Notice: Undefined variable: fterm_desc_sub in /mnt/www/biblio_conv.php on line 353
生理的冷感有効成分の使用およびそのような有効成分を含む薬剤
説明

生理的冷感有効成分の使用およびそのような有効成分を含む薬剤

本発明は、皮膚または粘膜上で冷却効果を得るためのTRPM8モジュレーターに関するものである。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/disp_n7.php on line 301

【特許請求の範囲】
【請求項1】
冷メントール受容体TRPM8のイン・ビトロまたはイン・ビボでの調節方法であって、前記受容体を、下記の構造型構造型1から3を有する化合物から選択される少なくとも一つのモジュレーターと接触させる方法。
a)構造型1
【化1】

[式中、
R11、R12およびR13は互いに独立に、
H;
NH2、OH、SH、ハロゲンまたは直鎖もしくは分岐のC1-C6-アルコキシ基から選択される1、2、3または4個の同一もしくは異なる置換基を有していても良い直鎖もしくは分岐のC1-C6-アルキル基;および
NH2、OH、SH、ハロゲンまたは直鎖もしくは分岐のC1-C6-アルコキシ基から選択される1、2、3または4個の同一もしくは異なる置換基を有していても良い直鎖もしくは分岐のC1-C6-アルキルオキシ基;から選択され、または
R11およびR12が、それらが結合している炭素原子とともに、直鎖もしくは分岐のC1-C6-アルキル基およびオキソ基(=O)から選択される1、2、3、4または5個の同一もしくは異なる置換基を有していても良い4、5、6または7員のモノもしくは多不飽和の炭素環もしくは複素環を形成しており、その環ヘテロ原子は同一であるか異なっており、O、NおよびSから選択され;
XおよびZは互いに独立に、-O-、-S-、-NH-、-S(=O)-もしくは-S(=O)2-基から選択され;
Yは、
NH2、OH、SH、ハロゲンまたは直鎖もしくは分岐のC1-C6-アルコキシ基から選択される1、2、3または4個の同一もしくは異なる置換基を有していても良い直鎖もしくは分岐のC1-C8-アルキレン基から選択され;または
X-Y-Zがそれらが結合している炭素原子とともにケト基を形成している。]
およびこれら化合物の塩、特には無機もしくは特には有機の1価もしくは特には多価カルボン酸との酸付加塩;
適宜に純粋な立体異性体型または立体異性体の混合物としてのもの;
b)構造型2
【化2】

