説明

浴室ユニット

【課題】洗い場の幅よりも狭いカウンターを備え、使い勝手の良い浴室ユニットを提供する。
【解決手段】浴槽2と洗い場3とに隣接した壁部材5Bに、洗い場3の幅W1よりも狭いカウンター310を備えた浴室ユニット1において、カウンター310の物品載置面311を浴槽上面2Uより低い位置に備え、カウンター310の側方領域であって浴槽上面2Uより低い位置の壁部材5Bの領域に、収納部材と収納部材を着脱自在に支持する支持部材40L,40Rとを備えている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、洗い場の幅より狭いカウンターを備えた浴室ユニットに係り、特にカウンターまわりに物品をまとめて収納可能な浴室ユニットに関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、カウンターを設けた浴室ユニットが知られている。従来のカウンターは、浴槽と洗い場とが隣接する壁面において浴槽横の洗い場領域に設けられている。カウンターは洗い場の全幅に亘る長さを有しており、シャンプー、リンス、石鹸などの入浴用具、洗面用具、洗面器などを載置することができる広い物品載置面を備えている。
【0003】
近年では、特許文献1に開示されているように、カウンターの幅を洗い場の幅よりも狭くしたカウンターが開発されている。カウンターの幅が狭くなると、入浴用具、洗面器などを載置する物品載置面も小さくなるので、カウンターに隣接した位置に入浴用具などを載置するトレーや収納カゴなどを設けることが必要になる。
【0004】
カウンターまわりに入浴用具などを収納することに関して、特許文献2,3に開示された技術が知られている。
【0005】
特許文献2には「吊り下げ支持部材」が開示されている。この吊り下げ支持部材によれば、浴室壁面に取り付けられた支持具に、吊下げ収納部材を吊るすことができる。
【0006】
特許文献3には「浴室ユニット」が開示されている。この浴室ユニットでは、支持レールが浴室壁面に固定され、壁面用機能部材に設けられた係止部が支持レールに着脱自在に係止されている。この浴室ユニットによれば、棚やシャワーフック等の壁面用機能部材の位置の変更や増設などを容易に行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2007−167571号公報
【特許文献2】特開2003−204893号公報
【特許文献3】特開2003−97069号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
特許文献2,3では、入浴用具などは、カウンターの物品載置面よりも高い位置に設けられたカゴやトレーに収納又は載置される。このため、例えば入浴中に入浴剤などの用具類を使用する場合、収納又は載置された上方に位置するカゴやトレーからこれらの用具を出して下方のカウンターに載置したうえで使用し、また使用後は、これらの物品を元のカゴやトレーなどに戻すときにはカウンターより高い位置まで物品を持ち上げなければならない。特にカウンターの物品載置面が浴槽の上面よりも低い場合、カウンターの物品載置面から上方のカゴやトレーへの収納位置への物品移動距離が長く、場合により着座した状態から一旦、立ち上がるか或いは中腰の状態で収納しなければならない。そこで、より簡便に物品をカウンターから元の収納位置へ戻すことができれば便利である。
【0009】
本発明は、上記課題に鑑み、洗い場の幅よりも狭いカウンターを備え、使い勝手の良い浴室ユニットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するため、本発明は、浴槽と洗い場とに隣接した壁部材に、洗い場の幅よりも狭いカウンターを備え、カウンターの物品載置面を浴槽上面より低い位置に備えた浴室ユニットであって、カウンターの側方領域において、浴槽上面より低い壁部材の領域に、収納部材と該収納部材を着脱自在に支持する支持部材とを備えたことを特徴としている。
【0011】
