説明

物質の調製および活性化のための工程ならびにそれを製造する手段

本発明は、物質の調製および活性化のための工程および活性化された物質を製造するための手段に関する。特に、本発明は、疾患が気道疾患ではないという条件付きで、20 Hz〜50 Hzの間の調波を生じているように撹拌されている1つまたは複数の成分を含む物質または活性薬剤を、疾患を治療するのに有効な量で投与する段階を含む、そのような治療を必要とする対象において疾患を治療する方法に関する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
発明の分野
本発明は、物質の調製および活性化のための工程ならびに活性化された物質を製造するための手段に関する。特に、本発明は、物質または物質の1つまたは複数の成分を撹拌して、特定の調波が得られることにより、物質の効力および/または生物学的利用能が増加するように、物質が活性化される、物質を調製する工程に関する。一つの態様において、活性化された物質は、シトクロムP450経路を制御し、かつそれにより、活性酸素種(ROS)に関連した状態を克服するまたは少なくとも軽減することができる。
【背景技術】
【0002】
発明の背景
食物、治療用物質、殺虫剤、除草剤を含む農薬、および他の工業薬品を含む多くの物質が、使用において限られた効力しかないことは、当業者によく認識されている。これは、これらの物質が使用され続けてきた、いくつかの例においては何千年間、にもかかわらず、である。例えば、多くの食材は、胃腸管により不十分に消化および/または吸収されることは知られている。また、治療用物質の効力および/または生物学的利用能は、たとえこれらの物質がインビトロの系において有用であることが証明されたとしても、しばしば、がっかりさせることが証明された。より心配なのは、ある特定の食材および治療用物質がそれらに起因する有害な作用をもつことさえありうるということである。
【0003】
これらの問題のいくつかを克服するまたは少なくとも軽減するための試みにおいて、多数の研究者は、特定の物質を改良する、または影響を及ぼされることになる生物学的系を改変することに取り組んできた。最近、かなりの注目を受けた一つの領域は、シトクロムP450酵素系の役割、および特に、この系が活性酸素種(ROS)に対して備える保護的効果であった。
【0004】
フリーラジカルおよびフリーラジカルの生成物を含むROSの生成は、有害であることが知られている。さらに、ROSはまた、カチオンラジカルへの1電子ペルオキシダーゼ酸化、ROS発生剤、CYP2E1の安定化により生成される。ROSは、細胞毒性であり、かつ組織壊死、関節炎およびエネルギー代謝における欠損を含む、炎症性疾患を引き起こすことが知られている(Manualら、2000)。
【0005】
フリーラジカルは、身体に特定の物質の原子の対応電子に適合する肝臓により合成される明らかな酵素がない場合に形成される不対電子により身体に形成される。これらの物質は、しばしば、それについてのヒト酵素系が、肝臓ならびに排泄器官、例えば、腸、腎臓および皮膚、による完全な解毒を可能にする酵素をまだ発生していない、合成化合物の粒子である。この様式で形成されたフリーラジカルは、身体の中を自由に動き回り、様々な組織において、例えば、腱、筋肉、靱帯および骨において、炎症および他の有害な細胞性変化の一因となる(Lallら、Indian Journal of Experimental Biology 37(2):109-16、1999年2月)。鉱物質消失もまた、フリーラジカル病理の一因となると考えられている(Lallら、前記);従って、結果として、関節炎、炎症性関節および柔組織疾患、ならびに骨粗鬆症を生じる。
【0006】
亜鉛、マグネシウムおよびセレンを含む微量元素は、抗酸化防御機構に関与する元素の一部である。これらの栄養素の不十分な摂取は、フリーラジカルの病原性役割が示唆される、虚血性心疾患、関節炎、脳卒中および癌と結びつけられてきた(Lallら、前記)。
【0007】
特定のビタミンおよびミネラル補給剤が、フリーラジカルおよびROSにより媒介される若干数の医学的状態の療法に特異的な処置であるとして知られているが、フリーラジカルにより媒介される医学的状態の広い範囲を効果的に予防および治療することができる入手可能な製剤はない。
【0008】
さらに、ROSの作用に対して保護するにおいて栄養が果たす役割は、やっと最近、認知されるようになった。生物学的抗酸化防御系は、抗酸化剤ビタミンCおよびEと共に、グルタチオンレダクターゼ、グルタチオン-s-トランスフェラーゼ、グルタチオンペルオキシダーゼ、リン脂質ヒドロペルオキシドグルタチオンペルオキシダーゼ、セレン依存性酵素であるスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)およびカタラーゼを含む。この系の個々の成分は、様々な生理学的および保護的過程において利用され、それゆえに、食事からの補給を必要とする。炭水化物、タンパク質および脂質を含む食事の他の成分は、毒素、例えば、骨密度の損失の一因となりうる鉛のような重金属、に対して保護を与える身体の防御系において必要とされる様々な酵素のレベルを維持するために重要であることが知られている(ZerwekhおよびPak、1998)。
【0009】
従って、効率性、効果性および/または生物学的利用能の増加が生じるように物質の作用範囲を向上させる必要がある。また、宿主防御機構がROSの作用を打ち消すことができるようにシトクロムP450経路を制御する能力がある食材および治療用物質を供給する必要がある。
【0010】
本出願人は、今、驚くべきことに、物質が、特別な調波を生じる特定の撹拌方法を用いることにより、効力および/または生物学的利用能に関して増強されうることを見出した。
【0011】
さらに、本発明の方法により製造された特定の物質は、フリーラジカルにより少なくとも一部は媒介される疾患の効果的な予防および/または治療を可能にするシトクロムP450経路を制御する能力がある。
【発明の開示】
【0012】
発明の概要
本発明の第一局面は、活性物質を提供し、その物質は、20〜50 Hzの間の調波が生じているように撹拌されている。
【0013】
本発明の第二局面は、20〜50 Hzの間の調波が生じるように物質を撹拌する段階を含む活性物質を調製する工程を提供する。
【0014】
本発明の第三局面は、容器および攪拌機を含む活性物質を調製するための装置を提供し、その装置は、20〜50 Hzの間の調波を物質内に生じることができる。
【0015】
本発明の第四局面は、そのような治療を必要としている対象において疾患を治療する方法を提供し、その疾患を治療するのに有効な量で、20〜50 Hzの間の調波が生じているように撹拌されている1つまたは複数の成分を含む物質または活性薬剤を投与する段階を含む。
【0016】
本発明の第五局面は、そのような治療を必要としている対象において疾患を治療するために有用な物質または活性薬剤を提供し、その疾患を治療するのに有効な量と共に、アスコルビン酸、マグネシウムおよびセレノメチオニンならびに薬学的に許容される担体を含み、少なくとも1つの成分は、20〜50 Hzの間の調波が生じているように撹拌されている。
【0017】
本発明の第六局面は、そのような治療を必要としている対象において疾患を治療するために有用な物質または活性薬剤を製造する方法を提供し、その製剤または組成物は、ビタミン、微量元素および生菌を含み、その方法は、20〜50 Hzの間の調波が生じるようにその物質または活性薬剤の少なくとも1つの成分を撹拌する段階を含む。
【0018】
本発明の前記をはじめとする局面は、下の明細書においてより詳細に説明されている。
【0019】
発明の詳細な説明
本発明の実施は、他に規定がない限り、当技術分野内の通常の食品製造技術、化学および薬理学を用いる。そのような技術は、当業者によく知られており、文献に十分に説明されている。例えば、Coligan、Dunn、Ploegh、SpeicherおよびWingfield、「Current protocols in Protein Science」(1999)、I巻およびII巻(John Wiley & Sons Inc.);ならびにBailey, J.E.およびOllis, D.F.、Biochemical Engineering Fundamentals、McGraw-Hill Book Company、NY、1986を参照されたい。
【0020】
本方法を記載する前に、本発明が、記載される特定の材料および方法は変化しうるため、これらに限定されないことは、理解されている。本明細書に用いられる専門用語は、特定の態様のみを記載する目的のためのものであり、添付された特許請求の範囲によってのみ制限される本発明の範囲を限定するものではないこともまた、理解されるべきである。本明細書および添付された特許請求の範囲に用いられる場合、単数形「一つの(a)」、「一つの(an)」および「その(the)」は、文脈が明らかに他に規定しない限り、複数形の言及を含むことは、留意されなければならない。このように、例えば、「一つの物質(a substance)」への言及は、複数のそのような物質を含み、「一つの調波(a harmonic)」への言及は、一つまたは複数の調波への言及であるなど。他に定義されない限り、本明細書に用いられるすべての技術的および科学的用語は、本発明が属する技術分野における業者により一般に理解されるのと同じ意味をもつ。本明細書に記載されるものと類似または等価の任意の材料および方法が、本発明を実施または試験するのに用いられうるが、好ましい材料および方法は、今、記載されている。
【0021】
本明細書に挙げられているすべての刊行物は、刊行物において報告され、かつ本発明に関連して用いられる可能性があるプロトコール、試薬およびベクターを記載ならびに開示する目的のために引用されている。本発明が先行発明の効力によってそのような開示に先立つ権利がないという承認として解釈されるべきものは本明細書にはない。
【0022】
本発明は、活性化の工程に関する。「物質」に関連して本明細書に用いられる場合の「活性の」および「活性化」という用語は、増強した効果を及ぼす物質を生じる能力を意味する。例えば、除草剤および殺虫剤のような化学薬品に関して、「活性化」という用語は、類似の量の不活性化された除草剤または殺虫剤より効果的に植物または害虫を殺すということで、これらがより効力があるということを意味する。食材および治療用物質に関しての活性化は、それらが、同量の不活性化された食材または治療用物質と比較した場合、より効力があるおよび/または生物学的利用能があることを意味する。一つの態様において、「活性化された」物質は、シトクロムP450経路を制御し、それにより、活性酸素種(ROS)に関連した対象における状態を克服するまたは少なくとも軽減することができる。
【0023】
本明細書に用いられる場合の「対象」という用語は、任意の動物または植物種を指す。しかしながら、「対象」という用語は、活性化される本発明の物質およびそれの最終用途に依存する。例えば、活性化される物質が除草剤である場合には、「対象」は植物である。活性化される物質が殺虫剤である場合には、「対象」は、脊椎のないまたは脊椎のある害虫である。本発明の方法のいくつかは、特に、温血脊椎動物の治療に有用である。このように、好ましい態様において、本発明の「対象」は、哺乳動物およびトリに関係する。
【0024】
一つの好ましい態様において、本発明は、主として、ヒト対象の治療に関係があるが、獣医学的目的として、イヌ、ネコ、家畜、霊長類およびウマのような他の哺乳動物対象の治療のためにも使用されうる。
【0025】
このように、ヒトのような哺乳動物、加えて人間にとっての経済的重要性および/または社会的重要性のある哺乳動物、例えば、ヒト以外の肉食動物(ネコおよびイヌのような)、ブタ(swine)(家畜ブタ(pig)、雄ブタ、およびイノシシ)、反芻動物(ウシ、雄ウシ、ヒツジ、キリン、シカ、ヤギ、バイソンおよびラクダ)、およびウマ、の治療が提供される。絶滅の危機に瀕している、動物園で飼育されているような種類のトリ、加えて、めんどり(fowl)、より特に、家畜化されためんどり(fowl)、例えば、シチメンチョウ、ニワトリ、カモ、ガチョウ、およびホロホロチョウなどのような家禽(poultry)(それらもまた人間にとっての経済的重要性がある)、の治療を含む、トリの治療もまた提供されている。このように、限定されるものではないが、家畜化されたブタ(swine)(家畜ブタ(pig)および雄ブタ)、反芻動物、ウマ、および家禽などを含む家畜の治療が提供されている。
【0026】
本明細書に用いられる場合の「物質」という用語とは、活性化されることから利益を得ることができる任意の物質である。例えば、物質は、食材、化学薬品または化学薬品もしくは食材の成分であることができる。好ましくは、物質は、活性薬剤を含む。本明細書に用いられる場合、「活性薬剤」という用語は、インビボでの治療的もしくは予防的活性、または殺草性もしくは殺虫性活性のような有用な性質、または栄養的性質をもつ薬剤を指す。「活性薬剤」という用語はまた、例えば、適用および/もしくは投与を援助するために活性薬剤と、共に投与されうるまたは組み合わせられうる、他の(不活性の)物質を含む。適する活性薬剤の例は、ホルモン、抗原および成長因子のようなタンパク質;除草剤、殺虫剤、染料、ならびに抗酸化剤、ビタミンおよびミネラル、のような化学薬品;生菌;核酸;ならびに抗生物質、ステロイドおよび鬱血除去剤のようなより小さい分子を含む。
【0027】
活性薬剤は、薬物のような有機分子、ペプチド、タンパク質、炭水化物(単糖、オリゴ糖および多糖を含む)、核タンパク質、ムコタンパク質、リポタンパク質、合成のポリペプチドもしくはタンパク質、またはタンパク質に連結された低分子、糖タンパク質、ステロイド、核酸(cDNAもしくはRNAを含むDNAの任意の型、またはそれらの断片)、ヌクレオチド、ヌクレオシド、オリゴヌクレオチド(アンチセンスオリゴヌクレオチドを含む)、遺伝子、脂質、ホルモンビタミンCおよびビタミンEを含むビタミン、ミネラル、およびマグネシウム、セレンのような元素、またはそれらの組み合わせを含みうる。
