説明

物品投入設備およびその設備における物品落下防止方法

【課題】搬送装置によって搬送される集品容器に物品が投入される構成の物品投入設備において、集品容器からの物品のこぼれ落ちを効果的に防止できるようにする。
【解決手段】物品投入設備11は、搬送装置14によって搬送される集品容器12に投入装置から物品を投入させるものであって、集品容器12の投入開口部16の開口縁17から外部にはみ出した状態の物品13aを検知するはみ出し物品検知装置21を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、搬送される集品容器へ物品の投入が行われる物品投入設備およびその設備における物品落下防止方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の物品投入設備が特許文献1に開示されている。
この特許文献1に記載された物品投入設備は、上方開口部を通して内部に物品が投入される集品容器を搬送装置により水平方向に搬送し、搬送装置による集品容器の搬送経路に沿って配置された投入装置によって、搬送される集品容器に物品を上方から落下投入させる設備である。搬送装置は、通常、一定速度で集品容器を搬送している。投入装置は、このように搬送されている途中の集品容器に対して物品を落下投入させるものである。通常は、搬送経路に沿って複数の投入装置が設置され、それによって集品容器には多種類の複数の物品が投入される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2008−222328号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、搬送経路の上流側から搬送されて来る集品容器の内部へ物品が乱雑に投入されていた場合は、次の投入装置にて物品を集品容器に投入した際に、その物品が集品容器の内部にうまく入り込まずに、その集品容器の縁からはみ出す可能性がある。このようにはみ出した物品は、何らかの切っ掛けによって搬送経路上へこぼれ落ちてしまうおそれがある。そのようなこぼれ落ちが発生すると、集品容器において所要の物品を集品することができなくなってしまう。
そこで本発明は、このような問題点を解決して、集品容器からの物品のこぼれ落ちを効果的に防止できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この目的を達成するために、本発明の、搬送装置によって搬送される集品容器に物品が投入される構成の物品投入設備は、集品容器の投入開口部の開口縁から外部にはみ出した状態の物品を検知するはみ出し物品検知手段を設けたものである。したがって本発明によれば、集品容器からのはみ出し状態の物品を検知することができるため、その集品容器からの物品のこぼれ落ちを効果的に防止することができる。
【0006】
本発明の物品投入設備によれば、はみ出し物品検知手段は、光学的検知手段であって、はみ出した状態の物品によって光路が遮られることによりその物品を検出するものであることが好適である。このような構成であると、その物品を非接触で確実に検知することができる。
【0007】
本発明の物品投入設備は、光学的検知手段がはみだし状態の物品を検知しているのか、あるいは集品容器を検知しているのかの区別を行うための手段を備えることが好適である。このような構成であると、集品容器をはみ出し物品であると誤検知することを防止することができる。
【0008】
本発明によれば、光学式のはみ出し物品検知手段が一対の光路を有し、その一対の光路は、搬送装置の搬送方向に見てX字形を呈するように設置されていることが好適である。このような構成であると、はみ出した物品を検知可能な領域を面状に広い範囲で構成することができ、したがって、はみ出した物品の厚さが薄い場合であっても、これを確実に検知することができる。
【0009】
本発明の物品投入設備は、搬送装置がベルトコンベヤにて構成され、そのコンベヤベルトを押圧してその浮き上がりを防止する浮き上がり防止手段を備え、この浮き上がり防止手段にて押圧されたコンベヤベルトの搬送面よりも上側の位置に光路を有する光学式の落下物品検知手段を備えることが好適である。このような構成であると、集品容器から落下してしまった厚みの薄い物品を確実に検知することができる。
【0010】
