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浴室用防曇鏡
説明

浴室用防曇鏡

【課題】浴室鏡の背部に温水配管が配置された防曇鏡において、デッドスペースを有効に利用できる浴室用防曇鏡を提供する。
【解決手段】本発明は、浴室壁面に間隙を介して配置される浴室鏡の背面に、当接又は近接対向するよう温水配管が配設された浴室用防曇鏡である。浴室鏡の背部における前記温水配管の非配設部位に、所定の機能を有する機能部材が配置されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、浴室内に設置される防曇鏡に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、浴室内に設けられる浴室用防曇鏡が知られている(例えば特許文献1参照)。この特許文献1記載の防曇鏡は、浴室壁の前方に隙間を介して配置される浴室鏡と、この浴室鏡の背面に当接又は近接対向するよう配設された温水配管とを備えている。浴室用防曇鏡は、温水配管内に温度の高い湯水が流通することで、この温水配管が浴室鏡を背面から加熱し、当該浴室鏡の表面が曇るのを防ぐ。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2005−34255号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところでこのような浴室用防曇鏡は、浴室鏡の背部に、少なくとも温水配管を配設できるような間隙が設けられている。温水配管は、浴室鏡の背面に沿って配設されているものの浴室鏡の背面に隙間無く配設されているわけではないため、浴室鏡の背部には温水配管の存在しない非配設部位も存在する。従来この温水配管の非配設部位は、浴室壁面と浴室鏡との間に温水配管の外径以上の間隙を有しているにも拘らず、有効に使用されておらず、いわゆるデッドスペースとなっていた。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、浴室鏡の背部に温水配管が配置された防曇鏡において、デッドスペースを有効に利用できる浴室用防曇鏡を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の浴室用防曇鏡は、浴室壁面に間隙を介して配置される浴室鏡の背面に、当接又は近接対向するよう温水配管が配設された浴室用防曇鏡であって、前記浴室鏡の背部における前記温水配管の非配設部位に、所定の機能を有する機能部材が配置されていることを特徴とする。
【0007】
またこの浴室用防曇鏡において、前記機能部材が、被収納物を収納可能な収納装置であることが好ましい。
【0008】
またこの浴室用防曇鏡において、前記収納装置が、前記浴室鏡の背部から引き出し可能な収納部を備えていることが好ましい。
【0009】
またこの浴室用防曇鏡において、前記浴室鏡は、防曇領域と、この防曇領域に隣接した非防曇領域とを備え、温水配管は、前記防曇領域に対応するよう配設された蛇行部と、非防曇領域に対応するよう配設された直線状部とを備え、この直線状部の一側方又は両側方に、前記機能部材が配置されていることが好ましい。
【0010】
またこの浴室用防曇鏡において、前記温水配管は、第一端が水源側に接続され、第一端とは反対側の第二端が、シャワー部に接続されることが好ましい。
【0011】
またこの浴室用防曇鏡において、前記機能部材が照明器具であることが好ましい。
【発明の効果】
【0012】
本発明の浴室用防曇鏡によれば、浴室鏡の背部のデッドスペースを有効に利用することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】実施形態1の浴室用防曇鏡の正面図である。
【図2】実施形態1の浴室用防曇鏡の側断面図である。
【図3】実施形態2の浴室用防曇鏡の側断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明の実施形態について添付図面に基づいて説明する。
【0015】
実施形態1の浴室用防曇鏡1は、浴室壁面81に沿って設置される。浴室用防曇鏡1は、図1に示されるように、前面に浴室鏡22を備える防曇鏡本体2と、防曇鏡本体2内に配設された温水配管3と、この防曇鏡本体2内に収容配置された機能部材5とを備えている。また浴室用防曇鏡1は、防曇鏡本体2の下部に取り付けられる水栓装置6と、温水配管3に連通接続されるシャワー部7とをさらに備えている。
