説明

照明器具

【課題】上下に開口が設けられた器具本体に対して蛍光灯を着脱する際にも、開口の補強を維持できる照明器具を提供する。
【解決手段】照明器具10は、直管状の蛍光灯14と、蛍光灯14を収容する筒状の器具本体13と、器具本体13の内部において蛍光灯14の両端部を支持する一対のソケット15と、器具本体13における蛍光灯14の径方向に沿った両側に設けられた第1開口25および第2開口26と、第1開口25の開口形状を維持するために、第1開口25の幅方向に沿って第1開口25を横断する補強部材20とを有している。補強部材20は、第1開口25の幅方向に沿う回動軸33を介して器具本体13に連結されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、筒状の器具本体の内部に直管状の蛍光灯が挿脱(着脱)自在に支持された照明器具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の照明器具は、図16に示すように、直管状の蛍光灯100を交換する場合を考慮して、作業者が器具本体101の下方から蛍光灯100の両側面100Aを径方向に指でつかむ(挟み込む)だけのクリアランス(空間)102が蛍光灯100と反射鏡103との間に設けられている。
【0003】
蛍光灯100を交換する際には、クリアランス(空間)102に差し込んだ指で蛍光灯100の両側面100Aをつかんだ(挟み込む)後、ソケットが回転式の場合は蛍光灯100を回転して蛍光灯100の口金をソケットから取り外す。
【0004】
また、ソケットが押し込み式の場合は、蛍光灯100を蛍光灯100の軸方向に沿って片側に押し込み、ソケットのプランジャを圧縮させた状態で蛍光灯100を引き下げることにより蛍光灯100の口金をソケットから取り外す。
蛍光灯100の取付作業は逆の手順で行われる(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2006−12535号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、近年では、例えば上方への照明を得るとともに、器具本体に対する蛍光灯の着脱を行うために、器具本体の上方に開口が設けられた照明器具が提案されている。
このような照明器具は、器具本体の上下に蛍光灯の略全長に対応した開口が設けられているため、開口が歪んで器具本体が変形する可能性がある。
【0006】
このため、図17(A)に示すように、前述した照明器具110は、上方の開口111の長手方向中央部112に補強部材113が設けられる。
補強部材113は、開口111を幅方向に沿って横断するように配置され、図17(B)に示すように器具本体115に対して着脱可能であるか、あるいは図17(C)に示すように開口111の長手方向に沿って設けられたヒンジ117等を介して器具本体115に連結される。
【0007】
しかしながら、このような照明器具110は、器具本体115に対する蛍光灯の着脱を行うにあたって、蛍光灯との干渉を避けるために、その都度、器具本体115から補強部材113が完全に取り外されるか、あるいはヒンジ117を介して回動されることになる。
従って、このような照明器具110は、蛍光灯の着脱時に上方の開口111が補強されない状態となるため、器具本体115が変形する虞がある。
【0008】
本発明は、前述した要望を満たすためになされたもので、その目的は、上下に開口が設けられた器具本体に対して蛍光灯を着脱する際にも、開口の補強を維持できる照明器具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の照明器具は、直管状の蛍光灯と、前記蛍光灯を収容する筒状の器具本体と、前記器具本体の内部において前記蛍光灯の両端部を支持する一対のソケットと、前記器具本体における前記蛍光灯の径方向に沿った両側に設けられた第1開口および第2開口と、前記第1開口の開口形状を維持するために、前記第1開口の幅方向に沿って前記第1開口を横断する補強部材と、を有し、前記補強部材が、前記第1開口の幅方向に沿う回動軸を介して前記器具本体に連結されていることを特徴とする。
【0010】
第1開口の幅方向に沿って第1開口を横断する補強部材を有し、この補強部材を第1開口の幅方向に沿う回動軸を介して器具本体に連結した。
これにより、蛍光灯の脱着時にも作業に支障を及ぼすことなく第1開口の開口形状を維持できる。
