説明

炎症および免疫関連用途向けの化合物

本発明は、免疫抑制剤ならびに、炎症状態、アレルギー性疾患、および免疫不全の治療および予防に有用である特定の縮合環化合物またはその薬学的に許容される塩に関する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(III):
【化1】

式中、
は、−NHCH−、−CHNH−、−NH−C(O)−、−C(O)−NH−、または−NHC(O)NH−であり;
Yは、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたシクロアルケニル、または任意に置換されたヘテロシクリルであり;
Bは、−C(R−、−C(O)−;−O−、−S−、または−N(R)−であり;
環Cは、
【化2】

から選択され;
11、X12およびX13のそれぞれは、独立して、−C(R)−、−C(R−、−S−、−O−、−N−、または−N(R)−から選択され;
14、X15、X16、およびX17のそれぞれは、独立して、−C(R)−および−N−から選択され;
各Rは、独立して、−H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたアルキニル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルケニル、任意に置換されたヘテロシクリル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアラルキル、任意に置換されたヘテロアラルキル、ハロアルキル、−C(O)NR、−NRC(O)R、ハロ、−OR、シアノ、ニトロ、ハロアルコキシ、−C(O)R、−NR、−SR、−C(O)OR、−OC(O)R、−NRC(O)NR、−OC(O)NR、−NRC(O)OR、−S(O)、または−S(O)NRであり;
各Rは、独立して、−H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたアルキニル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルケニル、任意に置換されたヘテロシクリル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアラルキル、任意に置換されたヘテロアラルキル、ハロアルキル、ハロ、−C(O)NR、−C(O)R、または−C(O)ORであり;
およびRは、出現するごとに、独立して、H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたアルキニル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルケニル、任意に置換されたヘテロシクリル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアラルキル、または任意に置換されたヘテロアラルキルであり;あるいはRおよびRは、それらが結合する窒素と一緒になると、任意に置換されたヘテロシクリルまたは任意に置換されたヘテロアリールであり;
およびRは、出現するごとに、独立して、H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたアルキニル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルケニル、任意に置換されたヘテロシクリル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアラルキル、または任意に置換されたヘテロアラルキルであり;
pは、0、1、または2であり;ならびに
環Dは、
【化3】

【化4】

から選択される、
で表される化合物またはその薬学的に許容し得る塩
(但し、該化合物が、4H−チエノ[3,2−d][1]ベンザピン−2−カルボキサミド、6−[4−[([1,1’−ビフェニル]]−2−イルカルボニル)アミノ]ベンゾイル]−N−シクロプロピル−5,6−ジヒドロ−でない。)。
【請求項2】
環Dが、
【化5】

である、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
34が、Br、Cl、シアノ、CF、−C(O)OCH、−C(O)OCHCH、−N(CH、−OCH、−C(O)NH、任意に置換されたピリジン、任意に置換されたピラゾール、任意に置換されたチアゾール、任意に置換されたオキサゾール、任意に置換されたイミダゾール、または任意に置換されたテトラゾールからなる群から選択される、請求項2に記載の化合物。
【請求項4】
Bが、−CH−である、請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
式(IV):
【化6】

式中、
L’は、−CHNH−、−NH−C(O)−、−C(O)−NH−、または−NHC(O)NH−であり;
は、C1−C4アルキル、ハロ、もしくはC1−C4アルコキシで任意に置換された5もしくは6員芳香環、任意に置換された5もしくは6員複素芳香環、任意に置換されたC3−C5アルキル、または任意に置換されたC3−C6シクロアルキルであり;
環Cは、
【化7】

から選択され;
11、X12およびX13のそれぞれは、−C(R)−、−C(R−、−S−、−O−、−N−、または−N(R)−から独立して選択され;および
14、X15、X16、およびX17のそれぞれは、−C(R)−および−N−から独立して選択される、
により表される化合物またはその薬学的に許容し得る塩
(但し、Bが、−CH−または−NC(O)R−であり;かつL’が−NH−C(O)−または−NHC(O)NH−である場合、X14、X15、X16、およびX17のすべてが、−C(R)−ではないこと;および
但し、該化合物が、4H−ベンゾ[6,7]シクロヘプタ[1,2−d]チアゾール−2−カルボキサミド,5,6−ジヒドロ−N−[2−[1−(フェニルメチル)−4−ピペリジニル]エチル]−でない。)。
【請求項6】
式(V):
【化8】

式中、
は、−NHCH−、−CHNH−、−NH−C(O)−、−C(O)−NH−、または−NHC(O)NH−であり;
Y’は、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたアルケニル、または任意に置換されたシクロアルケニルであり;
環Cは、
【化9】

から選択され;
11、X12およびX13のそれぞれは、独立して、−C(R)−、−C(R−、−S−、−O−、−N−、または−N(R)−から選択され;および
14、X15、X16、およびX17のそれぞれは、独立して、−C(R)−および−N−から選択される;
により表される化合物またはその薬学的に許容される塩
(但し、Lが−NH−C(O)−であり、Yがメチルである場合、環Cはピラゾールでない。)。
【請求項7】
Y’が、任意に置換されたアルキルまたは任意に置換されたシクロアルキルである、請求項6に記載の化合物。
【請求項8】
Y’が、任意に置換されたC3−C5アルキルまたは任意に置換されたC3−C6シクロアルキルである、請求項7に記載の化合物。
【請求項9】
Y’が、任意に置換されたアルケニルまたは任意に置換されたシクロアルケニルである、請求項6に記載の化合物。
【請求項10】
Y’が、任意に置換されたC3−C5アルケニルまたは任意に置換されたC3−C6シクロアルケニルである、請求項6に記載の化合物。
【請求項11】
環Dが、
【化10】

