説明

画像処理装置及びその制御プログラム

【課題】消費電力の低減を効率的に行うことのできる画像処理装置及びその制御プログラムを提供すること。
【解決手段】外部記憶装置40を接続可能な接続部20と、外部記憶装置40に記憶する画像データを読み取る画像読取部10と、画像読取部10に供給される電力を制御する制御部28であって、通常モードまたは通常モードより消費電力の少ない節電モードを選択可能な制御部28と、を備え、制御部28は、節電モード中に外部記憶装置40が接続部20に接続された場合に、外部記憶装置40が書き込み可能であるかを判定し、書き込み可能である場合には画像読取部10への電力供給を通常モードで行い、書き込みが不可能であれば画像読取部10への電力供給を節電モードで行うことを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理装置及びその制御プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
紙媒体などに画像を印刷する画像形成処理、及び紙媒体などに描かれた画像をスキャンする画像読取処理を行うことのできる画像処理装置が知られている。また、USB(Universal Serial Bus)メモリなどの外部記憶装置を接続可能なポートを有し、USBメモリに記憶された画像データを印刷すると共に、スキャンされた画像をUSBメモリに記憶することのできる画像処理装置が知られている。
【0003】
また、装置の消費電力を低減するために、通常モードと通常モードより消費電力の少ない節電モードとを切り替え可能な画像処理装置が知られている。特許文献1には、USBメモリの接続が検出されると、節電モードを解除して通常モードに復帰する処理が記載されている。本構成によれば、通常モードの電力が要求される適切なタイミングで、電力供給モードの切り替えを行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2008−134765号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の画像処理装置では、USBメモリが接続された場合に装置全ての節電が解除されてしまい、消費電力の低減を効率的に行えない場合があった。
【0006】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、消費電力の低減を効率的に行うことのできる画像処理装置及びその制御プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に記載の画像処理装置は、外部記憶装置を接続可能な接続部と、前記外部記憶装置に記憶する画像データを読み取る画像読取部と、前記画像読取部に供給される電力を制御する制御部であって、通常モードまたは前記通常モードより消費電力の少ない節電モードを選択可能な制御部と、を備え、前記制御部は、前記節電モード中に前記外部記憶装置が前記接続部に接続された場合に、前記外部記憶装置が書き込み可能であるかを判定し、書き込み可能である場合には前記画像読取部への電力供給を前記通常モードで行い、書き込みが不可能であれば前記画像読取部への電力供給を前記節電モードで行うことを特徴とする。
【0008】
請求項2に記載の画像処理装置は、前記画像処理装置に記憶されたデータに基づき画像形成を行う画像形成部を備え、前記制御部は、前記節電モード中に前記外部記憶装置が前記接続部に接続された場合に、前記外部記憶装置に画像形成が可能なデータがあるか否かを判定し、画像形成可能なデータがある場合には前記画像形成部への電力供給を前記通常モードで行い、画像形成可能なデータがない場合には前記画像形成部への電力供給を前記節電モードで行うことを特徴とする。
【0009】
請求項3に記載の画像処理装置は、前記制御部は、前記記憶装置が書き込み不可であり、かつ前記記憶装置内に画像形成が可能なデータがない場合に、ユーザに対する警告を行うことを特徴とする。
【0010】
請求項4に記載の画像処理装置の制御プログラムは、コンピュータに対し、外部記憶装置を接続可能な接続部に対し、外部記憶装置が接続されたか否かを判定するステップと、前記外部記憶装置が書き込み可能であるかを判定するステップと、前記外部記憶装置が書き込み可能である場合に、前記外部記憶装置に記憶される画像データを読み取る画像読取部への電力供給を、通常モード及び前記通常モードより消費電力の少ない節電モードのうち、前記通常モードにより行うステップと、前記外部記憶装置が書き込み不可能である場合に、前記画像読取部への電力供給を前記節電モードにより行うステップと、を実行させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
請求項1に記載の画像処理装置によれば、画像読取部を有する画像処理装置において、消費電力の低減を効率的に行うことができる。
【0012】
請求項2に記載の画像処理装置によれば、画像形成部を有する画像処理装置において、消費電力の低減を効率的に行うことができる。
【0013】
請求項3に記載の画像処理装置によれば、ユーザに対し警告を行うことにより、適切な対応を促すことができる。
【0014】
請求項4に記載の画像処理装置の制御プログラムによれば、画像読取部を有する画像処理装置において、消費電力の低減を効率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】図1は、実施例1に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図2は、実施例1に係る画像処理装置の動作を示すフローチャートである。
