説明

画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム、及び画像処理システム、並びに撮像装置

【課題】 極めて容易な作業のもとに、大きいサイズの用紙等に描画された描画像を分割して撮像し、得られた画像データを自動的に合成し、高解像度の全体画像データを高精度に生成する。
【解決手段】 画像処理システムは、撮像対象物Tを撮像する撮像装置11と、この撮像装置11によって撮像された画像データに対して処理を行う画像処理装置14とを備える。画像処理装置14は、撮像対象物Tを当該撮像対象物Tの大きさ以下の大きさからなる分割領域に分割して撮像して得られた複数の分割画像データのそれぞれに写りこんだ位置合わせマークを検出し、複数の分割画像データのそれぞれから所定の領域を切り出し、切り出した複数の画像データを、検出した位置合わせマークに基づいて整形し、整形して得られた複数の分割整形画像データを合成して1つの全体画像データを生成する。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
平坦な所定の対象物を撮像して又は光学的に読み取って得られた画像データを処理する画像処理装置であって、
上記対象物を当該対象物の大きさ以下の大きさからなる分割領域に分割して撮像して又は光学的に読み取って得られた複数の分割画像データのそれぞれに写りこんだ位置合わせマークを検出する位置合わせマーク検出手段と、
上記複数の分割画像データのそれぞれから所定の領域を切り出し、切り出した複数の画像データを上記位置合わせマーク検出手段によって検出された位置合わせマークに基づいて整形し、整形して得られた複数の分割整形画像データを合成して1つの全体画像データを生成する画像データ生成手段とを備えること
を特徴とする画像処理装置。
【請求項2】
表面に所定の補正パターンが描画された補正シートを撮像して又は光学的に読み取って得られた補正パターン画像データに基づいて、上記複数の分割画像データのそれぞれに対して歪補正を行う歪補正手段を備え、
上記位置合わせマーク検出手段は、上記歪補正手段によって歪補正された複数の分割画像データのそれぞれに写りこんだ位置合わせマークを検出すること
を特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
【請求項3】
上記位置合わせマーク検出手段は、上記複数の分割画像データのそれぞれについて、所定の領域からなる許容範囲内のみを対象として位置合わせマークを検出すること
を特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
【請求項4】
上記位置合わせマーク検出手段は、上記許容範囲内に複数の位置合わせマークの候補をみつけた場合には、その候補が、上記分割画像データにおける上記対象物に描画された描画像が写りこんだ位置よりも外側に配置されている位置合わせマークのものである場合には、当該分割画像データの辺に最も近い位置にある候補を位置合わせマークとして検出すること
を特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
【請求項5】
上記位置合わせマーク検出手段は、上記許容範囲内に複数の位置合わせマークの候補をみつけた場合には、その候補が、上記分割画像データにおける上記対象物に描画された描画像が写りこんだ位置の内側に配置されている位置合わせマークのものである場合には、先に検出した他の位置合わせマークの位置に基づいて、残りの位置合わせマークの位置を推測し、推測した位置に最も近い位置にある候補を位置合わせマークとして検出すること
を特徴とする請求項4記載の画像処理装置。
【請求項6】
上記位置合わせマークは、上記分割領域の境界に沿って設けられていること
を特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
【請求項7】
上記位置合わせマークは、上記分割領域の内部にも設けられていること
を特徴とする請求項6記載の画像処理装置。
【請求項8】
上記位置合わせマークの色は、透明度がある色であり、
上記位置合わせマーク検出手段は、上記分割画像データの色の違いに基づいて、上記位置合わせマークと上記対象物に描画された描画像の前景部分とを分離すること
を特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
【請求項9】
上記位置合わせマークの色は、上記位置合わせマークと上記対象物に描画された描画像の前景部分とが重複している箇所の色の色差が、当該位置合わせマークそのものの色の色差近傍の色差となるようにし、且つ、当該位置合わせマークと当該描画像の前景部分とが重複している箇所の色の輝度が、当該位置合わせマークそのものの色の輝度よりも小さい輝度となるように決定されること
を特徴とする請求項8記載の画像処理装置。
【請求項10】
上記分割画像データのそれぞれに写りこんだマークに基づいて、上記対象物におけるそれぞれの分割領域の位置を識別する位置識別手段を備えること
を特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
