説明

男性器の付け根から鼠径部を副次的に刺激可能とする男性用下半身衣類及びクッション

【課題】男性器をピストン運動によって刺激する際、下半身を保温し。性器以外に存在する下半身の性感帯へ副次的に刺激が得られる事を可能にし、ローションを用いてピストン運動を行った場合に漏れたローションを迅速に処理出来るようにする男性用下半身衣類及びクッションを提供する。
【解決手段】前開き可能な男性用タイツのように股間部に股間部表生地及び股間部裏生地を持つ下半身衣類において、股間部表生地に一対の表スリットを折り返し可能な第1クッションホルダーと、股間部裏生地に前記表スリットと逆方向に折り返し可能な第2クッションホルダーを備えている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はピストン運動によって男性器に刺激を与える際における、刺激可能な部分の拡大、下半身の保温、快適性の向上を可能とする下半身衣類とクッションに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、ピストン運動によって男性器に刺激を与える際に刺激を補助するものは、あくまで男性器に対してのみ刺激を与えやすくするものしかなく。男性器の付け根、恥骨、鼠径部といった男性器以外の部分に刺激を与えることを目的としたものや、下半身の保温による男性機能の補助といった目的のものが提供されていなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許公開2007−54581
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来例では、男性器のみに対しての刺激を与えるものであり、男性器の付け根から鼠径部に対する刺激が考慮されておらず。また、摩擦や圧迫による刺激を与えることはできているが、振動による刺激を与えることができていない。
【0005】
また、男性器をピストン運動で刺激する行為において性的な快感以外に得られるものがなく。行為の後にも残る有益な効果がないため、非生産的な行為に多くの男性の時間が費やされてしまっている。
【0006】
さらに、男性器をピストン運動によって刺激する際、冬場など気温の低い時男性器以外の部分の下半身まで露出され、保温効果が失われることで性機能が低下してしまい勃起状態の維持が困難であり。また、暖房機器によって直接股間部を暖めようとした場合、温風の当たる下半身の外側のみが過剰に暖められるだけで、股間部を暖めることができず。また、軽度の熱傷を負う危険もあり、現在確実な問題解決法としては部屋全体を高い温度まで暖め維持しなければならないため経済的な面で非常に効率が悪く。
【0007】
近年では男性器をピストン運動で刺激する際に性的快感を高めるためローションを用いる場面が増えているが、その際ローションが漏れて股の付近に溜まることで不快感へ繋がる場面や、周囲の物を汚してしまう問題が存在し。漏れてしまったローションを処理するには男性器をピストン運動で刺激する行為を一時中断しなければならず、ピストン運動で刺激を得る行為への集中を妨げる大きな要因となっている。
【0008】
本発明は上述した課題を鑑みなされたもので、男性器をピストン運動によって刺激する際、下半身を保温し。暖房機器による下半身の側面の熱傷を防ぎ。ピストン運動による単一の行動のみで、男性器以外の性感帯。特に男性器の付け根付近から鼠径部にかけての刺激を振動による刺激を含めて可能とし。尚且つ、ローションを用いて男性器を刺激するピストン運動を行った場合、股や下腹部へ漏れるローションの処理をできる男性用下半身衣類及び本発明に用いるクッションを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上述した目的を達成するため、請求項1に記載の男性用下半身衣類では、前開き可能な男性用タイツのように股間部に股間部表生地及び股間部裏生地を持つ下半身衣類に、股間部表生地にスリット間を折り返し可能な一対の表スリットと、股間部裏生地にスリット間を一対の表スリットと逆方向に折り返し可能な一対の裏スリットと、一対の表スリット間に縫合して第1クッションを保持する第1クッションホルダーと、一対の裏スリット間に縫合して第2クッションを保持する第2クッションホルダーを設けた男性用下半身衣類に、前記クッションホルダーへ板状の弾性クッションを挿入し、スリットを折り返すことにより、股間部の第1クッションホルダー折り返し部分と第2クッションホルダー折り返し部分の間から男性器を露出して折り返したクッションを恥骨や鼠径部に宛がい密着させ、男性器を刺激するピストン運動で副次的にクッションを圧迫して男性器の付け根から鼠径部を刺激するという手段を用いた。
【0010】
また、請求項2の男性用下半身衣類のように、第1クッションホルダーにおいて両方の側面にクッション挿入口を有し、第2クッションホルダーにおいて両方の側面にクッション挿入口を有するようにすることで、第1及び第2クッションホルダーへのクッションの挿入を容易に行うことができる。
【0011】
請求項3に記載のクッションホルダーでは第1クッションホルダーにおいて、表上スリットの根元を縫合し、前記表上スリット根元縫合部より小用開口部裏生地と縫合しない間隔を置いて、上側表上スリットと股間部裏生地を縫合し、第2クッションホルダーにおいて裏上スリット根元を縫合し、前記裏上スリット根元縫合部より表生地と縫合しない間隔を置いて、上側裏上スリットと股間部表生地を縫合することで、根元縫合部を立てた状態でクッションホルダーを折り返すことができるので、折り返したクッションホルダーが男性器を刺激するピストン運動で圧迫された際、クッションを挿入し折り返したクッションホルダーのクッション性を高めることができる。
【0012】
請求項4の男性用下半身衣類では、第1クッションホルダーにおいて一方の側面にクッション挿入口を有し、第2クッションホルダーにおいて一方の側面にクッション挿入口を有することで、第1及び第2クッションホルダーの縦幅を長くした場合においても、挿入したクッションを保持することができる。
【0013】
請求項5に記載のクッションでは、クッション一辺の幅が請求項2に記載のクッションホルダーのスリット間より短く前記クッションホルダー挿入口より広いシート状の弾性クッションを用いることで、挿入したシート状の弾性クッションが弓なりに挿入されるため男性器のピストン運動によって折り返した前記クッションが圧迫された際、弓なりの前記クッションが押し出され広がりながら折り返したクッションが恥骨周辺を圧迫することができる。
【発明の効果】
【0014】
本発明の男性用下半身衣類によれば、クッションホルダーのスリットを折り返すことで下半身に着衣した状態でも男性器を無理なく露出できるので男性器以外の下半身の保温効果を高めることができ、暖房機器の温風などで直接下半身を暖めた場合でも、温風の当たる下半身の側面だけが過剰に熱され熱傷を引き起こすことを防ぎ、下半身を広く暖めることができるため。冬場など気温の低い時にも支障なく男性器をピストン運動によって刺激することができる。
【0015】
