説明

生体内分解性ラッピングおよびその使用

管状組織および管状組織の周囲に生体内分解性ポリマーの拘束性繊維マトリクスを含む、管状組織移植片デバイスが提供される。マトリクスを、管状組織上にエレクトロスピニングすることができる。一態様において、管状組織は、静脈、例えば伏在静脈、に由来するものであり、例えば限定するものではないが、冠状動脈バイパス術において、動脈移植片として有用である。同様に、管状組織の周囲に生体内分解性ポリマーの繊維マトリクスを沈着させて、管状組織移植片デバイスを作成することを含む、管状移植片を調整する方法を提供する。冠状動脈を、静脈および静脈の周囲の生体内分解性ポリマーの拘束性繊維マトリクスを含む管状組織移植片デバイスを用いてバイパスすることを含む、心臓のバイパス方法もまた提供される。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
管状組織および管状組織の周囲の生体内分解性ポリマーの拘束性繊維マトリクスを含む、管状組織移植片デバイス。
【請求項2】
管状組織が静脈である、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
静脈管状組織が伏在静脈から得られる、請求項2に記載の装置。
【請求項4】
静脈組織上にポリマー繊維をエレクトロスピニングすることにより調製される、請求項2に記載の装置。
【請求項5】
繊維がエステル結合およびウレタン結合を含むポリマーを含む、請求項4に記載の装置。
【請求項6】
繊維がポリ(エステルウレタン)尿素を含む、請求項5に記載の装置。
【請求項7】
管状組織が動脈、尿道、腸、食道、尿管、気管、気管支、および卵管の1またはそれ以上から選択される、請求項1に記載の装置。
【請求項8】
管状組織上でポリマー繊維をエレクトロスピニングすることにより調製される、請求項1に記載の装置。
【請求項9】
繊維が、1またはそれ以上の以下のもの:
α-ヒドロキシ酸由来のポリマー、ポリラクチド、ポリ(ラクチド-co-グリコリド)、ポリ(L-ラクチド-co-カプロラクトン)、ポリグリコール酸、ポリ(dl-ラクチド-co-グリコリド)、ポリ(l-ラクチド-co-dl-ラクチド)、ラクトンモノマーを含むポリマー、ポリカプロラクトン、カーボネート結合を含むポリマー、ポリカーボネート、ポリグリコネート、ポリ(グリコリド-co-トリメチレンカーボネート)、ポリ(グリコリド-co-トリメチレンカーボネート-co-ジオキサノン)、ウレタン結合を含むポリマー、ポリウレタン、ポリ(エステルウレタン)尿素、ポリ(エステルウレタン)尿素エラストマー、エステル結合を含むポリマー、ポリアルカノエート、ポリヒドロキシブチレート、ポリヒドロキシバレレート、ポリジオキサノン、ポリガラクチン、天然ポリマー、キトサン、コラーゲン、エラスチン、アルギネート、セルロース、ヒアルロン酸およびゼラチン、
から選択されるポリマーを含む、請求項1に記載の装置。
【請求項10】
繊維が、α-ヒドロキシ酸に由来するポリマーを含む、請求項1に記載の装置。
【請求項11】
繊維がポリラクチド、ポリ(ラクチド-co-グリコリド)、ポリ(L-ラクチド-co-カプロラクトン)、ポリグリコール酸、ポリ(dl-ラクチド-co-グリコリド)およびポリ(l-ラクチド-co-dl-ラクチド)から選択される1またはそれ以上のポリマーを含む、請求項10に記載の装置。
【請求項12】
繊維がラクトンモノマーを含むポリマーを含む、請求項1に記載の装置。
【請求項13】
繊維がポリカプロラクトンを含む、請求項12に記載の装置。
【請求項14】
繊維がカーボネート結合を含むポリマーを含む、請求項1に記載の装置。
【請求項15】
繊維が、ポリカーボネート、ポリグリコネート、ポリ(グリコリド-co-トリメチレンカーボネート)、およびポリ(グリコリド-co-トリメチレンカーボネート-co-ジオキサノン)から選択される、1またはそれ以上のポリマーを含む、請求項14に記載の装置。
【請求項16】
