説明

照明器具

【課題】 反射笠200を器具本体110に取付ける際に外観を低下させずに、確実に器具本体110と反射笠200とを電気的に接続させる。
【解決手段】 取付金具300を介して反射笠200を器具本体110に取り付ける照明器具100であって、器具本体110は、両側壁に横溝部121と縦溝部122を備え、取付金具300は、横溝部121に係合される一対の舌片330と、舌片330の内側に形成された本体側爪部310と、反射笠200と対向する位置に形成された反射笠側爪部320とを備え、本体側爪部310を縦溝部122に係合するよう折り曲げるとともに、反射笠200を取付金具300に取り付けた状態で、反射笠200の表面の塗膜を剥がすように反射笠側爪部320を反射笠に係止させるので、取付金具300を介して、器具本体110と反射笠200とを電気的に接続することができ、且つ、外観を低下させることのない照明器具100を提供する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、照明器具に関し、特に導電性を有する器具本体と、その器具に取り付けられる導電性を有する反射笠とを電気的に容易に接続させる技術に係るものである。
【背景技術】
【0002】
例えば、器具本体に反射笠を取り付ける照明器具においては、器具本体と反射笠との間に取付金具を用いる方法が一般的である。その取付金具は、その両端壁から内向きに折り曲げられた舌片を有し、その舌片を器具本体の両側壁に開けたスリット状の孔に引っ掛けて、前記両側壁に跨る姿勢で器具本体に取り付けられている。また、器具本体は電源線を通して接地されており、反射笠は接地されているものであった。(例えば、特許文献1参照)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2000−48623号公報(段落「0047」〜段落「0050」、図9〜図11)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、舌片を器具本体の両側壁に開けたスリット状の孔に引っ掛けて、器具本体に取り付けられる構造及びそれを用いた照明器具においては、加工のばらつき等により、舌片とスリット状の孔が完全に接触しない場合があり、電気的に接続しないことがあるという問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
金属製の器具本体に、金属製の反射笠を取付金具を介して取り付けるようにした照明器具であって、前記器具本体は、その両側壁に形成された横溝部と縦溝部とからなる器具本体孔を備え、前記取付金具は、前記器具本体孔の横溝部に係合される一対の舌片と、この舌片の内側に一体に形成された本体側爪部と、前記反射笠と対向する位置に形成された反射笠側爪部とを備え、前記本体側爪部を前記器具本体孔の縦溝部に係合するよう折り曲げるとともに、前記反射笠を前記取付金具に取り付けた状態で、前記反射笠の表面の塗膜を剥がすように前記反射笠側爪部を前記反射笠に係止させ、前記器具本体と前記反射笠とを電気的に接続させて前記反射笠の接地を行う。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、取付金具を介し、金属製の器具本体と金属製の反射笠とを電気的に接続することができ、且つ、外観を低下させることのない照明器具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】実施の形態1に示す照明器具の斜視図である。
【図2】図1に示す照明器具の分解斜視図である。
【図3】図1に示す照明器具の上面から見たときの上視図、長手方向側面から見たときの側面図、及び、下面から見たときの下視図である。
【図4】図2に示す照明器具のA部拡大斜視図である。
【図5】図2に示す照明器具の取付金具を取り付ける前の状態を示すA部拡大斜視図である。
【図6】図5に示す照明器具の拡大側面図である。
【図7】図2に示す照明器具の取付金具の上面図、正面図及び下面図である。
【図8】図2に示す照明器具の係止具の上面図、正面図、右側側面図、及び、下面図である。
【図9】図3に示す照明器具のB−B’断面図である。
【図10】図9に示す照明器具のC部を拡大したC部拡大図である。
【図11】図2に示す照明器具の取付金具を取り付けた状態を示すA部拡大側面図である。
【図12】図11に示す照明器具のD部拡大図である。
【図13】実施の形態2における照明器具の器具本体孔を示す拡大図である。
【図14】図13に示す器具本体孔に取付金具を取り付けた状態を示す拡大図である。
【図15】実施の形態3における取付金具の上面図、正面図及び下面図である。
【図16】実施の形態3における照明器具の器具本体孔を示す拡大図である。
【図17】図15に示す取付金具を図16に示す器具本体孔に取り付けた状態を示す拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
実施の形態1.
