説明

現像装置および画像形成装置

【課題】現像剤の漏出を充分に防止する。
【解決手段】現像剤収容部に収容された現像剤を像担持体へ搬送する現像ローラと、前記現像ローラの回転軸方向の前記現像剤収容部の両側壁を形成するとともに、前記現像ローラの回転軸方向の両端部の周面に摺接する二つのシール部材と、前記それぞれのシール部材を支持するとともに、前記現像ローラの回転軸の両端部を回転可能に支持する二つの支持部材と、前記それぞれの支持部材は、現像装置のフレームに形成された係止部と係合する係合部を有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、現像剤を収容した現像装置およびその現像装置を備えた画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の現像装置は、静電潜像が形成される感光体ドラムと、その感光体ドラムに現像剤を供給して静電潜像を現像する現像ローラと、現像剤収容部内の現像剤を現像ローラに供給する供給ローラを備え、現像ローラ上の現像剤が現像ローラの回転軸の外側方向へ移動し、画像形成装置内に漏れ出すことを防止するため、現像ローラの回転軸方向における端部の周面に摺接するシール部材を現像装置の側板部に固定配置するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2007−271735号公報(段落「0014」〜段落「0024」、図1、図2)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した従来の技術においては、シール部材を側板部で支持するようにしているため、現像ローラの回転や振動により側板部が移動すると現像ローラとシール部材との間に隙間が形成され、その隙間からトナーが漏れ出すことがあり、現像剤の漏出を充分に防止することができないという問題がある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とし、現像剤の漏出を充分に防止することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
そのため、本発明は、現像剤収容部に収容された現像剤を像担持体へ搬送する現像ローラと、前記現像ローラの回転軸方向の前記現像剤収容部の両側壁を形成するとともに、前記現像ローラの回転軸方向の両端部の周面に摺接する二つのシール部材と、前記それぞれのシール部材を支持するとともに、前記現像ローラの回転軸の両端部を回転可能に支持する二つの支持部材と、前記それぞれの支持部材は、現像装置のフレームに形成された係止部と係合する係合部を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
このようにした本発明は、現像剤の漏出を充分に防止することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】第1の実施例における画像形成装置の構成を示す概略側断面図
【図2】第1の実施例における現像器の斜視図
【図3】第1の実施例における現像器の構成を示す要部斜視図
【図4】第1の実施例における現像器の構成を示す要部断面図
【図5】第1の実施例における支持部材の構成を示す斜視図
【図6】第2の実施例における現像器の構成を示す要部斜視図
【図7】第2の実施例における現像器の構成を示す要部断面図
【図8】第2の実施例における現像器の構成を示す要部斜視図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して本発明による現像装置および画像形成装置の実施例を説明する。
【実施例1】
【0009】
図1は第1の実施例における画像形成装置の構成を示す概略側断面図である。
図1において、100は画像形成装置であり、例えば電子写真方式のプリンタである。この画像形成装置100は、画像形成装置100本体に着脱可能な現像装置としての現像器20と、現像器20の感光体18に光を選択的に照射する露光装置21と、現像器20の感光体18に形成された現像剤像を記録媒体に転写する転写装置22と、記録媒体に転写された現像剤像を熱および圧力で記録媒体に定着させる定着装置23と、収容した記録媒体を図中矢印が示す方向へ給紙する給紙装置24とを備えている。
【0010】