【0028】
代表的な治療的活性薬剤は、抗酸化剤、化学療法剤、ステロイド(レチノイドを含む)、ホルモン、抗生物質、抗ウイルス剤、抗真菌剤、抗増殖剤、抗ヒスタミン剤、抗凝固剤、抗光老化剤、メラノトロピン性ペプチド、非ステロイド性およびステロイド性抗炎症化合物を含む。活性薬剤の他の非限定的例は、ニトロフラゾン、プロピオン酸ナトリウムのような抗感染剤、ペニシリン、テトラサイクリン、オキシテトラサイクリン、クロロテトラサイクリン、バシトラシン、ナイスタチン、ストレプトマイシン、ネオマイシン、ポリミキシン、グラミシジン、クロラムフェニコール、エリスロマイシン、およびアジスロマイシンを含む抗生物質;スルファセタミド、スルファメチゾール、スルファメタジン、スルファジアジン、スルファメラジン、およびスルフィソキサゾールを含むスルホンアミド、ならびにイドクスウリジンを含む抗ウイルス剤;アンタゾリン、メタピリテン、クロルフェニラミン、ピリラミン プロフェンピリダミン、ヒドロコルチゾン、コルチゾン、酢酸ヒドロコルチゾン、デキサメタゾン、デキサメタゾン21-リン酸、フルオシノロン、トリアムシノロン、メドリゾン、プレドニゾロン、プレドニゾロン21-コハク酸ナトリウム、および酢酸プレドニゾロンのような抗アレルギー剤;ブタクサ花粉抗原、枯草熱花粉抗原、塵抗原および乳抗原のような脱感作剤;フェニレフリン、ナファゾリンおよびテトラヒドラゾリンのような鬱血除去剤;ピロカルピン、エスペリン、サリチレート、カルバコール、フルオロリン酸ジイソプロピル、ヨウ化ホスホリンおよび臭化デメカリウムのような縮瞳薬ならびに抗コリンエステラーゼ剤;硫酸アトロピン、シクロペントレート、ホマトロピン、スコポラミン、トロピカミド、ユーカトロピンおよびヒドロキシアンフェタミンのような副交感神経抑制剤;エピネフリンのような交感神経興奮剤;ペントバルビタールナトリウム、フェノバルピタール、セコバルビタールナトリウム、コデイン、(α-ブロモイソバレリル)尿素、カルブロマールのような鎮静剤および催眠薬;3-(2-アミノプロピル)インドール酢酸および3-(2-アミノブチル)インドール酢酸のような精神興奮剤;レセルピン、クロルプロマイリンおよびチオプロパゼートのような精神安定剤;メチル-テストステロンおよびフルオキシメステロンのようなアンドロゲンのステロイド;エストロン、17-β-エストラジオール、エチニルエストラジオールおよびジエチルスチルベストロールのようなエストロゲン;プロゲステロン、メゲストロール、メレンゲストロール、クロルマジノン、エチステロン、ノルエチノドレル、19-ノルプロゲステロン、ノルエチンドロン、メドロキシプロゲステロンおよび17-β-ヒドロキシ-プロゲステロンのような黄体ホルモン剤;プロスタグランジン、例えば、PGE1、PGE2およびPGF2、のような体液性薬剤;アスピリン、サリチル酸ナトリウムおよびサリチルアミドのような解熱剤;アトロピン、メタンテリン、パパベリンおよび臭化メトスコポラミンのような鎮痙剤;4-アミノキノリン、8-アミノキノリン、クロロキンおよびピリメタミンのような抗マラリア剤;ジフェンヒドラミン、ジメンヒドリナート、トリペレナミン、ペルフェナジンおよびクロルフェナジンのような抗ヒスタミン剤;ジベンズヒドロフルメチアジド、フルメチアジド、クロロチアジドおよびアミノトレートのような心臓作用剤;ビタミンのような栄養剤;成長因子、細胞接着因子、サイトカインおよび生物学的応答調節剤を含む、天然および合成の生理活性ペプチドならびにタンパク質を含む。
【0029】
代表的な殺草性活性薬剤は、植物を防除するまたは根絶するための薬剤として以前に用いられた任意の活性薬剤を含む。除草剤の非限定的例は、2,4-D(WEEDAR(商標));2,4-DB;DCPA(Dacthal(商標));DSMA(ARSONATE(商標));EPTC(EPTAM(商標));EPTC(ERADICANE(商標));MCPA(RHONOX(商標));MCPB(THISTROL(商標));MSMA(ANSAR(商標));アセトクロル(HARNESS(商標));アセトクロル(SURPASS(商標));アシフルオルフェン(BLAZER(商標));アラクロル(LASSO(商標));アメトリン(EVIK(商標));アミトロール(AMITOROL-T(商標));アスラム(ASULOX(商標));アトラジン(AATREX(商標));アザフェニジン(MILESTONE(商標));ベネフィン(BALAN(商標));ベンスルフロン(LONDAX(商標));ベンスリド(PREFAR(商標));ベンタゾン(BASAGRAN(商標));ブロマシル(HYVAR-X(商標));ブロモキシニル(BUCTRIL(商標)));ブチレート(SUTAN(商標));カルフェントラゾン-エチル(AIM(商標));クロランベン(AMIBEN(商標));クロリムロン-エチル(CLASSIC(商標));クロルプロファム(FURLOE(商標));クロルスルフロン(GLEAN(商標));クレトジム(PRISM(商標));クレトジム(SELECT(商標));クロマゾン(COMMAND(商標));クロピラリド(STINGER(商標));クロランスラム(FIRST-RATE(商標));シアナジン(BLADEX(商標));シクロアート(RO-NEET(商標));シクロキシジム(FOCUS(商標));デスメジファム(BETANEX(商標));ジカンバ(BANVEL(商標));ジクロベニル(CASORON(商標));ジクロホップ(HOELON(商標));ジエタチル(ANTOR(商標));ジフェンゾクワット(AVENGE(商標));ジフルフェンゾピル(DISTINCT(商標));ジメテナミド(FORNTIER(商標));ジクワット(DIQUAT(商標));ジウロン(KARMEX(商標));エンドタール(DESICATE(商標));エタルフルラリン(CURBIT(商標));エタルフルラリン(SONALAN(商標));エタメトスルフロン(MUSTER(商標));エトフメサート(NORTRON(商標));フェノキサプロプ-エチル(BUGLE(商標));フェノキサプロプ-エチル(OPTION II(商標));フルアジホップ-P(FUSILADE DX(商標));フルカルバゾン-ナトリウム(MKH 6562(商標));フルフェナセット(AXIOM(商標));フルメトスラム(BROADSTRIKE(商標));フルミクロラック(RESOURCE(商標));フルミオキサジン(V-53482(商標));フルオメトウロン(COTORAN(商標));フルロキシピル(STARANE(商標));フォメサフェン(FLEXSTAR(商標));フォメサフェン(REFLEX(商標));グルフォシネート(RELY(商標));グリホサート(ROUNDUP(商標));ハロスルフロン(PERMIT、SEMPRA(商標));ハロキシホップ(GALANT(商標));ヘキサジノン(VELPAR(商標));イマザメト(CADRE(商標));イマザメタベンズ(ASSERT(商標));イマザモックス(RAPTOR(商標));イマザキン(SCEPTER(商標));イマゼタピル(PURSUIT(商標));イソキサベン(GALLERY(商標));イソキサフルトール(BALANCE(商標));ラクトフェン(COBRA(商標));リヌロン(LOROX(商標));メタゾール(PROBE(商標));メトラクロル(DUAL(商標));メトリブジン(LEXONE(商標));メトリブジン(SENCOR(商標));メトスルフロン(ALLY(商標));モリネート(ORDRAN(商標));ナプロパミド(DEVRINOL(商標));ナプタラム(ALANAP(商標));ニコスルフロン(ACCENT(商標));ノルフルラゾン(SOLICAM(商標));オリザリン(SURFLAN(商標));オキサジアゾン(RONSTAR(商標));オキサスルフロン(DYNAM(商標));オキシフルオルフェン(GOAL(商標));パラコート(GRAMOXONE EXTRA(商標));ペブレート(TILLAM(商標));ペラルゴン酸(SCYTHE(商標));ペンジメタリン(PENTAGON(商標));ペンジメタリン(PROWL(商標));フェンメジファム(SPIN-AID(商標));ピクロラム(TORDON(商標));プリミスルフロン(BEACON(商標));プロジアミン(BARRICADE(商標));プロメトリン(CAPAROL(商標));プロナミド(KERB(商標));プロパクロル(RAMROD(商標));プロパニル(STAMPEDE(商標));プロスルフロン(PEAK(商標));ピラゾン(PYRAMIN(商標));ピリデート(LENTAGRAN(商標));ピリデート(TOUGH(商標));ピリチオバック(STAPLE(商標));キンクロラック(FACET(商標));キンザロホップ(ASSURE(商標));リムスルフロン(MATRIX、SHADEOUT(商標));セトキシジム(POAST(商標));シズロン(TUPERSAN(商標));シマジン(PRINCEP(商標));スルフェントラゾン(AUTHORITY(商標));スルホメツロン(OUST(商標));スルホサート(TOUCHDOWN(商標));スルホスルフロン(MON(商標));テブチウロン(SPIKE(商標));テルバシル(SINBAR(商標));チアゾピル(VISOR、MANDATE(商標));チフェンスルフロン(PINNACLE(商標));チオベンカルブ(BOLERO(商標));トラルコキシジム(ACHEIVE(商標));トリアラート(FAR-GO(商標));トリアスルフロン(AMBER(商標));トリベンウロン(EXPRESS(商標));トリクロピル(GARLON(商標));トリクロピル(GRANDSTAND(商標));トリフルラリン(TREFLAN(商標));トリフルスルフロン(UPBEET(商標))およびベルノレート(VERNAM(商標))である。
【0030】
代表的な殺虫性活性薬剤は、1,2-ジクロロプロパン;1-ナフタレンアセトアミド;1-ナフチル酢酸;2,4,5-T酸;2,4,5-Tアミン塩;2,4,5-Tエステル;2,4-D-酸;2,4-DBブトキシエチルES;2,4-DBジメチルアミン;ABAMECTIN(商標);ACEPHATE(商標);ACIFLUOREN(商標);ACIFLUORFEN(商標);ACROLEIN(商標);ALACHLOR(商標);ALDICARB(商標);ALDOXYCARB(商標);ALDRIN(商標);AMETRYN(商標);AMINOCARB(商標);AMITRAZ(商標);AMITROLE(商標);ANCYMIDOL(商標);ANILAZINE(商標);ヒ酸;アスラム、ナトリウム;ATRAZINE(商標);AZIMSULFURON(商標);AZINPHOS-ME(商標);BARBAN(商標);BENALAXYL(商標);BENDIOCARB(商標);BENEFIN(商標);BENODANIL(商標);BENOMYL(商標);BENSULFURON ME(商標);BENSULIDE(商標);BENTAZON(商標);BIFENOX(商標);BIFENTHRIN(商標);BROMACIL(商標);酪酸ブロモキシニル;BROMOXYNIL(商標);OCTANOATE(商標);BUTACHLOR(商標);ブチレート;CAPTAFOL(商標);CAPTAN(商標);CARBARYL(商標);CARBENDAZIM(商標);CARBOFURAN(商標);二硫化炭素;CARBOPHENOTHION(商標);CARBOXIN(商標);CDAA;CHLORAMBEN(商標);CHLORBROMURON(商標);CHLORDANE(商標);クロルジメホルム;クロルジメホルムHCl;CHLORETHOXYFOS(商標);CHLORIDAZON(商標);CHLOROBENZILATE(商標);CHLORONEB(商標);CHLOROPICRIN(商標);CHLOROTHALONIL(商標);CHLOROXURON(商標);CHLORPROPHAM(商標);CHLORPYRIFOS(商標);クロルピリホス-メチル;CHLORSULFURON(商標);CHLOZOLINATE(商標);CINMETHYLIN(商標);CLOFENTEZINE(商標);CLOMAZONE(商標);CLOPYRALID(商標);CRYOLITE(商標);CYANAZINE(商標);CYCLOATE(商標);CYFLUTHRIN(商標);CYHALOTHRIN(商標);CYHEXATIN(商標);CYMOXANIL(商標);CYPERMETHRIN(商標);CYROMAZINE(商標);DAMINOZIDE(商標);DAZOMET(商標);DBCP(商標);DCNA DICLORAN(商標);DDD(商標);DDE(商標);DDT(商標);DEMETON(商標);DESMEDIPHAM(商標);DI-ALLATE(商標);DIAZINON(商標);DICAMBA(商標);DICHLOBENIL(商標);DICHLONE(商標);ジクロルミド;ジクロロプロペン;ジクロルプロプ;ジクロルボス;ジクロホップ-ME;ジコホール;ジクロトホス;ジエルドリン;ジエノクロル;ジフルベンズロン;ジメチピン;ジメチリモール;ジメトエート;ジメチルアルシン酸;ジニトロアミン;ジノキャップ;ジノセブ;ジオキサカルブ;ジプロペトリン;二臭化ジクワット;ジスルホトン;ジウロン;DNOC;ドジン酢酸塩;DSMA;エンドサルファン;エンドタール;エンドリン;EPN;EPTC;エスフェンバレレート;エタルフルラリン;エテフォン;エトフメサート;エトプロプ;二臭化エチレン;エトリジアゾール;フェナミノスルフ;フェナミホス;フェナリモル;フェンブタチンオキシド;フェンフラム;フェニトロチオン;フェノプロプ;フェノキサプロプ-ET;フェノキシカルブ;フェンプロパスリン;フェンスルホチオン;フェンチオン;フェヌロン;フェンバレレート;フェルバム;フルアジホップ-ブチル;フルアジホップ-P-ブチル;フルクロラリン;フルシスリネート;フルメトラリン;フルメトスラム;フルオメツロン;フルピルスルフロンメチル;フルリドン;フルシラゾール;フルシラゾールhtm;フォメサフェン;フォノフォス;フォルメタネートHCl;フォサミンアンモニウム;フォセチルアルミニウム;グルフォシネート-アンモニウム;グリホサート;ハロキシホップ-メチル;ヘプタクロル;ヘキサクロロベンゼン;ヘキサジノン;ヘキサジノンhtm;ヘキサジノンtxt;ヒドラメチルノン;イマザリル;イマザピル酸;イマザキン酸;イマゼタピル;イプロジオン;イサゾフォス;イソフェンホス;イソプロパリン;イソキサベン;ラクトフェン;レナシル;レナシルhtm;レナシルtxt;リンデン;リヌロン;マラチオン;マレインヒドラジド酸;マンコゼブ;マネブ;MCPA;MCPB;メコプロプ;メフルイジン;塩化メピクワット;メタラキシル;メタアルデヒド;メタアミドホス;メタムナトリウム;メタゾール;メチオカルブ;メトミル;METHOXYCHLOR(商標);臭化メチル;イソチオシアン酸メチル;メチルパラチオン;METIRAM(商標);METOLACHLOR(商標);METRIBUZIN(商標);METSULFURON