説明

照度分布算出プログラム

【課題】LED照明パネルのような点光源群を用いた場合の照度分布の計算を容易にするプログラムを提供すること。
【解決手段】 所定の評価面上に分布した評価点群それぞれの位置において、点光源群から発せられる光の照度を算出する照度分布算出プログラムであって、コンピュータ200を、LED素子111の光度ないし照度の配光特性を格納した配光特性格納部201、LED素子111の座標および評価点の座標を入力する座標入力部202、LED素子111から評価点までの距離を算出する距離算出部203、評価面の法線とLED素子111の光軸とがなす角度を算出する角度算出部204、配光特性と距離と角度とに基づいて、評価点群の各位置における照度をLED素子111それぞれについて算出して重ね合わせる照度算出部205、として機能させることを特徴とする照度分布算出プログラム。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、照度分布算出プログラムに関し、特に、トンネル内におけるLED照明パネルの設置場所の決定を簡便化する照度分布算出プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、長寿命、省電力化を利点として、様々な場所で光源のLED化が進んでいる。そして、光量を増やすためLEDを平面あるいは曲面上に多数整然と植設したLED照明パネルが製造され、特に、高速道路等のトンネル内では、従来用いられていたナトリウムランプ等に替えLED照明パネルが置換されつつある。
【0003】
LED照明パネルは、LEDが長寿命であるうえ、いくつかのLED光源が点灯しなくなってもパネル全体を交換せずに済むので、交換やメンテナンス等による交通規制の回数も少なくなり、副次的に経済効果も高くなる。
【0004】
従来のナトリウムランプ等の陰極管は球面や円筒等の立体的な構造であり、陰極管自体もある程度の大きさがあるため、指向性が小さく、複数の陰極官を用いた照明パネルとして構成しても斜め方向への光量も十分確保できる。このため、例えば、トンネル内に照明パネルを設置する場合であっても、路面上の照度の片寄りは少なく、簡便な設置が可能であった。
【0005】
一方、LED光源は、陰極管のような大きさを有さず実質的に点光源となるうえ、個々の素子を半球面状の反射体で囲んだり、反射板を用いたりすることもあり指向性が高い。特に、光量を増すため、パネルとして陰極管とは比べものにならないほど多数のLED光源を植設した場合には、指向性がより高くなり、従来の照明パネルと同様な配置としても同様の照度が担保されるか不明であり、また、LED照明パネルとしての配光特性も不明となり、照度の濃淡も生じる可能性もはらんでいる。特にトンネル内におけるLED照明パネルの配置は道路照明施設設置基準も考慮せねばならず設計が容易でないという問題点があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2010−153357
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、LED照明パネルのような点光源群を用いた場合の照度分布の計算を容易にするプログラムを提供することを目的とする。
特に、トンネル内における複数のLED照明パネルの配置設計を簡便化するプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1に記載の照度分布算出プログラムは、所定の評価面上に分布した評価点群それぞれの位置において、点光源群から発せられる光の照度を算出する照度分布算出プログラムであって、コンピュータを、点光源の光度ないし照度の配光特性を格納した配光特性格納手段、点光源の座標および評価点の座標を入力する座標入力手段、点光源から評価点までの距離を算出する距離算出手段、評価点における評価面の法線と点光源の光軸とがなす角度を算出する角度算出手段、点光源の配光特性と前記距離と前記角度とに基づいて、評価点群の各位置における照度を点光源それぞれについて算出して重ね合わせる照度算出手段、として機能させることを特徴とする。
【0009】
