説明

照明方法及び発光装置

【課題】細かな作業をするような場合も含め5000lx程度以下、あるいは一般的には1500lx程度以下である室内照度環境下において、人間の知覚する色の見えが、様々な演色評価指標(color rendition metric)のスコアによらず、屋外の高照度環境下で見たような、自然で、生き生きとした、視認性の高い、快適な、色の見え、物体の見えを実現できる照明方法及び発光装置を提供することを目的とする。
【解決手段】発光装置から出射される光が対象物を照明した際に、対象物の位置で測定した光が特定の要件を満たすように照明する。発光装置から主たる放射方向へ出射される光が特定の要件を満たすことを特徴とする発光装置とする。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
照明対象物を準備する照明対象物準備工程、および、発光要素である半導体発光素子を含む発光装置から出射される光により対象物を照明する照明工程、を含む照明方法であって、
前記照明工程において、前記発光装置から出射される光が対象物を照明した際に、前記対象物の位置で測定した光が以下の(1)、(2)及び(3)を満たすように照明することを特徴とする照明方法。
(1)前記対象物の位置で測定した光のANSI C78.377で定義される黒体放射軌跡からの距離DuvSSLが、−0.0350 ≦ DuvSSL ≦ −0.0040である。
(2)前記対象物の位置で測定した光による照明を数学的に仮定した場合の#01から#15の下記15種類の修正マンセル色票のCIE 1976 L色空間におけるa値、b値をそれぞれanSSL、bnSSL(ただしnは1から15の自然数)とし、
前記対象物の位置で測定した光の相関色温度TSSL(K)に応じて選択される基準の光による照明を数学的に仮定した場合の当該15種類の修正マンセル色票のCIE 1976 L色空間におけるa値、b値をそれぞれanref、bnref(ただしnは1から15の自然数)とした場合に、飽和度差ΔC
−3.8 ≦ ΔC≦ 18.6 (nは1から15の自然数)
を満たし、
下記式(1)で表される飽和度差の平均が下記式(2)を満たし、
【数1】

(1)
【数2】

(2)
かつ、飽和度差の最大値をΔCmax、飽和度差の最小値をΔCminとした場合に、飽和度差の最大値と、飽和度差の最小値との間の差ΔCmax−ΔCmin
2.8 ≦ (ΔCmax−ΔCmin) ≦ 19.6
を満たす。
ただし、ΔC=√{(anSSL+(bnSSL}−√{(anref+(bnref}とする。
15種類の修正マンセル色票
#01 7.5 P 4 /10
#02 10 PB 4 /10
#03 5 PB 4 /12
#04 7.5 B 5 /10
#05 10 BG 6 / 8
#06 2.5 BG 6 /10
#07 2.5 G 6 /12
#08 7.5 GY 7 /10
#09 2.5 GY 8 /10
#10 5 Y 8.5/12
#11 10 YR 7 /12
#12 5 YR 7 /12
#13 10 R 6 /12
#14 5 R 4 /14
#15 7.5 RP 4 /12
(3)前記対象物の位置で測定した光による照明を数学的に仮定した場合の上記15種類の修正マンセル色票のCIE 1976 L色空間における色相角をθnSSL(度)(ただしnは1から15の自然数)とし、
前記対象物の位置で測定した光の相関色温度TSSL(K)に応じて選択される基準の光による照明を数学的に仮定した場合の当該15種類の修正マンセル色票のCIE 1976 L色空間における色相角をθnref(度)(ただしnは1から15の自然数)とした場合に、色相角差の絶対値|Δh|が
0 ≦ |Δh| ≦ 9.0(度)(nは1から15の自然数)
を満たす。
ただし、Δh=θnSSL−θnrefとする。
【請求項2】
請求項1に記載の照明方法であって、
前記対象物の位置で測定した光の分光分布をφSSL(λ)、前記対象物の位置で測定した光のTSSL(K)に応じて選択される基準の光の分光分布をφref(λ)、前記対象物の位置で測定した光の三刺激値を(XSSL、YSSL、ZSSL)、前記対象物の位置で測定した光のTSSL(K)に応じて選択される基準の光の三刺激値を(Xref、Yref、Zref)とし、
前記対象物の位置で測定した光の規格化分光分布SSSL(λ)と、前記対象物の位置で測定した光のTSSL(K)に応じて選択される基準の光の規格化分光分布Sref(λ)と、これら規格化分光分布の差ΔS(λ)をそれぞれ、
SSL(λ)=φSSL(λ)/YSSL
ref(λ)=φref(λ)/Yref
ΔS(λ)=Sref(λ)−SSSL(λ)
と定義し、
波長380nm以上780nm以内の範囲で、SSSL(λ)の最長波長極大値を与える波長をλ(nm)とした際に、λよりも長波長側にSSSL(λ)/2となる波長Λ4が存在し、
前記対象物の位置で測定した光の下記数式(3)で表される指標Acgが、−360 ≦ Acg ≦ −10を満たすことを特徴とする照明方法。
【数3】