ME(商標);MEVINPHOS(商標);MEXACARBATE(商標);MIREX(商標);MOLINATE(商標);MONOCROTOPHOS(商標);MONOLINURON(商標);MONURON(商標);MSMA(商標);MYCLOBUTANIL(商標);NALED(商標);ナフタレン;ナプロパミド;ナプタラムナトリウム塩;NEBURON(商標);NICOSULFURON(商標);NITRAPYRIN(商標);NITROFEN(商標);NORFLURAZON(商標);ORYZALIN(商標);OXADIAZON(商標);OXAMYL(商標);OXYCARBOXIN(商標);オキシデメトン-ME;オキシフルオルフェン;PACLOBUTRAZOL(商標);PARAQUAT DICHLORIDE(商標);PARATHION(商標);PEBULATE(商標);PENDIMETHALIN(商標);ペンタクロロフェノール;ペルフルイドン;ペルイミホス-エチル;PERMETHRIN(商標);PHENMEDIPHAM(商標);PHENTHOATE(商標);PHORATE(商標);PHOSALONE(商標);PHOSMET(商標);PHOSPHAMIDON(商標);PICLORAM(商標);PIPERALIN(商標);PIRIMICARB(商標);ピリミホス-エチル;プリミスルフロン-メチル;プロクロラズ;プロシミドン;プロジアミン;プロフェノフォス;プロフルラリン;PROMECARB(商標);プロメトン;プロメトリン;プロパクロル;プロパモカルブHCL;プロパニル;PROPARGITE(商標);PROPAZINE(商標);プロファーム;プロピコナゾール;プロポクサー;PROPYZAMIDE(商標);PYRETHRINS(商標);ピリチオバックナトリウム;QUINOMETHIONATE(商標);キントゼン;キザロホップ-ET;レスメスリン;リムスルフロン;ROTENONE(商標);セクブメトン;セトキシジム;SIDURON(商標);SIMAZINE(商標);SIMETRYN(商標);塩素酸ナトリウム;スルホメツロン-ME;スルプロフォス;TAU-FLUVALINATE(商標);TCA-ナトリウム;テブチウロン;テメホス;テルバシル;テルブフォス;テルブトリン;TETRACHLORVINPHOS(商標);THIABENDAZOLE(商標);THIDIAZURON(商標);THIOBENCARB(商標);THIODICARB(商標);THIOPHANATE-ME(商標);THIRAM(商標);TOLCLOFOS-METHYL(商標);TOXAPHENE(商標);TRALOMETHRIN(商標);TRIADIMEFON(商標);トリアジメノール;TRIALLATE(商標);TRIASULFURON(商標);TRIBUFOS(商標);TRICHLORFON(商標);TRICHLORONAT(商標);TRICLOPYR(商標);TRICYCLAZOLE(商標);TRIDIPHANE(商標);TRIFLUMIZOLE(商標);TRIFLURALIN(商標);TRIFLUSULFURON MEHYL(商標);TRIFORINE(商標);TRIMETHACARB(商標);VINCLOZOLIN(商標);ZINEB(商標)およびZIRAM(商標)を含む。
【0031】
本発明の概念内の植物防御剤は、殺虫剤、ダニ駆除剤、殺線虫剤、忌避剤、殺真菌剤、除草剤、殺鼠剤および軟体動物駆除剤、加えて、成長促進剤および阻害剤ならびに共力剤を含むものと理解されている。これらの活性物質の化学的源は、重要ではない。それらは、非常に様々のクラスの化合物から生じうる。唯一の必要条件は、それらが、担体/活性物質組み合わせについての製造条件下において安定でなければならないことである。このように、例えば、クロロカーボン(リンデンおよび他)、有機リン化合物の酸エステル(パラチオンおよび他)、カルバメート(カルボフランおよび他)、サイクロディエン誘導体(エンドサルファンおよび他)、ピレスロイド、ピレトリン(シペルメトリンおよび他)、キサントゲン酸塩(ジキサントゲンおよび他)、トリアゾール誘導体(アゾシクロチンおよび他)、有機硫化物(クロルフェンスルフィドおよび他)、金属有機化合物(シヘキサチンおよび他)チアジアジン誘導体(ダゾメットおよび他)、フタレート(ジメチルフタレートおよび他)、モルホリン誘導体(アルジモルフおよび他)、トリアジン誘導体(デスメトリンおよび他)、アニリド(ベノダニルおよび他)、イミダゾール(ベノミルおよび他)、フタルイミド誘導体(カプタンおよび他)、スルファミド(ジクロフルアニドおよび他)、ピリミジン誘導体(ジメチリモールおよび他)、チアジアゾール(エトリジアゾールおよび他)、重合ジチオカルバメート(マネブおよび他)、単量体ジチオカルバメート(スルファラートおよび他)、オキサゾリジン誘導体(ビンクロゾリンおよび他)、尿素誘導体(モノリヌロンおよび他)、安息香酸誘導体(クロロチアミド、ジクロベニルおよび他)、フェノキシアルカン酸誘導体(2,4-Dおよび他)、アリルアルカン酸誘導体(フェナック(Fenac)(2,3,6-トリクロロフェニル酢酸について)および他)、アニリン誘導体(フルクロラリンおよび他)、ウラシル誘導体(レナシルおよび他)、ピリダゾン(クロリダゾンおよびピラゾンならびに他)、チオ尿素誘導体(アンツー(ANTU)および他)、クマリン誘導体(クマフリルおよび他)、アリルアルカノール誘導体(アンシミドールおよび他)、インドリル誘導体(インドリル酢酸および他)、ジアルカン酸誘導体(マレイン酸ヒドラジドおよび他)、クロルアルカンエーテル誘導体(オクタクロロジプロピルエーテルおよび他)、およびスルホキシド誘導体(スルホキシドおよび他)の化学的クラス由来の化合物は、本発明に従って用いられうる。
【0032】
「食材」という用語は、限定されるものではないが、パン、パン生地、ケーキ、ビスケット、パイ、およびロールケーキなどを含む焼いた物;朝食用シリアル;チューインガムおよびチョコレートを含むキャンディ;ゼラチンデザート;アイスクリーム、チーズ、ヨーグルトおよびミルクを含む乳製品;植物油、フルーツドリンク、茶、コーヒー、ビール、ワインおよびソフトドリンクを含む飲料;バター、植物油およびマーガリンを含むショートニング;塩漬け肉;乳製品を含まない粉末クリーム;ポテトチップス;泡立て剤;人工ホイップクリーム、加工された卵白;ゼリー;乳児用調合乳;マヨネーズを含むサラダドレッシングならびにサンドイッチスプレッドを含む、すべての食品種目を含む。
【0033】
本発明の殺草性、殺虫性および薬学的混合物を調製するにおいて有用な適する補助剤、希釈剤および担体は、当業者によく知られている。
【0034】
使用されうる液体担体は、水、トルエン、キシレン、石油ナフサ、穀物油、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、トリクロロエチレン、ペルクロロエチレン、エチルアセテート、アミルアセテート、ブチルアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテルおよびジエチレングリコールモノメチルエーテル、メタノール、エタノール、イソプロパノール、アミルアルコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、およびN-メチル-2-ピロリジノンなどを含む。水は、一般的に、濃縮物の希釈についての選択肢の担体である。
【0035】
適する固体担体は、タルク、葉蝋石粘土、シリカ、アタパルガス粘土、多孔質珪藻土、白亜、珪藻土、石灰、炭酸カルシウム、ベントナイト粘土、フラー土、綿実殻、小麦粉、大豆粉、軽石、木粉、クルミ殻粉、およびリグニンなどを含む。
【0036】
組成物に一般に利用される他の補助剤は、融和剤、消泡剤、金属イオン封鎖剤、中和剤および緩衝剤、腐食防止剤、染料、臭気剤、展着剤、浸透支援剤、固着剤、分散剤、濃化剤、凝固点降下剤、および抗微生物剤などを含む。
【0037】
活性薬剤の濃度は、明らかに、活性薬剤の最終用途および作用の様式に依存するものである。例えば、本発明の殺草性組成物に関して、一般的に、約0.001重量パーセントから約98重量パーセントまでである。約0.01重量パーセントから約90重量パーセントまでの濃度がしばしば用いられる。濃縮物として用いられるように設計された組成物において、活性薬剤は、一般的に、約5重量パーセントから約98重量パーセントまで、好ましくは、約10重量パーセントから約90重量パーセントまでの濃度で存在している。そのような組成物は、典型的には、適用前に、水のような不活性担体で希釈される。
【0038】
殺虫性活性薬剤は、単独で用いられうる;しかしながら、通常、それらは、当技術分野においてよく知られている技術を用いて、粉末、顆粒、微粒、湿潤性粉末、流動性粉末、乳濁液、マイクロカプセル、油、エアゾールなどのような通常の形へと製剤化される。殺虫剤の効果を向上させるまたは安定化させるために、殺虫剤は、適する補助剤と混合され、その後、それとして、または必要な場合には希釈後、用いられる。補助剤の例は、担体、希釈剤、展着剤、乳化剤、湿潤剤、分散剤または固定剤を含む。
【0039】
単回投与量型を製造するのに担体材料と組み合わせられうる薬学的活性薬剤の量は、治療される宿主および投与の特定の様式に依存して変化するものである。例えば、ヒトの経口投与として意図される製剤は、組成物全体の約5 %から約95 %まで変動しうる。投与量単位型は、一般的に、活性薬剤の約1 mgから約500 mgまでの間を含むものである。
【0040】
本発明における使用のための物質を同定し、上で定義されているように活性化される。好ましくは、物質または物質の成分は、下記のように、45分と90分の間の時間、ボルテックスされ、その後、下記のように、45分間および90分間、撹拌され、20 Hz〜50 Hzの間の基本量子調波を生じる。
【0041】
ボルテックスおよび撹拌は、下記のような所望の調波を形成することができる任意の手段によるものであってもよい。適する手段は、静的ミキサーを用いること(Maaら、J. Microencapsulation 13(4):419-433 (1996))、加えて、攪拌機、ホモジナイザー、超音波処理器のような動的ミキシング手段、および当技術分野において公知の他の処理装置を含む。
【0042】
一つの態様において、撹拌は、乾燥物質または活性薬剤を上記のように、1つまたは複数の許容される希釈剤、担体または賦形剤と共に混合し、その後、所望の調波を生じるのに十分な条件、すなわち、調波形成を誘導するのに十分な乱流、におけるパイプの長さまたはチュービングにより、物質または活性薬剤をボルテックスおよび撹拌することにより行われる。
【0043】
制流プレート(流量絞り管)およびフィルターのような他の静的装置もまた、要求される調波を生じるために用いられうる。好ましい態様において、非静的ミキサーが撹拌手段として用いられる。本明細書に用いられる場合、「非静的ミキサー」という用語は、撹拌されるべき流体の流れの内で自由に動く要素を有する装置を指す。非静的ミキサーの例は、非動力化タービンおよびボール指示器のような特定流量指示器を含む。もう一つの例は、Silversonホモジナイザーにおいて利用可能なミキサーヘッドによる流れである。非静的ミキサーは、好都合なことに、乱流単独により誘導されるものより効率的な撹拌を与え、かつたいていの動的および静的ミキサーより費用がかからないことが可能である。静的および非静的ミキシング手段のこれらの型は、攪拌機および静的ミキサーのような通常の撹拌技術を高度化するためにまたは取って代わって用いることができ、本発明の栄養製剤または組成物を作製するための工程が、特定の製造速度において連続的に操作される場合、特に有用でありうる。古典的な静的ミキサーにおけるミキシングは、流体の流れの速度を含む多数の因子に頼る。ポンプまたは圧力は、流体の流速を制御し、ポンプ振動または変化する圧力によって異なってもよい。連続的工程における非静的ミキサーの使用は、追加の安定したミキシングを与えることによりこれらの振動に打ち勝つことができ、結果として、より一貫した乳濁液を生じる。当業者は、所望の調波の最も効率的な生成を達成させるためにこれらのミキシング手段を容易に最適化することができる。
【0044】
何らかの理論または仮説に結びつけられることを望むわけではないが、本出願人は、本明細書に記載されているように物質または活性薬剤をボルテックスおよび撹拌することにより、本発明の物質または活性薬剤における渦が、渦の速度およびエネルギーに依存して少量のロトンを生じると考えている。ロトンは、振動する渦に形成される第二世代タキオンである(例えば、Shatskiy, A A、J. High Energy Phys.:11 (2001)、pp. 064;Pismen, L. Phys. Rev. 2002、pp.8を参照)。この振動が、本発明の基礎である調波を生じるにおいての原理である。
【0045】
一つの特定の好ましい態様において、渦は、100 mmと250 mmの間の半径であり、毎秒50〜100ジュールの間の与えうる速度をもっている。
【0046】
特定の調波を生じる条件の計算は下記のとおりである:

