説明

火花点火過給式内燃機関の燃料混合物の燃焼相を制御する方法

【課題】ランブルが出現する可能性を制限するのを可能にする燃焼方法によって従来技術の欠点を解消する。
【解決手段】本発明は、燃焼室14を含む少なくとも1本の気筒12と、少なくとも1つの燃料供給手段48、52と、火花点火手段38とを有する火花点火過給式内燃機関の燃料混合物の燃焼相を制御する方法に関する。本発明によれば、この方法は、該機関が高負荷で低速度の場合に、燃料混合物の燃焼時に、燃焼室内で最高筒内圧力Pmaxが生じるクランク角度θ’の値を求めることと、このように求められた値を燃焼室内の異常燃焼を表す最大角度しきい値θmaxと比較することと、求められた値がこのしきい値に達したときおよび点火手段が作動しないときに異常燃焼の開始を検出することと、ある量の他の燃料を燃料混合物に供給して、この混合物のエネルギー指数を、最高筒内圧力が生じるクランク角度を小さくするように修正することを有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、火花点火過給式内燃機関、特にガソリン式の火花点火過給式内燃機関の燃料混合物の燃焼相を制御する方法に関する。
【0002】
特に、本発明は、間接燃料噴射によるそのような機関に関するが、直接燃料噴射による機関をいかなる点でも除外するものではない。
【0003】
本発明は基本的に、小形化された機関に関する。この措置は、従来の機関と同じ出力および/または同じトルクを維持しつつ、機関のサイズおよび/または容量を小さくすることを目的としている。
【背景技術】
【0004】
一般に、この種の機関は、内部で、燃料混合物が圧縮相を受け、その後プラグなどの火花点火手段の作用の下で燃焼相を受ける燃焼室を有する。
【0005】
この燃料混合物では、一部が機関に重大な損傷を与える機械的応力および/または熱応力を発生させる異常燃焼が生じる可能性があることが分かっている。
【0006】
この異常燃焼は基本的に、プラグが燃焼室内に存在する混合物の添加を開始する前の、燃料混合物の事前点火(または自己点火)による燃焼である。
【0007】
すなわち、過給の結果としてこの燃焼室内で高圧および高温に達することを考慮すると、プラグによって燃料混合物が点火する時間よりかなり前に燃焼が散発的に開始される可能性がある。
【0008】
事前点火または自己点火によるこの異常燃焼が急激に、無作為に散発的に生じる場合、この燃焼をランブルと呼ぶ。
【0009】
この異常燃焼によって圧力レベルが非常に高くなり(120バール〜250バール程度)、かつ伝熱量が増大し、ピストンやピストンロッドのような機関の可動部材が部分的にあるいは完全に破壊される恐れがある。
【0010】
また、この異常燃焼が高負荷でかつ一般に機関の低回転速度で生じることが分かっている。
【0011】
より正確には、この異常燃焼は、初期エンジンノック、すなわち、点火進角を小さくすることを必要とし、したがって、機関の低回転速度でランブルが生じる可能性を高めることを必要とする現象に伴う状況の結果として点火サブアドバンスが実現されたときに出現する。
【0012】
この異常燃焼を防止する1つの解決手段は、このようなランブルが生じやすい温度および圧力条件が発生するのを避けるように最大筒内圧力角度を制限することから成る。
【0013】
この解決手段は、この火花点火機関のすべての性能潜在性を活用できなくする欠点を有する。すなわち、過給圧を介した負荷の増大によってエンジンノックが発生し、従来の点火サブアドバンスを適用することが必要になる。このサブアドバンスは燃焼時期を早め、したがって、TDC(燃焼上死点)後に通常値の35°クランク角度に制限しなければならない最高筒内圧力角度を大きくする。したがって、低速での機関の最高性能は、点火進角がこの2つの基準の組み合わせに応じて調整される負荷に制限される。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0014】
したがって、本発明の目的は、ランブルが出現する可能性を制限するのを可能にする燃焼方法によって前述の欠点を解消することである。
【課題を解決するための手段】
【0015】
したがって、本発明は、火花点火過給式内燃機関、特にガソリン式の火花点火過給式内燃機関の燃料混合物の燃焼相を制御する方法であって、該機関が、燃焼室を含む少なくとも1本の気筒と、少なくとも1つの燃料供給手段と、少なくとも1つの吸気手段と、少なくとも1つの排気手段と、火花点火手段とを有する方法において、該機関が高負荷で低速度の場合に、
燃料混合物の燃焼時に、燃焼室内で最高筒内圧力が生じるクランク角度の値を求めることと、
このように求められた値を、燃焼室内の異常燃焼を表す最大角度しきい値と比較することと、
求められた値がこのしきい値に達したときおよび点火手段が作動しないときに異常燃焼の開始を検出することと、
