Notice: Undefined variable: fterm_desc_sub in /mnt/www/biblio_conv.php on line 353
清涼感持続性化粧料
説明

清涼感持続性化粧料

【課題】皮膚に対して清涼感を与えるとともにその清涼感の持続性に優れた清涼感持続性化粧料を提供すること。
【解決手段】アルコール、清涼成分およびポリオキシエチレンアルキルエーテルを含有する清涼感持続性化粧料であって、前記ポリオキシエチレンアルキルエーテルが分岐アルキル基を有するポリオキシエチレンアルキルエーテルであることを特徴とする清涼感持続性化粧料、ならびに当該清涼感持続性化粧料および噴射剤を含有してなる清涼感持続性化粧料用エアゾール組成物。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、清涼感持続性化粧料に関する。さらに詳しくは、清涼感を与え、その清涼感の持続性に優れた清涼感持続性化粧料に関する。
【背景技術】
【0002】
冷感を与える化粧料には、低級アルコールや揮発性ガスによる気化熱を利用して実際に皮膚の表面温度を低下させるタイプの化粧料と、メントールなどの清涼成分を用いて感覚的に冷感を付与するタイプの化粧料とがある。これらのなかでは、一般に清涼成分を用いて感覚的に皮膚に対して清涼感を付与するタイプの化粧料が広く普及している(例えば、特許文献1〜3など参照)。
【0003】
清涼成分を用いて感覚的に皮膚に対して清涼感を付与するタイプの化粧料では、清涼感の強さや持続性は、化粧料における清涼成分の含有率を調整することによって制御されている。しかし、清涼感を強くするために化粧料における清涼成分の含有率を高めると、清涼成分の種類によっては化粧料を皮膚に塗布したときに痛みや灼熱感などの不快感を生じることがある。また、従来の化粧料では、清涼感が強くならないようにするために化粧料における清涼成分の含有率を低くすると、清涼感が持続しなくなることがある。これらのことから、近年、清涼感を付与しつつ、清涼感の持続性に優れた化粧料の開発が望まれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2000−239142号公報
【特許文献2】特開平11−199423号公報
【特許文献3】特開2003−073248号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、前記従来技術に鑑みてなされたものであり、皮膚に対して清涼感を付与するとともに清涼感の持続性に優れた清涼感持続性化粧料を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、
(1) アルコール、清涼成分およびポリオキシエチレンアルキルエーテルを含有する清涼感持続性化粧料であって、前記ポリオキシエチレンアルキルエーテルが分岐アルキル基を有するポリオキシエチレンアルキルエーテルであることを特徴とする清涼感持続性化粧料、
(2) 分岐アルキル基を有するポリオキシエチレンアルキルエーテルの分岐アルキル基が炭素数16〜20の分岐アルキル基である前記(1)に記載の清涼感持続性化粧料、
(3) 分岐アルキル基を有するポリオキシエチレンアルキルエーテルのオキシエチレン基の付加モル数が10〜30である前記(1)または(2)のいずれかに記載の清涼感持続性化粧料、
(4) 分岐アルキル基を有するポリオキシエチレンアルキルエーテルがポリオキシエチレンイソステアリルエーテルである前記(1)〜(3)に記載の清涼感持続性化粧料、
(5) 清涼成分がメントール、メントール誘導体およびカンファーからなる群より選ばれた少なくとも1種である前記(1)〜(4)のいずれかに記載の清涼感持続性化粧料、
(6) さらに水を含有してなる前記(1)〜(5)のいずれかに記載の清涼感持続性化粧料、ならびに
(7) 前記(1)〜(5)のいずれかに記載の清涼感持続性化粧料および噴射剤を含有してなる清涼感持続性化粧料用エアゾール組成物
