説明

潜在捲縮性モノフィラメント糸及び織物

【課題】ストレッチ性を有すると共に品位にも優れた、従来にない薄地織物を得るのに好適なモノフィラメント糸を提供する。
【解決手段】単糸繊度が3〜30dtex、伸長率が30%以上、かつ熱水収縮率が15%以下である潜在捲縮性モノフィラメント糸、及びこの潜在捲縮性モノフィラメント糸を経緯糸に用いてなり、カバーファクター(CF)が600〜1200である織物。モノフィラメント糸が持つ潜在捲縮を顕在化させることにより、薄地織物においてこれまで表現できなかったストレッチ性を具現でき、しかも織物に入射する光の屈折率を変化させることができるから、ストレート分繊糸にありがちなパーンビケによる織物欠点を大幅に抑制することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、所謂ストレート分繊糸に関するものであり、詳しくは潜在捲縮性能を有するモノフィラメント糸に関するものである。
【背景技術】
【0002】
モノフィラメント糸には、紡糸、延伸を経ることにより直接的に得るモノフィラメント糸と、一旦マルチフィラメント糸を得た後、これを1本ずつ分繊して得る、所謂ストレート分繊糸と呼ばれるものがある。これらは、主にカーテン分野やブライダル分野などに使用され、特に、軽くて張り感のあるオーガンジー用薄地織物として好ましく使用される。
【0003】
ストレート分繊糸の例として、例えば特許文献1には、カルシウム原子とリン原子とを含有し、断面形状として三葉断面をなしたポリエステルモノフィラメント糸が開示されており、この糸を用いることで光沢性や透明性などを持つオーガンジー用薄地織物を得ることができる。
【0004】
また、特許文献2には、金属スルホネート基を含有するイソフタル酸成分を含み、異型断面となした改質ポリエステルモノフィラメント糸が開示されている。この糸もオーガンジー用薄地織物を構成する糸として好適であり、織物の発色性、鮮明性、強度などを高める点で有利となる。
【特許文献1】特開平9−241923号公報
【特許文献2】特開平9−268432号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
今日までに提案されてきたオーガンジー用薄地織物は、上記のように視覚的な感性に優れているため、当該織物が属するカーテン分野、ブライダル分野における見映え重視の要求に対し十分応えうるものであった。
【0006】
ところが、消費者のニーズが多様化する昨今、上記分野にあっても繊維製品に対しストレッチ性や風合いなどを重要視する傾向が強まり、かかるオーガンジー用薄地織物でも同様の要望がされるに至っている。しかし、現在のところ、この要望を実現できるだけオーガンジー用薄地織物は提供されておらず、勿論、そのためのストレート分繊糸も提供されていないのが実情である。
【0007】
本発明は、このような従来技術の欠点を解消するものであり、ストレッチ性を有すると共に品位にも優れた、従来にない薄地織物を得るのに好適なモノフィラメント糸を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者らは、上記の課題を解決するために鋭意検討した結果、捲縮を持つモノフィラメント糸を使用すれば、ストレッチ性を有した薄地織物を得る点で有利であることを知見し、さらに研究を進めたところ、仮撚加工によりもたらされた捲縮ではなく糸自身が持つ潜在捲縮を顕在化させた捲縮が、織物のストレッチ性向上に資するところが大きく、しかも驚くべきことに、パーンビケなどに起因する織物欠点を大幅に低減させうることも同時に見出し、本発明をなすに至ったのである。
【0009】
すなわち、本発明は、単糸繊度が3〜30dtex、伸長率が30%以上、かつ熱水収縮率が15%以下であることを特徴とする潜在捲縮性モノフィラメント糸を要旨とし、さらに、この糸を使用してカバーファクターを特定範囲に設定した織物を含むものである。
【発明の効果】
【0010】
本発明では、モノフィラメント糸が持つ潜在捲縮を顕在化させることにより、薄地織物においてこれまで表現できなかったストレッチ性を具現でき、しかも織物に入射する光の屈折率を変化させることができるから、ストレート分繊糸にありがちなパーンビケによる織物欠点を大幅に抑制することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明を詳細に説明する。
【0012】
本発明は、潜在捲縮性能を有するモノフィラメント糸を対象とする。本発明のモノフィラメント糸は、仮撚加工糸が通常有するところのトルクも有さず、この点から、ストレート分繊糸の範疇に属するといえる。
【0013】
モノフィラメント糸の組成としては、潜在捲縮特性の障害となるものを除き、基本的にどのようなものでも採用可能である。しかし、モノフィラメント糸をオーガンジー用薄地織物に適用することを第一に考えれば、ポリオレフィン、ナイロン、ポリエステルなどが好ましく、中でもポリエステルが特に好ましい。
【0014】
糸に潜在捲縮特性を付与する手段としては、特に限定されるものではないが、一般には熱収縮特性の異なる2種の組成物を選択して使用することが好ましい。この点、上記のようにモノフィラメント糸の組成としてはポリエステルが好ましいから、本発明のモノフィラメント糸は、結果的に熱収縮特性の異なる2種のポリエステルから構成されることが好ましいということになる。
【0015】
本発明に用いられるポリエステルとしては、特に限定されるものではなく、従来公知の繊維形成性ポリエステル重合体を任意に選択して用いることができる。具体的には、繰り返し単位が実質的に全てエチレンテレフタレートからなるホモポリエチレンテレフタレート(以下、これをPETと略記する)を用いることができる。また、全繰り返し単位の85%以上がエチレンテレフタレートであって、他の成分が共重合されてなる共重合PETも用いることができる。そのような共重合PETにおける共重合成分としては、イソフタル酸、5−ナトリウムスルホイソフタル酸、2,2−ビス{4−(β−ヒドロキシエトキシ)フェニル}プロパンなどがあげられる。特に、5−ナトリウムスルホイソフタル酸を共重合成分として用いると、本発明のモノフィラメント糸がカチオン可染糸となって商品価値が高まるので好ましい。この他、ポリトリメチレンテレフタレート、ポリテトラメチレンテレフタレートなども使用可能である。
【0016】
本発明では、上記にあげたようなポリエステルから、熱収縮性特性の異なる2種類のポリエステルを選択して用いる。この点、2種類といっても、同種の重合体、例えば、互いに熱収縮特性の異なるPET同士を用いてもよく、このような場合も熱収縮性特性の異なる2種類のポリエステルであるといえる。