【0016】
防曇鏡本体2は、中空箱形状をしており、浴室用防曇鏡1の主体を構成する。防曇鏡本体2は、図2に示されるように、前方及び下方が開口した本体部21と、この本体部21の前方を覆うように配設された浴室鏡22とを備えている。防曇鏡本体2の下縁部には、その厚み内に(つまり本体部21と浴室鏡22との間に)、機能部材5としての照明器具51が埋設されている。防曇鏡本体2は、その内部が温水配管3を収容するための配管収容部23となっている。配管収容部23は、浴室鏡22の背部で且つ本体部21の前方に位置している。
【0017】
本体部21は、その後面が、浴室壁面81に当接した状態で固定されるようになっている。本体部21の下端面の後方側には、浴室カウンター82内から浴室壁面81に沿って上方に延設された給湯管83及び給水管84が挿通される配管挿通孔24が穿設されている。本体部21は、上述のように前面に浴室鏡22が取り付けられることで、当該浴室鏡22と、浴室壁面81との間に所定寸法の間隙25を形成する。
【0018】
浴室鏡22は、前面が鏡面となった正面視長矩形状の板状部材により構成されており、その長手方向が上下方向に沿うよう配置されている。浴室鏡22は、その下部に水栓装置6を取り付けるための水栓取付部26が設けられている。この水栓取付部26は、給湯管83と給水管84とを挿通するための水栓用挿通孔261と、水栓装置6内で混合された湯水が流通する温水配管3を挿通するための温水配管用挿通孔262とを有している。
【0019】
浴室鏡22は、くもり止め機能を有する防曇領域27と、この防曇領域27に隣接してくもり止め機能を有していない非防曇領域28とを備えている。具体的に浴室鏡22は、図1に示されるように、上下方向の略中央から下部に亘って防曇領域27を有しており、この防曇領域27よりも上方に非防曇領域28を有している。浴室鏡22は、その背面における防曇領域27に対応する範囲に、シート状又は板状の熱伝導部材29が敷設されている。この熱伝導部材29は、温水配管3から伝熱した線状に分布した熱を、面状に拡大させて浴室鏡22に伝熱するための部材であり、高い熱伝導性を有している。熱伝導部材29は、例えば銅等により構成されている。
【0020】
温水配管3は、浴室鏡22の背面に当接又は近接対向するよう配設される。本実施形態の温水配管3は、浴室鏡22に対し、熱伝導部材29を介して配置されている。温水配管3は、水源側に位置する第一端31と、この第一端31とは反対側の上側に位置する第二端32とを備えている。温水配管3は、第一端31に水栓装置6に接続される接続口部33を有しており、第二端32にシャワー部7に接続される接続口部34を有している。本実施形態の第二端32は、図1に示されるように、ハンドシャワー72に接続される第一のシャワー接続口部35と、オーバーヘッドシャワー71に接続される第二のシャワー接続口部36と、これらの流路に分岐するための分岐部37とを備えている。
【0021】
また温水配管3は、浴室鏡22の防曇領域27に対応する部位に配設される蛇行部38と、この蛇行部38に連通すると共に非防曇領域28に対応する部位に配設される直線状部39とを備えている。すなわち本実施形態の温水配管3は、上流側から、水栓装置6に接続される接続口部33・蛇行部38・直線状部39・シャワー部7に接続される接続口部34の順に連通している。温水配管3は、蛇行部38が、浴室鏡22に敷設された熱伝導部材29に当接するよう配設される。
【0022】
機能部材5は、所定の機能を有するものであり、本実施形態では上述の照明器具51及び収納装置54により構成されている。機能部材5は、浴室鏡22の背部における温水配管3の非配設部位4に配置されている。この温水配管3の非配設部位4は、浴室鏡22の背面に当接又は近接対向するように温水配管3が配設された部分を除く部位を言い、言い換えれば、浴室鏡22の背部の間隙25内において、前後方向に温水配管3とは重ならない部位を言う。
【0023】
照明器具51は、浴室鏡22の背部の下端部における温水配管3の非配設部位4に配置され、浴室鏡22の外方に向けて光を照射するよう設置される。本実施形態の照明器具51は、浴室鏡22の下方に、当該浴室鏡22の下端から隙間を介して配置された浴室カウンター82に向けて光照射するよう配設されている。照明器具51は、防曇鏡本体2の厚み内に埋設され且つ防曇鏡本体2の下縁に沿って長く形成された器具本体52と、この器具本体52内に収容された発光体53とを備えている。本実施形態の照明器具51は、いわゆる手元照明を構成する。
【0024】