である、請求項1または6に記載の化合物。
【請求項12】
環Dが、
【化11】

である、請求項1または11に記載の化合物。
【請求項13】
環Dが、
【化12】

である、請求項1または12に記載の化合物。
【請求項14】
式(VIII):
【化13】

式中、
は、−NHCH−、−CHNH−、−NH−C(O)−、−C(O)−NH−または−NHC(O)NH−であり;
Yは、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたシクロアルケニル、または任意に置換されたヘテロシクリルであり;
Bは、−C(R−、−C(O)−;−O−、−S−、または−N(R)−であり;
環Cは、
【化14】

から選択され;
11、X12およびX13のそれぞれは、独立して、−C(R)−、−C(R−、−S−、−O−、−N−、または−N(R)−から選択され;
14、X15、X16、およびX17のそれぞれは、独立して、−C(R)−および−N−から選択され;
各Rは、独立して、−H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたアルキニル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルケニル、任意に置換されたヘテロシクリル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアラルキル、任意に置換されたヘテロアラルキル、ハロアルキル、−C(O)NR、−NRC(O)R、ハロ、−OR、シアノ、ニトロ、ハロアルコキシ、−C(O)R、−NR、−SR、−C(O)OR、−OC(O)R、−NRC(O)NR、−OC(O)NR、−NRC(O)OR、−S(O)、または−S(O)NRであり;
各Rは、独立して、−H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたアルキニル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルケニル、任意に置換されたヘテロシクリル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアラルキル、任意に置換されたヘテロアラルキル、ハロアルキル、ハロ、−C(O)NR、−C(O)R、または−C(O)ORであり;
およびRは、出現するごとに、独立して、H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたアルキニル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルケニル、任意に置換されたヘテロシクリル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアラルキル、または任意に置換されたヘテロアラルキルであり;あるいはRおよびRは、それらが結合する窒素と一緒になって、任意に置換されたヘテロシクリルまたは任意に置換されたヘテロアリールであり;
およびRは、出現するごとに、独立して、H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたアルキニル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルケニル、任意に置換されたヘテロシクリル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアラルキル、または任意に置換されたヘテロアラルキルであり;
pは、0、1、または2であり;および
環Eは、
【化15】

から選択される、
により表される化合物またはその薬学的に許容される塩
(但し、環Eがピリダジンであり、Yが任意に置換されたアルキルであり、L’が−NH−CH−である場合、環Cは、フェニル、任意に置換されたフェニルまたはチオフェンでない、および
但し、化合物は、
【化16】

ではない。)。
【請求項15】
Yが、任意に置換されたフェニル、任意に置換されたオキサゾリル、任意に置換されたフラニル、任意に置換されたピラゾリル、任意に置換されたピリジニル、任意に置換されたピリダジニル、任意に置換されたチアジアゾリル、または任意に置換されたチオフェニルである、請求項1、5または14に記載の化合物。
【請求項16】
Yが、非置換である、請求項1、5または15に記載の化合物。
【請求項17】
Yが、ジフルオロフェニルである、請求項1、5または15に記載の化合物。
【請求項18】
Yが、任意に置換されたチアジアゾリルである、請求項1、5または15に記載の化合物。
【請求項19】
Yが、任意に置換されたチオフェニルである、請求項1、5または15に記載の化合物。
【請求項20】
Yが、任意に置換されたピリダジニルである、請求項1、5または15に記載の化合物。
【請求項21】
Yが、1つのメチル基で置換された、請求項18〜20のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項22】
Yが、任意に置換されたアルキルまたは任意に置換されたシクロアルキルである、請求項1、5または15に記載の化合物。
【請求項23】
Yが、任意に置換されたC3−C5アルキルまたは任意に置換されたC3−C6シクロアルキルである、請求項1、5または22に記載の化合物。
【請求項24】
Yが、任意に置換されたアルケニルまたは任意に置換されたシクロアルケニルである、請求項1または14に記載の化合物。
【請求項25】
Yが、任意に置換されたC3−C5アルケニルまたは任意に置換されたC3−C6シクロアルケニルである、請求項1または14に記載の化合物。
【請求項26】
Yが、任意に置換されたヘテロシクリルである、請求項1または14に記載の化合物。
【請求項27】
環Eが、
【化17】

である、請求項14に記載の化合物。
【請求項28】
環Eが、
【化18】

である、請求項27に記載の化合物。
【請求項29】
が、−Hである、請求項27または28に記載の化合物。
【請求項30】
環Cが、
【化19】

であり、
式中、R30、R31、R32、R33、R34、およびR35のそれぞれは、独立して、−H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたアルキニル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルケニル、任意に置換されたヘテロシクリル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアラルキル、任意に置換されたヘテロアラルキル、ハロアルキル、−C(O)NR、−NRC(O)R、ハロ、−OR、シアノ、ニトロ、ハロアルコキシ、−C(O)R、−NR、−SR、−C(O)OR、−OC(O)R、−NRC(O)NR、−OC(O)NR、−NRC(O)OR、−S(O)、または−S(O)NRから選択される、請求項1、5、6または14に記載の化合物。
【請求項31】
環Cが、
【化20】

