説明

生体電子透かしを利用したコンテンツの保護のための方法及び装置

方法及び装置が、生体電子透かしを利用して、1以上のシステムにおいてディジタルコンテンツへのアクセスを認可されたユーザに制限する。開示される生体電子透かし手法は、認可されたユーザが一意に識別されることを可能とする。ディジタルコンテンツへのアクセスは、コンテンツに生体画像のような生体電子透かしを埋め込むことにより、本発明によるディジタルコンテンツに制限される。その後、ユーザの生体情報サンプルが前記埋め込まれた生体電子透かしに合致する場合にのみ、該ユーザは該コンテンツにアクセスできる。一変形例においては、ユーザは生体情報サンプルが生の生体情報サンプルである場合にのみ該コンテンツにアクセスできる。前記埋め込まれた生体電子透かしは任意に、前記コンテンツを取得するためにユーザによって利用されるシステムを記述する情報を含む。ユーザが生体評価を利用して以前に認可されたシステム上にコンテンツがあるならば、ユーザは生体評価なしで該コンテンツにアクセスすることが任意に許可されても良い。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子透かし手法の使用によるディジタルコンテンツの保護のための方法及びシステムに関し、更に詳細には、生体情報を含む電子透かしをエンコード、検出及び認証するための方法及びシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
電子透かしは、マテリアル(material)のソースを認証するために、コンテンツ(例えばビデオ及びオーディオコンテンツ)に埋め込まれたシグネチャである。電子透かしは、コンテンツの所有者及び配布者が、著作権及びその他の所有権を制御及び保護すること、及び該コンテンツの配布を制御することを可能とする。電子透かしシステムの目的は、元のコンテンツ信号に少しのアーティファクトしかないように又はアーティファクトがないようにコンテンツに情報信号を埋め込み、一方でエンコードレベルと位置感知性を最大にして、該電子透かしを除去しようとするいずれの試みもがコンテンツ信号に損傷を与えるようにすることである。一般に、ディジタル電子透かしは除去することが困難である。なぜなら、ディジタル電子透かしは、ディジタルコンテンツ内でランダムな又は疑似ランダムなノイズの多くの特性を共有しているからである。
【0003】
電子透かしを入れられたディジタルコンテンツは一般に、コンテンツの作者及びコンテンツの配布者の名前のような、情報のペイロード(payload)を電子透かし内に埋め込まれる。電子透かしを入れられたコンテンツが、DVDプレイヤのような電子透かし検出能力を持つ装置によってアクセスされるとき、電子透かしを探すこと及び電子透かしペイロード情報の評価は一般に、当該タイプの電子透かしに関連する電子透かし検出手法を用いて実行される。適切な電子透かしが見出されると、前記装置は前記コンテンツの再生を許可する。しかしながら、電子透かしが検出されないか、又は破損した電子透かしが検出された場合には、前記装置は前記電子透かしを入れられたコンテンツへのアクセスを許可しない。かくして、コンテンツの不正な再生及び配布が防止される。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
インターネットの普及した利用が、マルチメディアコンテンツの購買及びダウンロードのための付加的な手段を提供してきた。しかしながら、ピア・ツー・ピア型(peer-to-peer)ファイル共有は、コンテンツの著作権侵害のような、付加的な問題を引き起こす。ディジタル電子透かし及び暗号化手法が、コンテンツを保護し、ピア・ツー・ピア型ファイル共有に起因する著作権侵害を減少させるために利用されてきた。例えば、第1のユーザが暗号化されたファイルを合法的に取得する場合、該ユーザはコンテンツをデコードするための鍵を持つ。該第1のユーザの企てが、該コンテンツ及び関連する鍵を第2のユーザと共有しようとすることを防ぐため、該コンテンツは一般に付加的な情報を用いてエンコードされる。該付加的な情報は、プロセッサ又はオペレーティングシステム(又はその両方)を一意に識別するシリアル番号のような、第1のユーザによって利用されるシステムの属性等である。しかしながら残念なことに、前記第1のユーザが、他のシステムにおいて該コンテンツにアクセスすることがもはやできなくなってしまい得る。
【0005】
それ故、多くのシステムにおいて、コンテンツへのアクセスを認可されたユーザに制限するための方法及び装置に対するニーズが存在する。更に、認可されたユーザが一意に識別されることを可能とするディジタル電子透かし手法に対するニーズが存在する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一般的に、方法及び装置が、生体(biometric)電子透かしを利用して、1以上のシステムにおいてディジタルコンテンツへのアクセスを認可されたユーザに制限する。開示される生体電子透かし手法は、認可されたユーザが一意に識別されることを可能とする。ディジタルコンテンツへのアクセスは、コンテンツに生体画像のような生体電子透かしを埋め込むことにより、本発明によるディジタルコンテンツに制限される。その後、ユーザの生体情報サンプルが前記埋め込まれた生体電子透かしに合致する場合にのみ、該ユーザは該コンテンツにアクセスできる。一変形例においては、ユーザは生体情報サンプルが生の生体情報サンプルである場合にのみ該コンテンツにアクセスできる。