繊維がウレタン結合を含むポリマーを含む、請求項1に記載の装置。
【請求項17】
繊維がポリウレタンおよび(エステルウレタン)尿素エラストマーから選択される1またはそれ以上のポリマーを含む、請求項16に記載の装置。
【請求項18】
繊維がポリ(エステルウレタン)尿素エラストマーを含む、請求項17に記載の装置。
【請求項19】
繊維がコラーゲンを含む、請求項18に記載の装置。
【請求項20】
繊維が約25%wt.〜約75%wt.のコラーゲンを含む、請求項19に記載の装置。
【請求項21】
繊維がエラスチンをさらに含む、請求項19に記載の装置。
【請求項22】
繊維がコラーゲンとエラスチンとの混合物約25%wt.〜約75%wt.を含む、請求項21に記載の装置。
【請求項23】
エラスチンおよびコラーゲンが繊維中におよそ同量存在する、請求項21に記載の装置。
【請求項24】
繊維がエステル結合を含む、請求項1に記載の装置。
【請求項25】
ポリエステルがポリアルカノエートである、請求項24に記載の装置。
【請求項26】
ポリヒドロキシアルカノエートが、ポリヒドロキシブチレート、ポリヒドロキシバレレートおよびポリジオキサノンの1またはそれ以上から選択される、請求項25に記載の装置。
【請求項27】
ポリマーがポリガラクチンである、請求項24に記載の装置。
【請求項28】
繊維が天然ポリマーを含む、請求項1に記載の装置。
【請求項29】
繊維が、キトサン、コラーゲン、エラスチン、アルギネート、セルロース、ポリアルカノエート、ヒアルロン酸およびゼラチンから選択される1またはそれ以上の天然ポリマーを含む、請求項28に記載の装置。
【請求項30】
繊維がコラーゲンを含む、請求項1に記載の装置。
【請求項31】
繊維がエラスチンを含む、請求項30に記載の装置。
【請求項32】
マトリクスが、12時間〜2週間の範囲の期間にわたりin situで生体内分解(bioerode)される、請求項30に記載の装置。
【請求項33】
マトリクスと結合する細胞または活性薬剤の一方または両方をさらに含む、請求項1に記載の装置。
【請求項34】
幹細胞、前駆細胞(前駆体)細胞、平滑筋細胞、骨格筋芽細胞、心筋細胞、内皮細胞、内皮前駆細胞、骨髄由来間葉細胞および遺伝子修飾された細胞から選択された1またはそれ以上の細胞が、マトリクスと結合されている、請求項33に記載の装置。
【請求項35】
成長因子がマトリクスに結合されている、請求項33に記載の装置。
【請求項36】
塩基性線維芽細胞成長因子(bFGF)、酸性線維芽細胞成長因子(aFGF)、血管内皮成長因子(VEGF)、肝細胞成長因子(HGF)、インスリン様成長因子(IGF)、形質転換成長因子-β、プレイオトロフィンタンパク質、ミドカイン(midkine)タンパク質、およびIGF-1の1またはそれ以上から選択される成長因子が、マトリクスに結合されている、請求項35に記載の装置。
【請求項37】
薬物がマトリクスと結合する、請求項33に記載の方法。
【請求項38】
薬物が、1またはそれ以上の非ステロイド性抗炎症性薬、抗生物質、抗凝固因子、免疫抑制剤、グルココルチコイド、イムノフィリンに対して作用する薬物、インターフェロン、TNF結合タンパク質、タキサン、スタチン、および一酸化窒素ドナーから選択される、請求項37に記載の方法。
【請求項39】
薬物が、1またはそれ以上のNSAID、サリチル酸、インドメタシン、インドメタシンナトリウム三水和物、サリチルアミド、ナプロキセン、コルヒチン、フェノプロフェン、スリンダク、ジフルニサル、ジクロフェナク、インドプロフェンナトリウムサリチルアミド、抗炎症性サイトカイン、抗炎症性タンパク質、ステロイド性抗炎症剤、ヘパリン、Pebac、エノキサパリン(enoxaprin)、アスピリン、ヒルジン、プラビックス、ビバリルジン、プラスグレル、イドラパリナックス、ワーファリン、クーマディン、クロピドグレル、PPACK、GGACK、組織プラスミノーゲン活性化因子、ウロキナーゼ、ストレプトキナーゼ、グルココルチコイド、ヒドロコルチゾン、ベタメタゾン(betamethisone)、デキサメタゾン、フルメタゾン、イソフルプレドン、メチルプレドニゾロン、プレドニゾン、プレドニゾロン、トリアムシノロンアセトニド、血管新生阻害剤、フルオロウラシル、パクリタキセル、ドキソルビシン、シスプラチン、メトトレキセート、シクロホスファミド、エトポシド、ペガプタニブ、ルーセンティス、トリプトファニル-tRNA合成酵素、リタアン(retaane)、CA4P、AdPEDF、VEGF-TRAP-EYE、AG-103958、アバスチン、JSM6427、TG100801、ATG3、OT-551、エンドスタチン、サリドマイド、ベバシズマブ(becacizumab)、ネオバスタット、抗増殖剤、シロリムス、パクリタキセル、ぺリリルアルコール、ファルネシル基転移酵素阻害薬、FPTIII、L744、抗増殖性因子、Van 10/4、ドキソルビシン、5-FU、ダウノマイシン、マイトマイシン、デキサメタゾン、アザチオプリン、クロラムブシル、シクロホスファミド、メトトレキセート、モフェチル、血管作動性腸管ポリペプチド、抗体、イムノフィリンに作用する薬物、シクロスポリン、ゾタロリムス、エベロリムス、タクロリムス、シロリムス、インターフェロン、TNF結合タンパク質、タキサン、パクリタキセル、ドセタキセル、スタチン、アトルバスタチン、ロバスタチン、シンバスタチン、プラバスタチン、フルバスタチン、ロスバスタチン一酸化窒素ドナーまたは前駆体、Angeli塩、L-アルギニン、遊離塩基、ジエチルアミンNONOate、ジエチルアミンNONOate/AM、Glyco-SNAP-1、Glyco-SNAP-2、(±)-S-ニトロソ-N-アセチルペニシラミン、S-ニトロソグルタチオン、NOC-5、NOC-7、NOC-9、NOC-12、NOC-18、NOR-1、NOR-3、SIN-1、塩酸塩、ニトロプルシド・ナトリウム、二水和物、スペルミンNONOate、ストレプトゾトシン、抗生物質、アシクロビル、オフロキサシン(afloxacin)、アンピシリン、アンフォテリシンB、アトバクオン、アジスロマイシン、シプロフロキサシン、クラリスロマイシン、クリンダマイシン、クロファジミン、ダプソン、ジクラズリル(diclazaril)、ドキシサイクリン、エリスロマイシン、エタンブトール、フルコナゾール、フルオロキノロン、フォスカネット、ガンシクロビル、ゲンタマイシン、イトラコナゾール(iatroconazole)、イソニアジド、ケトコナゾール、レポフロキサシン、リンコマイシン、ミコナゾール、ネオマイシン、ノルフロキサシン、オフロキサシン、パロモマイシン、ペニシリン、ペンタミジン、ポリミキシンB、ピラジンアミド、ピリメタミン、リファブチン、リファンピン、スパルフロキサシン、ストレプトマイシン、スルファジアジン、テトラサイクリン、トブラマイシン、トリフルオロウリジン、硫酸トリメトプリム、Zn-ピリチオン、塩化物、臭化物、ヨウ化物および過ヨード酸塩等の銀の塩、から選択される、請求項37に記載の方法。
【請求項40】
生体内分解性ポリマーの拘束性繊維マトリクスを管状組織の周囲に沈着させて、管状組織移植片デバイスを作製することを含む、管状移植片を調製する方法。
【請求項41】
マトリクスをエレクトロスピニングにより沈着させる、請求項40に記載の方法。
【請求項42】
管状組織が静脈から得られる、請求項40に記載の方法。
【請求項43】
管状組織が伏在静脈の一部から得られる、請求項40に記載の方法。
【請求項44】
デバイスが、ポリマー繊維を管状組織上にエレクトロスピニングすることにより調製される、請求項40に記載の方法。
【請求項45】
繊維が、1またはそれ以上の以下のもの:
α-ヒドロキシ酸に由来するポリマー、ポリラクチド、ポリ(ラクチド-co-グリコリド)、ポリ(L-ラクチド-co-カプロラクトン)、ポリグリコール酸、ポリ(dl-ラクチド-co-グリコリド)、ポリ(l-ラクチド-co-dl-ラクチド)、ラクトンモノマーを含むポリマー、ポリカプロラクトン、カーボネート結合を含むポリマー、ポリカーボネート、ポリグリコネート、ポリ(グリコリド-co-トリメチレンカーボネート)、ポリ(グリコリド-co-トリメチレンカーボネート-co-ジオキサノン)、ウレタン結合を含むポリマー、ポリウレタン、ポリ(エステルウレタン)尿素、ポリ(エステルウレタン)尿素エラストマー、エステル結合を含むポリマー、ポリアルカノエート、ポリヒドロキシブチレート、ポリヒドロキシバレレート、ポリジオキサノン、ポリガラクチン、天然ポリマー、キトサン、コラーゲン、エラスチン、アルギネート、セルロース、ヒアルロン酸およびゼラチン、
から選択されるポリマーを含む、請求項40に記載の方法。
【請求項46】
繊維がエステル結合およびウレタン結合を含むポリマーを含む、請求項44に記載の方法。
【請求項47】
繊維がポリ(エステルウレタン)尿素を含む、請求項46に記載の方法。
【請求項48】
管状組織が、動脈、尿道、腸、食道、尿管、気管、気管支、および卵管の1またはそれ以上から選択される、請求項40に記載の方法。
【請求項49】
デバイスが、ポリマー繊維を管状組織上にエレクトロスピニングすることにより調製される、請求項40に記載の方法。
【請求項50】
繊維が、α-ヒドロキシ酸に由来するポリマーを含む、請求項40に記載の方法。
【請求項51】
繊維が、ポリラクチド、ポリ(ラクチド-co-グリコリド)、ポリ(L-ラクチド-co-カプロラクトン)、ポリグリコール酸、ポリ(dl-ラクチド-co-グリコリド)およびポリ(l-ラクチド-co-dl-ラクチド)から選択される1またはそれ以上のポリマーを含む、請求項50に記載の方法。
【請求項52】
繊維が、ラクトンモノマーを含むポリマーを含む、請求項40に記載の方法。
【請求項53】
繊維がポリカプロラクトンを含む、請求項52に記載の方法。
【請求項54】
繊維が、カーボネート結合を含むポリマーを含む、請求項40に記載の方法。
【請求項55】
繊維が、ポリカーボネート、ポリグリコネート、ポリ(グリコリド-co-トリメチレンカーボネート)およびポリ(グリコリド-co-トリメチレンカーボネート-co-ジオキサノン)から選択される1またはそれ以上のポリマーを含む、請求項54に記載の方法。
【請求項56】
繊維が、ウレタン結合を含むポリマーを含む、請求項40に記載の方法。
【請求項57】
繊維が、ポリウレタンおよびポリ(エステルウレタン)尿素エラストマーから選択される1またはそれ以上のポリマーを含む、請求項56に記載の方法。
【請求項58】
繊維が、ポリ(エステルウレタン)尿素エラストマーを含む、請求項57に記載の方法。
【請求項59】
繊維がコラーゲンを含む、請求項58に記載の方法。
【請求項60】
繊維が、約25%wt.〜約75%wt.のコラーゲンを含む、請求項59に記載の方法。
【請求項61】
繊維がエラスチンをさらに含む、請求項59に記載の方法。
【請求項62】
マトリクスが12時間〜2週間の範囲の時間をかけてin situで生体分解される、請求項40に記載の方法。
【請求項63】
繊維が、コラーゲンとエラスチンとの混合物約25%wt.〜約75%wt.を含む、請求項61に記載の方法。
【請求項64】
エラスチンおよびコラーゲンが、ほぼ等量で繊維中に存在する、請求項61に記載の方法。
【請求項65】
繊維がエステル結合を含む、請求項40に記載の方法。
【請求項66】
ポリエステルがポリアルカノエートである、請求項65に記載の方法。
【請求項67】
ポリヒドロキシアルカノエートが、1またはそれ以上のポリヒドロキシブチレート、ポリヒドロキシバレレートおよびポリジオキサノンから選択される、請求項66に記載の方法。
【請求項68】
ポリマーがポリガラクチンである、請求項66に記載の装置。
【請求項69】
繊維が天然ポリマーを含む、請求項40に記載の方法。
【請求項70】
繊維が、キトサン、コラーゲン、エラスチン、アルギネート、セルロース、ポリアルカノエート、ヒアルロン酸およびゼラチンから選択される1またはそれ以上の天然ポリマーを含む、請求項69に記載の方法。