本発明の物品投入設備は、集品容器の壁部に重なって搬送されていた落下物品を搬送面よりも下方へ落下させる手段と、この落下された物品を検知する重なり物品検知手段とを備えることが好適である。このような構成であると、集品容器の壁部に重なって搬送されていた落下物品を確実に検知しかつ回収することができる。
【0011】
本発明の物品投入設備における物品落下防止方法は、搬送装置によって搬送される集品容器に物品が投入される構成の物品投入設備を運転するときに、集品容器の投入開口部の開口縁から外部にはみ出した状態の物品を検知するものである。このようにすると、集品容器からの物品のこぼれ落ちを効果的に防止することができる。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、集品容器の投入開口部の開口縁から外部にはみ出した状態の物品を検知するはみ出し物品検知手段を設けたため、その集品容器からの物品のこぼれ落ちを効果的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の実施の形態の物品投入設備の概略構成を示す平面図である。
【図2】図1における要部を拡大して示す正面図である。
【図3】集品容器からの物品のはみ出し状態を拡大して示す図である。
【図4】図1における要部を拡大して示す平面図である。
【図5】図4の要部を拡大して示す側面図である。
【図6】集品容器からこぼれ落ちた物品を検知している様子を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態の物品投入設備の要部の正面図である。
【図8】図7に示す部分を含めて示す側面図である。
【図9】図8に示す部分の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
図1および図2は、集品容器12に物品13を投入するための物品投入設備11を示す。物品投入設備11は、ベルトコンベヤ装置等にて構成される搬送装置14により搬送経路に沿って複数の集品容器12を順次搬送し、搬送経路に沿って複数配置された投入装置15により、物品12の出し入れが可能な投入開口部16を上部に有する集品容器12に物品13を上方から落下投入させることで、集品容器12に対する物品13の集品を行う。
【0015】
搬送装置14の搬送方向に沿った所定の位置には、作業者(図示せず)が作業を担当する作業領域(ゾーンともいう)Zが、搬送方向に沿って複数配置されている。各作業領域Zには、種類毎の物品13を保管する物品保管手段20が備えられている。投入装置15は、各作業領域Zごとに複数が設けられて、作業者により物品保管手段20から取り出された物品13を受け入れて、搬送装置14によって搬送される集品容器12に落下投入させる。
【0016】
各作業領域Zの作業者は、自分の担当する作業領域Zの物品保管手段20から物品13を取り出して、投入装置15の内部に載置する。投入装置15は、対象の集品容器12が搬送されてくると、所定のタイミングにより、内部に載置された物品13を集品容器12の上方開口部に落下させて投入する。
【0017】
投入装置15には、種々の形式のものがある。たとえば、物品を支持したベルトを走行させて、そのベルトの終端部から物品を集品容器に向けて落下投入させる形式のものが知られている。あるいは、物品を支持した観音開き式の扉にて構成され、扉を開くことで物品を集品容器に向けて落下投入させる形式のものや、その他の構成のものも知られている。本発明においては、いずれの形式の投入装置を用いることも可能である。
【0018】
図2に示すように、集品容器12には、複数の投入装置15から複数の物品13が投入されて収容される。複数の物品13は、集品容器12に対してある程度整った状態で収容されることが望ましい。しかし、場合によっては、図3に示すように、集品容器12に対する物品13の投入、収容状態が整ったものとはならない可能性がある。そのような場合は、図3に示すように、後で投入された物品13aは、集品容器12の内部に納まりきらずに、図示のようにその上端の開口縁17からはみ出した状態となることがある。
【0019】
このような場合において、はみ出し状態の物品13aは、何らかの切っ掛けによって集品容器12から搬送装置14の搬送面18へこぼれ落ちてしまうおそれがある。なお、図3は、搬送方向に沿った集品容器12の前縁から物品13aがはみ出している場合を実線で表しているが、同図において仮想線で示すように集品容器12の後縁などから物品13aがはみ出すことも起こり得る。
【0020】
