説明

環式アニリノ−ピリジノトリアジン

本発明は式(I)
【化1】


[式中、mは1を表し、nは1を表し、ZはNもしくはC、特にNを表し;−X−はC1〜4アルキル、特にメチルを表し;−X−は−C1〜4アルキル−もしくは−C1〜4アルキル−NR−、特にプロピル、−エチル−NR−もしくは−プロピル−NR−を表し;−Y−は−NR−C1〜6アルキル−CO−NR−、−Het−C1〜6アルキル−CO−NR−もしくは−Het−CO−NR−を表し、そしてこここで、−NR−C1〜6アルキル−CO−NR−もしくは−Het−C1〜6アルキル−CO−NR−の−C1〜6アルキル−リンカーは場合によりヒドロキシ、ハロおよびフェニルから選択される1個または可能な場合には2個もしくはそれ以上の置換基で置換されていてもよく;Rは水素、クロロ、フルオロもしくはブロモを表し;Rは−C1〜4アルキル−、特にエチルもしくはメチルを表し;Rは水素を表し;Rは水素を表し;R、RおよびRは水素を表し;Hetはピペラジニルもしくはピペリジニル、特にピペラジニルから選択され;Hetはピロリジニルもしくはピペリジニル、特にピロリジニルから選択され、ここで、該ピロリジニルは場合によりヒドロキシで置換されていてもよい]
の化合物、そのN−オキシド形態、製薬学的に許容しうる付加塩および立体化学的異性体に関する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I)
【化1】

[式中:
mは1〜4の整数を表し;nは1〜4の整数を表し;
ZはNもしくはCを表し;
Yは−NR−C1〜6アルキル−CO−NR−、−C1〜4アルキル−NR−C1〜4アルキル−、−C1〜6アルキル−CO−Het10−、−Het11−CO−C1〜6アルキル−、−Het12−C1〜6アルキル−、−CO−Het13−C1〜6アルキル−、−CO−NR10−C1〜6アルキル−、−Het−C1〜6アルキル−CO−NR−もしくは−Het−CO−NR−を表し、ここで、−NR−C1〜6アルキル−CO−NR−もしくは−Het−C1〜6アルキル−CO−NR−における−C1〜6アルキル−リンカーは、場合によりヒドロキシ、メトキシ、アミノカルボニル、ハロ、フェニル、インドリル、メチルスルフィド、チオール、ヒドロキシフェニル、シアノフェニル、アミノおよびヒドロキシカルボニルから選択される1個または可能な場合には2個もしくはそれ以上の置換基で置換されていてもよく;
は直接結合、C1〜4アルキル、C1〜4アルキルオキシ−、C1〜4アルキル−CO−、C2〜4アルケニル、C2〜4アルキニルもしくはC1〜4アルキル−NR−を表し、ここで、該C1〜4アルキルもしくはC2〜4アルケニルは場合により1個または可能な場合には2個もしくはそれ以上のハロ置換基で置換されていてもよく;
は直接結合、C1〜4アルキル、C1〜4アルキルオキシ−、C1〜4アルキル−CO−、C2〜4アルケニル、C2〜4アルキニルもしくはC1〜4アルキル−NR−を表し、ここで、該C1〜4アルキルもしくはC2〜4アルケニルは場合により1個または可能な場合には2個もしくはそれ以上のハロ置換基で置換されていてもよく;
およびRは各々独立して水素、Het14、シアノ、ハロ、ヒドロキシ、C1〜6アルコキシ−、C1〜6アルキル−、モノ−もしくはジ(C1〜4アルキル)アミノ−カルボニル−、モノ−もしくはジ(C1〜4アルキル)アミノ−スルホニル、ハロで置換されたC1〜6アルコキシ−を表すか、またはRはヒドロキシもしくはハロから選択される1個または可能な場合には2個もしくはそれ以上の置換基で置換されたC1〜6アルキルを表し;
およびRは各々独立して水素、C1〜4アルキル、C2〜4アルケニル、Het、Het−C1〜4アルキル−、Het−C1〜4アルキルカルボニル−、モノ−もしくはジ(C1〜4アルキル)アミノ−C1〜4アルキル−カルボニル−または場合により水素、ヒドロキシ、アミノもしくはC1〜4アルキルオキシ−から選択される1個または可能な場合には2個もしくはそれ以上の置換基で置換されていてもよいフェニルを表し;