また、クッションホルダーに板状クッションを挿入した状態でスリットを折り返すことにより、板状クッションを男性器の付け根から鼠径部にかけて密着させることができ、男性器に刺激を与えるピストン運動の際に併せてクッションを圧迫することで、男性器と同時に男性器の付け根から鼠径部にかけてを単一の行為によって刺激を与えることが可能になり。
【0016】
男性器を刺激するピストン運動で圧迫された折り返したクッションの摩擦及び振動によって鼠径リンパ節がマッサージできるので、性的な快感以外にもリンパマッサージによる血流促進により健康状態の改善やダイエット効果を得ることができるので、現代社会において運動不足になってしまう成人男性の生活習慣病予防につながり、医療費の増大により逼迫させられている国家財政の一助となりえる。
【0017】
また、折り返したクッションホルダーと板状クッションの刺激部位との間にトイレットペーパーのように吸水性のある紙などを挟むことで、ローションを使用して男性器をピストン運動によって刺激する際に垂れたローションを処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る貫通式クッション向け板状クッションを示した斜面図
【図2】本発明の第1の実施形態に係る貫通式クッションホルダーを有する男性用下半身衣類及びクッションの未使用状態を示した正面図
【図3】本発明の第1の実施形態に係る第1貫通式クッションホルダー、第2貫通式クッションホルダー及びクッションの未使用状態を示した断面図
【図4】本発明の第1の実施形態に係る第1貫通式クッションホルダー及び第2貫通式クッションホルダーの縫合方法について示した正面図
【図5】本発明の第1の実施形態係る貫通式クッションホルダーを有する男性用下半身衣類及び貫通式向けクッションの使用状態を示した正面図
【図6】本発明の第1の実施形態に係る貫通式クッションホルダーを有する男性用下半身衣類及び貫通式向けクッションにおける当て布を用いた使用状態を示した斜面図
【図7】本発明の第1の実施形態に係る袋状クッションホルダー向けクッションを示した斜面図
【図8】本発明の第2の実施形態に係る袋状クッションホルダー向けクッションの折り返した状態を示した断面図
【図9】本発明の第2の実施形態に係る袋状クッションホルダーを有する男性用下半身衣類及びクッションの未使用状態を示した正面図
【図10】本発明の第2の実施形態に係る第1袋状クッションホルダー、第2袋状クッションホルダー及び袋状向けクッションの未使用状態を示した断面図
【図11】本発明の第2の実施形態に係る男性用下半身衣類の第1袋状クッションホルダー及び第2袋状クッションホルダーの縫合方法について示した正面図
【図12】本発明の第2の実施形態に係る袋状クッションホルダーを有する男性用下半身衣類及び袋状向けクッションの使用状態を示した正面図
【図13】本発明の第2の実施形態に係る袋状クッションホルダーを有する男性用下半身衣類における当て布を用いた使用状態を示した斜面図
【図14】本発明の第3の実施形態に係るクッションホルダーを示した正面図
【図15】本発明の第3の実施形態に係る男性用下半身衣類を裏返したクッションホルダーを示した正面図
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明の好ましい実施の形態を添付した図面に従って説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る貫通式クッションホルダー向けクッション1を示したものであり、貫通式クッションホルダー向けクッション1は、シリコンゴムのように弾力性のある素材を用いて形成した長方形の板の片面全体にイボ状の突起物2を形成したものであり、ここでは短辺aの長さが6.5cm、長辺bの長さが14cmであるものとする。
【0020】
図2は、本発明の第1の実施形態に係る貫通式クッションホルダーを有する男性用下半身衣類における未使用状態の正面図であり、前述の貫通式クッションホルダー向けクッション1がイボ状の突起物2を外側に向け挿入された状態を示している。また、図3は、同様の未使用状態における貫通式クッションホルダーの断面図である。図2、3が示すように、本発明の第1の実施形態における男性用下半身衣類は、股間部に小用開口部を形成する小用開口部表生地3及び小用開口部裏生地4を持つ男性用タイツや男性用スパッツなどの前開き可能な密着性の高い男性用下半身衣類5を用い、小用開口部表生地3に前立てから貫通式用クッションカバー6の上下の縁を前立ての下部から縫合し、前立てから貫通式用クッションカバー6幅の一対のスリットをを切り込んだ第1貫通式クッションホルダー7を設け、同様に小用開口部裏生地に前立てから貫通式用クッションカバー6の上下の縁を縫合し、前立てから貫通式クッションカバー6幅の一対のスリットを切り込んだ第2貫通式クッションホルダー8を形成した男性用下半身衣類である。
【0021】
また、図4は、第1の実施形態における貫通式クッションホルダーの縫合について示した正面図であり、小さい長方形は縫合部を示している。以下は図4を参照して、より具体的に第1の実施形態における男性用下半身衣類の構成について説明する。貫通式クッションホルダーにおける貫通式用クッションカバー6は、貫通式用クッションカバー6の縦幅cがクッションの短辺aより1cm長いもので、貫通式用クッションカバーの横幅をクッションの長辺bの8割程度の長さとしている。また、第1貫通式クッションホルダー上縁縫合部9から第1貫通式クッションホルダー下縁縫合部10までの幅と、第2貫通式クッションホルダー上縁縫合部11から第2貫通式クッションホルダー下縁縫合部12の幅はクッションの短辺aより1cm短くして、1cm幅の第1貫通式クッションホルダー上縁13及び第1貫通式クッションホルダー下縁14と、第2貫通式クッションホルダー上縁15及び第2貫通式クッションホルダー下縁16を形成したものであり、貫通式クッションホルダーにクッションを挿入した際クッションホルダーに前記板状クッションが僅かに弓なりの状態で挿入されるものである。
【0022】
さらに、前記実施形態において、貫通式クッションホルダー表下スリット17は、小用開口部表生地前立て下部の付け根18より小用開口部右側面縫合部19から小用開口部左側面縫合部20までの中心より5mm深く小用開口部表生地3を真横に切り込んだもので、同様に、貫通式クッションホルダー裏下スリット21は、小用開口部裏生地前立て下部の付け根より小用開口部右側面縫合部19から小用開口部左側面縫合部20までの中心より5mm深く小用開口部裏生地4を真横に切り込んでいる。
【0023】
また、貫通式クッションホルダー表上スリット22は、前記表下スリット17より上部に貫通式用クッションカバー6の縦幅cを置き、小用開口部表生地前立てから小用開口部中心までを、前記表下スリット17と平行となるよう切り込み、貫通式クッションホルダー表上スリット22上側の小用開口部表生地3と第1クッションホルダー上縁13の第1クッションホルダー上縁縫合部9までを前記表上スリット22根元から前記表上スリット22にかけて、隙間なく1cm縫合して貫通式クッションホルダー表上スリット根元縫合部23を形成しており。この際、貫通式クッションホルダー表上スリット根元縫合部23の上端が、貫通式クッションホルダー表上スリット22より、1cm上部で揃えて小用開口部表生地3と縫合されていることが好ましい。