現像器20は、現像剤としてのトナーを収容する現像剤収容部としてのトナー収容部1と、露光装置21の光の照射により表面に静電潜像が形成される像担持体としての感光体18と、感光体18に形成された静電潜像にトナーを付着させてトナー像を現像する現像剤担持体としての現像ローラ2と、現像ローラ2のトナー収容部1に収容されたトナーを供給する供給ローラ3と、現像ローラ2上に形成されたトナー層を均一の厚さに規制する現像ブレード4と、感光体18の表面を均一に帯電させる帯電装置13と、感光体18の表面に残留した転写残トナーを除去するクリーニングローラ14とを備え、感光体18の表面に現像剤像としてのトナー像を形成する。
【0011】
現像ローラ2は、導電性の金属シャフトにシリコン等の半導電性ゴムがロール状に形成され、トナー収容部1に収容されたトナーを像担持体としての感光体18へ搬送する。供給ローラ3は、導電性の金属シャフトに、トナーの搬送性を向上させるため、混練時に発泡剤を添加したスポンジ状のゴムがロール状に形成され、感光体18は、アルミニウム等の導電性基層と有機感光体からなる表層とから構成されている。帯電装置13は、導電性の金属シャフトにエピクロルヒドリンゴム等の半導電性のゴムをロール状に形成してなる帯電ローラを有している。
【0012】
また、現像器20は、現像ローラ2の回転軸方向の外側にトナーが漏出することを防止するシール部材5と、現像ローラ2とトナー収容部1の底壁11との隙間を遮蔽するフィルム部材12とを備えている。このフィルム部材12は、現像ローラ2の回転軸方向に延材し、現像ローラ2の周面に接触して配置されている。
【0013】
現像器20の帯電装置13(帯電ローラ)、現像ローラ2、およびクリーニングローラ14は、感光体18の表面に接触して回転するように配置され、現像ローラ2および供給ローラ3は、図示しない回転駆動機構により図中矢印が示す時計方向に回転駆動される。
また、現像ローラ2、供給ローラ3、および現像ブレード4は、図示しない現像ローラ電源、供給ローラ電源、現像ブレード電源によりそれぞれ所定のバイアス電圧が印加される。トナーとしては、高い流動性が得られるように、平均粒径5〜10μmの球状の重合トナーを用いることが望ましい。
【0014】
図2は第1の実施例における現像器の斜視図である。
図2において、現像器20の現像ローラ2の回転軸方向における両端部には、それぞれシール部材5が配設されている。二つのシール部材5は、現像ローラ2を挟むように対向して配置されて図1に示すトナー収容部1の両側壁面を形成するとともに、現像ローラ2の回転軸方向における両端部の周面に摺接する湾曲面が形成され、トナー収容部内のトナーが漏出することを防止している。このシール部材5は、例えばスポンジ状のウレタンで形成される。
【0015】
現像ローラ2の回転軸方向における二つのシール部材5の外側には、それぞれのシール部材5を支持する二つの支持部材6が配置され、その支持部材6には、現像ローラ2および供給ローラ3等の回転軸を回転可能に支持する軸受け(図3に示す現像ローラ2の回転軸2aを回転可能に支持する軸受け6c等)が形成されている。したがって、支持部材6は、シール部材5を支持するとともに、現像ローラ2の回転軸2aを回転可能に支持する。
なお、現像ローラ2の回転軸2aは、支持部材6に形成された軸受けに支持されるとともに、現像器20のフレームに備えられた図示しない規制部材により軸受けから浮きが生じないように移動が規制されている。
【0016】
図3は第1の実施例における現像器の構成を示す要部斜視図、図4は第1の実施例における現像器の構成を示す要部断面図、図5は第1の実施例における支持部材の構成を示す斜視図である。なお、図4は、図3におけるAA断面図である。
図3、図4および図5において、支持部材6は、樹脂等で成形されたシールプレート6aと、スポンジ状のウレタンで形成されたシール部6bとからなり、シールプレート6aはシール部6bを厚さ0.5mm圧縮するようにシール部材5方向(図2に示す現像ローラ2の端部方向)へ押圧されて配設されている。
【0017】
また、シールプレート6aのシール部6bとの反対側(現像ローラの回転軸方向における外側)の側面であって、軸受け6cと、現像器20のフレームとの接触部6dとの間には、係合部として突出したラッチ部(突出部)9が形成され、そのラッチ部9が、支持部材6を現像器20に実装した状態で現像器20のフレームに形成された係止部7と係合して係止され、支持部材6を現像器20に固定する。