およびRは各々独立して水素、C1〜4アルキル、Het、Het−C1〜4アルキル−、場合によりHet−C1〜4アルキルアミノカルボニル−で置換されていてもよいC2〜4アルケニルカルボニル−、C2〜4アルケニルスルホニル−、C1〜
アルキルオキシC1〜4アルキル−または場合により水素、ヒドロキシ、アミノもしくはC1〜4アルキルオキシ−から選択される1個または可能な場合には2個もしくはそれ以上の置換基で置換されていてもよいフェニルを表し;
、R、RおよびR10は各々独立して水素または場合によりヒドロキシ、HetもしくはC1〜4アルキルオキシで置換されていてもよいC1〜4アルキルを表し;
HetおよびHetは各々独立してピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、イミダゾリジニルもしくはピラゾリジニルから選択される複素環を表し、ここで、該HetおよびHetは場合によりアミノ、ヒドロキシ、C1〜4アルキル、ヒドロキシ−C1〜4アルキル−、フェニル、フェニル−C1〜4アルキル−、C1〜4アルキル−オキシ−C1〜4アルキル−、モノ−もしくはジ(C1〜4アルキル)アミノ−またはアミノ−カルボニル−で置換されていてもよく;
HetおよびHetは各々独立してピロリジニルもしくはピペリジニルから選択される複素環を表し、ここで、該HetおよびHetは場合によりC1〜4アルキル、C3〜6シクロアルキル、ヒドロキシ−C1〜4アルキル−、C1〜4アルキルオキシC1〜4アルキルもしくはポリヒドロキシ−C1〜4アルキル−から選択される1個または可能な場合には2個もしくはそれ以上の置換基で置換されていてもよく;
Het、HetおよびHetは各々独立してモルホリニル、ピロリジニル、ピペラジニルもしくはピペリジニルから選択される複素環を表し、ここで、該Het、HetおよびHetは場合によりC1〜4アルキル、C3〜6シクロアルキル、ヒドロキシ−C1〜4アルキル−、C1〜4アルキルオキシC1〜4アルキルもしくはポリヒドロキシ−C1〜4アルキル−から選択される1個または可能な場合には2個もしくはそれ以上の置換基で置換されていてもよく;
Hetはモルホリニル、ピロリジニル、ピペラジニルもしくはピペリジニルから選択される複素環を表し、ここで、該Hetは場合によりC1〜4アルキル、C3〜6シクロアルキル、ヒドロキシ−C1〜4アルキル−、C1〜4アルキルオキシC1〜4アルキルもしくはポリヒドロキシ−C1〜4アルキル−から選択される1個または可能な場合には2個もしくはそれ以上の置換基で置換されていてもよく;
Het10、Het11およびHet13は各々独立してピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、イミダゾリジニルもしくはピラゾリジニルから選択される複素環を表し、ここで、該Het10、Het11およびHet13は場合によりアミノ、ヒドロキシ、C1〜4アルキル、ヒドロキシ−C1〜4アルキル−、フェニル、フェニル−C1〜4アルキル−、C1〜4アルキル−オキシ−C1〜4アルキル−、アミノ−カルボニル−またはモノ−もしくはジ(C1〜4アルキル)アミノ−で置換されていてもよく;
Het12はピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、イミダゾリジニルもしくはピラゾリジニルから選択される複素環を表し、ここで、該Het12は場合によりアミノ、ヒドロキシ、C1〜4アルキル、ヒドロキシ−C1〜4アルキル−、フェニル、フェニル−C1〜4アルキル−、C1〜4アルキル−オキシ−C1〜4アルキル−;モノ−もしくはジ(C1〜4アルキル)アミノ−またはアミノ−カルボニルで置換されていてもよく;
Het14はモルホリニル;ピロリジニル;ピペラジニル;イミダゾリル;ピロリル;2,3,4−トリアザピロリル;1,2,3−トリアゾリル;ピラゾリル;もしくはピペリジニルから選択される複素環を表し、ここで、該Het14は場合によりC1〜4アルキル、C3〜6シクロアルキル、ヒドロキシ−C1〜4アルキル−、C1〜4アルキルオキシC1〜4アルキルもしくはポリヒドロキシ−C1〜4アルキル−から選択される1個または可能な場合には2個もしくはそれ以上の置換基で置換されていてもよい]
