説明

照明装置

【課題】複数列の搬送手段が隣接して設けられている場合に省スペースかつ均一な照明が可能な照明装置を提供する。
【解決手段】PTPシート2を並列して搬送する複数列の搬送ライン3の上方に設置され、各搬送ライン3a、3bの撮像位置Pの周囲に設けられる照明ユニット11と、照明ユニット11からの照射光を反射する反射ユニット12と、を備え、照明ユニット11には、上方向に向けられた上向き光源23、31と、照明ユニット11の中心に向けられた中心向き光源24と、が設けられている照明装置1であって、搬送ライン3間には、上向き光源31を含むストレート照明器22が設けられ、ストレート照明器22には、搬送ライン3aに向けられた左向き光源32aと、搬送ライン3bに向けられた右向き光源32bと、が設けられ、各光源32a、32b、が搬送方向に交互に並べられている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンベアにて搬送されるPTPシートの検査のためにPTPシートを照明する照明装置に関する。
【背景技術】
【0002】
錠剤の包装体等として流通しているPTPシート(Press Through Package)は、樹脂シートに形成された多数のポケットに錠剤等の被包装物を収容し、裏面側から金属箔を溶着してポケットをシールした構成を有している。このPTPシートの外観を検査するためにPTPシートを照明する装置として、例えば、赤色LEDで構成される赤色光照明手段で下方から、青色LEDで構成される青色光照明手段で上方からそれぞれPTPシートを照明する装置(特許文献1参照。)、PTPシートの四方斜め上方に配置された光源により照明する装置(特許文献2参照。)、リング光源からの照射光をその周囲を囲むように設けられるドーム型の反射板にて反射させ、その反射光にてPTPシートを照明する装置(特許文献3参照。)が知られている。
【特許文献1】特開2007−279064号公報
【特許文献2】特開2001−349837号公報
【特許文献3】特開平8−334469号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上述の装置では、いずれも一列に並べられたPTPシートを順次照明することを想定している。複数列のコンベアにて搬送されるPTPシートの照明をする場合、コンベア間の間隔が狭まっていると設置スペースが互いに干渉する。特に、円形ドーム型の反射板を設置する場合、コンベアの幅方向にはみ出すため、並べて設けることができず、搬送方向にずらして設置すると検査スペースを多く必要とする。通常、照明装置に対してPTPシートの搬送方向上流側にはブリスター装置が、その下流側には集積装置がそれぞれ設置されており、その間のスペースは限られているため、照明装置を搬送方向にずらしての設置は困難である。一方、コンベアに半円筒形状の反射板をその軸線方向がコンベアの幅方向と平行になるように設置する場合、構造上、コンベアの幅方向端部付近で光量が不足して照明ムラとなるおそれがある。
【0004】
そこで、本発明は複数列の搬送手段が隣接して設けられている場合に省スペースかつ均一な照明が可能な照明装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の照明装置は、PTPシート(2)を並列して搬送する複数列の搬送手段(3a、3b)の上方に設置され、各搬送手段の所定の撮像位置(P)に搬送されるPTPシートの周囲に並べられる光源群(11)と、前記光源群を取り囲んで前記光源群から照射される照射光を反射する反射手段(12)と、を備え、前記光源群には、上方向に向けられた上向き光源群(23)と、前記光源群の中心に向けられた中心向き光源群(24)と、が設けられている照明装置(1)であって、前記複数列の搬送手段の間には、前記上向き光源群を含む中間発光部(22)が設けられ、前記中間発光部には、一方の搬送手段側に向けられた第1の光源群(32a)と、他方の搬送手段側に向けられた第2の光源群(32b)と、が設けられ、前記第1の光源群の各光源と、前記第2の光源群の各光源と、が搬送方向に交互に並べられている、ことにより上記課題を解決する。
【0006】
本発明の照明装置によれば、複数列の搬送手段のそれぞれの撮像位置に位置するPTPシートは、その周囲に設けられている中間発光部を含む上向き光源群により反射手段を介して間接光が照射される。搬送手段間には中間発光部が設けられ、上向き光源群の一部と、各搬送手段に対して交互に向けられる第1及び第2の光源群とが各搬送手段に共通してPTPシートを照明する。従って、PTPシートの周囲から中心向き光源群と第1及び第2の光源群とにより、直接的に照射光を照射することができ、間接光とあわせて均一な照明が可能となる。第1及び第2の光源群は交互に各搬送手段に向けられているので、各PTPシートに対して照明ムラを防止しつつ、省スペースを可能とする。
【0007】
本発明の照明装置の一形態において、前記中間発光部には、前記上向き光源群と、前記第1及び第2の光源群と、を共通して支持する支持板(33)が設けられ、前記支持板の上面には前記上向き光源群が、前記支持板の下面には前記第1及び第2の光源群が、それぞれ支持されていてもよい。この形態によれば、各光源群を上面及び下面のそれぞれで支持することにより、有効にスペースを活用しつつPTPシートに対して均一な照明をすることができる。