なお、機能部材5としての照明器具51は、浴室鏡22の下方に向けて光照射を行なうものでなくてもよい。すなわち、浴室鏡22の横方向の側方や、上方に向けて光照射して、浴室壁面81を照らし、間接照明を行なうものであってもよい。
【0025】
収納装置54は、図1,2に示されるように、浴室鏡22の背部における非防曇領域28に対応する部位で且つ温水配管3の非配設部位4に収容配置されている。収納装置54は、防曇鏡本体2の厚み内に埋設され且つ側方に向けて引き出し可能な収納部55を備えている。本実施形態の収納装置54は、一対の収納部55を有しており、この一対の収納部55が、防曇鏡本体2内の温水配管3の直線状部39の両側方にそれぞれ配置されている。本実施形態の収納部55は、防曇鏡本体2内に収容されると、温水配管3の直線状部39に近接対向するよう配置される。
【0026】
本実施形態の収納部55は、被収納物9を載置可能な棚板により構成されている。収納部55は、防曇鏡本体2の内側に水平に架設された下板部56を介して、水平方向にスライド自在に取り付けられている。収納部55は、ユーザーにより横方向に引き出されることで横方向にスライド移動すると、正面視で浴室鏡22から側方に突出し、ユーザーが被収納物9を載置することができる状態となる。一方、この状態からユーザーが収納部55を防曇鏡本体2内に押し込み、スライド移動させると、収納部55は、防曇鏡本体2内に収容され、正面視で浴室鏡22と重なった収納位置に配置される。
【0027】
なお被収納物9としては、例えば、浴室洗浄剤や浴室の清掃具といった浴室内の備品やシャンプーやリンス等が挙げられるが、特に限定されるものではない。
【0028】
水栓装置6は、浴室鏡22の下部に取り付けられる。水栓装置6は、給湯管83及び給水管84が接続され、さらに温水配管3が接続されている。水栓装置6は、カラン61からの吐水(以下、カラン吐水)及びシャワー部7からの吐水(以下、シャワー吐水)のいずれかに、ユーザーが選択して切り替える切替レバー(図示せず)を備えている。また水栓装置6は、水量を調節する水量調節部(図示せず)と、熱湯と冷水との混合比を変えて湯温を調節する温度調節部(図示せず)とをさらに備えている。
【0029】
水栓装置6は、給湯管83及び給水管84から流入した湯水を内部で混合したうえで、その混合した湯水を、カラン61の吐水口か又は温水配管3に流出させる。すなわち水栓装置6は、切替レバーによりシャワー吐水が選択されている場合には、温度調節部と水量調節部とに基づいて湯水の水量及び湯温を調節し、調節した湯水を温水配管3へ流出させる。
【0030】
シャワー部7は、図1に示されるように、温水配管3の第二端32に連通接続されている。シャワー部7は、浴室鏡22の上部に固定的に取り付けられているオーバーヘッドシャワー71と、ユーザーが把持して使用することが可能なハンドシャワー72とを備えている。
【0031】
ハンドシャワー72は、温水配管3の第一のシャワー接続口部35に連通接続される。この第一のシャワー接続口部35は、浴室鏡22の上部側方に位置している。このハンドシャワー72は、可撓性を有するホース部73と、このホース部73の下流側に連通接続され且つ把持部を有するシャワーヘッド部74とを備えている。本実施形態の浴室用防曇鏡1は、分岐部37よりも下流側の流路のうち、第一のシャワー接続口部35側の流路を開閉させる第一の開閉弁(図示せず)を有している。
【0032】
オーバーヘッドシャワー71は、温水配管3の第二のシャワー接続口部36に連通接続される。この第二のシャワー接続口部36は、浴室鏡22の上部に位置しており、図2のように、浴室鏡22を前後に貫通する貫通路75を介してオーバーヘッドシャワー71に接続されている。本実施形態の浴室用防曇鏡1は、分岐部37よりも下流側の流路のうち、第二のシャワー接続口部36側の流路を開閉させる第二の開閉弁(図示せず)を有している。
【0033】
次に、ユーザーが水栓装置6を操作してシャワー吐水に切り替えた場合の浴室用防曇鏡1の動作につき説明する。
【0034】
まず、ユーザーが水栓装置6を操作して、シャワー吐水に切り替えて吐水を開始させると、給湯管83及び給水管84を流通する湯水は、水栓装置6に流入して混合される。そして混合後の湯水は、温水配管3に流入する。温水配管3に流入した湯水は、蛇行部38を流通すると共に直線状部39を流通し、オーバーヘッドシャワー71及び/又はハンドシャワー72に到達する。このとき、第一の開閉弁及び第二の開閉弁の開閉状態により、オーバーヘッドシャワー71の吐水の有無及びハンドシャワー72の吐水の有無が決定される。