を有する化合物、そのN−オキシド形態、製薬学的に許容しうる付加塩および立体化学的異性体。
【請求項2】
mが1を表し;nが1を表し;ZがNもしくはC、特にNを表し;
Yが−NR−C1〜6アルキル−CO−NR−、−C1〜4アルキル−NR−C1〜4アルキル−、−C1〜6アルキル−CO−Het10−、−Het11−CO−C1〜6アルキル−、−Het12−C1〜6アルキル−、−CO−Het13−C1〜6アルキル−、−CO−NR10−C1〜6アルキル−、−Het−C1〜6アルキル−CO−NR−、−Het−CO−NR−を表し、ここで、−NR−C1〜6アルキル−CO−NR−もしくは−Het−C1〜6アルキル−CO−NR−における−C1〜6アルキル−リンカーが場合によりヒドロキシ、メトキシ、アミノカルボニル、ハロ、シアノフェニルおよびフェニルから選択される1個または可能な場合には2個もしくはそれ以上の置換基で置換されていてもよく;
が直接結合、−C1〜4アルキル−、C1〜4アルキルオキシ−もしくはC1〜4アルキル−NRを表し;
が直接結合、C1〜4アルキル、C1〜4アルキルオキシ−、C1〜4アルキル−CO−、C2〜4アルケニル、C2〜4アルキニルもしくはC1〜4アルキル−NR−を表し、ここで、該C2〜4アルケニルは場合により1個または可能な場合には2個もしくはそれ以上のハロ置換基で置換されていてもよく;
が水素、Het14もしくはハロを表し;
が水素、C1〜4アルキル、C2〜4アルケニルもしくはHet−C1〜4アルキル−を表し;
およびRが各々独立して水素もしくはC1〜4アルキルを表し;
が水素を表し;
が水素もしくはC1〜4アルキルを表し;特にRが水素、メチル、エチルもしくはイソプロピル;さらに特に水素、メチルもしくはエチルを表し;
、R、RおよびR10が各々独立して水素もしくはC1〜4アルキルを表し;
HetおよびHetが各々独立してピロリジニル、ピペリジニルもしくはピペラジニルを表し、ここで、該HetもしくはHetが場合によりヒドロキシで置換されていてもよく;特にHetがピロリジニルもしくはピペラジニルを表し、そしてHetがピペリジニル、ピペラジニルもしくはピロリジニルを表し、ここで、該ピロリジニルは場合によりヒドロキシで置換されていてもよく;
Hetが場合によりC1〜4アルキルで置換されていてもよいピペラジニルを表し;
Het10、Het11、Het12およびHet13が各々独立してピロリジニル、ピペリジニルもしくはピペラジニルを表し、ここで、該Het10、Het11、Het12およびHet13は場合によりヒドロキシで置換されていてもよく;特にHet10、Het11、Het12およびHet13がピペラジニルを表し;
Het14がモルホリニル;ピロリジニル;ピロリル;1,2,3−トリアゾリル;2,3,4−トリアザピロリル;ピペリジニルもしくはピペラジニルを表し、ここで、該Het14が場合によりC1〜4アルキルで置換されていてもよい
請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
mが1を表し;nが1を表し;ZがNもしくはC、特にNを表し;
Yが−NR−C1〜6アルキル−CO−NR−、−Het11−CO−C1〜6アルキル−、−CO−Het13−C1〜6アルキル−、−CO−NR10−C1〜6アルキル−、−Het−C1〜6アルキル−CO−NR−もしくは−Het−CO−NR−を表し、ここで、−NR−C1〜6アルキル−CO−NR−もしくは−Het−C1〜6アルキル−CO−NR−における−C1〜6アルキル−リンカーは場合によりヒドロキシで置換されていてもよく;
が−C1〜4アルキル−、C1〜4アルキルオキシ−もしくはC1〜4アルキル−NR−を表し;
が直接結合、C1〜4アルキル、C1〜4アルキルオキシもしくはC1〜4アルキル−NR−を表し;
が水素もしくはハロを表し;
が水素もしくはハロを表し;
が水素、C1〜4アルキルもしくはHet−C1〜4アルキル−を表し;
およびRが各々独立して水素もしくはC1〜4アルキルを表し;
