説明

物品取得装置

【課題】操作者が物品収納空間に収納された物品を物品取出し口の扉を開放して取出す際に、取出し易い物品取得装置を提供することにある。
【解決手段】物品収納部内21内の物品取出し口6の内壁上縁部の上側近傍に固設されている水平な固定軸22と、一端が該固定軸22に吊設されており、下端が該内壁上縁部よりも上側に位置する断面略L字型の可動軸保持部材23と、該可動軸保持部材23の他端に持設され、該固定軸22よりも奥側へ位置し、該物品収容空間21内で該固定軸22を中心に上側に移動することができる水平な可動軸24に吊設されている扉7とを備える物品取得装置。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、筺体の上側空間に展示された物品のうち所望の物品を選択して下側空間の物品収納空間に移し物品取出し口から取出す物品取得装置に関し、特に物品が物品取出し口の扉と物品収納空間内の底板との間に挟まることを防止する構造を備えた物品取得装置に関する。
【背景技術】
【0002】
物品取出し口の構造として、扉が上扉と下扉とに分かれており、中間ヒンジ部が上扉及び下扉の前方に設けられており、これによって下扉が上扉に対し前方にのみ回動可能になっているものがある(例えば特許文献1参照。)。
【0003】
特許文献1の物品取出し口は、物品収納空間の底板である物品受け部が扉の回転に沿う形状になっているため、物品収納空間の底板と扉の間に物品が挟まることは想定しづらいが、一般的に物品取得装置に用いられる物品の大きさにはバラつきがあるため、物品収納空間は広く設けられており、扉の回転に沿う形状にはなっていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平10−21456号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
操作者が物品を物品収納空間から取り出そうとした際、操作者は扉を後方に押し出すことになる。しかし、この際に、特許文献1のような扉の構造の場合でも、一般的に物品収納空間は広い構造になっているために、底板が扉の回転に沿う形状にはなっていない。そのため、扉を後方に押し込むことによって、物品収納空間の底板と下扉の先端部との間にスペースができ、物品を掴み出そうとする際に、このスペースに物品が挟まってしまう場合がある。そのため、下扉の先端部に物品が挟まっている状態となり、下扉が上扉に対して前方にうまく回動せずに、物品が取出しにくい場合があるという問題があった。
【0006】
上記課題に鑑み、本発明の目的は、操作者が物品収納空間に収納された物品を物品取出し口の扉を開放して取出す際に、取出し易い物品取得装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、物品展示板により上側空間と下側空間とに仕切られている筺体と、物品が展示されるとともに、物品を選び取り前記物品展示板の一部に開口した物品落とし口に投入することが可能な上部空間に設けられた物品択出機構と、前記物品落とし口と上方で連通し、手前側の前側壁の一部に開口した物品取出し口と連通する下部空間に形成された物品収納部と、前記物品収納部に前記物品取出し口を内側から閉塞し、奥側への回動により前記物品取出し口を開放可能とした扉とが設けられた物品取得装置において、前記物品収納部内の前記物品取出し口の内壁上縁部の近傍に固設されている水平な固定軸と、一端が該固定軸に吊設されており、該固定軸を中心に回動自在の可動軸保持部材と、該可動軸保持部材の他端に持設されており、前記物品収納部内を移動し、かつ前記扉を吊設することで回動自在にさせることができる水平な可動軸と、を備え、前記扉は、物品取出し口を閉鎖する位置と開放する位置とに回動する通常状態と、前記可動軸に負荷がかかった時に移動する状態とになることを特徴とする物品取得装置とした。
【0008】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の物品取得装置において、前記可動軸保持部材は、外力が加わっていない時に前記可動軸を前記固定軸よりも奥側に位置させることが可能な形状であり、前記変位する状態は、前記可動軸保持部材が前記固定軸を中心に回動することで前記可動軸が上方へ移動し、扉が上方へ移動している状態であることを特徴とする。
【0009】
請求項3記載の発明は、請求項1記載の物品取得装置において、前記可動軸保持部材又は前記扉のいずれか一方に、通常状態の時に他方部材を引き付けるための磁石を有し、前記移動する状態は、前記扉側磁石と前記可動軸保持部材側磁石とが引き離されることによって、前記扉が前記可動軸を中心に回動している状態であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、操作者が物品収納空間に収納された物品を物品取出し口の扉を開放して取出す際に、取出し易い物品取得装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の実施の形態に係る物品取得装置の斜視図である。