に関する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の清涼感持続性化粧料は、皮膚に対して清涼感を付与するとともに清涼感の持続性に優れるという効果を奏する。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明の清涼感持続性化粧料は、前記したように、アルコール、清涼成分およびポリオキシエチレンアルキルエーテルを含有する清涼感持続性化粧料であり、前記ポリオキシエチレンアルキルエーテルが分岐アルキル基を有するポリオキシエチレンアルキルエーテルであることを特徴とする。
【0009】
アルコールは、後述する清涼成分およびポリオキシエチレンアルキルエーテルに対する溶媒として用いられる。アルコールとしては、例えば、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノールなどの炭素数が1〜4である1価の脂肪族アルコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリンなどの炭素数が1〜4の多価の脂肪族アルコールなどが挙げられるが、本発明は、かかる例示のみに限定されるものではない。これらのアルコールは、それぞれ単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。前記アルコールのなかでは、本発明の清涼感持続性化粧料の用途を考慮すれば、エタノール、イソプロパノール、エチレングリコール、プロピレングリコールおよびグリセリンが好ましく、エタノールがより好ましい。
【0010】
本発明の清涼感持続性化粧料におけるアルコールの含有率は、当該アルコールの種類によって異なるので一概には決定することができないが、清涼成分およびポリオキシエチレンアルキルエーテルを十分に溶解させるとともに清涼感を持続させる観点から、好ましくは2質量%以上、より好ましくは3質量%以上、さらに好ましくは5質量%以上であり、皮膚に対する刺激を抑制する観点から、好ましくは99質量%以下、より好ましくは95質量%以下、より一層好ましくは90質量%以下、さらに好ましくは80質量%以下、特に好ましくは60質量%以下である。
【0011】
清涼成分は、本発明の清涼感持続性化粧料において、皮膚に対して清涼感を付与する成分として用いられる。清涼成分としては、例えば、l−メントールなどのメントール、l−メンチルグリセリルエーテル、l−メンチルラクテート、l-メンチルグルコシド、l−メンチルヒドロキシブチレート、メントキシプロパンジオール、メントキシフランなどのメントール誘導体、カンファーなどが挙げられるが、本発明は、かかる例示のみに限定されるものではない。これらの清涼成分は、それぞれ単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。これらの清涼成分のなかでは、皮膚に対する刺激を抑制するとともに清涼感を持続させる観点から、メントール、メントール誘導体およびカンファーが好ましく、これらの成分は、それぞれ単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
【0012】
本発明の清涼感持続性化粧料における清涼成分の含有率は、清涼感を十分に付与する観点から、好ましくは0.01質量%以上、より好ましくは0.1質量%以上であり、皮膚に対する刺激を抑制する観点から、好ましくは3質量%以下、より好ましくは2質量%以下、さらに好ましくは1質量%以下である。
【0013】
本発明においては、分岐アルキル基を有するポリオキシエチレンアルキルエーテルが清涼感持続性化粧料に含有されている点に、1つの大きな特徴がある。本発明の清涼感持続性化粧料は、分岐アルキル基を有するポリオキシエチレンアルキルエーテルを含有するので、清涼感を持続するという優れた効果を奏する。
【0014】
