浴室小物取付装置
【課題】小スペースの浴室に後付けした小物取付部に、他の小物を取付ける機能を容易に追加できるようにして、多様な浴室小物を取付けるための機能を高める。
【解決手段】浴室用小物を取り付けることができる小物取付部1を備えた第1の取付部2と、他の浴室小物を取り付けることができる他の小物取付部3を備えた第2の取付部4とを着脱手段5にて着脱自在に接続している。
【解決手段】浴室用小物を取り付けることができる小物取付部1を備えた第1の取付部2と、他の浴室小物を取り付けることができる他の小物取付部3を備えた第2の取付部4とを着脱手段5にて着脱自在に接続している。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、浴室小物取付装置に関し、詳しくは、小スペースの浴室に後付けした小物取付部に、他の小物を取付ける機能を容易に追加できるようにして、浴室小物を取付けるための機能を高めようとする技術に係るものである。
【背景技術】
【0002】
従来、ユニットバス内にタオルや石けん等の浴室小物を使いやすく保持するために、ユーザーは吸盤式やマグネット式の小物取付器具を購入して浴室壁面等に取付けて使用している。(例えば、特許文献1参照)
このような従来の小物取付器具は、タオル掛けや石けん入れとして単一の機能のものとなっていて、種類の異なる浴室小物を保持するためには、その数だけ器具を購入して壁面に取付けなければならないものである。ところで、ユニットバスにて構成される浴室スペースは狭く構成されていて、多くの小物取付け用の器具を設置すると、浴室内スペースを有効に使用することができなくなるいという問題があった。
【0003】
また、従来では、収納スペースを比較的大きく取る洗面器を限られた浴室スペース内にコンパクトに収納し難いものとなっていた。
【特許文献1】特願2005−175665号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明はこのような問題を解決するためになされたものであり、小スペースの浴室に後付けした小物取付部に、他の小物を取付ける機能を容易に追加できるようにして、浴室小物を取付けるための機能を高め、また、洗面器をコンパクトに収納して安定して保持することができる浴室小物取付装置を提供することを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1に係る発明は、浴室用小物を取り付けることができる小物取付部1を備えた第1の取付部2と、他の浴室小物を取り付けることができる他の小物取付部3を備えた第2の取付部4とを着脱手段5にて着脱自在に接続していることを特徴とするものである。
【0006】
このような構成によれば、小物取付部1を備えた第1の取付部2に、他の浴室小物を取り付けることができる他の小物取付部3を着脱手段5にて必要に応じて接続することができ、多様な小物を取付けるための機能をコンパクト化を図りながら追加することができ、ユニットバスのような限られた浴室スペースに浴室小物を取り付ける装置において有用である。
【0007】
請求項2に係る発明においては、上記第1の取付部2の小物取付部1は、洗面器6の外周の耳部7の弧状外面8に沿う耳受けフック9と、耳受けフック9の下方で耳受けフック9よりも浴室内方に突出されていて、耳受けフック9に耳部7が支持されて吊下げられた洗面器6の耳部7近傍の洗面器内面10に当接する内面支持フック11を備えていることを特徴とするものである。
【0008】
このような構成によれば、耳受けフック9に洗面器6の耳部7の弧状外面8を係止して吊下げ、耳受けフック9の下方で耳受けフック9よりも浴室内に突出している内面支持フック11が洗面器6の耳部7近傍の洗面器内面10に当接して、洗面器6をコンパクトに安定して吊下げ保持することができ、ユニットバスのような狭い浴室スペースに洗面器6を取り付ける装置において有用である。
【発明の効果】
【0009】
要するに本発明は、小スペースの浴室に後付けした小物取付部に、他の小物を取付けるための機能を容易に追加することができ、浴室小物を取付けるための機能を高め、また、洗面器をコンパクトに収納して安定して保持することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、本発明の実施の一形態を添付図面に基いて説明する。図1は使用状態の正面図である。図2は浴室小物を外した状態を示し、同図(a)は平面図、同図(b)は正面図、同図(c)は側面図である。図3は第1の取付部と第2の取付部を着脱手段にて接続した状態を示し、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面図である。
【0011】
図1、図2及び図3に示すように、浴室小物取付装置Aは、例えば、洗面器6のような浴室用小物を取り付けることができる小物取付部1を備えた第1の取付部2と、例えば、タオル13のような他の浴室小物を取り付けることができる他の小物取付部3を備えた第2の取付部4とを、例えば、スライド嵌合構造のような着脱手段5にて着脱自在に接続しているものであって、例えば、ユニットバスの内部の限られたスペースの浴室14の壁面15に後付けした小物取付部1に、他の小物を取付けるための機能を容易に追加することができ、浴室小物を取付けるための機能を高めている。図1の符号29はブラシなどの紐付き或いは孔あきの浴室小物である。