【0011】
また、本発明は、前記補強部材が、前記回動軸を中心として前記器具本体に対して起立するように回動したときに、前記第1開口を通じて前記器具本体に対して挿脱される前記蛍光灯との干渉を避ける切欠を有していることを特徴とする。
【0012】
補強部材に切欠を有することで、回動軸を中心として補強部材を起立させたとき、第1開口を通じて挿脱(着脱)される蛍光灯が補強部材に干渉することを避けることができる。
このように、蛍光灯が補強部材に干渉することを避けることで、蛍光灯の脱着時に蛍光灯の取り回しを容易にできる。
【0013】
さらに、本発明は、前記補強部材が、前記第1開口の長手方向中央部に設けられていることを特徴とする。
【0014】
補強部材を第1開口の長手方向中央部に設けたので、第1開口の形状を確実に維持できる。
【0015】
また、本発明は、前記補強部材が、前記第1開口に沿って配置されているとき、前記器具本体の輪郭形状から突出しないことを特徴とする。
【0016】
補強部材を第1開口に沿って配置した状態において、補強部材が器具本体の輪郭形状から突出しないようにすることで照明器具の外観性を良好に確保できる。
【発明の効果】
【0017】
本発明の照明器具によれば、補強部材を第1開口の幅方向に沿う回動軸を介して器具本体に連結することで、上下に開口が設けられた器具本体に対して蛍光灯を着脱する際にも、開口の補強を維持でき、蛍光灯の脱着時にも作業に支障を及ぼさないようにできるという効果を有する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
(第1実施形態)
以下、本発明の実施形態に係る照明器具について、図面を参照して説明する。
図1〜図4に示すように、照明器具10は、天井11に一対の吊具12を介して懸架された器具本体13と、器具本体13内に配置された直管状の蛍光灯14と、蛍光灯14を器具本体13の内部に支持する一対のソケット15と、蛍光灯14の光を器具本体13の外方に反射する第1の反射部材16および第2の反射部材17と、器具本体13の下部に設けられたルーバ18と、器具本体13の上部に設けられた補強部材20とを備えている。
【0019】
図3〜図4に示すように、器具本体13は、蛍光灯14を収容可能に筒状に形成され、蛍光灯14の径方向に沿った上下側(両側)にそれぞれ設けられた第1開口25および第2開口26を備えている。
【0020】
蛍光灯14の上側の第1開口25は、器具本体13の長手方向に沿って略矩形状に形成されている。
この第1開口25は、作業者の指28(図11参照)を挿通可能で、かつ、蛍光灯14を挿通可能に開口幅W1、開口長さL1(図2参照)に形成されている。
【0021】
また、蛍光灯14の下側の第2開口26は、第1開口25と同様に、器具本体13の長手方向に沿って略矩形状に形成されている。
この第2開口26は、作業者の指28(図11参照)を挿通可能で、かつ、ルーバ18を嵌合可能に開口幅W2、開口長さL2(図1参照)に形成されている。
【0022】
ルーバ18は、蛍光灯14の長手方向に所定間隔L3をおいて複数のフィン29(図1も参照)が設けられている。所定間隔L3は、隣接するフィン29間に作業者の指28を挿通可能に設定されている。
【0023】
よって、第1開口25および第2開口26にそれぞれ作業者が指28(図11参照)を挿通させて蛍光灯14を径方向に挟み、そのまま第1開口25から蛍光灯14を器具本体13の上方に取り外すことができる。
このように、蛍光灯14を挟む方向と、蛍光灯14を挿脱(着脱)する方向とを同じにできるので、器具本体13の内部に無駄な空間を設ける必要がなく照明器具10を小型化できる。
【0024】
図3に示すように、器具本体13の両端部13Aには一対のソケット15(一方のみを図示する)がそれぞれ設けられている。一対のソケット15には、蛍光灯14の両端部14Aに設けられた一対の口金31(一方のみを図示する)が支持されている。
一対のソケット15は、蛍光灯14の着脱操作が回転式のソケットや押し込み式のソケットのいずれにも適用可能である。
【0025】
図4に示すように、器具本体13の内部には、器具本体13の左右側に第1の反射部材16が設けられるとともに、器具本体13の左右側に第2の反射部材17が設けられている。
【0026】
左右の第1の反射部材16は、第1開口25の縁部25Aから蛍光灯14の周面(左右の部位)14Bに近付く位置まで蛍光灯14の挿脱(着脱)方向に対して傾斜配置され、蛍光灯14の光を第1開口25から器具本体13の外方に反射する部材である。