分岐アルキル基を有するポリオキシエチレンアルキルエーテルの分岐アルキル基の炭素数は、清涼感の持続性を高める観点から、好ましくは16〜20である。好適な分岐アルキル基を有するポリオキシエチレンアルキルエーテルとしては、例えば、ポリオキシエチレンイソステアリルエーテル、ポリオキシエチレンイソセチルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテルなどが挙げられるが、本発明は、かかる例示のみに限定されるものではない。これらの分岐アルキル基を有するポリオキシエチレンアルキルエーテルは、それぞれ単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。これらの分岐アルキル基を有するポリオキシエチレンアルキルエーテルのなかでは、清涼感の持続性を高める観点から、ポリオキシエチレンイソステアリルエーテルが好ましい。
【0015】
分岐アルキル基を有するポリオキシエチレンアルキルエーテルのオキシエチレン基(エチレンオキサイド基)の付加モル数は、清涼感の持続性を高める観点から、好ましくは10〜30、より好ましくは10〜25である。
【0016】
本発明の清涼感持続性化粧料における分岐アルキル基を有するポリオキシエチレンアルキルエーテルの含有率は、清涼感の持続性を高める観点から、好ましくは0.01質量%以上、より好ましくは0.03質量%以上、より一層好ましくは0.05質量%以上、さらに好ましくは0.1質量%以上、特に好ましくは0.3質量%以上であり、べたつきなどの使用感の観点から、好ましくは5質量%以下、より好ましくは3質量%以下、さらに好ましくは2質量%以下である。
【0017】
本発明の清涼感持続性化粧料には、本発明の目的が阻害されない範囲内で、例えば、アミノ酸やエキス類などの保湿剤、油成分、染料や顔料などの着色剤、界面活性剤、殺菌剤、制汗剤、無機粉体、有機粉体、香料などが含まれていてもよい。
【0018】
本発明の清涼感持続性化粧料の剤型は、本発明の目的が阻害されないのであれば特に限定されない。前記剤型としては、例えば、溶液、粉末、固形などが挙げられるが、本発明は、かかる例示のみに限定されるものではない。
【0019】
本発明の清涼感持続性化粧料の製品形態としては、例えば、化粧水、ジェル、クリーム、エアゾールスプレー、ロールオン、拭取り用シート、ミスト、スティックなどが挙げられるが、本発明は、かかる例示のみに限定されるものではない。
【0020】
本発明の清涼感持続性化粧料を例えばエアゾールスプレーに用いる場合、清涼感持続性化粧料は、清涼感持続性エアゾール組成物として用いることができる。清涼感持続性エアゾール組成物は、アルコール、清涼成分および分岐アルキル基を有するポリオキシエチレンアルキルエーテルを含有する清涼感持続性化粧料以外に噴射剤を含有する。噴射剤として、例えば、プロパン、ノルマルブタン、イソブタンなどの液化石油ガス、ジメチルエーテルなどが挙げられるが、本発明は、かかる例示のみに限定されるものではない。これらの噴射剤は、それぞれ単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
【0021】
本発明の清涼感持続性化粧料と噴射剤との合計量における噴射剤の割合は、清涼感持続性化粧料を十分に噴射させる観点から、好ましくは30質量%以上、より好ましくは40質量%以上、さらに好ましくは50質量%以上であり、清涼感を十分に発現させる観点から、好ましくは95質量%以下、より好ましくは90質量%以下である。
【0022】
また、本発明の清涼感持続性化粧料には、必要により、水を含有させることができる。本発明の清涼感持続性化粧料における水の含有率は、清涼感の持続性を高める観点から、好ましくは98質量%以下、より好ましくは95質量%以下である。また、水を含有させることによる効果を十分に発現させる観点から、本発明の清涼感持続性化粧料における水の含有率は、好ましくは1質量%以上、より好ましくは3質量%以上、さらに好ましくは5質量%以上、さらに一層好ましくは10質量%以上である。
【0023】
以上説明したように、本発明の清涼感持続性化粧料は、皮膚に対して清涼感を与えるとともにその清涼感の持続性に優れていることから、各種化粧料として好適に使用することができる。
【実施例】
【0024】
次に、本発明の清涼感持続性化粧料を実施例に基づいてさらに詳細に説明するが、本発明は、かかる実施例のみに限定されるものではない。
【0025】
参考例