【0035】
湯水が温水配管3内を流通すると、その湯水により温水配管3が加熱される。湯水から熱を受け取った温水配管3は、蛇行部38に当接または近接対向する熱伝導部材29を介して浴室鏡22の防曇領域27を加熱する。浴室鏡22の防曇領域27が加熱されると、加熱された防曇領域27には結露が生じにくくなって水滴が付着しにくくなり、これにより浴室鏡22が曇るのを防ぐことができる。
【0036】
このような構成の浴室用防曇鏡1は、浴室鏡22の背部における温水配管3の非配設部位4に、機能部材5が配置されているため、従来デッドスペースとなっていた温水配管3の非配設部位4を有効に利用することができる。
【0037】
しかも本実施形態の浴室用防曇鏡1は、機能部材5が被収納物9を収納可能な収納装置54であるため、従来のデッドスペースに浴室内の備品等を収納することができ、デッドスペースが有効に利用できるうえに、被収納物9を浴室鏡22の背部に隠すことができる。これにより、従来では浴室内に露出していた備品等を、隠した状態で収納でき、浴室内をすっきりとした外観とすることができる。
【0038】
またこの収納装置54が、浴室鏡22の背部から引き出し可能な収納部55を備えているため、ユーザーは簡単に収納部55を引き出すことができ、使い勝手を向上させることができる。
【0039】
また本実施形態の浴室用防曇鏡1は、温水配管3が、防曇領域27に対応するよう配設された蛇行部38と、非防曇領域28に対応するよう配設された直線状部39とを備え、この直線状部39の一側方又は両側方に、機能部材5が配置されている。このため、浴室鏡22において防曇領域27を形成しながら、それでいて機能部材5の配置領域を確実に確保することができる。
【0040】
また本実施形態の浴室用防曇鏡1は、温水配管3が、第一端31が水源側に接続され、第一端31とは反対側の第二端32がシャワー部7に接続されるため、ユーザーがシャワー部7を使用する際の熱を利用してくもり止めを行なうことができる。つまり、例えば電気ヒータを利用した防曇鏡などのように、ランニングコストが大きく発生するのを防止することができる。
【0041】
また、本実施形態の浴室用防曇鏡1は、機能部材5として、収納装置54だけでなく浴室鏡22の外方に向けて光を照射する照明器具51を備えているため、照明装置の設置スペースの省スペース化を図ることができる。
【0042】
本実施形態の浴室用防曇鏡1は、温水配管3を利用してくもり止めを図るものであるため、例えば電気ヒータ式の防曇鏡に対してユーザーが抱くような漏電の懸念をなくすことができ、ユーザーに安心感を与えることができる。また浴室鏡22の表面に親水膜を積層した防曇鏡は、水垢汚れやシャンプーの泡等の飛沫などにより効果が低下してしまうが、本実施形態の浴室用防曇鏡1は、安定した防曇効果を発揮することができる。
【0043】
次に、実施形態2について図3に基づいて説明する。なお、本実施形態は実施形態1と大部分において同じであるため、同じ部分においては同符号を付して説明を省略し、主に異なる部分について説明する。実施形態1では温水配管3が水栓装置6の下流側に接続されていたが、本実施形態は、温水配管3が水栓装置6の上流側に接続されており、主にこの点において実施形態1とは異なっている。
【0044】
本実施形態の浴室用防曇鏡1は、浴室壁から延出する給湯管83が、防曇鏡本体2内に収容配置された温水配管3の上端に連通接続されている。
【0045】
温水配管3は、上方に直線状部39を有しており、この直線状部39の下流側(下方)に蛇行部38を有している。この蛇行部38は、浴室鏡22の防曇領域27に対応する部分に、熱伝導部材29を介して設置されている。温水配管3は、浴室鏡22の下部において、水栓装置6に接続される。
【0046】
水栓装置6は、温水配管3と、浴室カウンター82内から浴室壁に沿って配管された給水管84とが接続されている。水栓装置6は、カラン61の吐水口と、シャワー吐水部(図示せず)とを有しており、このシャワー吐水部にハンドシャワー72が接続されている。水栓装置6は、温水配管3から流入した高温の湯と、給水管84から流入した冷水とを混合し、カラン吐水とシャワー吐水を行なうよう構成されている。
【0047】
なお、本実施形態の浴室用防曇鏡1には、実施形態1のようなオーバーヘッドシャワー71は取り付けられていない。
【0048】
浴室用防曇鏡1は、温水配管3の直線状部39の両側に位置する温水配管3の非配設部位4に、機能部材5としての収納装置54が配設されている。さらに、浴室鏡22の下端部に位置する温水配管3の非配設部位4には、実施形態1と同様に、機能部材5としての照明器具51が埋設されている。