(3)
【請求項3】
請求項1に記載の照明方法であって、
前記対象物の位置で測定した光の分光分布をφSSL(λ)、前記対象物の位置で測定した光のTSSL(K)に応じて選択される基準の光の分光分布をφref(λ)、前記対象物の位置で測定した光の三刺激値を(XSSL、YSSL、ZSSL)、前記対象物の位置で測定した光のTSSL(K)に応じて選択される基準の光の三刺激値を(Xref、Yref、Zref)とし、
前記対象物の位置で測定した光の規格化分光分布SSSL(λ)と、前記対象物の位置で測定した光のTSSL(K)に応じて選択される基準の光の規格化分光分布Sref(λ)と、これら規格化分光分布の差ΔS(λ)をそれぞれ、
SSL(λ)=φSSL(λ)/YSSL
ref(λ)=φref(λ)/Yref
ΔS(λ)=Sref(λ)−SSSL(λ)
と定義し、
波長380nm以上780nm以内の範囲で、SSSL(λ)の最長波長極大値を与える波長をλ(nm)とした際に、λよりも長波長側にSSSL(λ)/2となる波長Λ4が存在せず、
前記対象物の位置で測定した光の下記数式(4)で表される指標Acgが、−360 ≦ Acg ≦ −10を満たすことを特徴とする照明方法。
【数4】

(4)
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか1項に記載の照明方法であって、
前記対象物の位置で測定した光の分光分布φSSL(λ)から導出される波長380nm以上780nm以下の範囲の放射効率K(lm/W)が
180(lm/W) ≦ K(lm/W) ≦ 320(lm/W)
を満たすことを特徴とする照明方法。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれか1項に記載の照明方法であって、前記色相角差の絶対値|Δh|が
0.003 ≦ |Δh| ≦ 8.3(度)(nは1から15の自然数)
を満たすことを特徴とする照明方法。
【請求項6】
請求項1〜5のいずれか1項に記載の照明方法であって、前記一般式(1)で表される飽和度差の平均が下記式(2)´
を満たすことを特徴とする照明方法。
【数5】