である、請求項30に記載の化合物。
【請求項32】
環Cが、
【化21】

である、請求項30に記載の化合物。
【請求項33】
環Cが、
【化22】

である、請求項32に記載の化合物。
【請求項34】
32、R33、およびR35が、すべて−Hである、請求項32または33に記載の化合物。
【請求項35】
34が、ハロ、シアノ、ハロアルキル、−C(O)OR、−NR、−OR、−C(O)NR、または任意に置換された5もしくは6員ヘテロアリールからなる群から選択され、ここでR、RおよびRが、低級アルキルである、請求項34に記載の化合物。
【請求項36】
34が、Br、Cl、シアノ、CF、−C(O)OCH、−C(O)OCHCH、−N(CH、−OCH、−C(O)NH、任意に置換されたピリジン、任意に置換されたピラゾール、任意に置換されたチアゾール、任意に置換されたオキサゾール、任意に置換されたイミダゾール、または任意に置換されたテトラゾールからなる群から選択される、請求項35に記載の化合物。
【請求項37】
各Rが、ハロ、シアノ、ハロアルキル、−C(O)OR、−NR、−OR、−C(O)NR、または任意に置換された5もしくは6員ヘテロアリールからなる群から選択され、ここでR、RおよびRが、低級アルキルである、請求項1、5、6または14に記載の化合物。
【請求項38】
各Rが、Br、Cl、シアノ、CF、−C(O)OCH、−C(O)OCHCH、−N(CH、−OCH、−C(O)NH、任意に置換されたピリジン、任意に置換されたピラゾール、任意に置換されたチアゾール、任意に置換されたオキサゾール、任意に置換されたイミダゾール、または任意に置換されたテトラゾールからなる群から選択される、請求項37に記載の化合物。
【請求項39】
が、−NH−C(O)−または−C(O)−NH−である、請求項1、5、6または14に記載の化合物。
【請求項40】
Bが、−CH−、−O−、−N(R)−であり、ここでRが、低級アルキルである、請求項1、5、6または14に記載の化合物。
【請求項41】
環Cが、
【化23】

であり;
環Eが、
【化24】

であり;
が、−NH−C(O)−または−C(O)−NH−であり;および
Bが、−CH−、−O−、−N(R)−であり、ここでRは低級アルキルである、請求項1または14に記載の化合物。
【請求項42】
32、R33、およびR35が、すべて−Hである、請求項41に記載の化合物。
【請求項43】
34が、ハロ、シアノ、ハロアルキル、−C(O)OR、−NR、−OR、−C(O)NR、または任意に置換された5もしくは6員ヘテロアリールからなる群から選択され、ここでR、RおよびRは低級アルキルである、請求項42に記載の化合物。
【請求項44】
34が、Br、Cl、シアノ、CF、−C(O)OCH、−C(O)OCHCH、−N(CH、−OCH、−C(O)NH、任意に置換されたピリジン、任意に置換されたピラゾール、任意に置換されたチアゾール、任意に置換されたオキサゾール、任意に置換されたイミダゾール、または任意に置換されたテトラゾールからなる群から選択される、請求項43に記載の化合物。
【請求項45】
Bが、−CH−である、請求項40または44に記載の化合物。
【請求項46】
環Eが、
【化25】

である、請求項45に記載の化合物。
【請求項47】
式中、
は、−NHCH−、−CHNH−、−NH−C(O)−、−C(O)−NH−、または−NHC(O)NH−であり;
Yは、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたシクロアルケニル、または任意に置換されたヘテロシクリルであり;かつ
Zは置換基である、
【化26】

からなる群から選択される化合物またはその薬学的に許容し得る塩。
【請求項48】
式(XII):
【化27】

式中、
Bは、−C(R−、−C(O)−;−O−、−S−、または−N(R)−であり;
は、−NHCH−、−CHNH−、−NH−C(O)−、−C(O)−NH−、または−NHC(O)NH−であり;
Yは、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたシクロアルケニル、または任意に置換されたヘテロシクリルであり;
環Hは、
【化28】

から選択され、
24、X25、X26およびX27は、それぞれ独立して、−O−、−S−、−N(R)−、または−C(R−であり;
各X28は、独立して、−N−または−C(R)−であり;
各Rは、独立して、−H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたアルキニル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルケニル、任意に置換されたヘテロシクリル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアラルキル、任意に置換されたヘテロアラルキル、ハロアルキル、−C(O)NR、−NRC(O)R、ハロ、−OR、シアノ、ニトロ、ハロアルコキシ、−C(O)R、−NR、−SR、−C(O)OR、−OC(O)R、−NRC(O)NR、−OC(O)NR、−NRC(O)OR、−S(O)、または−S(O)NRであり;
各Rは、独立して、−H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたアルキニル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルケニル、任意に置換されたヘテロシクリル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアラルキル、任意に置換されたヘテロアラルキル、ハロアルキル、ハロ、−C(O)NR、−C(O)R、または−C(O)ORであり;
およびRは、出現するごとに、独立して、H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたアルキニル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルケニル、任意に置換されたヘテロシクリル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアラルキル、または任意に置換されたヘテロアラルキルであり;あるいはRおよびRは、それらが結合する窒素と一緒になると、任意に置換されたヘテロシクリルまたは任意に置換されたヘテロアリールであり;
およびRは、出現するごとに、独立して、H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたアルキニル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルケニル、任意に置換されたヘテロシクリル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアラルキル、または任意に置換されたヘテロアラルキルであり;かつ
pは、0、1、または2である、
によって表される化合物またはその薬学的に許容し得る塩。
【請求項49】
式(XV):
【化29】

式中、
Bは、−C(R−、−C(O)−;−O−、−S−、または−N(R)−であり;
は、−NHCH−、−CHNH−、−NH−C(O)−、−C(O)−NH−、または−NHC(O)NH−であり;
Yは、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたシクロアルケニル、または任意に置換されたヘテロシクリルであり;
環Gは、
【化30】

【化31】

から選択され;
24、X25、X26およびX27は、それぞれ独立して、−O−、−S−、−N(R)−、または−C(R−であり;
各Rは、独立して、−H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたアルキニル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルケニル、任意に置換されたヘテロシクリル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアラルキル、任意に置換されたヘテロアラルキル、ハロアルキル、−C(O)NR、−NRC(O)R、ハロ、−OR、シアノ、ニトロ、ハロアルコキシ、−C(O)R、−NR、−SR、−C(O)OR、−OC(O)R、−NRC(O)NR、−OC(O)NR、−NRC(O)OR、−S(O)、または−S(O)NRであり;
各Rは、独立して、−H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたアルキニル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルケニル、任意に置換されたヘテロシクリル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアラルキル、任意に置換されたヘテロアラルキル、ハロアルキル、ハロ、−C(O)NR、−C(O)R、または−C(O)ORであり;
およびRは、出現するごとに、独立して、H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたアルキニル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルケニル、任意に置換されたヘテロシクリル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアラルキル、または任意に置換されたヘテロアラルキルであり;あるいはRおよびRは、それらが結合する窒素と一緒になると、任意に置換されたヘテロシクリルまたは任意に置換されたヘテロアリールであり;
およびRは、出現するごとに、独立して、H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたアルキニル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルケニル、任意に置換されたヘテロシクリル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアラルキル、または任意に置換されたヘテロアラルキルであり;および
pは、0、1、または2である
によって表される化合物またはその薬学的に許容し得る塩。
【請求項50】
式(XIX):
【化32】

