説明

流体継手

流体供給管14とホース12を連結するための流体継手10を提供するものである。流体継手10は、連結本体16とクランプ装置18を有する。本体16には、管14からホース12に連結される通路が設けられている。クランプ装置18は、本体16と管14の末端との間を締め付ける。本体16は、パッキング22とハウジング20と環状蓋体24を有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、流体継手に関し、より詳しくは、蛇口などの流体供給管にホースなどを連結するために用いられる流体継手に関する。
【背景技術】
【0002】
蛇口にホースを連結するとき、蛇口の末端にホースを直接差し込んで使うのが普通である。しかし、確実かつ堅固であり、また密封性を維持する連結のためには、別途の継手が用いられている。例えば、洗濯機と連結されるホースを蛇口に連結するときは、水圧17.5kgf/cmに耐える継手を用いている。
【0003】
このための従来の給水管継手は、継手を蛇口に結合するとき、4方向から締付ねじを締めて蛇口に固定するようになっている。従って、その固定作業が不便であり、誤って作業すると、密封性が維持されず、漏水の問題が生じやすい。また、従来の給水管継手は、平たい環状パッキングを用いて蛇口の末端と密着させることにより、密封性を維持する構成である。しかしながら、このような構成は、パッキングを押し付ける押圧力が弱くなり、または不均等な力の分布が生じるとき、密封性を維持することが難しい。このような問題点を克服するために、蛇口の末端に嵌め込むパッキングの構成を有する給水管継手が提案されているものの、依然として蛇口との結合が不便であり、また密封性に劣る傾向にあった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、流体供給管とホースとの間を容易に連結することとともに、密封性が良好に維持される給水管継手及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0005】
また、レバーの作動により容易に締め付けることができ、給水管と強く結合されるクランプ装置を備えた給水管継手を提供することを他の目的とする。
【0006】
また、給水管の末端部が差し込まれるパッキングとクランプ装置との間の結合構造を改善した給水管継手及びその製造方法を提供することを他の目的とする。
【0007】
また、ホースの結合構造を改善した給水管継手を提供することを他の目的とする。
【0008】
また、二つのレバーの動作により容易に締め付けられ、給水管と強く結合されるクランプ装置を備えた給水管継手を提供することを他の目的とする。
【0009】
また、様々な給水管の外径または大きな外径にも対応することができるクランプ装置を備えた給水管継手を提供することをさらに他の目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記の目的を達成するため、本発明の一側面によると、本発明に係る流体継手は、流体の流れが延長するようにホースを流体供給管と連結するために、流体供給管の末端に結合される流体継手であって、ホースが結合されるとともに、流体供給管からホースまで流体流れ通路が設けられた接続本体と、該接続本体を流体供給管の末端に固定するクランプ装置とを備え、前記接続本体は、前記流体供給管と連結されるとき、密封を保つためのパッキングとして、前記流体供給管の末端が挿入される胴体と、該胴体の上部からほぼ水平方向に拡張されるカバーフランジとを有するパッキングと、流体流れ通路孔が設けられたハウジングとして、上部に前記パッキングが安着され、前記カバーフランジの下部に位置する受けフランジを有するパッキング安着部と、前記ホースが結合されるホース結合部とを有するハウジングと、前記パッキングのカバーフランジの上部と周りの少なくとも一部を覆う環状蓋体とを含み、前記クランプ装置は、前記環状蓋体を覆うカバーフランジと受けフランジが挿入されるように内周面の周りに沿って第1の溝が設けられ、前記流体供給端の末端を噛み合うジョーを有する締付リングと、該締付リングに連結され、締付リングのジョーが前記流体供給管を噛合するのに適合した締付装置とを備えることを特徴とする。
【0011】
また、前記環状蓋体は、前記カバーフランジの上面と前記カバーフランジの周りと前記受けフランジの下面を覆うリムと、該リムから折返し延長される上部フランジ及び下部フランジとを備えている。前記締付リングの第1の溝は、前記環状蓋体の上部フランジと下部フランジがそれぞれ当接する上面と下面が水平面であってもよい。また、前記締付リングの第1の溝は、前記環状蓋体の上部フランジと下部フランジがそれぞれ当接する上面と下面のうち少なくとも一つが傾斜面であってもよい。さらに、前記締付リングの第1の溝は、前記環状蓋体の上部フランジと下部フランジがそれぞれ当接する上面と下面が全て傾斜面であってもよい。
【0012】
また、前記環状蓋体が、前記カバーフランジの上面と前記カバーフランジの周りを覆うように、リムと、該リムから折返し延長される上部フランジとを備えることにより、前記受けフランジの下面が露出し、前記締付リングの前記第1の溝の上面には前記環状蓋体が接触され、また、前記下面には受けフランジが接触される。前記カバーフランジは、その周りに下方に延長する周縁部を有してもよい。
【0013】
また、前記ホース連結部は、前記ホースに連結されるホース連結末端と、前記ホース連結末端の外側に挿入されたホースの外側を取り囲むとともに、脚部を有するコレットと、該コレットを取り囲むとともに、前記コレットの脚部をホース側に押圧するキャップとを備えている。前記コレットの脚部の内側面には、ホースを押圧するように尖って突出した押圧突起を備えてもよい。
【0014】