【0024】
同様にして、貫通式クッションホルダー裏上スリットgは、前記裏下スリット21より上部に貫通式用クッションカバー6の縦幅cを置き、小用開口部裏生地前立てから小用開口部中心までを、前記裏下スリット22と平行となるよう切り込み、貫通式クッションホルダー裏上スリットg上側の小用開口部裏生地4と第2クッションホルダー上縁15の第2クッションホルダー上縁縫合部11までを前記裏上スリットg根元から前記裏上スリットgにかけて、隙間なく1cm縫合し貫通式クッションホルダー裏上スリット根元縫合部24を形成したものである。また、貫通式クッションホルダー裏上スリット根元縫合部24の上端は、貫通式クッションホルダー裏上スリットgより、1cm上部で揃えて小用開口部裏生地4と縫合されていることが好ましい。
【0025】
また、前記表上スリット22上部の前立て25は、前記表上スリット22を切り込む以前の位置に小用開口部裏生地4と縫い合わせ貫通式クッションホルダー表上スリット上部前立て縫合部26を形成し、同様にして、貫通式クッションホルダー裏上スリットg上部の前立てを、前記裏上スリットgを切り込む以前の位置に小用開口部表生地3と縫い合わせ、第1貫通式クッションホルダー左上に貫通式クッションホルダー裏上スリット上部前立て縫合部27を形成している。
【0026】
また、前記表上スリット上部前立て25から、第2貫通式クッションホルダー上縁15の上端と貫通式クッションホルダー表上スリット22上側における下端を小用開口部裏生地4を含めて小用開口部の中心の1.5cm手前までを縫合し、第2貫通式クッションホルダー上端縫合部28を形成し、貫通式クッションホルダー裏上スリットg上部前立てから、第1貫通式クッションホルダー上縁13の上端と貫通式クッションホルダー裏上スリットg上側における下端を小用開口部表生地を含めて小用開口部の中心の1.5cm手前までを縫合し、第1貫通式クッションホルダー上端縫合部29を形成したものである。
【0027】
また、小用開口部左側面縫合部20から第1貫通式クッションホルダー下縁14下端と前記裏下スリット21下側の小用開口部裏生地4及び小用開口部表生地3を1.5cm縫合して第1貫通式クッションホルダー下端縫合部30を形成し。同様に、小用開口部右側縫合部19から第2貫通式クッションホルダー下縁16下端と前記表下スリット下側の小用開口部表生地3及び小用開口部裏生地4を1.5cm縫合して第2貫通式クッションホルダー下端縫合部31を形成している。
【0028】
さらに、第1貫通式クッションホルダー7及び第2貫通式クッションホルダー8の上端より上部へ1.5cmと2cmの間隔を置いて貫通式クッションホルダー表上スリット上部前立て25と小用開口部裏生地前立ての間を真横に小用開口部表生地3と小用開口部裏生地4をそれぞれ縫合し貫通式クッションホルダー上方縫合部32を形成したものであり。第1貫通式クッションホルダー7及び第2貫通式クッションホルダー8の下端より1cmと1.5cmの間隔を置いて、小用開口部表生地3及び小用開口部裏生地4を小用開口部右側面縫合部19と小用開口部左側面縫合部20の間を真横にそれぞれ縫合し、貫通式クッションホルダー下方縫合部33を形成した男性用下半身衣類である。
【0029】
また、第1貫通式クッションホルダー7を縫合する際は、まず第1貫通式クッションホルダー上縁縫合部9及び第1貫通式クッションホルダー下縁縫合部10、貫通式クッションホルダー表上スリット根元縫合部23、第1貫通式クッションホルダー上端縫合部29及び第1貫通式クッションホルダー下端縫合部30の順序で縫合し、第2貫通式クッションホルダー8においても、同様に第2貫通式クッションホルダー上縁縫合部11及び第2貫通式クッションホルダー下縁縫合部12、貫通式クッションホルダー裏上スリット根元縫合部24、第2貫通式クッションホルダー上端縫合部28及び第2貫通式クッションホルダー下端縫合部31の順に縫合した後に、貫通式クッションホルダー表上スリット上部前立て縫合部26及び貫通式クッションホルダー裏上スリット上部前立て縫合部27と貫通式クッションホルダー上方縫合部32及び貫通式クッションホルダー下方縫合部33を縫合することが好ましい。
【0030】
また、図5は本発明の第1の実施形態の使用状態を示す図であり、図6は前記使用状態における当て布を用いた使用状態を示している。以下、図5、6を参照して、本発明の第1の実施形態における貫通式クッションホルダー及び貫通式向けクッション1の動作について説明する。第1貫通式クッションホルダー7及び第2貫通式クッションホルダー8にはイボ状の突起物2をそれぞれ第1貫通式クッションホルダーの貫通式用クッションカバー6及び第2貫通式クッションホルダーの貫通式用クッションカバー6側に向けて貫通式向けクッション1を挿入して一対の表スリットと一対の裏スリットを折り返し、股間部のクッションホルダー間から男性器のみ露出することで、下半身の保温効果を維持することができる。
【0031】
さらに、第1貫通式クッションホルダー7下部の折り返し部分34と第2貫通式クッションホルダー8下部の折り返し部分35を、陰嚢を挟み込まないよう横から恥骨へ宛がい。その状態で男性器をピストン運動によって刺激し、同時に折り返した第1貫通式クッションホルダー7及び第2貫通式クッションホルダー8を圧迫することで貫通式向けクッション1の密着した部分へ圧迫による刺激を与えることが可能である。
【0032】
また、貫通式クッションホルダー表上スリット根元縫合部23と第1貫通式クッションホルダー上端縫合部29間の第1貫通式クッションホルダー上縁13及び貫通式クッションホルダー裏上スリット根元縫合部24と第2貫通式クッションホルダー上端縫合部28間の第2貫通式クッションホルダー上縁15に縫合されていない間隔部を設けているので、第1貫通式クッションホルダー7及び第2貫通式クッションホルダー8を折り返した際に、縫合されていない間隔部に、貫通式クッションホルダー表上スリット根元縫合部23と貫通式クッションホルダー裏上スリット根元縫合部24をそれぞれ差し込むように折り返すことで、貫通式クッションホルダー表上スリット根元縫合部23及び貫通式クッションホルダー裏上スリット根元縫合部24が起き上がった状態で維持されるので、クッションの折り返し部分に厚みができることでクッション性が高まり、男性器を刺激するピストン運動によってクッションが圧迫された際の恥骨周辺に対する刺激を適切なものにすることができる。
【0033】
また、貫通式クッションホルダーにおける一対のスリットの根元を上スリットのみ縫合することで貫通式クッションホルダー上部のみ固定されので、男性器を刺激するピストン運動によって貫通式クッションホルダーを圧迫した際に貫通式クッションホルダー下部が振動しやすくなり、貫通式向けクッションの密着部に振動刺激を与えやすくすることができる。
【0034】