【0007】
前記埋め込まれた生体電子透かしは任意に、前記コンテンツを取得するためにユーザによって利用されるシステムを記述する情報を含む。ユーザが生体評価を利用して以前に認可されたシステム上にコンテンツがあるならば、ユーザは生体評価なしで該コンテンツにアクセスすることが任意に許可されても良い。
【0008】
本発明のより完全な理解、並びに本発明の更なる特徴及び利点は、以下の詳細な説明及び図を参照することにより得られるであろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
図1は、従来の電子透かしエンコード及び検出システム100を示す。コンテンツデータ110は、電子透かしエンコードプロセッサ120によって処理され、コンテンツデータ110に電子透かし115が付加される。電子透かしを埋め込むためのアルゴリズムは、本分野において良く知られている。適切な電子透かしエンコードアルゴリズムの詳細な説明については、例えば「Watermarking」と題された国際特許出願公開WO08/091375(参照により本明細書に組み込まれたものとする)を参照されたい。電子透かしを入れられたコンテンツ130は次いで、ネットワーク、DVD、CD(又はこれらの組み合わせ)を含む1以上の方法を介して配布される。DVDプレイヤのようなコンテンツアクセス装置200(図2と共に以下に更に議論される)が次いで、電子透かしを入れられたコンテンツ130を再生するために利用される。
【0010】
図2は、従来のコンテンツアクセス装置200を示す。コンテンツアクセス装置200は例えば、ここでは本発明の特徴及び機能を提供するように変更された、市販されているDVDプレイヤのようないずれかの従来のコンテンツアクセス装置として実装されても良い。図2に示されるように、コンテンツデータ入力装置215は、例えばメモリ、DVD又はCDから、再生のためにコンテンツデータ130にアクセスする。出力装置230は例えば、それぞれ可視情報又はオーディオ情報の再生のためのディスプレイ又はスピーカ(又はこれらの組み合わせ)であっても良い。コンテンツデータプロセッサ220は、出力230による表示のためにコンテンツデータ130を変換する。コンテンツデータ130がアクセスされる際、電子透かし検出器210が、正当な電子透かし115を繰り返し探す。正当な電子透かし115は、元の形態から規定の閾値を超えて変更されていない電子透かしである。適切なペイロードを伴う正当な電子透かし115が検出された場合、電子透かし検出器210は、コンテンツデータ240の処理を継続し出力するために、コンテンツデータプロセッサ220に信号送信する。電子透かし検出器210が破損した電子透かし115(又は不適切な電子透かしペイロード)を検出した場合には、電子透かし検出器210は、出力コンテンツデータ240の再生を停止するようにコンテンツデータプロセッサ220に信号送信する。破損した電子透かし115は、最初の向きから元の電子透かしを90°回転させるといった、1以上の手法によって元の形態から変換された電子透かしである。コンテンツ中の電子透かしを検出するための適切な手法のより詳細な議論は、例えば「Watermark detection」と題された国際特許出願公開WO01/91461(参照により本明細書に組み込まれたものとする)を参照されたい。
【0011】
本発明の一態様によれば、マルチメディアコンテンツへのアクセスが、生体電子透かしを利用して制限される。例えば、第1のユーザがサービスプロバイダからコンテンツのコピーを合法的に取得した場合、該第1のユーザに関連する生体情報が該コンテンツに埋め込まれる。生体電子透かしは例えば、指紋、音声パターン、虹彩パターン、顔の画像を含んでも良い。同一のユーザから異なる時にとられた生体情報は変化し、認識が保証されないため、生体情報のうちの複数のものがとられコンテンツに埋め込まれても良い。
【0012】
一実施例においては、ユーザがコンテンツを取得したとき、該ユーザから生体識別情報と共に、該ユーザのシステムを識別する1以上のパラメータが取得される。生体情報がコンテンツに埋め込まれる度に、システム情報もまた埋め込まれても良い。その後、ユーザが該コンテンツにアクセスを試みる度、ユーザは生体識別情報を供給することを要求される。供給された生体情報は、該コンテンツに埋め込まれた生体情報と比較される。前記供給された生体情報が前記埋め込まれた生体情報と合致した場合、ユーザは該コンテンツにアクセスすることを許可される。このようにして、認可されたユーザは他のユーザとコンテンツを共有することができない。なぜなら第2のユーザは一般に認可されたユーザの生体情報又はシステム情報を持たないであろうからである。
【0013】
本発明の更なる態様によれば、ユーザは、新たな機械における生体評価を満足することにより、ダウンロードされたコンテンツを別のシステムに転送することができる。本発明の一変形例においては、所与のシステムにおいてコンテンツがユーザに対して一度認証されると、同一のコンテンツが同一のシステムにおいて再生される場合にはいつでも、更なる生体情報の比較は任意に停止されても良い。本発明は、著作権侵害されたコンテンツの元となっているユーザを特定するメカニズムを提供する。