前記締付リングが、互いに結合する一対の半円支持体を有し、前記それぞれの半円支持体は第1の溝の上側に第2の溝が設けられ、また、前記締付リングは、前記半円支持体の第2の溝にそれぞれ嵌め込まれる一対のジョーを有し、前記締付装置は、前記半円支持体の間を結合して締め付ける。前記一対の半円支持体は、その一端部はヒンジピンに連結され、他端部は締付装置により連結されていてもよい。前記締付装置は、レバー機構を有し、該レバー機構は、前記一対の半円支持体の他端部の間を通過するボルトと、該ボルトに螺合されるナットと、前記ボルトの頭部にヒンジ連結されるレバーとを備えている。
【0015】
本発明の他の側面によると、本発明に係る流体継手の製造方法は、前記リムとリムの一端部から内側に折り返された上部フランジと下部フランジのうちいずれか一つを有する環状蓋体の材料を準備するステップと、前記カバーフランジと前記受けフランジを前記環状蓋体の内側に位置させるステップと、前記リムの端部を内側に折返し変形させることにより、上部フランジと下部フランジのうちの他の一つを成形するステップとを含むことにより、前記カバーフランジと前記受けフランジが前記環状蓋体により覆われるようにすることを特徴とする。また、前記上部フランジと下部フランジのうちの他の一つを成形するステップでは、水平方向に移動する複数のサイドパンチを移動させて成形する。
【0016】
また、流体の流れが延長するようにホースを流体供給管と連結するために、流体供給管の末端に結合される流体継手であって、ホースが結合されるとともに、流体供給管からホースまで流体流れ通路を設けられ、上部にフランジ部が設けられた接続本体と、該接続本体を流体供給管の末端に固定するクランプ装置とを備え、前記クランプ装置は、前記フランジ部が挿入されるように内周面の周りに沿って第1の溝が設けられ、前記流体供給端の末端を噛み合うジョーを有する締付リングと、該締付リングに連結され、締付リングが前記流体供給管を噛合するのに適合した締付レバー機構とを備え、前記レバー機構は二つのレバーを有する流体継手が提供される。
【0017】
また、前記締付リングは、互いに結合する一対の半円支持体を有し、前記それぞれの半円支持体は第1の溝の上側に第2の溝が設けられ、また、前記締付リングは、前記半円支持体の第2の溝にそれぞれ嵌め込まれる一対のジョーを有し、前記締付レバー機構は、前記半円支持体の間を結合して締め付ける。前記一対の半円支持体は、その一端部はヒンジピンに連結され、他端部は締付レバー機構により連結されていてもよい。前記締付レバー機構は、前記半円支持体の一端部を貫通する連結棒と、前記連結棒の両端に回転可能に結合される二つのレバーとを備えてもよい。前記連結棒は、頭部と脚部を有し、脚部間に締付構造が設けられた一対の連結ピンを有してもよい。
【0018】
また、前記一対の半円支持体のそれぞれの端部間を連結する二つの締付レバー機構を有し、前記各レバー機構は、レバーと、前記一対の半円支持体の端部間を通過し、一端部は抜け出されないように支持され、他端部は前記レバーとヒンジ連結される頭部を有する連結ピンとを備えている。前記連結ピンは、頭部を有するボルトと支持体の一端部と脱離しないように連結されるナットとを備えてもよい。
【0019】
前記レバーは、頭部と取っ手を有し、前記レバーの頭部には中央に溝が設けられ、前記溝に前記連結ピンの頭部が挿入され、前記レバーの頭部と前記連結ピンの頭部を通過するヒンジピンとを備えてもよい。
【0020】
本発明のまた他の側面によると、本発明に係る流体継手の製造方法は、前記レバーの頭部に設けられた溝に連結ピンの頭部を挿入するステップと、前記ヒンジピンを前記結合されたレバーの頭部と連結ピンの頭部を通過させて結合するステップと、前記ヒンジピンの少なくとも一つの末端が塑性変形するようにパンチで押圧するステップとを含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0021】
本発明による流体継手は、流体供給管と連結ホースとの間を容易に連結するとともに、密封性が十分に維持される。具体的には、クランプ装置を有しているので、レバーの作動により容易に締め付けられ、給水管と強く結合することができる。給水管の末端部が挿入されるパッキングとクランプ装置との間の結合構造を改善して密封性がさらに向上し、二つのレバーを作動する場合、様々な給水管の外径または大きい外径にも対応することができる。また、ホースの結合構造が改善されてホースを容易に連結するとともに密封性が十分に維持される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
以下、本発明の好ましい実施の形態を、添付図面に基づいて詳しく説明する。
【0023】
図1乃至図3に示すように、本発明の第1の実施の形態による給水管継手10は、ホース12と給水管の蛇口14との間の水の通路を形成する接続本体16と、この接続本体16が元の位置に保持されるように蛇口14と結合されるクランプ(clamp)装置18とを備えている。
【0024】
前記接続本体16は、ハウジング(housing)20とパッキング22と環状蓋体24とを有している。また、前記接続本体16は、前記ホース12を堅固に結合するためのコレット(collet)26とキャップ28を有している。ハウジング20は、ほぼ円筒状であり、その中央には蛇口14とホース12との間に水が経由する通路孔30が設けられている。前記ハウジング20は、上部のパッキング安着部32と下部のホース連結部34とを有している。前記パッキング安着部32は、通路孔30の上方にパッキング22が安着するようになっている。このため、前記ハウジング20は、通路孔30より内径が大きく拡張され、パッキング挿入空間35を形成するように、上下方向に延長した円筒状の外壁36を有している。この外壁36の上端には、外側に向かった受けフランジ(flange)38が設けられている。前記外壁36の下方の外側面には、手で容易につかめるように凹凸39が形成されている。また、外壁36の内側のパッキング挿入空間35には、高さが低い内壁40が設けられている。内壁40の内側面には通路孔30に連通され、通路孔30との連結部分では、内径が拡張してテーパー(taper)状になって上方に延長され、それから垂直上方に延長され、ついに内壁40は、通路孔30に比べて拡張された内径を有するようになる。
