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液状入浴剤
説明

液状入浴剤

【課題】浴湯に投入して使用し入浴後の肌を洗い流しても、肌への残香性が高く、香りを長く持続させ、肌の保湿感やべたつきの無さに優れる液状入浴剤を提供すること。
【解決手段】 次の成分(a)〜(d);
(a)油剤
(b)界面活性剤
(c)カチオン化デンプン及び/またはカチオン化グァガム:0.1〜1質量%
(d)香料 1〜10質量%
を含有することを特徴とする液状入浴剤。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は肌への残香性が高い液状入浴剤に関し、更に詳しくは油剤、界面活性剤、特定のカチオン化高分子及び香料を配合した液状入浴剤であって、これを浴湯に投入して使用し入浴後の肌を洗い流しても、肌への残香性が高く、香りを長く持続させ、保湿感及びべたつきの無さに優れる液状入浴剤に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、入浴剤の機能として従来のスキンケア効果の他に、使用後の肌に香りが長く残ることが求められてきている。これまで、入浴剤において残香性を向上させるために、香料の添加量を増量したものや、特定の香料を組み合わせて一定の香り強度と持続性を維持できる入浴剤(例えば特許文献1参照)や、あるいはポリエチレングリコール中に香料とカチオン性高分子を含有する、粉末状の残香性組成物(例えば特許文献2参照)等が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2008−19175号公報
【特許文献2】特開平2−242899号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1のように特定の香料を組み合わせたものは香調が限定されてしまうものであり、また、特許文献2のようにポリエチレングリコールとカチオン化高分子で香料をカプセル化するには製造工程が煩雑で、且つ多量の香料を含有することが困難であった。更にはこの残香性組成物を添加した入浴剤は、粉末状であるため油剤の添加が困難であり、それ故に保湿感を付与しづらいなどの問題があった。また、水を含む入浴剤にこの残香性組成物を添加すると、ポリエチレングリコール等が水に溶解してしまうため、水を含む入浴剤には配合できず、処方の幅が限られてしまうものであった。
さらにlogP=1〜4である親水性の高い香料を入浴剤に配合した場合は、水で洗い流されやすいため肌に香料が残りづらく、香調が限定されてしまうものであった。
従って、本発明の解決しようとする課題は香調の制限無く、簡便に香料を添加することができ且つ入浴後の肌を洗い流しても、肌への残香性が高く、香りを長く持続させることができ、保湿感やべたつきの無さに優れる液状入浴剤を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
かかる実情に鑑み、本発明者らは上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、油剤、非イオン性界面活性剤、香料に特定のカチオン化高分子を組み合わせた液状入浴剤を調製することにより、特定のカチオン化高分子が香料を肌に長く保持し、香りを長く持続させ、さらには、保湿感やべたつきの無さに優れることを見出し、本発明を完成するに至った。また、logP=1〜4である親水性の高い香料を配合した場合であっても、本発明の組合せを用いることによって肌への残香性に優れ、香調の幅が広がるものである。
【0006】
すなわち、本発明は、以下の成分(a)〜(d);
(a)油剤
(b)界面活性剤
(c)カチオン化デンプン及び/またはカチオン化グァガム:0.1〜1質量%
(d)香料 1〜10質量%
を配合することを特徴とする液状入浴剤を提供するものである。
【0007】
また、成分(b)の界面活性剤が非イオン性界面活性剤を含有することを特徴とする前記液状入浴剤を提供するものである。
【0008】
さらに、成分(a)の配合量が10〜70質量%であることを特徴とする前記液状入浴剤を提供するものである。
【0009】
