説明

液体の輸送および貯蔵容器のためのパレット状下部フレーム

【課題】液体のための輸送および貯蔵容器のためのパレット状の下部フレームを提供する。
【解決手段】下部フレームは、内側容器を支持する基部と、下部フレームの基部上に固定された、金属でできた角部脚および中間脚とを有し、角部脚は、カップ形状の角部脚本体と、前部壁の中心軸の側部に形成されたカップ部品とを備え、カップ部品は、前部壁の周辺端上に形成され、内側に向かって曲げられた端部ウェブをそれぞれ備え、下部フレームは、角部脚を地面に接続するための上部端ウェブ部と、基部フレームと前部壁の側部端上において上部および下部端ウェブ部の間に形成された水平端ウェブ部とに接続するための下部端ウェブ部とを備え、上部端ウェブ部(31)、水平端ウェブ部(43)、および下部端ウェブ部(30)は、端部ウェブ形成領域(44)において連続的に互いにつながるよう構成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体のための輸送および貯蔵容器のためのパレット状の下部フレームであって、容器は、閉じられ得るフィラー接続と、ドレインフィッティングへの接続のためのドレイン接続とを持つプラスチックの内側容器、および金属グリッドまたはシートメタルを備える外側ジャケットを備え、下部フレームは、内側容器を支持する基部と、下部フレームの基部上に固定された、金属でできた角部脚および中間脚とを有し、角部脚は、基部フレームのフレーム角部の角部半径に沿った前部壁を有するカップ形状の角部脚本体と、前部壁の中心軸の側部に形成されたカップ部品とを備え、カップ部品は、前部壁の周辺端上に形成され、内側に向かって曲げられた端部ウェブをそれぞれ備え、下部フレームは、角部脚を地面に接続するための上部端ウェブ部と、基部フレームと、前部壁の側部端上において上部および下部端ウェブ部の間に形成された水平端ウェブ部とに接続するための下部端ウェブ部とを備える。
【背景技術】
【0002】
上のように特定された種類のパレット状の下部フレームは、例えば特許文献1から知られている。知られている下部フレームは、中心軸の領域においてつながるように構成された2つのカップ部品を持つ角部基部本体を備える基部フレームのフレーム角部に位置する角部脚を備える。このカップ部品は、上部端ウェブ部および下部端ウェブ部を前部壁の上部端と前部壁の下部端とにおいてそれぞれ有し、これらは前部壁に実質的に直角に曲げられている。ここで上部端ウェブ部は、下部フレームの基部への接続のために用いられ、下部端ウェブ部は、下部フレームの基部への接続のために用いられる。
【0003】
前部壁の側部端において、カップ部品は、前部壁の側部端に形成されたタブ形状のシート材料金属ベロ(tab-shaped sheet metal tongue)からそれぞれなる水平端ウェブ部を備え、水平端ウェブ部は内側に向かって曲げられ、よって補強用要素を形成し、この補強用要素によってその軸方向端部は、補強用要素の軸方向端部が端部ウェブ部に接続されることなく、上部端ウェブ部および下部端ウェブ部をそれぞれ支持する。
【0004】
知られている角部脚において、特に補強用要素は、端部ウェブ部を互いに効果的に補強することを可能にし、よって角部脚の安定性がそれに対応して増し、特に角部脚の中心軸に平行な角部脚に荷重(loading)がかかった状態においては安定性が増す。これに対応する荷重がかかった状態は、例えば輸送および貯蔵容器の液体が満たされた内部容器によって生じる角部脚または下部フレームの静的荷重による場合がある。よって最大静止荷重は、上方に重ねられた配置の複数の輸送および貯蔵容器を備えるスタック構成において得られる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】独国実用新案出願公開第202 17 856号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