【0025】
前記ハウジング20の下部であるホース連結部34では、後述するキャップ28が螺合するように雄ねじ42が設けられている。前記ハウジング20には、雄ねじの形成部分の下方に延長するホース挿入端44が設けられている。このホース挿入端44は、ホース12が拡張されることにより容易に差し込まれるように、末端から上方に行くほど外径がすこしずつ大きくなるようにテーパーされたテーパー面46を有し、その上方には、テーパー面から内側に引っ込めることによって形成された係止段48が設けられている。前記ハウジング20は、プラスチック樹脂(好ましくは、エンジニアリングプラスチック)を射出成形して製造される。
【0026】
次に、図2と図3を参照すると、パッキング22は、ほぼ漏斗状の胴体50と、この胴体50の上部を円周方向に取り囲んで形成されたカバーフランジ(cover flange)52とを備えている。このパッキング22は、弾性を有するゴム材質からなることが好ましい。前記漏斗状胴体50の厚さ及び内面の傾斜は、蛇口14が胴体50内に差し込まれたとき、図2に示すような変形により、パッキングに要求される密封性が得られるように定めることは、当業者であれば理解されるだろう。胴体50の下端部は、ハウジング20のパッキング安着部32に設けられた内壁40の上端に載置され、内壁40の内側に差し込まれるように、段付きの受け階段部54が設けられている。勿論、胴体50の下端部には、通路孔30に連通する貫通孔56が設けられている。カバーフランジ52は、ハウジング20の受けフランジ38の上に載置される。カバーフランジ52は、受けフランジ38を取り囲むように下方に折り返されて延長する周縁部58を有している。
【0027】
また、図2乃至図4を参照すると、環状蓋体24は、ハウジング20の受けフランジ38上にカバーフランジ52を載置した状態で、このフランジ38、52を覆う。この環状蓋体24は、上下方向に延長するリム(rim)と、このリムの上端及び下端から半径内側方向に延長する上部フランジ及び下部フランジとを備え、その縦断面形状がほぼ「コ」字状をなしている(図4参照)。この環状蓋体24は、塑性変形が可能な、例えば、銅または銅合金のような金属板材で製造される。図3には、図示の便宜を図るために、環状蓋体24を組み立てられた状態のまま取り外して示したが、環状蓋体24は、後述する工程を経て組み立てられる。
【0028】
図1乃至図3に示すように、前記接続本体16には、ホース挿入端44に差し込まれるホース12を要求される水圧に耐えるように堅固に固定するために、コレット26とキャップ28が設けられている。コレット26は、下方に延長されるとともに中心に向かって集められるように延長され、溝60により互いに分離された複数の脚部62を有している。この脚部62の下端部の内側には、ホース12に強い圧力を加えて押圧可能に押圧突出部64が設けられている。この押圧突出部64は尖っており、強い圧力をホース12に加えるように構成されることが好ましい。図2に示すように、脚部62の外側面は傾斜して形成されている。
【0029】
図1乃至図3に示す、キャップ28は、コレット26を覆って離脱しないようにして、コレット26の脚部62を押圧するためのものである。前記キャップ28は、図2と図3に示すように、上部にはハウジング20の雄ねじ42と螺合する雌ねじ66が設けられている。下端部には、円周方向に取り囲んで内側に突設された隆起部68が設けられている。前記キャップ28を回転させて螺合すると、キャップ28が上昇するとともに、隆起部68が脚部62の外側傾斜面に乗って脚部62を内側に変形させるようになる。かくすると、脚部62に設けられた突出部64がホース12を押圧してホース12が高い水圧でも抜けないようになる。
【0030】
続けて、図1乃至図3を参照すると、接続本体16を蛇口14に堅固に固定するためのクランプ装置18は、締付リング70とレバー機構72を有している。前記締付リング70は、ヒンジピン(hinge pin)74で回転可能に互いに連結された第1の半円支持体76と第2の半円支持体78を備えている。前記第1の半円支持体76の一端には、厚さ方向において中間部に溝80が設けられ、溝80の両方に突出部82が設けられている。前記第2の半円支持体78の一端には、中間部に突出部84が設けられている。この突出部84は、溝80に差し込まれ、突出部82、84には上下方向に横切る孔が設けられ、この孔にヒンジピン74が差し込まれている。また、各支持体76、78の内周面には、円周方向に延長して窪んでいる上方溝92と下方溝94が形成されている。両支持体76、78が結合されたとき、これらの上方溝92と下方溝94は環状溝を形成するようになる。
【0031】
各支持体76、78の突出部82、84が形成された反対側には、ほぼ半径方向に延長する延長部86、88が設けられている。この延長部86、86には、接線方向に延長する孔90が設けられている。この延長部86、88を当接させると孔が互いに連結され、この孔90を通じて後述するレバー機構72のボルト96が通過する。
【0032】
図1及び図3に示すように、レバー機構72は、クランプレバー98と、このクランプレバー98にヒンジピン100で回転可能に連結されるボルト96と、孔から突出したボルトの端部に固定されるナット102とを備えている。このようなレバー機構72のクランプレバー98のボルト96との結合部において、支持体76に当接する曲面に適切な形状を与えると、クランプレバー98を回転させて広げた状態では、支持体76、78の間が広がるようになり、クランプレバー98を回転して縮まれた状態では、支持体76、78の間が締め付けるようになることを、図16を参照して後述し、このような構成は、当業者であれば理解されるだろう。このようなレバー機構72は、通常のクランプで使用するものが用いられることも当業者であれば理解されるだろう。
【0033】
