説明

測定装置

【課題】ユーザの作業性を損ねることなく、測定を行うことができる測定装置を提供する。
【解決手段】本体部10に設けられたベルト取り付け具11には、ベルト通し部11Aが形成されており、ベルト30は、このベルト通し部11Aに通されることで、ベルト取り付け具11に取り付けられる。ユーザは、ベルト取り付け具11に取り付けられたベルト30を腕に巻きつけ、ベルト30の両端部30a、30bにそれぞれ取り付けられたオス面ファスナ40Aおよびメス面ファスナ40Bを重さねることで両端部を接続し、本体部10を腕に固定する。また、本体部10およびベルト取り付け具11の間には回動板12が設けられており、ユーザは、回動板12を用いて本体部10を回動させたり、表示部の向きを可変したりすることで、表示部のディスプレイに表示される測定値が見やすい位置に調節する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、測定対象物の電気的特定を測定するために用いられる測定装置およびプローブに関する。
【0002】
詳しくは、この発明は、本体部に取り付け部を介して固定具を取り付けた構成とすることによって、この固定具によりユーザの腕等の所定箇所に本体部を固定することができ、ユーザが作業性を損ねることなく測定対象物の測定を行うことを可能とした測定装置に係るものである。
【背景技術】
【0003】
従来、カードテスタ200は図8に示すように、本体部200Aに接続ケーブルを介して2つのプローブ200Bが取り付けられた構成であった。ユーザはこのカードテスタ200を使用する際、本体部200Aを机の上等に置き、2本のプローブ200Bを両手で持って測定を行っていた(特許文献1参照)。
【0004】
しかし、電柱上で作業する場合等、本体部200Aを置く場所がない場合に、例えば、本体部200Aを片方の手で把持し、もう片方の手で2本のプローブ200Bを持って測定を行わなければならず、非常に作業性が悪かった。また、本体部200Aを置いて測定を行う場合であっても、作業場所が電柱上等の高所である場合には、本体部200Aが落下すると危険であった。
【0005】
そこで、従来、特許文献2では、プローブを容易に持つことができるように、本体部とプローブとが一体となった一体型テスタが提案されている。図9は、一体型のテスタであるテスタ300を示した図である。図9に示すように、テスタ300は、本体部300Aにプローブ300Bが接続された構成となっている。
【0006】
また、特許文献3では、構成は図8に示す特許文献1に記載のカードテスタ200と同じであるものの、作業性を向上させるために、測定対象物に合わせてユーザが適切な形状の接触子を装着することを可能としたプローブが提案されている。
【0007】
【特許文献1】特開平05−249142号公報
【特許文献2】特開2004−125466号公報
【特許文献3】特開2001−356134号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかし、特許文献2に記載の発明は、本体部とプローブとが一体となっていたため、大きくて持ちづらい上、重く、ユーザの手に負担がかかって作業性が悪かった。
【0009】
また、特許文献3に記載の発明も、測定対象物に合わせてプローブの接触子を変更することは便利ではあったものの、測定の度に先端部を取り付けることが面倒であった上、取り付ける際に先端部が落下するおそれがあり、危険であった。
【0010】
この発明の目的は、ユーザの作業性を損ねることなく、測定を行うことができる測定装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
この発明の概念は、
測定対象物の電気的特性を測定するための測定装置であって、
固定具取り付け部を備え、上記測定対象物の測定値を得るための本体部と、
上記本体部に設けられ、上記測定値を表示するための表示部と、
上記固定具取り付け部に取り付けられ、上記本体部を所定箇所に固定するための固定具と
を有することを特徴とする測定装置にある。
【0012】
この発明において、測定装置は、測定対象物、例えば、電柱からの引き込み線の電圧等を測定するために用いられる。この測定装置の本体部には、測定装置本体部で算出された所定の測定対象物の測定結果を表示するための表示部が設けられている。
【0013】
例えば、測定装置は、本体部と表示部との間に、表示部の少なくとも一方向、例えば上下方向に向きを可変する表示向き可変機構を有しており、表示部に表示される測定値が見やすいように、ユーザが表示部の表示向きを容易に調節することができるような構成とされる。
【0014】
本体部は固定具取り付け部を備え、この固定具取り付け部には、固定具が取り付けられる。固定具は、所定箇所、例えばユーザの腕等に本体部を固定するためのものである。固定具は、例えば、ベルトであり、ベルトの両端部に面ファスナ等が取り付けられて、ユーザの腕等に着脱自在に装着できるような構成とされる。
【0015】
ユーザは、固定具としてのベルトを腕に巻きつけ、両端部を面ファスナで接続することで本体部を容易に腕に固定することができるので、本体部を手で持っている必要がなく、作業性を向上させることができる。また、本体部は固定具によってユーザの腕にしっかりと固定されているので、落下するおそれを軽減することができる。