この場合、

である。
【0047】
調波は、プロテック(protek)多機能カウンター9100または類似の周波数計により測定されうる。これは、撹拌が生じた後、液体製剤へ探針を浸すことにより行われる。その後、読みは、撹拌された液体の基本調波についてとられる。
【0048】
好ましい方法において、上記の物質または活性薬剤は、30〜120 rpmの間の一方向における渦を形成するように低速度でボルテックスされ、30〜120 rpmの間の時点で、渦の方向が逆転し、渦の方向が再び逆転する時点の30〜120 rpmの間の速度に渦が達するまで続き、そのように、45分〜90分の時間に達するまで繰り返される。
【0049】
適切な渦を生じるために任意のボルテックス機を用いることが可能であるが、システムが40,000 kJと80,000 kJの間の範囲の等方性流体の速度エネルギーを用いることが好ましい。
【0050】
いったん、適切な渦が物質または活性薬剤に形成されると、それは、その後、50,000〜65,000 Kj/モルの間の速度、10〜90度の角度、毎秒0.1〜100サイクルの間の周波数で、撹拌される。この段階の間、溶液はエネルギーを与えられる。この段階は、45〜90分間の間、続く。
【0051】
その後、物質または活性薬剤は、50000〜65000 kj/モルの速度、角度10〜90度、毎秒0.1〜100サイクルの間の周波数での攪拌機において振盪されうる。この段階の間、溶液はエネルギーを与えられる。この段階は、40〜80分間の間、続く。この溶液は、段階1においてのようにさらに希釈され、段階2へ戻されるか、またはパッケージングされる。
【0052】
最終の撹拌された物質または活性薬剤は、溶液として、軟膏もしくはペーストとして、錠剤として、または乳糖のような担体のペレットもしくは丸薬の形をとってのいずれかで、対象へ投与されうる。または、物質は、食材、薬学的調製物または他のそのような材料へと製造されうる。物質または活性薬剤を固体担体と共に粉砕することも可能である。錠剤またはカプセルは、飲み込むのに都合の良い適切な大きさ、例えば、約0.2 g〜約1 gでありうる。最終物質はまた、液体または粉末であることができ、最終薬剤または物質を作製するこの工程により生じ得ない他の物質へ添加されうる。
【0053】
物質または活性薬剤は、その後、容器に詰められうるか、または以下のようにさらに増強されうるかのいずれかである。
【0054】
1 mlもしくは1 gの物質または活性薬剤は、9 mlの希釈剤と混合され、10 mlの1X希釈を生じる。その後、これは、それが振盪されるところの下記のように、ボルテックスおよび回転され、その後、撹拌される。その後、必要である場合、処理された物質または活性薬剤のさらなる希釈が、1X希釈の1 mlを取り、9 mlの希釈剤と振盪させ、10 mlの2X希釈を生じるなどにより行われうる。これは、所望の効力が達成されるまで繰り返されうる。
【0055】
一つの態様において、上記のように、物質または活性薬剤を混合し、その後、物質、製剤または組成物全体をボルテックスおよび撹拌することよりむしろ、単に、1つまたは複数の薬剤を別々にボルテックスし、その後、これらの薬剤をいっしょに混合することが可能である。例えば、物質、例えば、薬物、微量元素、ミネラル、植物または動物材料、の1グラムを15,000 L〜20,000 Lの液体容量まで添加し、その後、ボルテックスし、振盪させ、結果として、バイオモルフ形成(biomorphogenic)薬剤を生じる。
【0056】
本明細書に用いられる場合の「バイオモルフ形成の(biomorphogenic)」という用語は、本明細書を通じて記載される基本調波特性の生成により物質の電気的ポテンシャルの増大を指す。
【0057】
本発明の薬学的物質または活性薬剤に関して、これらは、非毒性の、薬学的に許容される担体、補助剤および媒体、を含む用量単位製剤において、経口的に、局所的に、非経口的に、または吸入スプレーにより、投与されうる。本明細書に用いられる場合の非経口的という用語は、皮下注射、静脈内、または筋肉内を含む。
【0058】
本発明の薬学的物質または活性薬剤は、経口的使用に適した形、例えば、錠剤、トローチ、ロゼンジ、水性もしくは油性懸濁液、分散性粉末もしくは顆粒、乳濁液、硬もしくは軟カプセル、またはシロップもしくはエリキシルのような、をとりうる。経口的使用に意図された組成物は、薬学的組成物の製造について当技術分野に公知の任意の方法に従って調製されることができ、そのような組成物は、薬学的に上質かつ口に合う調製物を供給するために、甘味剤、フレーバー剤、着色剤および保存剤から選択される1つまたは複数の剤を含みうる。錠剤は、錠剤の製造に適している、非毒性の薬学的に許容される賦形剤との混合において活性薬剤を含む。これらの賦形剤は、例えば、炭酸カルシウム、炭酸ナトリウム、乳糖、リン酸カルシウムまたはリン酸ナトリウムのような不活性の希釈剤;粒状化および崩壊剤、例えば、コーンスターチまたはアルギン酸;結合剤、例えば、デンプン、ゼラチンまたはアラビアゴム、ならびに潤滑剤、例えば、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸またはタルクでありうる。錠剤は、コーティングされていない場合もあるし、または胃腸管において分解および吸収を遅らせ、それにより、より長期間にわたって持続される作用を供給するために、公知の技術によりコーティングされる場合もある。例えば、モノステアリン酸グリセリンまたはジステアリン酸グリセリンのような時間遅延物質が用いられうる。それらはまた、徐放のための浸透圧性治療的錠剤を形成するために、米国特許第4,256,108号、米国特許第4,166,452号および米国特許第4,265,874号に記載される技術によりコーティングされうる。
【0059】
経口的使用のための製剤はまた、活性薬剤が不活性固体希釈剤、例えば、炭酸カルシウム、リン酸カルシウムもしくはカオリン、と撹拌されている、硬ゼラチンカプセルとして、または活性薬剤が水もしくは油媒体、例えばピーナッツ油、流動パラフィンもしくはオリーブ油、と撹拌されている、軟ゼラチンカプセルとして提供されうる。水性懸濁液は、水性懸濁液の製造に適した賦形剤との混合において活性薬剤を含む。そのような賦形剤は、沈澱防止剤、例えば、カルボキシメチルセルロースナトリウム、メチルセルロース、ヒドロキシ-プロピルメチルセルロース、アルギン酸ナトリウム ポリビニル-ピロリドン、トラガカントゴムおよびアラビアゴム、である;分散剤または湿潤剤は、天然に存在するリン脂質、例えばレシチン、または脂肪酸を含む酸化アルキレンの縮合生成物、例えばステアリン酸ポリオキシエチレン、もしくは長鎖脂肪族アルコールを含む酸化エチレンの縮合生成物、例えばヘプタデカエチレンオキシセタノール、もしくは脂肪酸およびヘキシトール無水物由来の部分的エステルを含むポリオキシエチレン、例えば、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート、のような脂肪酸およびヘキシトール由来の部分的エステルを含む酸化エチレンの縮合生成物でありうる。水性懸濁液はまた、1つまたは複数の保存剤、例えば、エチル、もしくはn-プロピル、p-ヒドロキシベンゾエート、1つまたは複数の着色剤、1つまたは複数のフレーバー剤、およびショ糖またはサッカリンのような、1つまたは複数の甘味剤を含みうる。
【0060】
油性懸濁液は、植物油、例えば、落花生油、オリーブ油、ゴマ油もしくはココナッツオイル、または流動パラフィンのようなミネラルオイルに活性薬剤を懸濁することにより製剤化されうる。油性懸濁液は、濃化剤、例えば、蜜蝋、固形パラフィンまたはセチルアルコール、を含みうる。上で示されているもののような甘味剤、およびフレーバー剤は、口に合う経口用調製物を供給するために添加されうる。これらの組成物は、アスコルビン酸のような抗酸化剤の添加により保存されうる。
【0061】
水の添加による水性懸濁液の調製に適した分散性粉末および顆粒は、分散または湿潤剤、沈澱防止剤および1つまたは複数の保存剤との混合において活性薬剤を供給する。適する分散または湿潤剤および沈澱防止剤は、例示されており、例えば、甘味剤、フレーバー剤および着色剤もまた存在しうる。
【0062】
本発明の物質または活性薬剤はまた、水中油乳濁液の形をとりうる。油相は、植物油、例えばオリーブ油もしくは落花生油、またはミネラルオイル、例えば流動パラフィンもしくはこれらの混合物でありうる。適する乳化剤は、天然に存在するゴム、例えばアラビアゴム、トラガカントゴム、天然に存在するリン脂質、例えば大豆、レシチン、ならびに脂肪酸およびヘキシトール無水物由来のエステルまたは部分的エステル、例えばソルビタンモノオレエート、および酸化エチレンを含むその部分的エステルの縮合生成物、例えばポリオキシエチレンソルビタンモノオレエートでありうる。乳濁液はまた、甘味剤およびフレーバー剤を含みうる。
【0063】
シロップおよびエリキシルは、甘味剤、例えば、グリセロール、プロピレングリコール、ソルビトールもしくはショ糖もしくは乳糖、と共に製剤化されうる。そのような製剤はまた、粘滑剤、保存剤ならびにフレーバーおよび着色剤を含みうる。薬学的組成物は、滅菌した注射可能な水性または油性懸濁液の形をとりうる。この懸濁液は、上で挙げられている適する分散もしくは湿潤剤および沈澱防止剤を用いる公知の技術に従って製剤化されうる。滅菌した注射可能な調製物はまた、非毒性の非経口的に許容される希釈剤または溶媒における滅菌した注射可能な溶液または懸濁液(例えば、1,3-ブタンジオールにおける溶液のような)でありうる。用いられうる許容される媒体および溶媒の中では、水、リンガー溶液および等張食塩水である。さらに、滅菌した不揮発性油が、通常、溶媒または懸濁媒として用いられる。この目的のために、合成モノグリセリドまたはジグリセリドを含む、任意の無刺激不揮発性油が用いられうる。さらに、オレイン酸のような脂肪酸は、注射可能物質の調製に使用を見出す。
【0064】
本発明の薬学的物質または活性薬剤を含む液体粒子のエアゾールは、噴霧器でのような任意の適する手段により生じうる。例えば、米国特許第4,501,729号を参照されたい。噴霧器は、細いベンチュリオリフィスを通しての圧縮ガス、典型的には空気もしくは酸素、の加速によるか、または超音波撹拌によるかのいずれかで、活性薬剤の溶液または懸濁液を治療的エアゾールの霧へと変形させる商業的に入手可能な装置である。噴霧器での使用に適する製剤は、液体担体における活性薬剤からなり、活性薬剤は、製剤の40 % w/wまでであるが、好ましくは20 % w/w未満、を含む。担体は、典型的には、水または希薄水性アルコール溶液であり、好ましくは、例えば塩化ナトリウムの添加により体液と等張にされている。選択的添加物は、製剤が滅菌して調製されていない場合には保存剤、例えば、メチルヒドロキシベンゾエート、抗酸化剤、フレーバー剤、揮発性油、緩衝剤および界面活性剤を含む。
【0065】
活性薬剤を含む固体粒子のエアゾールは、任意の固体微粒子薬物エアゾール発生器で同様に生じうる。固体微粒子薬物を対象へ投与するためのエアゾール発生器は、上で説明されているように、呼吸に適する粒子を生じ、ヒト投与に適した比率において薬物のあらかじめ決められている計量された用量を含む容量のエアゾールを発生させる。固体微粒子エアゾール発生器の一つの例示的型は、粉吹き器である。吸入による投与に適した製剤は、粉吹き器を用いて送達されうる、または嗅剤の様式において鼻腔へ取り入れうる微細に粉砕された粉末を含む。粉吹き器において、粉末、例えば、本明細書に記載される治療を行うのに有効なそれらの計量された用量は、カプセルまたはカートリッジ、典型的にはゼラチンもしくはプラスチックで作製された、に含まれ、インサイチューで穴を開けられるかまたは開かれるかのいずれかであり、粉末は、吸入によりまたは手動操作のポンプを用いて装置を通して引き出された空気により送達される。粉吹き器に使用される粉末は、活性薬剤から単独でなるか、または活性薬剤、乳糖のような適する粉末希釈剤、および選択的な界面活性剤を含む粉末混合物からなる。活性薬剤は、典型的には、製剤の0.1 w/wから100 w/wまでを含む。
【0066】
例示的エアゾール発生器の第二の型は、計量用量吸入器を含む。計量用量吸入器は、加圧エアゾールディスペンサー、典型的には液化噴射剤に活性薬剤の懸濁液または溶液製剤を含む、である。使用の間、これらの装置は、活性薬剤を含む微粒子スプレーを生じるように、計量された用量、典型的には10 μlから150 μlまで、を送達するために適したバルブを通して製剤を発射する。適する噴射剤は、特定のクロロフルオロカーボン化合物、例えば、ジクロロジフルオロメタン、トリクロロフルオロメタン、ジクロロテトラフルオロエタンおよびそれらの混合物、を含む。製剤は、追加的に、1つまたは複数の補助溶剤、例えば、エタノール、オレイン酸またはソルビタントリオレエートのような界面活性剤、抗酸化剤および適するフレーバー剤を含みうる。
【0067】
エアゾールは、固体粒子から形成されようと液体粒子から形成されようと、1分あたり約10リットルから150リットルまで、より好ましくは1分あたり約30リットルから150リットルまで、かつ最も好ましくは1分あたり約60リットル、の速度でエアゾール発生器により生じうる。より多量の薬物を含むエアゾールは、より迅速に投与されうる。
【0068】
一つの特定の態様において、本発明の物質または活性薬剤は、カルシウムバランスを維持するのを助けて、骨を健康に保ちかつ骨粗鬆症を防ぐと思われるホウ素をさらに含む。好ましくは、健康な骨を維持しうる、食事におけるホウ素の十分なレベル(〜3 mg〜5 mg)が必要とされる。慢性関節リウマチにおける関節腫脹を始めとする症状を低減させることが示されているのだが、亜鉛もまた含まれうる。
【0069】
さらなる好ましい態様において、本発明の物質または活性薬剤は、カルシウムをさらに含む。1日あたり2回、400 mg用量において与えられるカルシウム補充は、閉経後比較的間もない女性において、脊柱、大腿頸部および橈骨幹において、骨損失を防ぎ、かつ骨密度を安定化させることが示された。
【0070】
一つの態様において、本発明は、以下のものを含む、ミネラル欠乏およびフリーラジカルにより全部もしくは一部媒介される内科的疾患の予防ならびに/または治療における使用のための組成物を提供する:
少なくとも1つのビタミン;
少なくとも1つの微量元素;ならびに
1つのホメオパシーおよび/またはバイオモルフ形成の成分。
【0071】
好ましくは、ビタミンはビタミンCであり、微量元素は、マグネシウム、ホウ素、亜鉛およびナトリウムの1つまたは複数を含む。好ましくは、カルシウムは、クエン酸カルシウムまたは炭酸カルシウムの形をとっている。好ましい組成物はまた、アスコルビン酸、重炭酸ナトリウム、アスパラギン酸マグネシウムまたはオロチン酸マグネシウム、セレノ-メチオニン、ホウ素、および酸化亜鉛かまたはアスパラギン酸亜鉛かのいずれかを含む。
【0072】
一つの好ましい態様において、本発明は、以下のものを含む薬学的物質または組成物を提供する:
アスコルビン酸 30〜250 mg/g等量
カルシウム 80〜100 mg/g等量
マグネシウム 2〜2.5 mg/g等量
(ピコリン酸)亜鉛 3〜20 mg/g等量
セレノメチオニン 0.002〜0.0090 mg/g等量
重炭酸Na 180〜205 mg/g等量
ホウ素 0.001〜0.005 mg/g等量
【0073】
何かの理論または仮説に結びつけられることを望むわけではないが、本出願人は、本発明の方法は、さらに好ましくは、結果として、肝臓の第一段階シトクロムP450系によるフリーラジカルの除去、および肝臓の第一段階シトクロムP450による毒性生体異物の水溶性代謝物の生成を引き起こすと考えている。第一段階シトクロムP450酵素は、ビタミンC、セレノメチオニンおよび亜鉛の存在により利益を得るものと考えられている。
【0074】
第二段階の間の肝臓のシトクロムP450は、ミネラル置換を供給し、それにより排出器官(腎臓、ならびに心臓および循環系を含む心血管系を含む)を援助することによる、かつまた、ミネラル欠乏を補正しうる、栄養製剤によりさらに援助される。
【0075】
本発明の一つの特に好ましい態様において、本発明の方法は、以下の状態:関節炎、骨粗鬆症、腱炎、結合組織炎、靱帯および腱のような柔組織への外傷のいずれか一つもしくは組み合わせを治療および/または予防するために、または他に、ミネラル欠乏により引き起こされる症状を軽減する、もしくはフリーラジカル活性により引き起こされる疾患において免疫機能の調節を援助するために、用いられうる。この製剤は、ビタミンおよびミネラルの欠乏による酵素欠損により引き起こされる代謝経路を補正するために用いられる。食事性組成物を患者へ投与することの目的は、十分に活性がある場合、多数の蓄積された望ましくない非最終産物の代謝物および毒素を身体から排除することができる身体の特定の酵素を刺激することである。そのような非最終産物の代謝物および毒素の源は、環境的生体異物の物質への曝露のような環境的でありうる。すなわち、重金属、殺虫剤、除草剤、殺真菌剤、改変されたDNA画分、毒物、特定の薬物および調合薬、加えて、変性した代謝の状態の間、身体における生化学的反応において形成される過剰レベルの他の非最終産物の代謝物。望ましくない代謝物および毒素を酵素的に処理するヒトの身体の能力は、本発明に従う治療の結果として、明白に増強している。
【0076】
しかしながら、任意の特定の対象についての特定の用量レベルは、使用される特定の化合物の活性、年齢、体重、一般的な健康状態、性別、投与の食事時間、投与の経路、排出の速度、薬物組み合わせ、および治療を受けている特定の気道疾患の重症度を含む様々な因子に依存するものであることは、理解されているものと思われる。
【0077】
一つの態様において、物質は、いっしょに混合された乾燥薬剤からなる液体を含む。一つの特に好ましい栄養製剤は、アスコルビン酸(約350〜600 mg/g等量)、クエン酸カルシウム(約60〜80 mg/g等量)、アスパラギン酸マグネシウム(約0.9〜1.6 mg/g等量)、ピコリン酸亜鉛(約1〜2 mg/g等量)、セレノメチオニン(約0.005〜0.01 mg/g等量)、重炭酸Na(約130〜140 mg/g等量)、1Xと20Xの間のホメオパシーまたは形態形成の源由来のホウ素、ならびに400 ml〜1000 mlの間の水および2 %の適する「非毒性の界面活性剤」と共に混合された1グラムあたり1〜1011 cfuの間の生菌を含む。「非毒性の界面活性剤」という用語は、レシチンまたはグリセロール、ソルビン酸カリウムおよびエタノールを含みうる。乾燥薬剤、水および界面活性剤の混合の方法は、本質的なものではなく、当技術分野において用いられる任意の標準的技術が用いられうる。
【0078】
好ましい製剤または組成物はまた、栄養学的に許容される可溶性マグネシウム塩を、例えば、アスパラギン酸マグネシウムまたはオロチン酸マグネシウムの形をとって、含む。他の添加物は、可溶性カルシウム塩、アスコルビン酸誘導体、例えば、クエン酸、オロチン酸もしくは炭酸のカルシウム塩、アスパラギン酸もしくはオロチン酸のナトリウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩、アスコルビン酸亜鉛もしくはピコリン酸亜鉛もしくはアスパラギン酸亜鉛もしくは酸化亜鉛;アスコルビン酸、または亜鉛アミノ酸キレート化合物として、ホウ素、セレノメチオニン、加えて、例えば、重炭酸ナトリウムのような薬学的に許容される緩衝塩を含む。
【0079】
同時係属出願の国際特許出願番号PCT/AU03/00103(参照として本明細書に組み入れられている)は、特定の気道疾患製剤を記載している。従って、本出願は、但し書きによりそのような製剤を明確に排除する。
【0080】
本明細書を通じて、文脈が別なふうに必要としない限り、「含む(comprise)」または「含む(comprises)」もしくは「含むこと(comprising)」という用語のような語尾変化は、述べられている完全体または完全体の群の包含を意味するが、いずれの他の完全体または完全体の群の排除も意味しないことを理解されているものと思われる。
【0081】
本発明は、今、以下の非限定の実施例についてのみの参照としてさらに記載しようとしている。しかしながら、以下の実施例は、例証となるのみであり、かつ上に記載されている本発明の普遍性における制限として決して解釈されるべきではないことが、理解されるべきである。特に、本発明は、特定の喘息製剤に関して詳細に記載されているが、本明細書での発見がこの製剤に限定されないことは、明らかに理解されているものと思われる。例えば、他の気道疾患についての他の製剤は、それらが開示されている調波を含む限り、本明細書に記載される技術を用いて製造されうる。
【0082】
実施例1 水の活性化
エネルギーを与える前の水道水の周波数は0であった。励起前の水の光学吸収は、白色光においてGallenkamp比色計により測定された場合、1.1であった。主要なボルテックスは、6秒目での逆転および4秒の中断をもって18 rpmで作動した。水を1時間、ボルテックスプロセッサーにおいて処理した。それは、約15分後、9.75 Hzの最初の一次周波数に達した。60分後、第一処理を停止し、水を第二(振盪)段階へ移した。この段階の前のそれの周波数は、249 Hzであった;この段階の間、周波数は9.8 Hzであった。振盪速度は、毎秒1と8の間の振盪であった。この処理は60分続いた。最終周波数は、31.8 Hzであった。励起後の水の光学吸収は0.4であった(比色計により測定された)。
【0083】
実施例2 ミルクの活性化
エネルギーを与える前の周波数は、6.6 Hzであった。主要なボルテックスは、5秒目での逆転および5秒の中断をもって18 rpmで作動した。ミルクを1時間、ボルテックスプロセッサーにおいて処理した。それは、約12分後、9.81 Hzの最初の一次周波数に達した。60分後、第一処理を停止し、ミルクを第二(振盪)段階へ移した。この段階の前のそれの周波数は、227 Hzであった。この段階の間、周波数は9.6 Hzであった。振盪速度は、毎秒1と8の間の振盪であった。この処理は60分続いた。最終周波数は、31.08 Hzであった。表1に示されるように、ミルクは、実験室設定における後での培養の間の増加したラクトバチルス増殖により、励起後の著しい生物学的活性を示した。
【0084】
(表1)