(2)´
【請求項7】
請求項1〜6のいずれか1項に記載の照明方法であって、前記飽和度差ΔC
−3.4 ≦ ΔC≦ 16.8 (nは1から15の自然数)
を満たすことを特徴とする照明方法。
【請求項8】
請求項1〜7のいずれか1項に記載の照明方法であって、前記飽和度差の最大値と、前記飽和度差の最小値との間の差ΔCmax−ΔCmin
3.2 ≦ (ΔCmax−ΔCmin) ≦ 17.8
を満たすことを特徴とする照明方法。
【請求項9】
請求項1〜8のいずれか1項に記載の照明方法であって、
前記対象物の位置で測定した光は、黒体放射軌跡からの距離DuvSSL
−0.0250 ≦ DuvSSL ≦ −0.0100
を満たすことを特徴とする照明方法。
【請求項10】
請求項2または請求項3に記載の照明方法であって、前記数式(3)または(4)で表される指標Acg
−322 ≦ Acg ≦ −12
を満たすことを特徴とする照明方法。
【請求項11】
請求項1〜10のいずれか1項に記載の照明方法であって、
前記対象物の位置で測定した光は、分光分布φSSL(λ)から導出される波長380nm以上780nm以下の範囲の放射効率K(lm/W)が
206(lm/W) ≦ K(lm/W) ≦ 288(lm/W)
を満たすことを特徴とする照明方法。
【請求項12】
請求項1〜11のいずれか1項に記載の照明方法であって、前記対象物の位置で測定した光の相関色温度TSSL(K)が
2550(K) ≦ TSSL(K) ≦ 5650(K)
を満たすことを特徴とする照明方法。
【請求項13】
請求項1〜12のいずれか1項に記載の照明方法であって、前記対象物を照明する照度が150lx以上5000lx以下であることを特徴とする照明方法。
【請求項14】
請求項1〜13のいずれか1項に記載の照明方法であって、前記発光装置は、前記半導体発光素子が出射する光を含めて1種類以上6種類以下の発光要素から出射される光を発することを特徴とする照明方法。
【請求項15】
請求項1〜14のいずれか1項に記載の照明方法であって、前記半導体発光素子の発光スペクトルのピーク波長が380nm以上495nm未満であって、かつ、半値全幅が2nm以上45nm以下であることを特徴とする照明方法。
【請求項16】
請求項15に記載の照明方法であって、前記半導体発光素子の発光スペクトルのピーク波長が395nm以上420nm未満であることを特徴とする照明方法。
【請求項17】
請求項15に記載の照明方法であって、前記半導体発光素子の発光スペクトルのピーク波長が420nm以上455nm未満であることを特徴とする照明方法。
【請求項18】
請求項15に記載の照明方法であって、当該半導体発光素子の発光スペクトルのピーク波長が455nm以上485nm未満であることを特徴とする照明方法。
【請求項19】
請求項1〜14のいずれか1項に記載の照明方法であって、前記半導体発光素子の発光スペクトルのピーク波長が495nm以上590nm未満であって、かつ、半値全幅が2nm以上75nm以下であることを特徴とする照明方法。
【請求項20】
請求項1〜14のいずれか1項に記載の照明方法であって、前記半導体発光素子の発光スペクトルのピーク波長が590nm以上780nm未満であって、かつ、半値全幅が2nm以上30nm以下であることを特徴とする照明方法。
【請求項21】
請求項1〜20のいずれか1項に記載の照明方法であって、前記半導体発光素子はサファイア基板、GaN基板、GaAs基板、GaP基板からなる群から選択されるいずれかの基板上で作成されたことを特徴とする照明方法。
【請求項22】
請求項1〜20のいずれか1項に記載の照明方法であって、前記半導体発光素子はGaN基板、またはGaP基板上で作成され、かつ前記基板の厚みが100μm以上2mm以下であることを特徴とする照明方法。
【請求項23】
請求項1〜20のいずれか1項に記載の照明方法であって、前記半導体発光素子はサファイア基板、またはGaAs基板上で作成され、かつ半導体発光素子は基板から剥離されてなることを特徴とする照明方法。
【請求項24】
請求項1〜23のいずれか1項に記載の照明方法であって、発光要素として蛍光体を備えることを特徴とする照明方法。
【請求項25】
請求項24に記載の照明方法であって、前記蛍光体は、発光スペクトルの異なる蛍光体を1種類以上5種類以下含むことを特徴とする照明方法。
【請求項26】
請求項24または請求項25に記載の照明方法であって、前記蛍光体は、室温で光励起した場合の単体発光スペクトルのピーク波長が380nm以上495nm未満であって、かつ、半値全幅が2nm以上90nm以下である蛍光体を含むことを特徴とする照明方法。
【請求項27】
請求項26に記載の照明方法であって、前記蛍光体が下記一般式(5)で表される蛍光体、下記一般式(5)´で表される蛍光体、(Sr,Ba)MgSi:Eu2+、および(Ba,Sr,Ca,Mg)Si:Euからなる群から選択される1種以上を含むことを特徴とする照明方法。
(Ba、Sr、Ca)MgAl1017:Mn,Eu (5)
SrBaEu(PO (5)´
(一般式(5)´において、XはClである。また、c、d及びxは、2.7≦c≦3.3、0.9≦d≦1.1、0.3≦x≦1.2を満足する数である。さらに、a及びbは、a+b=5−xかつ0≦b/(a+b)≦0.6の条件を満足する。)
【請求項28】
請求項24または請求項25に記載の照明方法であって、前記蛍光体は、室温で光励起した場合の単体発光スペクトルのピーク波長が495nm以上590nm未満であって、かつ、半値全幅が2nm以上130nm以下である蛍光体を含むことを特徴とする照明方法。
【請求項29】
請求項28に記載の照明方法であって、前記蛍光体がSi6−zAl8−z:Eu(ただし0<z<4.2)、下記一般式(6)で表される蛍光体、下記一般式(6)´で表される蛍光体、およびSrGaS:Eu2+からなる群から選択される1種以上
を含むことを特徴とする照明方法。
(BaCaSrMgEu)SiO (6)
(一般式(6)においてa、b、c、dおよびxが、a+b+c+d+x=2、1.0 ≦ a ≦ 2.0、0 ≦ b < 0.2、0.2 ≦ c ≦ 0.8、0 ≦ d < 0.2
および0 < x ≦ 0.5を満たす。)
Ba1−x−y SrEu Mg1−z Mn Al1017 (6)´
(一般式(6)´においてx、yおよびzはそれぞれ0.1≦x≦0.4、0.25≦y≦0.6及び0.05≦z≦0.5を満たす。)
【請求項30】
請求項24または請求項25に記載の照明方法であって、前記蛍光体は、室温で光励起した場合の単体発光スペクトルのピーク波長が590nm以上780nm未満であって、かつ、半値全幅が2nm以上130nm以下である蛍光体を含むことを特徴とする照明方法。
【請求項31】
請求項30に記載の照明方法であって、前記蛍光体が下記一般式(7)で表される蛍光体、下記一般式(7)´で表される蛍光体、(Sr,Ca,Ba)AlSi5−x8−x:Eu(ただし0≦x≦2)、Eu(Sr,Ca,Ba)1−y:Al1+xSi4−x7−x(ただし0≦x<4、0≦y<0.2)、KSiF:Mn4+、A2+xMn(AはNaおよび/またはK;MはSiおよびAl;−1≦x≦1かつ0.9≦y+z≦1.1かつ0.001≦z≦0.4かつ5≦n≦7)、(Ca,Sr,Ba,Mg)AlSiN:Euおよび/または(Ca,Sr,Ba)AlSiN:Eu、並びに(CaAlSiN1−x(SiO):Eu(ただし、xは0<x<0.5)からなる群から選択される1種以上を含むことを特徴とする照明方法。
(La1−x−y,Eu,LnS (7)
(一般式(7)において、x及びyはそれぞれ0.02≦x≦0.50及び0≦y≦0.50を満たす数を表し、LnはY、Gd、Lu、Sc、Sm及びErの少なくとも1種の3価希土類元素を表す。)
(k-x)MgO・xAF・GeO:yMn4+ (7)´
(一般式(7)´において、k、x、yは、各々、2.8≦k≦5、0.1≦x≦0.7、0.005≦y≦0.015を満たす数を表し、Aはカルシウム(Ca)、ストロンチウム(Sr)、バリウム(Ba)、亜鉛(Zn)、またはこれらの混合物である。)
【請求項32】
請求項1〜14のいずれか1項に記載の照明方法であって、発光要素として蛍光体を備え、前記半導体発光素子は発光スペクトルのピーク波長が395nm以上420nm未満であり、前記蛍光体は、SBCA、β−SiAlON、およびCASONを含むことを特徴とする照明方法。
【請求項33】
請求項1〜14のいずれか1項に記載の照明方法であって、発光要素として蛍光体を備え、前記半導体発光素子は発光スペクトルのピーク波長が395nm以上420nm未満であり、前記蛍光体は、SCA、β−SiAlON、およびCASONを含むことを特徴とする照明方法。
【請求項34】
請求項1〜33のいずれか1項に記載の照明方法であって、前記発光装置はパッケージ化LED、LEDモジュール、LED照明器具、およびLED照明システムからなる群から選択されるいずれかであることを特徴とする照明方法。
【請求項35】
家庭用に用いられる、請求項1〜34のいずれか1項に記載の照明方法。
【請求項36】
展示用に用いられる、請求項1〜34のいずれか1項に記載の照明方法。
【請求項37】
演出用に用いられる、請求項1〜34のいずれか1項に記載の照明方法。
【請求項38】
医療用に用いられる、請求項1〜34のいずれか1項に記載の照明方法。
【請求項39】
作業用に用いられる、請求項1〜34のいずれか1項に記載の照明方法。
【請求項40】
工業機器内用に用いられる、請求項1〜34のいずれか1項に記載の照明方法。
【請求項41】
交通機関内装用に用いられる、請求項1〜34のいずれか1項に記載の照明方法。
【請求項42】
美術品用に用いられる、請求項1〜34のいずれか1項に記載の照明方法。
【請求項43】
高齢者用に用いられる、請求項1〜34のいずれか1項に記載の照明方法。
【請求項44】
少なくとも半導体発光素子を発光要素として備える発光装置であって、
前記発光装置から出射される光は、ANSI C78.377で定義される黒体放射軌跡からの距離DuvSSLが、−0.0350 ≦ DuvSSL ≦ −0.0040となる光を主たる放射方向に含み、
かつ、
前記発光装置から当該放射方向に出射される光の分光分布をφSSL(λ)、前記発光装置から当該放射方向に出射される光のTSSL(K)に応じて選択される基準の光の分光分布をφref(λ)、前記発光装置から当該放射方向に出射される光の三刺激値を(XSSL、YSSL、ZSSL)、前記発光装置から当該放射方向に出射される光のTSSL(K)に応じて選択される基準の光の三刺激値を(Xref、Yref、Zref)とし、
前記発光装置から当該放射方向に出射される光の規格化分光分布SSSL(λ)と、前記発光装置から当該放射方向に出射される光のTSSL(K)に応じて選択される基準の光の規格化分光分布Sref(λ)と、これら規格化分光分布の差ΔS(λ)をそれぞれ、
SSL(λ)=φSSL(λ)/YSSL
ref(λ)=φref(λ)/Yref
ΔS(λ)=Sref(λ)−SSSL(λ)
と定義し、
波長380nm以上780nm以内の範囲で、SSSL(λ)の最長波長極大値を与える波長をλ(nm)とした際に、λよりも長波長側にSSSL(λ)/2となる波長Λ4が存在し、
下記数式(3)で表される指標Acgが、−360 ≦ Acg ≦ −10を満たすことを特徴とする発光装置。
【数6】