本発明の浴室ユニットにおいて、支持部材は壁部材に複数設けられ得る。例えば、支持部材を、カウンターの左右の側方の各側であって、物品載置面の高さ位置で壁部材に設けることができる。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、カウンター側方に設けられた支持部材によって、収納部材を着脱自在に支持することができる。この支持部材により収納部材をカウンター側方に配設することができるので、カウンターの物品載置面に置いた入浴用具などの小物を入浴者の姿勢を変更することなく簡便に元の収納位置へ戻すことができる。
【0013】
特に入浴者がカウンター前に座って、頭を下げてシャンプーしているときに、カウンターの物品載置面の小物を収納部材に戻すときなどに便利である。従来のように、浴槽の上面より高い位置に小物を収容するカゴなどがある場合、シャンプー時に頭を上げて収容場所を確認する必要があったが、本発明では、頭を下げた状態でも、カウンター脇で支持部材によって支持された収納部材を確認できる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の実施形態に係る浴室ユニットの部分斜視図である。
【図2】図1の浴室ユニットにおける断面図である。
【図3】(A)は図1の浴室ユニットの支持部材に収納部材を取り付ける前の状態、(B)は支持部材に収納部材を取り付けた状態、をそれぞれ示す図である。
【図4】図3(B)のA−A線に沿った部分断面図である。
【図5】本発明の実施形態に係る多機能部材の側面図である。
【図6】本発明の実施形態に係る多機能部材の可動部を固定部から外した状態を示す部分斜視図である。
【図7】本発明の他の実施形態に係る浴室ユニットの部分斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態に係る浴室ユニット1を示す部分斜視図である。
浴室ユニット1は、浴槽2と、この浴槽2に隣接して設けられる洗い場3と、を備えている。浴槽2と洗い場3とは図示省略する防水パン(後述図2の防水パン4)上に設けられている。この防水パンの周縁から4つの壁部材が立ち上がって、浴室ユニットの四方の壁部を形成している。図1では、4つの壁部材の内、2つの壁部材5A,5Bを図示し、残りのパネルの図示を省略している。4つの壁部材の上縁には、図示省略する天井が取り付けられている。浴室ユニット1は、これらの防水パンと4つの壁部材と天井とから箱型に構成される。
【0016】
本実施形態では、浴槽2と洗い場3とが隣接する壁部材5Bに、例えば物品載置機能、配管カバー機能、水栓機能等の複数の機能を備えた多機能部材10を備えている。
多機能部材10は、壁部材5Bの下側領域に浴槽2と並ぶように設けられている。
【0017】
多機能部材10は、下部ユニット20と上部ユニット30とから構成されている。
先ず下部ユニット20について説明する。
下部ユニット20は、固定部210と可動部220とから構成されている。
【0018】
下部ユニット20の固定部210は、洗い場3と壁部材5Bとの間に固定されている。なお、後述の図6に示すように、洗い場3を構成するパネルの浴槽2と多機能部材10との境界領域に開口3Aが形成されており、上記固定部210は,この開口3Aとその周辺(以下、開口周辺領域S1と呼ぶ)から位置をずらして設けられている。また、この開口3Aから配管6が浴室ユニット1内へ引き込まれている。配管6は、給水配管や給湯配管であって、図6では、一方の配管だけを図示し、他方の配管の図示を省略している。
【0019】
上記固定部210は、棚部211と幕板部212とから構成され、棚部211は、洗い場3より一段高い位置に入浴用具などの小物を載置する載置面211Aを備えている。載置面211Aは水はけを考慮して、奥側(壁部材5B側)から手前側(洗い場3側)へ向けて高さが次第に低くなるように傾斜している。
【0020】
固定部210の幕板部212は、この載置面211Aの奥側の縁から上方へ立ち上るように構成され、開口3Aから引き込まれて壁部材5Bの表面に沿って配設される上記配管6(図6)を覆っている。幕板部212の上縁は、浴槽の上面よりも低い位置に設定されている。これは、例えば幕板部212の上縁に付着したシャンプー泡などが、当該上縁から浴槽内へ入ることを防止するためである。
