説明

照明器具

【課題】簡単な構成でグローブと器具本体側との密着性を確保することが可能な照明器具を提供する。
【解決手段】本発明は、器具本体1と、器具本体1に配設された光源部2と、光源部2の出射光側に設けられるとともに器具本体1に取り付けられるフロント部材3と、光源部2の周囲に設けられるパッキング6と、パッキング6に当接する当接片部42を備えるとともに光源部2を覆うように形成された透光性を有するグローブ4とを備えた照明器具である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、照明器具本体に配設された光源部を覆う透光性を有するグローブを備えた照明器具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば、バスや鉄道車両等の車両における車内灯に用いられる照明器具は、車両の天井面(被設置部)に設置される器具本体を備えており、この器具本体の前面側に直管形蛍光ランプ等の光源部が配設されているとともに、この光源部を覆う透光性を有するグローブが設けられている。
【0003】
このような車両用の照明器具において、グローブの長手方向に沿う端部と器具本体の前面側との間には、パッキングが介在されるようになっている。このパッキングを介在させることにより、グローブと器具本体とを密着させるようにし、グローブと器具本体との間の隙間の発生を抑制し、グローブ内への塵埃や虫等の侵入を防止しようとするものである。
【0004】
ところが、グローブは、一般的には細長の長尺状に形成されているため、例えば、振動等によって経時的にグローブの中央部が自重によって垂れ下り、グローブと器具本体との間に隙間が発生する可能性がある。
【0005】
このため、器具本体側にグローブを保持する保持金具等の別部材を設けて、グローブと器具本体側との密着性を確保して隙間の発生を防止するように構成することが考えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2008−296774号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上記のような場合、グローブと器具本体側との密着性を確保するため、別部材を設けることとなり、構成が複雑化するとともに部品点数が増加してコストアップを招く虞が生じる。
本発明は、上記課題に鑑みなされたもので、簡単な構成でグローブと器具本体側との密着性を確保することが可能な照明器具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の実施形態による照明器具は、器具本体と、器具本体に配設された光源部と、光源部の出射光側に設けられるとともに器具本体に取り付けられるフロント部材とを備えている。
【0009】
また、光源部の周囲に設けられるパッキングと、パッキングに当接する当接片部を備えるとともに光源部を覆うように形成された透光性を有するグローブとを具備している。
【発明の効果】
【0010】
本発明の実施形態によれば、簡単な構成でグローブと器具本体側との密着性を確保することが可能な照明器具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る照明器具が被設置部に取付けられた状態を示す斜視図である。
【図2】同照明器具を分解して示す斜視図である。
【図3】同照明器具の断面図を示しており、(a)は器具本体にフロント部材を取付ける前の状態を示す断面図であり、(b)は器具本体にフロント部材を取付けた後の状態を示す断面図である。
【図4】同照明器具の光源部、パッキング及び光源部支持台の配置関係を示す斜視図である。
【図5】同照明器具におけるグローブを示す断面図である。
【図6】本発明の第2の実施形態に係るグローブを示しており、(a)は斜視図であり、(b)は側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明の第1の実施形態について図1乃至図5を参照して説明する。本実施形態では、バスや電車等の車両における車内灯として用いられる照明器具を示している。なお、各図において同一部分には同一符号を付し、重複した説明は省略する。
【0013】
