説明

海中構造物

【課題】従来の海底トンネルに比べてコスト、時間の面で有利な海中構造物を提供する。韓国の朝鮮時代、李舜臣将軍考案の木造潜水亀船のような21世紀型の海の中構造物。
【解決手段】本発明は人間がより便利な生活を営むために、島と島、半島と島、陸地と陸地を連結させて、移動距離と時間、工費の節約ができる海中構造物の構築方法を提供することを課題とする。最近話題になっている韓日間の玄界灘における海底トンネルは、海中深く岩盤を掘るために、困難な問題がある反面、本発明は岩盤、地殻の内容に関係なく、海の中で構築することができ、玄界灘のみならず、ベーリング海峡、ジブラルタル海峡、台湾海峡など、様々な地域で海中構造物の中に道路及び鉄道を利用し、地球全体の豊かな生活を提供できるようにする。宇宙まで挑戦する人間が、無限なる可能性を持つことを証明することである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は潜水艦の原理と沈埋トンネル工法の原理を活用し、海中構造物として安定性を向上させた浮遊構造物である。
【従来の技術及び本発明が解決しようとする課題】
【0002】
シールド工法は水深が深いとき、掘削するとき膨大な時間と費用がかかる。沈埋工法は海底が水平でない場合、困難を要する。
本発明は波浪や潮汐などによる構造物と構造物の接合部分の問題という課題と、重力と浮力のバランスをとりながら海水による腐食を解決するものである。
【本発明が解決するための手段】
【0003】
本発明は建設作業船(図1)を利用し陸地から人工島、人工基地、島まで請求項1に記載の強度のあるケーブルまたはロープ(図2)を連結する。
【0004】
また、請求項2、請求項3として腐食しにくい材料工法で船または潜水艦の形(図3)で連結する。
【0005】
請求項4として、腐食を防ぐためにセラミックとセメントで(図4)のように作業する。
【0006】
また、請求項5として、海中構造物と海中構造物との間(図5)(図6)のように摩擦による被害、火災を防ぐために、材料工学を生かした、請求項2のゴムパイプ管を連結させる。
【0007】
また、請求項6として、アルキメデスの原理を利用し、それぞれの構造物が持っている重量と浮力のバランスをとり、構造物が沈下することを防ぐ。
【0008】
(図7)に示したように、請求項7として各それぞれの工事区間のなかに人工島、大橋、島、人工基地などを本発明の海中構造物と連結し、道路および線路を構築させる。本発明は潜水艦の原理を利用し、より早く人および物を輸送できる海の中での高速鉄道、または高速道路などのインフラを整備し、陸地と島を連結したため、従来のような船、飛行機を利用しなくても、移動が可能になる。
【発明の効果】
【0009】
海中構造物を活用し、太陽光発電機を搭載したら、そのエネルギーによって、無電力地域に電力を供給可能となり、さらに海中構造物の中の高速鉄道へも供給可能となる。さらに、海中構造物のターミナルを利用し、人工島として観光施設にも活用できる。海底シールドトンネル工法、沈埋トンネル工法、大橋建設工法、人工島とともに、世界中のあらゆる海で活用価値がある。従って、平和のための海中構造物を誰もが政治、経済、宗教、思想、文化に関係なく利用することが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】人工島、人工基地、島、陸地を連結する建設作業船
【図2】強度が強いケーブルまたはロープで連結工事を行う作業船
【図3】海中構造物
【図4】建設作業船によるつなぎ作業
【図5】海中構造物の正面図
【図6】海中構造物の断面図
【図7】陸地まで連結した海中構造物
【符号の説明】
1 人工島
2 作業船
3 人工基地
4 作業船
5.ケーブル、ロープ
6.海中構造物
7.注入作業
8.つなぎ部分
9.ケーブルの穴
10.海中構造物のトンネル
11.海中構造物の中に走る高速鉄道

【特許請求の範囲】
【請求項1】
海中ケーブルまたは海中ロープを連結した海中構造物。海中人工島。海中基地。
【請求項2】
海の中に500年以上前に沈んだものであっても、陶器が腐食しないごとく最先端の材料工学を利用し、海中に浮力を利用したセラミック構造物、プラスティック構造物、コンクリート構造物、ガラス構造物、鉄構造物、ステンレス構造物、ゴム構造物、木材構造物など。
【請求項3】
河川の上にゴムタイヤを連結し、その上に橋を構築したら人間がその河を往来できるごとく、海の上に船と船を繋げば、その距離にかかわらず海を渡ることができる。同じ原理で、海中構造物にかかわるすべての技術、その構築方法。
【請求項4】
表面にセラミックを利用した海中構造物。
【請求項5】
海中構造物と海中構造物を連結させる工法。
【請求項6】
潜水艦の原理を利用した海中構造物。
【請求項7】
海中構造物に道路及び線路を作る工法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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