、R、RおよびR10が各々独立して水素もしくはC1〜4アルキルを表し;
HetおよびHetが各々独立してピロリジニル、ピペリジニルもしくはピペラジニルを表し、ここで、該HetもしくはHetは場合によりヒドロキシで置換されていてもよく;
Hetが場合によりC1〜4アルキルで置換されていてもよいピペラジニルを表し;
Het11がピペリジニルもしくはピペラジニル;特にピペラジニルを表し;
Het13がピペリジニルもしくはピペラジニル;特にピペラジニルを表す
請求項1もしくは2に記載の化合物。
【請求項4】
mが1を表し;nが1を表し;ZがNもしくはCを表し;
Yが−C1〜4アルキル−NR−C1〜4アルキル−、−NR−C1〜6アルキル−CO−NR−、−Het−C1〜6アルキル−CO−NR−もしくはHet−CO−NR−を表し、ここで、−Y−におけるC1〜6アルキルリンカーは場合によりヒドロキシ、ハロもしくはフェニルから選択される1個または可能な場合には2個もしくはそれ以上の置換基で置換されていてもよく;
がC1〜4アルキルもしくはC1〜4アルキルオキシ−;特にエチルもしくはエトキシを表し;
がC1〜4アルキル、C1〜4アルキルオキシもしくは−NR−C1〜4アルキル;特にプロピル、−NR−エチル−もしくはNR−プロピル−を表し;
が水素、クロロ、フルオロもしくはブロモを表し;
が水素、C1〜4アルキルもしくはC2〜4アルケニルを表し;
が水素を表し;Rが水素もしくはC1〜4アルキルを表し;
が水素もしくはC1〜4アルキルを表し;Rが水素もしくはC1〜4アルキルを表し;
が水素、クロロ、フルオロもしくはブロモを表し;
が水素もしくはC1〜4アルキルを表し;
Hetがピペラジニルもしくはピペリジニルを表し;
Hetがピロリジニル、ピペリジニルもしくはピペラジニルを表し、ここで、該Hetは場合によりヒドロキシで置換されていてもよい
請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
該化合物が、そのN−オキシド形態、製薬学的に許容しうる付加塩および立体化学的活性形態を包含する;
14−メチル−3,5,7,14,17,22,27−ヘプタアザテトラシクロ[19.3.1.1〜2,6〜.1〜8,12〜]ヘプタコサ−1(25),2(27),3,5,8(26),9,11,21,23−ノナエン−19−イン−16−オン;
(19Z)−19−クロロ−14−メチル−3,5,7,14,17,22,27−ヘプタアザテトラシクロ[19.3.1.1〜2,6〜.1〜8,12〜]ヘプタコサ−1(25),2(27),3,5,8(26),9,11,19,21,23−デカエン−16−オン;
14−メチル−3,5,7,14,17,22,27−ヘプタアザテトラシクロ[19.3.1.1〜2,6〜.1〜8,12〜]ヘプタコサ−1(25),2(27),3,5,8(26),9,11,21,23−ノナエン−16−オン;
1,8,10,12,17,22,26,32−オクタアザペンタシクロ[24.2.2.1〜3,7〜.1〜9,13〜.1〜14,18〜]トリトリアコンタ−3(33),4,6,9(32),10,12,14(31),15,17−ノナエン−23−オン;
1,8,10,12,17,22,25,31−オクタアザペンタシクロ[23.2.2.1〜3,7〜.1〜9,13〜.1〜14,18〜]ドトリアコンタ−3(32),4,6,9(31),10,12,14(30),15,17−ノナエン−23−オン;
17−メチル−3,5,7,14,17,22,27−ヘプタアザテトラシクロ[19.3.1.1〜2,6〜.1〜8,12〜]ヘプタコサ−1(25),2(27),3,5,8(26),9,11,21,23−ノナエン−15−オン;
18−メチル−3,5,7,15,18,23,28−ヘプタアザテトラシクロ[20.3.1.1〜2,6〜.1〜8,12〜]オクタコサ−1(26),2(28),3,5,8(27),9,11,22,24−ノナエン−16−オン;
14−メチル−3,5,7,14,17,20,22,27−オクタアザテトラシクロ[19.3.1.1〜2,6〜.1〜8,12〜]ヘプタコサ−1(25),2(27),3,5,8(26),9,11,21,23−ノナエン−16−オン;