照明器具は、車両の天井面等の被設置部Cに取付けられる長尺状の器具本体1と、この器具本体1に配設された光源部2と、器具本体1の前面側に取付けられるフロント部材3と、光源部2を覆うグローブ4と、光源部2を点灯制御する点灯装置5とを備えている。また、光源部2の周囲には、パッキング6が配設されるようになっている。
このような照明器具は、前面側を光の照射面とし、背面側を被設置部Cへの取付面としている。
【0014】
器具本体1は、図1乃至図3に示すように、例えば、アルミニウム等の熱伝導が良好な金属材料から断面が略コ字状に折曲されて長尺状に形成されていて、背面側に平坦なベース壁11が形成され、このベース壁11の長手方向に沿う両端部から前面側へ向かって側壁12が形成されている。
ベース壁11は、被設置部Cへの取付面として機能する部分であり、長手方向の両端部には、取付ねじS1が貫通するねじ貫通孔11aが形成されている。
光源部2は、図2乃至図4に示すように、基板21と、この基板21に実装された複数の発光素子22と、各発光素子22を覆う蛍光体層23とを備えている。
【0015】
基板21は、絶縁材である例えば、ガラスエポキシ樹脂(FR−4)等の材料で細長の長方形状に形成されている。表面側には銅箔で形成された配線パターンが施されている。また、適宜レジスト層が施されるようになっている。
【0016】
なお、基板21の材料には、セラミックス材料、合成樹脂材料又は各発光素子22の放熱性を高めるうえで、アルミニウム等の熱伝導性が良好で放熱性に優れたべース板の一面に絶縁層が積層された金属製のべース基板を適用することができ、格別その材料が限定されるものではない。
【0017】
複数の発光素子22は、LEDのベアチップからなる。LEDのベアチップには、例えば、白色系の光を発光部で発光させるために、青色の光を発するものが用いられている。このLEDのベアチップは、シリコーン樹脂系の絶縁性接着剤を用いて基板21上に接着され、ボンディングワイヤによって配線パターン上に電気的に接続されている。
【0018】
蛍光体層23は、透光性合成樹脂、例えば、透明シリコーン樹脂製であり、YAG:Ce等の蛍光体を適量含有している。蛍光体層23は、個々の発光素子22を発光素子22ごとに被覆する山形の形状をなしている。蛍光体は、発光素子22が発する光で励起されて、発光素子22が発する光の色とは異なる色の光を放射する。発光素子22が青色光を発する本実施形態では、白色光を出射できるようにするために、蛍光体には青色の光とは補色の関係にある黄色系の光を放射する黄色蛍光体が使用されている。
【0019】
なお、発光素子としては、表面実装型のLEDパッケージを用いてもよい。また、砲弾型のLEDを実装するようにしてもよく、実装方式や形式は、格別限定されるものではない。
【0020】
このような光源部2は、光源部支持台25に取付けられるようになっている。光源部支持台25は、アルミニウム等の熱伝導が良好な金属材料から長尺状に形成されていて、平坦な支持面25aと、この支持面25aの長手方向に沿う両端部から断面略L字状に折曲して形成された取付片25bとから構成されている。
【0021】
この光源部支持台25は、器具本体1の前面側に取付けられている。具体的には、光源部支持台25の取付片25bが器具本体1のベース壁11における前面側に図示しないねじ止め等によって取付けられている。
【0022】
光源部2における基板21は、前記光源部支持台25の支持面25aに複数枚、具体的には、2枚の基板21が長手方向に直線状に並べられて配設されている。したがって、基板21の裏面側は、光源部支持台25の支持面25aに面接触して熱的に結合されるようになっている。
【0023】
また、光源部支持台25の支持面25aには、光源部2の周囲に位置して光源部2の全周を囲むように環状で略長方形状をなすパッキング6が配設されている。パッキング6は、断面が略四角形状に形成されていて、弾力性を有する部材であり、例えば、シリコーンゴム等の材料によって形成されている。このパッキング6は、支持面25a上に接着等によって固定されている。
【0024】
フロント部材3は、図1乃至図3に示すように、例えば、溶融亜鉛めっき鋼鈑等の金属板によって概略箱状に形成され、器具本体1と同様に長尺状をなしている。フロント部材3は、前面壁31、側面壁32及び端面壁33を備えている。フロント部材3は、器具本体1の前面側、すなわち、光源部2の出射光側をグローブ4が配設される部分を除いてカバーする機能を有している。