【請求項11】
上記マークは、上記位置合わせマークを兼ねたものであること
を特徴とする請求項10記載の画像処理装置。
【請求項12】
上記画像データ生成手段は、上記位置合わせマーク検出手段によって検出された位置合わせマークの位置が実測位置と一致するように、切り出した上記複数の画像データを整形すること
を特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
【請求項13】
上記画像データ生成手段は、互いに隣接する2つの分割領域に対応する分割画像データのうちいずれか一方の分割画像データを固定し、他方の分割画像データの1つの境界が固定した分割画像データの1つの境界に一致するように整形すること
を特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
【請求項14】
上記画像データ生成手段は、互いに隣接する4つの分割領域に対応する分割画像データのうち3つの分割画像データが既に整形されている場合には、整形されている3つの分割整形画像データのうち2つの分割整形画像データによって形成される2つの境界に、整形されていない残りの分割画像データの2つの境界が一致するように整形すること
を特徴とする請求項13記載の画像処理装置。
【請求項15】
上記画像データ生成手段は、上記位置合わせマーク検出手段によって検出された位置合わせマークを結んだ領域を切り出して得られた複数の画像データを整形すること
を特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
【請求項16】
上記画像データ生成手段は、上記位置合わせマーク検出手段によって検出された位置合わせマークを結んだ領域、及び、隣接する分割領域が存在しない分割領域の辺については、その外側の領域も切り出しの対象領域とし、切り出した上記複数の画像データを整形すること
を特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
【請求項17】
上記画像データ生成手段は、上記位置合わせマーク検出手段によって検出された位置合わせマークを画像データから消去すること
を特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
【請求項18】
平坦な所定の対象物を撮像して又は光学的に読み取って得られた画像データを処理する画像処理方法であって、
上記対象物を当該対象物の大きさ以下の大きさからなる分割領域に分割して撮像して又は光学的に読み取って得られた複数の分割画像データのそれぞれに写りこんだ位置合わせマークを検出する工程と、
上記複数の分割画像データのそれぞれから所定の領域を切り出し、切り出した複数の画像データを検出した位置合わせマークに基づいて整形し、整形して得られた複数の分割整形画像データを合成して1つの全体画像データを生成する工程とを備えること
を特徴とする画像処理方法。
【請求項19】
平坦な所定の対象物を撮像して又は光学的に読み取って得られた画像データを処理するコンピュータ実行可能な画像処理プログラムであって、
上記対象物を当該対象物の大きさ以下の大きさからなる分割領域に分割して撮像して又は光学的に読み取って得られた複数の分割画像データのそれぞれに写りこんだ位置合わせマークを検出する処理と、
上記複数の分割画像データのそれぞれから所定の領域を切り出し、切り出した複数の画像データを検出した位置合わせマークに基づいて整形し、整形して得られた複数の分割整形画像データを合成して1つの全体画像データを生成する処理とを備えること
を特徴とする画像処理プログラム。
【請求項20】
平坦な所定の対象物を撮像して得られた画像データを処理する画像処理システムであって、
上記対象物を当該対象物の大きさ以下の大きさからなる分割領域に分割して撮像する撮像手段と、
上記撮像手段によって各分割領域を撮像して得られた複数の分割画像データに対して処理を行う画像処理手段とを備え、
上記撮像手段は、
所定の大きさの撮像範囲を画定する枠体と、
上記枠体の開口領域全体を撮像範囲とするように撮像方向が設定されて当該枠体の上方に固定された撮像機器とを有し、
上記分割領域毎に対応して設けられている所定個数の位置合わせマークが上記枠体の開口領域内に含まれるように、上記対象物の上に当該枠体が設置され、当該枠体の開口領域を撮像窓として撮像を行い、
上記画像処理手段は、上記複数の分割画像データのそれぞれに写りこんだ上記所定個数の位置合わせマークを検出し、上記複数の分割画像データのそれぞれから所定の領域を切り出し、切り出した複数の画像データを検出した位置合わせマークに基づいて整形し、整形して得られた複数の分割整形画像データを合成して1つの全体画像データを生成すること
を特徴とする画像処理システム。
【請求項21】
表面に複数の位置合わせマークが設けられた光学的に透明な薄板から構成され、上記対象物の上に重ねて設置される位置合わせマスクを備え、
