説明

球技場グラウンド部分の天幕引き上げ引き下し型総合システム

【課題】雨天及び急の降雨による試合中止や、観客の衣服が濡れる等の不愉快の無い次世代のスタジアムを提供する。
【解決手段】球技場の総面積を8等分し、傾斜角度を持った2本の鉄柱6でシートの一面を支え、その三角形の垂線を結ぶ球技場内周面下に立てられた鉄製円柱の頂点部に設置されたウィンチ5と、その三角形を描く二本のポール先端のフックリング1にフックを掛けて、ポールの二本目の先端と三本目の下端とに継ぎ手ピン7を打って回転運動させ、三本目から咲きを降雨によって引き下げ、晴天で引き上げをすべて自動コントロールで行う。太陽光発電及び円周回転羽式風力発電8を設け、ナイター照明電力を賄いうる蓄電量を確保する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、雨天及び急の降雨による試合中止や試合続行で観客ががっかりしたり衣服が濡れる等の不愉快の無い次世代のスタジアムを提供するものである。
【背景技術】
【0002】
従来に於ての球場で東京ドームや福岡ドームなどの固定式及び米国シアトルのレール型移動式のみで、グラウンド部分の天幕の引き上げ引き下し風力発電と太陽光発電併設の球場は無かった。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
この案件の主眼と成すものは、私が提出した特許願い出願番号2006−186070(長物の強度及び反発力の増加加工技術)のウルトラスチールパイプを用いる事が要点の、現青空球技場も当案件の施設へと改良されるが球技場に設置された16本のポールの8面に天幕を張って行くがその一面を、小刻みに縫製して大型ファスナーで現場で繋いで行って一面とする。まず行う工事は、球技場内周面直下に16本の傾斜角度を持った鉄柱をコンクリートで埋設して取付けるが難民用小ドームや災害用小ドームも総面積を8分割する事を理想とする。球技場の建て方によって、鉄柱の傾斜角度の違いと一本のウルトラスチールパイプの長さの違いが有るだけであるが球技場の場合は、全て5本継ぎにする事を理想とする。その5本継ぎの工場からの出荷の姿は、そのパイプの各五段の先端のパイプ割れ防止栓外周部に取付けた、天幕張りのために引き上げるフックリングを保護するために段差出荷とするがその事は、各パイプ下端にロック装置が有る事になる。その事で各パイプを引き伸す時、ある線を越えるとロックを働かせる。そのパイプを引き伸しに於て、荷重摩擦が起り引き伸しは出来ないのでその摩擦が起る各パイプの上下の端の内径面に、パイプ割れ防止栓を入れて接着剤で固定するがその割れ防止栓内径円周方向に、その栓に封じ込めたベアリングを縦方向に作用させてコロの原理を応用させる。その段差出荷に於て、出荷から船で最寄りの港まで運び、球技場まではヘリコプターを使用し鉄柱に取付けるのはクレーンで行い、鉄柱に設けたフタを開けてピッチ合わせを行い鉄柱とパイプとをボルトとナットで締付け固定する。まず先端部を引き伸ばしロックが入った状態で、その面積以上の適宜の面積程ファスナーで繋いで行き、そのシートの三角形状各部分に取付けてあるフックリングと繋ぐための先端パイプに有る各フックリングとのその時点での長さは計算から分るので、あらかじめ全ての場合のフック付きワイヤーを造っておき、クレーンで面倒ではあるが一箇一箇繋いで行くが次の二段目を伸ばすと、大きく弛んで行く事になる。その弛んだワイヤーを次の正規のワイヤーと繋ぎ直して行き、全部終えると一面は完成する。二段目の先端部には継ぎ手ピンが打たれているので、そのピンを支点に晴天時はグラウンド上空部を青空状態とするために、三角形の面の垂直を結ぶ球技場内周部下に適宜の高さからなる鉄製円柱を立て、ウインチを設置し自動コントロールで作動させ引き上げ引き下しを行う。この天幕8面の内奇数偶数別に、各パイプ径外に助長部分を設けてポール間の隙間から、雨が漏れて落ちる事が無い様に縫製されており従って、その4面を降雨によって引き下す時は別の4面を先にウインチを作動させ、その4面を遅らせて下して行くと助長部を支える雨水漏れ防止金属スペーサーに設けられている圧力センサーが働き、ウインチはストップする仕組みである。又ポールにシートを取付ける方法は、ポールの下から巻く形の助長部を設け被せる側にはフックリングを縫付け、下から巻く助長部の先端にフックリングを縫付けて繋ぐ。尚、シートの先が下にずれる事を防止するためには先端に有るパイプ引き上げフックリングとを繋ぐためにやはり、シートのそのパイプの上部外周にフックリングを縫付けておき、両リングにフックを掛ける。