図2と図4を参照して、締付リングの下方溝94には、環状蓋体24で覆われたハウジング20とパッキング22のフランジ38、52が挿入され、両支持体76、78の間を締め付けるとき、この部分が下方溝94に入る。もし、環状蓋体24がない場合は、パッキング22のフランジ38が溝94の内面と直接接触するが、大きな摩擦力により溝94に挿入されにくい。従って、この実施の形態と同様にフランジ38、52は、環状蓋体24で覆うことが好ましい。
【0034】
図5は、このような環状蓋体24をフランジ38、52と結合させる工程の一例を示している。図5(a)に示すように、まず、「コ」字状の環状蓋体24に成形される材料、即ち、図示のように、リムと上部フランジが設けられた「フ」字状断面を有する環状蓋体の材料内にパッキング22を位置させる。そして、パッキング22と周縁部58の内部にハウジング20を位置させる。環状蓋体の材料、パッキング22とハウジング20のフランジ38、52の寸法を適切に設定すると、パッキング22の材料の弾性により差し込まれた状態を維持することができるのは、当業者であれば理解されるだろう。このように三つの部品が仮に組み立てられた状態では、図5(a)に示すように、ダイ104上に仮に組み立てられた三つの部品を上下逆転させて配置する。次に、上部のパンチ106を下げてハウジング20に圧力を加えて位置を固定している状態で、図5(b)に示すようなサイドパンチ(side punch)108を矢印方向に作動させ、「コ」字状断面の環状蓋体24に成形する。図5(b)では、サイドパンチが二つであるものを示しているが、三つまたは四つ以上であってもよいことを当業者であれば理解されるだろう。このようにサイドパンチ108を用いて成形すると、ハウジングの外表面の形状から影響を受けることなく成形が可能である。
【0035】
図6は、環状蓋体24でフランジ38、52を覆う工程の変形例が示されている。図6では、図5に示すように、ハウジング20、パッキング22、環状蓋体24の材料を仮に組み立てた後、ダイ104a上に位置させる。ただし、図5に示す実施の形態とは反対に、ハウジング20が下方に下がるように配置する。また、ダイ104aは、環状蓋体24の材料の変形のために内側すみが窪んでいる。次に、上部のパンチ106aを下げて環状蓋体の材料の上部フランジを押圧すると、蓋体の材料は変形され、「コ」字状断面の環状蓋体24に成形される。また、図6に示す工程によると、ハウジング20をダイ104a内の空洞に嵌めなければならないので、ハウジング20の外壁の形状に制限のあることがあることは、当業者であれば理解されるだろう。
【0036】
また、図7(a)と(b)は、第1の実施の形態と異なる変形例を示している。図7(a)に示す変形例では、支持体76a、78aの下部溝94aの断面形状が図4に示した第1の実施の形態とは異なる。下部溝94aの構成において、上面は、内側に行くほど(即ち、溝の底部に行くほど)下方に向かうように傾斜して形成され、また下面は、内側に行くほど(即ち、溝の底部に行くほど)上方に向かうように傾斜して形成される。図7(b)に示す変形例では、支持体76b、78bの下部溝94bの構成において、上面は水平に形成され、下面は内側に行くほど(即ち、溝の底部に行くほど)上方に向かうように傾斜して形成される。このように、下部溝94aまたは94bが傾斜面を有する場合、環状蓋体24aまたは24bで覆われたフランジ38a、52aまたは38b、52bが下部溝94aまたは94bにより強くそれぞれ嵌合されて結合することができるので、密封性の維持に有利である。
【0037】
図1乃至図3と図8に示すように、クランプ装置18は支持体76、78の上部溝92にそれぞれ対応して挿入される一対のジョー(jaws)110を有している。それぞれのジョー110は、ほぼ半円状板であり、その中央部には円弧状溝が窪まれている。この円弧状溝には、中央に向かって尖って突出された突起112が円周に沿って等間隔で複数個(図示の実施の形態では三つ)配置されている。円弧状溝の大きさと突起112の高さは、嵌合する蛇口14の大きさに応じて決められることは、当業者であれば理解されるだろう。ジョー110は、剛性のあるステンレススチル(stainless steel)のような厚い厚さ(例えば、1mm乃至2mmの厚さ)を有する金属板で製造することが好ましい。
【0038】
各ジョー110には、結合孔114が設けられている。図8(a)及び図9(b)に示すように、この結合孔114はジョー110を上部溝92に挿入するとき、上部溝92内に設けられた半球状突起116に嵌合される。このような嵌合されたジョー110は容易に抜けない。図8に示す実施の形態では、ジョー110を挿入するものと説明したが、本発明はこれに制限されるものではない。支持体をエンジニアリングプラスチックで射出成形するとき、予め準備されたジョーを金型内に位置させ、インサート射出成形することもできる。このインサート射出成形時には少なくとも二つの結合孔を形成することが好ましい。
【0039】
また他の実施の形態では、二つまたはそれ以上の対をなすジョーを層ごとに設けることもできる。勿論、この場合、支持体の上部には、これらのジョーが挿入される溝が対応する数のほど設けられている。例えば、図9では、締付リングは、ヒンジピン74fで回転可能に互いに連結された第1の半円支持体76fと第2の半円支持体78fを備えている。各支持体76f、78fには、二つの下部溝94f、95fが設けられている。この下部溝94f、95fにはそれぞれジョー110fが嵌合されている。
【0040】
図10及び図11(a)乃至(c)には、本発明の第1の実施の形態の変形例による給水管継手の部品が示されているが、ハウジング、パッキング、環状蓋体の結合関係が第1の実施の形態とは異なる構成を有する。この変形例による給水管継手も接続本体とクランプ装置を備えている。クランプ装置は、第1の実施の形態および締付リングの下部溝の構成が異なる変形例におけると同一のものを用いることができるので、詳細な説明は省略する。接続本体についても、ハウジング20cの受けフランジ38cと、パッキング22cのカバーフランジ52cとの結合構造、及び環状蓋体24cの構成が第1の実施の形態と異なるだけであり、他の構成は同一であるので、同一の構成については詳細な説明を省略する。