式中、
Bは、−C(R−、−C(O)−;−O−、−S−、または−N(R)−であり;
は、−NHCH−、−CHNH−、−NH−C(O)−、−C(O)−NH−、または−NHC(O)NH−であり;
Yは、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたシクロアルケニル、または任意に置換されたヘテロシクリルであり;
環Jは、
【化33】

であり;
24、X25、X26およびX27は、それぞれ独立して、−O−、−S−、−N(R)−、または−C(R−であり;
各Rは、独立して、−H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたアルキニル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルケニル、任意に置換されたヘテロシクリル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアラルキル、任意に置換されたヘテロアラルキル、ハロアルキル、−C(O)NR、−NRC(O)R、ハロ、−OR、シアノ、ニトロ、ハロアルコキシ、−C(O)R、−NR、−SR、−C(O)OR、−OC(O)R、−NRC(O)NR、−OC(O)NR、−NRC(O)OR、−S(O)、または−S(O)NRであり;
各Rは、独立して、−H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたアルキニル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルケニル、任意に置換されたヘテロシクリル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアラルキル、任意に置換されたヘテロアラルキル、ハロアルキル、ハロ、−C(O)NR、−C(O)R、または−C(O)ORであり;
およびRは、出現するごとに、独立して、H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたアルキニル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルケニル、任意に置換されたヘテロシクリル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアラルキル、または任意に置換されたヘテロアラルキルであり;あるいはRおよびRは、それらが結合する窒素と一緒になると、任意に置換されたヘテロシクリルまたは任意に置換されたヘテロアリールであり;
およびRは、出現するごとに、独立して、H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたアルキニル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルケニル、任意に置換されたヘテロシクリル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアラルキル、または任意に置換されたヘテロアラルキルであり;および
pは、0、1、または2である
によって表される化合物またはその薬学的に許容し得る塩。
【請求項51】
式(XX):
【化34】

式中、
は、−NHCH−、−CHNH−、−NH−C(O)−、−C(O)−NH−、または−NHC(O)NH−であり;
Y’は、任意に置換された5もしくは6員アリール、任意に置換された5もしくは6員ヘテロアリール、任意に置換されたC3−C5アルキル、または任意に置換されたC3−C6シクロアルキルからなる群から選択され;
環Mは、
【化35】

から選択され、および
環Kは、一置換フェニル、一置換ピラジニル、一置換チアゾリル、一置換チエニルまたは一置換ピリジルからなる群から選択され、ここで置換基は、いかなる水素も除き、6個以下の原子を有する任意の置換基を有する5もしくは6員複素芳香環である、
によって表される化合物またはその薬学的に許容し得る塩。
【請求項52】
式(XXI):
【化36】

式中、
は、−NHCH−、−CHNH−、−NH−C(O)−、−C(O)−NH−、または−NHC(O)NH−であり;
Y’は、任意に置換された5もしくは6員アリール、任意に置換された5もしくは6員ヘテロアリール、任意に置換されたC3−C5アルキル、または任意に置換されたC3−C6シクロアルキルからなる群から選択され;
環Nは、
【化37】

であり;および
環Kは、一置換フェニル、一置換ピラジニル、一置換チアゾリル、一置換チエニルまたは一置換ピリジルからなる群から選択され、ここで置換基は、いかなる水素も除き、6個以下の原子を有する任意の置換基を有する5もしくは6員複素芳香環である、
によって表される化合物またはその薬学的に許容し得る塩。
【請求項53】
式(XXII):
【化38】

式中、
環Aは、任意に置換された5もしくは6員アリールまたは任意に置換された5もしくは6員ヘテロアリールであり、ここで環原子は、C、S、O、またはNからなる群から選択され、またここで環Aは、環Cに結合する少なくとも1つのC原子を有し;
Yは、任意に置換されたアリールまたは任意に置換されたヘテロアリールであり;
Bは、−C(R−、−C(O)−;−O−、−S−、または−N(R)−であり;
各Xは、独立して、−C(R−、−C(O)−;−O−、−S−、または−N(R)−であり;
、X、X、およびXのそれぞれは、独立して、−N−もしくは−C(R)−であり;
Lはリンカーであり;
各Rは、独立して、−H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたアルキニル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルケニル、任意に置換されたヘテロシクリル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアラルキル、任意に置換されたヘテロアラルキル、ハロアルキル、−C(O)NR、−NRC(O)R、ハロ、−OR、シアノ、ニトロ、ハロアルコキシ、−C(O)R、−NR、−SR、−C(O)OR、−OC(O)R、−NRC(O)NR、−OC(O)NR、−NRC(O)OR、−S(O)、または−S(O)NRであり;
各Rは、独立して、−H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたアルキニル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルケニル、任意に置換されたヘテロシクリル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアラルキル、任意に置換されたヘテロアラルキル、ハロアルキル、ハロ、−C(O)NR、−C(O)R、または−C(O)ORであり;
各Rは、独立して、−H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたアルキニル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルケニル、任意に置換されたヘテロシクリル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアラルキル、任意に置換されたヘテロアラルキル、ハロアルキル、ハロ、ニトロ、またはシアノであり;
およびRは、出現するごとに、独立して、H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたアルキニル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルケニル、任意に置換されたヘテロシクリル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアラルキル、または任意に置換されたヘテロアラルキルであり;あるいはRおよびRは、それらが結合する窒素と一緒になると、任意に置換されたヘテロシクリルまたは任意に置換されたヘテロアリールであり;
およびRは、出現するごとに、独立して、H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたアルキニル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルケニル、任意に置換されたヘテロシクリル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアラルキル、または任意に置換されたヘテロアラルキルであり;
rは、1、2、3、または4であり;および
pは、0、1、または2である
によって表される化合物またはその薬学的に許容し得る塩。
【請求項54】
式(XXIII):
【化39】