又観客席上部は、常に天幕が張られているがその東西以南に当る4面にソーラーパネルを設置するがソーラーパネル総合材(下部にアクリル樹脂板、中部にソーラーパネル、上部に透明アクリル樹脂板)を乗せるための、その総合材の大きさに合せた、ウルトラカーボンパイプを四角形及び長方形に組んだものをシートに取付けるがシート側とパイプ側とにジャックルリングを取付けておく。その事は又、その総合材とパイプ側とを繋ぐジャックルリングを取付けて、ソーラーパネル総合材を固定設置する。又ポール引っ張り円形鉄柱から更に高さを求めた鉄製円柱を立て、その先に円周回転羽根式風力発電を起すが8本の設置となる。球技場には大型クレーン入出路を設け、天然芝は完成後に張りつめるが保給工事用の雌ネジを埋め込んだ、コンクリート製の正方形固体を左右等間隔にグラウンド内周近くに一周出来る様に埋設し、その雌ネジはフタで開閉しプレーの障害にならない芝の中に隠す。
【課題を解決するための手段】
【0004】
この案件のまず始めに解決すべき事は、スチールパイプに巻付ける鋼線の開発が必要である。その新しい素材によって鋼材パイプを造り、その素材によって鋼線を造るが鋼材パイプに緊密にびっしりと鋼線を巻付けた製品をウルトラスチールパイプと名付ける。更に鋼材径線に鋼線を緊密にびっしりと巻付けた製品をウルトラスーパー鋼線と呼ぶその製品を開発せねばならない。
【発明の実施形態】
【0005】
球技場は晴天時観客席のみ常に天幕を張っており、降雨によってグラウンド上の天幕が張られる。その仕組みは球技場の総面積を8等分し、傾斜角度を持った2本の鉄柱が張られたシートー面を支え、その三角形の垂線を結ぶ球技場内周面下に立てられた鉄製円柱の頂点部に設置されたウインチと、その三角形を描く二本のポール先端のフックリングにフックを掛けて、ポールの二本目の先端と三本目の下端とに継ぎ手ピンを打って回転運動させるが三本目から先を降雨によって引き下げ、晴天で引き上げを行うが全て自動コントロールで行う。又観客席の天幕部にソーラーパネル総合材を設置し太陽光発電を行い、ポール引っ張り円形鉄柱の先端から更に上に立てられた鉄製円柱の先端に、円周回転羽根式風力発電を8柱8設置設け、ナイター照明電力を十分に賄い有る蓄電量を確保する。
【発明の効果】
【0006】
(イ)野球では降雨ノーゲームや降雨中止や雨に濡れ乍ら観客は観戦し、選手達はプレーしなければならなかったが本案件施設を建設出来れば、中止試合や不愉快な思いをせずに観戦出来る。
(ロ)世界で内乱のために難民が発生しているが小ドーム組立システムを開発して、数百名単位の緊急用収容施設を数日の内建設出来る様になる。
(ハ)世界の国家又はその国の各自治体に、緊急災害用の常備小ドーム開発に於てその需要を賄える。
【図面の簡単な説明】
【図1】鉄柱を傾斜させて取付けた実施図である。
【図2】シートをファスナーで繋ぎ、一面をポールに取付けた実施図である。
【図3】シートにウルトラカーボンパイプを取付け、その上にソーラーパネル総合材を取付けた実施図である。
【図4】ウルトラスチールパイプ二段目先端から継ぎ手ピンを打ち、引っ張り回転運動させるためのポール引っ張り鉄柱からウインチで巻上げた、円周回転羽根式風力発電取付け図である。
【符号の説明】
[図1] 1 グラウンド部天幕引き下げ用フックリング 2 先端伸長パイプフックリング及び天幕固定フックリング 3 天幕張りフックリング 4 二段目伸長パイプ引き上げ及び天幕張りフックリング 5 フックリングフリー金具 6 フックリングフリー金具固定ロープ巻き樹脂塗り部 7 鉄柱とウルトラスチールパイプ固定ボルト・ナット締付け作業入口 8 フックリングフリー金具
[図2] 1 雨水漏れ防止ステンレス棒 2 圧力センサー 3 雨水漏れ防止金属スペーサー 4 ファスナー 5 フック 6 フック掛けリング 7 溶接 8 奇数面ウルトラスチールパイプ 9 電気コード 10 多分割シート 11 シート助長部
[図3] 1 リング金具手縫い 2 シート側ウルトラカーボンパイプ繋ぎジャックルリング 3 アクリル樹脂板 4 ソーラーパネル 5 アクリル樹脂透明板 6 ウルトラカーボンパイプ側ソーラーパネル総合材繋ぎジャックルリング 7 ウルトラカーボンパイプ側シート繋ぎジャックルリング 8 ソーラーパネル総合材側ウルトラカーボンパイプ繋ぎジャックルリング 9 ソーラーパネル総合材 10 ウルトラカーボンパイプ