[式中、
R21およびR22は互いに独立に、
H;
NH2、OH、SH、ハロゲンまたは直鎖もしくは分岐のC1-C6-アルコキシ基から選択される1、2、3または4個の同一もしくは異なる置換基を有していても良い直鎖もしくは分岐のC1-C6-アルキル基;
NH2、OH、SH、ハロゲンまたは直鎖もしくは分岐のC1-C6-アルコキシ基から選択される1、2、3または4個の同一もしくは異なる置換基を有していても良い直鎖もしくは分岐のC1-C6-アルコキシ基;
NH2、OH、SH、ハロゲン、直鎖もしくは分岐のC1-C6-アルキル基および直鎖もしくは分岐のC1-C6-アルコキシ基から選択される1、2、3または4個の同一もしくは異なる置換基を有していても良い単環式もしくは多環式のアリール-、アリールアルキル-およびヘテロアリール基;ここで前記ヘテロアリール基は、同一であるか異なっており、O、NおよびSから選択される1、2、3または4個の環ヘテロ原子を有している;から選択され、
R23は、
H;
NH2、OH、SH、ハロゲンまたは直鎖もしくは分岐のC1-C6-アルコキシ基から選択される1、2、3または4個の同一もしくは異なる置換基を有していても良い直鎖もしくは分岐のC1-C6-アルキル基;
NH2、OH、SH、ハロゲン、直鎖もしくは分岐のC1-C6-アルキル基または直鎖もしくは分岐のC1-C6-アルコキシ基から選択される1、2、3または4個の同一もしくは異なる置換基を有していても良いC3-C7-シクロアルキル基(前記シクロアルキル基は、C1-C4-アルキレン基を介してZに結合していても良く、適宜に1、2もしくは3個の環炭素原子がO、NおよびSから選択される同一であるか異なるヘテロ原子によって置き換わっていることができる。);
NH2、OH、SH、ハロゲン、直鎖もしくは分岐のC1-C6-アルキル基および直鎖もしくは分岐のC1-C6-アルコキシ基から選択される1、2、3または4個の同一もしくは異なる置換基を有していても良い単環式もしくは多環式アリール、アリールアルキルおよびヘテロアリール基(前記ヘテロアリール基は、O、NおよびSから選択される同一であるか異なっている1、2、3または4個の環ヘテロ原子を有する。)から選択され;
Xは、O、Sまたはメチレンから選択され;
Yは、NまたはCHから選択され;
Zは、O、SまたはNR24から選択される、
R24はH;またはNH2、OH、SH、ハロゲンまたは直鎖もしくは分岐のC1-C6-アルコキシ基から選択される1、2、3または4個の同一もしくは異なる置換基を有していても良い直鎖もしくは分岐のC1-C6-アルキル基を表し;または
R24およびR23が、それらが結合しているZ基とともに、直鎖もしくは分岐のC1-C6-アルキル基から選択される1、2、3、4または5個の同一もしくは異なる置換基を有していても良く、O、NおよびSから選択される同一であるか異なっている1、2もしくは3個の別の環ヘテロ原子を有する4、5、6もしくは7員の飽和またはモノ不飽和もしくは多価不飽和の複素環を形成している。]
およびこれら化合物の塩、特には無機もしくは特には有機の1価もしくは特には多価カルボン酸との酸付加塩;
ならびに、適宜に純粋な立体異性体型または立体異性体の混合物としてのもの;
c)構造型3
【化3】