【0021】
可動部220は、例えば固定部210に着脱自在に取り付けられるものである。可動部220は、固定部210に装着した状態で、前述の開口周辺領域S1(図6)を覆う。
【0022】
可動部220は、前壁部221と、この前壁部221の右端から幕板部212側に延出する横壁部222と、前壁部221と横壁部222の上縁に繋がった平坦な載置面部223と、この載置面部223の奥側の縁から立ち上った奥壁部224と、載置面部223と奥壁部224の各左端部に繋がった側壁部225と、から構成されている。
【0023】
可動部220が固定部210に装着された状態で、横壁部222は固定部210の棚部211の左端と幕板部212の左端とに水密的に当接している。
【0024】
次に、上部ユニット30について説明する。
上部ユニット30は、図1に示すように、カウンター部310と、カウンター部310の奥側の縁部から立ち上った立壁部320と、立壁部320の上部に設けられた水栓装置部330と、から構成され、下部ユニット20の上縁、具体的には固定部210の幕板部212の上縁に下端近傍を載らせた位置で、壁部材5Bに取り付けられている。
【0025】
上部ユニット30のカウンター部310は物品載置面311を構成し、この物品載置面311は、図1に示すように、浴槽2の上面2Uの高さより低い位置に配置されるよう設定されている。
【0026】
カウンター部310は、図に示すように洗い場3の幅W1及び下部ユニット210の棚部211並びに幕板部212の幅W2より狭く寸法が選定されている。例えば、カウンター部310の幅W3は、洗い場3の幅W1の3分の1以下に設定される。
【0027】
本実施形態では、立壁部320、水栓装置部330、ミラー7(後述)及び照明装置8A,8B(後述)の幅も、このカウンター幅W3に合わせて設計され、統一感のある外観を呈する配置構成になっている。
【0028】
カウンター部310の奥行きD1は、下部ユニット210の棚部211の奥行きD2より大きく設定されている。カウンター部310は、棚部211よりも洗い場3中央側へ突出している。
【0029】
上部ユニット30の立壁部320は、下部ユニット20の幕板部212の上縁から上方へ延出する配管6(図6参照)を覆う部材である。
【0030】
水栓装置部330は、吐水口331、流量調節操作部332、温度調節操作部333を備えている。前述の配管6は、フロア開口3Aから引き込まれ、下部ユニット20の幕板部212の裏側領域(図示省略)及び上部ユニット30の立壁部320の裏側領域(図示省略)を通って、水栓装置部330まで延出しており、水栓装置部330の水栓本体などに接続されている。
本実施形態では、この水栓装置部330の上面334も物品載置面として利用することができる。
【0031】
上部ユニット30は、図1に示すように、洗い場3の幅方向において、浴槽2から距離を置いて設けられている。また、上部ユニット30は、壁部材5Aに対向する壁部材(図1では図示省略。後述の図2の壁部材5C)からも距離を置いて設けられている。
【0032】
本発明の実施形態に係る多機能部材10は、後述のカゴ51,52などの収納部材を支持する支持部材40L,40Rを備えている。ここで、図2は図1の浴室ユニット1を壁部材5Bに平行な垂直断面で切断した断面図であり、支持部材40L,40Rは、図2に斜線で示す領域、つまりカウンター部310の側方であって浴槽上面2Uより低い位置の壁面取付領域SL,SR内に設けられる。
【0033】
本実施形態では、支持部材40L,40Rは図3(A)に示すようにカウンター側方の幕板部212の上縁に設けられている。言い換えれば、支持部材40L,40Rはカウンター部310の左右の側方の各側で、カウンター部310の物品載置面311の高さ位置に後述の支持部材40L,40Rの底面411(図4参照)が配置されるように、壁部材5Bに図示省略するねじなどで固定されている。
【0034】
