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無気泡型のフルーツジュース/食物の高速真空撹拌方法およびそのミキサー
説明

無気泡型のフルーツジュース/食物の高速真空撹拌方法およびそのミキサー

【課題】無気泡型のフルーツジュース/食物の高速真空撹拌方法およびそのミキサーを提供する。
【解決手段】撹拌方法は、ミキサーカップに撹拌する必要のある物を入れ、電源をつなぎ、ミキサーカップを密封し、真空スロートを接続し、スタートボタンを押し、システムによってミキサーカップ内の気圧の測定が開始される。真空ポンプが作動し始め、ミキサーカップ内の気圧が300mbarより低くなると、撹拌が始まり、撹拌終了後、真空ポンプが停止し、吸気弁が開き、ミキサーカップ内に空気が戻り、撹拌が終了することを含む。撹拌過程は、真空条件下で行い、無気泡であるか、または少量の気泡が発生するだけであり、大量の気泡がフルーツジュース/食物に混入されることを防止する。豊富な繊維を含む滑らかな健康飲料を製造することができ、さらに、高速下で食物/フルーツジュースが発熱することによる、空気酸化を低減させる利点を有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はミキサーに関し、主に、無気泡型のフルーツジュース/食物の高速真空ミキサーを指す。
【背景技術】
【0002】
最近、健康的な食生活が重視されており、さらに異なる食物汚染の問題によって極めて高い関心を集めることとなっている。最も経済的で安全に栄養(繊維)を吸収する方法は、毎日野菜・果物を食べることである。高速自動ミキサーは、野菜、果物の皮、種などを粉砕すること、およびフルーツジュース、水を混合して飲みやすくすることが可能である。残念ながら、現在の高速ミキサーでは、微細な気泡が多く発生してフルーツジュースの体積が1.5倍まで増加することがあり、フィルターで気泡を除く必要がある。しかし、同時に大量の有益な繊維も除かれる。その上、撹拌過程において、野菜・果物と空気が接触して酸化するため、野菜・果物の成分が変化し、有効成分が破壊されることすらあり、したがって、野菜・果物の、人体への栄養補助効果が大幅に低下する。野菜・果物の撹拌時の酸化を防止するため、気泡の発生を防止し、有益な繊維を大量に保存することは、健康飲料装置として、本発明で解決する必要がある主要な問題である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の目的は、無気泡型のフルーツジュース/食物の高速真空撹拌方法およびそのミキサーを提供し、既存のフルーツジュース/食物真空ミキサーに存在する問題を克服することである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明を実現する方法は、以下に挙げるステップを含む。
a.ミキサーカップに撹拌する必要がある物を入れ、電源をつなぐ。
b.ミキサーカップを密封し、真空スロートを接続する。
c.スタートボタンを押す。
d.システムによって、ミキサーカップ内の気圧の測定が開始される。
e.真空ポンプが作動し始める。
f.ミキサーカップ内の気圧が300mbarより低くなると、撹拌が始まる。
g.撹拌が終了し、真空ポンプの作動が停止する。
h.吸気弁が開き、ミキサーカップ内に空気が戻る。
i.撹拌が終了する。
【0005】
本方法を実現するミキサーは、ミキサー、切替弁および真空ポンプを含み、このうちミキサーは、三方管を介して切替弁および真空ポンプとそれぞれ接続される。
【0006】
前記ミキサーはミキサードラムを含み、該ミキサードラムに密封蓋が設けられる。該密封蓋に真空スロートが設けられ、該真空スロートは三方管を介して切替弁および真空ポンプとそれぞれ接続される。
【発明の効果】
【0007】
本発明が有する有益な効果は次の通りである。高速真空無気泡型ミキサーは、豊富な繊維を含む滑らかな健康飲料を製造することができ、さらに、高速下で食物/フルーツジュースが発熱することによる、空気酸化を低減させる利点を有する。現在の一般的な高速ミキサーと比較して、効果は非常に顕著である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】図1は、本発明のミキサーの概要図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に添付図を組み合わせて、本発明についてさらに説明を行う。
【実施例】
【0010】
本発明は、家庭用真空野菜・果物ミキサーに属し、ミキサー1、切替弁3、真空ポンプ4などで構成される。ミキサー1は、台座11、ミキサードラム12、蓋13で構成され、台座11に操作パネル111を有し、蓋13に真空スロート14を有する。真空スロート14は、真空チューブ5を介して三方管2と接続され、切替弁3は真空チューブ5を介して三方管2と接続される。真空ポンプ4は管継手7、およびそれぞれ真空チューブ5とを介して三方管2と接続される。切替弁3は、さらに圧力計6と接続される。
【0011】
本発明は、既存のミキサーの改善であり、切替弁、真空ポンプは既存技術である。切替弁および真空ポンプは、ミキサーと外部接続してもよく、ミキサー内に設置してもよい。
【0012】
本発明の方法の工程を以下に示す。
電源を接続する−>ミキサーカップを密封し、真空スロートを接続する−>スタートボタンを押す−>システムによってミキサーカップ内の気圧の測定が開始される−>真空ポンプが作動し始める−>カップ内の気圧が300mbarより低くなる−>撹拌プロセスが開始される−>撹拌プロセスが終了し、真空ポンプが作動を停止する−>吸気弁が開く−>撹拌プロセスが終了する。
【0013】
本発明は真空技術を採用し、高速撹拌時のミキサーカップ内の空気含量を制御する。真空度は、300マイクロbar.(安全で経済的なレベル)より高くならないように制御する。言い換えると、この真空度は気泡の混入量および空気中の酸素によって起こり得る酸化の程度を制御するものである。
【0014】
機器が稼働し始めるとき、ミキサーカップ内の気圧が設定値に達しているかどうかの測定が開始される。達していない場合、信号によって真空ポンプが作動し始め、設定気圧(300mbar)に達するまで続き、その後ミキサーが起動する。撹拌プロセスが完了するとき、信号によって真空ポンプを切ることができ、それと同時に空気弁が開き始め、ミキサーカップ内に空気が戻り、カップの蓋が開けやすくなる。
【0015】
装置条件
a.高速ミキサー28000回転以上
b.密封型空気ミキサーカップ(真空にすることができる)
c.真空スロートを取り替え、ミキサーカップに接続する
d.小型真空ポンプ(真空度を気圧300mbarより低くすることができる)
【0016】
電気設備の条件
a.電源供給AC110/220V
b.圧力センサおよびプロセス制御器を接続する。
【0017】
現在の一般的な高速ミキサーの問題
本実験では、38000rpm型の高速ミキサーを選択した。これにより、野菜・果物の果皮および種子などを粉砕し、フルーツジュース、水などを混合することができる。超高速撹拌であるため、空気がミキサーカッター底部まで引きつけられ、無数の微小な気泡が発生し、フルーツジュース、水と混合される。最終的に、フルーツジュースに大量の気泡が含まれることになり、一般に完成後のフルーツジュースの体積は、1.5倍まで膨張することがある。これらは、リンゴなどの野菜・果物を短時間で酸化し、フルーツジュースの色をすぐに暗褐色に変える(酸化)。大量の気泡がフルーツジュースに混入してしまい、飲用時の不快感を避けるため、他のろ過工程によって、飲用時の不快感を取り除く必要がある。
【0018】
本発明のパフォーマンスおよび作動過程
真空スロートおよびミキサーカップを接続、取り替えた後、真空装置は、カップ内の気圧が300mbar以下の真空度に達するまで発動し続け、その後2分半高速撹拌を行う。高速撹拌過程全体において、少量の気泡のみが発生する。撹拌プロセスが終了するとき、真空ポンプは相対して動作を停止し、空気弁が開き、ミキサーカップ内に空気が戻る。
【0019】
高速(28000rpm以上)真空フルーツジュースミキサーは、健康的な食生活を行う人が食物繊維を効果的、かつ容易に摂取できるようにし、野菜・果物が好きでない子どもに飲用しやすくすることもできる。極めて少ない気泡が高繊維フルーツジュースに混入しているため、口当たりは滑らかになり、フルーツジュースの酸化程度も低減される。食物、生薬のミキサーとして、真空撹拌の動作環境は、食物の酸化による変質/変色を低下させること、および遅らせることができ、結果として、大部分の栄養または必須成分を保存することができる。
【0020】
本真空制御装置は、簡単なおよび低価格の機器で構成され、一般家庭でも負担が可能である。本制御装置は、独立した要素および既成のミキサーを簡単に取り替えて使用するか、またはこれを新しく設計したミキサーと組み合わせて組み立てることができる。
【0021】
注釈
1.密封ミキサーカップは、空気漏れが起こらない撹拌容器を指す。
2.真空スロートは、真空管スロートともいう。
3.システムによってミキサーカップの測定が開始されるシステムは、回路基板およびセンサなどの接続を制御するものを指す。
【符号の説明】
【0022】
1 ミキサー
11 台座
111 操作パネル
12 ミキサードラム
13 蓋
14 真空スロート
2 三方管
3 切替弁
4 真空ポンプ
5 真空チューブ
6 圧力計
7 管継手