【0017】
熱収縮性の異なる2種類のポリエステルを同種のポリエステルから選択することは、極限粘度の異なるものとすることにより達成できる。例えば、PETであって、極限粘度に0.10〜0.25程度の差があるもの同士を選択することにより、相対的に極限粘度の低いPETを低熱収縮性ポリエステル、極限粘度の高いPETを高熱収縮性ポリエステルとして用いることができる。
【0018】
また、異種のポリエステルを用いる場合、極限粘度が同じでも熱収縮性が異なりうるため、必ずしも極限粘度に差を設ける必要はなく、しかも、高熱収縮性ポリエステルが他方に比べ極限粘度が低い場合もありうる。例えば、高熱収縮性ポリエステルとしてイソフタル酸、5−ナトリウムスルホイソフタル酸、2,2−ビス〔4−(B−ヒドロキシエトキシ)フェニル〕プロパンのうちいずれか1種以上の成分が共重合された共重合PETを用い、かつ低熱収縮性ポリエステルとしてホモPETポリマーを用いた場合は、共重合PETポリマーの熱収縮率が相対的に高いので、いずれのポリエステルの極限粘度が相対的に高くてもよいことになる。この場合の具体的としては、高熱収縮性ポリエステルとしてイソフタル酸5〜10モル%及び2,2−ビス〔4−(B−ヒドロキシエトキシ)フェニル〕プロパン3〜8モル%を共重合成分として含む極限粘度0.60〜1.50の共重合PETを、低熱収縮性ポリエステルとして極限粘度0.40〜0.60のPETを適用するとよい。
【0019】
本発明では、このように所定のポリエステルを2種選択し用いるのが好ましく、糸中におけるそれらの接合形態としては、任意の形態が採用できる。ただし、紡糸性や品質安定性の点から、サイドバイサイド型又は偏心芯鞘型が好ましく、サイドバイサイド型がより好ましい。
【0020】
また、モノフィラメント糸の単糸繊度については、用途や後の工程などを考慮し、3〜30dtexとする。繊度が3dtex未満になると、織物準備工程や製織工程において糸を取り扱うことが困難となるばかりか、織物風合いにおいても張り腰感が失われる。一方、30dtexを超えると、紡糸時の冷却効果が乏しくなる結果、糸間で融着が発生し易くなるなど操業面で問題が発生することがあり、分繊操業性においても問題が残る。また、織物の風合いを損ねてしまう点でも問題が残る。
【0021】
他方、本発明のモノフィラメント糸が具備する物性については、伸長率として30%以上を具備することが必要となる。伸長率が30%未満になると、捲縮が十分に発現せず、織物にストレッチ性を付与できなくなる。本発明では、特に伸長率として40〜80%が好ましい。
【0022】
また、熱水収縮率として15%以下を満足する必要がある。熱水収縮率が15%を超えると、織物の収縮力が強くなり過ぎる結果、モノフィラメント糸の繊度が太くなって織物の風合いが損なわれ、同時に織物の寸法安定性も低下する。本発明では、特に熱水収縮率として5〜10%が好ましい。
【0023】
以上の構成を具備するモノフィラメント糸を得るには、コストの点を考慮すれば直接的に紡糸、延伸して得ることが好ましい。しかし、品質や紡糸性の点からは、まずマルチフィラメント糸を得、しかる後にこれを1本ずつ分繊して目的の糸となすことが、むしろ好ましく、本発明では通常後者を採用する。
【0024】
かかるマルチフィラメント糸としては、スピンドロー糸などの一工程糸の他、UDY(未延伸糸)やPOY(高配向未延伸糸)などを延伸して得る二工程糸のいずれもが採用可能である。マルチフィラメント糸のフィラメント数としては、6〜16本が好ましく、8〜12本がより好ましい。フィラメント数が6本未満になると、採取できる複合モノフィラメント糸の本数が減るので、生産効率の点から好ましくない。一方、16本を超えると、マルチフィラメント糸が開繊し難くなり、分繊操業性の点で不利となる傾向にあり好ましくない。
【0025】
マルチフィラメント糸の総繊度としては、50〜480dtexが好ましく、100〜300dtexがより好ましい。
【0026】
また、マルチフィラメント糸の物性については、分繊して得られるモノフィラメント糸の物性を考慮し、伸長率として30%以上、熱水収縮率として15%以下を満たすことが好ましい。
【0027】
本発明では、かかるモノフィラメント糸を用いて織物となし、その後、染色加工により捲縮を顕在化させる。糸の捲縮形態は、仮撚加工によるものとは明らかに異なり、三次元コイル状の緻密な形態をなす。本発明では、糸がこのような捲縮形態を呈することで、織物に良好なストレッチ性を付与できると同時に、織物に入射した光の屈折率を変化させることができるから、分繊糸にありがちなパーンビケなどの欠点をも抑制することができる。
【0028】
織物中には、本発明の目的を損ねない範囲で上記モノフィラメント糸以外の糸が含まれていてもよいが、一般には、良好なストレッチ性実現の観点から、経緯糸とも当該モノフィラメント糸から構成するのが好ましい。
【0029】
織物のカバーファクター(CF)としては、600〜1200に設定するのが好ましい。これは、CFが500未満になると、織物上に目ズレやモアレなどが発生して織物品位を損ねることがあるからであり、一方、1200を超えると、織密度が高くなり過ぎて、織物のストレッチ性や風合いが損なわれることがあるからである。
【0030】
なお、ここでいうカバーファクター(CF)とは染色加工後におけるものを指す。モノフィラメント糸は染色加工により熱収縮と共に捲縮発現するから、染色加工後におけるCFは、染色加工前(生機段階)に比べ大きくなる。CFは、一般に加工を経由して5〜20%程度向上するから、この点に留意して生機段階におけるCFを適正なものとすれば、おのずとCFを所望のものとなすことができる。
【0031】
かかる織物は、オーガンジー用薄地織物として好適であり、従来にない極薄感とストレッチ性とを同時に発現する。
【実施例】
【0032】
次に、本発明を実施例により具体的に説明する。なお、モノフィラメント糸における各物性値の測定は以下に準じた。
【0033】
(1)単糸繊度
まず、枠周1.125mの検尺機を用いて、モノフィラメント糸を0.05±0.01cN/dtexの張力下で、約200m(枠周×178回)巻取り、カセサンプルとする。次に、コンマ以下5桁のグラム数を計測できる天秤(研精工業(株)製電子天秤)を使用してカセサンプルの質量を測定し、得られた数値を下記式に代入する。測定並びに計算は、5本のパッケージについて各1回行い、計算値の平均を求めるべき単糸繊度(dtex)とする。
【0034】
【数1】