【図2】実施例1における物品収納空間21の縦断面図である。
【図3】実施例1において物品10が底板26と扉7との間に挟まっている状態を図示した説明図である。
【図4】実施例1において物品10を取出そうとした状態を図示した説明図である。
【図5】実施例2における物品収納空間21の縦断面図である。
【図6】実施例2において物品10が底板26と扉7との間に挟まっている状態を図示した説明図である。
【図7】実施例2において物品10を取出そうとした状態を図示した説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、図1乃至図7に図示された実施例1および実施例2について説明する。
【実施例1】
【0013】
図1は、本発明の実施の形態に係る物品取得装置の斜視図を示す。
【0014】
本実施例の物品取得装置は、色々な種類の物品10を収容したクレーンゲーム機1であって、直方体状(円筒体でも可)に形成され、遊戯施設等に設置される。
【0015】
クレーンゲーム機1は、下半部の筺体下部2と、その上方に形成された外部から内部を視認可能な透明板で覆われている上半部の筺体上部3とからなり、筺体下部2では、直方体外周面を形成する外周壁の上端縁に物品展示板4が張設され、物品展示板4の左手前側に方形に開口した物品落とし口5が形成されている。外周壁の手前壁の左側部において、正面視で物品落とし口5の下方に位置して物品取出し口6が形成され、該物品取出し口6よりも奥側でその上縁部の近傍に扉7が奥に向かって開閉可能に枢着されており、物品展示板4上に数種のぬいぐるみである物品10が載置されるようになっている。また、物品取出し口6の奥側に物品10を収納可能な空間を有する物品収納空間21が設けられている。物品取出し口6は、物品収納空間21に収納される最大の物品10に対応した寸法に設定されている。
【0016】
筺体上部3内の透明板で覆われたプレイ空間8の天井には走行型クレーン9が配設され、該走行型クレーン9では、左右水平方向に指向した図示しない2本の横行用固定レールがプレイ空間8の頂部前後に配設されるとともに、該2本の横行レールには前後方向に指向した図示しない縦行用移動レールが架設され、該縦行用移動レールに図示しないクレーン台車が前後へ走行可能に設けられ、該クレーン台車に伸縮パイプの上端部が一体に装着され、該伸縮パイプの下端に設けた掴持爪開閉部には1対の掴持爪が開閉可能に設けられている。
【0017】
なお、本実施例では、物品掴持型のクレーンゲーム機1が用いられているが、操作者によるゲームプレイの結果、物品収納空間21に物品10が収納されるような形態であれば、他の形態の物品取得装置であってもよい。
【0018】
筺体下部2の外周壁の手前壁の右側部には、操作ブロック11が一体に設けられ、この操作ブロック11の上面に、走行型クレーン9を横方向(X方向)や奥行方向(Y方向)へ操作する操作ボタンが配設されるとともに、操作ブロック11の手前壁に硬貨投入口12が設けられている。
【0019】
また、走行型クレーン9は、物品落とし口5の上方をホームポジションとして、そこから操作者による操作ボタンによる操作に従って走行した後、前記掴持爪開閉部が下方に移動して掴持爪を開閉することによって物品10を掴持し、上方に戻り、前記ホームポジションに復帰し、再度掴持爪が開閉するという一連の動作によって、物品落とし口5を介して、物品10が落下した場合、物品10が物品収納空間21内に収納されるようになっている。
【0020】
物品落とし口5に入った物品10は、物品収納空間21に収納されるので、操作者は扉7を奥側に押して回動させて物品取出し口6を開放して、物品取出し口6から物品10を掴み出し取得することができる。
【0021】
ここに、操作者が扉7を奥側に押して物品取出し口6を開放して、物品取出し口6から物品10を掴み出す際に、物品を掴み出し易い工夫が本クレーンゲーム機1になされている。
【0022】
図2は、本実施例1の物品取出し口の扉が閉じている物品収納空間の縦断面図を図示している。
【0023】
扉7は、矩形の物品取出し口6を裏側から閉塞可能な矩形の透明板であり、該扉7は左右幅が物品収納空間21の左右内側板に近接して挟まれる幅長を有する。また、扉7は、物品取出し口6の内壁上縁部の上側近傍に固設されている水平な固定軸22と、一端が該固定軸22に吊設されており、下端が該内壁上縁部よりも上側に位置する断面略L字型の可動軸保持部材23と、該可動軸保持部材23の他端に持設され、該固定軸22よりも奥側へ位置し、物品収容空間21内で該固定軸22を中心に上側に移動することができる水平な可動軸24に吊設されている。