静止荷重(load)が角部脚の中心軸と平行に作用しない荷重の場合には、または、例えば輸送および貯蔵容器を取り扱うときや、容器が倒れたり、下張り床上に容器が不均一に置かれたりする結果として起こり得る、角部脚の動的荷重の場合には、増加した剪断力は上部および下部端ウェブ部の間で補強要素を介して伝達されなければならないので、水平端ウェブ部によって形成される補強用要素は、それに応じて安定になるよう構成され、または寸法が決定されなければならない。しかし原則としては材料を節約し、重さを軽減するために、可能な限り薄い金属シートを用いて角部脚を製造することが望ましい。
【0007】
本発明は、補強用要素の軸方向端部を隣接する端部ウェブ部に接続することによって、剪断応力の伝達のために補強用要素の安定性を増すという基本的な考えから始まっている。これは例えば、補強用要素の軸方向端部と隣接端部ウェブ部との溶接による接続のような継ぎ目のない接続によって達成され得る。しかしこのように形成された接続の欠点は、角部脚の製造の結果、別個の処理ステップが必要となることである。
【0008】
したがって本発明の目的は、より安定性が増した、液体のための輸送および貯蔵容器のためのパレット状の下部フレームを提供することであり、それにより、下部フレームの不十分な安定性によって引き起こされる容器の故障に対してより向上した安全性を確保し、かつ危険物の輸送および貯蔵に特に適する、液体のための輸送および貯蔵容器の提供を可能にすることである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
この目的を達成するために、本発明による下部フレームは、請求項1の特徴を有する。
【0010】
本発明による下部フレームにおいて、上部端ウェブ部、水平端ウェブ部および下部端ウェブ部は、端部ウェブ形成領域において、互いに連続的につながる(go over)よう構成される。
【0011】
よって本発明による下部フレームにおいては、水平端ウェブ部の端部は、別個の処理プロセスで作られることを必要とする特別な接続を用いずに、上部および下部端ウェブ部に一体として接続されている。逆に、水平端ウェブ部、上部および下部端ウェブ部の間の接続は、カップ状角部脚本体または角部脚本体のカップ部品を形成または成型するのに必要とされる形成プロセスの一部である、シートメタルブランクの形成プロセスによって作られる。
【0012】
端部ウェブ部形成領域の具体的な安定性は、これらがカップ部品の空間的な角部領域として形成されるなら、可能になるが、これはこれらの角部領域が空間の力の3つの向き全てにおいて力を吸収できるからである。
【0013】
下部フレームのさらなる補強は、角部脚の前部壁に補強用溝部を形成することによって達成され得る。補強用溝部は、上部端ウェブ部および下部端ウェブ部の間を延び、前部壁によって規定される前部平面に対して、下部端ウェブ部の接続端に向かって傾いている溝部基部を有する。よってその基部フレームが下部フレームの基部よりも小さく構成されるパレット状の下部フレームにおいて特に効率的な補強が可能である。特に輸送および貯蔵容器がスタック可能(stackable、積み重ね可能)であって、容器が上に積み重ねられるスタック構成において、角部脚の下部端が基部フレームとの接続に用いられるだけではなく、同時に、下部輸送および貯蔵容器の外側ジャケットの上部端上での支持のためにも用いられる場合には効率的な補強が可能となる。そのようなスタック構成においては、上部輸送および貯蔵容器の基部フレームは、下部輸送および貯蔵容器の外側ジャケットの上部端によって囲まれる表面内に位置する。
【0014】
上に積み重ねられた輸送および貯蔵容器の規定された相対的構成については、もしストップタブが、下部端ウェブ部上の前部壁の周辺端および接続端の間に配置されるなら特に優位性があることも判明している。ストップタブは、周辺端からのそれらの距離によって、輸送および貯蔵容器の外側ジャケット上での支持のための接続端を規定する。よってこのストップタブは、上部輸送および貯蔵容器が下部輸送および貯蔵容器に対してほぼ中心に配置されることによって、基部フレームおよび上部端の間の円周方向に(circumferentially)形成されて規定された距離が作られることで、輸送および貯蔵容器の望ましくない傾きがスタック構成において防止され得て、したがってスタック構成を作ること、および上に重ねられた輸送および貯蔵容器から一つずつ分離することによってスタック構成を分解することがより簡単であり、対応する危険な状況の形成が防止され得る。