【0012】
上記第1の取付部2は、主として、洗面器6を取り付けるための樹脂成形品のものであり、第1の取付部2の小物取付部1は、洗面器6の外周の耳部7の弧状外面8に沿う耳受けフック9を備えている。耳受けフック9は軟質樹脂にて成形している。耳受けフック9の下方で耳受けフック9よりも浴室内方に突出されていて、耳受けフック9に耳部7が支持されて吊下げられた洗面器6の耳部7近傍の洗面器内面10に当接する内面支持フック11を備えている。内面支持フック11は本体部分16とともに硬質樹脂にて成形されている。図7に示すように、本体部分16の上端部は断面略T字状に形成されて本体部分16の上部両側部にスライド凸部18、18を形成している。耳受けフック9と内面支持フック11との間には洗面器6の耳部7及びその近傍部分を収容する空所30が形成されている。
【0013】
図4に示すように、上記第2の取付部4は、本実施の形態では、主として、タオル13を掛ける掛けバー17の両端部を支持する対となるものである。第2の取付部4の他の小物取付部3は、平面から見て一側方に開口する凹部19が形成され、凹部19の底部が弧状に形成され、この弧状底面20よりやや上方に突条21、21が対向して形成され、断面円形の掛けバー17の両端部を凹部19の弧状底面20に突条21を乗り越えて挿入して、掛けバー17を保持することができるようにしている。第2の取付部4の下面部の両側部にL形片22、22を形成して、これらL形片22、22間にスライド溝23を形成している。上記第2の取付部4は対とならずに単一のものであってもよい。
【0014】
このような構成によれば、第1の取付部2のスライド凸部18、18に第2の取付部4のスライド溝23をスライドさせて係合させることで、第1の取付部2に第2の取付部4を必要に応じて接続することができるのであり、多様な小物を取付けるための機能をコンパクト化を図りながら追加することができるのであり、ユニットバスのような限られた浴室スペースに浴室小物を取り付ける装置において有用となるものである。
【0015】
具体的な使用例は、図3に示すように、第1の取付部1の耳受けフック9に洗面器6の耳部7の弧状外面8を係止して吊下げ、耳受けフック9の下方で耳受けフック9よりも浴室内に突出している内面支持フック11が洗面器6の耳部7近傍の洗面器内面10に当接して、洗面器6をコンパクトに安定して吊下げ保持することができるのであり、また、対となった第2の取付部4にて支持された掛けバー17にタオル13等を掛けることができるのである。
【0016】
上記第1の取付部2及び第2の取付部4は、各々を単独で使用することができるものである。図4は第2の取付部4を単独で使用する形態を示し、図7〜9は第1の取付部2を単独で使用する形態を示している。これら第1及び第2の取付部2、4は浴室14の壁面15にビスや接着剤等にて独立して取り付けることができるようにしているが、必要に応じて、浴室14の壁面15に取り付けた一方のものに他方を着脱手段5にて接続してもよいものである。
【0017】
図8は第1の取付部2に対するカバー12を示し、カバー12の両側部に上記L形片22と同形状のL形状片25を形成し、L形状片25、25の間にスライド溝23を形成していて、カバー12のスライド溝23を第1の取付部2のスライド凸部18、18に係合することで、第1の取付部2にカバー12を被せて第1の取付部2のみの使用時に外観を整えるようにしている。
【0018】
ところで、図5に示すように、第1の取付部2の洗面器6に対する内面支持フック11は、例えば、第1の取付部2の主体部分16に深い挿入溝31を形成し、必要に応じてスペーサー26を使用することで、浴室内方に突出・後退自在にしていて、内面支持フック11を突出したり、後退させることで、洗面器6の形状や大きさに対応することができるようにしている[図6(c)]。内面支持フック11を突出・後退自在とする構成は、種々変更することができる。
【0019】
図10〜図12は他の実施の形態を示し、但し、本実施の形態の基本構成は上記実施の形態と共通であり、共通する部分には同一の符号を付して説明は省略する。
【0020】
本実施の形態においては、第2の取付部4は小物取付部3として略C字状となるシャワーフック27を備えていて、シャワーヘッド28を支持できるようにしている。この場合、シャワーフック27を備えた第2の取付部4を壁面15に例えばビス等で取付けた後、着脱手段5によって第1の取付部2を取付けるようにしている。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本発明の浴室小物取付装置の実施の一形態の使用状態の正面図である。
【図2】同上の浴室小物を外した状態を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。