【0024】
扉7が操作者によって正面から奥側に押されていない等の外力が加わっていない時、つまり、該扉7が鉛直下方に吊り下げられている時に、物品取出し口6は裏側から閉塞されており(全閉状態)、扉7が正面から奥側に押されると、可動軸24を中心に奥側に回動し、物品取出し口6は開放される。扉7の先端部7aが内側に屈曲しており、扉7が図中の点線で示すような奥側(かつ上側)に最大回動した時(全開状態)、扉7の先端部7aが物品落とし口5の奥側の下縁に手前下方に向けて設けたガイド板27に当接して回動が規制され、物品落とし口5を扉7が略閉塞する状態となる。
【0025】
図3は、物品取出し口の扉が奥側に押込まれ物品を挟んだ状態の縦断面図である。
【0026】
操作者が扉7を奥側に押して可動軸24を中心に回動させて物品取出し口6を開放し、物品収納空間21に収納されている物品10を掴み出そうとする際に、操作者が扉7から手を離してしまうと、扉7は自重によって、全閉状態へと戻ろうとして、物品10が物品収納空間21内の底板26と扉7の先端部7aとの間に挟まる状態になる場合がある。その状態で、操作者が物品10を手前側(F1方向)に掴み出そうとすると、物品10が底板26と扉7の先端部7aとの間に挟まっているために、扉7の先端部7a側から力が伝わり、扉7と可動軸24を介してその延長線方向側(F2方向)に向かって力が発生する。
【0027】
図4は、扉が奥側に押込まれ、物品を挟んだ状態から物品を手前に引き出そうとしている状態の縦断面図である。
【0028】
図3のように扉7の先端部7a側から力が伝わり、扉7と可動軸24を介してその延長線方向側(F2方向)に向かって力が発生した場合に、操作者が物品10をさらに手前側(F1方向)に掴み出した際の状態を図示している。可動軸24の手前上方向に発生した力によって可動軸保持部材23は、断面略L字型をしているため、つまり、F2方向の力の延長線上よりも下側に固定軸22が位置することになり、固定軸22を中心に反時計回りに回動し易くなる。すると、可動軸24は物品収納空間21内での位置が上方に移動するため、それに伴い扉7全体が上方に移動することで、操作者は物品10をさらに手前側に掴み出すことができる。
【0029】
なお、断面略L字型の可動軸保持部材23は鉛直(高さ)方向の長さよりも水平(奥側)方向の長さの方が長い程、固定軸22を中心に反時計回りに回動し易くなる。つまり、固定軸22からより奥側に、手前上方向に働く力の始点(可動軸24)がある方が、その力の延長線上よりも下側に固定軸22が位置することになるため、固定軸22を中心に可動軸保持部材23が反時計回りに回動し易くなる。こうすることで、物品10が物品収納空間21内の底板26と扉7との間に挟まった場合に、より少ない力で可動軸保持部材23が反時計回りに回動し易くなるため、操作者は物品10をより掴み出し易くなる。
【0030】
なお、本実施例では可動軸保持部材23が断面略L字型の場合で説明したが、これに限定されるわけではなく、扉7の先端部7a側から可動軸24側に向かって力が発生した場合に、可動軸24の物品収納空間21内での位置が上方に移動し易い形状、大きさであればよい。
【実施例2】
【0031】
次に、図5ないし図7に図示された本発明の実施例2について説明する。
【0032】
図5は、本実施例2の物品取出し口の扉が閉じている物品収納空間の縦断面図を図示している。
【0033】
扉7は、矩形の物品取出し口6を裏側から閉塞可能な矩形の透明板であり、該扉7は左右幅が物品収納空間21の左右内側板に近接して挟まれる幅長を有する。また、扉7は、物品取出し口6の内壁上縁部の近傍に固設されている水平な固定軸22と、奥側の略中央部に磁石29を有し、一端が該固定軸22に吊設された断面略直線型の可動軸保持部材23と、該可動軸保持部材23の他端で奥側に持設され、該固定軸22を中心に上側に移動することが出来る水平な可動軸24に吊設されている。また、扉7は、可動軸保持部材23よりも鉛直方向に長く、略中央部の位置で可動軸24に吊設され、磁石29に対応する位置に該磁石29に磁着する磁石28を有する。
【0034】
扉7が操作者によって正面から奥側に押されていない等の外力が加わっていない時、つまり、鉛直下方に吊り下げられている時に、物品取出し口6は裏側から閉塞されており(全閉状態)、扉7が正面から奥側に押されると、固定軸22を中心に奥側に回動し、物品取出し口6は開放される。扉7の先端部7aが内側に屈曲しており、扉7が図中の点線で示すような奥側(かつ上側)に最大回動した時(全開状態)、扉7の先端部7aが物品落とし口5の奥側の下縁に手前下方に向けて設けたガイド板27に当接して回動が規制され、物品落とし口5を扉7が略閉塞する状態となる。
【0035】
図6は、物品取出し口の扉が奥側に押込まれた物品を挟んだ状態の縦断面図である。
【0036】