【図3】図3は、変形例に係る画像処理装置の動作を示すフローチャートである。
【図4】図4は、変形例に係る画像処理装置の電源供給モードと消費電力との関係を示すテーブルである。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
【実施例1】
【0017】
図1は、実施例1に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。画像処理装置100は、画像読取部10、画像形成部12、ネットワークI/F部14、操作部16、表示部18、接続部20、CPU(Central Processing Unit)22、メモリ24、記憶部26及び電源30を備える。これらのハードウェア同士はデータバス32により互いに接続されている。各部には、電源30から動作のための電源が供給される。また、CPU22、メモリ24、及び記憶部26は、画像処理装置100の制御処理を行う制御部28として機能する。
【0018】
画像読取部10は、所定の媒体(例えば、紙)に描かれた画像の読み取り(スキャン)を行うための構成であり、例えば光学式のスキャナなどにより実現することができる。画像読取部10により読み取られた画像は、画像データとして記憶部26に記憶される。
【0019】
画像形成部12は、所定の媒体(例えば、紙)に画像の形成(印刷)を行うための構成であり、例えばインクジェット式またはレーザー式の印刷機構などにより実現することができる。画像形成部12は、記憶部26に記憶された画像データまたは外部から入力された画像データに基づき、画像形成(印刷)を行う。画像処理装置100では、画像処理装置100が印刷データとして取り扱うことができる(画像形成部12による印刷が可能な)データの種類が予め設定されている。印刷可能なデータには、例えば、PDF(Portable Document Format)またはWord(Microsoft Office Word)などの文書データや、JPEG(Joint Photographic Experts Group)などの画像データが含まれる。ただし、印刷可能なデータの種類は、上記の具体例に限定されるものではない。
【0020】
ネットワークI/F部14は、画像処理装置100を外部のネットワークと接続するためのインターフェースである。ネットワークI/F部14は、例えばLAN(Local Area Network)ケーブルなどを接続することで、ネットワーク上の情報処理装置(例えば、コンピュータ)との間でデータの入出力を行うことができる。操作部16は、ユーザからの操作を受け付けるための構成であり、例えばタッチパネルなどにより実現することができる。表示部18は、ユーザに対するデータの表示を行うための構成であり、例えば液晶ディスプレイなどにより実現することができる。操作部16をタッチパネルとする場合、操作部16が表示部18を兼ねる構成とすることもできる。
【0021】
接続部20は、外部記憶装置40を接続するためのインターフェースであり、例えばUSBポートなどにより実現することができる。外部記憶装置40は、画像処理装置100に画像形成を行わせるための画像データや、画像処理装置100が読み込んだ画像データを記憶するための構成であり、例えばUSBメモリなどにより実現することができる。外部記憶装置40には、スイッチ42が設けられており、外部記憶装置40に対するデータの書き込みの可否をユーザが任意に設定することができる。
【0022】
CPU22は、所定のプログラムを実行するための演算装置の一例である。CPU22にプログラムを実行させることで、制御部28による画像処理装置100の各種制御を行うことができる。制御部28が行う制御としては、画像形成(印刷)制御、画像読取(スキャン)制御、及び各ハードウェアへの電源供給制御などがある。メモリ24は、CPU22が処理するデータを一時的に保持するための構成であり、例えばSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)などにより実現することができる。記憶部26は、比較的大容量のデータを記憶するための構成であり、例えば各種のROM(Read Only Memory)などにより実現することができる。
【0023】
制御部28は、電源30から各ハードウェアに対し供給される電力の供給量を制御する。本実施例において、制御部28は、消費電力の大きい通常モードと、通常モードより消費電力の少ない節電モードのいずれかを選択することができる。また、通常モード及び節電モードの設定は、それぞれのハードウェア毎に行うことができる。
【0024】
画像処理装置100が画像読取処理または画像形成処理を行っていない場合には、消費電力の低減のために、使用されていないハードウェアを節電モードにすることが好ましい。節電モードの解除(通常モードへの復帰)は、所定の条件(例えば、操作部16に対するユーザの操作、ネットワークからのデータの入力、及び接続部20への外部記憶装置40の接続など)を満たした場合に行われる。しかし、この場合に全てのハードウェアの節電を解除すると、データの処理に使用されないハードウェアの節電までもが解除されてしまい、消費電力の低減を効率的に行えない場合がある。以下、画像処理装置100において消費電力を効率的に低減するための構成について説明する。