【0085】
実施例3 喘息製剤調製
本出願人は、以下のように、喘息薬を製造した:
アスコルビン酸 250〜350 mg/g等量
クエン酸カルシウム 55〜62 mg/g等量
アスパラギン酸マグネシウム 2〜2.5 mg/g等量
酸化亜鉛 9.64〜21 mg/g等量
セレノメチオニン 0.01〜0.10 mg/g等量
重炭酸Na 140〜180 mg/g等量
ホウ素 0.00000001〜0.05 mg/g等量
生菌 1グラムあたり1〜1011 cfuの間。
【0086】
これらの成分はいっしょに混合された。一日用量は、乳児についての0.125 mgから成人についての約6グラムまでの間の範囲であった。液体製剤を製造するために、製剤の適切な用量を400〜1000 mlの間の水と混合し、2 % 界面活性剤を添加した。
【0087】
その後、製剤を上記のように、30〜120 rpmで45〜90分間、ボルテックスし、プロテック多機能カウンター9100周波数計により測定される場合、20〜50 Hzの間の基本量子調波を生じた。
【0088】
表2は、撹拌前および撹拌後の液体の、プロテック多機能カウンター9100周波数計により取られた一連の周波数測定を示す。
【0089】
(表2)異なる液状媒体の周波数の例

【0090】
表3に示される実験データは、エネルギーが、ボルテックスおよび撹拌工程の間、液体媒体へと与えられたことを示している。これは、>100 %の向上を示す、処理前および後の液体媒体の周波数の測定により、さらに証明されている。すべての周波数は、プロテック多機能カウンター9100周波数計法により測定された。
【0091】
生物共鳴試験は、H2O、ミルクおよび液体栄養製剤の液状媒体において完了された。これらは、Schimmelの生物共鳴方法(Schimmel, H 1986、Bioenergetic Regulatory Techniques VEGA Gieshaber GmbH & Co Am Hohenstein 113 PO 1142D 7-622 Scitach Germany)により試験された。共鳴における増加は、20 %と40 %の間の向上を示している。光学密度は、Englehart比色計により測定され、>75 %の向上を示した。
【0092】
撹拌後の周波数は、20 Hzと50 Hzの間の範囲において一定のままであり、維持されるべき撹拌された材料H2O、ミルクおよび栄養製剤の基本調波、およびそれによって、安定したバイオモルフ形成の最終産物が達成されたことを明らかにした。
【0093】
いったん製造されると、製剤は、十分に活性がある場合、多数の蓄積された望ましくない非最終産物の代謝物および毒素を身体から排除することができる身体の特定の酵素を刺激するために薬剤として患者へいつでも投与されることはできた。
【0094】
(表3)生物共鳴および光学的特性の例

【0095】
実施例4 水における喘息薬
実施例3に記載されているような30〜75 gの間の粉末化喘息薬を500 mlと20,000 mlとの間の容量の水へ添加した。エネルギーを与える前の周波数は、5.9であった。励起前の水の光学吸収は、白色光においてGallenkamp比色計により測定された場合、1.9であった。主要なボルテックスは、6秒目での逆転および4秒の中断をもって18 rpmで作動した。溶液を1時間、ボルテックスパートにおいて処理した。それは、約15分後、9.81 Hzの最初の一次周波数に達した。60分後、第一処理を停止し、溶液を第二(振盪)段階へ移した。この段階の前のそれの周波数は、239 Hzであった。この段階の間、周波数は9.85 Hzであった。振盪速度は、毎秒1と8の間の振盪であった。この処理は60分続いた。最終周波数は、31.65 Hzであった。励起後の溶液の光学吸収は1.1であった。
【0096】
実施例5 水における喘息薬の希釈
実施例4での処理の終わりから得られた10 mlの溶液を20リットルの水と混合した。エネルギーを与える前の周波数は、8.2であった。励起前の水の光学吸収は、白色光においてGallenkamp比色計により測定された場合、1.9であった。主要なボルテックスは、6秒目での逆転および4秒の中断をもって18 rpmで作動した。溶液を1時間、ボルテックスパートにおいて処理した。それは、15分後、9.79 Hzの最初の一次周波数に達した。60分後、第一処理を停止し、薬物を含む溶液を第二(振盪)段階へ移した。この段階の前のそれの周波数は、241 Hzであった。この段階の間、周波数は9.81 Hzであった。振盪速度は、毎秒1と8の間の振盪であった。この処理は60分続いた。最終周波数は、31.01 Hzであった。励起後の溶液の光学吸収は、白色光においてGallenkamp比色計により測定された場合、1.1であった。
【0097】
実施例6 水における喘息薬
実施例5での処理の終わりから得られた10 mlの溶液を20リットルの水と混合した。エネルギーを与える前の周波数は、8.2であった。励起前の水の光学吸収は、白色光においてGallenkamp比色計により測定された場合、1.9であった。主要なボルテックスは、6秒目での逆転および4秒の中断をもって18 rpmで作動した。溶液を1時間、ボルテックスパートにおいて処理した。それは、15分後、9.81 Hzの最初の一次周波数に達した。60分後、第一処理を停止し、溶液を第二(振盪)段階へ移した。この段階の前のそれの周波数は、239 Hzであった。この段階の間、周波数は9.8 Hzであった。振盪速度は、毎秒1と8の間の振盪であった。この処理は60分続いた。最終周波数は、31.65 Hzであった。励起後の溶液の光学吸収は、1.1であった。
【0098】
実施例7 水における抗酸化薬
表4に示されるような抗酸化薬は、実施例1の方法により製造された。
【0099】
(表4)抗酸化皮下および/または静脈内または筋肉内薬の用量