(3)
【請求項45】
少なくとも半導体発光素子を発光要素として備える発光装置であって、
前記発光装置から出射される光は、ANSI C78.377で定義される黒体放射軌跡からの距離DuvSSLが、−0.0350 ≦ DuvSSL ≦ −0.0040となる光を主たる放射方向に含み、
かつ、
前記発光装置から当該放射方向に出射される光の分光分布をφSSL(λ)、前記発光装置から当該放射方向に出射される光のTSSL(K)に応じて選択される基準の光の分光分布をφref(λ)、前記発光装置から当該放射方向に出射される光の三刺激値を(XSSL、YSSL、ZSSL)、前記発光装置から当該放射方向に出射される光のTSSL(K)に応じて選択される基準の光の三刺激値を(Xref、Yref、Zref)とし、
前記発光装置から当該放射方向に出射される光の規格化分光分布SSSL(λ)と、前記発光装置から当該放射方向に出射される光のTSSL(K)に応じて選択される基準の光の規格化分光分布Sref(λ)と、これら規格化分光分布の差ΔS(λ)をそれぞれ、
SSL(λ)=φSSL(λ)/YSSL
ref(λ)=φref(λ)/Yref
ΔS(λ)=Sref(λ)−SSSL(λ)
と定義し、
波長380nm以上780nm以内の範囲で、SSSL(λ)の最長波長極大値を与える波長をλ(nm)とした際に、λよりも長波長側にSSSL(λ)/2となる波長Λ4が存在せず、
下記数式(4)で表される指標Acgが、−360 ≦ Acg ≦ −10を満たすことを特徴とする発光装置。
【数7】