精製水59.5g、99%エタノール40.0gおよびl−メントール0.5gを室温下で混合することによって対比用化粧料を得た。なお、この対比用化粧料は、以下の実施例および比較例で得られた化粧料と対比するときに用いられるものである。
【0026】
実施例1〜6および比較例1〜3
精製水58.5g、99%エタノール40.0g、l−メントール0.5gおよび表1に示すポリオキシエチレンアルキルエーテル1.0gを室温下で混合することによって化粧料を得た。なお、表1において、POEはポリオキシエチレンを意味し、カッコ内のE.O.(エチレンオキサイド)の前に記載されている数字はエチレンオキサイドの付加モル数を意味する。
【0027】
次に、各実施例および各比較例で得られた化粧料の清涼感を以下の方法に基づいて評価した。その結果を表1に併記する。
【0028】
被験者として、20歳代から30歳代の男性10名により、室温が21〜23℃、相対湿度が45〜60%である試験室で試験を行った。
【0029】
まず、化粧料が適用される被験者の頸部の耳下部を濡れタオルで拭き、皮脂汚れなどを除去し、約10分間安静にした後、左右の頸部(耳下)にディスペンサー〔(株)吉野工業所製、品番:Y−150〕を用い、皮膚から10cm離れたところで化粧料を約0.3mL噴霧し、噴霧開始時から1分間、3分間、5分間、7分間、10分間、13分間、15分間または20分間経過したときに清涼感の強さを以下の評価方法に基づいて評価した。特に、清涼感が最も強く感じたときの評価(以下、「清涼感の最大強度」という)および噴霧開始時から20分間経過したときの清涼感の強さ(以下、「清涼感の持続性」という)を以下の評価方法に基づいて清涼感を評価した。
【0030】
〔清涼感の強さの評価方法〕
清涼感は、強くなるにしたがって、爽快感からヒリヒリとした痛みや灼熱感に変化していく。したがって、これらの爽快感、ヒリヒリとした痛みおよび灼熱感をいずれも清涼感として把握し、以下の評価基準に基づいて各被験者に清涼感の強さを評価してもらい、測定時ごとに被験者全員の各評価を集計した後、最も人数の多い評価を表1に示した。
【0031】
<評価基準>
◎:対比用化粧料と比べて清涼感が強い。
○:対比用化粧料と比べて清涼感が同等である。
△:対比用化粧料と比べて清涼感がやや弱い。
×:対比用化粧料と比べて清涼感が明らかに弱い。
【0032】
〔清涼感の持続性の評価方法〕
化粧料を被験者の頸部の耳下部に噴霧し、噴霧開始時から20分間経過したときに清涼感の強さを調べてもらい、以下の評価基準に基づいて清涼感を評価してもらい、被験者全員の各評価を集計した後、最も人数の多い評価を表1に示した。
【0033】
<評価基準>
◎:対比用化粧料と比べて清涼感が強い。
○:対比用化粧料と比べて清涼感が同等である。
△:対比用化粧料と比べて清涼感がやや弱い。
×:対比用化粧料と比べて清涼感が明らかに弱い。
【0034】
【表1】

【0035】
表1に示された結果から、各実施例で得られた化粧料は、いずれも、皮膚に対して清涼感を与えるとともにその清涼感の持続性に優れていることがわかる。
【0036】
実施例7
実施例1において、精製水の量を58.9gに、99%エタノールの量を40.0gに、l−メントールの量を0.1gに、ポリオキシエチレンイソステアリルエーテルの量1.0gに変更したこと以外は、実施例1と同様にして化粧料を調整した。また、対比用化粧料についても、精製水の量を59.9gに、99%エタノールの量を40.0gに、l−メントールの量を0.1gにて同様に調整し、得られた化粧料の清涼感の最大強度および清涼感の持続性を実施例1と同様にして調べたところ、化粧料の清涼感の最大強度の評価は◎であり、化粧料の清涼感の持続性の評価は◎であった。
【0037】
処方例1〔清涼感持続性化粧水〕
以下の処方に記載の各成分を混合することにより、清涼感持続性化粧水を調製した。得られた清涼感持続性化粧水は、皮膚に対して清涼感を与えるとともにその清涼感の持続性に優れていることが確認された。
(処方)
ポリオキシエチレンイソステアリルエーテル(20E.O.) 1.0g
l−メントール 0.5g
エタノール 10.0g
1,3−ブチレングリコール 6.0g
グリセリン 4.0g
加水分解ヒアルロン酸 0.5g