このような状況に対処するために、物品投入設備11には、図1では図示を省略するが、図2〜5に示すように、このようなはみ出した物品を検知するための、はみ出し物品検知装置21が設けられている。このはみ出し物品検知装置21は、複数または単数の作業領域Zにおける投入装置15よりも搬送方向に沿った下流側の位置に設けられている。図示の例では、搬送装置14はベルトコンベヤにて構成されており、22はそのコンベヤベルトである。
【0021】
はみ出し物品検知装置21は、搬送装置14の両側の位置すなわちコンベヤベルト22を間に挟んだ位置に配置された投光器と受光器とを備えた光学式の物体検知装置23にて構成されている。そして、図5に示すように、一対の物体検知装置23、23が、これらの物体検知装置23、23による一対の光路24、24が搬送方向に見てX字形を呈するように設置されている。そして、これらの物体検知装置23、23による一対の光路24、24は、搬送方向に見たときに、搬送経路の中心部において互いに交差するように配置されている。かつ、各光路24、24は、コンベヤベルト22の一方の側部側における集品容器12の開口縁17よりも上側の位置と、コンベヤベルト22の他方の側部側における集品容器12の開口縁17よりも下側の位置とを結ぶ経路を構成するとともに、X字形における交差部が集品容器12の開口縁17よりも少しだけ高い位置に形成されている。
【0022】
搬送装置14の搬送方向に沿った、はみ出し物品検知装置21の設置位置あるいはその近傍には、このはみ出し物品検知装置21とは別に、集品容器12からこぼれ落ちた物品を検知するための検知装置25が設けられている。この落下物品検知装置25は、コンベヤベルト22を間に挟んだ位置に配置された投光器と受光器とを備えた光学式の物体検知装置28を備えており、その光路26がコンベヤベルト22の表面すなわち搬送面18からわずかに離れた位置となるように配置されている。搬送装置14の搬送方向に沿った検知装置25よりも上流側の位置と下流側の位置とには、コンベヤベルト22の幅方向の両端の耳部を押さえるための押さえローラ27がそれぞれ設けられている。押さえローラ27は、コンベヤベルト22の浮き上がりを防止して、浮き上がったコンベヤベルト22を検知装置25が落下物品であると誤検知することを防止するためのものである。
【0023】
このような構成にもとづく、はみ出し状態の物品13aの検知方法について説明する。図2〜図5に示すように、集品容器12の投入開口部16の開口縁17に、はみ出し状態の物品13aが乗っている場合には、この物品13aがはみ出し物品検知装置21の光路24を遮ることで、その物品13aの存在が検知される。
【0024】
はみ出し状態の物品13aが検知されたなら、搬送装置14が停止あるいは減速されるとともに、ディスプレイへの表示などによってその旨が作業者に告知される。告知を受けた作業者は、はみ出し状態の物品13aを集品容器の内部に収めたうえで、搬送装置14が停止していた場合はこれを再起動し、減速されていた場合は元の速度へ増速させる。
【0025】
このとき、はみ出し物品検知装置21の光路24、24がX字形となるようにされているため、すなわち光路24、24は水平方向ではなく斜め方向であり、かつ一対が設けられているため、図5から理解されるように物品13aを検知可能な領域を面状に広い範囲で構成することができる。このため、水平方向の光路を形成する場合に比べて、物品13aが薄くても、これを確実に検知することができる。また集品容器12の種類などによってその開口縁17の高さが変化した場合にも、その開口縁17の高さの変化による影響を受けずに物品13aを検知することができる。
【0026】
ただし、はみ出し物品検知装置21は、集品容器12によっても光路24、24が遮られるため、その集品容器12を、集品容器12からはみ出した物品13aであると誤検知しないように対処することが必要である。たとえば、図3から理解できるように、はみ出し状態の物品13aがはみ出し物品検知装置21の光路24、24を遮っているときには、落下物品検知装置25の光路26は遮られていない。これによって、検出対象が集品容器12からはみ出した物品13aであると確認することができる。集品容器12が光路24、24を遮ったときは、この集品容器12は、同時に落下物品検知装置25の光路26をも遮ってしまうので、物品13aと集品容器12とを明確に区別することができる。
【0027】