(4)
【請求項46】
請求項44または45に記載の発光装置であって、
前記発光装置から当該放射方向に出射される光が以下の(1)及び(2)を満たすことを特徴とする発光装置。
(1)前記発光装置から当該放射方向に出射される光による照明を数学的に仮定した場合の#01から#15の下記15種類の修正マンセル色票のCIE 1976 L色空間におけるa値、b値をそれぞれanSSL、bnSSL(ただしnは1から15の自然数)とし、
当該放射方向に出射される光の相関色温度TSSL(K)に応じて選択される基準の光での照明を数学的に仮定した場合の当該15種類の修正マンセル色票のCIE 1976
色空間におけるa値、b値をそれぞれanref、bnref(ただしnは1から15の自然数)とした場合に、飽和度差ΔC
−3.8 ≦ ΔC≦ 18.6 (nは1から15の自然数)
を満たし、下記式(1)で表される飽和度差の平均が下記式(2)を満たし、
【数8】

(1)
【数9】

(2)
かつ飽和度差の最大値をΔCmax、飽和度差の最小値をΔCminとした場合に、飽和度差の最大値と、飽和度差の最小値との間の差ΔCmax−ΔCmin
2.8 ≦ (ΔCmax−ΔCmin) ≦ 19.6
を満たす。
ただし、ΔC=√{(anSSL+(bnSSL}−√{(anref+(bnref}とする。
15種類の修正マンセル色票
#01 7.5 P 4 /10
#02 10 PB 4 /10
#03 5 PB 4 /12
#04 7.5 B 5 /10
#05 10 BG 6 / 8
#06 2.5 BG 6 /10
#07 2.5 G 6 /12
#08 7.5 GY 7 /10
#09 2.5 GY 8 /10
#10 5 Y 8.5/12
#11 10 YR 7 /12
#12 5 YR 7 /12
#13 10 R 6 /12
#14 5 R 4 /14
#15 7.5 RP 4 /12
(2)前記発光装置から当該放射方向に出射される光による照明を数学的に仮定した場合の上記15種類の修正マンセル色票のCIE 1976 L色空間における色相角をθnSSL(度)(ただしnは1から15の自然数)とし、
当該放射方向に出射される光の相関色温度TSSL(K)に応じて選択される基準の光での照明を数学的に仮定した場合の当該15種類の修正マンセル色票のCIE 1976
色空間における色相角をθnref(度)(ただしnは1から15の自然数)とした場合に、色相角差の絶対値|Δh|が
0 ≦ |Δh| ≦ 9.0(度)(nは1から15の自然数)
を満たす。
ただし、Δh=θnSSL−θnrefとする。
【請求項47】
請求項44〜46のいずれか1項に記載の発光装置であって、
前記発光装置から当該放射方向に出射される光は、分光分布φSSL(λ)から導出される波長380nm以上780nm以下の範囲の放射効率K(lm/W)が
180(lm/W) ≦ K(lm/W) ≦ 320(lm/W)
を満たすことを特徴とする発光装置。
【請求項48】
請求項46に記載の発光装置であって、前記色相角差の絶対値|Δh|が
0.003 ≦ |Δh| ≦ 8.3(度)(nは1から15の自然数)
を満たすことを特徴とする発光装置。
【請求項49】
請求項46に記載の発光装置であって、前記一般式(1)で表される飽和度差の平均が下記式(2)´
を満たすことを特徴とする発光装置。
【数10】