[図4] 1 グラウンド天幕引き下げ用フックリング 2 ポール引っ張り角度 3 天幕中心高さ 4 ワイヤー 5 ウインチ 6 ポール引っ張り円形鉄柱 7 継ぎ手ピン 8 円周回転羽根式風力発電

【特許請求の範囲】
【請求項1】
球技場総面積を8分割し、その一面を二本の鉄柱が支える。16本の設置した鉄柱に適宜な傾斜角度を持たせた正方形枠の内に設置する、伸長パイプ製造出荷時の姿を段差収納とするがそれはロック機能を働かせるからであり、各段先端に取付けている右か左の金属製フックリングを保護するためと短かく出荷するためである。その伸長パイプには別の適宜の位置に、右か左天幕張り金属製フックリングを取付けるが以上の全てのフックリング取付けは、フックリング助長部に適宜の太さの化学繊維のロープを緊密にびっしりと巻付けた後に、その巻かれたロープの谷を樹脂類で埋め滑らかにして再び適宜の太さのロープを同じく巻付け樹脂類を塗って、金属製フックリング助長部をウルトラスチールパイプに固定する。そのフックリングの形状は段差収納で中に入れるために、その部所の外径と同径に加工し、そのリングはフリーリング金具とで遊びを生じさせる。更に最先端部外周上部に、グラウンド部天幕引き下げ用フックリングを以上と同じく加工して取付ける。その段差収納された伸長パイプの下部の適宜の位置に、ボルト差し入れ孔を上下二ケ所設け鉄柱にも同径の孔を二ケ所設け、鉄柱とウルトラスチールパイプ固定ボルト・ナット締付け作業入口を鉄柱に設け、作業者がピッチ合せを行ってボルトを貫通させてナットで締付け固定する。尚、当案件の伸長パイプは私が提出した特許願いの出願番号2006−186070(長物の強度及び反発力の増加加工技術)のウルトラスチールパイプを用いる。その鉄柱に取付けた伸長先端パイプ五段目を、クレーンで先端に取付けた右か左の伸長パイプ引き上げ及び天幕張りフックリングにフックを掛けて引っ張り、ある線を越えるとロック機能を働かせストップさせる。その引き上げで荷重摩擦が起り引き伸しは出来ないので、パイプ各段の先端と下端内径部にパイプ割れ防止栓を接着剤で取付け、その栓の内径縦方向に栓に封じ込めたベアリングを一部出させて、コロの原理を応用させる。それで五段目が2本引き上げられた両先端の中間線を結ぶ位置に、シートの三角形頂点を置くが如くクレーンで吊ってあらかじめ全ての左右のフックワイヤーの長さが計算で分るので造っておき、クレーンで5段目の各位置に取付けているフックリングに、フック掛け作業をして行く。次に4段目を引き上げると、必然的にシートは弛んで行くが再びクレーン作業で5段目と同じくフックワイヤーで繋いで行き、以下繰り返して一面の天幕張りは形としては完成するが天幕取付けフックリングは間隔があり過ぎるので、その間隔を埋めるシート助長部先端にフックを縫製し、固定したそのフックをパイプを抱く様に下から上に巻付けシート下面に縫製で取付けたフック掛けリングに全部掛けて行くと、完全に取付け作業は完成する。次に、本案件のポール4段目の先端部と3段目下端部に、継ぎ手ピン孔が開けられていてピッチを合せピンを打ち込み、3段目から上を回転運動させてグラウンド部天幕を昇降させる。その昇降は2本の鉄柱の中間点に、ポール引っ張り円形鉄柱を立てその先端に平面鉄板を取付けてウインチを設置し、天幕の三角形頂点部に当る両パイプに取付けているグラウンド部天幕引き下げ用フックリングとワイヤーを張って、降雨によって自動コントロールでウインチで巻き送り、グラウンド部天幕を降下させて天幕設置は完了する。又観客席天幕上面に、あらかじめ適宜の正方形及び長方形及び三角形にウルトラカーボンパイプ側とシート側とに取付けたジャックルリングにジャックルを掛けて引っ張り固定し、次にその組まれたパイプの上にソーラーパネル総合材を置き、パイプ側と総合材側とに取付けたジャックルリングにジャックルを掛けて引っ張り固定し、太陽光発電を起す。又ポール引っ張り円形鉄柱の頂点下に金属製平面部を溶接で取付けウインチを設置し、更にその円柱頂部に高さを求めた円形鉄柱を立て、その先端に円周回転羽根式風力発電を設置する。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2008−208691(P2008−208691A)
【公開日】平成20年9月11日(2008.9.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−77798(P2007−77798)
【出願日】平成19年2月23日(2007.2.23)
【出願人】(503017091)
【Fターム(参考)】