左側の支持部材40Lは、図3(A)に示すように、カウンター部310の左側の幕板部212の上縁の全幅に亘る長さを有し、右側の支持部材40Rはカウンター部310の右側の幕板部212の上縁の全幅に亘る長さを有する。なお、図3(A)に示すように、カウンター部310は洗い場3の中間位置Cより浴槽2側へ距離Dだけオフセットされて配設されている。このため、左側の支持部材40Lは、右側の支持部材40Rよりも短い長さに設定されている。
このような支持部材40L,40Rは、収納部材を着脱自在に支持するものである。図3(B)では、収納部材としてカゴ51,52が支持部材40L,40Rに支持されている状態を示している。
【0035】
図4は図3のA−A線に沿った断面図である。支持部材40Lは、略コ字状の断面を有する長尺部材であって、幕板部212の上縁面に当接する底面部411と、壁部材5Bの表面に当接する背面部412と、背面部412の上縁から前方へ突出した上面部413と、溝部414と、を有する。溝部414で前述のカゴ52などの収納部材に設けられた取付部53が係止される。
支持部材40Lの下側の前端から、爪部416が下方へ突出している。支持部材40Lが壁部材5Bに取り付けられた状態で、爪部416は幕板部212を壁部材5Bへ押し付ける働きをする。
カウンター右側に配置される支持部材40Rも、左側の支持部材40Rと同様の断面形状を有する。
【0036】
さらに、本実施形態に係る浴室ユニット1では、ミラー7が多機能部材10の上部ユニット30の上方位置に配置され、照明装置8A,8Bがミラー7より高い位置に設けられている。なお、照明装置8A,8Bも、カウンター幅W3に合わせた寸法に設計されている。一方の照明装置8Bは、上部カウンター30、ミラー7と上下方向に整列するように、壁部材5Bに設けられている。
【0037】
以上のように構成された本実施形態に係る浴室ユニット1では、洗い場3に隣接した壁部材5Bの下部領域に多機能部材10が配設されている。
多機能部材10は、カウンター部310の物品載置面311、棚部211の載置面211A、可動部220の載置面部223、水栓装置部330の上面334に小物などを載置できることに加えて、支持部材40L,40Rに係止したカゴ51,52にシャンプーやリンスなどの容器を収容できる。
この多機能部材10によれば、入浴用品などをカウンター部310まわりに、言い換えれば、浴槽2の上面2Uより低い壁部材5Bの下部領域にまとめて収納することができる。
【0038】
この多機能部材10に入浴用品などをまとめて収納することに加えて、カウンター部310から上方へ、カウンター幅W3と同じ寸法に設定された、幕板部320、水栓装置部330、ミラー7、照明装置8Bを上下方向へ整列させて配設することで、壁部5Bにおける部材配置(レイアウト)をシンプルにできる。このようなシンプルな部材配置構成は従来の浴室ユニットに比べて斬新であることから、見栄えを向上させることができる。
【0039】
また、本実施形態では、支持部材40L,40Rが、カウンター部310の側方の各側に設けられている。これらの支持部材40L,40Rは、収納部材を着脱自在に支持する。図示例の収納部材は、支持部材40L,40Rよりも低い位置で入浴用品などの小物を支持する。また、ユーザーは複数の支持具の中から任意に選択したものを、支持部材40L,40Rに係止させることができる。
【0040】
このため、本実施形態に係る浴室ユニット1によれば、カゴ51,52などの収納部材がカウンター部310の側方に配設されているので、カウンター部310の物品載置面311に置いた入浴用具などの小物を簡便に元の収納位置へ戻すことができる。
【0041】
特に入浴者がカウンター前に座って、頭を下げてシャンプーしているときに、カウンター部310の物品載置面311の小物を戻すときに便利である。従来のように、浴槽2の上面2Uより高い位置に小物を収容するカゴなどがある場合、シャンプー時に頭を上げて収容場所を確認する必要があったが、本実施形態の浴室ユニット1では、頭を下げた状態でも、カウンター脇で支持部座40L,40Rによって支持された収納部材や収納部材に収納した物品を確認できる。
【0042】
さらに、本実施形態の多機能部材10では、図5に示すように、棚部210の載置面211Aが洗い場3よりも一段高くなっているので、洗い場3上の水が載置面211Aへ上がり、載置面211A上の小物にかかることを防止する。