[式中、
R31、R32、R33、R34およびR35は同一であるか異なっており、
H;
ハロゲン;
NH2、OH、SH、ハロゲンまたは直鎖もしくは分岐のC1-C6-アルコキシ基から選択される1、2、3または4個の同一もしくは異なる置換基を有していても良い直鎖もしくは分岐のC1-C6-アルキル基;
NH2、OH、SH、ハロゲンまたはC1-C6-アルコキシ基から選択される1、2、3または4個の同一もしくは異なる置換基を有していても良い直鎖もしくは分岐のC1-C6-アルコキシ基;
NH2、OH、SH、ハロゲン、直鎖もしくは分岐のC1-C6-アルキル基および直鎖もしくは分岐のC1-C6-アルコキシ基から選択される1、2、3または4個の同一もしくは異なる置換基を有していても良い単環式もしくは多環式のアリール基、アリールアルキル基およびヘテロアリール基(前記ヘテロアリール基は、O、NおよびSから選択される同一であるか異なっている1、2、3または4個の環ヘテロ原子を有している。);から選択され、または
2個の隣接する基R31、R32、R33、R34およびR35が、それらが結合している炭素原子とともに、直鎖もしくは分岐のC1-C6-アルキル基から選択される1、2、3、4または5個の同一もしくは異なる置換基を有していても良く、O、NおよびSから選択される同一であるか異なっている1、2または3個の環ヘテロ原子を有する4、5、6もしくは7員のモノ不飽和もしくは多価不飽和の複素環を形成しており;
R36およびR37は同一であるか異なっており、
NH2、OH、SH、ハロゲンまたは直鎖もしくは分岐のC1-C6-アルコキシ基から選択される1、2、3または4個の同一もしくは異なる置換基を有していても良い直鎖もしくは分岐のC1-C6-アルキル基;
NH2、OH、SH、ハロゲン、直鎖もしくは分岐のC1-C6-アルキル基および直鎖もしくは分岐のC1-C6-アルコキシ基から選択される1、2、3または4個の同一もしくは異なる置換基を有していても良い単環式もしくは多環式のアリール基、アリールアルキル基、アリールオキシ基、ヘテロアリール基およびヘテロアリールオキシ基(前記ヘテロアリール基は、O、NおよびSから選択される同一であるか異なっている1、2、3または4環ヘテロ原子を有している。);
NH2、OH、SH、ハロゲン、直鎖もしくは分岐のC1-C6-アルキル基または直鎖もしくは分岐のC1-C6-アルコキシ基から選択される1、2、3または4個の同一もしくは異なる置換基を有していても良いC3-C7-シクロアルキル基(前記シクロアルキル基は、C1-C4-アルキレン基を介して結合していても良く、1、2または3個の環炭素原子がO、NおよびSから選択される同一であるか異なるヘテロ原子によって置き換わっていても良い。);から選択され
Xは、
-C1-C4-アルキレン基;-C2-C4-アルケニレン基および-Z-C1-C4-または-C1-C4-Z-アルキレン基または-Z-C2-C4-または-C2-C4-Z-アルケニレン基から選択され、ZはO、SもしくはNH;または化学単結合を表す。]
およびこれら化合物の塩、特には無機もしくは特には有機の1価もしくは特には多価カルボン酸との酸付加塩;
適宜に純粋な立体異性体型または立体異性体の混合物としてのもの。
【請求項2】
組換え的にヒトTRPM8受容体を発現する細胞を用いる細胞活性試験において、Ca2+イオンについてのこれら細胞の透過性を調節する少なくとも一つの化合物と前記受容体を接触させる、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記調節性化合物が細胞Ca2+イオン透過性に対して作動効果または拮抗効果を有する、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記調節性化合物がTRPM8受容体作動薬である、請求項1から3のうちのいずれか1項に記載の方法。
【請求項5】
ヒトおよび/または動物において冷感を誘発するための、請求項1から4のうちのいずれか1項での定義による化合物の使用。
【請求項6】
医薬の活性構成成分としての、請求項1から4のうちのいずれか1項での定義による化合物の使用。
【請求項7】
前立腺癌の治療、膀胱衰弱の治療または疼痛治療法での請求項1から4のうちのいずれか1項での定義による化合物の使用。
【請求項8】
包装での冷感を誘発するための、請求項1から4のうちのいずれか1項での定義による化合物の使用。
【請求項9】
テキスタイルを通じて冷感を誘発するための、請求項1から4のうちのいずれか1項での定義による化合物の使用。
【請求項10】
少なくとも1、2、3もしくはそれ以上の請求項1から4のうちのいずれか1項での定義による化合物および下記のものからなる群Aから選択される化合物を含む薬剤を、薬剤の総重量に関して濃度0.1ppmから10重量%で使用して、皮膚または粘膜での冷却効果を得て、それが群Aから選択される化合物または複数化合物のみを同じ濃度のメンタンカルボン酸-N-エチルアミドと交換した同じ組成の薬剤と比較して、非治療目的において少なくとも10分間延長する、請求項5に記載の使用。
【表1】




【請求項11】
TRPM8受容体のメディエータとして用いる、請求項1から4のうちのいずれか1項での定義による物質。
【請求項12】
少なくとも一つの請求項1から4のうちのいずれか1項に記載の化合物を含む、薬剤。
【請求項13】
a)抗腫瘍組成物、膀胱疾患の治療用の組成物、鎮痛剤などの医薬組成物;
b)アイスクリーム、ムース、クリーム、飲料、菓子などの食品;
c)練り歯磨き、洗口剤、チューインガムなどの口腔ケア組成物;
d)日焼け止めクリーム、日焼けクリーム、ローション、シャンプー、貼付剤などのボディケア組成物;
e)泡剤およびゲル
から選択される、請求項12に記載の薬剤。
【請求項14】
請求項1から4のうちのいずれか1項の定義によるものであり、(i)下記のものからなる群Bから選択される化合物:
【表2】