式中、X、X、およびXのそれぞれは、独立して、−CH−または−N−である
によって表される化合物またはその薬学的に許容し得る塩である、請求項53に記載の化合物。
【請求項55】
式(XXIV):
【化40】

式中、L’は、−NHCH−、−CHNH−、−NHC(O)NH−、−NH−C(O)−、または−C(O)−NH−である
によって表される化合物またはその薬学的に許容し得る塩である、請求項54に記載の化合物。
【請求項56】
、X、およびXを含む環が、
【化41】

である、請求項54または55に記載の化合物。
【請求項57】
、X、およびXを含む環が、
【化42】

である、請求項56に記載の化合物。
【請求項58】
式(XXV):
【化43】

によって表される化合物またはその薬学的に許容し得る塩である、請求項55に記載の化合物。
【請求項59】
式(XXVI):
【化44】

式中、
環Aは、任意に置換された5もしくは6員アリールまたは任意に置換された5もしくは6員ヘテロアリールであり、ここで前記環原子は、C、S、O、またはNからなる群から選択され、またここで環Aは、環Cに結合する少なくとも1つのC原子を含み;
Yは、任意に置換されたアリールまたは任意に置換されたヘテロアリールであり;
は、−C(R−、−C(O)−;または−O−であり;
、X、X、およびXのそれぞれは、独立して、−N−もしくは−C(R)−であり;
は−C(R−であり;
Lはリンカーであり;
各Rは、独立して、−H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたアルキニル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルケニル、任意に置換されたヘテロシクリル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアラルキル、任意に置換されたヘテロアラルキル、ハロアルキル、−C(O)NR、−NRC(O)R、ハロ、−OR、シアノ、ニトロ、ハロアルコキシ、−C(O)R、−NR、−SR、−C(O)OR、−OC(O)R、−NRC(O)NR、−OC(O)NR、−NRC(O)OR、−S(O)、または−S(O)NRであり;
各Rは、独立して、−H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたアルキニル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルケニル、任意に置換されたヘテロシクリル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアラルキル、任意に置換されたヘテロアラルキル、ハロアルキル、ハロ、ニトロ、またはシアノであり;
およびRは、出現するごとに、独立して、H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたアルキニル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルケニル、任意に置換されたヘテロシクリル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアラルキル、または任意に置換されたヘテロアラルキルであり;あるいはRおよびRは、それらが結合する窒素と一緒になると、任意に置換されたヘテロシクリルまたは任意に置換されたヘテロアリールであり;
およびRは、出現するごとに、独立して、H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたアルキニル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルケニル、任意に置換されたヘテロシクリル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアラルキル、または任意に置換されたヘテロアラルキルであり;
pは、0、1、または2であり;および
mは、1または2である、
によって表される化合物またはその薬学的に許容し得る塩。
【請求項60】
式(XXVII):
【化45】

式中、L’は、−NHCH−、−CHNH−、−NHC(O)NH−、−NH−C(O)−、または−C(O)−NH−である
によって表される化合物またはその薬学的に許容し得る塩である、請求項59に記載の化合物。
【請求項61】
環Aが、一置換フェニル、一置換ピラジニル、一置換チアゾリル、一置換チエニルまたは一置換ピリジルからなる群から選択される、請求項53、59または60に記載の化合物。
【請求項62】
環Aが、
【化46】

である、請求項61に記載の化合物。
【請求項63】
環Aが、
【化47】

である、請求項62に記載の化合物。
【請求項64】
式(XXVIII):
【化48】

によって表される化合物またはその薬学的に許容し得る塩である、請求項60に記載の化合物。
【請求項65】
式(XXIX):
【化49】

式中、
Yは、任意に置換されたアリールまたは任意に置換されたヘテロアリールであり;
は、−C(R−、−C(O)−;または−O−であり;
、X、X、およびXのそれぞれは、独立して、−N−または−C(R)−であり;
は−C(R−であり;
Lはリンカーであり;
各Rは、独立して、−H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたアルキニル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルケニル、任意に置換されたヘテロシクリル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアラルキル、任意に置換されたヘテロアラルキル、ハロアルキル、−C(O)NR、−NRC(O)R、ハロ、−OR、シアノ、ニトロ、ハロアルコキシ、−C(O)R、−NR、−SR、−C(O)OR、−OC(O)R、−NRC(O)NR、−OC(O)NR、−NRC(O)OR、−S(O)、または−S(O)NRであり;
各Rは、独立して、−H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたアルキニル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルケニル、任意に置換されたヘテロシクリル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアラルキル、任意に置換されたヘテロアラルキル、ハロアルキル、ハロ、ニトロ、またはシアノであり;
およびRは、出現するごとに、独立して、H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたアルキニル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルケニル、任意に置換されたヘテロシクリル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアラルキル、または任意に置換されたヘテロアラルキルであり;あるいはRおよびRは、それらが結合する窒素と一緒になると、任意に置換されたヘテロシクリルまたは任意に置換されたヘテロアリールであり;
およびRは、出現するごとに、独立して、H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたアルキニル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルケニル、任意に置換されたヘテロシクリル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアラルキル、または任意に置換されたヘテロアラルキルであり;
pは、0、1、または2であり;および
mは、1または2である
によって表される化合物またはその薬学的に許容し得る塩。
【請求項66】
Lが、−NHCH−、−CHNH−、−NHC(O)NH−、−NH−C(O)−、または−C(O)−NH−である、請求項53、54、59または65のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項67】
が、−C(R−または−O−である、請求項53、54、59または65のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項68】
式(XXX):
【化50】