【0035】
(2)伸長率
まず、枠周1.125mの検尺機を用いて、糸条を0.05±0.01cN/dtexの張力下でトータル繊度が約2500dtexとなるようにカセに取り、一昼夜放置する。次に、(株)平山製作所製オートクレープを用いて、フリー状態のままカセを130℃で30分間湿熱処理する。その後、カセに0.2cN /dtexの荷重を吊し、そのままの状態で10秒間放置したときのカセ長Cを測定する。次に、前記荷重に代えて0.001cN/dtexの荷重を吊るし、その状態のまま10分間放置したときのカセ長Dを測定する。そして、得られた各値を下記式に代入し、身長率を算出する。
【0036】
【数2】

【0037】
(3)熱水収縮率
JIS L1013 8.18.1かせ収縮法(A法)に準拠して測定する。
【0038】
(4)トルク
まず、モノフィラメント糸を0.0294cN/dtexの張力下で200cmを採取し、測定試料とする。次に、2cmの間隔をなして置かれた一対のガイドから試料をU字状に吊り下げる。そして、その下端に0.00294cN/dtexの荷重を掛け、フリー状態のまま、残留トルクによる旋回を発生させ、その旋回が静止するまで放置する。その後、かかる旋回数を検撚機により測定し、トルク(T/M)とする。
【0039】
(5)カバーファクター(CF)
下記式に基づいてカバーファクターを算出する。
【0040】
【数3】