【0041】
図10及び図11(a)を参照すると、環状蓋体24cはリムとリムの上端から折り返されて半径方向の内側に延長されるフランジを備え、その断面が「フ」字状をなすという点において第1の実施の形態と異なる。また、図11(a)乃至(c)に示すように、パッキング22cのカバーフランジ52cの周縁部58cは、ハウジング20aの受けフランジ38cの厚さを全て覆わないようにその幅が決定される。環状蓋体24cにパッキング22cを嵌合し、それからそのパッキング22cのカバーフランジ52cの部分にハウジング20cの受けフランジ38cを嵌合した後、これらをクランプ装置に設けられた支持体76c、78cまたは76d、78dまたは76e、78eの下部溝94cまたは94dまたは94eに挿入する。このとき、図11(a)乃至(c)に示した下部溝94c、94d、94eの構成は、それぞれ図7(a)、図7(b)と図4に示した例と同一であるので、詳細な説明を省略する。図11(a)に示すように、下部溝94cの上部傾斜面には環状蓋体24が当接し、下部傾斜面にはハウジング20cの受けフランジ38cが当接するようになる。同様に、図11(b)に示すように、下部溝94cの上部面には環状蓋体24cが当接し、下部傾斜面にはハウジング20cの受けフランジ38cが当接するようになる。図11(c)では、下部溝94eの水平の上部面には環状蓋体24cが当接し、水平の下部面にはハウジング20cの受けフランジ38cが当接するようになる。図10及び図11(a)乃至(c)に示した変形例による構成では、第1の実施の形態による構成とは異なり、環状蓋体24cに対する追加の工程が不要となる。
【0042】
図12乃至図14に示すように、本発明の第2の実施の形態による給水管継手10gは、ホース12gと給水管である蛇口14gとの間の水の通路を形成する接続本体16gと、この接続本体16gが元の位置に保持されるように、蛇口14gと結合されるクランプ装置18gとを備えている。
【0043】
接続本体16gは、第1の実施の形態と同一の構成であるので、詳細な説明を省略する。図12乃至図14において、接続本体16gの図面符号が指す各部分は、図1乃至図3に示した接続本体16の同一の数字の図面符号が指す各部分を示すことは当業者であれば理解されるだろう。
【0044】
続けて図12乃至図14を参照すると、接続本体16gを蛇口14gに堅固に固定するためのクランプ装置18gは、締付リング70gとレバー機構72gを有している。締付リング70gは、ヒンジピン74gで回転可能に互いに連結された第1の半円支持体76gと第2の半円支持体78gとを有している。第1の半円支持体76gの一端は、厚さ方向に中間に溝80gが設けられ、溝80gの両方に突出部82gが設けられている。前記第2の半円支持体78gの一端には、その中間に突出部84gが設けられている。この突出部82gは溝80gに嵌合され、突出部82g、84gには上下方向に延長する孔が設けられ、この孔にヒンジピン74gが嵌合される。また、各支持体76g、78gの内周面には、円周方向に延長して窪まれた上方溝92gと下方溝94gが設けられている。両支持体76g、78gが結合されたとき、前記上方溝92gと下方溝94gには、ほぼ環状溝が形成される。
【0045】
各支持体76g、78gの突出部82g、84gが形成された反対側には、ほぼ半径方向に延長する延長部86g、88gが設けられている。この延長部86g、88gには、接線方向に延長する孔90gが設けられている。この延長部86g、88gを当接させると、孔が互いに連結され、この孔90gには後述するレバー機構72gの雌雄連結ピン96g、97gが通過する。
【0046】
続けて図12乃至図14を参照すると、クランプ装置18gは、支持体76g、78gの上部溝92gにそれぞれ対応して挿入される一対のジョー110gを有している。このジョー110gの構成は、第1の実施の形態の構成と同一であるので、詳細な説明を省略する。
【0047】
図12乃至図14に示すように、レバー機構72gは、第1及び第2のクランプレバー98g、99gと、クランプレバー98g、99gにヒンジピン100g、101gで回転可能にそれぞれ連結される雌雄連結ピン96g、97gを有している。クランプレバー98g、99gは、ほぼ屈曲した円弧状の同一の形状であり、それぞれ雌雄連結ピン96g、97gに連結される頭部104gとこの頭部から延長する取っ手106gを有する。頭部104gはその中間に溝108gが設けられ、後述する雌雄連結ピン96g、97gの頭部が挿入される。頭部104gには、上下方向に貫通するヒンジピン100g、101gが嵌合される孔109gが設けられている。雌雄連結ピン96g、97gは、それぞれ第1及び第2のレバー98g、99gに連結されるものであり、それぞれ頭部112g、113gと脚部114g、115gを有している。各頭部112g、113gは、平らな円筒状であり、その中央には、クランプレバー98g、99gの孔109gに連通するヒンジピン孔116g、117gが設けられている。それぞれの脚部114g、115gは、それぞれの頭部112g、113gから延長する。雌連結ピン96gの脚部114gには、末端から内側に長さ方向に延長する孔が設けられ、そこに雌ねじが形成される。雄連結ピン97gの脚部115gには、末端に前記雌連結ピン96gの孔に螺合される雄ねじ119gが形成されている。
【0048】
図14及び図15(a)に示すように、クランプレバー98g、99gと雌雄連結ピン96g、97gは、貫通孔109gと116gまたは117gにヒンジピン100gまたは101gを嵌合した後、上下においてパンチ(punch)122g、123gを移動させる。各パンチ122g、123gは、その末端に環状の尖った突起124gを有している。前記突起124gがヒンジピン100g、101gを打撃すると、ヒンジピン100g、101gの末端の一部が塑性変形して広がるようになる。すると、ヒンジピン100g、101gがクランプレバー98g、99gの孔109gに嵌合してヒンジピン100g、101が確実に結合される。このとき、図15に示すように、ヒンジピン100g、101gを取り囲むレバーの一部領域も塑性変形することができる。このとき、ヒンジピン100g、101gと連結ピン96g、97gの孔116g、117gとの間は回転が可能に結合されることは、当業者であれば理解されるだろう。