以下、本実施の形態の照明器具を図1〜図14を用いて説明する。
【0009】
図1は、本実施の形態の照明器具の斜視図であり、図2は、図1に示す照明器具の分解斜視図であり、図3は、図1に示す照明器具であり、図3(a)は照明器具を上面から見たときの上視図、図3(b)は、照明器具を長手方向側面から見たときの側面図、図3(c)は、照明器具を下面から見たときの下視図である。図4は、図2に示す照明器具100のA部拡大図であり、図5は、図4の取付金具300を取り付ける前の状態を示す斜視図であり、図6は、図5に示す照明器具の拡大側面図である。
【0010】
照明器具100は、金属製の器具本体110と、反射笠200と、この反射笠200を器具本体110に固定するための取付金具300とを有する。
【0011】
器具本体110は、一面が開放された箱型形状をしている。この器具本体110は、蛍光灯410が着脱可能に取り付けられるソケット400と、このソケット400に取り付けられる蛍光灯410を点灯させる点灯装置440と、電源端子台420及び他の機器が取り付けられている。器具本体110は、電源端子台420のアース端子に電気的に接続されて接地されている。なお、電源端子台420のアース端子には、器具本体110を介して、点灯装置440のケースや点灯装置440のアース端子などに電気的に接続されている場合もある。
【0012】
また、器具本体110は、両側面に、取付金具300の舌片330を通して引っ掛けるための孔120を対向して、抜き加工によって形成されている。この孔120は、図7に示すように横溝部121と縦溝部122とからなり、縦溝部122が横溝部121の中央に位置するT字形となっている。
【0013】
反射笠200は、ソケット400に取り付けた蛍光灯410の光が反射するよう、表面が塗装された金属板であり、係止具430を通して取付金具300に固定するための係止孔210が一つ以上形成されている。
【0014】
係止孔210は、ほぼ円形に刳り貫かれて形成しており、この円形の直径をR1とする。
【0015】
図7は、図2に示す照明器具の取付金具であり、図7(a)は、取付金具の上面図、図7(b)は、取付金具の右側面図、図7(c)は、取付金具の下面図である。
【0016】
取付金具300は、反射笠200を取り付けるための部品で、例えば、金属板をプレス加工することにより成形した金具である。
【0017】
取付金具300は、両端部にそれぞれ形成された器具本体110の孔120に引っ掛けるために通す一対の舌片330と、この各舌片330の中央部に形成された本体側爪部310と、両側に形成された案内片340と、本体側爪部310を折り曲げるための治具挿入孔380と、取付金具凹部371内に成形された係止具430が通る取付金具300の係止孔350と、この係止孔350の長手方向の両端を前記舌片330に対して反対の方向に曲げた反射笠側爪部320と、反射笠200側の取付金具表面360と、この取付金具表面360に成形された補強用リブ361と、取付金具表面360の裏面側の取付金具裏面370を有する。
【0018】
本体側爪部310は、根元部の幅が狭く、且つ、最も幅が狭い部分が器具本体110の孔120の加工面より外側に位置する台形状で、折り曲げやすい形状になっている。
【0019】
反射笠側爪部320の端部は、取付金具表面360よりも突出している。
【0020】
図8は、図2に示す照明器具の係止具であり、図8(a)は、係止具の上面図、図8(b)は、係止具の正面図、図8(c)は、係止具の右側面図、図8(d)は、係止具の下面図である。
【0021】
係止具430は、反射笠200を器具本体110に固定するための固定具であり、内部に金属の芯を有するプラスチックなどの非導通性素材で一体的に形成する。
【0022】
係止具430は、反射笠押さえ部431と、係止具軸部432と、この係止具軸部432の先端に形成される本体押さえ部433と、係止具操作部434と、を有する。
【0023】
反射笠押さえ部431は、直径R2の円形であり、反射笠押さえ部431の下部に、つまみ状の係止具操作部434が形成されている。また、反射笠押さえ部431の直径R2は、係止孔210の直径R1よりも大きい。
【0024】
また、反射笠押さえ部431の上側は、おおむね平らに成形されており、押さえる方向に対して弾性を有するように、反射笠押さえ面435を形成している。
【0025】
本体押さえ部433には、反射笠押さえ面435と向き合うように設けられた本体押さえ面436が形成されている。
【0026】
係止具操作部434は、係止具430を回転操作するためのつまみである。