また、水と混合した際に白濁することを特徴とする前記液状入浴剤を提供するものである。
【0010】
成分(d)としてlogP=1〜4の香料を含有することを特徴とする前記液状入浴剤を提供するものである。
【発明の効果】
【0011】
本発明の液状入浴剤は、肌への残香性が高く、香りを長く持続させ、肌の保湿感やべたつきの無さに優れるものである。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本発明に用いられる成分(a)の油剤は、通常の入浴剤に使用されるものであれば特に限定されず、液状、ペースト状、固形状のいずれのものも使用することができ、例えばアボガド油、アマニ油、アーモンド油、オリーブ油、カルナウバロウ、キャンデリラロウ、キョウニン油、小麦胚芽油、ゴマ油、コメ胚芽油、コメヌカ油、サフラワー油、シアバター、ヒマシ油、硬化ヒマシ油、ホホバ油、マカデミアナッツ油、ミツロウ、ミンク油、タードル油、ラノリン、液状ラノリン等の天然動植物油脂類、及び半合成油脂;α‐オレフィンオリゴマー、デカン、イソデカン、スクワレン、スクワラン、セレシン、パラフィン、マイクロクリスタリンワックス、流動パラフィン、ワセリン等の炭化水素油;ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸などの高級脂肪酸;ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、オレイルアルコール、セトステアリルアルコール、コレステロール、フィトステロール等の高級アルコール;オクタン酸イソオクチル、ノナン酸イソノニル、ヘキサデカン酸イソオクチル、ジイソオクタン酸プロピレングリコール、ノナン酸プロピレングリコール、イソステアリン酸イソセチル、トリ‐2‐エチルヘキサン酸セチル、オレイン酸オレイル、パルミチン酸イソプロピル等のエステル油;トリイソオクタン酸グリセリル、トリ‐2‐エチルヘキサン酸グリセリル、モノステアリン酸グリセリル等のグリセライド油、線状、環状、架橋シリコン等がある。そのなかでも常温で液状の油剤であると、製造が容易であり、入浴剤の安定性が良好で、また、水に混合した際に容易に均一分散することから好ましく、オリーブ油、ホホバ油、マカデミアナッツ油、ヒマシ油等の植物油;ミンク油、タードル油等の動物油;α‐オレフィンオリゴマー、流動パラフィン、スクワラン、スクワレン等の炭化水素;2‐エチルヘキサン酸セチル、オレイン酸オレイル、パルミチン酸イソプロピル等のエステル油;トリ‐2−エチルヘキサン酸グリセリルなどのグリセライド油;線状、環状シリコン等が挙げられる。これらの中でも、成分(a)において常温で液状の油を90%以上含有すると入浴剤の安定性が良好である。
成分(a)は必要に応じて1種または2種以上を組み合わせて用いることができ、その配合量は特に制限はないが、入浴後の肌への保湿感を十分に発揮させるためには10〜70質量%(以下、「%」と略す)が好ましい。
【0013】
本発明に用いられる成分(b)の界面活性剤は、通常入浴剤に使用できる界面活性剤であれば特に限定されず、具体的には、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ソルビタン脂肪酸エステル、脂肪酸モノグリセライド等の非イオン性界面活性剤;C8‐C24アルキルトリメチルアンモニウム塩、ジC8‐C24アルキルジメチルアンモニウム塩などのカチオン性界面活性剤;アルキルまたはアルケニル硫酸塩、エチレンオキサイド及び/またはプロピレンオキサイドを付加したアルキルまたはアルケニルエーテル硫酸塩、オレフィンスルホン酸塩、アルカンスルホン酸塩、飽和または不飽和脂肪酸塩、α‐スルホ脂肪酸塩エステル、アミノ酸型界面活性剤、リン酸エステル型界面活性剤、タウリン型界面活性剤等のアニオン界面活性剤;スルホン酸型両性界面活性剤、ベタイン型両性界面活性剤等の両性界面活性剤等がある。
【0014】
成分(b)は浴湯に添加した際に浴湯が泡立たず、且つ安定な乳化状態を保つ点で、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル等の非イオン性界面活性剤を用いるのが好ましい。また、非イオン性界面活性剤の成分(b)中の割合は80〜100%が好ましく、この範囲であると浴湯に添加した際に浴湯が泡立たない。