【0049】
図12乃至図14に示すように、組み立てられたクランプレバー98g、99gと雌雄連結ピン96g、97gは、それぞれ半円支持体76g、78gの孔90gに嵌合され、クランプレバー98gまたは99gを回転させると、雌ねじと雄ねじの結合により連結ピン96g、97gが結合される。
【0050】
図16を参照して、クランプレバー98g、99gの頭部104gに設けられた外周曲線は、ヒンジ中心軸線(回転中心軸線)から互いに異なる距離を有する。例えば、クランプレバー98g、99gを回転させて支持体76g、78gと取っ手106gとの間を広げた状態で、支持体76g、78gと当接する位置の半径をR1とし(実線の状態を参照)、クランプレバー98g、99gを回転させて縮んだ状態で、支持体76g、78gと当接する位置の半径をR2とすると(一点鎖線の状態を参照)、R1よりもR2が大きい場合、支持体76g、78gが移動して、支持体76g、78g間が締め付けられるようになることは、当業者であれば理解されるだろう。図12に示した第2の実施の形態のようなクランプ装置の構成を有する場合、レバーが二つであるため、締付リングの締付状態をより強くすることができる。勿論、雌雄連結ピン96g、97g間の距離を回転により調節することもできることは、当業者であれば理解されるだろう。
【0051】
図17及び図18を参照して、本発明の第3の実施の形態による給水管継手10hは、連結本体16hとクランプ装置18hを有する。前記連結本体16hは、第1の実施の形態とその構成が同一であるので、詳細な説明を省略する。連結本体16hを蛇口に堅固に固定するためのクランプ装置18hは、締付リング70hと、同一の構成の一対のレバー機構72hと備えている。前記締付リング70hは、第1の半円支持体76hと第2の半円支持体78hを有している。前記第1の半円支持体76hの両端には同一にほぼ半径方向に延長する延長部86h、88hを有している。この延長部86h、88hでは、接線方向に延長する孔90hが設けられている。この延長部86h、88hを当接させると、孔が互いに連結され、この孔90hには後述するレバー機構72hのボルト96hが挿入される。前記支持体76hの他の構成については、上術した第1の実施の形態における構成と同一であるので、詳細な説明を省略する。
【0052】
続けて図17及び図18を参照すると、レバー機構72hは、クランプレバー98hとボルト96hとナット102hとを有している。前記クランプレバー98hの形状及び構成は、第1の実施の形態及び第2の実施の形態の構成と同一であるので、詳細な説明を省略する。前記ボルト96hは、第1の実施の形態の構成と同じであり、頭部102hを有している。この頭部102hの構成は、第2の実施の形態のヒンジピンの頭部の構成と同一である。前記ボルト96hの脚部114hには、雄ねじが形成されている。前記ナット105hには、前記ボルト96hの雄ねじと螺合する雌ねじが形成されている。前記ナット102hの外周には、節だらけの部分が形成されていることが好ましい。
【0053】
前記クランプレバー98hとボルト96hの頭部との結合は、第2の実施の形態の構成と同一であるので、詳細な説明を省略する。前記ボルト96hを支持体76h、78hの延長部86h、88hに設けられた孔に嵌合し、ナット102hを回転させて結合する。図17に示すように、各レバー機構72hは、中心軸線を基準として対称するように設置される。このように設置されたレバー機構72hは、それぞれクランプレバー98hを回転させて縮むことにより、締付リング70hが締め付けられるということは、第2の実施の形態についての説明を参照して、当業者であれば理解されるだろう。このような構成の第3の実施の形態による給水管継手10hのクランプ装置18hは、支持体76h、78hの両端から支持体間の距離を調節することができるので、蛇口管の外径の大小に拘わらず全部対応することができる。
【0054】
上述した第2の実施の形態及び第3の実施の形態では、給水管継手の連結本体を第1の実施の形態におけるものと同一のものとして説明したが、給水管とホースとの間に水が流れる通路を形成し、適切な密封性を維持するものであれば、他の構造の連結本体を使用することができることは勿論である。
【0055】
本発明による給水管継手は、洗濯機の給水ホースの連結用、花園の給水ホース連結用として用いることができる。また、後述する実施の形態では、水を供給する給水管継手として説明したが、本発明はこれに制限されるものではなく、他の流体の流れを連結する場合も用いることができる。
【0056】
以上、本発明について実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれらに制限されるものではなく、当業者であれば、本発明の趣旨及び範囲を逸脱しない限り、修正及び変更が可能であり、このような修正と変形も本発明の範囲に属することが理解されるだろう。
【図面の簡単な説明】
【0057】
【図1】本発明の第1の実施の形態による給水管継手を示す斜視図である。
【図2】図1に示した給水管継手の断面図であって、給水管と連結ホースとの間を連結した状態を示す図である。
【図3】図1に示した給水管継手の分解斜視図であって、一部の部品は、その内部が見えるように部分的に切り出して示す図である。
【図4】図1の給水管継手において、締付リングの溝に挿入されたハウジング、パッキング、環状蓋体の結合関係を示す拡大断面図である。
【図5】図1の給水管継手において、環状蓋体を成形する工程の一例を示す図である。
【図6】図1の給水管継手において、環状蓋体を成形する工程の他の例を示す図である。