【0027】
図9は、図3に示す照明器具のB−B’断面であり、図10は、図9に示す照明器具のC部拡大図であり、図11は、図2に示す照明器具の取付金具を取り付けた状態を示すA部拡大側面図であり、図12は、図11に示す照明器具のD部拡大図である。
【0028】
取付金具300を器具本体110に取り付けるには、器具本体110内に形成されている孔120付近の両側縁部を握って、一時的に器具本体110の短手方向の間隔を狭める。次に、器具本体110の両側縁部の間隔を狭めた状態のまま、取付金具300の舌片330を器具本体110内に形成されている孔120の横溝部121に外側から挿入する。そして、金属の弾性により器具本体110が元の形に復元する。これにより、取付金具300の舌片330と、器具本体110内に形成されている孔120とが係合状態に取り付けられる。
【0029】
取付金具300を器具本体110に取り付けた後、図9、図10のように本体側爪部310を器具本体110の内面側に向かって器具本体110の内壁に押圧するように折り曲げる。本体側爪部310を折り曲げることで、器具本体110の抜き加工によって形成された孔120の縦溝部122に、本体側爪部310の根元部が係合される。
【0030】
したがって、取付金具300は器具本体110に対し左右への移動が阻止され、しかも本体側爪部310の左右の端縁部が孔120の縦溝部122の端面に接触して器具本体110と取付金具300との電気的な接続が可能になり、同時に、カシメ作用によって強固に取り付けられる。
【0031】
反射笠押さえ部431の直径R2は、反射笠200内に形成された係止孔210の直径R1よりも大きいので、係止具430を反射笠200内に形成された係止孔210に取り付けると、反射笠押さえ面435が反射笠200の表面に接触し、反射笠押さえ面435の弾性力で、反射笠200を押さえる。
【0032】
係止具軸部432は、反射笠押さえ部431の中央部から垂直に突出した断面形状が楕円形の軸状の部分である。
【0033】
ここで、係止具軸部432の楕円形の長軸の長さL20、取付金具300の反射笠側爪部320の間隔W10、係止具軸部432の楕円形の短軸の長さW20、とするとき、係止具軸部432の楕円形の長軸の長さL20は、取付金具300の反射笠側爪部320の間隔W10とほぼ等しいか、短く(L20≒W10またはL20≦W10)、短軸の長さW20は、取付金具300の反射笠側爪部320の間隔W10よりも短い(W20<W10)。
【0034】
係止具軸部432は、反射笠200内に形成された係止孔210及び取付金具300の係止孔350に挿入し、係止具軸部432を軸として、係止具430を回転することができる。
【0035】
本体押さえ部433は、係止具軸部432の楕円形の長軸方向を長手方向とする。
本体押さえ部433の長手方向の長さL21、本体押さえ部433の幅手方向L22とするとき、本体押さえ部433の長手方向の長さL21は、本体側爪部310の間隔W10よりも長く、反射笠200内に形成された係止孔210の直径R1よりも短い(R1<L21<W10)。また、本体押さえ部433の幅手方向L22は、係止具軸部432の楕円形の短軸の長さW20とおおむね等しい(L22≒W20)。
【0036】
これにより、係止具軸部432を反射笠200内に形成された係止孔210及び取付金具300の係止孔350に挿入し、係止具軸部432を軸として、係止具430を回転させることで、本体押さえ面436が、取付金具裏面370に係合され、係止具430の軸方向への移動ができなくなり、反射笠200と、取付金具300が固定される。
【0037】
また、反射笠側爪部320は、取付金具表面360よりも突出しているため、係止具430を回転させることで、反射笠200の裏面に反射笠側爪部320が押圧されて塗装が剥がされ、反射笠200が取付金具300に電気的に接続される。
【0038】
したがって、反射笠200を器具本体110に取付金具300を介して固定することにより、反射笠200は器具本体110に対し電気的に接続することができ、安全性をより向上させることができる。
【0039】
また、本体側爪部310を器具本体110に形成された孔120の縦溝部122に係合するように折り曲げているため、反射笠200の自重で取付金具300が下方に移動しても、本体側爪部310が器具本体110に形成された孔120の縦溝部122に係合状態にある。
【0040】
したがって、取付金具300の移動が阻止され、反射笠200が所定の位置に取り付けられて外観の低下を防止することができる。
【0041】
実施の形態2.