【0015】
液体の輸送および貯蔵容器のためのパレット状の下部フレームのための基部を製造するために、最初の方法ステップにおいて、平板シートメタルブランクを深絞り法で成形されることによって、角部脚予備形成品が、基部壁の中心軸について水平に形成された2つのカップ部品を有するように形成され、前部壁は、同じ方向に湾曲した2つのジャケットセグメントで構成され、カップ部品は、中心軸の領域においてつながっており、基部壁の周辺端上のカップ部品は、基部壁に対して実質的に直角に位置する、上部端ウェブ部、水平端ウェブ部および下部端ウェブ部から連続的に形成される端部ウェブ部をそれぞれ備える。
【0016】
本発明によれば、角部脚の製造の間に後続の方法ステップにおいて、ジャケットセグメントは、ジャケットセグメントが曲面の実質的に連続な半径を有する前部壁を形成するように、中心軸の周りに互いに対して旋回される。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】パレット状の下部フレームが設けられた液体のための輸送および貯蔵容器の透視図である。
【図2】図1に示される輸送および貯蔵容器の下部フレームの角部領域の拡大図である。
【図3】角部脚の等角単一図である。
【図4】等角図における角部脚予備形成品を示す図である。
【図5】図4に示される角部脚予備形成品を基に作られた角部脚の下からの等角図である。
【図6】スタック構成の角部脚を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
輸送および貯蔵容器のためのパレット状の下部フレームの好ましい実施形態が図面を参照して詳細に以下に説明される。
【0019】
図1は、使い捨ての、または再利用可能な容器として用いられ得る、液体のための輸送および貯蔵容器10を示し、この容器は、上部容器基部14においてカバー12によって閉じられ得るフィラー接続(filler connection)13と、ドレインフィッティング17の接続のための下部容器基部16の領域においてドレイン接続(drain connection)15とを設けた、プラスチックでできた内側容器11を備える。内側容器11は、水平および垂直な金属格子バー19,20の外側ジャケット18内に交換可能に収められ、金属格子バー19,20は内側容器11と同様にパレット状下部フレーム21上に位置する。
【0020】
下部フレーム21は、角部脚23および中間脚24と同じく内側容器11を支持する基部22を有し、角部脚23および中間脚24は基部フレーム25上に取付され、これら脚上には基部22および内側容器11の外側ジャケット18が固定されている。
【0021】
図2および3の組み合わされた様子からわかるように、角部脚23は、基部フレーム25のフレーム角部27に従って実質的に湾曲させられた前部壁26を有し、その周辺端28において前部壁26は、基部フレーム25の内側領域に向かって曲げられている端部ウェブ29に入り込み、基部フレーム25は、下部端ウェブ部30および上部端ウェブ部31を備える。下部端ウェブ部30は、基部フレーム25への接続のために用いられる。上部端ウェブ部31は、基部22の周辺端33が上部端ウェブ部31(図3)と外側ジャケット18の下部端32との間に収められるように、外側ジャケット18の下部端32への接続のために用いられる。
【0022】
図4は、深絞り法で作られ、さらにあとに続く形成プロセスにおいて図5に示される角部脚23に形成される角部脚予備形成品(corner foot pre-form)34を示す。角部脚予備形成品34は、共通の基部壁を介して相互接続された2つのカップ部品36,37を持つ、実質的に箱状、またはカップ形状の角部脚本体35を有する。
【0023】
角部脚予備形成品34において、基部壁38は、基部壁38の中心軸42の領域においてつながる(go over)カップ部品36,37の2つのシリンダジャケットセグメント39,40から形成される。図4がさらに明示するように、下部端ウェブ部30および上部端ウェブ部31に加えて、カップ部品36,37は、端部ウェブ形成領域44において、上部端ウェブ部31および下部端ウェブ部30に連続的につながる(go over)水平端ウェブ部43を有する。