【0018】
係止部7は、図3に示すように、現像器20のフレームから隆起した逆L字状に形成されたものであり、また、ラッチ部9は、図5に示すように、シールプレート6aの側面から突出したものである。
【0019】
この係止部7およびラッチ部9は、図4に示すように、係止部7の先端部7aと現像器20のフレームとの間に、ラッチ部9が係合し、そのラッチ部9が係止部7の先端部7aで係止されるように形成されている。ラッチ部9は、係止部7の先端部7aと当接する当接部9a、および先端部からシールプレート6aに向けて裾が広がるように傾斜し、現像器20のフレームと当接する傾斜部9bが形成され、その当接部9aが係止部7の先端部7aと当接し、また傾斜部9bが現像器20のフレームと当接することにより、シールプレート6a、すなわち支持部材6が現像器20に固定される。
【0020】
ここで、シールプレート6aのラッチ部9に傾斜部9bを設けることにより、支持部材6を現像器20に挿入して組み立てるとき、ラッチ部9を容易に係止部7に係合させることができるようになる。
このように支持部材6を現像器20に固定することにより、支持部材6の軸受け6cに支持された現像ローラの移動を規制することができる。また、支持部材6を現像器20に固定することにより、支持部材6と現像器20のフレーム部との間の隙間を遮蔽することができ、更なるトナーの漏出を防止することができる。
【0021】
上述した構成の作用について説明する。
図3、図4および図5において、支持部材6のシールプレート6aの側面の設けられたラッチ部9を現像器20のフレーム部に設けられた係止部7に係止して支持部材6を現像器20に実装する。
【0022】
現像器20のフレーム部に設けられた係止部7に係止された支持部材6は、現像器20のフレーム部に固定され、現像ローラの回転による回動や振動による現像ローラの支持部材6からの離間を防止して現像ローラの周面とシール部材5との間に間隙が形成されることを防止し、また現像器20のフレーム部との間の隙間を遮蔽する。
したがって、支持部材6を現像器20のフレーム部に固定することにより、トナー収容部内のトナーが外部に漏れ出すことを防止することができる。
【0023】
比較例として、支持部材6がシール部材5に固定されている場合、その支持部材6は、スポンジ状のシール部材5の伸縮に伴って、現像ローラの回転により回動や振動してしまうため、現像ローラの周面とシール部材5との間に間隙が形成され、また現像器20のフレーム部との間に間隙が形成され、その間隙からトナー収容部内のトナーが外部に漏出することがある。
【0024】
しかし、本実施例のように、支持部材6を現像器20のフレーム部に固定することにより、支持部材6の回動や浮き上がりを防止して現像ローラの周面とシール部材5との間に間隙が形成されることを防止することができ、また現像器20のフレーム部との間の隙間を遮蔽することができ、トナー収容部内のトナーが外部に漏れ出すことを防止することができる。
【0025】
また、ラッチ部9をシールプレート6aの軸受け6cと現像器20のフレームとの接触部6dの間、すなわち現像器20を画像形成装置に実装した状態における軸受け6cの直下に設けたことにより、現像ローラの回転による支持部材6の回動および振動を抑制し、現像ローラ直下の支持部材6と現像器20のフレーム部との間からトナーが漏れることを防止することができる。
【0026】
以上説明したように、第1の実施例では、支持部材のシールプレートの側面に設けられたラッチ部を現像器のフレーム部に設けられた係止部に係止し、支持部材を現像器のフレーム部に固定することにより、支持部材の回動や浮き上がりを防止して現像ローラの周面とシール部材との間に間隙が形成されることを防止することができ、トナー収容部内のトナーが外部に漏れ出すことを防止することができるという効果が得られる。
【0027】
また、支持部材と現像器のフレーム部との間の隙間を遮蔽することができ、トナー収容部内のトナーが外部に漏れ出すことを防止することをさらに高めることができるという効果が得られる。
さらに、現像ローラの直下にラッチ部を設けることにより、現像ローラの回転による支持部材の回動および振動を抑制し、現像ローラ直下の支持部材と現像器のフレーム部との間からトナーが漏れることを防止することができるという効果が得られる。
またさらに、シールプレートの側面にラッチ部を設けたことにより、現像器を容易に組み立てることができるという効果が得られる。