【0100】
エネルギーを与える前の周波数は、8.3であった。励起前の水の光学吸収は、白色光においてGallenkamp比色計により測定された場合、1.9であった。主要なボルテックスは、6秒目での逆転および4秒の中断をもって18.5 rpmで作動した。溶液を1時間、ボルテックスパートにおいて処理した。それは、約15分後、9.81 Hzの最初の一次周波数に達した。60分後、第一処理を停止し、溶液を第二(振盪)段階へ移した。この段階の前のそれの周波数は、246 Hzであった。この段階の間、周波数は9.75 Hzであった。振盪速度は、毎秒1と8の間の振盪であった。この処理は60分続いた。最終周波数は、31.09 Hzであった。励起後の溶液の光学吸収は、白色光においてGallenkamp比色計により測定された場合、1.1であった。
【0101】
実施例8 抗酸化薬−静脈内/皮下注射
実施例7に記載されるような30〜75 gの間の粉末化抗酸化薬を500 mlと20,000 mlの間の容量の生理食塩水へ添加した。エネルギーを与える前の周波数は、4.67であった。励起前の水の光学吸収は、1.9であった。主要なボルテックスは、6秒目での逆転および4秒の中断をもって18.5 rpmで作動した。溶液を1時間、ボルテックスパートにおいて処理した。それは、約15分後、9.81 Hzの最初の一次周波数に達した。60分後、第一処理を停止し、溶液を第二(振盪)段階へ移した。この段階の前のそれの周波数は、251 Hzであった。この段階の間、周波数は9.81 Hzであった。振盪速度は、毎秒1と8の間の振盪であった。この処理は60分続いた。最終周波数は、31.09 Hzであった。励起後の溶液の光学吸収は、白色光においてGallenkamp比色計により測定された場合、1.1であった。
【0102】
実施例9 モルモットにおける抗酸化薬の臨床試験
実施例8に記載される抗酸化薬の試料を、標準的病院オートクレーブにおいてそれを滅菌することにより、皮下/静脈内用溶液にした。その後、0.1 mlと1 mlの間の測定された容量の滅菌溶液をモノモットへ注射した。注射部位における有害な皮膚発疹、または有害な副作用は、注射後数日間に渡って、示されなかった。
【0103】
Linus Pauling研究所による以前の研究もまた、モルモットにおいて高用量のアスコルビン酸の安全性を実証している。これらの研究は、アスコルビン酸がアフラトキシンB1(AFB1)毒性からモルモットを保護するかどうかを調べるために行われた。21日間、1日あたり0 mg アスコルビン酸(AA)もしくは25 mg アスコルビン酸(25 AA)のいずれかを餌として与えられた、または300 mg アスコルビン酸(300 AA)を胃管栄養法として与えられた若いモルモットを、22日目にAFB1のLD50用量を胃管栄養法として与えた。AA群における10匹の動物のうちの7匹が、AFB1投与の72時間以内に死んだ。動物の肝臓は、限局性大量壊死および多小葉性変性を示した。25AA群において死亡はなかった。しかしながら、それらの肝臓は、AA群に見られたものと類似した変化を示した。血清アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALAT)およびアスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(ASAT)のレベルは上昇した。300AA群において、死亡も肝臓における病理学的変化もなかった。それらのALATおよびASATレベルは影響を受けなかった。肝臓ミクロソームによるAFM1のインビトロでの生成は、他の2群においてのものより高い傾向があった。300AA群から救われ、それらの補充を継続された3匹の動物に、第一回AFB1投与後1ヶ月目に、第二回のAFB1の腹膜内(ip)LD50用量を投与した。1匹の動物が死んだ。動物の肝臓は、小葉中心性変性および散在している肝細胞において中程度の壊死を示した。肝臓ミクロソームのシトクロムP450および細胞質ゾルのグルタチオンS-トランスフェラーゼ(GST)のレベルならびにAFM1生成は、大幅に低下した。ALATおよびASAT活性は、上昇した。その結果より、300 mgのアスコルビン酸の摂取は、胃管栄養法により与えられた場合、AFB1の急性毒性から動物をほとんど保護したが、腹膜内に第二回用量として投与された場合、保護しなかったことが示された。
【0104】
実施例10 乳用ヤギ群における抗酸化薬の臨床試験
実施例8に記載される抗酸化薬の試料を、標準的病院オートクレーブにおいてそれを滅菌することにより、皮下/静脈内用溶液にした。その後、1 mlと2 mlの間の測定された容量の滅菌溶液を100匹のヤギへ皮下注射した。注射部位における有害な皮膚発疹、または有害な副作用は、注射後数日間および数週間に渡って、示されなかった。
【0105】
ヤギの皮下注射の前に、ヤギから得られたミルクを寒天プレートで培養した。病院の実験室での微生物検査において、乳酸桿菌(Lactococcus lactis)およびエンテロコッカス-デューランス(Enterococcus durans)が観察された。これらの生物体は、ミルクにおいて、1 mlあたり100万個を超える生物体の数まで増殖し、菌体外毒素および腸毒素を放出させていた。これは、結果として、12匹のヤギにおいて腸鬱血および死を生じていた。抗酸化薬の第2回の皮下注射後、死または病気の徴候はもはや報告されなかった。さらに、乳酸桿菌およびエンテロコッカス-デューランスについての細菌数は、各種について1 x 106個を超えるところから3,400個未満まで下落した。
【0106】
実施例11 喘息薬−静脈内/皮下注射
実施例3に記載されるような30〜75 gの間の粉末化喘息薬を500 mlと20,000 mlの間の容量の水へ添加した。エネルギーを与える前の周波数は、4.34であった。励起前の水の光学吸収は、白色光においてGallenkamp比色計により測定された場合、1.9であった。主要なボルテックスは、6秒目での逆転および4秒の中断をもって18 rpmで作動した。溶液を1時間、ボルテックスパートにおいて処理した。それは、約15分後、9.75 Hzの最初の一次周波数に達した。60分後、第一処理を停止し、溶液を第二(振盪)段階へ移した。この段階の前の周波数は、239 Hzであった。この段階の間、周波数は9.8 Hzであった。振盪速度は、毎秒1と8の間の振盪であった。この処理は60分続いた。最終周波数は、31.08 Hzであった。励起後の溶液の光学吸収は、白色光においてGallenkamp比色計により測定された場合、1.1であった。
【0107】
実施例12 モルモットにおける喘息薬物の臨床試験
実施例11に記載される喘息薬の試料を、標準的病院オートクレーブにおいてそれを滅菌することにより、皮下/静脈内用溶液にした。その後、0.1 mlと1 mlの間の測定された容量の滅菌溶液をモノモットへ注射した。注射部位における有害な皮膚発疹、または有害な副作用は、注射後数日間に渡って、示されなかった。
【0108】
実施例13 乳用ヤギ群における喘息薬の臨床試験
実施例11に記載される喘息薬の試料を、標準的病院オートクレーブにおいてそれを滅菌することにより、皮下/静脈内用溶液にした。その後、1 mlと2 mlの間の測定された容量の滅菌溶液を100匹のヤギへ皮下注射した。注射部位における有害な皮膚発疹、または有害な副作用は、注射後数日間および数週間に渡って、示されなかった。
【0109】
実施例14 チョウセンニンジンの活性化
薬草チョウセンニンジンの調製は、いくらかのチョウセンニンジンの根を酢に一晩浸漬することによりなされた。その後、これをその翌日、ピューレにし、濾過して、その結果生じた濾液を、500 mlと20,000 mlの間の容量の水へ添加した。エネルギーを与える前の周波数は、3.65であった。主要なボルテックスは、6秒目での逆転および4秒の中断をもって18.5 rpmで作動した。溶液を1時間、ボルテックスパートにおいて処理した。それは、約15分後、9.6 Hzの最初の一次周波数に達した。60分後、第一処理を停止し、溶液を第二(振盪)段階へ移した。この段階の前のそれの周波数は、255 Hzであった。この段階の間、周波数は9.8 Hzであった。振盪速度は、毎秒1と8の間の振盪であった。この処理は60分続いた。最終周波数は、31.08 Hzであった。
【0110】
実施例14 カタツムリ忌避剤の調製
カタツムリ忌避剤は、成熟したカタツムリを採り、それを酢に一晩浸漬することにより作製された。その後、カタツムリをその翌日、ピューレにし、500 mlと20,000 mlの間の容量の水へ添加した。エネルギーを与える前の周波数は、0.18であった。励起前の水の光学吸収は、白色光においてGallenkamp比色計により測定された場合、2であった。主要なボルテックスは、6秒目での逆転および4秒の中断をもって18.5 rpmで作動した。溶液を1時間、ボルテックスパートにおいて処理した。それは、約15分後、9.81 Hzの最初の一次周波数に達した。60分後、第一処理を停止し、溶液を第二(振盪)段階へ移した。この段階の前のそれの周波数は、255 Hzであった。この段階の間、周波数は9.75 Hzであった。振盪速度は、毎秒1と8の間の振盪であった。この処理は60分続いた。最終周波数は、31.65 Hzであった。励起後の溶液の光学吸収は、白色光においてGallenkamp比色計により測定された場合、1.2であった。
【0111】
忌避剤が周波数処理(ボルテックスおよび振盪)を完了した時、それを試験カタツムリへ噴霧した。噴霧前、カタツムリは5.6の周波数をもっていたが、5分後、これは3.4へ下落した。45分以内に、これは1.6へ下落し、1時間以内に、カタツムリは死んだ。
【0112】
これは、家庭の庭における100匹のカタツムリにおいて同様に観察された。直接的には噴霧されなかったカタツムリは、24時間以内に噴霧付近を去った。
【0113】
実施例15 ガ忌避剤の調製
ガの調製は、成熟したガを採り、それを酢に一晩浸漬することによりなされた。その後、ガをその翌日、ピューレにし、500 mlと20,000 mlの間の容量の水へ添加した。エネルギーを与える前の周波数は、0.36であった。主要なボルテックスは、6秒目での逆転および4秒の中断をもって18.6 rpmで作動した。溶液を1時間、ボルテックスパートにおいて処理した。それは、約15分後、9.81 Hzの最初の一次周波数に達した。60分後、第一処理を停止し、溶液を第二(振盪)段階へ移した。この段階の前のそれの周波数は、259 Hzであった。この段階の間、周波数は9.75 Hzであった。振盪速度は、毎秒1と8の間の振盪であった。この処理は60分続いた。最終周波数は、31.05 Hzであった。
【0114】
実施例16 ハエ忌避剤の調製
ハエ忌避剤の調製は、成熟したハエを採り、それを酢に一晩浸漬することによりなされた。その後、ハエをその翌日、ピューレにし、その翌日に500 mlと20,000 mlの間の容量の水へ添加した。エネルギーを与える前の周波数は、0.36であった。主要なボルテックスは、6秒目での逆転および4秒の中断をもって18.6 rpmで作動した。溶液を1時間、ボルテックスパートにおいて処理した。それは、約15分後、9.81 Hzの最初の一次周波数に達した。60分後、第一処理を停止し、溶液を第二(振盪)段階へ移した。この段階の前のそれの周波数は、259 Hzであった。この段階の間、周波数は9.75 Hzであった。振盪速度は、毎秒1〜8の振盪であった。この処理は60分続いた。最終周波数は、31.05 Hzであった。
【0115】
実施例17 除草剤の調製
「雑草」カタバミ(oxalis)の調製は、いくらかのカタバミを酢に一晩浸漬することによりなされた。その後、これをその翌日、ピューレにし、濾過して、その結果生じた濾液を、500 mlと20,000 mlの間の容量の水へ添加した。エネルギーを与える前の周波数は、1.4であった。主要なボルテックスは、6秒目での逆転および4秒の中断をもって18.6 rpmで作動した。溶液を1時間、ボルテックスパートにおいて処理した。それは、約15分後、9.67 Hzの最初の一次周波数に達した。60分後、第一処理を停止し、溶液を第二(振盪)段階へ移した。この段階の前のそれの周波数は、259 Hzであった。この段階の間、周波数は9.68 Hzであった。振盪速度は、毎秒1〜8の振盪であった。この処理は60分続いた。最終周波数は、31.07 Hzであった。
【0116】
実施例18 有機生物動力学的肥料の調製
1 gと10 gの間の生物動力学的調製物「500」(Biodynamic Preparation 「500」)(商標)の試料を、500 mlと20,000 mlの間の容量の水といっしょに置いた。エネルギーを与える前の周波数は、5.8であった。主要なボルテックスは、6秒目での逆転および4秒の中断をもって18.6 rpmで作動した。溶液を1時間、ボルテックスパートにおいて処理した。それは、約15分後、9.8 Hzの最初の一次周波数に達した。60分後、第一処理を停止し、水を第二(振盪)段階へ移した。この段階の前のそれの周波数は、261 Hzであった。この段階の間、周波数は9.68 Hzであった。振盪速度は、毎秒1〜8の振盪であった。この処理は60分続いた。最終周波数は、31.08 Hzであった。
【0117】
実施例19 液体栄養製剤の調製
液体栄養製剤は、200 mg/g〜600 mg/g等量の間でのアスコルビン酸;50 mg/g〜200 mg/g等量の間でのクエン酸カルシウム、炭酸カルシウムまたはオロチン酸カルシウム;1.5 mg/g〜20 mg/g等量の間でのアスパラギン酸マグネシウムまたは硫酸マグネシウムもしくはオロチン酸マグネシウム;5 mg/g〜30 mg/g等量の間での酸化亜鉛またはピコリン酸亜鉛0.1 mg/g〜5 mg/g等量;0.001 mg/g〜0.1 mg/g等量の間でのセレノ-メチオニン;重炭酸ナトリウム100 mg/g〜300 mg/g等量Na等量含有量およびホウ素0.00000001 mg/g〜2 mg/g等量を含んで調製された。1 mlあたり1 cfuと1 x 1011 cfuの間の生菌もまた添加した。生菌は、アシドフィルス菌(Lactobacillus acidophilus);乳酸短桿菌(Lactobacillus brevis);カセイ菌(Lactobacillus casei);ラクトバチルス-デルブルセイ(Lactobacillus delbruccei);ラクトバチルス-ラムノーザス(Lactobacillus rhamnosus);ラクトバチルス-プランタルム(Lactobacillus plantarum);ラクトバチルス-サリヴァリゥス(Lactobacillus salivarus)およびビフィドバクテリウム-ビフィダム(BifidoBacterium bifidum)であった。
【0118】
この形において、好ましい用量は、液体(水またはエタノール)の希釈での1Xと1:1000比の間の範囲を含む。後者は、粉末調製物の等量希釈に従う1:1Mホメオパシーである。すなわち、1:1分配、および希釈溶液が以下のように振盪される調製:2 mlのティンクチャーを8 mlの希釈剤と振盪し、2X希釈の10 mlを生じる、その後、2X希釈の1 mlを9 mlの希釈剤と振盪し、3X希釈の10 mlを生じるなど。これは、所望の効力が得られるまで繰り返される。アルコールにおける懸濁は、医療目的を意図される場合、最終の十進法または百進法の希釈のための特定された溶媒である。アルコールの量は、所望の効力に依存して2〜60 %の間を変動するものである。
【0119】
実施例20 粉末化栄養製剤の調製
液体栄養製剤の粉末化製剤は、水無しで示された成分を混合するか、またはボルテックスおよび振盪工程後、液体栄養製剤を凍結乾燥するかのいずれかにより、得られうる。
【0120】
液体または粉末化栄養製剤は、アレルゲン性潜在能力が低い、もしくはアレルギーを誘発する性向が知られていない、現在、科学的に認められている分析方法により行われる分析において人工的な化学的残留物が存在しない、および肝臓酵素の活性の増加を引き起こす栄養分および物質を含む、成分を利用するように設計される。急性脱水症または下痢の期間中、食事全体の置換として用いられる場合、本発明の栄養製剤はまた、ヒトの身体により必要とされるすべての栄養分およびビタミンを実質的に供給し、それに従って、バランスのとれた食事を実質的に供給するように設計される。
【0121】
実施例21 生菌の調製
生菌を培養するためのプロトコールは以下のとおりである:
【0122】
低温殺菌したまたは低温殺菌していない、どちらのミルクでも細菌を培養するための培地として用いられる。添加される培養物の前に、ミルクをボルテックスにおいて処理し、その後、振盪する。低温殺菌したミルクが用いられる場合には、温度は、72℃に15秒間またはそれ以上、達しなければならない。上で示される8種類を含む生菌のスターター培養物は、別々に添加される。その後、ミルクを、より多くの細菌の増殖を可能にするために37℃と43℃の間でインキュベートする。インキュベーション中、pHは、その産物を消費するヒト宿主により吸収されうる有益な細菌の正しいバランスを可能にする4.5に達するべきである。その後、培養物を乾燥させ、個々にか、または追加の成分と共にかのいずれかで、カプセル化する。粉末は、カプセル化されるか、または気密容器に不活性ガス下で容器に詰められるかのいずれかである。
【0123】
患者へ食事性組成物を投与することの目的は、十分に活性がある場合、多数の蓄積された望ましくない非最終産物の代謝物および毒素を身体から排除することができる身体の特定の酵素を刺激することである。そのような非最終産物の代謝物および毒素の源は、環境的生体異物の物質への曝露のような環境的でありうる。すなわち、重金属、殺虫剤、除草剤、殺真菌剤、改変されたDNA画分、毒物、特定の薬物および調合薬、加えて、変性した代謝の状態の間、身体における生化学的反応において形成される過剰レベルの他の非最終産物の代謝物。製剤は、細菌、ウイルスおよび真菌のような感染性生物体を解毒することができる。これらのすべては、細胞へ酸化損傷を引き起こしうる。
【0124】
実施例22 喘息臨床試験
喘息をもつ109人の候補者を無作為に選択し、実施例1に記載される栄養組成物について1ヶ月間、試験した。4週間の期間に渡って、咳、喘鳴、および息切れの頻度を書き留める症状カルテは、候補者により記入された。毎週、薬用量および症状の頻度を示す質問表はまた、スポンサーへ戻された。症状と薬用量の比較は、栄養組成物での補充の前と後を比較してなされた。
【0125】
症状重症度のいくつかは、無(0)、軽い(1)、中位(2)および重い(3)のカテゴリーの代わりに端数値(例えば、0.25)を用いて記録された。これらの記入を利用するために、重症度値は、以下のスキームを用いて最近似の整数へ丸められた:
【0126】
0 ≦ 重症度 < 0.5の場合には、重症度 = 0。
0.5 ≦ 重症度 < 1.5の場合には、重症度 = 1。
1.5 ≦ 重症度 < 2.5の場合には、重症度 = 2。
2.5 ≦ 重症度 < 3.0の場合には、重症度 = 3。
【0127】
登録時および4週間の治療後での報告された気管支拡張薬の度数およびパーセンテージ分布は、変化が起きたかどうかの指標を得るために調べられた。
【0128】
登録時および4週間の治療後での症状重症度のクロス集計は、重症度がこの期間に渡って、どのように、およびどの程度まで、変化したかを説明するために行われた。
【0129】
治療期間の前および後の気管支拡張薬使用における差を、対応のあるt検定を用いて比較した。症状重症度値は順序変数であるため、ウィルコクソン順位和検定が、基準および4週目の症状重症度分布は主として位置において差異を生じたかどうかを決定するために用いられた。それは、分布の一方が、他方の左または右に移動しているかどうかである。
【0130】
治療が症状の重症度を改善し、かつ対象者により使用された気管支拡張薬の量を低減させることが予想されたため、有意性の片側検定が用いられた。統計的有意性のすべての検定は、5 %レベルで行われた。
【0131】
症状重症度クロス集計

