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添加剤用の容器を備える、リネンにアイロンをかけまたは蒸気を当てる器具
説明

添加剤用の容器を備える、リネンにアイロンをかけまたは蒸気を当てる器具

本発明は、リネンの上に添加剤を放散するのに使用される装置および前記添加剤用の容器(20)を備える、リネンにアイロンをかけまたは蒸気を当てる器具に関する。本発明は、添加剤容器(20)がマイクロカプセルを付けた基材(22)を備え、前記マイクロカブセルがリネン上に添加剤を放散するために装置によって放出される流体の流れによって次第に搬送され、前記流れがマイクロカプセルを器具から外に移送することを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はリネンにアイロンをかけ(ironing)またはリネンをくせ取りする(smoothing)器具に関し、より詳細にはリネンに添加剤を放散する装置を備えるこのタイプの器具に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1から、蒸気の流れが移動される、添加剤容器を備えるリネンをくせ取りする蒸気器具が周知であり、その容器はリネンを殺菌またはそれに香水を付けるために、活性物質がリネンの上に蒸気によって移送する殺菌プラント(disinfecting plants)または香水を収容する。
【0003】
しかし、そのような添加剤を放散する装置は、空気の循環に大きく開放された添加剤容器を有し、それによって器具が使用されないときでも添加剤が器具の外側に拡散される欠点がある。その結果、添加剤の効果が急速に消耗し、器具が収納された位置で添加剤が過剰に拡散し、それによって特に添加剤が香水である場合に有害な効果を生じるおそれがある。
【0004】
【特許文献1】国際公開第98/06980号パンフレット
【特許文献2】仏国特許出願公開第2882480号明細書
【特許文献3】仏国特許第1334918号明細書
【特許文献4】仏国特許第2548046号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
したがって、本発明の目的はこれらの欠点に対処することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この目的で、本発明は対象物として、添加剤容器を備える、リネン上に添加剤を放散する装置を有する、リネンをアイロンがけまたはくせ取りする器具を有し、添加剤容器がマイクロカプセルを支持する基材を備え、基材のマイクロカブセルがリネン上に添加剤を放散する装置によって放出される流体の流れによって次第に搬送され、流れはマイクロカプセルを器具から外に移送することを特徴とする。
【0007】
そのような特徴により、容易に取り扱いまたは移送することができ、多くの器具に容易に適合可能な利点を有する固体の形でのマイクロカプセルの容器を得ることが可能になる。
【0008】
マイクロカプセルの薄膜は、添加剤を放散するのに使用される装置の材料と化学的に相溶性のある材料から作られることが好ましい。化学的に相溶性のある材料によって、器具の耐用期間にわたって添加剤を放散する装置の材料を知覚可能な状態に劣化させない材料であることが理解される。
【0009】
添加剤のマイクロカプセル化は、添加剤と添加剤の放散させる装置の要素との間の直接的な接触をなくす利点があり、それによって添加剤の性質に関連する化学的侵食または目詰まりの問題を緩和することが可能になる。
【0010】
精油などの温度上昇に敏感な添加剤を使用する場合には、マイクロカプセル化は添加剤容器が高温に曝される場合に添加剤がその効果を失うのを防止する利点も有する。
【0011】
最後に、添加剤のマイクロカプセル化は、添加剤を収納する間または添加剤が噴霧装置によって放散される場合に大気中に添加剤が拡散するのを回避する利点を有する。したがって、使用者によって添加剤が吸引されることが回避される。
【0012】
本発明による器具の別の特徴によれば、マイクロカプセルは基材に接着または含浸される。
【0013】
本発明による器具の別の特徴によれば、器具は蒸気器具であり、添加剤を放散する装置は、蒸気の駆動力を用いる噴霧装置である。
【0014】
そのような特徴は、低コストで強力な噴霧器を得ることができるようにする利点があり、添加剤のカプセル化により、噴霧に固有の添加剤の大気への放出を大幅に制限することが可能になる。
【0015】
本発明による器具の別の特徴によれば、基材はマイクロカプセルを含浸した布地であり、噴霧装置は、布地を通してスチーム流れを送る手段を備える。
【0016】
本発明による器具の別の特徴によれば、基材はマイクロカプセルが接着されるグリッド(grid)であり、噴霧装置は、グリッドを通してスチーム流れを送る手段を備える。
【0017】
本発明による器具の別の特徴によれば、マイクロカプセルに収容された添加剤は、香水またはウンデシレン酸などの活性の防臭成分を含む。