あるいは、搬送装置14による搬送状況を認識することで、この搬送装置14にて搬送されている集品容器12の位置を検出することが可能である。そして、その検出結果にもとづき、はみ出し物品検知装置21の光路24、24が遮られたときにその位置に集品容器12が存在しないと判断される場合は、はみ出し物品13aが存在すると認識することができる。反対にその位置に集品容器12が存在すると判断される場合は、光路24、24を遮っているのは集品容器12であると認識することができる。
【0028】
落下物品検知装置25の動作について説明する。上述のように、落下物品検知装置25においては、押さえローラ27によってコンベヤベルト22の浮き上がりが防止されているため、物体検知装置28の光路26を可能な限りコンベヤベルト28の表面すなわち搬送面18に近づけることができる。したがって、図5および図6に示すような厚さの薄い物品29、たとえば図示のような袋詰め商品が集品容器12からこぼれ落ちてコンベヤベルト22によって平らな状態で受け止められた場合にも、これによって光路26が遮られるため、これを確実に検知することができる。この場合も、上述のはみ出し物品検知装置21による検知の場合と同様に、搬送装置14を停止あるいは減速させたうえで、作業者による物品の拾い上げなどの対処が行われる。
【0029】
落下物品検知装置25においては、その光路26が遮られ、かつはみ出し物品検知装置21の光路24、24が遮られていない場合に、検出対象を落下した物品29であると認識することができる。あるいは、この場合も、搬送装置14によって搬送されている集品容器12の位置を検出することで検出対象が落下した物品29であるか集品容器12であるかを区別することができる。
【0030】
次に、図7に示すように、集品容器12からこぼれ落ちた物品30が集品容器12の壁部に重なった状態で搬送されている場合を検知することについて説明する。
図7には比較的薄い物品30が示されているが、これとは相違して物品が比較的厚い場合は、その検知は容易である。たとえば搬送装置14の進み具合を検出すれば、その検出結果と、何らかの手段を用いて集品容器12を検知したときの検知結果とによって、搬送方向に沿ったその集品容器12の長さを検出可能である。一方、集品容器12の長さは既知である。したがって、検出された集品容器12の長さが、その既知の長さに比べてはるかに大きいときは、集品容器12からこぼれ落ちた物品30が集品容器12の壁部に重なった状態で搬送されていると判断することができる。
【0031】
しかし、図7に示すように物品30が比較的薄い場合は、検出された長さが、誤差範囲のものであるのか、あるいは物品30についての情報を含むものであるのかを区別することが困難である。
図7〜図9は、集品容器12からこぼれ落ちた比較的薄い物品30が集品容器12の壁部に重なった状態で搬送されているときに、その物品30を検知するための装置の構成を示す。これらの図に示すように、ベルトコンベヤにて構成された搬送装置14の終端部31には、たとえばローラコンベヤにて構成された送り出し搬送装置32が接続されている。そして、両者の接続部には隙間33が形成されている。この隙間33は、比較的薄い物品30が通過できる程度の寸法で形成されている。そして、この隙間33の位置における搬送装置14の搬送面18および送り出し搬送装置32の搬送面34よりも下側の位置には、受け皿35が設けられている。また隙間33に対応した位置には、前述のはみ出し物品検知装置21と同様の構成の重なり物品検知装置36が設けられている。23、23は一対の物体検知装置、24、24はX字形を呈する光路であり、これらははみ出し物品検知装置21の場合と同じものが用いられている。
【0032】
このような構成において、図7に示される状態からさらに搬送装置14によって集品容器12が搬送されると、この集品容器12は、隙間33の位置を通り越して、送り出し搬送装置32に乗り移り、この送り出し搬送装置32によってさらに下流側へ搬送される。このとき、比較的薄い物品30は、隙間33の位置を通り越すことはできず、隙間33を落下して、受け皿35によって受け止められる。そして、この受け止められた物品30は、重なり物品検知装置36の光路24、24を遮ることで、この検知装置36によって検知される。すなわち、物品30は、受け皿35によって受け止められることで、集品容器12とともに下流側へ搬送されてしまうことが防止され、かつ検知装置36によってその存在が認識される。その後は、作業者による物品30の拾い上げが行われる。
【0033】