【図3】同上の第1の取付部と第2の取付部を着脱手段にて接続した状態を示し、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面図である。
【図4】同上の第2の取付部を示し、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面図である。
【図5】同上の第1の取付部の他の実施の形態を示す概略側面図である。
【図6】(a)は浴室小物としての洗面器を取る付ける説明図、(b)は洗面器と他の浴室小物を取り付ける説明図、(c)は洗面器の形状の変更に対処する使用形態を示す説明図である。
【図7】同上の第1の取付部を示し、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面図である。
【図8】同上の第1の取付部のみを使用するときに用いるカバーを示し、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面図である。
【図9】同上の第1の取付部にカバーを被せて第1の取付部のみを使用する形態を示し、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面図である。
【図10】他の使用形態を示す側面図である。
【図11】同上の第2の取付部を示し、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面図である。
【図12】同上の第2の取付部に第1の取付部を接続した使用形態を示し、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面図である。
【符号の説明】
【0022】
1 小物取付部
2 第1の取付部
3 他の小物取付部
4 第2の取付部
5 着脱手段
6 洗面器
【技術分野】
【0001】
本発明は、浴室小物取付装置に関し、詳しくは、小スペースの浴室に後付けした小物取付部に、他の小物を取付ける機能を容易に追加できるようにして、浴室小物を取付けるための機能を高めようとする技術に係るものである。
【背景技術】
【0002】
従来、ユニットバス内にタオルや石けん等の浴室小物を使いやすく保持するために、ユーザーは吸盤式やマグネット式の小物取付器具を購入して浴室壁面等に取付けて使用している。(例えば、特許文献1参照)
このような従来の小物取付器具は、タオル掛けや石けん入れとして単一の機能のものとなっていて、種類の異なる浴室小物を保持するためには、その数だけ器具を購入して壁面に取付けなければならないものである。ところで、ユニットバスにて構成される浴室スペースは狭く構成されていて、多くの小物取付け用の器具を設置すると、浴室内スペースを有効に使用することができなくなるいという問題があった。
【0003】
また、従来では、収納スペースを比較的大きく取る洗面器を限られた浴室スペース内にコンパクトに収納し難いものとなっていた。
【特許文献1】特願2005−175665号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明はこのような問題を解決するためになされたものであり、小スペースの浴室に後付けした小物取付部に、他の小物を取付ける機能を容易に追加できるようにして、浴室小物を取付けるための機能を高め、また、洗面器をコンパクトに収納して安定して保持することができる浴室小物取付装置を提供することを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1に係る発明は、浴室用小物を取り付けることができる小物取付部1を備えた第1の取付部2と、他の浴室小物を取り付けることができる他の小物取付部3を備えた第2の取付部4とを着脱手段5にて着脱自在に接続していることを特徴とするものである。
【0006】
このような構成によれば、小物取付部1を備えた第1の取付部2に、他の浴室小物を取り付けることができる他の小物取付部3を着脱手段5にて必要に応じて接続することができ、多様な小物を取付けるための機能をコンパクト化を図りながら追加することができ、ユニットバスのような限られた浴室スペースに浴室小物を取り付ける装置において有用である。
【0007】
請求項2に係る発明においては、上記第1の取付部2の小物取付部1は、洗面器6の外周の耳部7の弧状外面8に沿う耳受けフック9と、耳受けフック9の下方で耳受けフック9よりも浴室内方に突出されていて、耳受けフック9に耳部7が支持されて吊下げられた洗面器6の耳部7近傍の洗面器内面10に当接する内面支持フック11を備えていることを特徴とするものである。
【0008】
このような構成によれば、耳受けフック9に洗面器6の耳部7の弧状外面8を係止して吊下げ、耳受けフック9の下方で耳受けフック9よりも浴室内に突出している内面支持フック11が洗面器6の耳部7近傍の洗面器内面10に当接して、洗面器6をコンパクトに安定して吊下げ保持することができ、ユニットバスのような狭い浴室スペースに洗面器6を取り付ける装置において有用である。
【発明の効果】
【0009】