さらに、第1貫通式クッションホルダー下端縫合部30及び第2貫通式クッションホルダー下端縫合部31において、貫通式クッションホルダー表下スリット17根元付近及び貫通式クッションホルダー裏下スリット21根元付近を縫合しないことにより、折り返した第1貫通式クッションホルダー7及び第2貫通式クッションホルダー8を男性器を刺激するピストン運動によって圧迫した際、第1貫通式クッションホルダー下部の折り返し部分34及び第2貫通式クッションホルダー下部の折り返し部分35の圧迫を分散させ、貫通式クッションホルダー向けクッションを振動しやすくすることで貫通式クッションホルダー向けクッション1の密着部に振動刺激を与えやすくすることができる。また、第1貫通式クッションホルダー下部の折り返し部分34及び第2貫通式クッションホルダー下部の折り返し部分35の圧迫を分散させることで睾丸を圧迫し痛めてしまうことを防ぐことができる。
【0035】
また、図6の示すように、折りたたむなどして厚みを持たせたトイレットペーパー36を男性器の付け根から恥骨までと貫通式クッションホルダー下面の間に挟み込んだ状態で使用することで、ローションを用いて男性器をピストン運動で刺激する際に、男性器から垂れてしまうローションを当て布が吸収し、本発明にローションが付着する事態を防ぐことができる。また、当て布を挟み込むことで、クッションホルダーとの隙間を埋めて密着性を補助できる。
【0036】
また、第1貫通式クッションホルダー上縁縫合部9から第1貫通式クッションホルダー下縁縫合部10までの幅と、第2貫通式クッションホルダー上縁縫合部11から第2貫通式クッションホルダー下縁縫合部12の幅はクッションの短辺aより1cm短くし、貫通式クッションホルダー向けクッション1が貫通式クッションホルダーに僅かな弓なりの状態で挿入されることで、男性器のピストン運動によって折り返したクッションが圧迫された際、弓なりのクッションが広がり押し出されながら折り返したクッションが恥骨周辺を圧迫するので吸い付くような刺激を得ることができる。
【0037】
次に、図7を参照して本発明の第2の実施形態における袋状クッションホルダー向けクッション37の構成について説明する。袋状クッションホルダー向けクッション37は、シリコンゴムのように弾力性のある素材を用いて形成した長方形の板の長辺bから短辺aの3割までに段階的に小さくなる4列の突起物38を板上に形成し、段階的に小さくなる4列の突起物38において最も小さい列の突起物の高さは段階的に小さくなる4列の突起物38において2番目に小さな突起物の列の半分の高さで形成されている。そして、段階的に小さくなる4列の突起物38から、最も小さい列の突起物の高さと同じ幅の間隔を置き、間隔部分が溝39となるよう、段階的に小さくなる4列の突起物38において2番目に小さい列の突起物と同じ高さの突起物を一列に形成している。
【0038】
また、図8は袋状クッションホルダー向けクッション37を溝39部分で折り返した状態を示す図である。溝39として形成された上述の間隔部分で袋状クッションホルダー向けクッション37を折り返すことにより、図8が示すように、2番目に小さい列の突起物と同じ高さの突起物がストッパー40の役目を果たし、袋状クッションホルダー向けクッション37の折り返しを90度より倒れないようにしている。
【0039】
図9は、本発明の第2の実施形態における袋状クッションホルダーを有する男性用下半身衣類を示す正面図であり、図10は、前記男性用下半身衣類における袋状クッションホルダーの上からの断面図を示している。以下は、図9、10を参照して、本発明の袋状クッションホルダーを有する男性用下半身衣類の構成について説明する。本発明の男性用下半身衣類は、股間部に小用開口部をもつ男性用タイツやスパッツなどの前開き可能な密着性の高い男性用下半身衣類5において、小用開口部左側面縫合部側20に第1袋状クッションホルダークッション挿入口41を持ち、前記板状クッション37の長辺を縦にした状態で挿入される第1袋状クッションホルダー42を小用開口部表生地3に有しており、同様に、小用開口部右側面縫合部側19に第2袋状クッションホルダークッション挿入口43を持ち、前記板状クッション37の長辺を縦にした状態で挿入される第2袋状クッションホルダー44を小用開口部裏生地4に形成したものである。
【0040】
図11は、本発明の第2の実施形態における男性用下半身衣類の袋状クッションホルダーの未使用状態を示した正面図であり、小さな長方形は縫合部を示している。また、図12は、本発明の第2の実施形態における男性用下半身衣類の袋状クッションホルダーの使用状態を示した正面図である。以下は、図11、12を参照して、本発明の第2の実施形態における袋状クッションホルダーの構成について説明する。股間部に小用開口部をもつ前開き可能な密着性の高い男性用下半身衣類5において、長辺の幅が前記板状クッションより7cm、短辺の幅が2cm広い長方形の第1袋状用クッションカバー45を及び第2袋状用クッションカバー46を用いる。
【0041】
まず、長辺を縦にした第1袋状用クッションカバー45を小用開口部表生地の前立て下部の付け根18より、第1袋状用クッションカバー45の下縁を2cmはみ出させ、第1袋状用クッションカバー45を小用開口部表生地の前立て下部の付け根18より上部へ1cmの間隔を置き、真横に小用開口部表生地3と縫合して第1袋状クッションホルダー下縁縫合部47を形成し、同様にして、長辺を縦にした第2袋状用クッションカバー46を小用開口部裏生地の前立て下部の付け根より、第1袋状用クッションカバー46の下縁を2cmはみ出させ、第1袋状用クッションカバー46を小用開口部裏生地4の前立て下部の付け根より上部へ1cmの間隔を置き、真横に小用開口部裏生地4と縫合して第2袋状クッションホルダー下縁縫合部49を形成し。
【0042】
第1袋状クッションホルダー下縁縫合部47及び第2袋状クッションホルダー下縁縫合部49より下部に2.5cmの間隔を置き、第1袋状用クッションカバー45及び小用開口部表生地3と第2袋状用クッションカバー46及び小用開口部裏生地4を一直線に縫合し袋状クッションホルダー下端縫合部52を形成している。
【0043】
第1袋状用クッションカバー下縁縫合部47から上部15cmまで小用開口部表生地3を第1袋状クッションカバー45に添って小用開口部表生地縦スリットdを切り込み、同様にして、第2袋状用クッションカバー下縁縫合部49から上部15cmまで小用開口部裏生地4を第2袋状クッションカバー46に添って小用開口部裏生地縦スリットを切り込み。
【0044】
第1袋状用クッションカバー45の小用開口部表生地3前立て側の縁と小用開口部表生地3の前立て側の端を、第1袋状用クッションカバー下縁縫合部47から小用開口部表生地縦スリットdの端までを縫い合わせ、第1袋状クッションホルダー前立て側縫合部48を形成し、同様にして、第2袋状用クッションカバー46の小用開口部裏生地4前立て側の縁と小用開口部裏生地4の前立て側の端を、第2袋状用クッションカバー下縁縫合部49から小用開口部裏生地縦スリットの端まで縫い合わせ第2袋状クッションホルダー前立て側縫合部50を形成している。
【0045】