【実施例2】
【0028】
図6は第2の実施例における現像器の構成を示す要部斜視図、図7は第2の実施例における現像器の構成を示す要部断面図、図8は第2の実施例における支持部材の構成を示す斜視図である。なお、図7は、図6におけるBB断面図である。また、上述した第1の実施例と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0029】
図6、図7および図8において、支持部材6は、樹脂等で成形されたシールプレート6aと、スポンジ状のウレタンで形成されたシール部6bとからなり、シールプレート6aはシール部6bを厚さ0.5mm圧縮するようにシール部材5方向(図2に示す現像ローラ2の端部方向)へ押圧されて配設されているのは第1の実施例と同様である。
【0030】
また、シールプレート6aのシール部6bとの反対側(現像ローラの回転軸方向における外側)の側面であって、軸受け6cと、現像器20のフレームとの接触部6dとの間には、係合部としての凹部8が形成され、その凹部8に、支持部材6を現像器20に実装した状態で現像器20のフレームに形成された係止部として突出したラッチ部(突出部)10と係合して係止され、支持部材6を現像器20に固定する。
【0031】
ラッチ部10は、図7に示すように、現像器20のフレームから隆起した逆L字状に形成されたものであり、また、凹部8は、図8に示すように、シールプレート6aの側面に形成された穴状のものである。
この凹部8およびラッチ部10は、図7に示すように、凹部8がラッチ部10に係合し、その凹部8の上側の当接部8aとラッチ部10の傾斜部10aとが当接し、下側の当接部8bとラッチ部10の当接部10bとが当接し、係止されるように形成されている。
【0032】
ラッチ部10は、先端部から現像器20のフレームに向けて裾が広がるように傾斜し、凹部8の上側の当接部8aと当接する傾斜部10aが形成され、また凹部8の下側の当接部8bと当接する当接部10bが形成され、その傾斜部10aが凹部8の上側の当接部8aと当接し、また当接部10bが凹部8の下側の当接部8bと当接することにより、シールプレート6a、すなわち支持部材6が現像器20に固定される。
ここで、現像器20のフレームのラッチ部10に傾斜部10aを設けることにより、支持部材6を現像器20に挿入して組み立てるとき、凹部8をラッチ部10に容易に係合させることができるようになる。
【0033】
このように支持部材6を現像器20に固定することにより、支持部材6の軸受け6cに支持された現像ローラの移動を規制することができる。また、支持部材6を現像器20に固定することにより、支持部材6と現像器20のフレーム部との間の隙間を遮蔽することができ、更なるトナーの漏出を防止することができる。
【0034】
上述した構成の作用について説明する。
図6、図7および図8において、支持部材6のシールプレート6aの側面に設けられた凹部8を現像器20のフレーム部に設けられたラッチ部10に係止して支持部材6を現像器20に実装する。
【0035】
現像器20のフレーム部に設けられたラッチ部10に係止された支持部材6は、現像器20のフレーム部に固定され、現像ローラの回転による回動や振動による現像ローラの支持部材6からの離間を防止して現像ローラの周面とシール部材5との間に間隙が形成されることを防止し、また現像器20のフレーム部との間の隙間を遮蔽する。
したがって、支持部材6を現像器20のフレーム部に固定することにより、トナー収容部内のトナーが外部に漏れ出すことを防止することができる。
【0036】
比較例として、支持部材6がシール部材5に固定されている場合、その支持部材6は、スポンジ状のシール部材5の伸縮に伴って、現像ローラの回転により回動や振動してしまうため、現像ローラの周面とシール部材5との間に間隙が形成され、また現像器20のフレーム部との間に間隙が形成され、その間隙からトナー収容部内のトナーが外部に漏出することがある。
【0037】
しかし、本実施例のように、支持部材6を現像器20のフレーム部に固定することにより、支持部材6の回動や浮き上がりを防止して現像ローラの周面とシール部材5との間に間隙が形成されることを防止することができ、また現像器20のフレーム部との間の隙間を遮蔽することができ、トナー収容部内のトナーが外部に漏れ出すことを防止することができる。
【0038】