本実施の形態は、実施の形態1の器具本体110内に形成された取付金具300を引っ掛けるための孔120のその他の形態を示す。本実施の形態において、実施の形態1と同様の構成は同符号を付し、説明を省略する。
【0042】
図13は、この実施の形態における照明器具の器具本体孔を示す拡大図であり、図14は、図13に示す器具本体孔に取付金具を取り付けた状態を示す拡大図である。
【0043】
照明器具100aは、金属製の器具本体110aと、反射笠200と、この反射笠200を器具本体110aに固定するための取付金具300とを有する。
【0044】
器具本体110aは、一面が開放された箱型形状をしている。この器具本体110aは、蛍光灯410が着脱可能に取り付けられるソケット400と、このソケット400に取り付けられる蛍光灯410を点灯させる点灯装置440と、電源端子台420及び他の機器が取り付けられており、それらは電源端子台420のアース端子に電気的に接続されて接地されている。
【0045】
器具本体110aは、両側面に取付金具300の舌片330を通して引っ掛けるための図13のような上部に位置するにしたがって細くなる多角形(例えば、五角形)の形状をしている孔120aが対向して、抜き加工によって形成されている。
【0046】
取付金具300を、実施の形態1と同様な方法で器具本体110aに取り付けた後、図4のように本体側爪部310を器具本体110aの内面側に向かって器具本体110aの内壁に押圧するように折り曲げることで、器具本体110aの抜き加工によって形成された孔120a内に形成されたテーパー部123にその根元部が係合される。
【0047】
したがって、取付金具300は器具本体110aに対し左右への移動が阻止され、しかも本体側爪部310の左右の端縁部が孔120a内に形成されたテーパー部123の端面に接触して器具本体110aと取付金具300との電気的な接続が可能になり、同時に、カシメ作用によって強固に取り付けられる。
【0048】
また、実施の形態1と同様に係止具430を回転させることで、反射笠200の裏面に反射笠側爪部320が押圧されて塗装が剥がされ、反射笠200が取付金具300に電気的に接続される。
【0049】
したがって、この実施の形態においても、反射笠200を器具本体110aに取付金具300を介して固定することにより、反射笠200は、器具本体110aに対し電気的に接続することができ、安全性をより向上させることができる。
【0050】
実施の形態3.
