
第1センサー及び第2センサーは、ホール効果センサーである、バルブ。
【請求項19】
請求項12記載のバルブにおいて、
バルブブロックは、冷却導管を受け入れる凹部を更に備える、バルブ。
【請求項20】
流体容器の中に流体を分配するコンピューター実行方法であって、
容器の大きさの情報を受信することと、
流体容器の適当な配置が検知されたことの表示を受信することであって、その適当な配置は、バルブのノズルの接合プレート及び流体容器の底部に配置された接合プレートを結合することを含む、流体容器の適当な配置が検知されたことの表示を受信することと、
バルブと流体容器との間の流体の流路を開くことであって、流体は、流体容器の底部にある開口を通じてノズルから流体容器に流れる、バルブと流体容器との間の流体の流路を開くことと、
バルブのタービンの回転数の表示及び時間に基づいて流体容器に分配される流体の量を決定することと、
容器の大きさの情報の予め決められた閾値内にある分配される流体量に基づいて、流体が流体容器の中に流れるのを停止するために流体流路を閉じることと、を備える、方法。
【請求項21】
請求項20記載の方法において、
流体容器の適当な配置が検知されたときに流体が自動的に分配されることを示す受信情報を更に備える、方法。
【請求項22】
請求項20記載の方法において、
容器の大きさの情報の予め決められた閾値内で流体が分配される前に、流体が流体容器に流れるのを停止するための受信情報に基づいて流体流路を閉じることを更に備える、方法。
【請求項23】
請求項20記載の方法において、
バルブから流体容器に流体が流れるのを許容するために流体流路を閉じることは、バルブ内のソレノイドを作動させることを備える、方法。
【請求項24】
請求項20記載の方法において、
バルブ内のタービンの回転数は、ホール効果センサー及びタービンのフィン上に配置された磁気材料を使用することによって検知される、方法。

【図1】
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【図2A】
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【図2B】
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【図2C】
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【図3】
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【図4A】
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【図4B】
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【図5A】
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【図5B】
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【図6】
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【図7A】
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【図7B】
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【図8】
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【図9A】
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【図9B】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14A】
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【図14B】
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【図15】
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【図16A】
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【図16B】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27A】
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【図27B】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【公表番号】特表2013−517188(P2013−517188A)
【公表日】平成25年5月16日(2013.5.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−550090(P2012−550090)
【出願日】平成23年1月19日(2011.1.19)
【国際出願番号】PCT/US2011/021730
【国際公開番号】WO2011/091047
【国際公開日】平成23年7月28日(2011.7.28)
【出願人】(512187550)グリノン・インダストリーズ (1)
【Fターム(参考)】