成分(b)は必要に応じて1種または2種以上を用いることができ、その含有量は本発明の入浴剤中に1〜25%が好ましく、特に10〜20%が好ましい。
【0015】
本発明に用いられる成分(c)のカチオン化デンプン及び/またはカチオン化グァガムとは、デンプンに3−クロロ−2−ヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロライドなどを反応させて得られる塩化ヒドロキシプロピルトリモニウムデンプンとグァガムに塩化グリシジルトリメチルアンモニウムを反応させて得られる塩化O‐「2‐ヒドロキシ‐3‐(トリメチルアンモニオ)プロピル」グァガムである。これらは後述の成分(d)の香料に対し、入浴後の肌への残香性を高め、肌の香りを長く持続させることができる。
成分(c)の配合量は0.1〜1%であり、0.5〜1%がより好ましい。0.1%より少ない場合は残香性が乏しく、1%より多い場合は残香性は良好であるが使用中のべたつき、ぬめりが強く使用に耐えない。具体例としてはSENSOMER CI−50(NALCO COMPANY社製)などのカチオン化デンプン、JAGUAR C−14S(ローディア社製)などのカチオン化グァガムが挙げられる。
【0016】
本発明に用いられる成分(d)の香料は、通常入浴剤に用いられるものであれば特に限定されず、例えば、リモネン、リナロール、ゲラニオール、メントール、1,8−シネオール、シトロネラールなどのテルペン系・ベンジルアセテート、メチルベンゾエート、フェニルエチルアルコール、オイゲノール、ベンズアルデヒド、バニリンなどの芳香族系・クマリン、イソブチルキノリン、ガラクソリド(登録商標)、インドールなどの多環系有機化合物等の合成香料と、ベルガモットオイル、ガルバナムオイル、サイプレスオイル、スターアニスオイル、ラベンダーオイル、スペアミントオイル、ジャスミンアブソリュート、ローズオイル、イリスコンクリート、バニラレジン、オリバナムアブソリュート、オークモスアブソリュート、サンダルウッドオイル、ムスクチンキ、アンバーチンキなどの動植物の特定部位の抽出や蒸留等で得られた天然香料及びそれらを任意に組み合わせた調合香料等であるが、目的に応じてこれらの1種又は2種以上を適宜選択して用いることができる。
【0017】
さらには以下に説明するlogP=1〜4の香料を成分(d)中の50〜100%含むことで、残香性に優れるウッディノートやバルサムノートに限定されず、軽快なフローラル調となる点で好適である。
ここで言う、「logP」とは、香料のn−オクタノール/水の分配係数の対数値であり、n−オクタノールと水の2液相の溶媒系に香料が溶け込んだときの分配平衡において、それぞれの溶媒中での香料の平衡濃度の比を意味し、底10に対する対数「logP=log10((n−オクタノール中の香料の濃度)/(水中の香料の濃度))」の形で一般的に示され、OECD GUIDELINE FOR THE TESTING OF CHEMICALS, ”Partition Coefficient (n−octanol/water): Shake Flask Method”, Adopted by the Council on 27th July 1995に記載されている。すなわちlogPは親油性の指標であり、この値が大きいほど親油的であり、値が小さいほど親水的である。つまり、logPが1〜4と小さい香料は親水的であり、比較的水に流されやすく、入浴剤に用いた場合には香りが残りにくいものである。
【0018】
logP=1〜4の香料の具体例としては、クマリン、アリルアミルグリコレート、α-ターピネオール、ベンジルブチレート、シトロネロール、ネロール、アネトール、ベンジルサリシレート、フラクトン、リファローム、ラズベリーケトン(登録商標)、バニリン、ヘリオトロピン、メチルアンスラニレート、p-クレジルアセテート、メチルジヒドロジャスモネート、オイゲノール、ヘリオナール(登録商標)、カロン(登録商標)、フロロパール(登録商標)、ムスクケトン、メチルジヒドロキシジメチルベンゾエート、リラール(登録商標)、ゲラニオール、フェニルエチルアルコール、リナロール、シクラメンアルデヒド、ローズフェノン、フェニルエチルアセテート、ヘキサノール、リリアール(登録商標)、フローラルオゾン(登録商標)、β-イオノン等が挙げられる。
