説明

浴槽攪拌具櫓漕ぎ

【課題】 追い炊きした浴槽内のお湯を掻き混ぜるための、浴槽攪拌櫓漕ぎを提供する。
【解決手段】 櫓漕ぎ受け台を浴槽の縁に掛け、櫓漕ぎ棒を円盤型スライド板受け部に差し込み、取っ手を握り櫓漕ぎ棒を左右又は前後に動作させることで、楽な力で団扇を仰ぐように攪拌羽根が動作しお湯を攪拌することを特徴とする浴槽攪拌櫓漕ぎ。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、追い炊きした浴槽内のお湯を掻き混ぜるための、浴槽攪拌櫓漕ぎに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来も、お湯を掻き混ぜる為の攪拌棒などが主流となっている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
そのために次のような問題点があった。
(イ)掻き混ぜるためには、ある程度の力が必要である。
(ロ)健常者には他愛のないことでも、高齢者や力を出したくても出せない人には、大変な作業である。
(ハ)力を出すためには、足腰に負担がかかり辛い。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
櫓漕ぎ受け台を浴槽の縁に掛け、櫓漕ぎ棒を円盤型スライド板受け部に差し込み、取っ手部を握り櫓漕ぎ棒を左右又は前後に動作させることで、楽な力で団扇を仰ぐように攪拌羽根部が動作しお湯を攪拌する。
以上を特徴とする浴槽攪拌櫓漕ぎである。
【発明の効果】
【0005】
てこの原理を応用したことで、必要以上の力は要らなくなり、足腰にも負担がかからなくなった。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(イ)浴槽部(9)の縁に掛ける櫓漕ぎ受け台(4)に滑り防止の吸盤(8)と円盤型スライド板(2)を差し込む円盤型スライド板受け部(3)を設ける。
(ロ)櫓漕ぎ棒(1)を円滑に動作させるための円盤型スライド板(2)を設ける。
(ハ)櫓漕ぎ棒(1)下部に攪拌羽根部(6)が約120度可動するように攪拌羽根収納部(5)に溝を作り、攪拌羽根部(6)収納後、脱落防止のため攪拌羽根留め具(7)で固定する。本発明は以上のような構造で、これを使用するときは、櫓漕ぎ受け台(4)を浴槽部(9)の縁に取り付け、櫓漕ぎ棒(1)の円盤型スライド板(2)を円盤型スライド板受け部(3)に差し込み、取っ手部(10)を握り、左右又は前後に櫓漕ぎ棒を動かし攪拌羽根部(6)を団扇の様に動作させ使用する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】 本発明の分解斜視図
【図2】 本発明の断面図
【図3】 本発明の断面図
【図4】 本発明の断面図
【図5】 本発明の使用状態を示す斜視図
【符号の説明】
【0008】
1 櫓漕ぎ棒
2 円盤型スライド板
3 円盤型スライド板受け部
4 櫓漕ぎ受け台
5 攪拌羽根収納部
6 攪拌羽根部
7 攪拌羽根留め具
8 吸盤
9 浴槽部
10 取っ手部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
櫓漕ぎ受け台を浴槽の縁に掛け、櫓漕ぎ棒を円盤型スライド板受け部に差し込み、取っ手部を握り櫓漕ぎ棒を左右又は前後に動作させることで、楽な力で団扇を仰ぐように攪拌羽根部が動作しお湯を攪拌することを特徴とする浴槽攪拌櫓漕ぎ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2009−183664(P2009−183664A)
【公開日】平成21年8月20日(2009.8.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−56980(P2008−56980)
【出願日】平成20年2月7日(2008.2.7)
【出願人】(505208101)
【Fターム(参考)】