すなわち、請求項1に係る発明は、LED照明パネルのような点光源群を用いた場合の照度分布の計算を容易にするプログラムを提供することができる。具体的には、形状や光源数に依存して全体としての配光特性を評価しにくい点光源群であっても、個々の点光源の配光特性等を重ね合わせることにより、簡便に評価面上の照度分布を算出することが可能となる。
【0010】
請求項2に記載の照度分布算出プログラムは、請求項1に記載の照度分布算出プログラムにおいて、同規格のLED光源が植設された照明パネルであって道路のトンネルに複数設置された照明パネルを点光源群とし、路面を評価面とし、コンピュータを、さらに、評価点からみて4番目に近い照明パネルまでのLED光源に基づいて当該評価点における照度を算出する算出制御手段、として機能させることを特徴とする。
【0011】
すなわち、請求項2に係る発明は、トンネル内における複数のLED照明パネルの配置設計を簡便化することができる。4番目としたのは、照度は距離の二乗に反比例することを考慮して、実際のトンネルでは進行車線と対向車線の上空壁面に対象にLED照明パネルが配置されることを加味したものである。
【0012】
請求項3に記載の照度分布算出プログラムは、請求項2に記載の照度分布算出プログラムにおいて、コンピュータを、さらに、個々の照明パネルをひとまとまりとして点光源群をトンネル内壁の形状に従って移動させるパネル移動手段、として機能させることを特徴とする。
【0013】
すなわち、請求項3に係る発明は、LED照明パネルを一基ごと移動して路面における簡便な照度評価を実現する。
【0014】
請求項4に記載の照度分布算出プログラムは、請求項3に記載の照度分布算出プログラムにおいて、コンピュータを、さらに、評価点における最低照度を入力する最低照度入力手段、照度算出手段で算出された評価点の照度が最低照度を下回った場合に、パネル移動手段を制御して、当該評価点における照度が最低照度を超える照明パネルの座標の範囲を算出する座標範囲算出手段、として機能させることを特徴とする。
【0015】
すなわち、請求項4に係る発明は、規格ないし仕様に沿って照明パネルの適正かつ簡便な配置設計が可能となる。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、LED照明パネルのような点光源群を用いた場合の照度分布の計算を容易にするプログラムを提供することが可能となる。
特に、トンネル内における複数のLED照明パネルの配置設計を簡便化するプログラムを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】LED照明パネルの概略構成図である。
【図2】LED光源の配光特性の測定概要図である。
【図3】1個のLED素子の配光特性の測定結果を示した図である。
【図4】トンネル内におけるLED照明ユニットの配置の様子を示したトンネル断面図(図左)および、車道進行方向を左右とした平面図(図右)である。
【図5】LED照明ユニットを設置したトンネル内の道路面における照度の実測値を示した図である。
【図6】シミュレーションにより得られた照度分布を示した図である。
【図7】照度分布算出プログラムをインストールしたコンピュータの機能ブロック図である
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
ここでは、同一のLED光源(LED素子)を平板に多数植設したLED照明パネルを試作するとともに、そのうちの一つのLED光源の配光特性を実測し、実際にトンネル内で路面上で測定した照度と、配光特性に基づいてシミュレーションソフト(照度分布算出プログラム)による照度との整合性を比較することとした。
【0019】
図1は、LED照明パネルの概略構成図である。LED照明パネル100は、縦2枚横3枚の計6枚のLED単パネル101が平面基台上に並べられて構成され、各LED単パネル101は同一のLED素子111が24個植設されている。すなわち、LED照明パネル100は、144個のLED素子111が組み込まれた平面基調のパネルである。なお、用いたLED素子111は、島根電子今福製作所製の3素子内蔵タイプのプロトタイプ品であり、LED単パネル101上に縦の間隔は4cm、横の間隔は2.7cmとして碁盤目状に植設し、その光軸はLED単パネル101の法線方向と同じ向きとしたものである。
【0020】