【図7】(a)及び(b)は、図1の給水管継手において、締付リングの溝の他の変形例を示す拡大断面図である。
【図8】図1の給水管継手において、締付リングとジョーの結合を示す断面図であって、(a)は挿入前状態であり、(b)は挿入後状態を示す図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態による給水管継手において、締付リングに設けられるジョーの個数を増加させた変形例による給水管継手の締付けリングとジョーの分解斜視図である。
【図10】本発明の第1の実施の形態による給水管継手における、ハウジング、パッキング、環状蓋体の結合関係が異なる構成を有する変形例による給水管継手において、ハウジング、パッキング、環状蓋体を分解して示す分解斜視図である。
【図11】(a)乃至(c)は、図10の変形例による給水管継手において、締付リングの溝に挿入されたハウジング、パッキング、環状蓋体の結合関係を例として示す拡大断面図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態による給水管継手を示す斜視図である。
【図13】図12に示した給水管継手において、蛇口とホースを連結した状態を示す断面図である。
【図14】図12に示した給水管継手の分解斜視図であって、一部の部品は、その内部が見えるように部分的に切り出して示す図である。
【図15】(a)及び(b)は、図12の給水管継手において、レバーと連結ピンが結合されるとき、ヒンジピンを加工して固定する工程の一例を示す図である。
【図16】図12の給水管継手のクランプ装置のレバー機構動作を説明する図である。
【図17】本発明の第3の実施の形態による給水管継手を示す斜視図である。
【図18】図17に示した給水管継手のクランプ装置のみを分解して示す分解斜視図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
流体の流れが延長するようにホースを流体供給管と連結するために、流体供給管の末端に結合される流体継手であって、
ホースが結合されるとともに、流体供給管からホースまでの流体流れ通路が設けられた接続本体と、
前記接続本体を流体供給管の末端に固定するクランプ(clamp)装置とを含み、
前記接続本体は、
前記流体供給管と連結されるとき、密封を保つためのパッキングとして、前記流体供給管の末端が挿入される胴体と、前記胴体の上部からほぼ水平方向に拡張されるカバーフランジ(cover flange)とを有するパッキングと、
流体流れ通路のための孔が設けられたハウジングとして、上部に前記パッキングが安着され、前記カバーフランジの下部に位置する受けフランジを有するパッキング安着部と、前記ホースが結合されるホース結合部とを有するハウジングと、
前記パッキングのカバーフランジの上部と周りの少なくとも一部を覆う環状蓋体とを備え、
前記クランプ装置は、
前記環状蓋体を覆うカバーフランジと受けフランジが挿入されるように内周面の周りに沿って第1の溝が設けられ、前記流体供給管の末端を噛み合うジョーを有する締付リングと、
前記締付リングに連結され、締付リングのジョーが前記流体供給管を噛合するのに適合した締付装置とを備えることを特徴とする流体継手。
【請求項2】
前記環状蓋体が、前記カバーフランジの上面と前記カバーフランジの周りと前記受けフランジの下面を覆う、リム(rim)と、前記リムから折返し延長される上部フランジ及び下部フランジとを備えることを特徴とする請求項1に記載の流体継手。
【請求項3】
前記締付リングの第1の溝は、前記環状蓋体の上部フランジと下部フランジがそれぞれ当接する上面と下面が水平面であることを特徴とする請求項2に記載の流体継手。
【請求項4】
前記締付リングの第1の溝は、前記環状蓋体の上部フランジと下部フランジがそれぞれ当接する上面と下面のうちの少なくとも一つが傾斜面であることを特徴とする請求項2に記載の流体継手。
【請求項5】
前記締付リングの第1の溝は、前記環状蓋体の上部フランジと下部フランジがそれぞれ当接する上面と下面が全て傾斜面であることを特徴とする請求項2に記載の流体継手。
【請求項6】
前記環状蓋体が、前記カバーフランジの上面と前記カバーフランジの周りを覆うように、リムと前記リムから折返し延長される上部フランジとを備えることにより、前記受けフランジの下面が露出し、
前記締付リングの前記第1の溝の上面には前記環状蓋体が接触され、前記下面には受けフランジが接触されることを特徴とする請求項1に記載の流体継手。
【請求項7】
前記締付リングの第1の溝は、前記環状蓋体の上部フランジと下部フランジがそれぞれ当接する上面と下面が水平面であることを特徴とする請求項6に記載の流体継手。
【請求項8】
前記締付リングの第1の溝は、前記環状蓋体の上部フランジと受けフランジがそれぞれ当接する上面と下面のうち少なくとも一つが傾斜面であることを特徴とする請求項6に記載の流体継手。
【請求項9】
前記締付リングの第1の溝は、前記環状蓋体の上部フランジと受けフランジがそれぞれ当接する上面と下面が全て傾斜面であることを特徴とする請求項6に記載の流体継手。
【請求項10】
前記カバーフランジが、その周りに下方に延長する周縁部を備えることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の流体継手。
【請求項11】
前記ホース連結部が、前記ホースに連結されるホース連結末端と、前記ホース連結末端の外側に挿入されたホースの外側を取り囲むとともに、脚部を有するコレット(collet)と、前記コレットを取り囲むとともに、前記コレットの脚部をホース側に押圧するキャップとを備えることを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の流体継手。
【請求項12】
前記コレットの脚部の内側面には、ホースを押圧するように尖って突出した押圧突起を備えることを特徴とする請求項11に記載の流体継手。
【請求項13】