式中、L’は、−NHCH−、−CHNH−、−NHC(O)NH−、−NH−C(O)−、または−C(O)−NH−である
によって表される化合物またはその薬学的に許容し得る塩である、請求項65に記載の化合物。
【請求項69】
L’が、−NHCH−、−NH−C(O)−、または−C(O)−NH−である、請求項55、58、60、64または68のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項70】
Yが、任意に置換された5もしくは6員アリールまたは任意に置換された5もしくは6員ヘテロアリールからなる群から選択される、請求項53〜55、58〜60、64、65または68のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項71】
Yが、任意に置換されたフェニルまたは任意に置換されたピリジニルである、請求項1、5、14、53〜55、58〜60、64、65または68のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項72】
Yが、1〜2個の置換基で置換される、請求項71に記載の化合物。
【請求項73】
Y上の前記1〜2個の置換基が、それぞれ独立して低級アルキルまたはハロである、請求項72に記載の化合物。
【請求項74】
環Cが、
【化51】

である、請求項53〜55、58〜60、64、65または68のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項75】
薬学的に許容し得るキャリアおよび請求項1〜74のいずれか一項に記載の化合物またはその薬学的に許容し得る塩を含む医薬組成物。
【請求項76】
1種以上の追加の治療薬をさらに含む、請求項75に記載の医薬組成物。
【請求項77】
追加の治療薬が、免疫抑制剤、抗炎症薬、およびこれらの好適な混合物からなる群から選択される、請求項76に記載の医薬組成物。
【請求項78】
追加の治療薬が、ステロイド、非ステロイド性抗炎症薬、抗ヒスタミン薬、鎮痛剤、およびこれらの好適な混合物からなる群から選択される、請求項77に記載の医薬組成物。
【請求項79】
請求項1〜74のいずれか一項に記載の化合物を細胞に投与することを含む、免疫細胞活性化を阻害する方法。
【請求項80】
化合物を対象に投与することにより、前記対象における免疫細胞活性化を阻害する、請求項79に記載の方法。
【請求項81】
細胞におけるサイトカイン産生を阻害する方法であって、請求項1〜74のいずれか一項に記載の化合物を、前記細胞に投与することを含む、方法。
【請求項82】
化合物を対象に投与することにより、前記対象におけるサイトカイン産生を阻害する、請求項81に記載の方法。
【請求項83】
サイトカインが、IL−2、IL−4、IL−5、IL−13、GM−CSF、IFN−α、TNF−γおよびこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項81に記載の方法。
【請求項84】
サイトカインがIL−2である、請求項83に記載の方法。
【請求項85】
抗原に応答したT細胞および/またはB細胞の増殖を阻害する方法であって、請求項1〜74のいずれか一項に記載の化合物を前記細胞に投与することを含む、方法。
【請求項86】
化合物を対象に投与することにより、前記対象におけるT細胞および/またはB細胞の増殖を阻害する、請求項85に記載の方法。
【請求項87】
請求項1〜74のいずれか一項に記載の化合物の有効量を対象に投与することを含む、免疫不全の治療または予防が必要な対象において、免疫不全を治療または予防するための方法。
【請求項88】
障害が、多発性硬化症、重症筋無力症、ギラン・バレー、自己免疫性ブドウ膜炎、自己免疫性溶血性貧血、悪性貧血、自己免疫性血小板減少症、側頭動脈炎、抗リン脂質抗体症候群、ウェゲナー肉芽腫症およびベーチェット病などの血管炎、乾癬、疱疹状皮膚炎、尋常性天疱瘡、白斑、クローン病、潰瘍性大腸炎、原発性胆汁性肝硬変、自己免疫性肝炎、1型または免疫介在性真性糖尿病、バセドウ病、橋本甲状腺炎、自己免疫性卵巣炎および精巣炎、副腎の自己免疫疾患、関節リウマチ、紅斑性狼瘡、強皮症、多発性筋炎、皮膚筋炎、強直性脊椎炎およびシェーグレン症候群からなる群から選択される、請求項87に記載の方法。
【請求項89】
請求項1〜74のいずれか一項に記載の化合物の有効量を対象に投与することを含む、炎症状態の治療または予防が必要な対象において、炎症状態を治療または予防するための方法。
【請求項90】
障害が、移植片拒絶反応、皮膚移植片拒絶反応、関節炎、関節リウマチ、変形性関節炎および骨吸収増大に関連する骨疾患;炎症性腸疾患、回腸炎、潰瘍性大腸炎、バレット症候群、クローン病;喘息、成人呼吸促迫症候群、慢性閉塞性気道疾患;角膜変性症、トラコーマ、回旋糸状虫症、ブドウ膜炎、交感性眼炎、眼内炎;歯肉炎、歯周炎;結核;ライ病;尿毒症の合併症、糸球体腎炎、ネフローゼ;硬化性皮膚炎、乾癬、湿疹;神経系の慢性脱髄疾患、多発性硬化症、AIDS関連神経変性、アルツハイマー病、感染性髄膜炎、脳脊髄炎、パーキンソン病、ハンチントン病、筋萎縮性側索硬化症、ウイルス性または自己免疫性脳炎;自己免疫障害、免疫複合体血管炎、全身性狼瘡およびエリテマトーデス;全身性紅斑性狼瘡(SLE);心筋症、虚血性心疾患、高コレステロール血症、アテローム性動脈硬化症、子癇前症;慢性肝不全、脳外傷および脊髄外傷、ならびに癌から選択される、請求項89に記載の方法。
【請求項91】
請求項1〜74のいずれか一項に記載の化合物の有効量を対象に投与することを含む、免疫系の抑制が必要な対象の免疫系を抑制するための方法。
【請求項92】
請求項1〜74のいずれか一項に記載の化合物の有効量を対象に投与することを含む、アレルギー性疾患の治療または予防が必要な対象におけるアレルギー性疾患を治療または予防するための方法。
【請求項93】
障害が、アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎、鼻副鼻腔炎、慢性中耳炎、再発性中耳炎、薬剤反応、虫さされ反応、ラテックス反応、結膜炎、蕁麻疹、アナフィラキシー反応、アナフィラキシー様反応、アトピー性皮膚炎、喘息または食物アレルギーである、請求項92に記載の方法。
【請求項94】
細胞内のイオンチャネルを制御する方法であって、ここで前記イオンチャネルは免疫細胞活性化に関与し、式(IA):
【化52】