【0024】
角部脚予備形成品34において、端部ウェブ形成領域44は、カップ部品36,37の空間的な角部領域として形成され、これらカップ部品36,37においては、下部端ウェブ部30、上部端ウェブ部31および基部壁38の隣接する領域が、空間の主軸方向に従って互いに対して配置される。平板シートメタルブランクに基づいた図4に示される角部脚予備形成品34の製造の結果、領域44を形成するウェブ端は、深絞り法を行うときにカップ部品36,37と同時に形成される。したがって図4に示される角部脚予備形成品34は、対応するように構成されたプレス加工つまり深絞りのツールを用いる単一の成形プロセスの結果である。
【0025】
図5に示される角部脚23は、図4に示される角部脚予備形成品34から始まって製造され、それによりさらなる成形プロセスにおいては、カップ部品36,37は、基部壁38の中心軸42と実質的に一致する旋回軸を中心として互いに対して旋回する。ここでシリンダジャケットセグメント39,40として構成される角部脚予備形成品34の基部壁38の基部部分表面が前部壁26を形成するように、この旋回は達成され、ここでシリンダジャケットセグメント39,40は溝部(beads)などによって前部壁の外形を形づくることを除いては、曲面の実質的に連続な半径を有する完全な表面のうちの部分表面である。
【0026】
特に図2および3は、前部壁26が補強用溝部45,46を備えることを示し、これら補強用溝部45,46は、上部端ウェブ部31および下部端ウェブ部30の間で延び、前部壁26によって規定される前部平面に対して、図5に示される下部端ウェブ部30の接続端48に向かって傾いている溝部基部47を有する。本例示的実施形態の場合においては、接続端48は、基部フレーム25への溶接による接続を行うのに用いられる2つのウェブ形状の溶接用凸部49を有する。特に図2から明らかなように、溝部基部47の傾いた配置のおかげで、外側ジャケット18の下部端32または基部22および基部フレーム25の間で、傾きモーメントなしで直接的な力の伝達が可能である。
【0027】
図5および6は、特に、その下部端ウェブ部30上で角部脚23にストップタブ50,51が中心軸42の両側に設けられ、図6に示されるスタック構成における角部脚23の構成において、すなわち、上側輸送および貯蔵容器10の角部脚23が、下側輸送および貯蔵容器10の外側ジャケット18の上部端53(図1参照)上に位置するとき、ストップタブ50,51は、基部フレーム25への溶接による接続のために用いられる下部端ウェブ部30の接触端52を下部端ウェブ部30の接続端48から離す。この場合、ストップタブ50,51は、スタック構成における、下側輸送および貯蔵容器10の外側ジャケット18の上部端53と、その上に位置する上側輸送および貯蔵容器10の基部フレーム25との距離を規定するよう形成される。輸送および貯蔵容器の全ての4つの角部脚におけるストップタブ50,51の配置において、上側輸送および貯蔵容器10の基部フレーム25と、下側輸送および貯蔵容器10の上部端53との間には、基部フレーム25の周りに沿って、所定の自由距離がこのようにして設けられる。
【産業上の利用可能性】
【0028】
より安定性が増した、液体のための輸送および貯蔵容器のためのパレット状の下部フレームを提供することであり、それにより、下部フレームの不十分な安定性によって引き起こされる容器の故障に対してより向上した安全性を確保し、かつ危険物の輸送および貯蔵に特に適する、液体のための輸送および貯蔵容器を提供できる点で有用である。
【符号の説明】
【0029】
23 角部脚
30 下部端ウェブ部
31 上部端ウェブ部
38 基部壁
42 中心軸
43 水平端ウェブ部
44 端部ウェブ形成領域
47 溝部基部
48 接続端
49 溶接用凸部
50,51 ストップタブ
52 接触端

【特許請求の範囲】
【請求項1】
液体のための輸送および貯蔵容器のためのパレット状の下部フレームであって、
前記容器は、
閉じられ得るフィラー接続と、ドレインフィッティングへの接続のためのドレイン接続とを持つプラスチックの内側容器、および