上記撮像手段は、上記位置合わせマスクに設けられた上記複数の位置合わせマークのうち上記分割領域毎に対応して設けられている所定個数の位置合わせマークが上記枠体の開口領域内に含まれるように、上記対象物を敷設した上記位置合わせマスクの上に当該枠体が設置され、当該枠体の開口領域を撮像窓として撮像を行うこと
を特徴とする請求項20記載の画像処理システム。
【請求項22】
上記枠体の開口領域よりも小さく形成された開口領域を有して上記撮像手段に着脱可能とされる着脱枠体を備え、
上記撮像手段は、上記対象物を撮像する際に、上記着脱枠体が取り付けられた状態で、当該着脱枠体の開口領域に上記対象物における撮像したい分割領域が入るように上記位置合わせマスクの上に設置されること
を特徴とする請求項21記載の画像処理システム。
【請求項23】
上記対象物には、複数の位置合わせマークが描画又は貼付されており、
上記撮像手段は、上記対象物に描画又は貼付された上記複数の位置合わせマークのうち上記分割領域毎に対応して設けられている所定個数の位置合わせマークが上記枠体の開口領域内に含まれるように、上記対象物の上に当該枠体が設置され、当該枠体の開口領域を撮像窓として撮像を行うこと
を特徴とする請求項20記載の画像処理システム。
【請求項24】
上記枠体の開口領域よりも小さく形成された開口領域を有して上記撮像手段に着脱可能とされる着脱枠体を備え、
上記撮像手段は、上記対象物を撮像する際に、上記着脱枠体が取り付けられた状態で、当該着脱枠体の開口領域に上記対象物における撮像したい分割領域が入るように当該対象物の上に設置されること
を特徴とする請求項23記載の画像処理システム。
【請求項25】
上記枠体及び上記着脱枠体は、ともに、平板状に形成されていること
を特徴とする請求項22又は請求項24記載の画像処理システム。
【請求項26】
上記枠体は、平板状に形成されていること
を特徴とする請求項20記載の画像処理システム。
【請求項27】
上記撮像手段は、上記枠体の開口領域に臨む上記対象物を照射する照明機器を有すること
を特徴とする請求項20記載の画像処理システム。
【請求項28】
表面に所定の補正パターンが描画された補正シートを備え、
上記撮像手段は、上記補正シートの上に上記枠体が設置され、当該枠体の開口領域を撮像窓として撮像を行い、
上記画像処理手段は、上記撮像手段によって上記補正シートを撮像して得られた補正パターン画像データに基づいて、上記複数の分割画像データのそれぞれに対して歪補正を行い、歪補正された複数の分割画像データのそれぞれに写りこんだ上記所定個数の位置合わせマークを検出すること
を特徴とする請求項20記載の画像処理システム。
【請求項29】
上記補正シートに描画される補正パターンは、中央部のパターンを構成する各要素の大きさよりも、上記枠体が設置される周辺部の要素の大きさが細かいこと
を特徴とする請求項28記載の画像処理システム。
【請求項30】
表面に複数の位置合わせマークが設けられた光学的に透明な薄板から構成され、上記対象物の上に重ねて設置される位置合わせマスクを備え、
上記補正シートは、上記位置合わせマスクと同じ材質及び同じ厚さからなること
を特徴とする請求項28記載の画像処理システム。
【請求項31】
上記撮像手段は、上記補正シートにおける上記補正パターンが描画されている面とは逆の面上に上記枠体が設置され、当該枠体の開口領域を撮像窓として撮像を行うこと
を特徴とする請求項30記載の画像処理システム。
【請求項32】
表面に複数の位置合わせマークが設けられた光学的に透明な薄板から構成され、上記対象物の上に重ねて設置される位置合わせマスクと、
上記位置合わせマスクと同じ材質及び同じ厚さからなり、上記補正シートの上に重ねて設置される光学的に透明な無地の薄板とを備えること
を特徴とする請求項28記載の画像処理システム。
【請求項33】
上記枠体の開口領域よりも小さく形成された開口領域を有して上記撮像手段に着脱可能とされる着脱枠体を備え、
上記撮像手段は、上記着脱枠体を取り付けない状態で上記補正シートを撮像すること
を特徴とする請求項28記載の画像処理システム。
【請求項34】
表面に複数の位置合わせマークが設けられた光学的に透明な薄板から構成され、上記対象物の上に重ねて設置される位置合わせマスクを備え、
上記位置合わせマスクは、上記位置合わせマークが設けられている面を上記対象物と接触させるように設置されること
を特徴とする請求項20記載の画像処理システム。
【請求項35】
上記位置合わせマークは、複数設けられており、
複数の上記位置合わせマークのうち最も外側に設けられる位置合わせマークは、上記対象物に描画された描画像の位置よりも外側に配置されていること
を特徴とする請求項20記載の画像処理システム。
【請求項36】
平坦な所定の対象物を撮像して得られた画像データを処理する画像処理システムであって、
上記対象物の前方に設置される所定の大きさの撮像範囲を画定する枠体と、
上記枠体の開口領域全体を撮像範囲とするように撮像方向が設定され、上記対象物を当該対象物の大きさ以下の大きさからなる分割領域に分割して撮像する撮像手段と、
上記撮像手段によって各分割領域を撮像して得られた複数の分割画像データに対して処理を行う画像処理手段とを備え、