【0025】
前面壁31は、横長の略長方形状をなしており、中央部には、詳細を後述するグローブ4が支持される長手方向に沿った略長方形状の開口部31aが形成されている。また、長手方向の両端部には、取付ねじS2が貫通するねじ貫通孔31bが形成されている。
【0026】
側面壁32及び端面壁33は、前面壁31の両側部及び両端部から起立するように形成されていて、図3に代表して示すように側面壁32は、器具本体1の外形を形成する側壁12の幅寸法より若干大きな幅寸法を有している。
【0027】
このようなフロント部材3は、一対の支持金具35によって器具本体1の前面側に取付けられるようになっている。支持金具35は、金属板を略コ字状に折曲して形成されており、取付部35aと、この取付部35aから折曲されて外側方向に延出する固定片35bとを備えている。取付部35aには、取付ねじS2がねじ込まれるねじ穴35cが形成されており、固定片35bは、器具本体1の前面側における両端部に固着されるようになっている。
【0028】
グローブ4は、図5の参照を加えて示すように、透光性を有し、側断面が略半円形状をなして長尺状に形成され、光源部2を覆うようになっている。グローブ4は、透明のポリカーボネート樹脂又はアクリル樹脂等によって形成されていて、その外面側は、不燃性部材であるシート状のガラスクロス45によって覆われている。
【0029】
より詳しくは、グローブ4は、本体部41と、この本体部41から延出した当接片部42とを備えている。本体部41は、前面側、すなわち、光源部の出射光側へ突出するように側断面が半円形状の曲線をなすように形成されており、この本体部41の長手方向に沿う開放側、すなわち、背面側の両端部には、本体部41の突出方向と略直交する方向に延出する平坦状であって鍔状の当接片部42が形成されている。
【0030】
グローブ4には、外面に沿って不燃性部材であるガラスクロス45が配設されている。ガラスクロス45は、不燃性の材料からなるガラス繊維によって形成されており、柔軟性を有しているとともに透光性を有している。また、ガラスクロス45は、その幅方向の長さ寸法がグローブ4の外面における幅方向の長さ寸法より長く形成されていて、そのためガラスクロス45は、当接片部42を巻き込んで配設することが可能となっている。
【0031】
具体的には、ガラスクロス45は、グローブ4における本体部41の曲面に沿い、また、当接片部42を外面側から内面側に亘って巻き込むように配設されており、この巻き込まれた部分をクリップ部材46によって当接片部42に挟持するように取付けられている。つまり、ガラスクロス45は、巻き込まれた部分と当接片部42とを挟持するクリップ部材46によってグローブ4に取付けられるようになっている。
【0032】
クリップ部材46は、グローブ4の当接片部42における長手方向の略全長に亘る長尺状に形成されている。また、断面形状が略Ω状に形成されてばね性を有しており、ガラスクロス45の巻き込まれた部分を外側から挟み込むように取着されている。
【0033】
すなわち、クリップ部材46には、中央湾曲部46aと、この中央湾曲部46aから延出する一対の挟持部46bとから構成されており、一対の挟持部46bは、内面側が互いに対向する凸状の円弧状部を有していて、この円弧状部が相互に接近するように弾性が付与されている。
【0034】
また、外面側に位置される一方の挟持部46bの先端部46cは、グローブ4の本体部41と当接片部42との境目近傍、換言すれば、本体部41の開放側の端部と、この端部から水平方向へ延出された当接片部42との連続する折り曲げ部分Bの近傍まで延出されて位置するようになっている。
【0035】
したがって、ガラスクロス45は、グローブ4の当接片部42に巻き込まれることと相俟って、グローブ4の外面にたるみやしわ等を生じることなく密着するように配設されるようになる。
【0036】
さらに、グローブ4の長手方向の両端部には、グローブ端板43が接着されて設けられている。グローブ端板43は、略半円形状をなしていて、グローブ4と同様に透明のポリカーボネート樹脂又はアクリル樹脂等によって形成されており、その外面側には、不燃性部材であるガラスクロスが貼着されている。
