液晶表示装置及び配向膜、並びにこれらの製造方法
【課題】液晶表示装置及び配向膜、並びにこれらの製造方法を提供する。
【解決手段】配向膜は、基板上のポリシロキサンに結合した第1プレチルト官能基、第2プレチルト官能基及び第1垂直配向性官能基を含む。環状化合物を含む前記第1垂直配向性官能基33は、前記基板191に対して実質的に垂直方向に配列する。前記第2プレチルト官能基と架橋した前記第1プレチルト官能基35aは、前記基板に対して傾くように配列する。
【解決手段】配向膜は、基板上のポリシロキサンに結合した第1プレチルト官能基、第2プレチルト官能基及び第1垂直配向性官能基を含む。環状化合物を含む前記第1垂直配向性官能基33は、前記基板191に対して実質的に垂直方向に配列する。前記第2プレチルト官能基と架橋した前記第1プレチルト官能基35aは、前記基板に対して傾くように配列する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
基板上のポリシロキサンに結合した第1プレチルト官能基、第2プレチルト官能基及び第1垂直配向性官能基を含み、
前記第1垂直配向性官能基は、環状化合物を含み、前記基板に対して実質的に垂直方向に配列し、及び
前記第1プレチルト官能基は、前記第2プレチルト官能基と架橋(cross-linking)し、前記基板に対して傾くように配列する
ことを含む配向膜。
【請求項2】
前記第1垂直配向性官能基対前記第1プレチルト官能基のモル%(mol%)比は、約1対約1.5ないし約11であることを特徴とする請求項1に記載の配向膜。
【請求項3】
前記第1プレチルト官能基の鎖長が、前記第2プレチルト官能基の鎖長より大きいことを特徴とする請求項2に記載の配向膜。
【請求項4】
前記ポリシロキサンに結合したゾルーゲル触媒剤(sol-gel catalyst)又は凝集阻害剤(aggregation inhibitor)をさらに含むことを特徴とする請求項3に記載の配向膜。
【請求項5】
前記ポリシロキサンに結合した第2垂直配向性官能基をさらに含み、前記第2垂直配向性官能基は、環状化合物を含まないことを特徴とする請求項4に記載の配向膜。
【請求項6】
前記ポリシロキサンに結合した第2垂直配向性官能基をさらに含み、前記第2垂直配向性官能基は、環状化合物を含まないことを特徴とする請求項3に記載の配向膜。
【請求項7】
前記ポリシロキサンに結合したゾルーゲル触媒剤(sol-gel catalyst)又は凝集阻害剤(aggregation inhibitor)をさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の配向膜。
【請求項8】
前記ポリシロキサンに結合した第2垂直配向性官能基をさらに含み、前記第2垂直配向性官能基は、環状化合物を含まないことを特徴とする請求項7に記載の配向膜。
【請求項9】
前記ポリシロキサンに結合した第2垂直配向性官能基をさらに含み、前記第2垂直配向性官能基は、環状化合物を含まないことを特徴とする請求項2に記載の配向膜。
【請求項10】
前記第1垂直配向性官能基は、アルキルベンゼン基、コレステリル基、アルキル化脂環式基、及びアルキル化芳香族基の中のいずれかを含むことを特徴とする請求項2に記載の配向膜。
【請求項11】
前記第1プレチルト官能基の鎖長が、前記第2プレチルト官能基の鎖長より大きいことを特徴とする請求項1に記載の配向膜。
【請求項12】
前記ポリシロキサンに結合したゾルーゲル触媒剤(sol-gel catalyst)又は凝集阻害剤(aggregation inhibitor)をさらに含むことを特徴とする請求項11に記載の配向膜。
【請求項13】
前記ポリシロキサンに結合した第2垂直配向性官能基をさらに含み、前記第2垂直配向性官能基は、環状化合物を含まないことを特徴とする請求項12に記載の配向膜。
【請求項14】
前記ポリシロキサンに結合した第2垂直配向性官能基をさらに含み、前記第2垂直配向性官能基は、環状化合物を含まないことを特徴とする請求項11に記載の配向膜。
【請求項15】
前記第1プレチルト官能基と前記第2プレチルト官能基は互いに異なっており、それぞれ、ビニル基、スチレン基、メタクリレート基、シンナメート基及びアクリル基のうちのいずれかを含むことを特徴とする請求項11に記載の配向膜。
【請求項16】