さらに、前述の第1袋状クッションホルダー前立て側縫合部48上端から小用開口部表生地3及び第1袋状用クッションカバー45を、小用開口部右側面縫合部19から前記左側面縫合部20までの3割の位置まで真横に切り込み袋状クッションホルダー表上スリット51を形成し、小用開口部表生地前立て下部の付け根より、第1袋状用クッションカバー下縁縫合部47から下部に1cmの間隔をとり、小用開口部中心まで、第1袋状用クッションカバー下縁縫合部47と平行に小用開口部表生地3及び第1袋状用クッションカバー45を切り込んだ袋状クッションホルダー表下スリット53によって一対の表スリットを形成したものであり、同様にして、第2袋状クッションホルダー前立て側縫合部50上端から、小用開口部裏生地4及び第2袋状用クッションカバー46を小用開口部左側面縫合部20から前記右側面縫合部19間における3割まで真横に切り込んで袋状クッションホルダー裏上スリット54を形成し、小用開口部裏生地4前立て下部の付け根より、第2袋状用クッションカバー下縁縫合部49から下部に1cmの間隔をとり小用開口部中心まで、第2袋状用クッションカバー下縁縫合部49と平行に小用開口部裏生地4及び第2袋状用クッションカバー46を切り込んだ袋状クッションホルダー裏下スリット56によって一対の裏スリットを形成したものである。
【0046】
また、袋状クッションホルダー表上スリット51上部の小用開口部右側面縫合部19側の第1袋状用クッションホルダーカバー45の縁を、袋状クッションホルダー表上スリット51から、第1袋状用クッションホルダーカバー45、小用開口部表生地3、第2袋状用クッションカバー46、小用開口部裏生地4を、1cm縫合して袋状クッションホルダー右上側面縫合部eを形成し。袋状クッションホルダー裏上スリット54上部の小用開口部左側面縫合部20側の第2袋状用クッションホルダーカバー46の縁を、袋状クッションホルダー裏上スリット54から上部へ2cmの間隔を置いて第2袋状クッションホルダーカバー46の上端まで、第1袋状用クッションホルダーカバー45、小用開口部表生地3、第2袋状用クッションホルダーカバー46、小用開口部裏生地4を縫合して袋状クッションホルダー左上側面縫合部fを形成している。
【0047】
さらに、袋状クッションホルダー右上側面縫合部eの上端から、袋状クッションホルダー左上側面縫合部fの下端に向かって、第1袋状用クッションカバー45、小用開口部表生地3、第2袋状用クッションカバー46、小用開口部裏生地4を縫合した第1及び第2袋状クッションホルダー上方縫合部57を形成したものであり。
【0048】
袋状クッションホルダー表上スリット51のスリット下側において、第1袋状用クッションカバー45の上端と小用開口部表生地3の上端を縫合し、袋状クッションホルダー表上スリット下側縫合部59を形成し、同様にして、袋状クッションホルダー裏上スリット54のスリット下側において、第2袋状用クッションカバー46の上端と小用開口部裏生地4の上端を縫合し、袋状クッションホルダー裏上スリット下側縫合部60を形成している。さらに、第1袋状クッションホルダー前立て側縫合部48からクッションの短辺a幅を置いて第1及び第2袋状クッションホルダー上端縫合部57より真下へ第1袋状用クッションカバー45と小用開口部表生地3を4.5cm縫合し、また、第1袋状クッションホルダー前立て側縫合部48からクッションの短辺a幅より1cm広く間隔を置き、第1袋状クッションホルダー下縁縫合部47より真上に第1袋状用クッションカバー45と小用開口部表生地3を4.5cm縫合して、第1袋状クッションホルダークッション挿入口41を形成しており、同様にして、第2袋状クッションホルダー前立て側縫合部50からクッションの短辺a幅を置いて第1及び第2袋状クッションホルダー上端縫合部57より真下へ第2袋状用クッションカバー46と小用開口部裏生地4を4cm縫合し、また、第2袋状クッションホルダー前立て側縫合部50からクッションの短辺a幅より1cm広く間隔を置き、第1袋状クッションホルダー下縁縫合部49より真上に第2袋状用クッションカバー46と小用開口部裏生地4を4.5cm縫合して、第2袋状クッションホルダークッション挿入口43を形成した男性用下半身衣類である。
【0049】
図13は、袋状クッションホルダー向けクッション37を挿入した袋状クッションホルダーを折り返し当て布を挟み込んだ状態を示した図である。以下、図10、12、13を参照して、本発明の第2の実施形態の動作について説明する。第2の実施形態における男性用下半身衣類は、図10が示すように、第1袋状クッションホルダー42において袋状クッションホルダー向けクッション37を、段階的に小さくなる突起物38が第1袋状クッションホルダーカバー45側に向き、かつ、表生地側前立て縫合部48と隣接するように挿入し、同様にして、第2袋状クッションホルダー44において袋状クッションホルダー向けクッション37を、段階的に小さくなる突起物38が第2袋状クッションホルダーカバー46側に向き、かつ、裏生地側前立て縫合部50と隣接するように挿入されることが好ましく。図13、14が示すように、一対の第1袋状クッションホルダー表スリット及び第2袋状クッションホルダー裏スリットを袋状向けクッションの溝39部分で折り返し立てた状態で維持することで、下半身の保温効果を保ちつつ袋状クッションホルダー間より男性器を露出することが可能である。
【0050】
また、立てた状態で折り返した第1袋状クッションホルダー42及び第2袋状クッションホルダー44を、男性器の付け根と恥骨に横から密着させて宛がい。男性器をピストン運動で刺激する際に、表生地側前立て縫合部48及び裏生地前立て側縫合部50から第1袋状クッションホルダー42及び第2袋状クッションホルダー44を圧迫することで、ピストン運動により男性器を刺激する単一の行動によって、圧迫された袋状クッションホルダー向けクッション37を伝わり恥骨の周辺にも副次的に圧迫刺激及び摩擦刺激を与えることができる。
【0051】
また、袋状クッションホルダー左上側面縫合部fにおいて、第1及び第2袋状クッションホルダー上方縫合部57より下を縫合しない、かつ、袋状クッションホルダー右上側面縫合部eの上端から、袋状クッションホルダー左上側面縫合部fの下端に向かって第1及び第2袋状クッションホルダー上方縫合部57を斜めに縫合することにより、第1及び第2袋状クッションホルダー上方縫合部57下部を含めてスリットを折り返すことができるので、袋状クッションホルダー裏上スリット54が小用開口部中心まで切り込まれていなくても袋状クッションホルダー裏上スリット54を折り返すことが可能であり、折り返した袋状クッションホルダー裏上スリット54が折り返した第1袋状クッションホルダー42へ引っ掛かった状態で折り返されるので、立てた状態で折り返されたクッションを男性器の根元や恥骨へ密着させることができる。
【0052】
さらに、第1袋状クッションホルダークッション挿入口41及び第2袋状クッションホルダークッション挿入口43をクッションの外側に設けることで、折り返したクッションが男性器を刺激するピストン運動で圧迫された際に、第1袋状クッションホルダー42においては第1袋状クッションホルダークッション挿入口41へクッションが押し出され。第2袋状クッションホルダー44においては第2袋状クッションホルダークッション挿入口43へクッションが押し出されることで、押し出されたクッションにより摩擦刺激を鼠径部周辺に与えることができる。
【0053】