および/または(ii)下記のものからなる群Cから選択される化合物:
【表3】

のうちの1個、2個、3個またはそれ以上を含む、芳香剤混合物および栄養、口腔衛生または楽しみのための医薬製剤または化粧品製剤からなる群から選択される請求項12または13に記載の薬剤であって、
前記群Cからの化合物または複数化合物が製剤の総重量に関して0.05ppmから<0.1ppmまたは0.1ppmから10重量%の濃度で含まれており、条件として、(ii)の場合に、当該製剤が、各場合で1リットル当たり、
エタノール95%:177mL
ソルビトール70%:250g
エタノール中1%溶液としての式2、5、9または23の化合物:50mL
ペパーミント油:0.30g
サリチル酸メチル:0.64g
オイカリプトール:0.922g
チモール:0.639g
安息香酸:1.50g
プルロニク(登録商標)F127
ノニオン系界面活性剤:5.00g
サッカリンナトリウム:0.60g
クエン酸ナトリウム:0.30g
クエン酸:0.10g
水十分量:1リットル
の組成を有する洗口剤ではない薬剤。
【請求項15】
(1)生理的冷却効果を有する1以上の別の物質(その別の物質または1個、数個もしくは全ての別の物質は(i)味覚効果を生じさせるか、(ii)味覚効果を生じさせない)
および/または
(2)1以上の生理的冷却効果を持たない香味剤
および/または
(3)1以上の生理的冷却効果を持たずに三叉神経効果もしくは口内洗浄効果を有する物質
および/または
(4)(iii)1個または(iv)数個の化合物であって、(iv)の場合に、これらは互いに独立にもしくは一緒に、味覚調節効果および/または三叉神経および/または口内洗浄刺激も生じる化合物
を含む、請求項14に記載の薬剤。
【請求項16】
a)テキスタイル製品;
b)包装材料;
c)タバコ製品;
d)治療薬;
e)衛生製品;または
f)おしぼり
から選択される、請求項1から4のうちのいずれか1項での定義による少なくとも一つの化合物を含む製品。
【請求項17】
構造型1、2または3による化合物から選択される、請求項1から4のうちのいずれか1項での定義による物質。
【請求項18】
化合物の純粋な立体異性体型、立体異性体の混合物および塩であっても良い、式1-1から1-9、2-1から2-22および3-1から3-49の表A、BおよびCに挙げられた化合物および式LN7,8および20から22の表Nに挙げられた化合物から選択される、請求項17に記載の物質。
【請求項19】
皮膚および/または粘膜に、生理的冷却効果を得るのに十分な量の請求項2から9のうちのいずれか1項に記載の薬剤を適用する段階を含む非治療性の方法であって、
前記群Aから選択される化合物または複数化合物が同一濃度のメンタンカルボン酸-N-エチルアミドに代わっているだけである同一組成の薬剤の場合と比較して少なくとも10分間延長する、皮膚または粘膜上で冷却効果を得るための、請求項1から4のうちのいずれか1項に記載の方法。
【請求項20】
咳および風邪、刺激、咽頭炎または嗄声の症状を予防し、それと戦い、またはそれを改善するための、請求項14または15のうちのいずれか1項に記載の薬剤。

【図1−1】
image rotate

【図1−2】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate


【公表番号】特表2013−511270(P2013−511270A)
【公表日】平成25年4月4日(2013.4.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−539353(P2012−539353)
【出願日】平成22年11月22日(2010.11.22)
【国際出願番号】PCT/EP2010/067936
【国際公開番号】WO2011/061330
【国際公開日】平成23年5月26日(2011.5.26)
【出願人】(511008850)シムライズ アーゲー (6)
【出願人】(508020155)ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア (2,842)
【氏名又は名称原語表記】BASF SE
【住所又は居所原語表記】D−67056 Ludwigshafen, Germany
【Fターム(参考)】