左右の第2の反射部材17は、第2開口26の縁部26Aから蛍光灯14の周面(左右の部位)14Bに近付く位置まで蛍光灯14の挿脱(着脱)方向に対して傾斜配置され、蛍光灯14の光を第2開口26から器具本体13の外方に反射する部材である。
【0027】
左側の第1の反射部材16および左側の第2の反射部材17は、略へ字状に配置されている。
また、右側の第1の反射部材16および右側の第2の反射部材17は、略へ字状に配置されている。
【0028】
器具本体13の内部に第1の反射部材16および第2の反射部材17が設けられることで、左右の第1の反射部材16で蛍光灯14の光を反射させて第1開口25から器具本体13の外部に効率良く照射できる。
同様に、左右の第2の反射部材17で蛍光灯14の光を反射させて第2開口26から器具本体13の外部に効率良く照射できる。
【0029】
ここで、図4に示すように、蛍光灯14の周面(左右の部位)14Bから器具本体13の外側面13Bまでの第1距離L4が蛍光灯14の径D以下に設定されている。
また、蛍光灯14の周面(上部位)14Cから器具本体13の第1開口25の縁部25Aまでの上側第2距離(第2距離)L5が蛍光灯14の径D以下に設定されている。
【0030】
さらに、蛍光灯14の周面(下部位)14Dから器具本体13の第2開口26の縁部26Aまでの下側第2距離(第2距離)L6が蛍光灯14の径D以下に設定されている。
これにより、器具本体13の断面形状をコンパクトに形成できるので、器具本体13の外側から蛍光灯14を作業者の指28で容易につかむ(挟持する)ことができる。
【0031】
また、図5〜図7に示すように、器具本体13の第1開口25に補強部材20が一対の回動軸33を介して設けられている。
一対の回動軸33は、第1開口25の長手方向中央部34において、第1開口25の両側の部位34Aに設けられている。
【0032】
この一対の回動軸33は、第1開口25の長手方向に対して直交させて同軸上に配置されている。一対の回動軸33に補強部材20が回動自在に設けられている。
よって、補強部材20は、第1開口25の幅方向に沿う一対の回動軸33を介して器具本体13に連結されることで、第1開口25の長手方向中央部34に設けられている。
【0033】
補強部材20は、第1開口25の両側の部位34A間に配置可能な補強プレート35と、補強プレート35の両側に設けられるとともに回動軸33に回動自在に支持された一対の脚部36とを備えている。
この補強部材20は、補強プレート35および一対の脚部36で略コ字状に形成されている。
【0034】
一対の脚部36の基部36Aが、一対の回動軸33にそれぞれ回動自在に設けられている。また、補強プレート35は、基部35Aに略U字状(凹状)の切欠38が形成されている。
この補強部材20は、図5〜図7に示すように第1開口25に沿って配置された状態において、器具本体13の輪郭形状から突出しないように形成されている。
【0035】
このように、第1開口25の幅方向に沿って第1開口25を横断する補強部材20が第1開口25に設けられることで、補強部材20で第1開口25を補強可能となり、第1開口25の開口形状を維持できる。
【0036】
さらに、第1開口25の両側の部位34Aに一対の回動軸33が設けられ、一対の回動軸33に補強部材20が回動自在に設けられている。
よって、図8に示すように、回動軸33を軸にして補強部材20を矢印方向に立ち上げた場合でも、補強部材20で第1開口25を補強可能となり、第1開口25の開口形状を維持できる。
【0037】
このように、回動軸33を軸にして補強部材20を立ち上げることで、補強部材20の補強プレート35を第1開口25の上方に配置することが可能になる。
よって、蛍光灯14の脱着時にも作業に支障を及ぼすことなく第1開口25の開口形状を維持できる。
【0038】
また、補強部材20を第1開口25の長手方向中央部34に設けることで、第1開口25のうち剛性の弱い部位を補強部材20で補強できる。よって、第1開口25の形状を補強部材20で確実(効率良く)に維持できる。
【0039】
さらに、図5に示すように、補強部材20が第1開口25に沿って配置された状態において、器具本体13の輪郭形状から突出しないようにすることで照明器具10の外観性を良好に確保できる。
【0040】