金属グリッドまたはシートメタルを備える外側ジャケット
を備え、
前記下部フレームは、前記内側容器を支持する基部と、前記下部フレームの前記基部上に固定された、金属でできた角部脚および中間脚とを有し、
前記角部脚は、前記基部フレームのフレーム角部の角部半径に沿った前部壁を有するカップ形状の角部脚本体と、前記前部壁の中心軸の側部に形成されたカップ部品とを備え、
前記カップ部品は、前記前部壁の周辺端上に形成され、内側に向かって曲げられた端部ウェブをそれぞれ備え、
前記下部フレームは、
前記角部脚を地面に接続するための上部端ウェブ部と、
前記基部フレームと、前記前部壁の側部端上において前記上部および前記下部端ウェブ部の間に形成された水平端ウェブ部とに接続するための下部端ウェブ部と
を備え、
前記上部端ウェブ部(31)、前記水平端ウェブ部(43)、および下部端ウェブ部(30)は、端部ウェブ形成領域(44)において連続的に互いにつながるよう構成される
ことを特徴とする下部フレーム。
【請求項2】
前記端部ウェブ形成領域(44)は、前記カップ部品(36,37)の空間的な角部領域として構成される
ことを特徴とする請求項1に記載の下部フレーム。
【請求項3】
補強用溝部(45,46)が前記前部壁(26)において形成され、前記補強用溝部は、前記上部端ウェブ部(31)および前記下部端ウェブ部(30)の間で延び、前記前部壁によって規定される前部平面に対して、前記下部端ウェブ部の接続端(48)に向かって傾いている溝部基部(47)を有する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の下部フレーム。
【請求項4】
ストップタブ(50,51)が、前記前部壁(26)の前記周辺端(28)と前記接続端(48)との間で前記下部端ウェブ部(30)上に配置され、前記周辺端からの前記ストップタブの距離によって前記ストップタブは、輸送および貯蔵容器(10)の外側ジャケット(18)上での支持のための接触端(52)を規定する
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の下部フレーム。
【請求項5】
閉じられ得るフィラー接続と、ドレインフィッティングへの接続のためのドレイン接続とを持つプラスチックの内側容器、および
金属グリッドまたはシートメタルを備える外側ジャケットが設けられた、液体のための輸送および貯蔵容器であって、
前記内側容器および前記外側ジャケットは、請求項1〜4のいずれか1項に記載のパレット状の下部フレーム(21)の基部上に配置される
ことを特徴とする液体のための輸送および貯蔵容器。
【請求項6】
請求項1〜4のいずれか1項に記載のパレット状の下部フレームのための角部脚を製造する方法であって、
最初の方法ステップにおいて、平板シートメタルブランクが深絞り法で成形されることによって、角部脚予備形成品(34)が、基部壁(38)の中心軸(42)について水平に形成された2つのカップ部品(36,37)を有するように形成され、前記基部壁は、同じ方向に湾曲した2つのジャケットセグメント(39,40)で構成され、前記カップ部品(36,37)は、中心軸の領域においてつながっており、前記基部壁の前記周辺端上の前記カップ部品は、前記基部壁に対して実質的に直角に位置する、上部端ウェブ部(31)、水平端ウェブ部(43)および下部端ウェブ部(30)から連続的に形成される端部ウェブ部をそれぞれ備え、
後続の方法ステップにおいて、前記ジャケットセグメントは、前記ジャケットセグメントが曲面の実質的に連続な半径を有する前部壁(26)を形成するように、中心軸の周りに互いに対して旋回する
ことを特徴とする方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2012−224398(P2012−224398A)
【公開日】平成24年11月15日(2012.11.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−90995(P2012−90995)
【出願日】平成24年4月12日(2012.4.12)
【出願人】(510094263)
【Fターム(参考)】