また、凹部8をシールプレート6aの軸受け6cと現像器20のフレームとの接触部6dの間、すなわち現像器20を画像形成装置に実装した状態における軸受け6cの直下に設けたことにより、現像ローラの回転による支持部材6の回動および振動を抑制し、現像ローラ直下の支持部材6と現像器20のフレーム部との間からトナーが漏れることを防止することができる。
【0039】
以上説明したように、第2の実施例では、支持部材のシールプレートの側面に設けられた係止部に現像器のフレーム部に設けられたラッチ部を係止し、支持部材を現像器のフレーム部に固定することにより、支持部材の回動や浮き上がりを防止して現像ローラの周面とシール部材との間に間隙が形成されることを防止することができ、トナー収容部内のトナーが外部に漏れ出すことを防止することができるという効果が得られる。
【0040】
また、支持部材と現像器のフレーム部との間の隙間を遮蔽することができ、トナー収容部内のトナーが外部に漏れ出すことを防止することをさらに高めることができるという効果が得られる。
さらに、現像ローラの直下に係止部を設けることにより、現像ローラの回転による支持部材の回動および振動を抑制し、現像ローラ直下の支持部材と現像器のフレーム部との間からトナーが漏れることを防止することができるという効果が得られる。
【0041】
またさらに、シールプレートの側面に係止部を設けたことにより、現像器を容易に組み立てることができるという効果が得られる。
なお、第1の実施例および第2の実施例では、画像形成装置をプリンタとして説明したが、それに限られることなく、画像形成装置をファクシミリ装置、複写機、およびプリンタ、ファクシミリ装置や複写機を複合的に備えた複合機としても良い。
【符号の説明】
【0042】
1 トナー収容部
2 現像ローラ
3 供給ローラ
4 現像ブレード
5 シール部材
6 支持部材
6a シールプレート
6b シール部
6c 軸受け
6d 接触部
7 係止部
8 凹部
9、10 ラッチ部
12 フィルム部材
13 帯電装置
14 クリーニングローラ
18 感光体
20 現像器
21 露光装置
100 画像形成装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
現像剤収容部に収容された現像剤を像担持体へ搬送する現像ローラと、
前記現像ローラの回転軸方向の前記現像剤収容部の両側壁を形成するとともに、前記現像ローラの回転軸方向の両端部の周面に摺接する二つのシール部材と、
前記それぞれのシール部材を支持するとともに、前記現像ローラの回転軸の両端部を回転可能に支持する二つの支持部材と、
前記それぞれの支持部材は、現像装置のフレームに形成された係止部と係合する係合部を有することを特徴とする現像装置。
【請求項2】
請求項1に記載の現像装置において、
前記係合部は、前記係止部に係合する突出部であることを特徴とする現像装置。
【請求項3】
請求項1に記載の現像装置において、
前記係合部は、前記係止部に係合する凹部であることを特徴とする現像装置。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の現像装置において、
前記現像ローラの回転軸方向に延在し、前記現像ローラの周面に接触して配置されるフィルム部材を有することを特徴とする現像装置。
【請求項5】
現像剤収容部に収容された現像剤を像担持体へ搬送する現像ローラと、
前記現像ローラの回転軸方向の前記現像剤収容部の両側壁を形成するとともに、前記現像ローラの回転軸方向の両端部の周面に摺接する二つのシール部材と、
前記それぞれのシール部材を支持するとともに、前記現像ローラの回転軸の両端部を回転可能に支持する二つの支持部材と、
前記それぞれの支持部材は、現像装置のフレームに形成された係止部と係合する係合部を有する現像装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate


【公開番号】特開2013−73122(P2013−73122A)
【公開日】平成25年4月22日(2013.4.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−213545(P2011−213545)
【出願日】平成23年9月28日(2011.9.28)
【出願人】(591044164)株式会社沖データ (2,444)
【Fターム(参考)】