他の燃料を燃料混合物に供給して、この燃料混合物の全体的なオクタン価を、最高筒内圧力が生じるクランク角度を小さくするように変更することを有する方法に関する。
【0016】
この方法は、燃料混合物の全体的なオクタン価を高くすることを有してもよい。
【0017】
この方法は、気体状の他の燃料を燃料混合物に送り込むことを有してもよい。
【0018】
有利なことに、この方法は、VNG状の気体燃料を供給することを有してもよい。
【0019】
この方法は液体燃料から燃料混合物を生成することを有してもよい。
【0020】
本発明の他の特徴および利点は、添付の図を参照して以下の説明を読むことによって明らかになろう。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本発明による燃焼相制御方法を使用する機関を示す図である。
【図2】従来技術の機関および本発明による方法を使用する機関についてのクランク角度(°V)の関数としての圧力曲線(バール単位のP)を示す図である。
【図3】従来の機関および本発明による方法(Inv)を使用する機関についての機関速度(rpm単位のR)の関数としてのトルク(N.m単位のC)を表す曲線を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
図1に示されている機関は、火花点火過給式内燃機関である。
【0023】
この機関は、単一燃料気化と呼ばれる単一の燃料を使用するための第1の燃焼モードと、多燃料気化と呼ばれ、それぞれの異なる性質を有するいくつかの燃料を組み合わせるのを可能にする他の燃焼モードとを含む特定の走行機能を有する。
【0024】
非制限的な例として、単一燃料気化モードに使用される燃料は、アンチノック指数(RON)がたとえば90〜95程度である第1の液体燃料(ガソリン、エタノール、バイオ燃料など)であり、多燃料気化走行モードの場合には、第1の液体燃料が、第1の燃料より高いRONを有する他の液体または気体燃料(VNG(車輌用天然ガス)、LPG(液化石油ガス)、メタン)と組み合わされる。
【0025】
以下の説明を簡略化するために、前述の単一燃料気化ではガソリン状の液体燃料を使用し、多燃料気化、ここでは2燃料気化の場合、ガソリン状液体燃料がVNG状気体燃料と組み合わされる。
【0026】
図1に示されている機関は、内部で燃料混合物の燃焼が生じる燃焼室14を区画する往復直線変位部材(不図示)を含むピストンを収納する少なくとも1本の気筒12、ここでは4本の気筒を有する。
【0027】
気筒は、吸気管20に関連する少なくとも1つの弁18を含む吸気手段16を有する。この気筒は、排気管26を制御する少なくとも1つの排気弁24を含む燃焼気体排気手段22も有する。
【0028】
複数の排気管26が、排気配管30に連結された排気マニフォルド28に連結されている。
【0029】
この排気配管上に過給装置32、たとえばターボコンプレッサが配置されている。このターボコンプレッサは、排気配管内を循環する排気ガスによってタービン34と、タービンに回転可能に連結され、外気の圧縮を可能にし、この吸気を加圧下で(または過給空気を)吸気管20へ流入させる圧縮器36と、を有する。
【0030】
この気筒は、気筒の燃焼室内に存在する燃料混合物に点火するのを可能にする1つまたは2つ以上の火花を発生させる火花点火手段38、たとえば点火プラグも有する。
【0031】
燃焼室14内の燃焼の進行状態を知るのを可能にする手段40も設けられている。図1に示されている例では、これらの手段は、筒内圧力と呼ばれる燃焼室内の圧力の変化を測定するのを可能にする圧力検出器42である。この圧力は、燃料混合物の燃焼の進行状態を表す複数のパラメータの1つである。
【0032】
もちろん、振動波を表す信号を発生させる加速計などの、機関の気筒ハウジング上に通常配置されるノック検出手段のような、燃焼の進行状態を知るのを可能にする任意の他の手段を使用することができる。
【0033】
機関は、気筒内のピストンの位置を判定するのを可能にするために、ピストンが連結されたクランク軸(不図示)によって保持されたターゲット46と向かい合うように配置された角度センサ44も保持している。
【0034】
気筒は、燃料を吸気管20に送り込むのを可能にする、第1の燃料供給手段48、ここではガソリン状の液体形態の燃料用の噴射装置50の形をした燃料供給手段も有する。
【0035】
この気筒は、気体燃料を吸気管20に送り込むのを可能にする気体燃料(VNG)噴射装置54を含む第2の燃料供給手段52も有する。
【0036】
機関は、この機関の動作を制御するのを可能にする機関計算機と呼ばれる計算制御ユニット56を有する。
【0037】
特に、この計算機は、機関が備える様々な検出器、ゾンデ、および/または検出手段(燃焼室内の水温、油温、圧力)に直接接続されるかあるいは導体によって間接的に連結されている。受信された信号が処理され、次に、計算機が制御線を通じてこの機関の構成部材を制御して機関を円滑に走行させる。