本実施の形態は、実施の形態1の器具本体110内に形成された取付金具300を引っ掛けるための孔120のその他の形態と、取付金具300のその他の形態を示す。本実施の形態において、実施の形態1と同様の構成は同符号を付し、説明を省略する。
【0051】
図15は、この実施の形態における取付金具の上面図、正面図及び下面図であり、図16は、この実施の形態における照明器具の器具本体孔を示す拡大図であり、図17は、図15に示す取付金具を図16に示す器具本体孔に取り付けた状態を示す拡大図である。
【0052】
照明器具100bは、金属製の器具本体110bと、反射笠200と、この反射笠200を器具本体110bに固定するための取付金具300とを有する。
【0053】
器具本体110bは、一面が開放された箱型形状をしている。この器具本体110bは、蛍光灯410が着脱可能に取り付けられるソケット400と、このソケット400に取り付けられる蛍光灯410を点灯させる点灯装置440と、電源端子台420及び他の機器が取り付けられており、それらは電源端子台420のアース端子に電気的に接続されて接地されている。
【0054】
器具本体110bは、両側面に取付金具300aの舌片330aを通して引っ掛けるための図16のような横溝部121bと縦溝部122aとからなるL字形の孔120bが対向して、抜き加工によって形成されている。
【0055】
実施の形態1と同様な方法で取付金具300aを器具本体110bに取り付けた後、図17のように本体側爪部310aを器具本体110bの内面側に向かって器具本体110bの内壁に押圧するように折り曲げることで、器具本体110bの抜き加工によって形成された孔120bの縦溝部122aにその根元部が係合される。したがって、取付金具300aは器具本体110bに対し左右への移動が阻止され、しかも本体側爪部310aの左右の端縁部が孔120bの縦溝部122aの端面に接触して器具本体110bと取付金具300aとの電気的な接続が可能になり、同時に、カシメ作用によって強固に取り付けられる。
【0056】
また、実施の形態1と同様に係止具430を回転させることで、反射笠200の裏面に反射笠側爪部320が押圧されて塗装が剥がされ、反射笠200が取付金具300aに電気的に接続される。
【0057】
したがって、この実施の形態においても、反射笠200を器具本体110bに取付金具300aを介して固定することにより、反射笠200は器具本体110bに対し電気的に接続することができ、安全性をより向上させることができる。
【符号の説明】
【0058】
100、100a、100b 照明器具、110、110a、110b 器具本体、120、120a、120b 器具本体孔、121、121a、121b 横溝部、122、122a 縦溝部、123 テーパー部、200 反射笠、210 係止孔、300、300a 取付金具、310、310a 本体側爪部、320 反射笠側爪部、330、330a 舌片、340、340a 案内片、350 取付金具係止孔、360 取付金具表面、361 補強用リブ、370 取付金具裏面、371 取付金具凹部、380 治具挿入孔、400 ソケット、410 蛍光灯、420 電源端子台、430 係止具、431 反射笠押さえ部、432 係止具軸部、433 本体押さえ部、434 係止具操作部、435 反射笠押さえ面、436 本体押さえ面、440 点灯装置。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
金属製の器具本体に、金属製の反射笠を取付金具を介して取り付けるようにした照明器具であって、
前記器具本体は、その両側壁に形成された横溝部と縦溝部とからなる器具本体孔を備え、
前記取付金具は、前記器具本体孔の横溝部に係合される一対の舌片と、この舌片の内側に一体に形成された本体側爪部と、前記反射笠と対向する位置に形成された反射笠側爪部とを備え、
前記本体側爪部を前記器具本体孔の縦溝部に係合するよう折り曲げるとともに、前記反射笠を前記取付金具に取り付けた状態で、前記反射笠の表面の塗膜を剥がすように前記反射笠側爪部を前記反射笠に係止させ、前記器具本体と前記反射笠とを電気的に接続させて前記反射笠の接地を行うことを特徴とする照明器具。
【請求項2】
前記器具本体の両側壁に形成した器具本体孔の形状が略T字形であることを特徴とする請求項1記載の照明器具。
【請求項3】
前記器具本体の両側壁に形成した器具本体孔の形状が多角形であることを特徴とする請求項1記載の照明器具。
【請求項4】
前記器具本体の両側壁に形成した器具本体孔の形状が略L字形であることを特徴とする請求項1記載の照明器具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【公開番号】特開2011−165385(P2011−165385A)
【公開日】平成23年8月25日(2011.8.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−24187(P2010−24187)
【出願日】平成22年2月5日(2010.2.5)
【出願人】(000006013)三菱電機株式会社 (33,312)
【出願人】(390014546)三菱電機照明株式会社 (585)
【Fターム(参考)】