【0008】
前記支持板が設けられた形態において、前記中間発光部の前記上向き光源群は前記支持板の上面に一列に並べられ、前記第1及び第2の光源群は前記支持板の下面にそれぞれの光源群からひとつずつ交互に、かつ一列に並べられていてもよい。この形態によれば、搬送手段間が狭まっていても、光源一列分のスペースを有していれば、それぞれの搬送手段のPTPシートに対して均一に照明することができる。
【0009】
本発明の照明装置の一形態において、前記中心向き光源群と前記第1又は第2の光源群とで前記撮像位置の周囲を取り囲んで、直接的に前記PTPシートへ照射光を照射してもよい。この形態によれば、第1及び第2の光源群が交互に設けられているので、それぞれのPTPシートに向けて周囲から途切れることなく直接的に照射光を照射することができる。これにより、PTPシートの錠剤等による影の影響を軽減することができる。
【0010】
本発明の照明装置の一形態において、前記第1及び第2の光源群として、LEDを用いてもよい。この形態によれば、LEDを用いることにより、限られたスペースで十分な光量を得ることができる。
【0011】
本発明の照明装置の一形態において、前記反射手段には、一部を欠いた半球形状の反射部材(41)が各搬送手段に設けられ、前記複数列の搬送手段の間で欠いた部分同士が連結していてもよい。この形態によれば、半球形状のいわゆるドーム照明とすることで、上向き光源群の照射光を均一に拡散して照明ムラを防止することができる。搬送手段間は、ドーム照明の一部をそれぞれ欠いてその部分同士を連結することで、連結した箇所に中間発光部を設けることもできる。
【0012】
なお、以上の説明では本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記したが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
【発明の効果】
【0013】
以上、説明したように、本発明の照明装置においては、複数列の搬送手段のそれぞれの撮像位置に位置するPTPシートは、その周囲に設けられている中間発光部を含む上向き光源群により反射手段を介して間接光が照射される。搬送手段間には中間発光部が設けられ、上向き光源群の一部と、各搬送手段に対して交互に向けられる第1及び第2の光源群とが各搬送手段に共通してPTPシートを照明する。従って、PTPシートの周囲から中心向き光源群と第1及び第2の光源群とにより、途切れることなく直接的に照射光を照射することができ、間接光とあわせて均一な照明が可能となる。第1及び第2の光源群は交互に各搬送手段に向けられているので、各PTPシートに対して照明ムラを防止しつつ、省スペースを可能とする。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
図1に本発明の一形態に係る照明装置の模式図を示す。照明装置1は、PTPシート2を搬送する二台の搬送手段としての搬送ライン3a、3b(特に区別しない場合は、参照符号3で代表する。)にまたがるようにしてその上方に設けられている。搬送ライン3は、その搬送方向が互いに平行になるように設置され、適宜の間隔でPTPシート2を順次搬送する。PTPシート2は、樹脂シート2aに形成された多数のポケット2bに錠剤等の被包装物が収容され、樹脂シート2aの裏面側からアルミ箔等の金属箔2cが溶着されてポケット2bがシールされた構成を有している。樹脂シート2aと金属箔2cとは、加熱ローラを樹脂シート2aのポケット2bを除く平面部に押し付けることにより相互に溶着されている。
【0015】
図2に照明装置1の正面図を示す。照明装置1は、搬送ライン3上のPTPシート2を照明する光源群としての照明ユニット11と、照明ユニット11からの照射光を反射するドーム状の反射手段としての反射ユニット12と、撮像位置PにPTPシート2の中心が位置するときにPTPシート2の上方から撮像する撮像ユニット13とを備えている。図3に照明ユニット11の概略図を示す。照明ユニット11は、搬送ライン3a、3bのそれぞれに設置される一部を欠いたリング形状のリング照明器21a、21b(特に区別しない場合は、参照符号21で代表する。)と、搬送ライン3a、3bの間に設置されるストレート形状の中間発光部としてのストレート照明器22とを備えている。
【0016】
図4に図3のIV−IV線に沿った断面概略図を示す。リング照明器21は、反射ユニット12に向けて照射する上向き光源群としての複数の上向き光源23と、リング照明器21のそれぞれの中心Oa、Obに向けて照射する中心向き光源群としての複数の中心向き光源24と、各光源23、24とを共通して支持する支持板25とを備えている。支持板25は、反射ユニット12の下方に位置し、各搬送ライン3a、3bに個々に設けられている。支持板25は、円形にくりぬかれた孔26を含む一部が切断されたC字形状を有し、その切断面27は、互いに向かい合うように位置する。リング照明器21のそれぞれの中心Oa、Obは孔26の中心となるため、中心Oa、Obは搬送ライン3の幅方向の中心よりも二台の搬送ライン3a、3b間に近付いた位置に偏る。支持板25の孔26の周囲には、光源23、24が複数設置されている。上向き光源23は、支持板25の上面側に配置される複数のLEDで、各LEDは孔26に沿って二列に並んで設けられている。上向き光源23の各LEDは、上方向に照射光を照射するように設置される。中心向き光源24は、支持板25の下面側に配置される複数のLEDで、各LEDの光軸は、孔26に沿って中心Oa、Obをそれぞれ向くように一列に並んで設けられている。中心向き光源24の各LEDは、横方向に照射光を照射するように設置される。光源23、24のLEDは、同種のLEDを用いてもよいし、異種のLEDを用いてもよい。撮像対象のPTPシート2に応じて適宜設定してもよい。