【0038】
一例として図1に示されているように、圧力検出器42は、複数の気筒内で優勢な圧力を表す信号を送信するように導体58によってこの計算機に接続されており、角度センサ44は、ピストンの変位時のピストンの位置を判定するように導体60によってこの計算機に接続されており、点火プラグ38は、燃料混合物の点火時間を調整するように制御線62によって計算機に接続されており、噴射装置50、54の制御装置は、燃料噴射量や噴射時間などの燃料噴射パラメータを調整するように制御線64、66によって計算機56に接続されている。
【0039】
この計算機は、運転者によって要求される機関速度や出力のような様々な機関走行条件に従って、計算機の演算に必要な複数のパラメータを評価するのを可能にする複数のマップまたはデータチャートを有する。
【0040】
この機関が高負荷および低速度(1000rpmから2500rpmの間)で走行する際、エンジンノックに対して、この異常燃焼モードを回避するために点火サブアドバンスが必要になる。
【0041】
図2に示されているように、このサブアドバンスは、最大筒内圧力角度θmaxを上死点(図中のPMH)から離し、この角度は一般に、TDC後に通常値の約35度のクランク角度に制限される。
【0042】
このクランク角度値θmaxに接近するかあるいはこの値を超えた場合、ランブル型異常燃焼が生じる可能性が高くなる。
【0043】
これを防止するために、燃焼室14内の燃料混合物の燃焼の進行が制御される。
【0044】
図2を参照すると、曲線AAは、燃焼室内に燃料混合物を吸入した後の、クランク角度(°V)の関数としての、単一燃料気化モードで走行する機関の燃焼室14内の筒内圧力の従来の変化を示している。
【0045】
ピストンは、燃焼室内に存在する燃料混合物を、この混合物が点火プラグ38によって点火されるTDCの近傍まで圧縮する。この点火の結果、筒内圧力は、TDC後に約35°のしきい値クランク角度θmaxの値Pmaxまで上昇する。この筒内圧力は次に、BDCに達し、燃焼室内の圧力が大気圧に近くなるまで低下する。
【0046】
この通常値の35°を超えると、燃料混合物が自己点火する可能性がある。
【0047】
すなわち、設定されたタイミング進角が遅すぎる(35°を超える最高筒内圧力を生じさせる)場合、点火プラグが点火する直前の、燃焼室14内の圧力および温度条件は、急激な自己点火(ランブル)が生じる可能性があるような条件である。
【0048】
有利なことに、この35°のクランク角度値は機関試験ベンチ上の実験から得られる平均値に相当する。
【0049】
ランブル型燃焼が出現する可能性を制限するには、測定された最高筒内圧力の測定されたクランク角度の値がこの圧力の設定クランク角度しきい値θmaxを超えないことが必要である。
【0050】
したがって、圧力検出器42は、TDCとBDCとの間の燃焼時に燃焼室14内の圧力を測定し、対応する信号を導体58を通して計算機に送信する。
【0051】
有利なことに、最初にこの最大角度値の妥当性を機関試験ベンチ上で実証することができ、したがって、圧力検出器および計算機56とのリンク無しで済ますことができる。
【0052】
負荷、点火進角、機関速度、過給圧力の関数としての筒内圧力角度のこれらのマップは、計算機に組み込まれ、したがって、車輌内でこれらの検出器を連続的に使用することができる。
【0053】
同時に、角度センサ44は、クランク軸角度位置信号をこの計算機に伝達し、計算機が該信号からピストンの位置を求める。
【0054】
計算機は、この2つの信号(圧力および角度位置)から、最高筒内圧力に達するTDC後のクランク角度θ’の値を求める。
【0055】
次に、対応する値を超えるとランブルが出現する可能性が高くなる最大限界を表す最大角度しきい値θmaxと、角度θ’の求められた値が比較される。
【0056】
有利なことに、このしきい値は、計算機のデータチャートに含まれ、前述の例では、TDC後で約35°である。
【0057】
これによって、計算機は、求められた角度値が最大角度しきい値θmaxに近づくかあるいは達したときであって、サイクル内の早期に、すなわち点火プラグが点火する前にこの値が求められたときに、ランブル型異常燃焼が開始する可能性を検出することができる。
【0058】
したがって、このしきい値に近づくかあるいは場合によっては達すると、計算機は、単一燃料気化モード(ガソリン)の機関から二燃料気化モード(ガソリンおよびガス)の機関に切り替えるように燃料噴射装置を制御する。
【0059】
次に、たとえばVNG状の第2の気体燃料を同時に噴射することによって、この混合物の全体的なオクタン価を修正し、したがって、ノック抵抗を強くすることができる。これによって、最大筒内圧力角度を許容最大値より小さい値に維持しつつ、負荷および/または点火進角を増大することができる。
【0060】
この第2の燃料は、点火進角を修正することによって燃焼のタイミングを変更するのを可能にする自己点火抵抗特性(RON)を有する利点をもたらす。