加えて、補強部材20(補強プレート35)に切欠38を有することで、回動軸33を中心として補強部材20を器具本体13に対して起立するように回動したときに、図9に示す切欠38を第1開口25の上方に一層高く配置することが可能になる。
【0041】
よって、第1開口25を通じて器具本体13に対して挿脱(着脱)される蛍光灯14が補強部材20に干渉することを確実に避けることができる。
蛍光灯14が補強部材20に干渉することを避けることで、蛍光灯14の脱着作業を容易にできる。
【0042】
つぎに、照明器具10の蛍光灯14を挿脱(交換)する例を図10〜図12に基づいて説明する。
図10に示すように、第1開口25に設けた補強部材20を回動軸33を中心として器具本体13に対して起立するように矢印A方向に回動する。
【0043】
ここで、図5に示すように、第1開口25の両側の部位34Aに一対の回動軸33を介して補強部材20が回動自在に設けられている。
よって、補強部材20を回動軸33を軸にして立ち上げた場合でも、補強部材20で第1開口25を補強可能となり、第1開口25の開口形状を維持できる。
この状態で、図9に示すように、補強部材20の切欠38が第1開口25の上方にアーチ状に位置する。
【0044】
図11に示すように、第1開口25および第2開口26にそれぞれ作業者が指28を上下方向から挿通させて蛍光灯14を径方向に挟む。
蛍光灯14を径方向に挟み込んだ状態で第1開口25から器具本体13の上方(すなわち、矢印B方向)に取り外す。
【0045】
補強部材20の切欠38(図9参照)が第1開口25の上方にアーチ状に位置している。よって、図12に示すように、第1開口25から蛍光灯14を上方に取り出す際に、蛍光灯14が補強部材20(切欠38)に干渉することを避けることが可能になり、蛍光灯14の取外作業を容易にできる。
【0046】
加えて、図11に示すように、第1開口25から蛍光灯14を上方に取り出すことで、蛍光灯14を挟む方向と、蛍光灯14を挿脱する方向とを同じにできる。
これにより、器具本体13の内部に無駄な空間を設ける必要がなく、照明器具10を小型化できる。
【0047】
蛍光灯14を取り外した後、新たな蛍光灯14を上述した取付作業と逆の手順で行うことで、新たな蛍光灯14に交換する作業が完了する。
【0048】
つぎに、第2〜4の実施形態の照明器具を図13〜図15に基づいて説明する。なお、第2〜4の実施形態において第1実施形態の照明器具10と同一類似部材については同じ符号を付して説明を省略する。
【0049】
(第2実施形態)
図13に示すように、第2実施形態の照明器具50は、第1開口25および第2開口26をそれぞれ側方で対面させたもので、その他の構成は際1実施形態の第1照明器具10と同様である。
【0050】
第2実施形態の照明器具50によれば、蛍光灯14を側方に着脱できるので、蛍光灯14を上方に着脱する場合と比較して蛍光灯14の着脱作業を一層容易に行うことができる。
加えて、第2実施形態の照明器具50によれば、第1実施形態の照明器具10と同様の効果を得ることができる。
【0051】
(第3実施形態)
図14に示すように、第3実施形態の照明器具60は、第1開口25および第2開口26を完全に対面させないことで下向きに配置したもので、その他の構成は際1実施形態の第1照明器具10と同様である。
【0052】
第3実施形態の照明器具60によれば、蛍光灯14を側方下向きに着脱できるので、蛍光灯14を上方に着脱する場合と比較して蛍光灯14の着脱作業を一層容易に行うことができる。
加えて、第3実施形態の照明器具60によれば、第1実施形態の照明器具10と同様の効果を得ることができる。
【0053】
(第4実施形態)
図15に示すように、第4実施形態の照明器具70は、器具本体13を断面略矩形状に形成し、さらに器具本体13の上面71を天井11に直接取り付け、加えて第1開口25および第2開口26をそれぞれ側方で対面させたもので、その他の構成は際1実施形態の第1照明器具10と同様である。
【0054】
第4実施形態の照明器具70によれば、器具本体13を断面略矩形状に形成し、器具本体13の上面71を天井11に直接取り付けることで、天井11への取付形態を吊具12を用いて天井11に懸架する形態および天井11に直接取り付ける形態の二形態から適宜選択でき、使い勝手の向上が図れる。
【0055】
第4実施形態の照明器具70によれば、第2実施形態の照明器具50と同様に、蛍光灯14を側方に着脱できるので、蛍光灯14を上方に着脱する場合と比較して蛍光灯14の着脱作業を一層容易に行うことができる。