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンデシルテトラデシルエーテル 0.2g
フェノキシエタノール 0.3g
香料 適量
精製水 残量
(合計) 100g
【0038】
処方例2〔清涼感持続性デオドラントジェル〕
以下の処方に記載の各成分を混合することにより、清涼感持続性デオドラントジェルを調製した。得られた清涼感持続性デオドラントジェルは、皮膚に対して清涼感を与えるとともにその清涼感の持続性に優れていることが確認された。
(処方)
ポリオキシエチレンイソセテスエーテル(20E.O.) 1.0g
l−メントール 0.5g
エタノール 30.0g
アクリル酸−メタクリル酸アルキルエステル共重合体 0.2g
イソノナン酸イソノニル 1.5g
ヒアルロン酸ナトリウム 0.001g
トリクロサン 0.2g
アラントインクロロヒドロキシアルミニウム 0.3g
精製水 残量
(合計) 100g
【0039】
処方例3〔清涼感持続性シェービングジェル〕
以下の処方に記載の各成分を混合することにより、清涼感持続性シェービングジェルを調製した。得られた清涼感持続性シェービングジェルは、皮膚に対して清涼感を与えるとともにその清涼感の持続性に優れていることが確認された。
(処方)
ポリオキシエチレンイソステアリルエーテル(15E.O.) 1.0g
l−メントール 0.5g
エタノール 20.0g
カルボキシビニルポリマー 0.5g
水酸化カリウム 0.2g
濃グリセリン 1.0g
エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム塩 0.1g
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 2.0g
パラオキシ安息香酸エステル 0.1g
香料 適量
精製水 残量
(合計) 100g
【0040】
処方例4〔清涼感持続性デオドラントスプレー用エアゾール組成物〕
以下の処方に記載の各成分を混合することにより、清涼感持続性デオドラントスプレー用エアゾール組成物を調製した。得られた清涼感持続性デオドラントスプレー用エアゾール組成物は、皮膚に対して清涼感を与えるとともにその清涼感の持続性に優れていることが確認された。
(処方)
ポリオキシエチレンイソステアリルエーテル(20E.O.) 0.1g
l−メントール 0.1g
エタノール 0.1g
トリクロサン 0.2g
メチルポリシロキサン 0.5g
クロロヒドロキシアルミニウム 3.0g
無水ケイ酸 1.5g
タルク 1.5g
香料 適量
液化石油ガス 70.0g
(合計) 100g
【0041】
処方例5〔清涼感持続性ロールオン〕
以下の処方に記載の各成分を混合することにより、清涼感持続性デオドラントスプレー用エアゾール組成物を調製した。得られた清涼感持続性ロールオンは、皮膚に対して清涼感を与えるとともにその清涼感の持続性に優れていることが確認された。
(処方)
ポリオキシエチレンイソセチルエーテル(20E.O.) 0.1g
l−メントール 0.5g
エタノール 60.0g
トリクロサン 0.1g
クロロヒドロキシアルミニウム 10.0g
イソノナン酸イソノニル 1.0g
香料 適量
精製水 残量
(合計) 100g
【0042】
処方例6〔清涼感持続性拭取り用シート〕
以下の処方に記載の各成分を混合することによって得られた組成物を、不織布1gあたり5gの割合で不織布に含浸させることにより、清涼感持続性拭取り用シートを作製した。得られた清涼感持続性拭取り用シートは、皮膚に対して清涼感を与えるとともにその清涼感の持続性に優れていることが確認された。
(処方)
ポリオキシエチレンイソセチルエーテル(15E.O.) 1.0g
l−メントール 0.5g
エタノール 40.0g
タルク 10.0g
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンデシルテトラデシルエーテル 0.2g
香料 適量
精製水 残量
(合計) 100g
【0043】
処方例7〔清涼感持続性スキンケアクリーム〕