ローションを用いて男性器を刺激する場合や男性器の付け根と宛がった袋状クッションホルダーとの密着性が不十分な場合。図13が示すように、表生地側前立て縫合部から第1袋状クッションホルダー42の折り返しと、裏生地前立て側縫合部から第2袋状クッションホルダー44の折り返しにかけて、折り重ねたトイレットペーパー36を挟み込むことが好ましい。ローションを用いて男性器を刺激する際に垂れたローションを、折り重ねたトイレットペーパー36が吸収し、本発明にローションが付着することを防ぐことができ、また、男性器の付け根と袋状クッションホルダーの間の隙間を折り重ねたトイレットペーパー36が埋めることで、密着性を高め刺激を与えやすくすることができるためである。
【0054】
また、以下は本発明における第3の実施形態について図14、15を参照して説明する。図14は本発明の第3の実施形態を示した正面図であり、図15は同実施形態において前開き可能な密着性の高い男性用下半身衣類5を裏返した状態の正面図である。図14、15が示すように本発明における第3の実施形態は、前述の第1の実施形態において、貫通式クッションホルダー上方縫合部32と貫通式クッションホルダー下方縫合部33を縫合せず、上スリットと下スリットをそれぞれシート状ゴムで補強したものである。
【0055】
以下図14、15を参照しながら説明する。図が示すように表上シート状ゴム61と裏上シート状ゴム62が上スリットを挟み込む形で縫合し、表下シート状ゴム63と裏下シート状ゴム64が下スリットを挟み込む形で縫合している。
【0056】
以下は、本発明の第3の実施形態における表上シート状ゴム61と裏上シート状ゴム62上部の構成について具体的に説明する。表上シート状ゴム61と裏上シート状ゴム62は短辺が6cm長辺が14cm程度の大きさをした長方形のシート状ゴムである。まず、長辺を第1貫通式クッションホルダー7及び第2貫通式クッションホルダー8と平行にした表上シート状ゴム61及び裏上シート状ゴム62で上スリットを挟み込む。この際、表上シート状ゴム61及び裏上シート状ゴム62が上スリットより下部へ2cm程度はみ出ていることが好ましく。はみ出した表上シート状ゴム61の下部において第1貫通式クッションホルダー7と重ならない部分と、上スリットより下部にはみ出した裏上シート状ゴム62において第2貫通式クッションホルダー8と重ならない部分に関しては切り落としている。
【0057】
表上シート状ゴム61の下部を第1貫通式クッションホルダー上端縫合部29と第2貫通式クッションホルダー上端縫合部28と重なる部分を小用開口部表生地3と小用開口部裏生地4と裏上シート状ゴム62を縫合して、上シート状ゴムクッションホルダー上端左側縫合部65と上シート状ゴムクッションホルダー上端右側縫合部66を形成し。さらに、上シート状ゴム貫通式クッションホルダー上端左側縫合部65と上シート状ゴム貫通式クッションホルダー上端右側縫合部66の外側の両端から表上シート状ゴム61の上端まで、表上シート状ゴム61、小用開口部表生地3、小用開口部裏生地4、裏上シート状ゴム62を縫合し、上シート状ゴム左前立て縫合部67と上シート状ゴム右前立て縫合部68を形成している。この際、表上シート状ゴム61及び裏上シート状ゴム62が伸張せず、また弛んでいない状態で縫合することが好ましい。
【0058】
また、小用開口部左側面縫合部20に添って表上シート状ゴム61、小用開口部表生地3、裏上シート状ゴム62を貫通式クッションホルダー裏上スリットgより縫合し、同縫合部と上シート状ゴム左前立て縫合部67間の表上シート状ゴム61を山折りにした折り目を小用開口部左側面縫合部20に添って、小用開口部裏生地4、裏上シート状ゴム62と縫合した上シート状ゴム左側面山折り縫合部71を形成し、上シート状ゴム左側面山折り縫合部71から外側に1.5cmの間隔を置いて貫通式クッションホルダー裏上スリットgより上部を表上シート状ゴム61、左股上生地72、裏上シート状ゴム62を縦に縫合している。同様にして、小用開口部右側面縫合部19に添って、貫通式クッションホルダー表上スリット22より上部で表上シート状ゴム61、小用開口部表生地3、裏上シート状ゴム62を縫合し、同縫合部と上シート状ゴム右前立て縫合部68間の表上シート状ゴム61を山折りにした折り目を、小用開口部右側面縫合部19に添って、小用開口部表生地3、裏上シート状ゴム61と縫合した上シート状ゴム右側面山折り縫合部73を形成し、上シート状ゴム右側面山折り縫合部73から外側に1.5cmの間隔を置いて貫通式クッションホルダー表上スリット22より上部で表上シート状ゴム61、右股上生地74、裏上シート状ゴム62を縦に縫合している。
【0059】
以下は、本発明の第3の実施形態における表下シート状ゴム63と裏下シート状ゴム64の下部の構成について具体的に説明する。表下シート状ゴム63と裏下シート状ゴム64は短辺が6cm長辺が12cm程度の大きさをした長方形のシート状ゴムである。まず、長辺を第1貫通式クッションホルダー7及び第2貫通式クッションホルダー8と平行にした表下シート状ゴム63及び裏下シート状ゴム64で下スリットを挟み込み、表下シート状ゴム63と裏下シート状ゴム64の上部が2cm程度はみ出た状態で第1貫通式クッションホルダー下端縫合部10と第2貫通式クッションホルダー下端縫合部12に重なる部分で表下シート状ゴム63、小用開口部表生地3、小用開口部裏生地4を縫合した裏下シート状ゴム64下シート状ゴム貫通式クッションホルダー下端左側縫合部75と下シート状ゴム貫通式クッションホルダー下端右側縫合部76を形成している。この際、表下シート状ゴム63及び裏下シート状ゴム64が伸張せず、また弛んでいない状態であることが好ましい。
【0060】
次に、下シート状ゴム貫通式クッションホルダー下端左側縫合部75と下シート状ゴム貫通式クッションホルダー下端右側縫合部76間の表下シート状ゴム63を山折りにし、折り目を下シート状ゴム貫通式クッションホルダー下端左側縫合部75内側の端より下部から表下シート状ゴム63の下端まで表下シート状ゴム63と小用開口部表生地3を縫合し、表下シート状ゴム中央表生地縫合部77を形成しており。表下シート状ゴム中央表生地縫合部77と下シート状ゴムクッションホルダー下端右側縫合76間の表下シート状ゴム63を山折りにし、折り目を下シート状ゴム貫通式クッションホルダー下端右側縫合部76内側の端から表下シート状ゴム63の下端まで表下シート状ゴム63、小用開口部表生地3、小用開口部裏生地4を縫合して表下シート状ゴム中央表裏生地縫合部78を形成している。
【0061】
この際、表下シート状ゴム中央表生地縫合部77と表下シート状ゴム中央表裏生地縫合部78間より5mm程度広い幅の板状ポリ塩化ビニル79を表下シート状ゴム中央表生地縫合部77及び表下シート状ゴム中央表裏生地縫合部78の折り目に挟み込んだ状態で表下シート状ゴム中央表生地縫合部77と表下シート状ゴム中央表裏生地縫合部78を縫合することが好ましく。表下シート状ゴム中央表生地縫合部77表下シート状ゴム中央表裏生地縫合部78間において小用開口部表生地3と小用開口部裏生地4は弛んで谷折りの状態となっている。
【0062】