なお、グローブ4の当接片部42及びグローブ端板43は、前記略長方形状をなすパッキング6に対向するように構成されている。
【0037】
点灯装置5は、器具本体1のベース壁11の背面側に取付けられている。点灯装置5は、箱状のケース内に回路部品を収容して構成されており、商用交流電源ACに接続されて、この交流電源ACを受けて直流出力を生成するものである。点灯装置5は、例えば、全波整流回路の出力端子間に平滑コンデンサを接続し、この平滑コンデンサに直流電圧変換回路及び電流検出手段を接続して構成されている。したがって、点灯装置5は、光源部2に接続されており、その直流出力を発光素子22に供給し、発光素子22を点灯制御するようになっている。なお、点灯装置5は、外部の直流電源DCに接続されて、直流電源DCを受けて、LEDに直流出力を供給する形態であってもよい。
次に、主として図2及び図3を参照して照明器具の設置状態及び組立構成について説明する。
【0038】
まず、図3(a)に示すように、光源部2が器具本体1に取付けられている状態において、器具本体1を被設置部Cの所定の位置に配置して、取付ねじS1を前面側からねじ貫通孔11aを貫通させて被設置部C側にねじ込む(図2参照)。これにより、器具本体1は、被設置部Cに取付けられる。
【0039】
続いて、グローブ4をフロント部材3の背面側からフロント部材3の開口部31aに合わせて配置する。具体的には、グローブ4における前面側へ突出する本体部41を開口部31aに挿通させるように落とし込んで配置する。この場合、開口部31aの幅寸法Wは、本体部41の両端部から延出した当接片部42間の幅寸法Wより小さく形成されているため、当接片部42は、クリップ部材46を介して開口部31aの周縁に支持されるようになる。
【0040】
次いで、フロント部材3を上方に押し上げ、図3(b)に示すように、器具本体1の側壁12にフロント部材3の側面壁32が嵌合するように配置し、取付ねじS2を前面側からフロント部材3のねじ貫通孔31bを貫通させて支持金具35のねじ穴35cにねじ込む(図2参照)。これにより、フロント部材3は、器具本体1側に取付けられる。
【0041】
このような状態においては、フロント部材3の取付けとともに、器具本体1側、つまり、光源部支持台25とグローブ4における当接片部42との間にパッキング6が、クリップ部材46を介して当接片部42に当接され押圧されて弾性変形を伴って介在されるようになり、グローブ4と器具本体1側との密着性が確保されるようになる。したがって、グローブ4内を確実に密閉することが可能となる。
【0042】
この場合、フロント部材3の取付けとともに、パッキング6が介在され、グローブ4と器具本体1側との密着性が確保されるようになるため、密閉性を確保するための格別な部材を省略することが可能となりコスト的に有利となる。
【0043】
加えて、グローブ4をフロント部材3の開口部31aに配置することにより、フロント部材3の取付けに際し、グローブ4における当接片部42とパッキング6とが位置的に対応するようになるので、組立作業の効率化が可能となる。
【0044】
照明器具の設置状態において、点灯装置5に電力が供給されると、光源部2における発光素子22に通電され発光素子22は発光する。発光素子22から出射された光は、グローブ4を透過して拡散され、所定の配光範囲に照射される。
また、発光素子22の発光に伴い熱が発生する。この熱は、基板21の裏面側から主として光源部支持台25、器具本体1へ伝導され放熱される。
【0045】
さらに、例えば、振動等により経時的に長尺状のグローブ4の中央部が自重によって下方に垂れ下るというような不具合を回避することができ、グローブ4と器具本体1側との間の隙間の発生を抑制することができ、グローブ4内への塵埃や虫の侵入を防止することが可能となる。
【0046】
以上のように本実施形態によれば、簡単な構成でグローブ4と器具本体1側との密着性を確保することができる。さらに、グローブ4を不燃構造とすることができ、クリップ部材46の先端部46cがグローブ4における本体部41と当接片部42との境目近傍まで延出されているので、ガラスクロス45は、グローブ4の外面に密着するように配設することができる。
【0047】