以下の処方に記載の各成分を混合することにより、清涼感持続性スキンケアクリームを調製した。得られた清涼感持続性スキンケアクリームは、皮膚に対して清涼感を与えるとともにその清涼感の持続性に優れていることが確認された。
(処方)
ポリオキシエチレンイソステアリルエーテル(25E.O.) 1.0g
l−メントール 0.5g
エタノール 5.0g
1,3−ブチレングリコール 7.0g
濃グリセリン 3.0g
ジプロピレングリコール 5.0g
アクリル酸・メタクリル酸アルキルエステル共重合体 0.4g
キサンタンガム 0.01g
水酸化カリウム 0.15g
デカメチルポリシロキサン 5.0g
メチルポリシロキサン 2.5g
トリメチルグリシン 10.0g
1,2−ペンタンジオール 0.1g
オクトキシグリセリン 0.05g
エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム塩 0.05g
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1g
香料 適量
精製水 残量
(合計) 100g
【0044】
処方例8〔清涼感持続性ボディ用化粧水〕
以下の処方に記載の各成分を混合することにより、清涼感持続性ボディ用化粧水を調製した。得られた清涼感持続性ボディ用化粧水は、皮膚に対して清涼感を与えるとともにその清涼感の持続性に優れていることが確認された。
(処方)
ポリオキシエチレンイソステアリルエーテル(20E.O.) 1.0g
l−メントール 0.5g
エタノール 30.0g
1,3−ブチレングリコール 5.0g
ナイロン粉末 5.0g
香料 適量
精製水 残量
(合計) 100g
【0045】
処方例9〔清涼感持続性トニック〕
以下の処方に記載の各成分を混合することにより、清涼感持続性トニックを調製した。得られた清涼感持続性トニックは、皮膚に対して清涼感を与えるとともにその清涼感の持続性に優れていることが確認された。
(処方)
ポリオキシエチレンイソステアリルエーテル(20E.O.) 1.0g
l−メントール 0.5g
エタノール 55.0g
D−パントテニルアルコール 0.2g
ニコチン酸アミド 0.1g
酢酸dl−α−トコフェロール 0.1g
dl−カンフル 0.001g
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.3g
乳酸ナトリウム 0.005g
クエン酸 0.05g
香料 適量
精製水 残量
(合計) 100g

【特許請求の範囲】
【請求項1】
アルコール、清涼成分およびポリオキシエチレンアルキルエーテルを含有する清涼感持続性化粧料であって、前記ポリオキシエチレンアルキルエーテルが分岐アルキル基を有するポリオキシエチレンアルキルエーテルであることを特徴とする清涼感持続性化粧料。
【請求項2】
分岐アルキル基を有するポリオキシエチレンアルキルエーテルの分岐アルキル基が炭素数16〜20の分岐アルキル基である請求項1に記載の清涼感持続性化粧料。
【請求項3】
ポリオキシエチレンアルキルエーテルのオキシエチレン基の付加モル数が10〜30である請求項1または2に記載の清涼感持続性化粧料。
【請求項4】
分岐アルキル基を有するポリオキシエチレンアルキルエーテルがポリオキシエチレンイソステアリルエーテルである請求項1〜3のいずれかに記載の清涼感持続性化粧料。
【請求項5】
清涼成分が、メントール、メントール誘導体およびカンファーからなる群より選ばれた少なくとも1種である請求項1〜4のいずれかに記載の清涼感持続性化粧料。
【請求項6】
さらに水を含有してなる請求項1〜5のいずれかに記載の清涼感持続性化粧料。
【請求項7】
請求項1〜5のいずれかに記載の清涼感持続性化粧料および噴射剤を含有してなる清涼感持続性化粧料用エアゾール組成物。

【公開番号】特開2012−87108(P2012−87108A)
【公開日】平成24年5月10日(2012.5.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−237434(P2010−237434)
【出願日】平成22年10月22日(2010.10.22)
【出願人】(390011442)株式会社マンダム (305)
【Fターム(参考)】