【0018】
本発明による器具の別の特徴によれば、容器はアイロンから脱着することができる。
【0019】
そのような特徴は、容器を容易に満たし、またはそれを別のものと素早く交換することを可能にする。
【0020】
本発明は上述のようなリネンをアイロンがけまたはくせ取りする器具を装備するように意図された脱着可能な容器にも関し、それがマイクロカプセルの形で調整された少なくとも1つの添加剤を収容し、前記マイクロカプセルは基材に支持されることを特徴とする。
【0021】
本発明による容器の別の特徴によれば、マイクロカプセルは基材に接着または含浸される。
【0022】
本発明による容器の別の特徴によれば、基材はマイクロカプセルを含浸した布地である。
【0023】
本発明による容器の別の特徴によれば、基材はマイクロカプセルが接着されるグリッドである。
【0024】
本発明の目的、態様、および利点は、添付の図面を参照しながら、限定的でない例として示される本発明の特定の実施形態の以下に与えられた説明を読むことによって一層、理解されるであろう。
【0025】
本発明を理解するために必要な要素のみが示されている。図面の読取りを容易にするため、異なる図面の間で同じ要素が同じ参照符号を付けられている。
【発明を実施するための最良の形態】
【0026】
図1から3は、本発明の特定の実施形態を示し、そこでは本発明が、例えば脆弱なカーテンの外見を改善するために、蒸気の放出によってのみ、すなわち高温の底板が布地と接触することなく布地のくせ取りをするために使用できる器具に適用される。
【0027】
これらの図に示された器具は、特許文献2に記載されるものと同様であり、ハンドルと、蒸気チャンバが配置される加熱本体と熱的に関係する図では見ることができない金属の底板と、を形成するプラスチックの本体1を備える。図示されない脱着可能な水の容器がハンドルの内側に収容される。制御部4の圧力によって動作される手動ポンプによって水が蒸気チャンバ内に押し込まれ、蒸気は底板に配分されたオリフィス2を通って出て行く。
【0028】
底板は、アイロンの底板を囲むエンベロープ(envelope)を形成しアイロンの高温の底板が布地と直接的に接触するのを防止するプラスチックのアクセサリ(accessory)10によって覆われる。アクセサリ10は通路11を有し、その表面は、アイロンからの蒸気の出口用のオリフィス2に対応して配置され、ブラシ13を構成する一列のブリストル(bristle)を支持するリブ12を示す。
【0029】
アクセサリ10は、例えば掛け止めすることによってそれ自体が知られた様式で、アイロンの本体1に脱着可能な様式で固定される。通路11の周りのアクセサリの内側では、アクセサリがアイロンに装着されたとき、シールを担持するパッドが蒸気に対する密封を確実にする。
【0030】
より具体的には、本発明により、アイロンは底板から蒸気が出るためのオリフィスに面して、脱着可能な様式で装着された添加剤容器20を受け、容器20は、添加剤のマイクロカプセルが接着または含浸される、蒸気が透過可能である基材22を支持するフレーム枠21を有する。
【0031】
支持フレーム枠21は、ブラシ13を支持するリブ12の内縁部に形成された溝14内に側方向に係合し、弾力的なボスによって定位置に固定化される。基材22は、基材22全体にわたる蒸気の分布を得るために、出口オリフィスから約5mmの距離に配置されることが好ましい。
【0032】
例として、基材22は、マイクロカプセルを含浸された織物、またはマイクロカプセルが接着された金属のグリッドによって構成されることが好ましい。したがって基材22は、支持フレーム枠21によって支持され、添加剤のマイクロカプセルの溶液で含浸されたウールのより線から形成される格子によって構成できる。
【0033】
マイクロカプセルは、数マイクロメータの直径のポリマーの壁を備えるカプセルによって構成され、例えば特許文献3および4に記載されたプロセスのうちの1つによって、それ自体が知られたプロセスにしたがって作製されることが好ましい。
【0034】
マイクロカプセルの薄膜は、例えば、メラミン−ホルムアルデヒドから作られる。マイクロカプセルに収容された添加剤は、香水またはウンデシレン酸(CH2=CH(CH28COOH)などの周知の抗菌または防臭の活性成分の中から有利に選択される。
【0035】
接着または含浸する液体の接着強さは、マイクロカプセルが、周囲温度にあるときに基材22に付着したままであるが、蒸気流れを受けた場合に基材22から分離するのに有利なように選択される。
【0036】
この器具では、使用者が自身のリネンを添加剤を使用して処理したい場合、使用者は基材22がオリフィス2の正面に来るように溝14内に添加剤容器20を係合させる。次いで、使用者は制御部4を押して、蒸気流れを発生させ、それは基材22を通って蒸気出口オリフィス2を介して送られる。次いで、蒸気流れによって発生する熱および湿度的な反応によって、基材22からマイクロカプセルが漸進的に分離され、したがって放出されたマイクロカプセルが蒸気流れによって、処理される布地に移送される。