この場合も、集品容器12の位置を認識することで、検知装置36によって検出されている物体が物品30であるか集品容器12であるかを区別することができる。あるいは、検知装置36の光路24、24を、搬送装置14の搬送面18および送り出し搬送装置32の搬送面34よりも下側に配置することで、集品容器12は検知せずに受け皿35で受け止められた物品30のみを検知することができる。または、受け皿35で受け止められた物品30は、もはやそれ以上は搬送されず、受け皿35の位置から動かないために、検知装置36によって検知され続けることになる。これに対し、搬送装置14および送り出し搬送装置32にて搬送される集品容器12は、検知装置36によって一時的に検知されるに過ぎず、一定時間以上検知され続けることはない。したがって、検知されている時間の長短にもとづいて、物品30と集品容器12とを区別することもできる。
【0034】
図7においては物品30が集品容器12の後側の壁部に重なった状況を示したが、前側の壁部に重なったときも同様である。この場合は、まず物品30が隙間33を落下して受け皿35によって受け止められ、その後に集品容器12が隙間33の位置を通り越す。受け皿35は、受け止めた物品30が集品容器12の移動を邪魔しない位置に配置されている。すなわち、受け皿35は、隙間33を落下することが予想される物品30の大きさに合わせた距離だけ、搬送面18、34よりも下側の位置に配置されている。
【0035】
なお、上述の実施の形態では、集品容器に対する物品の投入を投入装置により行う場合について説明したが、これに限らず、集品容器に対する物品の投入を人手により行う場合であっても、本発明を適用できる。
【符号の説明】
【0036】
11 物品投入設備
12 集品容器
13 物品
13a はみ出し状態の物品
16 投入開口部
17 開口縁
14 搬送装置
21 はみ出し物品検知装置
25 落下物品検知装置
27 押さえローラ
29 厚さの薄い物品
33 隙間
35 受け皿
36 重なり物品検知装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
搬送装置によって搬送される集品容器に物品が投入される構成の物品投入設備であって、集品容器の投入開口部の開口縁から外部にはみ出した状態の物品を検知するはみ出し物品検知手段を設けたことを特徴とする物品投入設備。
【請求項2】
はみ出し物品検知手段は、光学的検知手段であって、はみ出した状態の物品によって光路が遮られることによりその物品を検出するものであることを特徴とする請求項1記載の物品投入設備。
【請求項3】
光学的検知手段がはみだし状態の物品を検知しているのか、あるいは集品容器を検知しているのかの区別を行うための手段を備えることを特徴とする請求項2記載の物品投入設備。
【請求項4】
はみ出し物品検知手段は一対の光路を有し、その一対の光路は、搬送装置の搬送方向に見てX字形を呈するように設置されていることを特徴とする請求項2または3記載の物品投入設備。
【請求項5】
搬送装置はベルトコンベヤにて構成され、そのコンベヤベルトを押圧してその浮き上がりを防止する浮き上がり防止手段を備え、この浮き上がり防止手段にて押圧されたコンベヤベルトの搬送面よりも上側の位置に光路を有する光学式の落下物品検知手段を備えることを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項記載の物品投入設備。
【請求項6】
集品容器の壁部に重なって搬送されていた落下物品を搬送面よりも下方へ落下させる手段と、この落下された物品を検知する重なり物品検知手段とを備えることを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項記載の物品投入設備。
【請求項7】
搬送装置によって搬送される集品容器に物品が投入される構成の物品投入設備を運転するときに、集品容器の投入開口部の開口縁から外部にはみ出した状態の物品を検知することを特徴とする物品投入設備における物品落下防止方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2013−95592(P2013−95592A)
【公開日】平成25年5月20日(2013.5.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−242962(P2011−242962)
【出願日】平成23年11月7日(2011.11.7)
【出願人】(000003643)株式会社ダイフク (1,209)
【Fターム(参考)】