加えて、第4実施形態の照明器具70によれば、第1実施形態の照明器具10と同様の効果を得ることができる。
【0056】
なお、前記第1実施形態では、第1開口25を蛍光灯14が挿通可能に形成した例について説明したが、これに限らないで、第2開口26を蛍光灯14が挿通可能に形成することも可能である。さらには、第1開口25および第2開口26の両方を蛍光灯14が挿通可能に形成することも可能である。
【0057】
また、前記第1実施形態では、器具本体13の下側に形成した第2開口26にルーバ18を設けた例について説明したが、これに限らないで、第2開口26にルーバ18を設けないことも可能である。
【0058】
さらに、前記第1〜第4の実施形態で示した器具本体13、第1の反射部材16、第2の反射部材17、補強部材20、第1開口25、第2開口26および切欠38の形状は例示したものに限定するものではなく適宜変更が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0059】
【図1】本発明に係る照明器具の第1実施形態を下方から見た状態を示す側面図
【図2】第1実施形態の照明器具を上方から見た状態を示す側面図
【図3】第1実施形態の照明器具を示す断面図
【図4】図3のA−A線断面図
【図5】第1実施形態の補強部材を示す斜視図
【図6】図5のB−B線断面図
【図7】第1実施形態の補強部材を示す断面図
【図8】第1実施形態の補強部材を立ち上げた状態を示す斜視図
【図9】図8のC−C線断面図
【図10】第1実施形態の補強部材を立ち上げた状態を示す断面図
【図11】第1実施形態の器具本体に設けられた蛍光灯を指で挟み込んだ状態を示す断面図
【図12】第1実施形態の器具本体から蛍光灯を上方に外す状態を示す断面図
【図13】本発明に係る照明器具の第2実施形態を示す断面図
【図14】本発明に係る照明器具の第3実施形態を示す断面図
【図15】本発明に係る照明器具の第4実施形態を示す断面図
【図16】従来の照明器具を示す断面図
【図17】(A)〜(C)は従来のもう一つの照明器具を示す概略斜視図
【符号の説明】
【0060】
10,50,60,70 照明器具
13 器具本体
14 蛍光灯
15 一対のソケット
16 第1の反射部材
17 第2の反射部材
20 補強部材
25 第1開口
26 第2開口
33 回動軸
34 長手方向中央部
38 切欠

【特許請求の範囲】
【請求項1】
直管状の蛍光灯と、
前記蛍光灯を収容する筒状の器具本体と、
前記器具本体の内部において前記蛍光灯の両端部を支持する一対のソケットと、
前記器具本体における前記蛍光灯の径方向に沿った両側に設けられた第1開口および第2開口と、
前記第1開口の開口形状を維持するために、前記第1開口の幅方向に沿って前記第1開口を横断する補強部材と、を有し、
前記補強部材が、前記第1開口の幅方向に沿う回動軸を介して前記器具本体に連結されていることを特徴とする照明器具。
【請求項2】
前記補強部材が、前記回動軸を中心として前記器具本体に対して起立するように回動したときに、前記第1開口を通じて前記器具本体に対して挿脱される前記蛍光灯との干渉を避ける切欠を有していることを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
【請求項3】
前記補強部材が、前記第1開口の長手方向中央部に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の照明器具。
【請求項4】
前記補強部材が、前記第1開口に沿って配置されているとき、前記器具本体の輪郭形状から突出しないことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の照明器具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【公開番号】特開2010−103039(P2010−103039A)
【公開日】平成22年5月6日(2010.5.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−275412(P2008−275412)
【出願日】平成20年10月27日(2008.10.27)
【出願人】(000005832)パナソニック電工株式会社 (17,916)
【Fターム(参考)】