式中、
環Aは、任意に置換された5もしくは6員アリールまたは任意に置換された5もしくは6員ヘテロアリール環であり、ここで前記環原子は、C、S、O、およびNからなる群から選択され;
Yは、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたシクロアルケニル、または任意に置換されたヘテロシクリルであり;
Bは、−C(R−、−C(O)−;−O−、−S−、または−N(R)−であり;
各Xは、独立して、−C(R−、−C(O)−;−O−、−S−、または−N(R)−であり;
、XまたはXのうちの1つは、−C(L−Y)−または−C(R)(L−Y)−であり、それ以外は独立して、−O−、−S−、−N−、−N(R)−、−C(R−、または−C(R)−であり、但し、Yが任意に置換されたアリールまたは任意に置換されたヘテロアリールであり、Xが−S−であり、X18およびX19が共に−C−である場合、Xは−N−でないという条件であり;
18またはX19のそれぞれは、独立して、−N−、−C−、または−C(R)−であり;
Lはリンカーであり;
各Rは、独立して、−H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたアルキニル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルケニル、任意に置換されたヘテロシクリル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアラルキル、任意に置換されたヘテロアラルキル、ハロアルキル、−C(O)NR、−NRC(O)R、ハロ、−OR、シアノ、ニトロ、ハロアルコキシ、−C(O)R、−NR、−SR、−C(O)OR、−OC(O)R、−NRC(O)NR、−OC(O)NR、−NRC(O)OR、−S(O)、または−S(O)NRであり;
各Rは、独立して、−H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたアルキニル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルケニル、任意に置換されたヘテロシクリル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアラルキル、任意に置換されたヘテロアラルキル、ハロアルキル、ハロ、−C(O)NR、−C(O)R、または−C(O)ORであり;
およびRは、出現するごとに、独立して、H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたアルキニル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルケニル、任意に置換されたヘテロシクリル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアラルキル、または任意に置換されたヘテロアラルキルであり;あるいはRおよびRは、それらが結合する窒素と一緒になると、任意に置換されたヘテロシクリルまたは任意に置換されたヘテロアリールであり;
およびRは、出現するごとに、独立して、H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたアルキニル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルケニル、任意に置換されたヘテロシクリル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアラルキル、または任意に置換されたヘテロアラルキルであり;
rは、1、2、3、または4であり;および
pは、0、1、または2である
の化合物またはその薬学的に許容し得る塩を前記細胞に投与することを含む、前記方法。
【請求項95】
イオンチャネルが、対象中にあり、化合物を前記対象に投与することによって制御される、請求項94に記載の方法。
【請求項96】
前記イオンチャネルが、Ca2+放出活性化Ca2+チャネル(CRAC)である、請求項94に記載の方法。
【請求項97】
細胞内のイオンチャネルを制御する方法であって、ここで前記イオンチャネルは免疫細胞活性化に関与し、式(VI):
【化53】

式中、
環Aは、任意に置換された5もしくは6員アリールまたは任意に置換された5もしくは6員ヘテロアリール環であり、ここで前記環原子は、C、S、O、およびNからなる群から選択され;
Yは、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたシクロアルケニル、または任意に置換されたヘテロシクリルであり;
Bは、−C(R−、−C(O)−;−O−、−S−、または−N(R)−であり;
各Xは、独立して、−C(R−、−C(O)−;−O−、−S−、または−N(R)−であり;
、X、X、およびXのうちの1つは、−C(L−Y)−であり、それ以外は独立して、−N−または−CR−であり、但し、Yが任意に置換されたアリールまたは任意に置換されたヘテロアリールである場合、XおよびXが双方とも−N−でなく、Yが任意に置換されたアリールまたは任意に置換されたヘテロアリールであり、環Aが任意に置換されたフェニルまたは6員のNを含むヘテロアリールである場合、XまたはXのうちの1つは、−N−でなく、Yが任意に置換されたアリールまたは任意に置換されたヘテロアリールであり、かつ環AがNを含むヘテロアリールである場合、X、X、およびXの少なくとも1つは−N−でなければならないという条件であり;
Lはリンカーであり;
各Rは、独立して、−H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたアルキニル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルケニル、任意に置換されたヘテロシクリル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアラルキル、任意に置換されたヘテロアラルキル、ハロアルキル、−C(O)NR、−NRC(O)R、ハロ、−OR、シアノ、ニトロ、ハロアルコキシ、−C(O)R、−NR、−SR、−C(O)OR、−OC(O)R、−NRC(O)NR、−OC(O)NR、−NRC(O)OR、−S(O)、または−S(O)NRであり;
各Rは、独立して、−H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたアルキニル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルケニル、任意に置換されたヘテロシクリル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアラルキル、任意に置換されたヘテロアラルキル、ハロアルキル、ハロ、−C(O)NR、−C(O)R、または−C(O)ORであり;
およびRは、出現するごとに、独立して、H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたアルキニル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルケニル、任意に置換されたヘテロシクリル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアラルキル、または任意に置換されたヘテロアラルキルであり;あるいはRおよびRは、それらが結合する窒素と一緒になると、任意に置換されたヘテロシクリルまたは任意に置換されたヘテロアリールであり;
およびRは、出現するごとに、独立して、H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたアルキニル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルケニル、任意に置換されたヘテロシクリル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアラルキル、または任意に置換されたヘテロアラルキルであり;
rは、1、2、3、または4であり;および
pは、0、1、または2である
の化合物またはその薬学的に許容し得る塩を前記細胞に投与することを含む、前記方法。
【請求項98】
イオンチャネルが、対象中にあり、化合物を前記対象に投与することによって制御される、請求項97に記載の方法。
【請求項99】
イオンチャネルが、Ca2+放出活性化Ca2+チャネル(CRAC)である、請求項97に記載の方法。
【請求項100】
細胞内のイオンチャネルを制御する方法であって、ここで前記イオンチャネルは免疫細胞活性化に関与し、式(X):
【化54】