【0025】
図2は、実施例1に係る画像処理装置の動作を示すフローチャートである。開始時において、画像処理装置100の各ハードウェアへの電源供給は通常モードとなっている。
【0026】
最初に、制御部28が、節電の規定時間をリセットし、時間のカウントを開始する(ステップS10)。この規定時間は、ユーザが任意に設定することができる。次に、制御部28は、時間のカウントが節電の規定時間(例えば、5分)を超えたか否かを判定する(ステップS12)。節電の規定時間を超えていない場合には、制御部28は、画像処理装置100に対するアクション(例えば、操作部16に対するユーザの操作、ネットワークからの印刷命令の受信など)があるか否かを判定する(ステップS14)。アクションがあった場合には、開始時に戻り時間のカウントを再びリセットする。アクションがない場合には、ステップS12の前段へと戻る。
【0027】
ステップS12において時間のカウントが節電の規定時間を超えた場合には、制御部28は電源供給を通常モードから節電モードへと切り替える(ステップS16)。
【0028】
次に、制御部28は、接続部20に外部記憶装置40が接続されたか否かを判定する(ステップS18)。外部記憶装置40が接続されていない場合は、ステップS16の前段に戻り、節電モードが継続される。
【0029】
ステップS18において外部記憶装置40が接続された場合、制御部28は、接続された外部記憶装置40内に、画像処理装置100による印刷が可能なデータがあるか否かを判定する(ステップS20)。印刷可能なデータがあるか否かの判定は、例えば、外部記憶装置40に記憶されたデータファイルの拡張子(.pdf .doc .jpg等)の種類に基づき行うことができるが、判定の方法はこれに限定されるものではない。
【0030】
外部記憶装置40内に印刷可能なデータがない場合には、画像形成部12を動作させる必要がないため、制御部28は画像形成部12の節電解除を行わず、節電モードを維持する(ステップS22)。外部記憶装置40内に印刷可能なデータがない場合とは、例えば、外部記憶装置40内の記憶部が空である(データが一切記憶されていない)場合や、印刷不可能なデータのみが記憶されている場合を含む。印刷可能なデータがある場合には、ステップS22を飛ばして次のステップS24へと進む。
【0031】
次に、制御部28は、外部記憶装置40へのデータの書き込みが可能であるか否かを判定する(ステップS24)。外部記憶装置40へのデータの書き込みが不可能である場合には、画像読取部10を動作させる必要がないため、制御部28は画像読取部10の節電解除を行わず、節電モードを維持する(ステップS26)。データの書き込みが不可能である場合とは、例えばスイッチ42により書き込み禁止のロックがかかっている場合や、記憶部の空き容量が不足している場合を含む。データの書き込みが可能である場合には、ステップS26を飛ばして次のステップS28へと進む。
【0032】
最後に、制御部28は、節電モードが維持された部分以外の節電を解除する(ステップS28)。これにより、ステップS22及びステップS26で節電が維持された部分以外のハードウェアに対し、通常モードによる電源供給が行われる。すなわち、外部記憶装置40内に印刷可能なデータがある場合には、制御部28はステップS28において画像形成部12の節電を解除し、通常モードへと復帰させる。これにより、外部記憶装置40内の画像データの印刷を行うことができる。また、外部記憶装置40へのデータの書き込みが可能である場合には、制御部28はステップS28において画像読取部10の節電を解除し、通常モードへと復帰させる。これにより、画像読取部10において画像の読み取りを行い、読み取ったデータを外部記憶装置40内に記憶することができる。
【0033】
上記の、「節電が維持された部分以外のハードウェア」には、画像読取部10及び画像形成部12以外のハードウェア(例えば、操作部16、表示部18、及び制御部28内のCPU22、メモリ24、記憶部26等)が含まれる。これらのハードウェアにより、画像読取処理及び画像形成処理に関連する操作や表示を適宜行うことができる。
【0034】
実施例1に係る画像処理装置100によれば、外部記憶装置40内に印刷可能なデータがある場合に画像形成部12の節電解除を行い、外部記憶装置40が書き込み可能である場合に画像読取部10の節電解除を行う。このように、必要に応じてハードウェアごとに節電解除を行うことにより、画像処理装置100の全体を節電解除する場合に比べ、消費電力を低減することができる。これにより、消費電力の低減を効率良く行うことができる。
【0035】
実施例1において、外部記憶装置40が書き込み不可であり、かつ外部記憶装置40内に印刷可能なデータがない場合に、ユーザに対し警告を行う構成とすることもできる。警告処理のフローチャートを図3に示す。ここで、ステップS30及びS32はそれぞれ図2のステップS20及びS24と同じである。ステップS30及びS32が共にNOである場合、制御部28はユーザに対し警告を行う(ステップS34)。例えば、表示部18にエラーメッセージを表示することにより、ユーザに対する警告を行うことができる。この場合、表示部18による警告処理を行うために、図2のステップS28において表示部18の節電を解除する。すなわち、図2のステップS28では、画像読取部10及び画像形成部12の節電が共に維持される場合でも、その他のハードウェアについては、必要に応じて適宜節電解除が行われる。