次に、LED素子111の配光特性を測定した。測定に際してはLED単パネル101上に植設した他の23個のLED素子111を被覆し、1個のLED素子111の照度E[lx]を測定した。図2に測定の概要図を示した。LED素子111の直下36.8cm離れた位置を原点として、横方向を5cm間隔で1m先まで21点、斜め45°方向には、1m×1mの範囲の対角線上を約7cm間隔の21点として測定した。これは、LED素子111は点光源と見なせ、植設された平面の法線方向を軸に、点対称に光を発散することを考慮したものである。
【0021】
測定した照度Eは式(1)により、光度I[cd]に変換できる。
【数1】

なお、Lは、測定点までの距離、θはLED素子111の光軸(LED単パネル101の法線方向)からみた測定点の方向である。
【0022】
得られた結果をもとにして最小二乗法により光度近似式を求め、任意の方向における光度分布I(θ)を得ることができる。図3は、1個のLED素子111の配光特性を示した図である。図中の実線は、LED素子111直下の36.8cm離れた位置から測定した光度を原点とした各測定点における光度を示式をグラフ化したものである。
【0023】
次に、得られた光度近似式I(θ)を用いて任意の評価点における照度を計算する方法を説明する。評価点におけるLED照明パネル100による照度は、各LED素子111からの評価点における照度を重ね合わせることによって得られると仮定する。なお、個々のLED素子111からの照度は、式(1)に基づき光度から求めることができる。なお、光度と照度の関係は式(1)で互いに変換可能であるので、使用の態様によっては、照度から光度を算出するようにしてもよい。
【0024】
照度計算は、まず、LED照明パネル100またはLED単パネル101の表面形状に基づき、対象とするLED素子111の座標を決定する(ステップS1)。
つづいて、評価点の座標とLED素子111の座標に基づき距離を計算する。必要に応じて、評価点における平面ないし曲面の法線と、対象とするLED素子111の植設面の法線とがなす角度を算出する(ステップS2)。
光度分布I(θ)に基づき、当該LED素子111に由来する評価点における照度を計算する(ステップS3)。
LED照明パネル100上の各LED素子111について、ステップS1〜ステップS3までを繰り返して照度を144素子分合計し、評価点におけるLED照明パネル100の照度を算出する(ステップS4)。
なお、評価点が1箇所でなく道路等の平面上に分布している場合には、平面をメッシュ分割して適宜評価点を設定し、各点における照度を算出して照度分布を得る(ステップS5)。
【0025】
次に、複数のLED照明パネル100が設置される場合の照度分布のシミュレーションと実測との照合をおこなうこととした。ここでは、島根県雲南市国道314号にある平田トンネルにて、実際に試作されたLED照明ユニットを設置し、トンネル内の照度測定をおこなった。図4は、トンネル内におけるLED照明ユニットの配置の様子を示したトンネル断面図である。なお、用いたLED照明パネルは上述したものと同じものを用いることとした。
【0026】
図示したように、LED照明パネル100は、道路面から5.2mの高さに、29.4°傾いた状態で5mの間隔でトンネル両壁面に千鳥状に5基配置した。路面の実測値を図5に示し、シミュレーションにより得られた照度分布を図6に示した。なお、実測は、幅8m×長さ20mの部分を2m間隔ごとに55点を測定し、シミュレーションでは、幅8m×長さ20mの部分を0.5m間隔の評価点として計861点を算出した。
【0027】
図から明らかなように、両者の照度分布はよく一致している。これより、LED素子111を点光源と見なしたこと、LED素子111の配光特性が軸対象でありθに依存すること、多数のLED素子111を植設したLED照明パネルの場合でも重ね合わせによる照度算出が有効なこと、反射を考慮しなくても正確な照度計算ができることが確認できた。
【0028】
なお、以上の照度分布のシミュレーションはコンピュータプログラムにより実行可能である。図7は、照度分布算出プログラムをインストールしたコンピュータの機能ブロック図の構成例である。ここでは、照度分布算出プログラムをパーソナルコンピュータにインストールした場合について説明する。なお、パーソナルコンピュータのハードウェアは、CPU,HDD,RAM等、汎用的な構成により実現できるのでその説明を省略する。