表5より、67.9 %(109人中74人)対象者が、4週間の治療後、彼らの咳の重症度においていくらかの低減があり、27.5 %(109人中30人)が、同じままであり、4.6 %(109人中5人)が、より悪くなった。これは、不適当な一日量およびまた冬のインフルエンザ大発生のためである可能性が高かった。
【0132】
最初に重篤な咳をしていた人の中において、治療後、37.1 %(35人中13人)が少しの咳の報告もなく、37.1 %(35人中13人)が軽い咳を報告し、14.3 %(35人中5人)が中位の重症度の咳を報告し、11.4 %(35人中4人)が改善無しの報告をした(表5)。
【0133】
(表5)4週間の治療後の咳重症度による登録時での咳重症度のクロス集計

【0134】
息切れ
同様のパターンは、息切れおよび喘鳴について見出された。
【0135】
息切れについて、78.9 %(109人中86人)が重症度における低減を報告し、18.3 %(109人中20人)が変化無しを報告し、2.8 %(109人中3人)がより悪くなったことを報告した(表6)。
【0136】
最初に重篤な息切れがあることを報告している人について、28.8 %(41人中11人)が、4週間の治療後、息切れ無しを報告し、39.0 %(41人中16人)が、軽いカテゴリーへ移動し、19.5 %(41人中8人)が中位のカテゴリーにあり、14.6 %(41人中6人)が変化無しを報告した(表6)。
【0137】
(表6)4週間の治療後の息切れ重症度による登録時での息切れ重症度のクロス集計

【0138】
喘鳴
喘鳴症状について、68.8 %(109人中75人)が、症状においていくらかの改善を示し、28.4 %(109人中31人)が変化せず、2.8 %(109人中3人)がより悪くなった(表7)。
【0139】
最初に重い喘鳴カテゴリーにある人について、37.5 %(32人中12人)が、治療後、喘鳴無しを報告し、34.4 %(32人中11人)が軽い群にあり、12.5 %(32人中4人)が中位の群に移動し、15.6 %(32人中5人)が改善無しを報告した(表7)。
【0140】
(表7)4週間の治療後の喘鳴重症度による登録時での喘鳴重症度のクロス集計

【0141】
気管支拡張薬t検定
用いられた気管支拡張薬用量の量における対応のあるt検定から、4週間の治療期間後の、パッファーにより(p値 = 0.0007)、および噴霧器により(p値 = 0.0176)服用されたVentolin、加えて、Seretide(p値 = 0.0084)およびFlixotide(p値 = 0.0400)の量における有意な減少(表8)。
【0142】
データセットにおける他の気管支拡張薬についての使用量データの試験は、対象者のわずかな割合のみ(せいぜい15 %)がこれらの他の製品/物質を使用したことを示していた。そのような少数でもって、意味をもった分析を、これらの他のデータにおいて行うことはできなかった。
【0143】
(表8)登録時と治療後の間での気管支拡張薬使用における統計的に有意な変化についての対応のあるt検定結果

*これらの値は5 %レベルにおいて統計的に有意であることを留意されたい。
【0144】
Ventolinパッファー使用は、登録時での平均3.8用量から4週間の治療後の1.7まで低下した。噴霧器によるSeretide、FlixotideおよびVentolinの使用もまた、4週間の治療後、絶対項においてより少ない量だけ低下したが、比例的変化は類似していた(表9)。
【0145】
(表9)登録時と治療後の間での気管支拡張薬使用の用量の平均値および中央値数

【0146】
症状重症度ノンパラメトリック検定

ウィルコクソン検定は、分布の一方が他方より有意に高い咳重症度点数をもつことを示唆している(正規近似Z = 7.5365、p値 < 0.0001)(表10)。表5からの情報を用いて、登録時における重症度は、4週間の治療後の値より重かったことが理解されうる。
【0147】
(表10)咳重症度における変化についてのウィルコクソン二標本検定結果

【0148】
息切れ
同様に、息切れについてのウィルコクソン検定は、この症状について登録時および4週間後での重症度の分布において統計的有意差があることを示した(正規近似Z = 8.7827、p値 < 0.0001)(表11)。表6から、登録時において報告された重症度は、治療期間後より重かったことが理解されうる。
【0149】
(表11)息切れ重症度における変化についてのウィルコクソン二標本検定結果

【0150】
喘鳴
最初の重症度と4週間後に記録されたものとの間に、喘鳴についての重症度の分布における統計的有意差があった。表7からの情報を用いて、4週間の治療後、喘鳴の重症度において統計的に有意な改善があったことが、表12において理解されうる。
【0151】
(表12)喘鳴重症度における変化についてのウィルコクソン二標本検定結果

【0152】
概要
これらのデータから、治療が、Ventolin(パッファーおよび噴霧器)、SeretideおよびFlixotideの使用における統計的に有意な減少と関連し、かつ4週間の治療後の咳、喘鳴および息切れの重症度における有意な減少とも関連しているように思われた。
【0153】
実施例23 渦理論
流体力学における研究は、矛盾を示していた。一つのグループは、常流体の流れによる渦における横力を示さなかったが、より先の研究では、常流体速度unおよび常流体密度rnに比例した横力を見出した。本出願人は、渦に対する厳密解についての時間非依存性2流体方程式を線形にし、渦から遠い領域において重要である3つの解を見出した。一様な流体の流れは、通常の流体マグヌス力を生じさせる。一様な常流体の流れは、線形領域において力を生じさせないが、短距離において妥当な境界条件を満たさない。対数的に増加している常流体の流れは、粘性力を与える。古典的な流体力学における場合のように、この対数的増加は、大きな距離において、非線形効果によりカットオフされなければならない。これは、明示のイオルダンスキー(Iordanskii)力の非存在下においてさえも、un/ln(un)に比例した粘性力およびun/ln(un)2に近似して進む横向きの寄与を与える。極限値un 0において、横力は見出されないが、ゼロでないunにおいて、以前には見出されなかった重要な修正がある。ゼロではない温度での超流体におけるマグヌス力が、有限サイズ修正が大きくてもよい位相的関係の一例であると、本出願人は考えている。
【0154】
有限螺旋溝への渦糸:理想液体の2次元流体力学
等方性液体における渦は、渦の速度およびエネルギーに依存して少量のロトンを生じる。ロトンは、振動している渦において形成される第二世代タキオンである。この振動は、この渦の基本調波におけるものでなければならない。この渦は、100 mm半径より大きく、かつ最大で2500 mm半径、かつ毎秒50〜200ジュールを与える速度でなければならない。
方程式1 等方性流体の渦の質量、エネルギーおよび速度

方程式2 等方性流体の渦ひずみ

方程式3 生じたロトンの衝撃エネルギー

方程式4 渦形成のフェイドマンとアインシュタインの方程式

方程式5 渦線VLの速度は、

であり、
この場合、

である。
【0155】
DおよびDtは相互摩擦係数であり、rsは流体密度であり、kは循環量子であり、Vrは任意の流体渦糸の存在により引き起こされた速度であり、Vsは任意の外部的に加えられた流体速度場である。
【0156】
自由渦コア、すなわち、サイズが励起の平均自由行程よりはるかに小さいコアにより束縛されたもの、については、考察に従って、非相互作用の励起における超流体の効果を考慮に入れるべきである。
【0157】
これらの研究により、定常渦を過ぎるフォノンまたはロトンの流れは、方程式6に等しい横力を生じる。

方程式7

【0158】
この機械システムは、熱力学的ロトンの生成における機能として、40,000 kJと80,000 kJの間の範囲の等方性流体の運動エネルギーを用い、温度および圧力のような変数は、継続した。測定より、計算に対比して、溶液の運動エネルギーが予想より有意に高いことが示された。処理前の残りから取られた値に基づく。これらの実験は、拡大されかつさらに正確にされることになっている。渦の流体力学の研究は、現行の分子モデルでは、分子と原子の挙動の間のクロスオーバー領域について説明が不十分であることを示した。より最近の研究は、クロスオーバー領域のより詳細な説明を引用している。
方程式8