14−メチル−3,5,7,14,17,21,23,28−オクタアザテトラシクロ[20.3.1.1〜2,6〜.1〜8,12〜]オクタコサ−1(26),2(28),3,5,8(27),9,11,22,24−ノナエン−16−オン;
18−エチル−3,5,7,15,18,23,28−ヘプタアザテトラシクロ[20.3.1.1〜2,6〜.1〜8,12〜]オクタコサ−1(26),2(28),3,5,8(27),9,11,22,24−ノナエン−16−オン;
5−クロロ−1,8,10,12,17,22,30−ヘプタアザペンタシクロ[22.2.2.1〜3,7〜.1〜9,13〜.1〜14,18〜]ヘントリアコンタ−3(31),4,6,9(30),10,12,14(29),15,17−ノナエン−23−オン;
5−クロロ−1,8,10,12,17,22,25,31−オクタアザペンタシクロ[23.2.2.1〜3,7〜.1〜9,13〜1.〜14,18〜]ドトリアコンタ−3(32),4,6,9(31),10,12,14(30),15,17−ノナエン−23−オン;
10−クロロ−14−メチル−3,5,7,14,17,22,27−ヘプタアザテトラシクロ[19.3.1.1〜2,6〜.1〜8,12〜]ヘプタコサ−1(25),2(27),3,5,8(26),9,11,21,23−ノナエン−16−オン;
10−クロロ−14−エチル−3,5,7,14,17,22,27−ヘプタアザテトラシクロ[19.3.1.1〜2,6〜.1〜8,12〜]ヘプタコサ−1(25),2(27),3,5,8(26),9,11,21,23−ノナエン−16−オン
よりなる群から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項6】
該化合物が;
18−エチル−3,5,7,15,18,23,28−ヘプタアザテトラシクロ[20.3.1.1〜2,6〜.1〜8,12〜]オクタコサ−1(26),2(28),3,5,8(27),9,11,22,24−ノナエン−16−オン;
14−メチル−3,5,7,14,17,21,23,28−オクタアザテトラシクロ[20.3.1.1〜2,6〜.1〜8,12〜]オクタコサ−1(26),2(28),3,5,8(27),9,11,22,24−ノナエン−16−オン;
1,8,10,12,17,22,25,31−オクタアザペンタシクロ[23.2.2.1〜3,7〜.1〜9,13〜.1〜14,18〜]ドトリアコンタ−3(32),4,6,9(31),10,12,14(30),15,17−ノナエン−23−オン;
14−メチル−3,5,7,14,17,20,22,27−オクタアザテトラシクロ[19.3.1.1〜2,6〜.1〜8,12〜]ペプタコサ−1(25),2(27),3,5,8(26),9,11,21,23−ノナエン−16−オン;
14−メチル−3,5,7,14,17,22,27−ヘプタアザテトラシクロ[19.3.1.1〜2,6〜.1〜8,12〜]ヘプタコサ−1(25),2(27),3,5,8(26),9,11,21,23−ノナエン−16−オン;もしくは
1,8,10,12,17,22,26,32−オクタアザペンタシクロ[24.2.2.1〜3,7〜.1〜9,13〜.1〜14,18〜]トリトリアコンタ−3(33),4,6,9(32),10,12,14(31),15,17−ノナエン−23−オン;
のトリフルオロ酢酸塩から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項7】
薬剤としての使用のための請求項1〜6のいずれか1つに記載の化合物。
【請求項8】
GSK−3活性を介して媒介される疾患の予防もしくは処置のための薬剤の製造における請求項1〜6のいずれか1つに記載の化合物の使用。
【請求項9】
請求項1〜7のいずれか1つに記載の化合物を含んでなる製薬学的組成物。
【請求項10】
式(XI)
【化2】

[式中、
nは1〜4の整数を表し;mは1〜4の整数を表し;
ZはNもしくはCを表し;