【0016】
また、例えば、取り付け部と本体部との間に回動部材を設けて、取り付け部が、本体部に回動自在に取り付けられるようにしてもよい。このような構成とすることによって、ユーザは、本体部を腕等に固定した後であっても、作業がしやすく、表示部に表示される測定値が見やすいように、本体部を片手で容易に回動させることができる。
【0017】
本体部には、さらに、プローブが接続線を介して接続されていてもよい。プローブは、ユーザが把持する部分である把持部と、測定対象物に接触させる接触子とを有している。プローブは、例えば、このような接触子を複数種類有している。なお、ここでいう種類は、接触子の形状およびサイズを意味している。
【0018】
また、把持部は収納部を有しており、複数種類の接触子は、この収納部に取り出し可能に収納されている。例えば、把持部には回転軸が固定されており、複数種類の接触子の基端がこの回転軸に固定され、この回転軸を中心に接触子の反対側の端部、つまり接触端が回動させられることで、取り出しが可能な構成とされる。
【0019】
このように、ユーザが、複数種類の接触子の中から、測定対象物の形状に見合った任意の接触子を選択的に取り出して使用することができるような構成となっている。よって、ユーザは測定の際に測定対象物の形状に合わせて先端部を収納部から選択して取り出すだけでよく、測定の度に適切な先端部を装着する手間がない上、先端部を誤って落下させる危険性がない。
【発明の効果】
【0020】
この発明によれば、本体部に取り付け部を介して固定具を取り付けた構成としたものであり、固定具により本体部をユーザの腕等の所定箇所に固定することができ、ユーザが作業性を損ねることなく測定を行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
【0022】
図1は、本発明の実施の形態としての測定装置100の構成を示す図である。測定装置100の本体部10は、例えば、ユーザの腕に取り付けられるものであり、図1は、本体部10を、裏側、つまり、ユーザの腕に装着される側から見たものである。
【0023】
測定装置100は、本体部10と、本体部10に取り付けられたベルト取り付け具11と、ベルト30と、接続ケーブル50を介して接続されたプローブ20と、図3を用いて後述する本体部に連設された表示部30とで構成される。
【0024】
図1に示すように、本体部10には、取り付け部としてのベルト取り付け具11が設けられており、このベルト取り付け具11にはベルト30が取り付けられている。図2は、ベルト取り付け具11の構成を示す図である。図2に示すように、本体部10に設けられたベルト取り付け具11には、ベルト通し部11Aが形成されている。ベルト30(図2に図示せず)は、このベルト通し部11Aに通されることでベルト取り付け具11に取り付けられる。
【0025】
また、このベルト30の端部30a、30bには、図1に示すように、端部30a、30bを着脱自在に接続するための面ファスナを構成する、オス面ファスナ40aおよびメス面ファスナ40bがそれぞれ取り付けられている。なお、メス面ファスナ40bはベルト30の面のうち、オス面ファスナ40aの対向する面に取り付けられるため、図1においては、メス面ファスナ40bを破線で示している。
【0026】
このような構成となっているので、ユーザは、ベルト通し部11Aに通されたベルト30を腕等に巻きつけ、オス面ファスナ40aおよびメス面ファスナ40bが重なり合うようにして両端部30a、30bを接続させることで、本体部10を容易に腕に固定することができる。
【0027】
また、図2に示すように、ベルト取り付け具11と本体部10の間には、回動板12が設けられている。この回動板12は、図2に示す矢印の方向に力が加わると、この矢印の方向に回動する構成となっている。これにより、回動板12に接続されたベルト取り付け具11および本体部10も回動板12の回動に併せて回動する。
【0028】
このように、回動板12が設けられることで、ユーザは、ベルト30を装着して本体部10を腕に固定した後であっても、ベルト取り付け具11を抑えて本体部10に矢印の方向に力を加えれば、本体部10を容易に回動されることができ、作業がしやすく、後述するディスプレイ10Bに表示される測定値が見やすいように調節することが可能である。なお、このベルト取り付け具11および回動板12は、本体部10の、後述する表示部10Aが配設された面、つまり正面に設けられていてもよい。
【0029】
図3は、本体部の正面図である。図3に示すように、表示部10Aは、上述したように、本体部10の上部に配設されている。また、この表示部10Aには、本体部10から供給される測定値を表示するためのディスプレイ10Bが設けられている。このディスプレイ10Bは、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)等で構成されている。図3においては、ディスプレイ10Bに測定対象物の電圧が表示されている。
【0030】