また、小用開口部左側面縫合部20に添って、貫通式クッションホルダー裏下スリット21から表下シート状ゴム63の下端まで表下シート状ゴム63、小用開口部表生地3、小用開口部裏生地4、裏下シート状ゴム64を縫合した下シート状ゴム左側面表裏生地縫合部80を形成し、下シート状ゴム左側面表裏生地縫合部80から外側に1cmの間隔を置いて、表下シート状ゴム63、左股上生地72、裏下シート状ゴム64を縦に縫合した下シート状ゴム左端縫合部81と下シート状ゴム左側面表裏生地縫合部80間の表下シート状ゴム63を山折りにした折り目を下シート状ゴム左端縫合部81へ重ねて表下シート状ゴム63、左股上生地72、裏下シート状ゴム64を縫合している。
【0063】
同様にして、小用開口部右側面縫合部19に添って貫通式クッションホルダー表下スリット17から表下シート状ゴム63の下端まで、表下シート状ゴム63、小用開口部表生地3、小用開口部裏生地4、裏下シート状ゴム64を縫合した下シート状ゴム右側面表裏生地縫合部82を形成し、下シート状ゴム右側面表裏生地縫合部82から外側に1cmの間隔を置いて、表下シート状ゴム63、右股上生地74、裏下シート状ゴム64を縫合した下シート状ゴム右端縫合部83と下シート状ゴム右側面表裏生地縫合部82間の表下シート状ゴム63を山折りにした折り目を下シート状ゴム右端縫合部83へ重ねて表下シート状ゴム63、右股上生地74、裏下シート状ゴム64を縫合している。
【0064】
図14に示されているように第1貫通式クッションホルダー7の第1貫通式クッションホルダー上縁縫合部9と第1貫通式クッションホルダー下縁縫合部12おいては、表上シート状ゴム61の下部と表下シート状ゴム63の上部を第1貫通式クッションホルダー7に密着させた状態で、表上シート状ゴム61及び表下シート状ゴム63を第1貫通式クッションホルダー上縁縫合部9と第1貫通式クッションホルダー下縁縫合部10に重なる部分で貫通式用クッションカバー6、小用開口部表生地3と縫合し、表上シート状ゴム下縁縫合部84と表下シート状ゴム上縁縫合部85を形成しており。
【0065】
加えて、小用開口部表生地3の前立て側から幅1cm長さ10cmの板状ゴム69を表上シート状ゴム下縁縫合部84と表下シート状ゴム上縁縫合部85に重ねて縫合している。この際、表上シート状ゴム下縁縫合部84と重ねて縫合している板状ゴム69においては貫通式クッションホルダー表上スリット根元縫合部23の下部にあたる部分を縫合しないことが好ましい。
【0066】
また、表上シート状ゴム61においては第1貫通式クッションホルダー上縁13が形成されるように貫通式クッションホルダー表上スリット22を第1貫通式クッションホルダー7と同じ深さで切り込んでおり、表下シート状ゴム63では第1貫通式クッションホルダー下縁14が形成されるように貫通式クッションホルダー表下スリット17を第1貫通式クッションホルダー7と同じ深さで切り込んでいる。
【0067】
同様にして、第2貫通式クッションホルダー8の第2貫通式クッションホルダー上縁縫合部11と第2貫通式クッションホルダー下縁縫合部12においては、裏上シート状ゴム62の下部と裏下シート状ゴム64の上部を第2貫通式クッションホルダー8に密着させた状態で、裏上シート状ゴム62及び裏下シート状ゴム64を第2貫通式クッションホルダー上縁縫合部11、第2貫通式クッションホルダー下縁縫合部12と重なる部分を貫通式用クッションカバー6、小用開口部裏生地4と縫合し、裏上シート状ゴム下縁縫合部86と裏下シート状ゴム上縁縫合部87を形成しており。
【0068】
さらに、小用開口部裏生地4の前立て側から幅1cm長さ10cmの板状ゴム69を裏上シート状ゴム下縁縫合部86と裏下シート状ゴム上縁縫合部87に重ねて縫合している。この際、裏上シート状ゴム下縁縫合部86と重ねて縫合している板状ゴム69においては貫通式クッションホルダー裏上スリット根元縫合部24の下部にあたる部分を縫合しないでおくことが好ましい。
【0069】
そして、裏上シート状ゴム62においては第2貫通式クッションホルダー上縁15が形成されるように貫通式クッションホルダー裏上スリットgを第2貫通式クッションホルダー8と同じ深さで切り込んでおり。表下シート状ゴム63では第2貫通式クッションホルダー下縁16が形成されるように貫通式クッションホルダー裏下スリット21を第2貫通式クッションホルダー8と同じ深さで切り込んだ男性用下半身衣類である。
【0070】
以下は本発明の第1の実施形態と比較して第3の実施形態の作用について説明する。表下シート状ゴム中央表生地縫合部77表下シート状ゴム中央表裏生地縫合部78間において、小用開口部表生地3と小用開口部裏生地4が弛んで谷折りの状態となっていることにより、貫通式クッションホルダーの下スリットの根元に弛みができ、クッションを折り返し男性器を刺激するピストン運動で圧迫されることによる負荷で、スリットの根元が伸びて裂けてしまうのを防ぐことができる。
【0071】
表上シート状ゴム下縁縫合部84、表下シート状ゴム上縁縫合部85、裏上シート状ゴム下縁縫合部86、裏下シート状ゴム上縁縫合部87に板状ゴム69を重ねて縫合することで図5、6の示すように第1貫通式クッションホルダー7及び第2貫通式クッションホルダー8を折り返した際、板状ゴム69の弾性によりクッションの折り返しが戻ろうとするため、ピストン運動によって圧迫を繰り返し受けてもクッションの折り返し部分の厚みとクッション性を保つことができる。
【0072】
また、下シート状ゴム貫通式クッションホルダー下端右側縫合部76内側の端から表下シート状ゴム63の下端まで表下シート状ゴム63、小用開口部表生地3、小用開口部裏生地4を縫合した表下シート状ゴム中央表裏生地縫合部78によって、第2貫通式クッションホルダー8が前開き可能な密着性の高い男性用下半身衣類5に固定されることで、貫通式クッションホルダー向けクッション1を挿入してスリットを折り返した際に貫通式クッションホルダー向けクッション1の恥骨への密着を向上させることができる。
【0073】
表下シート状ゴム中央表生地縫合部77では表下シート状ゴム中央表裏生地縫合部78と比べて、小用開口部裏生地4と下シート状ゴム貫通式クッションホルダー下端左側縫合部75と重なった小用開口部表生地3を縫合しないことで、貫通式クッションホルダー向けクッション1を挿入してスリットを折り返した第1貫通式クッションホルダー7及び第2貫通式クッションホルダー8を圧迫した際、前述した表下シート状ゴム中央表生地縫合部77の縫合していない部分へ圧迫した力が逃げるため、下シート状ゴム貫通式クッションホルダー下端左側縫合部75から貫通式クッションホルダー向けクッション1を挿入した第1貫通式クッションホルダー7全体を振動させることができる。
【0074】
また、上シート状ゴム左側面山折り縫合部71、上シート状ゴム右側面山折り縫合部73、下シート状ゴム左端縫合部81、下シート状ゴム右端縫合部83のように第1貫通式クッションホルダー7と第2貫通式クッションホルダー8の上部及び下部の小用開口部の両端をシート状ゴムで挟み込んで縫合し、外側へ間隔を置いて前開き可能な密着性の高い男性用下半身衣類5をシート状ゴムで挟み込んで縫合した前記二つの縫合間における表シート状ゴムを山折りにして折り目を外側の縫合部と重なるように縫合して第1貫通式クッションホルダー7と第2貫通式クッションホルダー8の上部及び下部の小用開口部表生地3及び小用開口部裏生地4の端を固定することで、第1貫通式クッションホルダー上端縫合部29と、第1貫通式クッションホルダー下端縫合部30と、第2貫通式クッションホルダー上端縫合部28と、第2貫通式クッションホルダー下端縫合部31を伸張させた状態で維持している。前記作用により、第1貫通式クッションホルダー7と第2貫通式クッションホルダー8の一対のスリットを折り返しても、第1貫通式クッションホルダー上端縫合部29、第1貫通式クッションホルダー下端縫合部30、第2貫通式クッションホルダー上端縫合部28、第2貫通式クッションホルダー下端縫合部31を弛ませずに貫通式クッションホルダー向けクッション1を恥骨や鼠径部へ密着させて振動刺激を的確に伝えることができる。