およびPは各々独立してヒドロキシ、ハロ、ヒドロキシカルボニル−、ハロカルボニル−、C1〜6アルキルオキシカルボニル−もしくはC1〜6アルキルオキシカルボニル−C1〜4アルキル−を表し;
はC1〜6アルキルもしくはC1〜6アルキル−NR20を表し;
はC1〜6アルキルもしくはC1〜6アルキル−NR21を表し;
およびRは各々独立して水素、シアノ、ハロ、ヒドロキシ、C1〜6アルコキシ−、C1〜6アルキル−、モノ−もしくはジ(C1〜4アルキル)アミノ−カルボニル−、モノ−もしくはジ(C1〜4アルキル)アミノ−スルホニル、ハロで置換されたC1〜6アルコキシ−を表すか、またはRはヒドロキシもしくはハロから選択される1個または可能な場合には2個もしくはそれ以上の置換基で置換されたC1〜6アルキルを表し;
20およびR21は各々独立して水素、C1〜4アルキル、Het20、Het21−C1〜4アルキル−、場合によりHet22−C1〜4アルキルアミノカルボニル−で置換されていてもよいC2〜4アルケニルカルボニル−、C2〜4アルケニルスルホニル−、C1〜4アルキルオキシC1〜4アルキル−または水素、ヒドロキシ、アミノもしくはC1〜4アルキルオキシ−から選択される1個または可能な場合には2個もしくはそれ以上の置換基で置換されていてもよいフェニルを表し;
Het20はモルホリニル、ピロリジニル、ピペラジニルもしくはピペリジニルから選択される複素環を表し、ここで、該Het20は場合によりC1〜4アルキル、C3〜6シクロアルキル、ヒドロキシ−C1〜4アルキル−、C1〜4アルキルオキシC1〜4アルキルもしくはポリヒドロキシ−C1〜4アルキル−で置換されていてもよく;
Het21はモルホリニル、ピロリジニル、ピペラジニルもしくはピペリジニルから選択される複素環を表し、ここで、該Het21は場合によりC1〜4アルキル、C3〜6
シクロアルキル、ヒドロキシ−C1〜4アルキル−、C1〜4アルキルオキシC1〜4アルキルもしくはポリヒドロキシ−C1〜4アルキル−で置換されていてもよく;
Het22はモルホリニル、ピロリジニル、ピペラジニルもしくはピペリジニルから選択される複素環を表し、ここで、該Het22は場合によりC1〜4アルキル、C3〜6シクロアルキル、ヒドロキシ−C1〜4アルキル−、C1〜4アルキルオキシC1〜4アルキルもしくはポリヒドロキシ−C1〜4アルキル−で置換されていてもよい]
の中間体、その製薬学的に許容しうる付加塩および立体化学的異性体。
【請求項11】
nが1を表し;mが1を表し;ZがNもしくはC、特にNを表し;
およびPが各々独立してヒドロキシ、C1〜6アルキルオキシカルボニルもしくはC1〜6アルキルオキシカルボニル−C1〜4アルキル−を表し;
が−C1〜4アルキル−もしくはC1〜4アルキル−NR20−を表し;
が−C1〜4アルキル−もしくはC1〜4アルキル−NR21−を表し;
が水素もしくはハロを表し;
が水素を表し;
20およびR21が各々独立して水素もしくはC1〜4アルキルを表す
請求項10に記載の中間体。
【請求項12】
薬剤としての使用のための請求項10もしくは11に記載の中間体。
【請求項13】
GSK−3活性を介して媒介される疾患の予防もしくは処置のための薬剤の製造における請求項10もしくは11に記載の中間体の使用。
【請求項14】
請求項10〜11のいずれか1つに記載の中間体を含んでなる製薬学的組成物。

【公表番号】特表2009−500307(P2009−500307A)
【公表日】平成21年1月8日(2009.1.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−518811(P2008−518811)
【出願日】平成18年6月26日(2006.6.26)
【国際出願番号】PCT/EP2006/063555
【国際公開番号】WO2007/003525
【国際公開日】平成19年1月11日(2007.1.11)
【出願人】(390033008)ジヤンセン・フアーマシユーチカ・ナームローゼ・フエンノートシヤツプ (616)
【氏名又は名称原語表記】JANSSEN PHARMACEUTICA NAAMLOZE VENNOOTSCHAP
【Fターム(参考)】