【0041】
(実施例1)
高熱収縮性ポリエステルとして、イソフタル酸8モル%及び2,2−ビス〔4−(B−ヒドロキシエトキシ)フェニル〕プロパン5モル%を共重合成分として含む極限粘度0.63の共重合PETを用い、低熱収縮性ポリエステルとして極限粘度0.53のPETを用いた。
【0042】
そして、両ポリエステルをサイドバイサイド型に接合しながら複合紡糸し、150dtex10fの潜在捲縮性ポリエステルマルチフィラメント延伸糸を得た。得られたマルチフィラメント糸の伸長率は58%、熱水収縮率は7%であった。
【0043】
続いて、得られたマルチフィラメント糸を市販の分繊装置に仕掛け、分繊速度600m/分、送り出し張力0.9cN/dtex、捲取り時引き取り張力1.1cN/dtexなる条件で分繊し、10本の潜在捲縮性モノフィラメント糸を得た。
【0044】
得られたモノフィラメント糸の単糸繊度は15dtex、伸長率は43%、熱水収縮率は7.5%であった。
【0045】
次に、このモノフィラメント糸を経緯糸に用い、織物密度を経緯方向とも123本/2.54cmとして平織物を製織した。そして、これを精練、リラックスした後、乾燥、中間セットし、さらに黒色染料にて高圧染色して、CF1047のオーガンジー用薄地織物を得た。
【0046】
得られた織物は、モノフィラメント糸から構成され、ストレッチ性と共にソフトな風合いを有するものであった。また、織物表面にはパーンビケなどの欠点も特段見当たらなかった。
【0047】
(比較例1)
マルチフィラメント糸の繊度を150dtex10fに代えて360dtex10fとする以外は、実施例1と同様にして潜在捲縮性ポリエステルマルチフィラメント延伸糸を得た。このとき、マルチフィラメント糸の伸長率は30%、熱水収縮率は9.5%であった。
【0048】
そして、このマルチフィラメント糸を分繊し、潜在捲縮性モノフィラメント糸となした。このとき、モノフィラメント糸の単糸繊度は36dtex、伸長率は35%、熱水収縮率は10%であった。ただし、かかる分繊過程において、上記マルチフィラメント糸を紡糸する際の冷却効果が乏しかったことが原因で、糸切れ、毛羽発生などのトラブルがあった。
【0049】
その後、得られたモノフィラメント糸を経緯糸に用いて、織物密度を経緯方向とも110本/2.54cmとして平織物を製織した。そして、実施例1と同条件で染色加工し、CF1452の織物を得た。この織物は、実施例1の場合と同様、モノフィラメント糸から構成されているものの、当該糸条の単糸繊度が36dtexと太く、風合いとしてソフト感に欠けるものであった。
【0050】
(比較例2)
マルチフィラメント糸の繊度を150dtex10fに代えて25dtex10fとする以外は、実施例1と同様にして潜在捲縮性ポリエステルマルチフィラメント延伸糸を得た。このとき、マルチフィラメント糸の伸長率は32%、熱水収縮率は8.2%であった。
【0051】
そして、このマルチフィラメント糸を分繊し、潜在捲縮性モノフィラメント糸となした。このとき、モノフィラメント糸の単糸繊度は2.5dtex、伸長率は35%、熱水収縮率は8.7%であった。
【0052】
その後、得られたモノフィラメント糸を経緯糸に用いて、織物密度を経緯方向とも180本/2.54cmとして平織物を製織した。ただし、製織工程だけでなくその準備段階から、糸切れなど工程通過性に関するトラブルがあった。
【0053】
次に、実施例1と同条件でこれを染色加工し、CF625の織物を得た。この織物は、実施例1の場合と同様、モノフィラメント糸から構成されているものの、当該糸条の単糸繊度が2.5dtexと細く、風合いとして張り腰感に欠けるものであった。また、織物表面において、パーンビケに起因する欠点は確認できなかったが、織物工程でのトラブルに起因する欠点はいくつか確認できた。


【特許請求の範囲】
【請求項1】
単糸繊度が3〜30dtex、伸長率が30%以上、かつ熱水収縮率が15%以下であることを特徴とする潜在捲縮性モノフィラメント糸。
【請求項2】
請求項1記載の潜在捲縮性モノフィラメント糸を経緯糸に用いてなり、カバーファクター(CF)が600〜1200であることを特徴とする織物。


【公開番号】特開2010−43391(P2010−43391A)
【公開日】平成22年2月25日(2010.2.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−209773(P2008−209773)
【出願日】平成20年8月18日(2008.8.18)
【出願人】(592197315)ユニチカトレーディング株式会社 (84)
【Fターム(参考)】