説明

燭台転倒防止装置

【課題】燭台転倒防止のために、粘着式マグネットシートを利用し、自動的に定着するようにした燭台転倒防止装置を提供する。
【解決手段】燭台底部に、片面粘着のマグネットシートを設け、また、卓上不燃性シートの表面部に、鉄板とマグネットシートを併合して、強震に耐えるように設けたことを特徴とする燭台転倒防止装置。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、燭台転倒防止のために、片面粘着式マグネットシートと鉄板を利用し自動的に定着するようにした燭台転倒防止装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、仏壇前に備えられた、卓上には不燃性シートを敷えたりして防火設備をしていましたが、燭台の転倒は、主として、卓上角に触れたり、強震の揺れによるものが原因とされている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
そのために、次ような問題点があった。
(イ)小型燭台に、円柱大のローソクを立てたりして危険窮まりない状態であった。
これがために強震の揺れに対する防火対策として、不燃性シートを卓上に敷くだけ であった。
(ロ)宗派により異なるが、ローソクが危険なため、ローソク代替にカムフラージュし た、ローソク形電灯を用いたり、生花の代替に燃えやすい造花を飾るところもある 。
(ハ)また、香炉を中間において左右に造花と燭台を備えているところもあった。
本発明は以上の問題点を解決しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
燭台底部に、片面粘着のマグネットシートを設け、また、卓上不燃性シートの表面部に、鉄板とマグネットシートを併合して強震に耐えるように設けたことを特徴する燭台転倒防止装置である。
【発明の効果】
【0005】
本発明は、佛壇前に灯りを点火するのに対し、宗派又は、個々により異なるが拝礼後、直ちに消し止めたり、1本のローソクが消え終わるまで灯していたものである。したがって上述の如く強震に耐える燭台を設けることにより、完全にシートに固定し転倒防止に効果を発揮でき、安全度の高い燭台を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【図1】 本発明の斜視図
【図2】 同各部の分離斜面図
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(イ)燭台(1)の底部に粘着マグネットシート(2)を設ける。
(ロ)不燃性シート表面(5)に粘着マグネットシート(2a)の粘着面(3)を固定し、片面マグネットシート(2a)表面に、鉄板(4)を吸着されている。
(ハ)併合吸着された鉄板(4)上に燭台(1)を吸着固定されている。
本発明は以上のような構造で、これを使用するときは、上記燭台(1)の底部に片面マグネットシート(2)を、燭台(1)の底部寸法と同一寸法にカットして粘着されている。また、一方の不燃性シート(5)の表面上に、マグネットシート(2a)裏面の粘着面(3)を固定し、そして、片面マグネットシートと鉄板(4)を併合して、燭台(1)の底面部に吸着させることにより、強震の揺れによる転倒防止の効果を発揮するものである。
【符号の説明】
【0008】
1 燭台
2 粘着マグネットシート
2a 粘着マグネットシート
3 粘着面
4 鉄板
5 不燃性シート

【特許請求の範囲】
【請求項1】
燭台底部に、片面粘着のマグネットシートを設け、また、卓上不燃性シートの表面部に、鉄板とマグネットシートを併合して強震に耐えるように設けたことを特徴とする燭台転倒防止装置。

【図1】
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【図2】
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