要するに本発明は、小スペースの浴室に後付けした小物取付部に、他の小物を取付けるための機能を容易に追加することができ、浴室小物を取付けるための機能を高め、また、洗面器をコンパクトに収納して安定して保持することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、本発明の実施の一形態を添付図面に基いて説明する。図1は使用状態の正面図である。図2は浴室小物を外した状態を示し、同図(a)は平面図、同図(b)は正面図、同図(c)は側面図である。図3は第1の取付部と第2の取付部を着脱手段にて接続した状態を示し、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面図である。
【0011】
図1、図2及び図3に示すように、浴室小物取付装置Aは、例えば、洗面器6のような浴室用小物を取り付けることができる小物取付部1を備えた第1の取付部2と、例えば、タオル13のような他の浴室小物を取り付けることができる他の小物取付部3を備えた第2の取付部4とを、例えば、スライド嵌合構造のような着脱手段5にて着脱自在に接続しているものであって、例えば、ユニットバスの内部の限られたスペースの浴室14の壁面15に後付けした小物取付部1に、他の小物を取付けるための機能を容易に追加することができ、浴室小物を取付けるための機能を高めている。図1の符号29はブラシなどの紐付き或いは孔あきの浴室小物である。
【0012】
上記第1の取付部2は、主として、洗面器6を取り付けるための樹脂成形品のものであり、第1の取付部2の小物取付部1は、洗面器6の外周の耳部7の弧状外面8に沿う耳受けフック9を備えている。耳受けフック9は軟質樹脂にて成形している。耳受けフック9の下方で耳受けフック9よりも浴室内方に突出されていて、耳受けフック9に耳部7が支持されて吊下げられた洗面器6の耳部7近傍の洗面器内面10に当接する内面支持フック11を備えている。内面支持フック11は本体部分16とともに硬質樹脂にて成形されている。図7に示すように、本体部分16の上端部は断面略T字状に形成されて本体部分16の上部両側部にスライド凸部18、18を形成している。耳受けフック9と内面支持フック11との間には洗面器6の耳部7及びその近傍部分を収容する空所30が形成されている。
【0013】
図4に示すように、上記第2の取付部4は、本実施の形態では、主として、タオル13を掛ける掛けバー17の両端部を支持する対となるものである。第2の取付部4の他の小物取付部3は、平面から見て一側方に開口する凹部19が形成され、凹部19の底部が弧状に形成され、この弧状底面20よりやや上方に突条21、21が対向して形成され、断面円形の掛けバー17の両端部を凹部19の弧状底面20に突条21を乗り越えて挿入して、掛けバー17を保持することができるようにしている。第2の取付部4の下面部の両側部にL形片22、22を形成して、これらL形片22、22間にスライド溝23を形成している。上記第2の取付部4は対とならずに単一のものであってもよい。
【0014】
このような構成によれば、第1の取付部2のスライド凸部18、18に第2の取付部4のスライド溝23をスライドさせて係合させることで、第1の取付部2に第2の取付部4を必要に応じて接続することができるのであり、多様な小物を取付けるための機能をコンパクト化を図りながら追加することができるのであり、ユニットバスのような限られた浴室スペースに浴室小物を取り付ける装置において有用となるものである。
【0015】
具体的な使用例は、図3に示すように、第1の取付部1の耳受けフック9に洗面器6の耳部7の弧状外面8を係止して吊下げ、耳受けフック9の下方で耳受けフック9よりも浴室内に突出している内面支持フック11が洗面器6の耳部7近傍の洗面器内面10に当接して、洗面器6をコンパクトに安定して吊下げ保持することができるのであり、また、対となった第2の取付部4にて支持された掛けバー17にタオル13等を掛けることができるのである。
【0016】
上記第1の取付部2及び第2の取付部4は、各々を単独で使用することができるものである。図4は第2の取付部4を単独で使用する形態を示し、図7〜9は第1の取付部2を単独で使用する形態を示している。これら第1及び第2の取付部2、4は浴室14の壁面15にビスや接着剤等にて独立して取り付けることができるようにしているが、必要に応じて、浴室14の壁面15に取り付けた一方のものに他方を着脱手段5にて接続してもよいものである。
【0017】
図8は第1の取付部2に対するカバー12を示し、カバー12の両側部に上記L形片22と同形状のL形状片25を形成し、L形状片25、25の間にスライド溝23を形成していて、カバー12のスライド溝23を第1の取付部2のスライド凸部18、18に係合することで、第1の取付部2にカバー12を被せて第1の取付部2のみの使用時に外観を整えるようにしている。
【0018】
ところで、図5に示すように、第1の取付部2の洗面器6に対する内面支持フック11は、例えば、第1の取付部2の主体部分16に深い挿入溝31を形成し、必要に応じてスペーサー26を使用することで、浴室内方に突出・後退自在にしていて、内面支持フック11を突出したり、後退させることで、洗面器6の形状や大きさに対応することができるようにしている[図6(c)]。内面支持フック11を突出・後退自在とする構成は、種々変更することができる。