前記第1垂直配向性官能基対前記第1プレチルト官能基対第2プレチルト官能基のモル%(mol%)比は、約1対約1.5ないし約11対約1ないし約3であることを特徴とする請求項11に記載の配向膜。
【請求項17】
前記ポリシロキサンに結合したゾルーゲル触媒剤(sol-gel catalyst)又は凝集阻害剤(aggregation inhibitor)をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の配向膜。
【請求項18】
前記ポリシロキサンに結合した第2垂直配向性官能基をさらに含み、前記第2垂直配向性官能基は、環状化合物を含まないことを特徴とする請求項17に記載の配向膜。
【請求項19】
前記ゾルーゲル触媒剤又は前記凝集阻害剤が、アミノ基及びチオル基のうちのいずれかの一つを含むことを特徴とする請求項17に記載の配向膜。
【請求項20】
前記第1垂直配向性官能基対前記第1プレチルト官能基対前記凝集阻害剤のモル%(mol%)比は、約1対約1.5ないし約11対約0.5ないし約4であることを特徴とする請求項17に記載の配向膜。
【請求項21】
前記ポリシロキサンに結合した第2垂直配向性官能基をさらに含み、前記第2垂直配向性官能基は、環状化合物を含まないことを特徴とする請求項1に記載の配向膜。
【請求項22】
前記第1垂直配向性官能基対前記第2垂直配向性官能基対前記第1プレチルト官能基のモル%(mol%)比は、約1対約0.3ないし約3対約1.5ないし約11であることを特徴とする請求項21に記載の配向膜。
【請求項23】
複数の液晶分子を含む液晶層は第1表示板と第2表示板との間にあり、
前記第1表示板と前記第2表示板の中の少なくとも一つに形成された配向膜は、第1又は第2基板上のポリシロキサンに結合した第1プレチルト官能基、第2プレチルト官能基及び第1垂直配向性官能基を含み、
前記第1垂直配向性官能基は環状化合物を包含し、前記複数の液晶分子の第1液晶分子を、前記第1又は第2基板に対して実質的に垂直方向に配列し、及び
前記第2プレチルト官能基と架橋した前記第1プレチルト官能基は、前記複数の液晶分子の第2液晶分子を、前記第1又は第2基板に対して傾くように配列する
ことを含む液晶表示装置。
【請求項1】
基板上のポリシロキサンに結合した第1プレチルト官能基、第2プレチルト官能基及び第1垂直配向性官能基を含み、
前記第1垂直配向性官能基は、環状化合物を含み、前記基板に対して実質的に垂直方向に配列し、及び
前記第1プレチルト官能基は、前記第2プレチルト官能基と架橋(cross-linking)し、前記基板に対して傾くように配列する
ことを含む配向膜。
【請求項2】
前記第1垂直配向性官能基対前記第1プレチルト官能基のモル%(mol%)比は、約1対約1.5ないし約11であることを特徴とする請求項1に記載の配向膜。
【請求項3】
前記第1プレチルト官能基の鎖長が、前記第2プレチルト官能基の鎖長より大きいことを特徴とする請求項2に記載の配向膜。
【請求項4】
前記ポリシロキサンに結合したゾルーゲル触媒剤(sol-gel catalyst)又は凝集阻害剤(aggregation inhibitor)をさらに含むことを特徴とする請求項3に記載の配向膜。
【請求項5】
前記ポリシロキサンに結合した第2垂直配向性官能基をさらに含み、前記第2垂直配向性官能基は、環状化合物を含まないことを特徴とする請求項4に記載の配向膜。
【請求項6】
前記ポリシロキサンに結合した第2垂直配向性官能基をさらに含み、前記第2垂直配向性官能基は、環状化合物を含まないことを特徴とする請求項3に記載の配向膜。
【請求項7】
前記ポリシロキサンに結合したゾルーゲル触媒剤(sol-gel catalyst)又は凝集阻害剤(aggregation inhibitor)をさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の配向膜。
【請求項8】
前記ポリシロキサンに結合した第2垂直配向性官能基をさらに含み、前記第2垂直配向性官能基は、環状化合物を含まないことを特徴とする請求項7に記載の配向膜。
【請求項9】
前記ポリシロキサンに結合した第2垂直配向性官能基をさらに含み、前記第2垂直配向性官能基は、環状化合物を含まないことを特徴とする請求項2に記載の配向膜。
【請求項10】