【0036】
実施例1では、制御部28が通常モードと節電モードの2段階で消費電力の調節を行う構成としたが、3段階以上の電力供給モードを設けてもよい。例えば、図4に示すように、節電モードを消費電力が中程度の第1節電モードと、消費電力が小さい第2節電モードに分割し、通常モードと合わせて3段階の電力調節を行う構成とすることができる。第1節電モード及び第2節電モードのいずれの場合でも、節電解除の条件が満たされた場合には通常モードへの復帰が行われる。このように、電力供給の段階をさらに細かく設定することで、消費電力の低減をより効率良く行うことができる。
【0037】
実施例1では、ステップS28において、節電が維持された部分以外の節電を一律に解除することとしたが、画像読取部10及び画像形成部12以外のハードウェアの節電解除は、一律に行わなくともよい。例えば、画像読取部10のみが節電解除された場合に、画像読取処理に最低限必要なハードウェア(例えば、操作部16、表示部18、及び制御部28)のみを節電解除する構成とすることができる。また、画像形成部12のみが節電解除された場合に、画像形成処理に最低限必要なハードウェア(例えば、操作部16、表示部18、及び制御部28)のみを節電解除する構成とすることができる。このように、画像読取部10及び画像形成部12以外のハードウェアについては、節電解除条件を適宜設定することができる。
【0038】
実施例1では、画像処理装置100が画像読取部10及び画像形成部12の両方を備える構成としたが、画像読取部10及び画像形成部12のいずれか一方のみを備える構成としてもよい。画像読取部10がない場合には、図2のステップS24及びS26は実行されず、画像形成部12がない場合には、図2のステップS20及びS22は実行されない。
【0039】
実施例1では、節電の規定時間を超えた場合に画像処理装置100が節電モードへと移行する構成としたが、節電モードへの移行条件はこれ以外にも設定することができる。例えば、操作部16で所定の操作を行うことにより、画像処理装置100を即座に節電モードへと移行させる構成とすることができる。
【0040】
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
【符号の説明】
【0041】
10 画像読取部
12 画像形成部
14 ネットワークI/F部
16 操作部
18 表示部
20 接続部
22 CPU
24 メモリ
26 記憶部
28 制御部
30 電源
32 データバス
40 外部記憶装置
42 スイッチ
100 画像処理装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
外部記憶装置を接続可能な接続部と、
前記外部記憶装置に記憶する画像データを読み取る画像読取部と、
前記画像読取部に供給される電力を制御する制御部であって、通常モード及び前記通常モードより消費電力の少ない節電モードを選択可能な制御部と、を備え、
前記制御部は、前記節電モード中に前記外部記憶装置が前記接続部に接続された場合に、前記外部記憶装置が書き込み可能であるかを判定し、書き込み可能である場合には前記画像読取部への電力供給を前記通常モードで行い、書き込みが不可能であれば前記画像読取部への電力供給を前記節電モードで行うことを特徴とする画像処理装置。
【請求項2】
前記画像処理装置に記憶されたデータに基づき画像形成を行う画像形成部を備え、
前記制御部は、前記節電モード中に前記外部記憶装置が前記接続部に接続された場合に、前記外部記憶装置に画像形成が可能なデータがあるか否かを判定し、画像形成可能なデータがある場合には前記画像形成部への電力供給を前記通常モードで行い、画像形成可能なデータがない場合には前記画像形成部への電力供給を前記節電モードで行うことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記記憶装置が書き込み不可であり、かつ前記記憶装置内に画像形成が可能なデータがない場合に、ユーザに対する警告を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
コンピュータに対し、
外部記憶装置を接続可能な接続部に対し、外部記憶装置が接続されたか否かを判定するステップと、
前記外部記憶装置が書き込み可能であるかを判定するステップと、
前記外部記憶装置が書き込み可能である場合に、前記外部記憶装置に記憶される画像データを読み取る画像読取部への電力供給を、通常モード及び前記通常モードより消費電力の少ない節電モードのうち、前記通常モードにより行うステップと、
前記外部記憶装置が書き込み不可能である場合に、前記画像読取部への電力供給を前記節電モードにより行うステップと、
を実行させることを特徴とする画像処理装置の制御プログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2012−226493(P2012−226493A)
【公開日】平成24年11月15日(2012.11.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−92305(P2011−92305)
【出願日】平成23年4月18日(2011.4.18)
【出願人】(000005496)富士ゼロックス株式会社 (21,908)
【Fターム(参考)】