上記撮像手段は、上記分割領域毎に対応して設けられている所定個数の位置合わせマークが上記枠体の開口領域内に含まれるように設置されて撮像を行い、
上記画像処理手段は、上記複数の分割画像データのそれぞれに写りこんだ上記所定個数の位置合わせマークを検出し、上記複数の分割画像データのそれぞれから所定の領域を切り出し、切り出した複数の画像データを検出した位置合わせマークに基づいて整形し、整形して得られた複数の分割整形画像データを合成して1つの全体画像データを生成すること
を特徴とする画像処理システム。
【請求項37】
表面に複数の位置合わせマークが設けられた光学的に透明な薄板から構成され、上記対象物の前に重ねて設置される位置合わせマスクを備え、
上記枠体は、上記位置合わせマスクの前方に設置され、
上記撮像手段は、上記位置合わせマスクに設けられた上記複数の位置合わせマークのうち上記分割領域毎に対応して設けられている所定個数の位置合わせマークが上記枠体の開口領域内に含まれるように、上記枠体の開口領域を撮像窓として撮像を行うこと
を特徴とする請求項36記載の画像処理システム。
【請求項38】
表面に複数の位置合わせマークが設けられた光学的に透明な薄板から構成された位置合わせマスクと、所定の対向部材とを重なるように配置して形成される挟持部材を備え、
上記挟持部材は、上記位置合わせマスクと上記対向部材との間に上記対象物を挟持し、
上記枠体は、上記対象物を挟持した上記挟持部材の前方に設置され、
上記撮像手段は、上記位置合わせマスクに設けられた上記複数の位置合わせマークのうち上記分割領域毎に対応して設けられている所定個数の位置合わせマークが上記枠体の開口領域内に含まれるように、上記枠体の開口領域を撮像窓として撮像を行うこと
を特徴とする請求項36記載の画像処理システム。
【請求項39】
上記対象物には、複数の位置合わせマークが描画又は貼付されており、
上記枠体は、上記対象物の前方に設置され、
上記撮像手段は、上記対象物に描画又は貼付された上記複数の位置合わせマークのうち上記分割領域毎に対応して設けられている所定個数の位置合わせマークが上記枠体の開口領域内に含まれるように、上記枠体の開口領域を撮像窓として撮像を行うこと
を特徴とする請求項36記載の画像処理システム。
【請求項40】
表面に所定の補正パターンが描画された補正シートを備え、
上記画像処理手段は、上記撮像手段によって上記補正シートを撮像して得られた補正パターン画像データに基づいて、上記複数の分割画像データのそれぞれに対して歪補正を行い、歪補正された複数の分割画像データのそれぞれに写りこんだ上記所定個数の位置合わせマークを検出すること
を特徴とする請求項36記載の画像処理システム。
【請求項41】
表面に複数の位置合わせマークが設けられた光学的に透明な薄板から構成され、上記対象物の前に重ねて設置される位置合わせマスクを備え、
上記補正シートは、上記位置合わせマスクと同じ材質及び同じ厚さからなること
を特徴とする請求項40記載の画像処理システム。
【請求項42】
上記補正シートは、上記補正パターンが描画されている面が上記撮像手段が設置された側とは逆側となるように設置されること
を特徴とする請求項41記載の画像処理システム。
【請求項43】
表面に複数の位置合わせマークが設けられた光学的に透明な薄板から構成され、上記対象物の前に重ねて設置される位置合わせマスクと、
上記位置合わせマスクと同じ材質及び同じ厚さからなり、上記補正シートの前に重ねて設置される光学的に透明な無地の薄板とを備えること
を特徴とする請求項40記載の画像処理システム。
【請求項44】
表面に複数の位置合わせマークが設けられた光学的に透明な薄板から構成され、上記対象物の前に重ねて設置される位置合わせマスクを備え、
上記位置合わせマスクは、上記位置合わせマークが設けられている面を上記対象物と接触させるように設置されること
を特徴とする請求項36記載の画像処理システム。
【請求項45】
平坦な所定の対象物を光学的に読み取って得られた画像データを処理する画像処理システムであって、
読み取り面の上に設置された上記対象物を当該対象物の大きさ以下の大きさからなる分割領域に分割して光学的に読み取るスキャナと、
上記スキャナによって各分割領域を読み取って得られた複数の分割画像データに対して処理を行う画像処理手段とを備え、
上記スキャナは、上記分割領域毎に対応して設けられている所定個数の位置合わせマークが上記読み取り面内に含まれた状態で上記対象物の読み取りを行い、
上記画像処理手段は、上記複数の分割画像データのそれぞれに写りこんだ上記所定個数の位置合わせマークを検出し、上記複数の分割画像データのそれぞれから所定の領域を切り出し、切り出した複数の画像データを検出した位置合わせマークに基づいて整形し、整形して得られた複数の分割整形画像データを合成して1つの全体画像データを生成すること
を特徴とする画像処理システム。
【請求項46】
所定の大きさの読み取り範囲を画定する枠体を備え、
上記枠体は、上記読み取り面が当該枠体の開口領域に臨むように設置され、
上記スキャナは、上記分割領域毎に対応して設けられている所定個数の位置合わせマークが上記枠体の開口領域内に含まれた状態で上記対象物の読み取りを行うこと
を特徴とする請求項45記載の画像処理システム。