操作者が扉7を奥側に押して回動させて物品取出し口6を開放し、物品収納空間21に収納されている物品10を掴み出そうとする際に、操作者が扉7から手を離してしまうと、扉7は自重によって、全閉状態へと戻ろうとして、物品10が物品収納空間21内の底板26と扉7の先端部7aとの間に挟まる状態になる場合がある。その状態で、操作者が物品10を手前側(F1方向)に掴み出そうとすると、物品10が底板26と扉7の先端部7aとの間に挟まっているために、手前へのF1方向の力が扉7の先端部7a側から力が伝わり、可動軸24を介して扉7に対して時計回りに力が働き、可動軸24よりも上方の扉7の領域に対して時計回り(F2方向)に向かって力が発生する。
【0037】
図7は、扉が奥側に押込まれ、物品を挟んだ状態から物品を手前に引き出そうとしている状態の縦断面図である。
【0038】
図6のように可動軸24よりも上方の扉7の領域に対して可動軸24を中心に時計回り(F2方向)に向かって力が発生した場合に、操作者が物品10をさらに手前側(F1方向)に掴み出した際の状態を図示している。つまり、普段は扉7と可動軸保持部材23は扉側磁石28、可動軸保持部材側磁石29によって引き付けられているが、F2方向へ一定以上の力が発生すると、扉側磁石28と可動軸保持部材側磁石29が引き離されることで扉7全体が可動軸24を中心に回動することになるため、操作者は物品10をさらに手前側に掴み出すことができる。
【0039】
なお、本実施例では扉7と可動軸保持部材23を引き付ける部材として磁石の場合で説明したが、これに限定されるわけではなく、可動軸24よりも上方の扉7の位置に対して時計回りに向かって一定以上の力が発生した場合に、扉7と可動軸保持部材23が引き離されるような部材であればよい。具体的には粘着質のものであったり、吸盤型のもの、はめ込み型等のものを使用してもよい。
【0040】
以上、本発明の実施例について具体的に説明してきたが、本発明はこれに限定されるものでなく、この趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
【符号の説明】
【0041】
1 クレーンゲーム機
2 筺体下部
3 筺体上部
4 物品展示板
5 物品落とし口
6 物品取出し口
7 扉
7a 先端部
8 プレイ空間
9 走行型クレーン
10 物品
11 操作ブロック
12 硬貨投入口
21 物品収納空間
22 固定軸
23 可動軸保持部材
24 可動軸
25 奥側壁部
26 底板
27 ガイド板
28 扉側磁石
29 可動軸保持部材側磁石

【特許請求の範囲】
【請求項1】
物品展示板により上側空間と下側空間とに仕切られている筺体と、
物品が展示されるとともに、物品を選び取り前記物品展示板の一部に開口した物品落とし口に投入することが可能な前記上側空間に設けられた物品択出機構と、
前記物品落とし口と上方で連通し、手前側の前側壁の一部に開口した物品取出し口と連通する前記下側空間に形成された物品収納部と、
前記物品収納部に前記物品取出し口を内側から閉塞し、奥側への回動により前記物品取出し口を開放可能とした扉とが設けられた物品取得装置において、
前記物品収納部内の前記物品取出し口の内壁上縁部の近傍に固設されている水平な固定軸と、
一端が該固定軸に吊設されており、該固定軸を中心に回動自在の可動軸保持部材と、
該可動軸保持部材の他端に持設されており、前記物品収納部内を移動し、かつ前記扉を吊設することで回動自在にさせることができる水平な可動軸と、
を備え、
前記扉は、物品取出し口を閉鎖する位置と開放する位置とに回動する通常状態と、前記可動軸に負荷がかかった時に移動する状態とになることを特徴とする物品取得装置。
【請求項2】
前記可動軸保持部材は、外力が加わっていない時に前記可動軸を前記固定軸よりも奥側に位置させることが可能な形状であり、
前記移動する状態は、前記可動軸保持部材が前記固定軸を中心に回動することで前記可動軸が上方へ移動し、扉が上方へ移動している状態である
ことを特徴とする請求項1記載の物品取得装置。
【請求項3】
前記可動軸保持部材又は前記扉のいずれか一方に、通常状態の時に他方部材を引き付けるための磁石を有し、
前記移動する状態は、前記磁石と前記他方部材とが引き離されることによって、前記扉が前記可動軸を中心に回動している状態である
ことを特徴とする請求項1記載の物品取得装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2011−72675(P2011−72675A)
【公開日】平成23年4月14日(2011.4.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−228850(P2009−228850)
【出願日】平成21年9月30日(2009.9.30)
【出願人】(000132471)株式会社セガ (811)