【0043】
さらに、本実施形態の多機能部材10では、図6に示すように、下部ユニット20を構成する可動部220を固定部210から外すことができる。
この可動部220は、開口周辺領域S1を覆うだけでなく、上部に載置面部223を有する。この載置面部223も浴槽2の上面2Uよりも低い位置に設定されており、壁部材5Bの下方領域に小物などを集中的に収容することに貢献できる。
【0044】
また、図1に示すように、可動部220の載置面部223が浴槽2に隣接しているので、ユーザーが入浴中に飲む飲料水を入れたボトルなどの容器を置くことにも利用できる。
【0045】
以上説明したが、本発明は発明の趣旨を逸脱しない範囲において様々な形態で実施をすることができる。
【0046】
支持部材に支持される収納部材は、図示のカゴ51,52に限定されるものではなく、フック(図7の符号53)やトレーであってもよい。
【0047】
上記構成例では、洗い場の幅より狭いカウンターが、カウンター部として多機能部材の一部として構成される場合を例示したが、本発明のカウンターは、多機能部材を省略して設けられてもよいことは勿論である。図7は本発明の他の実施形態に係る浴室ユニットの部分斜視図である。この図に示す場合もカウンター310’の物品載置面は、図2の物品載置面311のように、浴槽上面2Uより低い位置に設定される。
【0048】
支持部材41L,41Rは、図2に斜線で示す領域、つまりカウンターの側方であって浴槽上面2Uより低い位置の壁面取付領域SL,SR内であれば、その配置位置は問わない。また、各側面領域SL,SRにおいて、支持部材41L,41Rは上下に複数設けられてもよい。例えば図7に破線で示すように、カウンター310’の右側で、支持部材40Rの下方位置に、支持部材40R’を設けてもよい。
【0049】
本発明の支持部材は、カウンター左右の一方側の壁面取付領域にだけ設けられてもよい。支持部材の長さは図示例に限定されるものではない。
【符号の説明】
【0050】
1 浴室ユニット
2 浴槽
3 洗い場
3A 開口
5A、5B 壁部材
6 配管
7 ミラー
8A、8B 照明装置
10 多機能部材
20 下部ユニット
210 固定部
211 固定部の棚部
212 固定部の幕板部
220 可動部
221 可動部の前壁部
222 可動部の横壁部
223 可動部の載置面部
224 可動部の奥壁部
225 可動部のエプロン部
30 上部ユニット
310 カウンター部
320 立壁部
330 水栓装置部
40L,40R 支持部材
411 支持部材の底面部
412 支持部材の背面部
413 支持部材の上面部
414 支持部材の前部
415 支持部材の凹部
S1 開口周辺領域
SL,SR 壁面取付領域

【特許請求の範囲】
【請求項1】
浴槽と洗い場とに隣接した壁部材に、上記洗い場の幅より狭いカウンターを備え、
上記カウンターの物品載置面を浴槽上面より低い位置に備えた浴室ユニットであって、
上記カウンターの側方領域において、上記浴槽上面より低い上記壁部材の領域に、収納部材と該収納部材を着脱自在に支持する支持部材とを備えたことを特徴とする、浴室ユニット。
【請求項2】
前記支持部材が前記壁部材に複数設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の浴室ユニット。
【請求項3】
前記支持部材が、前記カウンターの左右の側方の各側であって前記物品載置面の高さ位置で、前記壁部材に設けられていることを特徴とする、請求項2に記載の浴室ユニット。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2011−188890(P2011−188890A)
【公開日】平成23年9月29日(2011.9.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−55161(P2010−55161)
【出願日】平成22年3月11日(2010.3.11)
【出願人】(392008529)ヤマハリビングテック株式会社 (349)
【Fターム(参考)】