前記第1垂直配向性官能基は、アルキルベンゼン基、コレステリル基、アルキル化脂環式基、及びアルキル化芳香族基の中のいずれかを含むことを特徴とする請求項2に記載の配向膜。
【請求項11】
前記第1プレチルト官能基の鎖長が、前記第2プレチルト官能基の鎖長より大きいことを特徴とする請求項1に記載の配向膜。
【請求項12】
前記ポリシロキサンに結合したゾルーゲル触媒剤(sol-gel catalyst)又は凝集阻害剤(aggregation inhibitor)をさらに含むことを特徴とする請求項11に記載の配向膜。
【請求項13】
前記ポリシロキサンに結合した第2垂直配向性官能基をさらに含み、前記第2垂直配向性官能基は、環状化合物を含まないことを特徴とする請求項12に記載の配向膜。
【請求項14】
前記ポリシロキサンに結合した第2垂直配向性官能基をさらに含み、前記第2垂直配向性官能基は、環状化合物を含まないことを特徴とする請求項11に記載の配向膜。
【請求項15】
前記第1プレチルト官能基と前記第2プレチルト官能基は互いに異なっており、それぞれ、ビニル基、スチレン基、メタクリレート基、シンナメート基及びアクリル基のうちのいずれかを含むことを特徴とする請求項11に記載の配向膜。
【請求項16】
前記第1垂直配向性官能基対前記第1プレチルト官能基対第2プレチルト官能基のモル%(mol%)比は、約1対約1.5ないし約11対約1ないし約3であることを特徴とする請求項11に記載の配向膜。
【請求項17】
前記ポリシロキサンに結合したゾルーゲル触媒剤(sol-gel catalyst)又は凝集阻害剤(aggregation inhibitor)をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の配向膜。
【請求項18】
前記ポリシロキサンに結合した第2垂直配向性官能基をさらに含み、前記第2垂直配向性官能基は、環状化合物を含まないことを特徴とする請求項17に記載の配向膜。
【請求項19】
前記ゾルーゲル触媒剤又は前記凝集阻害剤が、アミノ基及びチオル基のうちのいずれかの一つを含むことを特徴とする請求項17に記載の配向膜。
【請求項20】
前記第1垂直配向性官能基対前記第1プレチルト官能基対前記凝集阻害剤のモル%(mol%)比は、約1対約1.5ないし約11対約0.5ないし約4であることを特徴とする請求項17に記載の配向膜。
【請求項21】
前記ポリシロキサンに結合した第2垂直配向性官能基をさらに含み、前記第2垂直配向性官能基は、環状化合物を含まないことを特徴とする請求項1に記載の配向膜。
【請求項22】
前記第1垂直配向性官能基対前記第2垂直配向性官能基対前記第1プレチルト官能基のモル%(mol%)比は、約1対約0.3ないし約3対約1.5ないし約11であることを特徴とする請求項21に記載の配向膜。
【請求項23】
複数の液晶分子を含む液晶層は第1表示板と第2表示板との間にあり、
前記第1表示板と前記第2表示板の中の少なくとも一つに形成された配向膜は、第1又は第2基板上のポリシロキサンに結合した第1プレチルト官能基、第2プレチルト官能基及び第1垂直配向性官能基を含み、
前記第1垂直配向性官能基は環状化合物を包含し、前記複数の液晶分子の第1液晶分子を、前記第1又は第2基板に対して実質的に垂直方向に配列し、及び
前記第2プレチルト官能基と架橋した前記第1プレチルト官能基は、前記複数の液晶分子の第2液晶分子を、前記第1又は第2基板に対して傾くように配列する
ことを含む液晶表示装置。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4a】
【図4b】
【図4c】
【図5a】
【図5b】
【図6a】
【図6b】
【図6c】
【図7a】
【図7b】
【図8a】
【図8b】
【図8c】
【図8d】
【図8e】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13a】
【図13b】
【図14】
【図15a】
【図15b】
【図15c】
【図15d】
【図15e】
【図15f】
【図15g】
【図16a】
【図16b】
【図16c】
【図16d】
【図16e】
【図16f】
【図16g】
【図17a】
【図17b】
【図17c】
【図17d】
【図17e】
【図17f】
【図17g】
【図18】
【図19a】
【図19b】
【図20a】
【図20b】
【図20c】
【図20d】
【図20e】
【図20f】