【0159】
生じたロトンのエネルギーは、第二段階において流体へ移動される。この段階は、周波数xの比率である速度における振盪を用いた。この周波数xは、上記の式およびリッチテンソルにより算出される。
【図面の簡単な説明】
【0160】
【図1】等方性における渦において生じた粒子のエネルギーを示す。
【図2】生じたロトンのエネルギー勾配を示す。
【図3】ロトンエネルギーにおいてクロスオーバー挙動に寄与する装置の2つの競合過程を示す。
【図4】工程の図式表示を示す。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
疾患が気道疾患ではないという条件付きで、20 Hz〜50 Hzの間の調波を生じているように撹拌されている1つまたは複数の成分を含む物質または活性薬剤を、疾患を治療するのに有効な量で投与する段階を含む、そのような治療を必要とする対象において疾患を治療する方法。
【請求項2】
疾患が関節炎、骨粗鬆症、腱炎、結合組織炎および外傷からなる群より選択される、請求項1記載の方法。
【請求項3】
疾患が関節炎である、請求項1記載の方法。
【請求項4】
対象が温血脊椎動物である、請求項1〜3のいずれか一項記載の方法。
【請求項5】
温血脊椎動物が哺乳動物およびトリからなる群より選択される、請求項4記載の方法。
【請求項6】
哺乳動物がヒト、イヌ、ネコ、ブタ、反芻動物、霊長類およびウマからなる群より選択される、請求項5記載の方法。
【請求項7】
物質が活性薬剤を含む、請求項1〜6のいずれか一項記載の方法。
【請求項8】
活性薬剤がインビボでの治療的性質または予防的性質をもつ、請求項7記載の方法。
【請求項9】
活性薬剤が生菌、タンパク質、核酸、低分子またはそれらの組み合わせである、請求項8記載の方法。
【請求項10】
活性薬剤が薬物、ペプチド、タンパク質、炭水化物、核タンパク質、ムコタンパク質、リポタンパク質、合成ポリペプチドもしくはタンパク質、またはタンパク質に連結された低分子、糖タンパク質、ステロイド、核酸、ヌクレオチド、ヌクレオシド、オリゴヌクレオチド、遺伝子、脂質、ホルモン、ビタミン、ミネラル、元素またはそれらの組み合わせである、請求項9記載の方法。
【請求項11】
活性薬剤が抗酸化剤、化学療法剤、ステロイド、ホルモン、抗生物質、抗ウイルス剤、抗真菌剤、増殖抑制剤、抗ヒスタミン剤、抗凝固剤、非ステロイド性およびステロイド性の抗炎症化合物をさらに含む、請求項10記載の方法。
【請求項12】
20 Hz〜50 Hzの間の調波が物質または活性薬剤を撹拌することにより生じる、請求項1〜11のいずれか一項記載の方法。
【請求項13】
請求項1〜12のいずれか一項記載の方法により製造される物質または活性薬剤。
【請求項14】
アスコルビン酸、マグネシウムおよびセレノメチオニンならびに薬学的に許容される担体を疾患を治療するのに有効な量で共に含み、少なくとも1つの成分が20 Hz〜50 Hzの間の調波が生じているように撹拌されている、そのような治療を必要とする対象において疾患を治療するために有用な物質または活性薬剤。
【請求項15】
以下の段階を含む、バイオモルフ形成性医療用組成物を調製するための工程:
(a)請求項13記載の物質または活性薬剤を供給する段階;
(b)次のまたは各希釈段階を生じるために希釈剤の添加による少なくとも1つの希釈段階を用いる物質または活性薬剤を希釈する段階であり、希釈された調製物が希釈される溶液における栄養製剤の濃度より栄養製剤の低い濃度をもつ、段階。
【請求項16】
製剤または組成物がビタミン、微量元素および生菌を含み、20 Hz〜50 Hzの間の調波が生じるように物質または活性薬剤の少なくとも1つの成分を撹拌する段階を含む、そのような治療を必要とする対象において疾患を治療するために有用な物質または活性薬剤を製造する方法。
【請求項17】
装置が物質または活性薬剤において20 Hz〜50 Hzの間の調波を生じることができる、容器および撹拌機を含む、物質または活性薬剤を活性化するための装置。
【請求項18】
物質または活性薬剤を請求項17記載の装置へ導入する段階、および20 Hz〜50 Hzの間の調波が生じるように物質または活性薬剤を撹拌する段階を含む、物質または活性薬剤を活性化する方法。
【請求項19】
物質が食材、化学薬品、および化学薬品または食材の成分からなる群より選択される、請求項18記載の方法。
【請求項20】
活性薬剤が治療的もしくは予防的な化学薬品、除草剤、殺虫剤または栄養剤である、請求項18記載の方法。
【請求項21】
活性薬剤がタンパク質、化学薬品、ビタミン、ミネラル、生菌、核酸、抗生物質、ステロイドおよび鬱血除去剤からなる群より選択される、請求項18記載の方法。
【請求項22】
治療的化学薬品が抗酸化剤、化学療法剤、ステロイド(レチノイドを含む)、ホルモン、抗生物質、抗ウイルス剤、抗真菌剤、増殖抑制剤、抗ヒスタミン剤、抗凝固剤、抗光老化剤、メラノトロピン性ペプチド、非ステロイド性およびステロイド性抗炎症化合物からなる群より選択される、請求項20記載の方法。
【請求項23】
除草剤が2,4-D(WEEDAR(商標));2,4-DB;DCPA(Dacthal(商標));DSMA(ARSONATE(商標));EPTC(EPTAM(商標));EPTC(ERADICANE(商標));MCPA(RHONOX(商標));MCPB(THISTROL(商標));MSMA(ANSAR(商標));アセトクロル(HARNESS(商標));アセトクロル(SURPASS(商標));アシフルオルフェン(BLAZER(商標));アラクロル(LASSO(商標));アメトリン(EVIK(商標));アミトロール(AMITOROL-T(商標));アスラム(ASULOX(商標));アトラジン(AATREX(商標));アザフェニジン(MILESTONE(商標));ベネフィン(BALAN(商標));ベンスルフロン(LONDAX(商標));ベンスリド(PREFAR(商標));ベンタゾン(BASAGRAN(商標));ブロマシル(HYVAR-X(商標));ブロモキシニル(BUCTRIL(商標)));ブチレート(SUTAN(商標));カルフェントラゾン-エチル(AIM(商標));クロランベン(AMIBEN(商標));クロリムロン-エチル(CLASSIC(商標));クロルプロファム(FURLOE(商標));クロルスルフロン(GLEAN(商標));クレトジム(PRISM(商標));クレトジム(SELECT(商標));クロマゾン(COMMAND(商標));クロピラリド(STINGER(商標));クロランスラム(FIRST-RATE(商標));シアナジン(BLADEX(商標));シクロアート(RO-NEET(商標));シクロキシジム(FOCUS(商標));デスメジファム(BETANEX(商標));ジカンバ(BANVEL(商標));ジクロベニル(CASORON(商標));ジクロホップ(HOELON(商標));ジエタチル(ANTOR(商標));ジフェンゾクワット(AVENGE(商標));ジフルフェンゾピル(DISTINCT(商標));ジメテナミド(FORNTIER(商標));ジクワット(DIQUAT(商標));ジウロン(KARMEX(商標));エンドタール(DESICATE(商標));エタルフルラリン(CURBIT(商標));エタルフルラリン(SONALAN(商標));エタメトスルフロン(MUSTER(商標));エトフメサート(NORTRON(商標));フェノキサプロプ-エチル(BUGLE(商標));フェノキサプロプ-エチル(OPTION II(商標));フルアジホップ-P(FUSILADE DX(商標));フルカルバゾン-ナトリウム(MKH 6562(商標));フルフェナセット(AXIOM(商標));フルメトスラム(BROADSTRIKE(商標));フルミクロラック(RESOURCE(商標));フルミオキサジン(V-53482(商標));フルオメトウロン(COTORAN(商標));フルロキシピル(STARANE(商標));フォメサフェン(FLEXSTAR(商標));フォメサフェン(REFLEX(商標));グルフォシネート(RELY(商標));グリホサート(ROUNDUP(商標));ハロスルフロン(PERMIT、SEMPRA(商標));ハロキシホップ(GALANT(商標));ヘキサジノン(VELPAR(商標));イマザメト(CADRE(商標));イマザメタベンズ(ASSERT(商標));イマザモックス(RAPTOR(商標));イマザキン(SCEPTER(商標));イマゼタピル(PURSUIT(商標));イソキサベン(GALLERY(商標));イソキサフルトール(BALANCE(商標));ラクトフェン(COBRA(商標));リヌロン(LOROX(商標));メタゾール(PROBE(商標));メトラクロル(DUAL(商標));メトリブジン(LEXONE(商標));メトリブジン(SENCOR(商標));メトスルフロン(ALLY(商標));モリネート(ORDRAN(商標));ナプロパミド(DEVRINOL(商標));ナプタラム(ALANAP(商標));ニコスルフロン(ACCENT(商標));ノルフルラゾン(SOLICAM(商標));オリザリン(SURFLAN(商標));オキサジアゾン(RONSTAR(商標));オキサスルフロン(DYNAM(商標));オキシフルオルフェン(GOAL(商標));パラコート(GRAMOXONE EXTRA(商標));ペブレート(TILLAM(商標));ペラルゴン酸(SCYTHE(商標));ペンジメタリン(PENTAGON(商標));ペンジメタリン(PROWL(商標));フェンメジファム(SPIN-AID(商標));ピクロラム(TORDON(商標));プリミスルフロン(BEACON(商標));プロジアミン(BARRICADE(商標));プロメトリン(CAPAROL(商標));プロナミド(KERB(商標));プロパクロル(RAMROD(商標));プロパニル(STAMPEDE(商標));プロスルフロン(PEAK(商標));ピラゾン(PYRAMIN(商標));ピリデート(LENTAGRAN(商標));ピリデート(TOUGH(商標));ピリチオバック(STAPLE(商標));キンクロラック(FACET(商標));キンザロホップ(ASSURE(商標));リムスルフロン(MATRIX、SHADEOUT(商標));セトキシジム(POAST(商標));シズロン(TUPERSAN(商標));シマジン(PRINCEP(商標));スルフェントラゾン(AUTHORITY(商標));スルホメツロン(OUST(商標));スルホサート(TOUCHDOWN(商標));スルホスルフロン(MON(商標));テブチウロン(SPIKE(商標));テルバシル(SINBAR(商標));チアゾピル(VISOR、MANDATE(商標));チフェンスルフロン(PINNACLE(商標));チオベンカルブ(BOLERO(商標));トラルコキシジム(ACHEIVE(商標));トリアラート(FAR-GO(商標));トリアスルフロン(AMBER(商標));トリベンウロン(EXPRESS(商標));トリクロピル(GARLON(商標));トリクロピル(GRANDSTAND(商標));トリフルラリン(TREFLAN(商標));トリフルスルフロン(UPBEET(商標))およびベルノレート(VERNAM(商標))からなる群より選択される、請求項20記載の方法。
【請求項24】
殺虫剤が1,2-ジクロロプロパン;1-ナフタレンアセトアミド;1-ナフチル酢酸;2,4,5-T酸;2,4,5-Tアミン塩;2,4,5-Tエステル;2,4-D-酸;2,4-DBブトキシエチルES;2,4-DBジメチルアミン;ABAMECTIN(商標);ACEPHATE(商標);ACIFLUOREN(商標);ACIFLUORFEN(商標);ACROLEIN(商標);ALACHLOR(商標);ALDICARB(商標);ALDOXYCARB(商標);ALDRIN(商標);AMETRYN(商標);AMINOCARB(商標);AMITRAZ(商標);AMITROLE(商標);ANCYMIDOL(商標);ANILAZINE(商標);ヒ酸;アスラム、ナトリウム;ATRAZINE(商標);AZIMSULFURON(商標);AZINPHOS-ME(商標);BARBAN(商標);BENALAXYL(商標);BENDIOCARB(商標);BENEFIN(商標);BENODANIL(商標);BENOMYL(商標);BENSULFURON ME(商標);BENSULIDE(商標);BENTAZON(商標);BIFENOX(商標);BIFENTHRIN(商標);BROMACIL(商標);酪酸ブロモキシニル;BROMOXYNIL(商標);OCTANOATE(商標);BUTACHLOR(商標);ブチレート;CAPTAFOL(商標);CAPTAN(商標);CARBARYL(商標);CARBENDAZIM(商標);CARBOFURAN(商標);二硫化炭素;CARBOPHENOTHION(商標);CARBOXIN(商標);CDAA;CHLORAMBEN(商標);CHLORBROMURON(商標);CHLORDANE(商標);クロルジメホルム;クロルジメホルムHCl;CHLORETHOXYFOS(商標);CHLORIDAZON(商標);CHLOROBENZILATE(商標);CHLORONEB(商標);CHLOROPICRIN(商標);CHLOROTHALONIL(商標);CHLOROXURON(商標);CHLORPROPHAM(商標);CHLORPYRIFOS(商標);クロルピリホス-メチル;CHLORSULFURON(商標);CHLOZOLINATE(商標);CINMETHYLIN(商標);CLOFENTEZINE(商標);CLOMAZONE(商標);CLOPYRALID(商標);CRYOLITE(商標);CYANAZINE(商標);CYCLOATE(商標);CYFLUTHRIN(商標);CYHALOTHRIN(商標);CYHEXATIN(商標);CYMOXANIL(商標);CYPERMETHRIN(商標);CYROMAZINE(商標);DAMINOZIDE(商標);DAZOMET(商標);DBCP(商標);DCNA DICLORAN(商標);DDD(商標);DDE(商標);DDT(商標);DEMETON(商標);DESMEDIPHAM(商標);DI-ALLATE(商標);DIAZINON(商標);DICAMBA(商標);DICHLOBENIL(商標);DICHLONE(商標);ジクロルミド;ジクロロプロペン;ジクロルプロプ;ジクロルボス;ジクロホップ-ME;ジコホール;ジクロトホス;ジエルドリン;ジエノクロル;ジフルベンズロン;ジメチピン;ジメチリモール;ジメトエート;ジメチルアルシン酸;ジニトロアミン;ジノキャップ;ジノセブ;ジオキサカルブ;ジプロペトリン;二臭化ジクワット;ジスルホトン;ジウロン;DNOC;ドジン酢酸塩;DSMA;エンドサルファン;エンドタール;エンドリン;EPN;EPTC;エスフェンバレレート;エタルフルラリン;エテフォン;エトフメサート;エトプロプ;二臭化エチレン;エトリジアゾール;フェナミノスルフ;フェナミホス;フェナリモル;フェンブタチンオキシド;フェンフラム;フェニトロチオン;フェノプロプ;フェノキサプロプ-ET;フェノキシカルブ;フェンプロパスリン;フェンスルホチオン;フェンチオン;フェヌロン;フェンバレレート;フェルバム;フルアジホップ-ブチル;フルアジホップ-P-ブチル;フルクロラリン;フルシスリネート;フルメトラリン;フルメトスラム;フルオメツロン;フルピルスルフロンメチル;フルリドン;フルシラゾール;フルシラゾールhtm;フォメサフェン;フォノフォス;フォルメタネートHCl;フォサミンアンモニウム;フォセチルアルミニウム;グルフォシネート-アンモニウム;グリホサート;ハロキシホップ-メチル;ヘプタクロル;ヘキサクロロベンゼン;ヘキサジノン;ヘキサジノンhtm;ヘキサジノンtxt;ヒドラメチルノン;イマザリル;イマザピル酸;イマザキン酸;イマゼタピル;イプロジオン;イサゾフォス;イソフェンホス;イソプロパリン;イソキサベン;ラクトフェン;レナシル;レナシルhtm;レナシルtxt;リンデン;リヌロン;マラチオン;マレインヒドラジド酸;マンコゼブ;マネブ;MCPA;MCPB;メコプロプ;メフルイジン;塩化メピクワット;メタラキシル;メタアルデヒド;メタアミドホス;メタムナトリウム;メタゾール;メチオカルブ;メトミル;METHOXYCHLOR(商標);臭化メチル;イソチオシアン酸メチル;メチルパラチオン;METIRAM(商標);METOLACHLOR(商標);METRIBUZIN(商標);METSULFURON ME(商標);MEVINPHOS(商標);MEXACARBATE(商標);MIREX(商標);MOLINATE(商標);MONOCROTOPHOS(商標);MONOLINURON(商標);MONURON(商標);MSMA(商標);MYCLOBUTANIL(商標);NALED(商標);ナフタレン;ナプロパミド;ナプタラムナトリウム塩;NEBURON(商標);NICOSULFURON(商標);NITRAPYRIN(商標);NITROFEN(商標);NORFLURAZON(商標);ORYZALIN(商標);OXADIAZON(商標);OXAMYL(商標);OXYCARBOXIN(商標);オキシデメトン-ME;オキシフルオルフェン;PACLOBUTRAZOL(商標);PARAQUAT DICHLORIDE(商標);PARATHION(商標);PEBULATE(商標);PENDIMETHALIN(商標);ペンタクロロフェノール;ペルフルイドン;ペルイミホス-エチル;PERMETHRIN(商標);PHENMEDIPHAM(商標);PHENTHOATE(商標);PHORATE(商標);PHOSALONE(商標);PHOSMET(商標);PHOSPHAMIDON(商標);PICLORAM(商標);PIPERALIN(商標);PIRIMICARB(商標);ピリミホス-エチル;プリミスルフロン-メチル;プロクロラズ;プロシミドン;プロジアミン;プロフェノフォス;プロフルラリン;PROMECARB(商標);プロメトン;プロメトリン;プロパクロル;プロパモカルブHCL;プロパニル;PROPARGITE(商標);PROPAZINE(商標);プロファーム;プロピコナゾール;プロポクサー;PROPYZAMIDE(商標);PYRETHRINS(商標);ピリチオバックナトリウム;QUINOMETHIONATE(商標);キントゼン;キザロホップ-ET;レスメスリン;リムスルフロン;ROTENONE(商標);セクブメトン;セトキシジム;SIDURON(商標);SIMAZINE(商標);SIMETRYN(商標);塩素酸ナトリウム;スルホメツロン-ME;スルプロフォス;TAU-FLUVALINATE(商標);TCA-ナトリウム;テブチウロン;テメホス;テルバシル;テルブフォス;テルブトリン;TETRACHLORVINPHOS(商標);THIABENDAZOLE(商標);THIDIAZURON(商標);THIOBENCARB(商標);THIODICARB(商標);THIOPHANATE-ME(商標);THIRAM(商標);TOLCLOFOS-METHYL(商標);TOXAPHENE(商標);TRALOMETHRIN(商標);TRIADIMEFON(商標);トリアジメノール;TRIALLATE(商標);TRIASULFURON(商標);TRIBUFOS(商標);TRICHLORFON(商標);TRICHLORONAT(商標);TRICLOPYR(商標);TRICYCLAZOLE(商標);TRIDIPHANE(商標);TRIFLUMIZOLE(商標);TRIFLURALIN(商標);TRIFLUSULFURON MEHYL(商標);TRIFORINE(商標);TRIMETHACARB(商標);VINCLOZOLIN(商標);ZINEB(商標)およびZIRAM(商標)からなる群より選択される、請求項20記載の方法。
【請求項25】
食材がパン、パン生地、ケーキ、ビスケット、パイ、およびロールケーキなどを含む焼いた物;朝食用シリアル;チューインガムおよびチョコレートを含むキャンディ;ゼラチンデザート;アイスクリーム、チーズ、ヨーグルトおよびミルクを含む乳製品;植物油、フルーツドリンク、茶、コーヒー、ビール、ワインおよびソフトドリンクを含む飲料;バター、植物油およびマーガリンを含むショートニング;塩漬け肉;乳製品を含まない粉末クリーム;ポテトチップス;泡立て剤;人工ホイップクリーム、加工された卵白;ゼリー;乳児用調合乳;マヨネーズを含むサラダドレッシングならびにサンドイッチスプレッドからなる群より選択される、請求項19記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公表番号】特表2006−502973(P2006−502973A)
【公表日】平成18年1月26日(2006.1.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−505091(P2004−505091)
【出願日】平成15年5月20日(2003.5.20)
【国際出願番号】PCT/AU2003/000607
【国際公開番号】WO2003/097095
【国際公開日】平成15年11月27日(2003.11.27)
【出願人】(504294178)ケムストップ ピーティーワイ リミテッド (1)
【Fターム(参考)】