【0019】
成分(d)の含有量は1%〜10%であり、特に入浴中の浴湯からの香り立ちが過度に強くなく、かつ良好な残香性及び香りの持続効果を得るためには2〜6%が好ましい。1%より少ない場合は肌への残香性が乏しく、10%より多い場合は入浴中に香り立ちが強すぎてしまい、使用しづらいものである。
【0020】
本発明の液状入浴剤には、上記必須成分に加え、目的に応じて本発明の効果を損なわない範囲で、入浴剤に一般的に配合されている成分、例えば、ゲル化剤、粉体、美容成分、酸化防止剤、防腐剤、キレート剤、pH調整剤、光輝性粉体、着色剤、薬効成分等を配合することができる。
【0021】
本発明の液状入浴剤は、浴湯に投入して使用するものであり、浴湯:入浴剤を3000:1〜9000:1で混合した際に白濁する入浴剤であると好ましい。また、水に投入した際にも同様の効果が得られるものである。
本発明の液状入浴剤の剤型は水中油型、油中水型、多層型のいずれでも良い。また、外観は白濁、半透明、透明のいずれを含んでも良い。
【実施例】
【0022】
以下に実施例を挙げて、本発明を更に詳細に説明する。尚、これらは本発明を何ら限定するものではない。
【0023】
実施例1〜13及び比較例1〜9:乳化型液状入浴剤
表1〜3に示す組成及び下記製造方法により液状入浴剤を製造し、各試料の「肌への残香性」、「肌の保湿感」、「べたつきの無さ」の各項目について、以下に示す評価方法及び判定基準により評価判定し、結果を併せて表1〜3に示す。
【0024】
【表1】

【0025】
【表2】

【0026】
【表3】

【0027】
注1:JAGUAR C−14S(ローディア社製)
注2:SENSOMER CI−50(NALCO COMPANY製)
注3:グァーガムCS(伊那食品工業製)
注4:カチナールLC−100(東邦化学工業製)
注5:MERQUAT PLUS 3330(ポリクオタニウム−39を9.9%含有する水溶液)(NALCO COMPANY製)
注6:LogP=4以下の香料(メチルジヒドロジャスモネート)
注7:LogP=4を超える香料(γ‐メチルイオノン)
【0028】
(製造方法)
A:成分(6)〜(9)及び成分(11)〜(13)を均一に混合する。
B:成分(1)〜(5)を成分(10)に添加し、膨潤させる。
C:AにBを添加し、均一に混合する。
D:Cを容器に充填し、液状入浴剤を得た。
【0029】
(評価項目)
<肌への残香性1>タオルドライ直後の肌上の香りの強度
<肌への残香性2>タオルドライをして1時間後の肌上の香りの強度
<肌への残香性3>タオルドライをして2時間後の肌上の香りの強度
【0030】
(評価、判定方法)
40℃の湯500gに、実施例1〜13及び比較例1〜9の液状入浴剤の各試料を1g投入し、良く混合した後、流水で濯いだ手をその浴湯に5分間浸けた。このとき、右手は実施例を投入した浴湯に浸け、左手は比較例を投入した浴湯に浸けた。その後、それぞれの手を再度流水で濯いでタオルドライし、香料評価専門パネル10名によりタオルドライ直後の肌上の香りの強度<肌への残香性1>、1時間後<肌への残香性2>及び2時間後<肌への残香性3>の肌上の香りの強度について下記の5段階評価基準により評価してもらった。その後、得られた各試料の評点の平均値を、下記4段階判定基準を用いて判定した。
評価基準:
[評価結果] :[評 点]
非常に良好 : 5点
良好 : 4点
普通 : 3点
やや不良 : 2点
不良 : 1点
判定基準:
[評点の平均点] :[判 定]
4.5以上 : ◎
3.5以上〜4.5未満 : ○
1.5以上〜3.5未満 : △
1.5未満 : ×
【0031】
(評価項目)
<肌の保湿感>、<べたつきの無さ>
【0032】
(評価、判定方法)
上記と同様に浴湯を調製し、化粧品評価専門パネル10名によりタオルドライ直後の「肌の保湿感」、「べたつきの無さ」を評価してもらった。評価基準及び判定基準に関しては上記の残香性に関する基準と同様に5段階評価基準により評価してもらい、その後得られた各試料の評点の平均値を、4段階判定基準にて判定した。
【0033】