(2)´
【請求項50】
請求項46に記載の発光装置であって、前記飽和度差ΔC
−3.4 ≦ ΔC≦ 16.8 (nは1から15の自然数)
を満たすことを特徴とする発光装置。
【請求項51】
請求項46に記載の発光装置であって、前記飽和度差の最大値と、前記飽和度差の最小値との間の差ΔCmax−ΔCmin
3.2 ≦ (ΔCmax−ΔCmin) ≦ 17.8
を満たすことを特徴とする発光装置。
【請求項52】
請求項44〜51のいずれか1項に記載の発光装置であって、
前記発光装置から当該放射方向に出射される光は、黒体放射軌跡からの距離DuvSSL
−0.0250 ≦ DuvSSL ≦ −0.0100
を満たすことを特徴とする発光装置。
【請求項53】
請求項44〜52のいずれか1項に記載の発光装置であって、前記数式(3)または(4)で表される指標Acg
−322 ≦ Acg ≦ −12
を満たすことを特徴とする発光装置。
【請求項54】
請求項44〜53のいずれか1項に記載の発光装置であって、
前記発光装置から当該放射方向に出射される光は、分光分布φSSL(λ)から導出される波長380nm以上780nm以下の範囲の放射効率K(lm/W)が、
206(lm/W) ≦ K(lm/W) ≦ 288(lm/W)
を満たすことを特徴とする発光装置。
【請求項55】
請求項44〜54のいずれか1項に記載の発光装置であって、前記相関色温度TSSL(K)が
2550(K) ≦ TSSL(K) ≦ 5650(K)
を満たすことを特徴とする発光装置。
【請求項56】
請求項44〜55のいずれか1項に記載の発光装置であって、前記発光装置から当該放
射方向に出射される光が対象物を照明する照度が150lx以上5000lx以下であることを特徴とする発光装置。
【請求項57】
請求項44〜56のいずれか1項に記載の発光装置であって、前記発光装置は、前記半導体発光素子が出射する光を含めて1種類以上6種類以下の発光要素から出射される光を当該放射方向に発することを特徴とする発光装置。
【請求項58】
請求項44〜57のいずれか1項に記載の発光装置であって、前記半導体発光素子の発光スペクトルのピーク波長が380nm以上495nm未満であって、かつ、半値全幅が2nm以上45nm以下であることを特徴とする発光装置。
【請求項59】
請求項58に記載の発光装置であって、前記半導体発光素子の発光スペクトルのピーク波長が395nm以上420nm未満であることを特徴とする発光装置。
【請求項60】
請求項58に記載の発光装置であって、前記半導体発光素子の発光スペクトルのピーク波長が420nm以上455nm未満であることを特徴とする発光装置。
【請求項61】
請求項58に記載の発光装置であって、当該半導体発光素子の発光スペクトルのピーク波長が455nm以上485nm未満であることを特徴とする発光装置。
【請求項62】
請求項44〜57のいずれか1項に記載の発光装置であって、前記半導体発光素子の発光スペクトルのピーク波長が495nm以上590nm未満であって、かつ、半値全幅が2nm以上75nm以下であることを特徴とする発光装置。
【請求項63】
請求項44〜57のいずれか1項に記載の発光装置であって、前記半導体発光素子の発光スペクトルのピーク波長が590nm以上780nm未満であって、かつ、半値全幅が2nm以上30nm以下であることを特徴とする発光装置。
【請求項64】
請求項44〜63のいずれか1項に記載の発光装置であって、前記半導体発光素子はサファイア基板、GaN基板、GaAs基板、GaP基板からなる群から選択されるいずれかの基板上で作成されたことを特徴とする発光装置。
【請求項65】
請求項44〜63のいずれか1項に記載の発光装置であって、前記半導体発光素子はGaN基板、またはGaP基板上で作成され、かつ前記基板の厚みが100μm以上2mm以下であることを特徴とする発光装置。
【請求項66】
請求項44〜63のいずれか1項に記載の発光装置であって、前記半導体発光素子はサファイア基板、またはGaAs基板上で作成され、かつ半導体発光素子は基板から剥離されてなることを特徴とする発光装置。
【請求項67】
請求項44〜66のいずれか1項に記載の発光装置であって、発光要素として蛍光体を備えることを特徴とする発光装置。
【請求項68】
請求項67に記載の発光装置であって、前記蛍光体は、発光スペクトルの異なる蛍光体を1種類以上5種類以下含むことを特徴とする発光装置。
【請求項69】
請求項67または請求項68に記載の発光装置であって、前記蛍光体は、室温で光励起した場合の単体発光スペクトルのピーク波長が380nm以上495nm未満であって、かつ、半値全幅が2nm以上90nm以下である蛍光体を含むことを特徴とする発光装置。
【請求項70】
請求項69に記載の発光装置であって、前記蛍光体が下記一般式(5)で表される蛍光体、下記一般式(5)´で表される蛍光体、(Sr,Ba)MgSi:Eu2+、および(Ba,Sr,Ca,Mg)Si:Euからなる群から選択される1種以上を含むことを特徴とする発光装置。
(Ba、Sr、Ca)MgAl1017:Mn,Eu (5)
SrBaEu(PO (5)´
(一般式(5)´において、XはClである。また、c、d及びxは、2.7≦c≦3.3、0.9≦d≦1.1、0.3≦x≦1.2を満足する数である。さらに、a及びbは、a+b=5−xかつ0≦b/(a+b)≦0.6の条件を満足する。)
【請求項71】
請求項67または請求項68に記載の発光装置であって、前記蛍光体は、室温で光励起した場合の単体発光スペクトルのピーク波長が495nm以上590nm未満であって、かつ、半値全幅が2nm以上130nm以下である蛍光体を含むことを特徴とする発光装置。
【請求項72】
請求項71に記載の発光装置であって、前記蛍光体がSi6−zAl8−z:Eu(ただし0<z<4.2)、下記一般式(6)で表される蛍光体、下記一般式(6)´で表される蛍光体、およびSrGaS:Eu2+からなる群から選択される1種以上を含むことを特徴とする発光装置。