【0061】
したがって、この同時噴射を介して、ランブル発生ゾーンから離れた状態を維持しつつ、特に機関性能を高めることが可能である。
【0062】
より正確に言えば、機関吸入相の間、計算機56は、ガソリンの質量の、最初に噴射装置50を通して管20内に噴射される部分が、噴射装置54によるVNGの噴射で置き換えられるように、制御線64、66を通じて噴射装置50および54を制御する。
【0063】
これによって、初期燃料混合物のオクタン価を修正し、かつガソリンより高いRONを有するVNG燃料が存在する結果として、得られる燃料混合物のこの全体的なオクタン価を高くすることができる。
【0064】
噴射すべきガスの最適量は、機関の動作点が所望のトルクにおける動作点であり、点火進角がエンジンノックの限界に達し、TDC後に35°以下の最大圧力角度が生じるように2つの燃料を混合するのに必要な包括的なオクタン価に相当する。
【0065】
第2の気体燃料をこのように同時に噴射することによって、最大筒内圧力角度θ’(図2参照)をしきい値θmaxより小さい値に維持することができ、さらに燃料混合物の空燃比が1に維持される利点が得られる。
【0066】
もちろん、当業者は、筒内圧力角度を許容最大筒内圧力角度基準内に維持しつつノック発生ゾーンから離れるように所望のRONを得、したがって、ランブルが発生する可能性を制限するのに必要なガソリンに対するVNGの質量比を求めることができる。
【0067】
これによって、すべての利点が得られる状態で、ガソリンで走行する機関の圧縮比を高くすることもできる。
【0068】
本発明によれば、図3を見ると分かるように、同時にVNGを噴射することによって得られるトルクでは、従来技術の機関によって得られるトルク(曲線AA)より低い機関速度でより高いトルク(曲線Inv)を得るのが可能になる。
【0069】
本発明は、前述の実施例に限定されず、本発明が対象とするあらゆる均等実施形態または変形実施形態を包含する。
【符号の説明】
【0070】
10 火花点火過給式内燃機関
12 気筒
14 燃焼室
16 吸気手段
18 弁
20 吸気管
22 燃焼ガス排気手段
24 排気弁
26 排気管
28 排気マニフォルド
30 排気配管
32 過給装置
34 タービン
36 圧縮器
38 火花点火手段
40 手段
42 圧力検出器
44 角度センサ
46 ターゲット
48 燃料供給手段
50、54 噴射装置
52 第2の燃料供給手段
56、58、60 導体
62、64、66 制御線
AA 曲線
Inv 曲線
θmax 最大筒内圧力角度
θ’ クランク角度
max
RON アンチノック指数
VNG 車輌用天然ガス

【特許請求の範囲】
【請求項1】
火花点火過給式内燃機関、特にガソリン式の火花点火過給式内燃機関の燃料混合物の燃焼相を制御する方法であって、前記機関が、燃焼室(14)を含む少なくとも1本の気筒(12)と、少なくとも1つの燃料供給手段(48、52)と、少なくとも1つの吸気手段(16)と、少なくとも1つの排気手段(22)と、火花点火手段(38)とを有する方法において、
前記機関が高負荷で低回転速度の場合に、
前記燃料混合物の燃焼時に、前記燃焼室内で最高筒内圧力(Pmax)が生じるクランク角度の値(θ’)を求めることと、
このように求められた値を、前記燃焼室内の異常燃焼を表す最大角度しきい値(θmax)と比較することと、
求められた値が前記しきい値に達したときであって前記点火手段が作動しないときに異常燃焼の開始を検出することと、
前記燃料混合物に他の燃料を供給して、この燃料混合物の全体的なオクタン価を、前記最高筒内圧力が生じるクランク角度を小さくするように変更することを有することを特徴とする制御方法。
【請求項2】
前記燃料混合物の全体的なオクタン価を高くすることを有する、請求項1に記載の制御方法。
【請求項3】
気体状の他の燃料を前記燃料混合物に供給することを有する、請求項1に記載の制御方法。
【請求項4】
VNG状の気体燃料を供給することを有する、請求項3に記載の制御方法。
【請求項5】
前記燃料混合物を液体燃料から生成することを有する、請求項1から4のいずれか1項に記載の制御方法。
【請求項6】
前記燃料混合物をガソリン燃料から生成することを有する、請求項5に記載の制御方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2012−21530(P2012−21530A)
【公開日】平成24年2月2日(2012.2.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−153848(P2011−153848)
【出願日】平成23年7月12日(2011.7.12)
【出願人】(591007826)イエフペ エネルジ ヌヴェル (261)
【氏名又は名称原語表記】IFP ENERGIES NOUVELLES
【Fターム(参考)】