図4は、本体部10の側面図である。図4に示すように、表示部10Aの本体部10との連結部分には、表示向き可変機構としてのヒンジ13が設けられており、表示部10Aはヒンジ13を介して回動自在な構成となっている。よって、表示部10Aに、図4に示す矢印の向きに力が加わると、ヒンジ13を回転軸として容易に矢印の方向、つまり上下方向に表示部10Aの向きを可変することが可能である。
【0031】
図4では、表示部10Aを、ヒンジ13を介して上下方向に向きを可変できるような構成としたが、上下の一方向のみならず、左右方向にも向きを可変できるような構成としてもよいこの場合、ヒンジ13に加えて、左右方向に向きを可変するための可変機構をさらに設けることで容易に実現できる。
【0032】
このように、ユーザは、ベルト30を腕に装着して、本体部10を固定した後であっても、ディスプレイ10Bに日光等が反射して、表示された測定値が見づらい場合でも、表示部10Aの向きを片手で容易に可変させることができるので、便利である。
また、図1に示すように、本体部10から引き出された2本の接続ケーブル50の先端には、プローブ20が接続されている。プローブ20は本体部10と電気的に接続された状態にある。図5、図6は、プローブ20の構成を示した図である。以下、図5および図6を用いて、プローブ20の構成について説明する。
【0033】
図5、図6に示すように、プローブ20は、把持部20Aと、複数種類、この実施の形態では3種類の接触子20B1〜20B3とで構成される。把持部20Aは、ユーザが手で把持する部分であり、把持部20Aの内部には、図6に示すように、使用しない接触子を収納するためのスペースである、収納部20Cが設けられている。把持部20Aのうち、収納部20Cが設けられている部分は、接触子20B1〜20B3を把持部20Aの左右の両側面から取り出せるように、把持部20Aの左右側面部分が開放された構成となっている。
【0034】
また、プローブ20は、図5に示すように、3種類の接触子20B1〜20B3を有しており、互いに形状を異にしている。図5においては、形状の異なった3つの接触子20B1〜20B3を図示しているが、同じ形状であって、サイズが異なるものを有していてもよい。また、図5では、これら3つの接触子20B1〜20B3は全て取り出された状態となっているが、図6に示すように、通常使用されないときは、収納部20Cに収納されている。
【0035】
3本の接触子20B1〜20B3の先端(接触端)とは反対側の基端は、図6に示すように、それぞれ、回転軸を構成する、ビス21およびナット22を用いて把持部20Aと接続されている。これら3つの接触子20B1〜20B3の接触端は、それぞれ基端を中心として、図6に示す矢印の方向に回動されることで、収納部20Cの外部に取り出され、使用可能な状態となる。図6においては、接触子20B2が取り出され、使用可能な状態となっており、他の接触子20B1、20B3は収納部20Cに収納されている。
【0036】
なお、接続ケーブル50と各接触子20B1〜20B3の先端(接触端)とは、図6に破線で示すように、把持部20Aの内部で電気的に接続されている。
【0037】
このように、複数種類の接触子20B1〜20B3をプローブ20に設けるのは、測定対象物の形状、状態に応じて、適切な接触子を使い分けるためである。
【0038】
例えば、図6に示す接触子20B2は、カギ状となっている。これは、例えば、電線等、2本以上の線がより合わさった、より線が測定対象物である場合に使用される。この場合、接触子20B2の先端をより線内部に挿入して、この接触子20B2をより線にひっかけることができ、測定の作業がしやすくなる。
【0039】
図7は、この測定装置100の使用状態を示した図である。図7においては、ユーザは測定装置100を用いて、測定部位60A、60Bの電位差を測定している。
【0040】
ユーザは、ベルト30を腕に巻きつけ、このベルト30の両端部30a、30bを、面ファスナを用いて接続することで本体部10を固定し、さらに作業がしやすく、ディスプレイ10Bに表示される測定値が見やすいように、本体部10を回動させる。また、表示部10Aの向きを、本体部10と同様に、ディスプレイ10Bに表示される測定値が見やすい位置に可変する。
【0041】
ユーザは、先端にプローブ20が接続された2本の接続ケーブル50を引き出し、2つのプローブ20の把持部20Aに設けられた収納部20Cから、例えば図6に示すように、カギ状の接触子20B2をそれぞれ取り出し、使用可能な状態とする。ユーザは把持部20Aを両手で把持して、一方の接触子20B2を、測定部位60Aに接触させ、他方の接触子20B2を測定部位60Bに接触させる。本体部10は各プローブ20の測定部位60A、60Bへの接触に対応して、測定部位60A、60B間の電位差を算出し、算出された電位差である測定値を表示部10Aのディスプレイ10Bに供給する。
【0042】
このように、ユーザはベルト30を用いて本体部10を腕に固定することで、両手で容易にプローブ20を把持することができる上、本体部10を落下させることがなく、安全である。また、プローブ20の接触子20B1〜20B3のうち、測定対象物に応じて適切なものを選択して容易に使用可能な状態とすることができるので、作業性がよい。
