説明

炎症性障害の処置のためのヒダントイン化合物

本発明は、式(I)の化合物、またはその医薬的に許容される塩、溶媒化合物、エステルもしくは異性体に関し、これは、MMP、ADAM、TACE、アグリカナーゼ、TNF−αまたはそれらの組み合せによって媒介される疾患または状態の治療に有用である。TNF−α、TACEおよび/または他のMMPの阻害は、これらの酵素による軟骨の分解を防ぐことができ、それによって、OAおよびRAの病理状態、ならびに多くの他の自己免疫疾患を緩和する。



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
【化1】

【化2】

【化3】

【化4】

【化5】

【化6】

【化7】

【化8】

【化9】

【化10】

【化11】

【化12】

【化13】

【化14】

【化15】

【化16】

【化17】

【化18】

【化19】

【化20】

【化21】

【化22】

【化23】

【化24】

【化25】

【化26】

【化27】

【化28】

【化29】

【化30】

【化31】

【化32】

【化33】

【化34】

【化35】

【化36】

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【化38】

【化39】

【化40】

【化41】

【化42】

【化43】

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【化45】

【化46】

【化47】

【化48】

【化49】

【化50】

【化51】

【化52】

【化53】

【化54】

【化55】

【化56】

【化57】

【化58】

【化59】

【化60】

【化61】

【化62】

【化63】

【化64】

【化65】

【化66】

【化67】

【化68】

【化69】

【化70】

【化71】

【化72】

【化73】

【化74】

からなる群より選択される化合物、またはその医薬的に許容される塩、溶媒化合物、エステルもしくは異性体。
【請求項2】
以下:
【化75】

【化76】

【化77】

【化78】

【化79】

【化80】

からなる群より選択される、請求項1に記載の化合物またはその医薬的に許容される塩、溶媒化合物、エステルもしくは異性体。
【請求項3】
以下:
【化81】

からなる群より選択される、請求項2に記載の化合物またはその医薬的に許容される塩もしくは溶媒化合物。
【請求項4】
請求項1に記載の少なくとも1つの化合物またはその医薬的に許容される塩、溶媒化合物、エステルもしくは異性体と、少なくとも1つの医薬的に許容される担体とを含む医薬組成物。
【請求項5】
TACE、TNF−α、MMP、ADAMまたはそれらの任意の組み合せに関連する障害を処置する方法であって、該方法は、そのような処置を必要とする患者に、請求項1に記載の少なくとも1つの化合物、またはその医薬的に許容される塩、溶媒化合物、エステルもしくは異性体の治療有効量を投与することを含む方法。
【請求項6】
被験体においてTACE、TNF−α、MMP、ADAMまたはそれらの任意の組み合せに関連する障害を処置するための医薬組成物であって、そのような処置を必要とする該被験体に、請求項3に記載の医薬組成物の治療有効量を投与することを含む、医薬組成物。
【請求項7】
純粋な形態の請求項1に記載の化合物。
【請求項8】
被験体において、TACE、MMP、TNF−α、アグリカナーゼまたはそれらの任意の組み合せによって媒介される状態または疾患を処置する方法であって、該方法は、そのような処置を必要とする該患者に、請求項1に記載の少なくとも1つの化合物、またはその医薬的に許容される塩、溶媒化合物、エステルもしくは異性体の治療有効量を投与することを含む、方法。
【請求項9】
被験体の、関節リウマチ、変形性関節症、歯周炎、歯肉炎、角膜潰瘍形成、固形腫瘍増殖および二次転移による腫瘍浸潤、血管新生緑内障、炎症性腸疾患、多発性硬化症、ならびに乾癬からなる群より選択される状態または疾患を処置する方法であって、そのような処置を必要とする該被験体に、請求項1に記載の少なくとも1つの化合物またはその医薬的に許容される塩、溶媒化合物、エステルもしくは異性体の治療有効量を投与することを含む、方法。
【請求項10】
被験体の、発熱、心血管状態、出血、凝固、悪液質、食欲不振、アルコール症、急性期反応、急性感染、ショック、移植片対宿主反応、自己免疫疾患、およびHIV感染からなる群より選択される状態または疾患を処置する方法であって、そのような処置を必要とする該被験体に、請求項1に記載の少なくとも1つの化合物またはその医薬的に許容される塩、溶媒化合物、エステルもしくは異性体の治療有効量を投与することを含む方法。
【請求項11】