式中、
環Fは、C、S、O、およびNからなる群から選択される原子を含む、任意に置換された5もしくは6員非芳香環であり;
Yは、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたシクロアルケニル、または任意に置換されたヘテロシクリルであり;
Bは、−C(R−、−C(O)−;−O−、−S−、または−N(R)−であり;
各Xは、独立して、−C(R−、−C(O)−;−O−、−S−、または−N(R)−であり;
、XまたはXのうちの1つは、−C(L−Y)−または−C(R)(L−Y)−であり、それ以外は独立して、−O−、−S−、−N−、−N(R)−、−C(R−、または−C(R)−であり;
18またはX19のそれぞれは、独立して、−N−、−C−、または−C(R)−であり;
Lはリンカーであり;
各Rは、独立して、−H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたアルキニル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルケニル、任意に置換されたヘテロシクリル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアラルキル、任意に置換されたヘテロアラルキル、ハロアルキル、−C(O)NR、−NRC(O)R、ハロ、−OR、シアノ、ニトロ、ハロアルコキシ、−C(O)R、−NR、−SR、−C(O)OR、−OC(O)R、−NRC(O)NR、−OC(O)NR、−NRC(O)OR、−S(O)、または−S(O)NRであり;
各Rは、独立して、−H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたアルキニル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルケニル、任意に置換されたヘテロシクリル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアラルキル、任意に置換されたヘテロアラルキル、ハロアルキル、ハロ、−C(O)NR、−C(O)R、または−C(O)ORであり;
およびRは、出現するごとに、独立して、H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたアルキニル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルケニル、任意に置換されたヘテロシクリル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアラルキル、または任意に置換されたヘテロアラルキルであり;あるいはRおよびRは、それらが結合する窒素と一緒になると、任意に置換されたヘテロシクリルまたは任意に置換されたヘテロアリールであり;
およびRは、出現するごとに、独立して、H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたアルキニル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルケニル、任意に置換されたヘテロシクリル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアラルキル、または任意に置換されたヘテロアラルキルであり;
rは、1、2、3、または4であり;および
pは、0、1、または2である
の化合物またはその薬学的に許容し得る塩を前記細胞に投与することを含む、前記方法。
【請求項101】
イオンチャネルが、対象中にあり、化合物を前記対象に投与することによって制御される、請求項100に記載の方法。
【請求項102】
イオンチャネルが、Ca2+放出活性化Ca2+チャネル(CRAC)である、請求項100に記載の方法。
【請求項103】
細胞内のイオンチャネルを制御する方法であって、ここで前記イオンチャネルは免疫細胞活性化に関与し、式(XVII):
【化55】

式中、
環Fは、C、S、O、およびNからなる群から選択される原子を含む、任意に置換された5もしくは6員非芳香環であり;
Yは、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたシクロアルケニル、または任意に置換されたヘテロシクリルであり;
Bは、−C(R−、−C(O)−;−O−、−S−、または−N(R)−であり;
各Xは、独立して、−C(R−、−C(O)−;−O−、−S−、または−N(R)−であり;
、X、X、およびXのうちの1つは、−C(L−Y)−であり、それ以外は独立して、−N−または−CR−であり;
Lはリンカーであり;
各Rは、独立して、−H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたアルキニル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルケニル、任意に置換されたヘテロシクリル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアラルキル、任意に置換されたヘテロアラルキル、ハロアルキル、−C(O)NR、−NRC(O)R、ハロ、−OR、シアノ、ニトロ、ハロアルコキシ、−C(O)R、−NR、−SR、−C(O)OR、−OC(O)R、−NRC(O)NR、−OC(O)NR、−NRC(O)OR、−S(O)、または−S(O)NRであり;
各Rは、独立して、−H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたアルキニル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルケニル、任意に置換されたヘテロシクリル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアラルキル、任意に置換されたヘテロアラルキル、ハロアルキル、ハロ、−C(O)NR、−C(O)R、または−C(O)ORであり;
およびRは、出現するごとに、独立して、H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたアルキニル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルケニル、任意に置換されたヘテロシクリル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアラルキル、または任意に置換されたヘテロアラルキルであり;あるいはRおよびRは、それらが結合する窒素と一緒になると、任意に置換されたヘテロシクリルまたは任意に置換されたヘテロアリールであり;
およびRは、出現するごとに、独立して、H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルケニル、任意に置換されたアルキニル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルケニル、任意に置換されたヘテロシクリル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアラルキル、または任意に置換されたヘテロアラルキルであり;
rは、1、2、3、または4であり;および
pは、0、1、または2である
の化合物またはその薬学的に許容し得る塩を前記細胞に投与することを含む、前記方法。
【請求項104】
イオンチャネルが、対象中にあり、化合物を前記対象に投与することによって制御される、請求項103に記載の方法。
【請求項105】
イオンチャネルが、Ca2+放出活性化Ca2+チャネル(CRAC)である、請求項103に記載の方法。

【公表番号】特表2011−509261(P2011−509261A)
【公表日】平成23年3月24日(2011.3.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−541599(P2010−541599)
【出願日】平成21年1月7日(2009.1.7)
【国際出願番号】PCT/US2009/030367
【国際公開番号】WO2009/089305
【国際公開日】平成21年7月16日(2009.7.16)
【出願人】(504151848)シンタ ファーマシューティカルズ コーポレーション (72)
【Fターム(参考)】