【0014】
更なる変形例においては、認可されたユーザは、「生の(live)」生体情報を供給することを要求されても良い。換言すれば、本発明は、認可されたユーザが、生の生体情報を供給しており、以前に保存された生体情報を供給しているのではないことを確実にすることができる。生体情報が生のものであるか否かを検出するための適切な手法の議論については、例えばR. Derakhshaniらによる「Determination of Vitality from a Non-Invasive Biomedical Measurement for use in Fingerprint Scanners」(「Pattern Recognition」、Vol. 17、no. 2、2003年)、又はS. A. C. Shuckersによる「Spoofing and Anti-Spoofing Measures」(http://www.citer.wvu.edu/members/publications/files/15-Sshuckers-Elsevior02.pdf、2002年12月20日)及びその中の引用文献を参照されたい(それぞれ参照によって本明細書に組み込まれたものとする)。
【0015】
図3は、本発明による電子透かしエンコード処理300の実施例を説明するフロー図である。電子透かしエンコード処理300は、電子透かしをコンテンツデータ110に挿入するため、図1の電子透かしエンコードプロセッサ120によって実行されることができる。図3に示されるように、電子透かしエンコード処理300は、ユーザがコンテンツ110のコピーを取得するように要求したときに、ステップ310において起動される。ステップ320において、前記ユーザから生体情報及びシステム情報が得られる。得られる生体電子透かしは、例えば指紋、音声パターン、虹彩パターン又は顔の画像を含んでも良い。ステップ330において、前記生体情報及びシステム情報が、例えば「Watermarking」と題された国際特許出願公開WO08/091375に記載されたもののような、知られた電子透かし手法を利用して、前記コンテンツに埋め込まれる。一般に生体画像は、会社のロゴのような何らかの画像(斯かる画像については、画像ベースの電子透かしをコンテンツに埋め込むための良く知られた手法が存在する)と同様に処理されることができる。上述したように、生体情報のうち複数のものが任意にとられて前記コンテンツに埋め込まれても良い。
【0016】
図4は、本発明による電子透かし検出処理400の実施例を説明するフロー図である。電子透かし検出処理400は、図2の電子透かし検出器210によって実行されることができる。図4に示されるように、電子透かし検出処理400は、ユーザが本発明による生体電子透かしによって保護されたコンテンツにアクセスを試みたときに、ステップ410において起動される。ステップ420において、例えば前記生体電子透かしに埋め込まれたシステムパラメータを利用して、前記コンテンツが現在のシステムにおいて以前に認証されたか否かを決定するテストが実行される。ステップ420において、前記コンテンツが現在のシステムにおいて以前に認証されていることが決定された場合、ステップ430において前記ユーザは該コンテンツにアクセスすることが許可される。
【0017】
しかしながら、ステップ420において、前記コンテンツが現在のシステムにおいて以前に認証されていないことが決定された場合、ステップ440において前記ユーザから生の生体情報が取得される。ステップ450において、該生の生体情報が、生体電子透かしとして前記コンテンツに埋め込まれた生体情報と合致するか否かを決定するための更なるテストが実行される。ステップ450において、該生の生体情報が、生体電子透かしとして前記コンテンツに埋め込まれた生体情報と合致すると決定された場合、ステップ460において、前記ユーザは前記コンテンツにアクセスすることが許可される。加えて、新たなシステムについてのシステムパラメータが任意に、前記コンテンツにおける新たな生体電子透かしに埋め込まれても良い。しかしながら、ステップ330において、該生の生体情報が、生体電子透かしとして前記コンテンツに埋め込まれた生体情報と合致しないと決定された場合は、前記ユーザは前記コンテンツへのアクセスが許可されず、ステップ470においてプログラム制御が終了する。
【0018】
以上に示され説明された実施例及び変形例は、本発明の原理を単に説明するものであって、本発明の範囲及び精神から逸脱することなく多くの変形実施例が当業者によって実装され得ることは理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】ディジタルコンテンツに電子透かしを埋め込む、及びディジタルコンテンツ中の電子透かしを検出する、従来のシステムを示す。
【図2】本発明の特徴を実装する、従来のコンテンツアクセス装置を示す。
【図3】本発明の特徴を実装する、電子透かしエンコードの例のフロー図である。
【図4】本発明の特徴を実装する、電子透かし検出の例のフロー図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンテンツへのアクセスを制限する方法であって、
前記コンテンツに生体電子透かしを埋め込むステップと、