(BaCaSrMgEu)SiO (6)
(一般式(6)においてa、b、c、dおよびxが、a+b+c+d+x=2、1.0 ≦ a ≦ 2.0、0 ≦ b < 0.2、0.2 ≦ c ≦ 0.8、0 ≦ d < 0.2
および0 < x ≦ 0.5を満たす。)
Ba1−x−y SrEu Mg1−z Mn Al1017 (6)´
(一般式(6)´においてx、yおよびzはそれぞれ0.1≦x≦0.4、0.25≦y≦0.6及び0.05≦z≦0.5を満たす。)
【請求項73】
請求項67または請求項68に記載の発光装置であって、前記蛍光体は、室温で光励起した場合の単体発光スペクトルのピーク波長が590nm以上780nm未満であって、かつ、半値全幅が2nm以上130nm以下である蛍光体を含むことを特徴とする発光装置。
【請求項74】
請求項73に記載の発光装置であって、前記蛍光体が下記一般式(7)で表される蛍光体、下記一般式(7)´で表される蛍光体、(Sr,Ca,Ba)AlSi5−x8−x:Eu(ただし0≦x≦2)、Eu(Sr,Ca,Ba)1−y:Al1+xSi4−x7−x(ただし0≦x<4、0≦y<0.2)、KSiF:Mn4+、A2+xMn(AはNaおよび/またはK;MはSiおよびAl;−1≦x≦1かつ0.9≦y+z≦1.1かつ0.001≦z≦0.4かつ5≦n≦7)、(Ca,Sr,Ba,Mg)AlSiN:Euおよび/または(Ca,Sr,Ba)AlSiN:Eu、並びに(CaAlSiN1−x(SiO):Eu(ただし、xは0<x<0.5)からなる群から選択される1種以上を含むことを特徴とする発光装置。
(La1−x−y,Eu,LnS (7)
(一般式(7)において、x及びyはそれぞれ0.02≦x≦0.50及び0≦y≦0.50を満たす数を表し、LnはY、Gd、Lu、Sc、Sm及びErの少なくとも1種の3価希土類元素を表す。)
(k-x)MgO・xAF・GeO:yMn4+ (7)´
(一般式(7)´において、k、x、yは、各々、2.8≦k≦5、0.1≦x≦0.7、0.005≦y≦0.015を満たす数を表し、Aはカルシウム(Ca)、ストロンチ
ウム(Sr)、バリウム(Ba)、亜鉛(Zn)、またはこれらの混合物である。)
【請求項75】
請求項44〜57のいずれか1項に記載の発光装置であって、発光要素として蛍光体を備え、前記半導体発光素子は発光スペクトルのピーク波長が395nm以上420nm未満であり、前記蛍光体は、SBCA、β−SiAlON、およびCASONを含むことを特徴とする発光装置。
【請求項76】
請求項44〜57のいずれか1項に記載の発光装置であって、発光要素として蛍光体を備え、前記半導体発光素子は発光スペクトルのピーク波長が395nm以上420nm未満であり、前記蛍光体は、SCA、β−SiAlON、およびCASONを含むことを特徴とする発光装置。
【請求項77】
請求項44〜76のいずれか1項に記載の発光装置であって、パッケージ化LED、LEDモジュール、LED照明器具、およびLED照明システムからなる群から選択されるいずれかであることを特徴とする発光装置。
【請求項78】
家庭用照明装置として用いられる、請求項44〜77のいずれか1項に記載の発光装置。
【請求項79】
展示物用照明装置として用いられる、請求項44〜77のいずれか1項に記載の発光装置。
【請求項80】
演出用照明装置として用いられる、請求項44〜77のいずれか1項に記載の発光装置。
【請求項81】
医療用照明装置として用いられる、請求項44〜77のいずれか1項に記載の発光装置。
【請求項82】
作業用照明装置として用いられる、請求項44〜77のいずれか1項に記載の発光装置。
【請求項83】
工業機器内用照明装置として用いられる、請求項44〜77のいずれか1項に記載の発光装置。
【請求項84】
交通機関内装用照明装置として用いられる、請求項44〜77のいずれか1項に記載の発光装置。
【請求項85】
美術品用照明装置として用いられる、請求項44〜77のいずれか1項に記載の発光装置。
【請求項86】
高齢者用照明装置として用いられる、請求項44〜77のいずれか1項に記載の発光装置。
【請求項87】
少なくとも半導体発光素子を発光要素として備える発光装置の設計方法であって、
前記発光装置から出射される光が、ANSI C78.377で定義される黒体放射軌跡からの距離DuvSSLが−0.0350 ≦ DuvSSL ≦ −0.0040である光を、主たる放射方向に含むようにし、
かつ、
前記発光装置から当該放射方向に出射される光の分光分布をφSSL(λ)、前記発光装置から当該放射方向に出射される光のTSSL(K)に応じて選択される基準の光の分
光分布をφref(λ)、前記発光装置から当該放射方向に出射される光の三刺激値を(XSSL、YSSL、ZSSL)、前記発光装置から当該放射方向に出射される光のTSSL(K)に応じて選択される基準の光の三刺激値を(Xref、Yref、Zref)とし、
前記発光装置から当該放射方向に出射される光の規格化分光分布SSSL(λ)と、前記発光装置から当該放射方向に出射される光のTSSL(K)に応じて選択される基準の光の規格化分光分布Sref(λ)と、これら規格化分光分布の差ΔS(λ)をそれぞれ、
SSL(λ)=φSSL(λ)/YSSL
ref(λ)=φref(λ)/Yref
ΔS(λ)=Sref(λ)−SSSL(λ)
と定義し、
波長380nm以上780nm以内の範囲で、SSSL(λ)の最長波長極大値を与える波長をλ(nm)とした際に、λよりも長波長側にSSSL(λ)/2となる波長Λ4が存在する場合において、
下記数式(3)で表される指標Acgが、−360 ≦ Acg ≦ −10となるように調整することを特徴とする発光装置の設計方法。
【数11】