【請求項71】
繊維がコラーゲンを含む、請求項40に記載の方法。
【請求項72】
繊維がエラスチンを含む、請求項71に記載の方法。
【請求項73】
管状組織が伏在静脈である、請求項40に記載の方法。
【請求項74】
マトリクスを管状組織上に沈着させる工程の前に管状組織を患者から取り出す工程、およびマトリクスを管状組織上に沈着させる工程の後にデバイスを患者に移植する工程、をさらに含む、請求項40に記載の方法。
【請求項75】
細胞または治療剤の一方または両方を、マトリクスと会合させる工程をさらに含む、請求項40に記載の方法。
【請求項76】
幹細胞、前駆(前駆体)細胞、平滑筋細胞、骨格筋芽細胞、心筋細胞、内皮細胞、内皮前駆細胞、骨髄由来間葉細胞、および遺伝子的に修飾した細胞から選択される1またはそれ以上の細胞を、マトリクスと会合させる、請求項75に記載の方法。
【請求項77】
成長因子をマトリクスと会合させる、請求項75に記載の方法。
【請求項78】
1またはそれ以上の塩基性線維芽細胞成長因子(bFGF)、酸性線維芽細胞成長因子(aFGF)、血管内皮成長因子(VEGF)、肝細胞成長因子(HGF)、インスリン様成長因子(IGF)、形質転換成長因子-β、プレイオトロフィンタンパク質、ミッドカインタンパク質およびIGF-1から選択される成長因子を、マトリクスと会合させる、請求項77に記載の方法。
【請求項79】
薬物をマトリクスと会合させる、請求項75に記載の方法。
【請求項80】
薬物が、1またはそれ以上の非ステロイド性抗炎症性薬、抗生物質、抗凝固因子、免疫抑制剤、グルココルチコイド、イムノフィリンに対して作用する薬物、インターフェロン、TNF結合タンパク質、タキサン、スタチン、および一酸化窒素ドナーまたは前駆体、から選択される、請求項79に記載の方法。
【請求項81】
薬物が、1またはそれ以上のNSAID、サリチル酸、インドメタシン、インドメタシンナトリウム三水和物、サリチルアミド、ナプロキセン、コルヒチン、フェノプロフェン、スリンダク、ジフルニサル、ジクロフェナク、インドプロフェンナトリウムサリチルアミド、抗炎症性サイトカイン、抗炎症性タンパク質、ステロイド性抗炎症剤、ヘパリン、Pebac、エノキサパリン(enoxaprin)、アスピリン、ヒルジン、プラビックス、ビバリルジン、プラスグレル、イドラパリナックス、ワーファリン、クーマディン、クロピドグレル、PPACK、GGACK、組織プラスミノーゲン活性化因子、ウロキナーゼ、ストレプトキナーゼ、グルココルチコイド、ヒドロコルチゾン、ベタメタゾン(betamethisone)、デキサメタゾン、フルメタゾン、イソフルプレドン、メチルプレドニゾロン、プレドニゾン、プレドニゾロン、トリアムシノロンアセトニド、血管新生阻害剤、フルオロウラシル、パクリタキセル、ドキソルビシン、シスプラチン、メトトレキセート、シクロホスファミド、エトポシド、ペガプタニブ、ルーセンティス、トリプトファニル-tRNA合成酵素、リタアン(retaane)、CA4P、AdPEDF、VEGF-TRAP-EYE、AG-103958、アバスチン、JSM6427、TG100801、ATG3、OT-551、エンドスタチン、サリドマイド、ベバシズマブ(becacizumab)、ネオバスタット、抗増殖剤、シロリムス、パクリタキセル、ぺリリルアルコール、ファルネシル基転移酵素阻害薬、FPTIII、L744、抗増殖性因子、Van 