爪が飛び出さない爪切りカバー

【課題】爪切りの時、爪切り本体と爪切りカバーとの隙間から、爪が飛び出さないように前記の隙間をなくし、側面にスリットを設けた、爪が飛び出さない爪切りカバーを提供する。
【解決手段】爪切りカバー▲２▼の、刃の側部にスリット▲３▼を設けた、爪が飛び出さない爪切りカバーを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
この発明は爪切りの飛散防止カバーの側面にスリットを入れることにより、爪を切るとき、外に爪が飛び出さない爪切りカバーに関するものである。
【背景技術】
【０００２】
従来、爪切りの飛散防止カバーには爪を切るとき、カバーが爪に接触し邪魔にならないよう、刃の側部にＵ字に切った開口部（図４▲６▼）があったり、刃の側部より手前で控えて作られていて大きな隙間（図５▲７▼）があった。
【先行技術文献】
【０００３】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
これは次のような欠点があった。
従来、爪切りカバーの刃の側部の、Ｕ字に切った開口部（図４▲６▼）や、圧接する刃より手前で控えて作られたカバーと、爪切りの刃の部分との隙間（図５▲７▼）から、切った爪が飛び出すことがよくあった。
本発明は、以上のような欠点をなくすためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
爪切り本体（図１▲３▼）に、取り付ける飛散防止カバーの従来の隙間（図４▲６▼、図５▲７▼）をなくし、刃の側部にスリット（図１▲２▼）を設ける。
【発明の効果】
【０００６】
従来の爪切り飛散防止カバーが、爪に接触し邪魔にならないように設けていたＵ字の開口部（図４▲６▼）や、爪切りの刃の側部より控えて作られたカバーと刃との隙間（図５▲７▼）をなくし、スリット（図１▲２▼）を入れることにより、爪を切るときには邪魔にならず、かつ、爪が飛び出さない爪切りカバーとなる。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
【図１】本発明の斜視図である。
【図２】複数のスリットの斜視図である。
【図３】ブラシ状のスリットの斜視図である。
【図４】従来のＵ字開口部の斜視図である。
【図５】従来の隙間の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
爪切り本体（図１▲３▼）の側面を、隙間なく覆うように取りつける飛散防止カバー（図１▲１▼）をゴムなどの柔らかい素材を使用し、カバー側面の刃の側部に位置する部分にスリット（図１▲２▼）を入れる。本発明は以上のような構造である。
この構造により、切る前の爪はスリットをすり抜け、カバーが邪魔になることはないので従来通りに爪を切ればよい。
またその他の応用として、複数のスリット（図２▲４▼）又、ブラシ状（図３▲５▼）にすることで爪を切るときには邪魔になることのない、爪が飛び出さない爪切りカバー。
【符号の説明】
【０００９】
▲１▼爪切りカバー
▲２▼スリット
▲３▼爪切り本体
▲４▼複数のスリット
▲５▼ブラシ状のスリット
▲６▼従来の開口部
▲７▼従来の隙間

【特許請求の範囲】
【請求項１】
爪切りの飛散防止カバー（図１▲１▼）の刃の側部にスリット（図１▲２▼）を設け、切った後の爪が外に飛び出さないことを特徴とする、爪が飛び出さない爪切りカバー。
【請求項２】
前記スリット（図１▲２▼）を複数有する（図２▲４▼）請求項１に記載の爪切りの飛散防止カバー。
【請求項３】
前記スリットをブラシ状（図３▲５▼）にした請求項１に記載の爪切りの飛散防止カバー。
【請求項４】
前記請求項１，２，３のスリット部分を部分的に制作し隙間のある爪切り飛散防止カバーに、はめ込み式や接着などにより、前記請求項１，２，３と同様の機能を持たせることのできるスリット部分の部品。

【図１】