前記コンテンツのユーザの生体情報サンプルが前記埋め込まれた生体電子透かしと合致する場合に、前記ユーザにアクセスを提供するステップと、
を有する方法。
【請求項2】
前記埋め込まれた生体電子透かしは生体画像を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記提供するステップは更に、前記生体情報サンプルが生の生体情報であるか否かを決定するステップを有する、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記埋め込まれた生体電子透かしは、前記コンテンツを取得するために前記ユーザによって利用されるシステムを記述する情報を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記提供するステップは更に、前記コンテンツにアクセスするために前記ユーザによって利用されるシステムの1以上のパラメータを評価するステップを有する、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記提供するステップは更に、前記コンテンツが、前記ユーザのために以前に認証されたシステム上にある場合には、前記コンテンツへのアクセスを提供するステップを有する、請求項4に記載の方法。
【請求項7】
前記ユーザの前記生体情報サンプルが前記埋め込まれた生体電子透かしと合致しない場合には、前記コンテンツへのアクセスを不能とするステップを更に有する、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
コンテンツへのアクセスを制限するためのシステムであって、
メモリと、
前記メモリと接続された少なくとも1つのプロセッサと、
を有し、前記プロセッサは、
前記コンテンツに生体電子透かしを埋め込み、
前記コンテンツのユーザの生体情報サンプルが前記埋め込まれた生体電子透かしと合致する場合に、前記ユーザにアクセスを提供するよう動作可能であるシステム。
【請求項9】
前記埋め込まれた生体電子透かしは生体画像を含む、請求項8に記載のシステム。
【請求項10】
前記提供するステップは更に、前記生体情報サンプルが生の生体情報であるか否かを決定するステップを有する、請求項8に記載のシステム。
【請求項11】
前記埋め込まれた生体電子透かしは、前記コンテンツを取得するために前記ユーザによって利用されるシステムを記述する情報を含む、請求項8に記載のシステム。
【請求項12】
前記提供するステップは更に、前記コンテンツにアクセスするために前記ユーザによって利用されるシステムの1以上のパラメータを評価するステップを有する、請求項11に記載のシステム。
【請求項13】
前記提供するステップは更に、前記コンテンツが、前記ユーザのために以前に認証されたシステム上にある場合には、前記コンテンツへのアクセスを提供するステップを有する、請求項11に記載のシステム。
【請求項14】
前記プロセッサは更に、前記ユーザの前記生体情報サンプルが前記埋め込まれた生体電子透かしと合致しない場合には、前記コンテンツへのアクセスを不能とするように構成された、請求項8に記載のシステム。
【請求項15】
コンテンツへのアクセスを制限するための製造物品であって、実行時に、
前記コンテンツに生体電子透かしを埋め込むステップと、
前記コンテンツのユーザの生体情報サンプルが前記埋め込まれた生体電子透かしと合致する場合に、前記ユーザにアクセスを提供するステップと、
を実装する1以上のプログラムを含む機械読み取り可能な媒体を有する製造物品。
【請求項16】
前記埋め込まれた生体電子透かしは生体画像を含む、請求項15に記載の製造物品。
【請求項17】
前記提供するステップは更に、前記生体情報サンプルが生の生体情報であるか否かを決定するステップを有する、請求項15に記載の製造物品。
【請求項18】
前記埋め込まれた生体電子透かしは、前記コンテンツを取得するために前記ユーザによって利用されるシステムを記述する情報を含む、請求項15に記載の製造物品。
【請求項19】
前記提供するステップは更に、前記コンテンツにアクセスするために前記ユーザによって利用されるシステムの1以上のパラメータを評価するステップを有する、請求項18に記載の製造物品。
【請求項20】
前記提供するステップは更に、前記コンテンツが、前記ユーザのために以前に認証されたシステム上にある場合には、前記コンテンツへのアクセスを提供するステップを有する、請求項18に記載の製造物品。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公表番号】特表2007−523523(P2007−523523A)
【公表日】平成19年8月16日(2007.8.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−548567(P2006−548567)
【出願日】平成17年1月17日(2005.1.17)
【国際出願番号】PCT/IB2005/050192
【国際公開番号】WO2005/071513
【国際公開日】平成17年8月4日(2005.8.4)
【出願人】(590000248)コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ (12,071)
【Fターム(参考)】