表1〜3に示したように、本発明の実施例1〜13の液状入浴剤は流水で濯いだ後、タオルドライ直後の残香性が高く、また1時間及び2時間後に至るまで香りの持続性があり、さらに、肌の保湿感やべたつきの無さに優れた効果を有するものであることが実証された。
一方、成分(c)のカチオン化デンプン及びカチオン化グァガムに代えて、カチオン化されていないグァガムを使用した比較例2、カチオン化セルロースを使用した比較例3、アクリルアミド・アクリル酸・塩化ジメチルジアリルアンモニウム共重合体液を使用した比較例4や、高分子を含まない比較例1は、タオルドライ直後の残香性が不十分であり、さらに1時間及び2時間後の香りの持続性も良好な結果が得られなかった。
【0034】
カチオン化グァガムが0.05%と少ない比較例5はタオルドライ2時間後の残香性が不十分であった。また、カチオン化グァガムを1.2%含有した比較例6は残香性及び肌の保湿感は良好であったが、非常にべたつきの強いものであった。香料が0.5%と少ない比較例7は残香性が不十分であった。油剤を含有しない比較例8は保湿感が劣るものであった。また、比較例9は残香性及び肌の保湿感は良好であったが、界面活性剤が配合されておらず浴湯に投入した際に油剤と香料が浴湯表面に油滴として浮かんでおり、非常にべたつきの強いものであった。
【0035】
実施例14:液状入浴剤
(成分) (%)
(1)カチオン化グァガム (注1) 0.5
(2)カチオン化デンプン (注2) 0.5
(3)トリオレイン酸ポリオキシエチレン(20モル)ソルビタン 17
(4)α‐オレフィンオリゴマー 20
(5)トリ2エチルヘキサン酸グリセリル 10
(6)精製水 残量
(7)香料 (注6) 4
(8)防腐剤 0.5
【0036】
(製造方法)
A:成分(3)〜(5)及び成分(7)、成分(8)を均一に混合する。
B:成分(1)、(2)を成分(6)に添加し、膨潤させる。
C:AにBを添加し、均一に混合する。
D:Cを容器に充填し、液状入浴剤を得た。
実施例14のカチオン性高分子を2種組み合わせた液状入浴剤はタオルドライ直後の香性が高く、また1時間及び2時間後に至るまで香りの持続性があり、さらに、肌の保湿感やべたつきの無さに優れた効果を有する液状入浴剤であった。
【0037】
実施例15:液状入浴剤
(成分) (%)
(1)カチオン化グァガム (注1) 1
(2)テトラオレイン酸ポリオキシエチレン(30モル)ソルビット 15
(3)スクワラン 20
(4)トリ2エチルヘキサン酸グリセリル 10
(5)精製水 残量
(6)香料 (注6) 4
(7)防腐剤 0.5
【0038】
(製造方法)
A:成分(2)〜(4)及び成分(6)、成分(7)を均一に混合する。
B:成分(1)を成分(5)に添加し、膨潤させる。
C:AにBを添加し、均一に混合する。
D:Cを容器に充填し、液状入浴剤を得た。
実施例15の液状入浴剤はタオルドライ直後の残香性が高く、また1時間及び2時間後に至るまで香りの持続性があり、さらに、肌の保湿感やべたつきの無さに優れた効果を有する液状入浴剤であった。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
以下の成分(a)〜(d)を配合することを特徴とする液状入浴剤。
(a)油剤
(b)界面活性剤
(c)カチオン化デンプン及び/またはカチオン化グァガム:0.1〜1質量%
(d)香料 1〜10質量%
【請求項2】
成分(b)の界面活性剤が非イオン性界面活性剤を含有することを特徴とする請求項1記載の液状入浴剤。
【請求項3】
成分(a)の配合量が10〜70質量%であることを特徴とする請求項1または2記載の液状入浴剤。
【請求項4】
水と混合した際に白濁することを特徴とする請求項1乃至3の何れかの項に記載の液状入浴剤。
【請求項5】
成分(d)としてlogP=1〜4の香料を含有することを特徴とする請求項1乃至4の何れかの項に記載の液状入浴剤。

【公開番号】特開2011−225512(P2011−225512A)
【公開日】平成23年11月10日(2011.11.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−243578(P2010−243578)
【出願日】平成22年10月29日(2010.10.29)
【出願人】(000145862)株式会社コーセー (734)
【Fターム(参考)】