【0049】
このような構成においても、実施形態1のように、従来デッドスペースとなっていた温水配管3の非配設部位4を有効に利用することができる。
【0050】
また、本実施形態の浴室用防曇鏡1は、シャワー吐水だけでなく、カラン吐水を行なうような場合でも、浴室鏡22のくもり止め効果を発揮することができる。
【0051】
なお、実施形態1,2の浴室用防曇鏡1は、機能部材5としての収納装置54が、温水配管3の直線状部39の両側に設けられていたが、本発明の浴室用防曇鏡1においては、温水配管3の直線状部39の一方側のみに設けられたものであってもよい。
【0052】
また、実施形態1,2の浴室用防曇鏡1は、機能部材5として、収納装置54及び照明器具51のいずれをも備えていたが、本発明の浴室用防曇鏡1は、収納装置54だけでもよいし、あるいは照明器具51だけでもよい。また本発明の浴室用防曇鏡1においては、機能部材5として収納装置54や照明器具51に限られず、所定の機能を有するものであればよい。また実施形態1,2の浴室用防曇鏡1は、機能部材5として複数の機能部材5を備えていたが、本発明の浴室用防曇鏡1における機能部材5は、単数でも複数でもよく、この点限定されるものではない。
【0053】
また実施形態1,2の浴室用防曇鏡1は、いずれも、温水配管3が水栓装置6に接続されたものであったが、本発明の浴室用防曇鏡1においては、温水配管3が水栓装置6に接続されていないものであってもよい。すなわち、シャワー吐水やカラン吐水の熱を利用する必要はなく、くもり止め専用に温水配管3を配設したものであってもよい。
【0054】
また実施形態1,2の収納装置54は、引き出し可能な収納部55を有していたが、本発明における収納装置54は、収納部55が引き出し可能に構成されたものでなくてもよい。
【0055】
また実施形態1,2の浴室用防曇鏡は、熱伝導部材29が浴室鏡22の背面に敷設されていたが、本発明においては、必ずしも熱伝導部材29が配設されている必要はない。また、本発明の浴室用防曇鏡は、温水配管が、浴室鏡の背面に当接するよう配設されていてもよいし、或いは近接対向するよう配設されていてもよい。
【符号の説明】
【0056】
1 浴室用防曇鏡
2 防曇鏡本体
21 本体部
22 浴室鏡
23 配管収容部
25 間隙
27 防曇領域
28 非防曇領域
29 熱伝導部材
3 温水配管
31 第一端
32 第二端
38 蛇行部
39 直線状部
4 非配設部位
5 機能部材
51 照明器具
54 収納装置
55 収納部
6 水栓装置
7 シャワー部
71 オーバーヘッドシャワー
72 ハンドシャワー
81 浴室壁面
82 浴室カウンター
9 被収納物

【特許請求の範囲】
【請求項1】
浴室壁面に間隙を介して配置される浴室鏡の背面に、当接又は近接対向するよう温水配管が配設された浴室用防曇鏡であって、
前記浴室鏡の背部における前記温水配管の非配設部位に、所定の機能を有する機能部材が配置されている
ことを特徴とする浴室用防曇鏡。
【請求項2】
前記機能部材が、被収納物を収納可能な収納装置である
ことを特徴とする請求項1記載の浴室用防曇鏡。
【請求項3】
前記収納装置が、前記浴室鏡の背部から引き出し可能な収納部を備えている
ことを特徴とする請求項2記載の浴室用防曇鏡。
【請求項4】
前記浴室鏡は、防曇領域と、この防曇領域に隣接した非防曇領域とを備え、
温水配管は、前記防曇領域に対応するよう配設された蛇行部と、非防曇領域に対応するよう配設された直線状部とを備え、
この直線状部の一側方又は両側方に、前記機能部材が配置されている
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の浴室用防曇鏡。
【請求項5】
前記温水配管は、第一端が水源側に接続され、第一端とは反対側の第二端がシャワー部に接続される
ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の浴室用防曇鏡。
【請求項6】
前記機能部材が照明器具である
ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の浴室用防曇鏡。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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