【0075】
上記男性用下半身衣類及びクッションは、男性器を刺激する単一のピストン運動のみによって、男性器の付け根及び下腹部を副次的に刺激することを可能にするものであり、さらに、圧迫刺激や摩擦刺激と同時にクッションの振動によって振動刺激を与えることができる。また、着衣した状態で使用するため下半身の保温性を保つことが可能である。
【産業上の利用可能性】
【0076】
上述の発明は男性器をピストン運動によって男性器を刺激する際に鼠径リンパ節もマッサージ可能な健康向上衣類として利用可能である。
【符号の説明】
【0077】
1 貫通式クッションホルダー向けクッション
2 イボ状の突起物
3 小用開口部表生地
4 小用開口部裏生地
5 前開き可能な密着性の高い男性用下半身衣類
6 貫通式用クッションカバー
7 第1貫通式クッションホルダー
8 第2貫通式クッションホルダー
9 第1貫通式クッションホルダー上縁縫合部
10 第1貫通式クッションホルダー下縁縫合部
11 第2貫通式クッションホルダー上縁縫合部
12 第2貫通式クッションホルダー下縁縫合部
13 第1貫通式クッションホルダー上縁
14 第1貫通式クッションホルダー下縁
15 第2貫通式クッションホルダー上縁
16 第2貫通式クッションホルダー下縁
17 貫通式クッションホルダー表下スリット
18 小用開口部表生地前立て下部の付け根
19 小用開口部右側面縫合部
20 小用開口部左側面縫合部
21 貫通式クッションホルダー裏下スリット
22 貫通式クッションホルダー表上スリット
23 貫通式クッションホルダー表上スリット根元縫合部
24 貫通式クッションホルダー裏上スリット根元縫合部
25 貫通式クッションホルダー表上スリット上部前立て
26 貫通式クッションホルダー表上スリット上部前立て縫合部
27 貫通式クッションホルダー裏上スリット上部前立て縫合部
28 第2貫通式クッションホルダー上端縫合部
29 第1貫通式クッションホルダー上端縫合部
30 第1貫通式クッションホルダー下端縫合部
31 第2貫通式クッションホルダー下端縫合部
32 貫通式クッションホルダー上方縫合部
33 貫通式クッションホルダー下方縫合部
34 第1貫通式クッションホルダー下部の折り返し部分
35 第2貫通式クッションホルダー下部の折り返し部分
36 トイレットペーパー
37 袋状クッションホルダー向けクッション
38 段階的に小さくなる4列の突起物
39 溝
40 ストッパー
41 第1袋状クッションホルダークッション挿入口
42 第1袋状クッションホルダー
43 第2袋状クッションホルダークッション挿入口
44 第2袋状クッションホルダー
45 第1袋状用クッションカバー
46 第2袋状用クッションカバー
47 第1袋状用クッションカバー下縁縫合部
48 第1袋状クッションホルダー前立て側縫合部
49 第2袋状クッションホルダー下縁縫合部
50 第2袋状クッションホルダー前立て側縫合部
51 袋状クッションホルダー表上スリット
52 袋状クッションホルダー下端縫合部
53 袋状クッションホルダー表下スリット
54 袋状クッションホルダー裏上スリット
56 袋状クッションホルダー裏下スリット
57 第1及び第2袋状クッションホルダー上方縫合部
59 袋状クッションホルダー表上スリット下側縫合部
60 袋状クッションホルダー裏上スリット下側縫合部
61 表上シート状ゴム
62 裏上シート状ゴム
63 表下シート状ゴム
64 裏下シート状ゴム
65 上シート状ゴム貫通式クッションホルダー上端左側縫合部
66 上シート状ゴム貫通式クッションホルダー上端右側縫合部
67 上シート状ゴム左前立て縫合部
68 上シート状ゴム右前立て縫合部
69 板状ゴム
71 上シート状ゴム左側面山折り縫合部
72 左股上生地
73 上シート状ゴム右側面山折り縫合部
74 右股上生地
77 表下シート状ゴム中央表生地縫合部
78 表下シート状ゴム中央表裏生地縫合部
79 板状ポリ塩化ビニル
80 下シート状ゴム左側面表裏生地縫合部
81 下シート状ゴム左端縫合部
82 下シート状ゴム右側面表裏生地縫合部
83 下シート状ゴム右端縫合部
84 表上シート状ゴム下縁縫合部
85 表下シート状ゴム上縁縫合部
86 裏上シート状ゴム下縁縫合部
87 裏下シート状ゴム上縁縫合部
a クッションの短辺
b クッションの長辺
c 貫通式クッションカバーの縦幅
d 小用開口部表生地縦スリット
e 袋状クッションホルダー右上側面縫合部
f 袋状クッションホルダー左上側面縫合部
g 貫通式クッションホルダー裏上スリット

【特許請求の範囲】
【請求項1】
前開き可能な男性用タイツのように股間部に股間部表生地及び股間部裏生地を持つ下半身衣類において、前記表生地にスリット間を折り返し可能な一対の表スリットと、前記裏生地にスリット間を一対の表スリットと逆方向に折り返し可能な一対の裏スリットと、一対の表スリット間に縫合した第1クッションを保持する第1クッションホルダーと、一対の裏スリット間に縫合した第2クッションを保持する第2クッションホルダーを備えていることを特徴とする男性用下半身衣類。
【請求項2】
第1クッションホルダーにおいて両方の側面にクッション挿入口を有し、第2クッションホルダーにおいて両方の側面にクッション挿入口を有する請求項1の男性用下半身衣類。
【請求項3】
第1クッションホルダーにおいて、表上スリットの根元を縫合し、前記表上スリット根元縫合部より小用開口部裏生地と縫合しない間隔を置いて、上側表上スリットと股間部裏生地を縫合し、第2クッションホルダーにおいて裏上スリット根元を縫合し、前記裏上スリット根元縫合部より表生地と縫合しない間隔を置いて、上側裏上スリットと股間部表生地を縫合した請求項1または2の男性用下半身衣類。
【請求項4】
第1クッションホルダーにおいて一方の側面にクッション挿入口を有し、第2クッションホルダーにおいて一方の側面にクッション挿入口を有する請求項1の男性用下半身衣類。
【請求項5】
一辺の幅が請求項2に記載の前記クッションホルダーのスリット間より短く前記クッションホルダー挿入口より広いことを特徴とした板状の弾性クッション。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【公開番号】特開2013−48901(P2013−48901A)
【公開日】平成25年3月14日(2013.3.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−181206(P2012−181206)
【出願日】平成24年8月1日(2012.8.1)
【出願人】(511205194)
【Fターム(参考)】