10/4、ドキソルビシン、5-FU、ダウノマイシン、マイトマイシン、デキサメタゾン、アザチオプリン、クロラムブシル、シクロホスファミド、メトトレキセート、モフェチル、血管作動性腸管ポリペプチド、抗体、イムノフィリンに作用する薬物、シクロスポリン、ゾタロリムス、エベロリムス、タクロリムス、シロリムス、インターフェロン、TNF結合タンパク質、タキサン、パクリタキセル、ドセタキセル、スタチン、アトルバスタチン、ロバスタチン、シンバスタチン、プラバスタチン、フルバスタチン、ロスバスタチン一酸化窒素ドナーまたは前駆体、Angeli塩、L-アルギニン、遊離塩基、ジエチルアミンNONOate、ジエチルアミンNONOate/AM、Glyco-SNAP-1、Glyco-SNAP-2、(±)-S-ニトロソ-N-アセチルペニシラミン、S-ニトロソグルタチオン、NOC-5、NOC-7、NOC-9、NOC-12、NOC-18、NOR-1、NOR-3、SIN-1、塩酸塩、ニトロプルシド・ナトリウム、二水和物、スペルミンNONOate、ストレプトゾトシン、抗生物質、アシクロビル、オフロキサシン(afloxacin)、アンピシリン、アンフォテリシンB、アトバクオン、アジスロマイシン、シプロフロキサシン、クラリスロマイシン、クリンダマイシン、クロファジミン、ダプソン、ジクラズリル(diclazaril)、ドキシサイクリン、エリスロマイシン、エタンブトール、フルコナゾール、フルオロキノロン、フォスカネット、ガンシクロビル、ゲンタマイシン、イトラコナゾール(iatroconazole)、イソニアジド、ケトコナゾール、レポフロキサシン、リンコマイシン、ミコナゾール、ネオマイシン、ノルフロキサシン、オフロキサシン、パロモマイシン、ペニシリン、ペンタミジン、ポリミキシンB、ピラジンアミド、ピリメタミン、リファブチン、リファンピン、スパルフロキサシン、ストレプトマイシン、スルファジアジン、テトラサイクリン、トブラマイシン、トリフルオロウリジン、硫酸トリメトプリム、Zn-ピリチオン、および塩化物、臭化物、ヨウ化物および過ヨード酸塩などの銀の塩、から選択される、請求項79に記載の方法。
【請求項82】
冠状動脈を、静脈および請求項1に記載される様な静脈の周囲の生体内分解性ポリマーの拘束性繊維マトリクスを含む管状組織移植片デバイスでバイパスする工程を含む、心臓のバイパス方法。

【図1】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15A】
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【図15B】
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【図15C】
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【図15D】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図30】
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【図2】
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【図16】
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【図28】
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【図29】
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【図31】
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【公表番号】特表2010−516437(P2010−516437A)
【公表日】平成22年5月20日(2010.5.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−548408(P2009−548408)
【出願日】平成20年1月30日(2008.1.30)
【国際出願番号】PCT/US2008/052408
【国際公開番号】WO2008/094971
【国際公開日】平成20年8月7日(2008.8.7)
【出願人】(501102988)ユニバーシティ オブ ピッツバーグ オブ ザ コモンウェルス システム オブ ハイヤー エデュケイション (24)
【Fターム(参考)】