前記締付リングが、互いに結合する一対の半円支持体を有し、前記それぞれの半円支持体は第1の溝の上側に第2の溝が設けられ、前記締付リングは、前記半円支持体の第2の溝にそれぞれ嵌め込まれる一対のジョーを有し、前記締付装置は、前記半円支持体を結合して締め付けることを特徴とする請求項1乃至12のいずれかに記載の流体継手。
【請求項14】
前記一対の半円支持体の一端部はヒンジピン(hinge pin)に連結され、他端部は締付装置により連結されることを特徴とする請求項13に記載の流体継手。
【請求項15】
前記締付装置は、レバー機構を有し、前記レバー機構は、前記一対の半円支持体の他端部を通過するボルトと、前記ボルトに螺合されるナットと、前記ボルトの頭部にヒンジ連結されるレバー(lever)とを備えることを特徴とする請求項14に記載の流体継手。
【請求項16】
請求項2乃至5のいずれかに記載の流体継手の製造方法であって、
前記リムとリムの一端部から内側に折り返された上部フランジと下部フランジのいずれかの一つを有する環状蓋体の材料を準備するステップと、
前記カバーフランジと前記受けフランジを前記環状蓋体の内側に位置させるステップと、
前記リムの端部を内側に折返し変形させることにより、上部フランジと下部フランジのうちの他の一つを成形するステップとを含むことにより、
前記カバーフランジと前記受けフランジが前記環状蓋体により覆われるようにすることを特徴とする流体継手の製造方法。
【請求項17】
前記上部フランジと下部フランジのうちの他の一つを成形するステップでは、水平方向に移動する複数のサイドパンチ(side punch)を移動させて成形することを特徴とする請求項16に記載の流体継手の製造方法。
【請求項18】
流体の流れが延長するようにホースを流体供給管と連結するために、流体供給管の末端に結合される流体継手であって、
ホースが結合されるとともに、流体供給管からホースまで流体流れ通路を設けられ、上部にフランジ部が設けられた接続本体と、
前記接続本体を流体供給管の末端に固定するクランプ装置とを含み、
前記クランプ装置は、
前記フランジ部が挿入されるように内周面の周りに沿って第1の溝が設けられ、前記流体供給端の末端を噛み合うジョーを有する締付リングと、
前記締付リングに連結され、締付リングが前記流体供給管を噛合するのに適合した締付レバー機構とを備え、前記レバー機構は二つのレバーを有することを特徴とする流体継手。
【請求項19】
前記締付リングが、互いに結合する一対の半円支持体を有し、前記それぞれの半円支持体は第1の溝の上側に第2の溝が設けられ、前記締付リングは、前記半円支持体の第2の溝にそれぞれ嵌め込まれる一対のジョーを有し、前記締付レバー機構は、前記半円支持体を結合して締め付けることを特徴とする請求項18に記載の流体継手。
【請求項20】
前記一対の半円支持体は、一端部がヒンジピンに連結され、他端部が締付レバー機構により連結されることを特徴とする請求項19に記載の流体継手。
【請求項21】
前記締付レバー機構が、前記半円支持体の一端部を貫通する連結棒と、前記連結棒の両端に回転可能に結合される二つのレバーとを備えることを特徴とする請求項20に記載の流体継手。
【請求項22】
前記連結棒は、頭部と脚部を有し、脚部間に締付構造が設けられた一対の連結ピンを有することを特徴とする請求項21に記載の流体継手。
【請求項23】
前記一対の半円支持体のそれぞれの端部間を連結する二つの締付レバー機構を有し、前記各レバー機構は、レバーと、前記一対の半円支持体の端部間を通過し、一端部は抜け出されないように支持され、他端部は前記レバーとヒンジ連結される頭部を有する連結ピンとを備えることを特徴とする請求項19に記載の流体継手。
【請求項24】
前記連結ピンは、頭部を有するボルトと、支持体の一端部と脱離しないように連結されるナットとを備えることを特徴とする請求項23に記載の流体継手。
【請求項25】
前記レバーは、頭部と取っ手を有し、前記レバーの頭部には中央に溝が設けられ、前記溝に前記連結ピンの頭部が挿入され、前記レバーの頭部と前記連結ピンの頭部を通過するヒンジピンとを備えることを特徴とする請求項22または24に記載の流体継手。
【請求項26】
請求項25に記載の流体継手の製造方法であって、
前記レバーの頭部に設けられた溝に連結ピンの頭部を挿入するステップと、
前記ヒンジピンを前記結合されたレバーの頭部と連結ピンの頭部を通過させて結合するステップと、
前記ヒンジピンの少なくとも一つの末端が塑性変形するようにパンチで押圧するステップとを含むことを特徴とする流体継手の製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【公表番号】特表2006−520456(P2006−520456A)
【公表日】平成18年9月7日(2006.9.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−516965(P2006−516965)
【出願日】平成16年7月30日(2004.7.30)
【国際出願番号】PCT/KR2004/001924
【国際公開番号】WO2005/075875
【国際公開日】平成17年8月18日(2005.8.18)
【出願人】(504330812)チョムダン エンプラ カンパニー リミテッド (1)
【氏名又は名称原語表記】CHUMDAN ENPLA CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】123−2 Goju−ri, Paltan−myeon, Hwaseong−si, Gyeonggi−do 445−912, Republic of Korea
【出願人】(504330823)
【氏名又は名称原語表記】HAN, Young−Soo
【住所又は居所原語表記】Samsung Raemian Apt. 403−2102, Dangsan−dong 5−ga, Yeongdeungpo−gu, Seoul 150−771, Republic of Korea
【Fターム(参考)】