【0017】
図5にストレート照明器22の側面図、図6にその下面図をそれぞれ示す。ストレート照明器22は、反射ユニット12に向けて照射する上向き光源群としての複数の上向き光源31と、各搬送ライン3a、3bに向けて照射する第1及び第2の光源群としての複数の横向き光源32と、各光源31、32とを共通して支持する支持板33とを備えている。支持板33は、リング照明器21a、21bのそれぞれの支持板25の中間に位置し、各搬送ライン3a、3bの間に設置できるように細長い形状を有している。上向き光源31は、支持板33の上面側に配置される複数のLEDで、各LEDは、搬送方向に沿って一列に並んで設けられている。上向き光源31の各LEDは、上方向に照射光を照射するように設置される。
【0018】
横向き光源32は、支持板33の下面側に配置される複数のLEDで、各LEDには、各搬送ライン3a、3bに対して交互に向けられるように左向き光源32a及び右向き光源32bが設けられる。なお、第1の光源群としての左向き光源32aは搬送ライン3aへ向けて照射光を照射するように、第2の光源群としての右向き光源32bは搬送ライン3bに向けて照射光を照射するようにそれぞれ設けられる。図6に示すように横向き光源32の各LEDは、搬送ライン3の幅方向に平行に、かつ水平方向に光軸が向くように設置され、その照射方向を交互に逆向きとなるように一列に設けられている。図7に図5のVII−VII線に沿った断面図、図8に図5のVIII−VIII線に沿った断面図をそれぞれ示す。搬送ライン3a、3bの間隔が狭まっていても、交互に方向を異ならせるように横向き光源32を設けることで、各搬送ライン3a、3bを均一に照明することができる。ストレート照明器22及びリング照明器21a、21bの各光源23、24、31、32は、8の字形状に形成されているためPTPシート2の周囲を十分に取り囲んで照明ムラを軽減することができる。
【0019】
反射ユニット12は、上部反射板41と、下部反射板42とを備えている。上部反射板41は一部を欠いた半球形状でそれぞれが各搬送ライン3a、3bに設けられつつ、欠いた部分同士が結合して一体化している。下部反射板42は、上部反射板41の下端を下方向に延ばして形成される変形した筒形状となる。反射ユニット12は、照明ユニット11の上向き光源23、31を覆うようにして設けられ、上部反射板41及び下部反射板42の内周面に形成される反射面にて照射光が反射されてPTPシート2に照射される。反射ユニット12の内部はひとつの空間を形成しており、ストレート照明器22の上方は隔てられていない。
【0020】
撮像ユニット13は、各搬送ライン3a、3bにそれぞれ設けられるカメラ51a、51b(特に区別しない場合は、参照符号51で代表する。)を備えている。カメラ51a、51bは、それぞれ上部反射板41の上方に設けられ、撮像位置Pに位置するPTPシート2をこれと直交する方向から撮像するように設けられる。特に、カメラ51a、51bのそれぞれの軸線AXa、AXbが中心Oa、Obをそれぞれ通るように設けられる。カメラ51にて撮像されたPTPシート2の画像は、所定のアルゴリズムに従って検査され、異物や金属箔2cの接着不良等の欠陥の有無が判断される。なお、欠陥検出のためのアルゴリズム、画像処理等は従来の検査装置と同様でよい。カメラ51の撮影光学系には、偏光フィルタ等の光学要素を必要に応じて設けてもよい。
【0021】
照明装置1の照明による作用を、代表して搬送ライン3aで説明する。搬送ライン3aにより撮像位置Pに搬送されたPTPシート2は、リング照明器21a及びストレート照明器22で照明される。各照明器21a、22の上向き光源23、31がPTPシート2の周囲を取り囲んで照明し、照射光が反射ユニット12にて反射して均一な拡散光が得られる。さらに、中心向き光源24及び左向き光源32aにて、PTPシート2の周囲から直接的に照射光を照射することにより、PTPシート2のポケット2b内の錠剤による影の影響を軽減することができる。ストレート照明器22の横向き光源32には、左向き光源32a及び右向き光源32bが設けられ、交互に配置されているので省スペースとすることができ、かつ照明ムラも軽減することができる。なお、搬送ライン3aだけで説明したが、これに限られず、搬送ライン3bも同時に動作させることもできる。それぞれの搬送ライン3で搬送されるPTPシート2の周囲に各照明器21、22が設けられているので、照明ムラのない画像を撮像ユニット13にて得ることができる。
【0022】