(3)
【請求項88】
少なくとも半導体発光素子を発光要素として備える発光装置の設計方法であって、
前記発光装置から出射される光が、ANSI C78.377で定義される黒体放射軌跡からの距離DuvSSLが−0.0350 ≦ DuvSSL ≦ −0.0040である光を、主たる放射方向に含むようにし、
かつ、
前記発光装置から当該放射方向に出射される光の分光分布をφSSL(λ)、前記発光装置から当該放射方向に出射される光のTSSL(K)に応じて選択される基準の光の分光分布をφref(λ)、前記発光装置から当該放射方向に出射される光の三刺激値を(XSSL、YSSL、ZSSL)、前記発光装置から当該放射方向に出射される光のTSSL(K)に応じて選択される基準の光の三刺激値を(Xref、Yref、Zref)とし、
前記発光装置から当該放射方向に出射される光の規格化分光分布SSSL(λ)と、前記発光装置から当該放射方向に出射される光のTSSL(K)に応じて選択される基準の光の規格化分光分布Sref(λ)と、これら規格化分光分布の差ΔS(λ)をそれぞれ、
SSL(λ)=φSSL(λ)/YSSL
ref(λ)=φref(λ)/Yref
ΔS(λ)=Sref(λ)−SSSL(λ)
と定義し、
波長380nm以上780nm以内の範囲で、SSSL(λ)の最長波長極大値を与える波長をλ(nm)とした際に、λよりも長波長側にSSSL(λ)/2となる波長Λ4が存在しない場合において、
下記数式(4)で表される指標Acgが、−360 ≦ Acg ≦ −10となるように調整することを特徴とする発光装置の設計方法。
【数12】

(4)

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図41】
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【図42】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【公開番号】特開2013−93311(P2013−93311A)
【公開日】平成25年5月16日(2013.5.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−191022(P2012−191022)
【出願日】平成24年8月31日(2012.8.31)
【出願人】(000005968)三菱化学株式会社 (4,356)
【Fターム(参考)】