【0029】
コンピュータ200は、その機能的構成として、配光特性格納部201、座標入力部202、距離算出部203、角度算出部204、照度算出部205、算出制御部206、表示部207、パネル移動部208、最低照度入力部209、座標範囲算出部210、を有する。
【0030】
配光特性格納部201は、LED素子111の光度の配光特性を格納する(場合により照度の配光特性を格納してもよい)。同一のLED素子を用いるため、配光特性は総て同じであるが、規格が異なるLEDが混在するパネル等を用いる場合は、適宜それぞれの配光特性を格納して利用する。なお、配光特性は、θと距離に依存するので、光度ないし照度とともに間隔を適宜区切って数値化して格納してもよい。照度は、評価点と光源との距離の二乗に反比例するので、配光特性として格納されている数値に距離の二乗の比を乗じて当該評価点における照度を算出することができる。
【0031】
配光特性格納部201は、例えば、コンピュータ200のHDDやRAMなどによりその機能を実現することができる。
【0032】
座標入力部202は、光源と見なすLED素子111の空間座標と、評価点の空間座標(路面の場合は平面座標)と、をそれぞれ入力する。座標入力部202は、例えば、キーボード、マウス、RAMなどによりその機能を実現することができる。使用の態様により、トンネル内の形状をデザインするCADと連動させて、CADからのデータを入力するようにしてもよい。
【0033】
距離算出部203は、LED素子111から評価点までの距離を、座標入力部202により入力された座標に基づき算出する。
【0034】
また、角度算出部204は、評価点における評価面の法線(路面の場合は鉛直上向き)とLED素子111の光軸とがなす角度を算出する。これは、LED照明パネル100またはLED単パネル101が路面に対して傾いて取り付けられる場合もあり(図4参照)、配光特性においてθとする角度が、評価点からみたLED素子111の仰角とずれてくる場合があるからである。なお、設置態様や要求される精度によっては、仰角そのものを配光特性におけるθとすることもできる。算出に必要な情報は、予め与えられる場合もあり、また、必要に応じて入力してもよい。
【0035】
照度算出部205は、LED素子111の配光特性と距離と角度とに基づいて、評価点における照度を点光源それぞれについて算出して重ね合わせる。コンピュータ200では、各評価点について同様の照度計算をおこない、評価面(路面)における照度分布を得る。
【0036】
なお、LED素子111は、LED照明パネル100として一塊となっているが、トンネルなどには、略等間隔に隣のLED照明パネル100が存在し、そこからの光も評価点における照度に寄与する。しかしながら、照度は距離の2条に反比例するのであまりに遠くのLED照明パネル100は、照度にほとんど影響しない。そこで、照度分布算出プログラムでは、計算負荷も考慮して一定範囲のLED照明パネルを対象として照度を算出するようにしてもよい。例えば、算出制御部206では、評価点からみて4番目に近いLED照明パネル100までのLED素子111に基づいて当該評価点における照度を算出するようにしてもよい。
【0037】
距離算出部203、角度算出部204、照度算出部205、算出制御部206は、適宜プログラミング可能であり、コンピュータ200の処理能力に応じて、効率的な処理フローを採用することができる。
【0038】
表示部207は、照度算出部205で算出された各評価点における照度を照度分布として表示する。表示の態様は限定されないが、図6に示したように、色分けして視覚的に把握しやすいようにするのが好ましい。表示部207は、モニタ、CPU、VRAMなどによりその機能を実現することができる。
【0039】
パネル移動部208は、個々のLED照明パネル100をひとまとまりとして例えばトンネル内壁の形状に従って移動させる。これにより、トンネル内のLED照明パネル100をどのような間隔で、また、反対車線側のLED照明パネル100の列との間隔も考慮して、配光設計が可能となる。なお、パネル移動部208は、CADにおけるトンネル内面形状と連動させてLED照明パネル100の位置を対話的に移動させるようにする。より具体的には、LED照明パネル100をマウスでドラッグして、トンネル内壁面を移動させ、そのときの路面上の照度分布の変化を動的に把握可能にするようにすれば、利便性が高まる。