【0043】
なお、上述の実施の形態においては、バンド30に面ファスナを取り付けて本体部10をユーザの腕に固定したが、面ファスナの代わりにベルト通しや、ホックを用いて着脱自在な構成としてもよい。
【0044】
また、ベルト30を用いるのではなく、ベルト30の代わりに伸縮性のあるラバーバンドを用いて腕に本体部10を固定するようにしてもよいし、合成樹脂でできたC字型のバングル状の部材を用いてもよく、本体部10の固定方法は上述した実施の形態に限定されない。
【0045】
また、上述の実施の形態においては、図7に示すように、バンド30を用いて本体部10をユーザの腕に固定するようにしたが、表示部10Aのディスプレイ10Bに表示される測定値が見える位置であれば、ユーザの腕に限らず、腰や脚等に固定してもよいし、測定場所付近にある柱等に固定するようにしてもよい。
【0046】
また、上述の実施の形態においては、本体部10に接続ケーブル50が予め接続された構成としたが、接続ケーブル50およびプローブ20を本体10とは別体に設けるようにしてもよい。この場合、接続ケーブル50の端部のうち、プローブ20が接続されていない端部には、本体部10に接続するためのプラグ(図示せず)が取り付けられた構成とされる。ユーザは、使用時に、接続ケーブル50に取り付けられたこのプラグを、本体部10に設けられた、プラグを挿し込むためのプラグ挿込口に挿し込んで、測定を行う。
【0047】
また、このプローブ20は、上述した実施の形態の測定装置100のみならず、他の測定機器に使用することもできる。
【0048】
また、上述の実施の形態においては、測定対象物の測定対象として電線の電圧等をあげたが、測定対象物はこれに限定されない。さらに、測定対象物に応じて、電圧、電流、抵抗値等、測定対象を切り換えられるようにしてもよい。この場合、本体部10のうち、表示部10Aの下部に、測定対象を切り換えるための切り換えボタン(スイッチ)を設けた構成とすれば、ユーザは測定の際に容易に切り換えることができて、大変便利である。
【産業上の利用可能性】
【0049】
この発明は、本体部をユーザの腕等に固定して、電気的特定を測定することを可能とした測定装置に係るものであり、電線等の電圧の測定の際に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0050】
【図1】測定装置100の構成を示した図である。
【図2】ベルト取り付け具11の構成を示した図である。
【図3】本体部10の正面図である。
【図4】本体部10の側面図である。
【図5】プローブ20に取り付けられた接触子20B1〜20B3を示した図である。
【図6】収納部20Cの構成を示した図である。
【図7】測定装置100の使用状態を示した図である。
【図8】従来のカードテスタ200を示した図である。
【図9】従来のプローブと本体部が一体となった一体型のテスタ300を示した図である。
【符号の説明】
【0051】
10…本体部、10A…表示部、10B…ディスプレイ、11…ベルト取り付け具、11A…ベルト通し穴、12…回動板、13…ヒンジ、20…プローブ、20A…把持部、20B1〜20B3…接触子、20C…収納部、21…ビス、22…ナット、30…ベルト、30a,30b…端部、40a…オス面ファスナ、40b…メス面ファスナ、50…接続ケーブル、60A,60B…測定部位、100…測定装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
測定対象物の電気的特性を測定するための測定装置であって、
固定具取り付け部を備え、上記測定対象物の測定値を得るための本体部と、
上記本体部に設けられ、上記測定値を表示するための表示部と、
上記固定具取り付け部に取り付けられ、上記本体部を所定箇所に固定するための固定具と
を有することを特徴とする測定装置。
【請求項2】
上記固定具取り付け部は上記本体部に回動自在に取り付けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の測定装置。
【請求項3】
上記本体部と上記表示部との間に、上記表示部の少なくとも一方向の向きを可変する表示向き可変機構をさらに有する
ことを特徴とする請求項1に記載の測定装置。
【請求項4】
上記本体部に接続ケーブルを介して接続されるプローブをさらに有し、
上記プローブは、
収納部を備えた把持部と、
上記把持部に固定された回転軸を中心に回転することで取り出し可能に上記収納部に収納される複数種類の接触子とからなり、
上記複数種類の接触子のうち、任意の接触子を選択的に取り出して使用するようにした
ことを特徴とする請求項1に記載の測定装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2007−285720(P2007−285720A)
【公開日】平成19年11月1日(2007.11.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−110042(P2006−110042)
【出願日】平成18年4月12日(2006.4.12)
【出願人】(000211307)中国電力株式会社 (6,505)
【Fターム(参考)】