【特許請求の範囲】
【請求項1】
無気泡型のフルーツジュース/食物の高速真空撹拌方法であって、以下に挙げる
a.ミキサーカップに撹拌する必要がある物を入れ、電源をつなぐステップと、
b.ミキサーカップを密封し、真空スロートを接続するステップと、
c.スタートボタンを押すステップと、
d.システムによって、ミキサーカップ内の気圧の測定が開始されるステップと、
e.真空ポンプが作動し始めるステップと、
f.ミキサーカップ内の気圧が300mbarより低くなると、撹拌が始まるステップと、
g.撹拌が終了し、真空ポンプの作動が停止するステップと、
h.吸気弁が開き、ミキサーカップ内に空気が戻るステップと、
i.撹拌が終了するステップと、
を含む方法。
【請求項2】
請求項1の無気泡型のフルーツジュース/食物の高速真空撹拌方法を実現するミキサーであって、ミキサー、切替弁および真空ポンプを含み、このうちミキサーが三方管を介して、切替弁および真空ポンプとそれぞれ接続される、ミキサー。
【請求項3】
前記ミキサーがミキサードラムを含み、該ミキサードラムに密封蓋が設けられ、該密封蓋に真空スロートが設けられ、該真空スロートが三方管を介して切替弁および真空ポンプとそれぞれ接続される、請求項2に記載の無気泡型のフルーツジュース/食物の高速真空ミキサー。

【図1】
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【公開番号】特開2013−111079(P2013−111079A)
【公開日】平成25年6月10日(2013.6.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−53402(P2012−53402)
【出願日】平成24年3月9日(2012.3.9)
【出願人】(512062006)
【Fターム(参考)】