【0040】
最低照度入力部209は、仕様書等に基づいて、評価点の最低照度を入力する。これは、路面に一律に○[lx]以上と規定されていることもあれば、車線中央と、端部側とで異なる場合もあり得るため、評価点ごとに設定してもよい。
【0041】
座標範囲算出部210は、照度算出部205で算出された評価点の照度が最低照度を下回った場合に、パネル移動部208を制御して、当該評価点における照度が最低照度を超えるLED照明パネル100の座標の範囲を算出する。これにより、LED照明パネル100の移動可能位置が表示できるので、例えばトンネルでは隣のLED照明パネルとの間隔を詰めたり、設置高さを低くしたりすることが可能となり、トンネルの配光設計が容易となる。
【0042】
なお、以上は、コンピュータプログラムを機能的に説明した一例であって、適宜、DLLやサブプログラムにより構成されていてもよいことは言うまでもない。
【0043】
以上、本発明によれば、LED照明パネルのような点光源群を用いた場合の照度分布の計算を容易にするプログラムを提供することが可能となる。特に、トンネル内における複数のLED照明パネルの配置設計を簡便化するプログラムを提供可能となる。
【産業上の利用可能性】
【0044】
本発明は、照度分布算出プログラムとしているが、光度と照度とは、式(1)により変換される関係にあるので、光度分布算出プログラムとすることもできる。
【符号の説明】
【0045】
100 照明パネル
101 LED単パネル
111 LED素子
200 コンピュータ
201 配光特性格納部
202 座標入力部
203 距離算出部
204 角度算出部
205 照度算出部
206 算出制御部
207 表示部
208 パネル移動部
209 最低照度入力部
210 座標範囲算出部



【特許請求の範囲】
【請求項1】
所定の評価面上に分布した評価点群それぞれの位置において、点光源群から発せられる光の照度を算出する照度分布算出プログラムであって、
コンピュータを、
点光源の光度ないし照度の配光特性を格納した配光特性格納手段、
点光源の座標および評価点の座標を入力する座標入力手段、
点光源から評価点までの距離を算出する距離算出手段、
評価点における評価面の法線と点光源の光軸とがなす角度を算出する角度算出手段、
点光源の配光特性と前記距離と前記角度とに基づいて、評価点群の各位置における照度を点光源それぞれについて算出して重ね合わせる照度算出手段、
として機能させることを特徴とする照度分布算出プログラム。
【請求項2】
同規格のLED光源が植設された照明パネルであって道路のトンネルに複数設置された照明パネルを点光源群とし、
路面を評価面とし、
コンピュータを、さらに、
評価点からみて4番目に近い照明パネルまでのLED光源に基づいて当該評価点における照度を算出する算出制御手段、
として機能させることを特徴とする請求項1に記載の照度分布算出プログラム。
【請求項3】
コンピュータを、さらに、
個々の照明パネルをひとまとまりとして点光源群をトンネル内壁の形状に従って移動させるパネル移動手段、
として機能させることを特徴とする請求項2に記載の照度分布算出プログラム。
【請求項4】
コンピュータを、さらに、
評価点における最低照度を入力する最低照度入力手段、
照度算出手段で算出された評価点の照度が最低照度を下回った場合に、パネル移動手段を制御して、当該評価点における照度が最低照度を超える照明パネルの座標の範囲を算出する座標範囲算出手段、
として機能させることを特徴とする請求項3に記載の照度分布算出プログラム。



【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2012−79537(P2012−79537A)
【公開日】平成24年4月19日(2012.4.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−223446(P2010−223446)
【出願日】平成22年10月1日(2010.10.1)
【出願人】(504155293)国立大学法人島根大学 (113)
【Fターム(参考)】