【0037】
そのように構成された添加剤容器20は、基材22に収容されたマイクロカプセルが消耗されるまで使用者によって数回使用できる。そのような添加剤容器は、添加剤の大幅な発散なしに収容可能になる利点を有する。したがって、添加剤容器は添加剤の効果が大幅に消耗することなく、環境を汚染する問題なしに長期間収納することができる。添加剤のマイクロカプセル化は、添加剤の性質が引き起こす可能性のある基材の目詰まりを回避し、蒸気流れによって押し流されるとき添加剤を熱的に保護する利点を有し、したがってそれによってその完全性を確保することが可能になる。
【0038】
当然ではあるが、本発明は、例としてのみ与えられた、説明および例示された実施形態に限定されることは決してない。特に、様々な要素の構成の観点から、または技術的な等価物の代替によって、そのことに関して本発明のフィールドプロテクション(field protection)から逸脱することなく、変更が依然として可能である。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】本発明の特定の実施形態による添加剤容器を設けたくせ取り器具の側面図である。
【図2】本発明による添加剤容器を設けた図1の器具の底面図である。
【図3】容器の組立ておよび分解の方向を示す図2と同様の図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
添加剤容器(20)を備え、リネン上に添加剤を放散する装置を有し、リネンをアイロンがけまたはくせ取りする器具であって、前記添加剤容器(20)はマイクロカプセルを支持する基材(22)を備え、前記基材の前記マイクロカブセルは前記リネン上に前記添加剤を放散する前記装置によって放出される流体の流れによって次第に搬送され、前記流れは前記マイクロカプセルを前記器具から外に移送することを特徴とする器具。
【請求項2】
マイクロカプセルは基材に接着または含浸されることを特徴とする請求項1に記載の器具。
【請求項3】
前記器具は蒸気器具であり、前記添加剤を放散する前記装置は前記蒸気の駆動力を用いる噴霧装置であることを特徴とする請求項1または2に記載の器具。
【請求項4】
前記基材(22)はマイクロカプセルを含浸した布地であり、前記噴霧装置は前記布地を通してスチーム流れを送る手段を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の器具。
【請求項5】
前記基材(22)はマイクロカプセルを接着したグリッドであり、前記噴霧装置は前記グリッドを通してスチーム流れを送る手段を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の器具。
【請求項6】
前記マイクロカプセルに収容された前記添加剤は、香水またはウンデシレン酸などの活性の防臭成分を含むことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の器具。
【請求項7】
前記容器(20)は脱着可能であることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の器具。
【請求項8】
マイクロカプセルの形で調整された少なくとも1つの添加剤を収容し、前記マイクロカプセルは基材によって支持されることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のリネンをアイロンがけまたはくせ取りする器具を装備するように意図された脱着可能な容器(20)。
【請求項9】
前記マイクロカプセルは前記基材(22)に接着または含浸されることを特徴とする請求項8に記載の脱着可能な容器。
【請求項10】
前記基材(22)はマイクロカプセルを含浸された布地であることを特徴とする請求項9に記載の脱着可能な容器。
【請求項11】
前記基材(22)は、その上にマイクロカプセルが接着されたグリッドであることを特徴とする請求項9に記載の脱着可能な容器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公表番号】特表2008−535543(P2008−535543A)
【公表日】平成20年9月4日(2008.9.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−500283(P2008−500283)
【出願日】平成18年2月6日(2006.2.6)
【国際出願番号】PCT/IB2006/000284
【国際公開番号】WO2006/095226
【国際公開日】平成18年9月14日(2006.9.14)
【出願人】(503092010)ロベンタ ベルケ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング (1)
【Fターム(参考)】