本発明は、上述した形態に限定されることなく、種々の形態にて実施することができる。例えば、本形態では、二台の搬送ライン3a、3bに設けられる照明装置1を例として説明したが、これに限られず、三台以上の搬送ラインを並列に並べて各搬送ラインにまたがるように照明装置を設けてもよい。各搬送ライン間にはストレート照明器22を設け、リング照明器21の両端を切断して連結すればよい。あるいは、上部反射板41の構成を、搬送ライン3の幅方向の両端にカーブした球形部分を残し、それらの間には、いわゆるかまぼこ型の半円筒形状の反射板をその軸線方向が搬送ライン3の幅方向と平行となるように設け、その両端部を球形部分と連結してもよい。この形態において、上部反射板41の両端部の球形部分には、半球形状を鉛直方向に二分割したものを用いてもよい。球形部分のカーブや半径等は、適宜調整してよい。半円筒形状の反射板の幅方向の長さは、搬送ライン3の個数に応じて適宜調整してよい。このような形態の上部反射板においても、その下端を鉛直方向に延ばすことにより下部反射板を設けることができる。なお、反射ユニット12は、下部反射板42を設ける形態に限られず、半球形状の上部反射板41のみで構成してもよい。PTPシート2の撮像に必要な光量が得られれば反射板の形状は適宜変更してよい。各照明器21、22の各光源23、24、31、32は、LEDに限られず、適宜の光源を利用してよい。また、中心向き光源24及び横向き光源32は、横方向、つまり、水平方向に限られず、斜め下方向を向いていてもよい。光源の向きは適宜調整して設けることができる。上向き光源21、31についても同様、適宜の方向、配置に調整して設けてよい。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本発明の一形態に係る照明装置の模式図。
【図2】照明装置の正面図。
【図3】照明ユニットの概略図。
【図4】図3のIV−IV線に沿った断面概略図。
【図5】ストレート照明器の側面図。
【図6】ストレート照明器の下面図。
【図7】図5のVII−VII線に沿った断面図。
【図8】図5のVIII−VIII線に沿った断面図。
【符号の説明】
【0024】
1 照明装置
2 PTPシート
3a、3b 搬送ライン(搬送手段)
11 照明ユニット(光源群)
12 反射ユニット(反射手段)
21 リング照明器
22 ストレート照明器(中間発光部)
23 上向き光源(上向き光源群)
24 中心向き光源(中心向き光源群)
31 上向き光源(上向き光源群)
32a 左向き光源(第1の光源群)
32b 右向き光源(第2の光源群)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
PTPシートを並列して搬送する複数列の搬送手段の上方に設置され、各搬送手段の所定の撮像位置に搬送されるPTPシートの周囲に並べられる光源群と、前記光源群を取り囲んで前記光源群から照射される照射光を反射する反射手段と、を備え、前記光源群には、上方向に向けられた上向き光源群と、前記光源群の中心に向けられた中心向き光源群と、が設けられている照明装置であって、
前記複数列の搬送手段の間には、前記上向き光源群を含む中間発光部が設けられ、前記中間発光部には、一方の搬送手段側に向けられた第1の光源群と、他方の搬送手段側に向けられた第2の光源群と、が設けられ、前記第1の光源群の各光源と、前記第2の光源群の各光源と、が搬送方向に交互に並べられている、ことを特徴とする照明装置。
【請求項2】
前記中間発光部には、前記上向き光源群と、前記第1及び第2の光源群と、を共通して支持する支持板が設けられ、前記支持板の上面には前記上向き光源群が、前記支持板の下面には前記第1及び第2の光源群が、それぞれ支持されていることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
【請求項3】
前記中間発光部の前記上向き光源群は前記支持板の上面に一列に並べられ、前記第1及び第2の光源群は前記支持板の下面にそれぞれの光源群からひとつずつ交互に、かつ一列に並べられていることを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
【請求項4】
前記中心向き光源群と前記第1又は第2の光源群とで前記撮像位置の周囲を取り囲んで、直接的に前記PTPシートへ照射光を照射することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の照明装置。
【請求項5】
前記第1及び第2の光源群として、LEDを用いたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の照明装置。
【請求項6】
前記反射手段には、一部を欠いた半球形状の反射部材が各搬送手段に設けられ、前記複数列の搬送手段の間で欠いた部分同士が連結していることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の照明装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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