【0019】
図10〜図12は他の実施の形態を示し、但し、本実施の形態の基本構成は上記実施の形態と共通であり、共通する部分には同一の符号を付して説明は省略する。
【0020】
本実施の形態においては、第2の取付部4は小物取付部3として略C字状となるシャワーフック27を備えていて、シャワーヘッド28を支持できるようにしている。この場合、シャワーフック27を備えた第2の取付部4を壁面15に例えばビス等で取付けた後、着脱手段5によって第1の取付部2を取付けるようにしている。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本発明の浴室小物取付装置の実施の一形態の使用状態の正面図である。
【図2】同上の浴室小物を外した状態を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。
【図3】同上の第1の取付部と第2の取付部を着脱手段にて接続した状態を示し、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面図である。
【図4】同上の第2の取付部を示し、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面図である。
【図5】同上の第1の取付部の他の実施の形態を示す概略側面図である。
【図6】(a)は浴室小物としての洗面器を取る付ける説明図、(b)は洗面器と他の浴室小物を取り付ける説明図、(c)は洗面器の形状の変更に対処する使用形態を示す説明図である。
【図7】同上の第1の取付部を示し、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面図である。
【図8】同上の第1の取付部のみを使用するときに用いるカバーを示し、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面図である。
【図9】同上の第1の取付部にカバーを被せて第1の取付部のみを使用する形態を示し、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面図である。
【図10】他の使用形態を示す側面図である。
【図11】同上の第2の取付部を示し、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面図である。
【図12】同上の第2の取付部に第1の取付部を接続した使用形態を示し、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面図である。
【符号の説明】
【0022】
1 小物取付部
2 第1の取付部
3 他の小物取付部
4 第2の取付部
5 着脱手段
6 洗面器
【特許請求の範囲】
【請求項1】
浴室用小物を取り付けることができる小物取付部を備えた第1の取付部と、他の浴室小物を取り付けることができる他の小物取付部を備えた第2の取付部とを着脱手段にて着脱自在に接続していることを特徴とする浴室小物取付装置。
【請求項2】
上記第1の取付部の小物取付部は、洗面器の外周の耳部の弧状外面に沿う耳受けフックと、耳受けフックの下方で耳受けフックよりも浴室内方に突出されていて、耳受けフックに耳部が支持されて吊下げられた洗面器の耳部近傍の洗面器内面に当接する内面支持フックを備えていることを特徴とする請求項1記載の浴室小物取付装置。
【請求項1】
浴室用小物を取り付けることができる小物取付部を備えた第1の取付部と、他の浴室小物を取り付けることができる他の小物取付部を備えた第2の取付部とを着脱手段にて着脱自在に接続していることを特徴とする浴室小物取付装置。
【請求項2】
上記第1の取付部の小物取付部は、洗面器の外周の耳部の弧状外面に沿う耳受けフックと、耳受けフックの下方で耳受けフックよりも浴室内方に突出されていて、耳受けフックに耳部が支持されて吊下げられた洗面器の耳部近傍の洗面器内面に当接する内面支持フックを備えていることを特徴とする請求項1記載の浴室小物取付装置。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【公開番号】特開2008−237610(P2008−237610A)
【公開日】平成20年10月9日(2008.10.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−83025(P2007−83025)
【出願日】平成19年3月27日(2007.3.27)
【出願人】(505154956)松下電工バス&ライフ株式会社 (306)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成20年10月9日(2008.10.9)
【国際特許分類】
【出願日】平成19年3月27日(2007.3.27)
【出願人】(505154956)松下電工バス&ライフ株式会社 (306)
【Fターム(参考)】
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