【請求項47】
上記枠体は、上記開口領域と脚部とを接続する部分が上記スキャナの側面から離れた位置まで延在するように形成した構造とされること
を特徴とする請求項46記載の画像処理システム。
【請求項48】
表面に複数の位置合わせマークが設けられた光学的に透明な薄板から構成され、上記対象物の下に重ねて設置される位置合わせマスクを備え、
上記スキャナは、上記位置合わせマスクに設けられた上記複数の位置合わせマークのうち上記分割領域毎に対応して設けられている所定個数の位置合わせマークが上記読み取り面内に含まれた状態で上記対象物を上記位置合わせマスクを介して光学的に読み取ること
を特徴とする請求項45記載の画像処理システム。
【請求項49】
表面に複数の位置合わせマークが設けられた光学的に透明な薄板から構成された位置合わせマスクと、所定の対向部材とを重なるように配置して形成される挟持部材を備え、
上記挟持部材は、上記位置合わせマスクと上記対向部材との間に上記対象物を挟持し、
上記スキャナは、上記位置合わせマスクに設けられた上記複数の位置合わせマークのうち上記分割領域毎に対応して設けられている所定個数の位置合わせマークが上記読み取り面内に含まれた状態で上記挟持部材に挟持された上記対象物を上記位置合わせマスクを介して光学的に読み取ること
を特徴とする請求項45記載の画像処理システム。
【請求項50】
上記対向部材における上記対象物と接触していない面には、上記位置合わせマスクに設けられた位置合わせマークの位置に対応する位置にマークが設けられていること
を特徴とする請求項49記載の画像処理システム。
【請求項51】
上記対向部材は、光学的に透明な部材から構成されること
を特徴とする請求項49記載の画像処理システム。
【請求項52】
上記対象物には、複数の位置合わせマークが描画又は貼付されており、
上記スキャナは、上記位置合わせマスクに設けられた上記複数の位置合わせマークのうち上記分割領域毎に対応して設けられている所定個数の位置合わせマークが上記読み取り面内に含まれた状態で上記対象物を光学的に読み取ること
を特徴とする請求項45記載の画像処理システム。
【請求項53】
上記スキャナの読み取り面の上に設置される光学的に透明な無地の薄板を備え、
上記対象物は、上記薄板の上に重ねて設置されること
を特徴とする請求項52記載の画像処理システム。
【請求項54】
表面に所定の補正パターンが描画された補正シートを備え、
上記画像処理手段は、上記スキャナによって上記補正シートを読み取って得られた補正パターン画像データに基づいて、上記複数の分割画像データのそれぞれに対して歪補正を行い、歪補正された複数の分割画像データのそれぞれに写りこんだ上記所定個数の位置合わせマークを検出すること
を特徴とする請求項45記載の画像処理システム。
【請求項55】
表面に複数の位置合わせマークが設けられた光学的に透明な薄板から構成され、上記対象物の下に重ねて設置される位置合わせマスクを備え、
上記補正シートは、上記位置合わせマスクと同じ材質及び同じ厚さからなること
を特徴とする請求項54記載の画像処理システム。
【請求項56】
上記補正シートは、上記補正パターンが描画されている面が上記スキャナの読み取り面とは逆側となるように設置されること
を特徴とする請求項55記載の画像処理システム。
【請求項57】
表面に複数の位置合わせマークが設けられた光学的に透明な薄板から構成され、上記対象物の下に重ねて設置される位置合わせマスクと、
上記位置合わせマスクと同じ材質及び同じ厚さからなり、上記補正シートの下に重ねて設置される光学的に透明な無地の薄板とを備えること
を特徴とする請求項54記載の画像処理システム。
【請求項58】
表面に複数の位置合わせマークが設けられた光学的に透明な薄板から構成され、上記対象物の下に重ねて設置される位置合わせマスクを備え、
上記位置合わせマスクは、上記位置合わせマークが設けられている面を上記対象物と接触させるように設置されること
を特徴とする請求項45記載の画像処理システム。
【請求項59】
平坦な所定の対象物を撮像する撮像装置であって、
所定の大きさの撮像範囲を画定する枠体と、
上記枠体の開口領域全体を撮像範囲とするように撮像方向が設定されて当該枠体の上方に固定された撮像機器とを備え、
上記枠体の開口領域に臨む上記対象物を撮像すること
を特徴とする撮像装置。
【請求項60】
上記枠体の開口領域よりも小さく形成された開口領域を有する他の枠体が着脱可能とされており、
上記着脱枠体が取り付けられた状態で、当該着脱枠体の開口領域に臨む上記対象物を撮像すること
を特徴とする請求項59記載の撮像装置。
【請求項61】
上記枠体及び上記着脱枠体は、ともに、平板状に形成されていること
を特徴とする請求項60記載の撮像装置。
【請求項62】
上記枠体は、平板状に形成されていること
を特徴とする請求項59記載の撮像装置。
【請求項63】
上記枠体の開口領域に臨む上記対象物を照射する照明機器を備えること
を特徴とする請求項59記載の撮像装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4(a)】
image rotate