次に、本発明の第2の実施形態について図6を参照して説明する。本実施形態は、第1の実施形態とは異なる構成のグローブを示している。図6(a)は、グローブの斜視図であり、図6(b)は、グローブの側面図である。なお、第1の実施形態と同一又は相当部分には、同一符号を付し重複した説明は省略する。
【0048】
本実施形態のグローブ4は、透光性の合成樹脂製のフィルム材の両面に不燃性部材であるフィルムシート、例えば、ガラスクロス材を一体的に貼着したものを素材として用いている。
この素材を例えば、側断面を半円形状とし、当接片部42を有する所定の形状に成形加工してグローブ4が構成されている。
【0049】
このような構成により、グローブ4を構成する部品点数を少なくすることができ、コストの低減を図ることができる。また、グローブ4の両端側を覆うような別部材としてのグローブ端板を省略することが可能となる。さらに、成形加工が容易となり形状の選択の自由度を広げることができる。
【0050】
なお、上記各実施形態において、例えば、グローブ4の形状は、側断面が略半円形状に限らず、略コ字状やV字状であってもよく、その形状が格別限定されるものではない。
【0051】
また、クリップ部材46は、グローブ4の当接片部42における長手方向の略全長に亘って設けられることが好ましいが、クリップ部材46を複数個用意して、当接片部42における長手方向に部分的に配設するようにしてもよい。
【0052】
さらに、パッキング6は、器具本体1側とグローブ4の当接片部42との間に介在されればよく、したがって、当接片部42にパッキング6が取付けられるようにしてもよい。
【0053】
さらにまた、パッキング6は、当接片部42と直接的に接触するように介在されていてもよいし、上記実施形態のように他の部材、例えば、クリップ部材46を介して間接的に接触するように介在されていてもよい。
【0054】
加えて、フロント部材3は、概略箱状に形成される形態のものに限らない。器具本体1の前面側に取付けられる部材であり、例えば、前面側をカバーするような板状の部材であってもよく、また、複数の部材から構成されるものであってもよい。
【0055】
本発明は、上記実施形態の構成に限定されることなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。また、上記実施形態は、一例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。
【符号の説明】
【0056】
1・・・器具本体、2・・・光源部、
3・・・フロント部材、4・・・グローブ、
5・・・点灯装置、6・・・パッキング、
21・・・基板、22・・・発光素子(LED)、
41・・・グローブの本体部、42・・・グローブの当接片部、
45・・・不燃性部材(ガラスクロス)、46・・・クリップ部材、
C・・・被設置部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
器具本体と;
器具本体に配設された光源部と;
光源部の出射光側に設けられるとともに器具本体に取り付けられるフロント部材と;
光源部の周囲に設けられるパッキングと;
パッキングに当接する当接片部を備えるとともに光源部を覆うように形成された透光性を有するグローブと;
を具備することを特徴とする照明器具。
【請求項2】
グローブは、光源部の出射光側へ突出する本体部と、本体部の端部から本体部の突出方向と略直交する方向に延出する当接片部とを備えており、
グローブの外面に沿って配設される不燃性部材と;
不燃性部材と当接片部とを挟持するクリップ部材と;
を具備することを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
【請求項3】
グローブの少なくとも外面には、不燃性部材が一体的に貼着されていることを特徴とする請求項1に記載の照明器具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2013−99998(P2013−99998A)
【公開日】平成25年5月23日(2013.5.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−244434(P2011−244434)
【出願日】平成23年11月8日(2011.11.8)
【出願人】(000003757)東芝ライテック株式会社 (2,710)
【Fターム(参考)】