【図20g】
【図20h】
【図20i】
【図20j】
【図21a】
【図21b】
【図22a】
【図22b】
【図22c】
【図22d】
【図22e】
【図22f】
【図22g】
【図22h】
【図23a】
【図23b】
【図23c】
【図23d】
【図23e】
【図23f】
【図24a】
【図24b】
【図24c】
【図24d】
【図24e】
【図24f】
【図24g】
【図24h】
【図24i】
【図24j】
【図24k】
【図24l】
【図24m】
【図24n】
【図24o】
【図24p】
【図24q】
【図24r】
【図24s】
【図24t】
【図25】
【図26a】
【図26b】
【図26c】
【図27a】
【図27b】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33a】
【図33b】
【図33c】
【図33d】
【図33e】
【図33f】
【図33g】
【図33h】
【図33i】
【図2】
【図3】
【図4a】
【図4b】
【図4c】
【図5a】
【図5b】
【図6a】
【図6b】
【図6c】
【図7a】
【図7b】
【図8a】
【図8b】
【図8c】
【図8d】
【図8e】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13a】
【図13b】
【図14】
【図15a】
【図15b】
【図15c】
【図15d】
【図15e】
【図15f】
【図15g】
【図16a】
【図16b】
【図16c】
【図16d】
【図16e】
【図16f】
【図16g】
【図17a】
【図17b】
【図17c】
【図17d】
【図17e】
【図17f】
【図17g】
【図18】
【図19a】
【図19b】
【図20a】
【図20b】
【図20c】
【図20d】
【図20e】
【図20f】
【図20g】
【図20h】
【図20i】
【図20j】
【図21a】
【図21b】
【図22a】
【図22b】
【図22c】
【図22d】
【図22e】
【図22f】
【図22g】
【図22h】
【図23a】
【図23b】
【図23c】
【図23d】
【図23e】
【図23f】
【図24a】
【図24b】
【図24c】
【図24d】
【図24e】
【図24f】
【図24g】
【図24h】
【図24i】
【図24j】
【図24k】
【図24l】
【図24m】
【図24n】
【図24o】
【図24p】
【図24q】
【図24r】
【図24s】
【図24t】
【図25】
【図26a】
【図26b】
【図26c】
【図27a】
【図27b】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33a】
【図33b】
【図33c】
【図33d】
【図33e】
【図33f】
【図33g】
【図33h】
【図33i】
【公開番号】特開2013−88803(P2013−88803A)
【公開日】平成25年5月13日(2013.5.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−74805(P2012−74805)
【出願日】平成24年3月28日(2012.3.28)
【出願人】(390019839)三星電子株式会社 (8,520)
【氏名又は名称原語表記】Samsung Electronics Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】129,Samsung−ro,Yeongtong−gu,Suwon−si,Gyeonggi−do,Republic of Korea
【Fターム(参考)】
【公開日】平成25年5月13日(2013.5.13)
【国際特許分類】
【出願日】平成24年3月28日(2012.3.28)
【出願人】(390019839)三星電子株式会社 (8,520)
【氏名又は名称原語表記】Samsung Electronics Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】129,Samsung−ro,Yeongtong−gu,Suwon−si,Gyeonggi−do,Republic of Korea
【Fターム(参考)】
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