【図4(b)】
image rotate

【図5(a)】
image rotate

【図5(b)】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11(a)】
image rotate

【図11(b)】
image rotate

【図11(c)】
image rotate

【図12】
image rotate

【図13(a)】
image rotate

【図13(b)】
image rotate

【図13(c)】
image rotate

【図14(a)】
image rotate

【図14(b)】
image rotate

【図15(a)】
image rotate

【図15(b)】
image rotate

【図16】
image rotate

【図17】
image rotate

【図18】
image rotate

【図19】
image rotate

【図20(a)】
image rotate

【図20(b)】
image rotate

【図20(c)】
image rotate

【図21】
image rotate

【図22】
image rotate

【図23】
image rotate

【図24】
image rotate

【図25(a)】
image rotate

【図25(b)】
image rotate

【図25(c)】
image rotate

【図26】
image rotate

【図27】
image rotate

【図28(a)】
image rotate

【図28(b)】
image rotate

【図29】
image rotate

【図30】
image rotate

【図31】
image rotate

【図32】
image rotate

【図33】
image rotate

【図34】
image rotate

【図35】
image rotate

【図36】
image rotate

【図37】
image rotate

【図38】
image rotate

【図39】
image rotate

【図40】
image rotate

【図41】
image rotate

【図42】
image rotate

【図43】
image rotate

【図44】
image rotate

【図45】
image rotate

【図46】
image rotate

【図47】
image rotate

【図48】
image rotate

【図49】
image rotate

【図50】
image rotate

【図51】
image rotate

【図52】
image rotate

【図53(a)】
image rotate

【図53(b)】
image rotate

【図54】
image rotate

【図55】
image rotate

【図56】
image rotate

【図57】
image rotate

【図58】
image rotate


【公開番号】特開2006−338584(P2006−338584A)
【公開日】平成18年12月14日(2006.12.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−165311(P2005−165311)
【出願日】平成17年6月6日(2005.6.6)
【出願人】(505209865)株式会社リバック (1)
【Fターム(参考)】