被験体の、敗血性ショック、血行力学的ショック、敗血症症候群、虚血後再灌流障害、マラリア、マイコバクテリア感染、髄膜炎、乾癬、うっ血性心不全、線維症、悪液質、移植片拒絶反応、皮膚T細胞性リンパ腫などの癌、血管新生に関する疾患、自己免疫疾患、皮膚炎症性疾患、クローン病および大腸炎のような炎症性腸疾患、OAおよびRA、強直性脊椎炎、乾癬性関節炎、成人スティル病、ウレイチス、ウェゲナー肉芽腫症、Behcehe病、シェーグレン症候群、サルコイドーシス、多発性筋炎、皮膚筋炎、多発性硬化症、坐骨神経痛、複合性局所疼痛症候群、放射線障害、高酸素症肺胞傷害、歯周病、HIV、インスリン非依存性糖尿病、全身性エリテマトーデス、緑内障、サルコイドーシス、特発性肺線維症、気管支肺形成異常、網膜疾患、強皮症、骨粗鬆症、腎虚血、心筋梗塞、脳卒中、脳虚血、腎炎、肝炎、糸球体腎炎、特発性線維化性肺胞炎、乾癬、移植片拒絶反応、アトピー性皮膚炎、脈管炎、アレルギー、季節性アレルギー性鼻炎、可逆性気道閉塞、成人呼吸促進症候群、喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、ならびに気管支炎からなる群より選択される状態または疾患を処置する方法であって、そのような処置を必要とする該被験体に、請求項1に記載の少なくとも1つの化合物またはその医薬的に許容される塩、溶媒化合物、エステルもしくは異性体の治療有効量を投与することを含む方法。
【請求項12】
COPDに関連した状態または疾患を処置する方法であって、そのような処置を必要とする該被験体に、請求項1に記載の少なくとも1つの化合物またはその医薬的に許容される塩、溶媒化合物、エステルもしくは異性体の治療有効量を投与することを含む方法。
【請求項13】
関節リウマチに関連した状態または疾患を処置する方法であって、そのような処置を必要とする該被験体に、請求項1に記載の少なくとも1つの化合物またはその医薬的に許容される塩、溶媒化合物、エステルもしくは異性体の治療有効量を投与することを含む方法。
【請求項14】
クローン病に関連した状態または疾患を処置する方法であって、そのような処置を必要とする該被験体に、請求項1に記載の少なくとも1つの化合物またはその医薬的に許容される塩、溶媒化合物、エステルもしくは異性体の治療有効量を投与することを含む方法。
【請求項15】
乾癬に関連した状態または疾患を処置する方法であって、そのような処置を必要とする該被験体に、請求項1に記載の少なくとも1つの化合物またはその医薬的に許容される塩、溶媒化合物、エステルもしくは異性体の治療有効量を投与することを含む方法。
【請求項16】
強直性脊椎炎に関連した状態または疾患を処置する方法であって、そのような処置を必要とする該被験体に、請求項1に記載の少なくとも1つの化合物またはその医薬的に許容される塩、溶媒化合物、エステルもしくは異性体の治療有効量を投与することを含む方法。
【請求項17】
坐骨神経痛に関連した状態または疾患を処置する方法であって、そのような処置を必要とする該被験体に、請求項1に記載の少なくとも1つの化合物またはその医薬的に許容される塩、溶媒化合物、エステルもしくは異性体の治療有効量を投与することを含む方法。
【請求項18】
複合性局所疼痛症候群に関連した状態または疾患を処置する方法であって、そのような処置を必要とする該被験体に、請求項1に記載の少なくとも1つの化合物またはその医薬的に許容される塩、溶媒化合物、エステルもしくは異性体の治療有効量を投与することを含む方法。
【請求項19】
乾癬性関節炎に関連した状態または疾患を処置する方法であって、そのような処置を必要とする該被験体に、請求項1に記載の少なくとも1つの化合物またはその医薬的に許容される塩、溶媒化合物、エステルもしくは異性体の治療有効量を投与することを含む方法。
【請求項20】
多発性硬化症に関連した状態または疾患を処置する方法であって、そのような処置を必要とする該被験体に、請求項1に記載の少なくとも1つの化合物またはその医薬的に許容される塩、溶媒化合物、エステルもしくは異性体の治療有効量を、アボネックス、ベタセロン、コパクソンまたは多発性硬化症の処置に適応がある他の化合物からなる群より選択される化合物と組み合せて投与することを含む方法。
【請求項21】
前記被験体に、疾患修飾性抗リウマチ薬(DMARDS)、非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)、シクロオキシゲナーゼ−2(COX−2)選択的インヒビター、COX−1インヒビター、免疫抑制薬、生物反応修飾物質(BRM)、抗炎症剤およびH1アンタゴニストからなる群より選択される少なくとも1つの医薬の治療有効量を投与することをさらに含む、請求項8に記載の方法。
【請求項22】
前記被験体に、DMARDS、NSAID、COX−2インヒビター、COX−1インヒビター、免疫抑制薬、BRM、抗炎症剤およびH1アンタゴニストからなる群より選択される少なくとも1つの医薬の治療有効量を投与することをさらに含む、請求項9に記載の方法。
【請求項23】
前記被験体に、DMARDS、NSAID、COX−2インヒビター、COX−1インヒビター、免疫抑制薬、BRM、抗炎症剤およびH1アンタゴニストからなる群より選択される少なくとも1つの医薬の治療有効量を投与することをさらに含む、請求項10に記載の方法。

【公表番号】特表2009−523795(P2009−523795A)
【公表日】平成21年6月25日(2009.6.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−551299(P2008−551299)
【出願日】平成19年1月16日(2007.1.16)
【国際出願番号】PCT/US2007/000930
【国際公開番号】WO2007/084415
【国際公開日】平成19年7月26日(2007.7.26)
【出願人】(596129215)シェーリング コーポレイション (785)
【氏名又は名称原語表記】Schering Corporation
【Fターム(参考)】